第二次二次キャラ聖杯戦争@ ウィキ内検索 / 「シンデレランサー」で検索した結果

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  • シンデレランサー
    シンデレランサー ◆OSPfO9RMfA  蒼い槍騎士が姫を抱え、城に戻る。  その様を、城の屋根に立つ赤黒のアサシンが伺っていた。  アサシンは『悪魔の目玉』をその場に置く。 「動くな。一歩でも動いたら殺す」  『悪魔の目玉』をジゴクめいた瞳で睨み付ける。  実際コワイ。  『悪魔の目玉』は恐怖のあまり、カナシバリのジツに掛かったかのように微動だにしない。  それを見たアサシンは、赤黒の風と化して消えた。  イクサの始まりだ。 ◆  遠坂邸から出たクー・フーリンは実体化し、『探索のゲーナス』のルーンを描き始める。  魔力がほぼ枯渇している中、ルーンを使うのは余り好ましくはない。だが、ここに来るまでの警戒はほとんど出来ていない。  五感のみでは把握しきれない、五体が満足でない時だからこそ、ルーンが頼りになる。  ルーンを...
  • 野原しんのすけ
    ...fzI16 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/幼稚園B-4/遠坂邸 午前 ◆OSPfO9RMfA 054 伝説を呼ぶマジカル聖杯戦争! 野原しんのすけ B-4/幼稚園 午前 ◆IbPU6nWySo 077 アサシン・オブ・アンタイ・オバケ・ニンジャ 野原しんのすけ&アサシン B-4/街中 午前 ◆ggowmuNyP2 088 ヒーローズ・オン・ザ・マッポー・ワールド ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン C-3/北東B-4/西南 午後 ◆tHX1a.clL. 108 ゼア・イズ・ア・ライト ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン足立透&キャスターアサシン(ベルク・カッツェ)ルーラー(ジャンヌ・ダルク) B-4/野原家周辺B-4/大魔宮B-4 夕方 ◆holyBRftF6
  • 遠坂凛
    ...99zVs 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/幼稚園B-4/遠坂邸 午前 ◆OSPfO9RMfA 055 diverging pointMoondive Meltout 岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー B-4/遠坂邸 午前 ◆ysja5Nyqn6 078 aeriality心の在処 ルーラー(ジャンヌ・ダルク)カレン・オルテンシア岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー ?-?/???C-3/商店街近くの公園 午前 ◆ysja5Nyqn6 087 卓袱台会議 岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー B-4/遠坂邸 午後 ◆OSPfO9RMfA 113 角笛(届かず)角笛(確かに) 東風谷早苗&アーチャー本多・正純岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサーカレン・オルテンシア D-5/教会周辺C-3/月海原学園B-4/遠坂邸D-5/教会 午後 ◆ysja5N...
  • ◆OSPfO9RMfA
    ...9RMfA 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/遠坂邸B-4/幼稚園 午前 ◆OSPfO9RMfA 059 何処までも暗い闇の中 間桐桜 キャスター C-1/山小屋 午前 ◆OSPfO9RMfA 062 再現された仮想現実世界 ホシノ・ルリ&ライダー B-9/住宅街(天河食堂前) 午前 ◆OSPfO9RMfA 068 異邦の地で生きるということ 東風谷早苗&アーチャー C-9/廃教会へ移動中 午前 ◆OSPfO9RMfA 075 『憎悪の魔王』/『敗者の王』 言峰綺礼&セイバー C-3/月海原学園購買部 午前 ◆OSPfO9RMfA 076 衛宮とエミヤ 衛宮切嗣&アーチャー B-6(南)/レンタカーの店C-7(北西)/民家 午前 ◆OSPfO9RMfA 080 対話(物理) 聖白蓮&セイバージョンス・リー&アーチャー C-8/図書館付近C-8...
  • クー・フーリン
    ...99zVs 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/幼稚園B-4/遠坂邸 午前 ◆OSPfO9RMfA 055 diverging pointMoondive Meltout 岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー B-4/遠坂邸 午前 ◆ysja5Nyqn6 078 aeriality心の在処 ルーラー(ジャンヌ・ダルク)カレン・オルテンシア岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー ?-?/???C-3/商店街近くの公園 午前 ◆ysja5Nyqn6 087 卓袱台会議 岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー B-4/遠坂邸 午後 ◆OSPfO9RMfA 113 角笛(届かず)角笛(確かに) 東風谷早苗&アーチャー本多・正純岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサーカレン・オルテンシア D-5/教会周辺C-3/月海原学園B-4/遠坂邸D-5/教会 午後 ◆ysja5N...
  • SSタイトル元ネタ
    ...の体現者」 049 シンデレランサー 童話「シンデレラ」+ランサー 050 主よ、我らを憐れみ給うな カトリック「憐れみの賛歌」。キリエ・エレイソン(主よ、憐れみたまえ) 052 国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり キリスト教「主の祈り」の一節 053 落とし穴の底はこんな世界 摩天楼オペラの楽曲 054 伝説を呼ぶマジカル聖杯戦争! 映画クレヨンしんちゃんのタイトルテンプレート。○○を呼ぶ×× 056 電脳淫法帖 「バジリスク~甲賀忍法帖~」及び原作小説「甲賀忍法帖」の作者山田風太郎の忍者小説タイトル。○○忍法帖 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” アニメ劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」 058 信仰は儚き人間の為に 「東方風神録 ~ Mountain of Faith.」5面ボス(東風谷早苗)戦闘BGM 060 Imitation/午前9時52...
  • 【001~050】
    ...Tw8mw 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/幼稚園B-4/遠坂邸 午前 ◆OSPfO9RMfA 050 主よ、我らを憐れみ給うな テンカワ・アキト&バーサーカーカレン・オルテンシア B-9/住宅街(天河食堂)B-9/住宅街 早朝 ◆TAEv0TJMEI table_sorter plugin Error テーブル名は半角英数字で指定してください 時間順 【オープニング】 【1日目】 【2日目】 投下順 【001~050】 【051~100】 【101~150】 【151~200】 ▲上へ
  • ニンジャスレイヤー
    ...fzI16 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/幼稚園B-4/遠坂邸 午前 ◆OSPfO9RMfA 077 アサシン・オブ・アンタイ・オバケ・ニンジャ 野原しんのすけ&アサシン B-4/街中 午前 ◆ggowmuNyP2 088 ヒーローズ・オン・ザ・マッポー・ワールド ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン C-3/北東B-4/西南 午後 ◆tHX1a.clL. 108 ゼア・イズ・ア・ライト ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン足立透&キャスターアサシン(ベルク・カッツェ)ルーラー(ジャンヌ・ダルク) B-4/野原家周辺B-4/大魔宮B-4 夕方 ◆holyBRftF6 112 スタンド・アップ・フォー・リベンジ ウェイバー・ベルベット&バーサーカーアサシン(ニンジャスレイヤー) B-4/野原家...
  • インデックス&ランサー
    インデックス ランサー ◆KORpq6DB2. 「……どうですか、インデックスさん」 ギターケースを背負ったセーラー服の少女――ランサー、姫柊雪菜が問いかける。 「うー……このまま街の中を見回ってもダメだと思う。 どこに行ってもこの空間を動かしてる術式の宗教的な『色』が見当たらないんだよ。 これじゃあ危ない人に見つかる確率を無暗にあげるだけかも」 傍らの修道服姿の小柄な少女――ランサーのマスター、インデックスがそう返す。 学校の食堂で記憶を取り戻したインデックスは空き教室へ駆け込み即座にランサーを召喚し、 自己紹介もそこそこに街中へと繰り出した。 戦争が本格的に始まる前に、少しでも『方舟』の内部について知ろうとしての事だったのだが、 残念ながら空振りに終わってしまったようだ。 「そうですか…。 私もさっきから空間に不審な点がないか見てますけれど...
  • 高尾部長&ランサー
    「あれ、ここ……?」 瞼を重たげに持ちあげながら少女は意識を覚醒させた。 ぶよん。 誰もいない教室。開いた窓から吹いた冷たい風が、寝起きの熱を帯びた体を心地よくなぜる。 「私、確か学校で……ううん、月海原(ここ)じゃない。府上(あそこで)あいつらとゲームしていて……」 ぶよんぶよん。 ってさっきからぶよぶようっせーなッ!? こらー!ちゃんとナレーターしないとだめじゃないですかこらー! 何でナレーターが突っ込まれてんだッ!! そうですよー部長ー。ツッコミをとっちゃったら先輩からなにも残らないじゃないですか。 ナレートッ! ナレーションが残るよ!! はぁ? たかが机に突っ伏した高尾のbd(これ)が潰れてることも言えないお前に務まるのか? その指の形をやめろぅッ!! っていうかまだあいつの名前も説明してねーよ! そうだぞお前達。私たちがこうしている間にも状況は刻一刻と動...
  • 秋葉流&ランサー
    風が、吹き荒ぶ。 記憶を失っても。 嫉妬と羨望の眼差しを向けられない日常を送っていたとしても。 彼の心の奥底では、常に風が鳴り響いていた。 仮初めの平穏程度が、彼の心に渦巻く風を止められる道理もなく。 故に、彼がその音に気付き、真なる己を取り戻す事も、また決まりきっていた事なのだろう。 「――ああ、随分とくだらねえ夢を見てたみたいだな」 クク、と自嘲混じりの空虚な笑みを男、秋葉流は浮かべる。 自身の家としてあてがわれたのは、自分が裏切った少年の生家を模した寺院。 なんとも趣味の悪い冗談だ。 この戦争の主催者は生粋のサディストに違いないと、呆れ半分に呟く。 悪趣味ついでと、流の足が外へと向かう。 辿り着いたのはあの化け物が封じられていたという土倉。 あの化け物でも縫い止められていないかと、軽い気持ちで扉を開く。 一瞬、言葉を失った。 そこ...
  • 遠坂凛&ランサー
    遠坂凛&ランサー ◆F61PQYZbCw  妹が離れ父が死亡し母が狂った。  これが彼女の親族の成れの果てであり独り残された少女は似たように構成された住居で泣いている。  見知らぬ場所だが知っている、この家は彼女の家であるのは間違いない。  方舟に構成された限りなく現実世界に近い空間で彼女は独り……泣いていた。  ここは聖杯戦争……運命の崩壊を引き起こした根源であるあの記憶の亜種。  舞台と役者は違えようど彩る装置は変わらず願いを餌に殺戮を強要する。  少女の名前は遠坂凛、由緒正しき遠坂の実縁に該当する正式後継者だ。  幼いながらも初歩魔術を行使出来る程の天才であり、彼女もまた自分でその才能を理解している。  順当に行くならば偉大な魔術師に昇り詰めた父に全てを叩きこまれ立派な後継者になるはずだった。  だが聖杯戦争と呼ばれる奇跡を覗かせた永遠の闇に全て...
  • シロエ&ランサー
    ◆ 迷い無き覚悟を貫くことができれば、世界だってきっと変えられる。 ◆ 戦争の夢を見る。 100年前に端を発した民族対立は、長く続いた王朝を崩壊させて大陸全土に及んだ。 大陸に住まう雑多な民族は、その全てが民族自決の意識を持つに至り、かつての隣人との分裂、そして闘争を決意する。 そして100年の時を経ても、その争いは終わらなかった。 いや、むしろ更に重篤な症状として大陸を包んでいたと言っていい。 滅亡と分裂、そして一種の冷戦状態を経て、更に異常な状態となった民族的感情は、ある一つの切欠によって爆発し、大陸全土を争乱の渦へと巻き込んだのだ。 ――その対立する民族意識の中で、ひとつの理想を抱いた少女がいた。 「百年も前の事ってそんなに大事なのかな……生まれた時から、殺し合い、憎み合うことが決められてるなんて……」 「ボクは、それが当たり...
  • 福永ユウジ&ランサー
    福永ユウジ&ランサー ◆FFa.GfzI16 龍の頭を模した兜。 兜から流れる長い金髪。 群青色の軽装に包まれた豹のような細くも力強い身体。 そして、何よりも目に惹くのは禍々しくも神々しい槍。 今、英霊が歴史に誇る『宝具』が確かに現界しているのだ。 ランサーのサーヴァント――――カイン・ハイウインドは目の前のマスターを見つめた。 その視線に当てられ。 ゴクリ、と。 マッシュルーム・カットのランサーのマスター――――福永ユウジは息を呑んだ。 派手な柄のシャツと同じく派手なスカーフ。 少なくとも街中を歩いていれば、思わず振り向いていそうな個性的な姿だ。 常に人を喰ったような挙動のフクナガも、本物の英雄を前にしてわずかにたじろぐ。 「今回の聖杯戦争においてランサーのクラスで現界した。  ともに聖杯を手に取ろう」 ランサーは気品すら感じる物腰でフク...
  • ネルガル&ランサー
     我等の世界に意味などなく  そこに生きる我等にも 意味などない  無意味な我等は 世界を想う  そこに意味は無いと知ることにすら  意味など無いというのに  □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  ――――男は力を欲した。最初は、大切なものを守るために――。  □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  そこは結界のようなものだった。膨大な魔力をに注ぎ込まれた陣地作成。  遺跡のような趣のあるどこかで、  災いを招く者――ネルガルは笑った。 「お前が私のサーヴァントか……」  サーヴァントは静かに……ああ、と答えた。  そのサーヴァントの容姿を的確に比喩するならば、悪魔だった。  人の温かみを感じさせない白い肌。すらりと伸...
  • 泉研&ランサー
    「ジュラル星人め!よくもこんなキチガイ聖杯戦争を!」 偽りの未来の街の夕焼けの下、一人の異装の少年が怒りの叫びを上げていた。 彼の名は泉研。もう一つの名をチャージマン研という。 警視総監の依頼で精神病院に患者を装って潜入していた際、院内でおかしな木片を拾い上げ そして気がつくとこんなところに転送されていたのである。 「英霊を七種のサーヴァントとして召喚し、万能の願望器・聖杯を賭けて最後の一組になるまで戦わせる聖杯戦争……  ジュラル星人の仕業に違いない!」 研はそう断言した。特に理由は無い、悪事がジュラル星人の仕業なのは当たり前である。 おそらく研を抹殺するためにこんな聖杯戦争などというキチガイじみた催しを開いたのだろう。 回りくどい手が好きなジュラル星人ならそのくらいはする。 他の参加者やサーヴァントもジュラル星人の変装か、もしくはジュラ...
  • 伝説を呼ぶマジカル聖杯戦争!
    ...point 049 シンデレランサー 時系列順 055 diverging point BACK 登場キャラ NEXT 049 シンデレランサー 野原しんのすけ 076 アサシン・オブ・アンタイ・オバケ・ニンジャ
  • 岸波白野・ランサー
    岸波白野・ランサー ◆Ee.E0P6Y2U ああ――それはなんと待ち遠しい、         希望に満ちた―――― 0100001010101101010101001010101010110101 1001010110101011001010101010110101 1001010110101011010101010001001101010 1010010001010101 1010101010001001101010 10100100010101010101010 0101010110100 ……中枢領域に未確認データを確認。 対象の価値<バリュー>をスキャンします。 ラベル:繧ィ繝ぅ繧ソ カテゴリ:有・測定拒否権により免除 クオリティ:E- 100101011010101 10101010100010011010100...
  • ルイズ&ランサー
     サモン・サーヴァントの呪文を唱えたら、自分の手にルーンが刻まれていた。  何が起きてるのか解らない。 「あたし、レジーナ!ランサーよ。マスターの名前は?」  いや、本当は解っている。  聖杯戦争の事も、目の前の少女が自らのサーヴァントだという事も、何故か知識にある。 「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ……」 「長い名前~」  夜空を見上げる。 「月が一つ足りないじゃない」 「あっ、違う世界からきたのね!トランプ王国って知ってる?」 「知らないわよ」 「そう。それで、ルイズの願いは何?」 「え……」 「あるんでしょ?」 「ある、けど……」 「なら、優勝目指して頑張るのよっ!」  優勝の言葉に、体が震えた。 「だっ、駄目よ!人を殺すなんて!」 「じゃあ、優勝は止めね」 「へ……?」  何を言ってる...
  • 天海春香&ランサー
    「ただいま戻りましたー!」 扉が開き、事務所の中にリボンをつけた少女が現れる。  「あれ、誰もいない?小鳥さん買い出し中なのかな?」 テレビ局の番組の収録から戻った少女、天海春香は キョロキョロと辺りを見回しながら 他のアイドル仲間がいないか、事務所の奥へと入っていく。  「みんなまだ、お仕事終わってないのかなぁ……ん?」 辺りを見回していた春香は応接の机とソファーのあるスペースの方向を見て立ち止まる。 その近くにあった事務所に所属するアイドル13人分ある黒い箱。 毎日ファンから山ほど送られてくる手紙やグッズなどが収められている箱だ。 その中に一番上に目立つように置かれているものがあった。  「これ、何だろ……?」 春香は自分宛ての手紙、プレゼントが置かれている箱に近づいて見る・ すると、木でできた胸飾りのようなアクセサリ...
  • 朽木ルキア&ランサー
    「はっ、はっ、はっ───」 少女は駆ける。 記憶は取り戻した。 聖杯戦争、そのシステムなどは全て頭の中に入っている。 しかし─── 「何なのだ、アレは・・・ッ!」 灰色の制服を風に靡かせ、駆けるその背後。 黒い図体をした理性の無い怪物が、その少女を狩らんと追い詰める。 (チィッ、まだ私のサーヴァントとも会えておらぬというのに!) このままじゃ、やられる。 追いつかれたのち、この身体を引き裂かれてこの体は無残に意思持たぬ肉塊へと成り下がる。 それだけは御免だ。 ここまで来て、記憶を取り戻して───あと少しのところでやられるなど、我慢の出来ようはずもない。 ならば、と。 少女は怪物に向き直る。 ───何度も繰り返した、内なる力を練る感覚。 「───『君臨者よ』」 掌を向け、正面の敵へ。 轟音を挙げながら、怪物は...
  • 不動遊星&ランサー
    不動遊星&ランサー ◆Vj6e1anjAc 「あんたが、俺のサーヴァントなのか……?」  不動遊星は困惑していた。  もちろんここに至るまでの、ほとんど全てが異常事態ではあった。  謎の木杭を分析しようとしたら、こんな所に飛ばされてしまったことも。  そこで記憶を封じられ、しばらく触れていなかったデュエルモンスターズに、再び熱中していたことも。  そしてある拍子に記憶を取り戻してみたら、聖杯戦争などという、奇妙なゲームに巻き込まれたこともだ。  しかしこれは極めつけだった。参加者に用意されるサーヴァントが、よもやこんな奴だったとは。 「そうなんでーちゅ」  ふざけた語尾の割に口調は真面目だ。  そんな風に返事をしたのは、筋骨隆々とした大男だった。  ブロンドヘアと高い鼻は、恐らく外国人だろう。その視線には穏やかさと共に、強い意志が伺える。  驚くべきはそんな彼が、...
  • 寒河江春紀&ランサー
    寒河江春紀&ランサー ◆MQZCGutBfo 『死ねないよ、簡単には。……生きてるってことは、赦されてるってことだから』 偽りの学園生活。 ミョウジョウ学園十年黒組。 小中高一貫教育の十年、つまりは高校一年生。 伊介サマ以外はみんな年下のようだったが、 それでも女子高生の生活ってのはこういうモンか、と楽しんでいた。 まあもっとも。もし高校なんかに通えていたら、既に卒業している歳ではあるんだけど。 正直、悪いものではなかった。 たとえ———全員暗殺者だったとしても。 ———初めて人を殺したのは、いつだったか。 ワイヤーで首を絞め、相手が必死にもがくさまを見て。 こっちも必死になって、動かなくなるまで締め続けた。 命が失われる感触。 こんなものに慣れなくちゃいけないのか、なんて思った。 初めて人を殺した報酬で、憧れて...
  • ファサリナ&ランサー
    ファサリナ&ランサー ◆FbzPVNOXDo 「や、やめろおおおおおお!!!」 少年はその純潔を散らした。 少年は高校に上がったばかりだった。 少年には気になる女の子が居た。 少年には夢があった。 少年には未来があった。 そんな罪のない少年だった。 ただ、その時近道をしようと公園のベンチの前を通ったのが運の尽きだった。 「―――やらないか」 「アッー!!!」 だがこの一突きで全ては無残に崩れさり、その一生に終焉を告げる。 刺しては挿入れ、刺しては挿入れ。女性との性交を模したその行為を、人は皆ホモセックスと呼んだ。 「ふぅ」 白い液体を肛門から垂れ流した死体を横に阿部高和は一息吐いていた。 これで今夜の魔力補充は十分。……少しヤリ足りない気がするが、まだこれは本命の為に取っておこう。 そう考えた阿部はイチモツをし...
  • 爆致嵐&ランサー
    爆致嵐&ランサー ◆Emjcf.lfLU そこは巣だった。 独特の粘膜に覆われ、そこを築いた住民にとって心地よい環境にしたてあげられている。 ここはムーンセルのが再現した冬木市。その下水道 本来ならネズミやゴキブリくらいしか好んで住みたがらない不潔な空間だが、現在そこを拝借している参加者にとって、拠点としては非常に有効な場所なのだ。立地的にも、環境的にも 卵だ。 そうとしか思えないような粘着質な物体が、広い空間に敷き詰められている。 既に付加しているものもあれば、まだぴったりと閉じているものもある。 そして、孵化したものから生まれたものだろうか。何とも奇妙な生物が見受けられた。外見は蜘蛛か蟹に似ている、白っぽい褪色の何か そのほとんどは、役目を終えてすでに死ぬか、新たな次世代の繁殖に勤めていた。 繁殖といっても、肌を重ねるわけではない。壁の粘膜に拘束され、身動...
  • は行の用語
    ...しかける。(049 シンデレランサー) そうして、凜組はバーンを殺害せざる得なくなったが、令呪残り二画、魔力枯渇という背水の陣だった。 そこで凜組は、次に会った主従に協力を求めるという一か八かの博打を行った。 その結果、出会った主従は、凜組と因果のある白野組であった。 白野組は協力を快諾。対バーンの共闘も快く引き受ける。(055 diverging point) しかし、バーンもただ座して待っていた訳ではない。 拠点とする高層マンションの住人NPC、総勢約250人を魂食いして、豊富な魔力を手に入れる。 また、ニンジャスレイヤーの反旗に気付いたバーンは、即座に報復としてしんのすけ殺害を部下に命じる。(065 喰らう者たち 喰われる者たち) その為、ニンジャスレイヤーはしんのすけを襲う魔物の迎撃に追われる事になる。(077 アサシン・オブ・アンタイ・オバ...
  • 堂島静軒&ランサー
    宝船―――― ながき世の とをのねぶりの みなめざめ 波のり船のおとのよきかな ――――画圖百器徒然袋/卷之上・卷之下 鳥山石燕/天明四年                         * 輝ける文字の曼荼羅が床となり、螺旋を描く奇怪な地。 その中心に一人佇つ男の姿がある。 真っ白い和服に小豆色の羽織り。 胸には籠目紋。確乎りした顎。 真っ直ぐな眉。鷹のような眼。 そして――手の甲に刻まれた紋様。 男の表情は明瞭且つ落ち着いたものである。 明らかに異常な状況下にあって些かの動揺もないその様は、それ自体が男の異常性を示してもいた。 ぐらりと――揺れる。 空間そのものが振動し、男の眼前に光が噴出す。 「――サーヴァント・ランサー。招きに応じ、参上したぞ」 光から現れた人物をその眼で見て、猶も男は余裕を...
  • 戦争考察 NPC編
    ...意 投下順 049 シンデレランサー 042 鋏とおさげ 時系列順 049 シンデレランサー BACK 登場キャラ NEXT 034 既視の剣 衛宮切嗣&アーチャー(エミヤシロウ) 061 戦場に立つ英雄/台所という名の戦場
  • ラピュタ王&ランサー
    ラピュタ王&ランサー ◆RVPB6Jwg7w  順当な『優勝候補』だけ集めて競わせても、面白くもあるまい? 「……と、考えるはずなのだよ。これだけの参加者を集めるというのなら、な。  力の及ばないもの、知恵の足りぬもの、戦意なきもの。  必ず混じってくるはずだ」 「なるほど、なるほど……そこにつけこもう、って訳か。いい読みだな」 暗い部屋の中で、2人の男が互いの顔を見合わせてほくそ笑んでいた。 1人は線の細い、サングラスをかけた神経質そうな男。 1人は重厚な鎧に身を包んだ、見上げるほどの巨漢の男。 サングラスの男は、手の中の木片を弄ぶ。 その手の甲には、燦然と輝く令呪の文様。 「伝承の記録にもあった『ラピュタの至宝』の1つ、『ゴフェルの木片』。  その探索は後回しだと思ってはいたが、まさかあのタイミングで私の手に収...
  • アルヴィス&ランサー
    アルヴィス&ランサー ◆jb1z7kQ0l2 ポッカリと空に浮かぶ満月に並ぶように、さながらバベルのように高層ビルが起立する。 その建築途中の高層ビルの名は神殿(シュライン)。 この神殿を建築するため土地は整理され、周囲には鏡のようにまったいらな地面が広がっていた。 遮るものもなく吹きすさぶ強い風に、目を引くような赤いマントが翻り、焔のような赤い髪が揺れる。 月光が長い影を地面へと落とすシュライン前。そこに立っていたのはその場に似つかわしくない壮齢の魔術師だった。 その身形は彼が高貴な身分であると一目で分るほどの品格を漂わせており、ある種の近寄りがたい雰囲気を醸し出している。 だが、立ち尽くすその表情はどこか暗く、かつて精悍であったろう顔は苦労が滲むように影を帯び、眉間に刻まれた苦悩の証は深い。 魔術師の名はアルヴィス。 炎の聖戦士ファラの血を引くヴェルトマー公爵...
  • 坂田銀時&ランサー
    努力・友情・勝利    *   *   * 「オイオイオイどーなってんのこれ」 そう言いながら男は銀色の頭をボリボリと掻いた。 黒い服の上に白い着流しという独特のファッションセンス。 四方に跳ねた銀色の天然パーマに何とも気だるげな声……と、その男を特徴付けるものは多い。 だがその男を最も特徴付けているのはその眼である。 死んでいる。どうしようもないぐらいに死んだ魚の眼をしている。 そんな目をした侍――坂田銀時は眉間にしわを寄せた。 「確か学校で教師やってる夢を見て、えーと……っていうかここ何処?  何、これも夢の続き?」 夢の中で何かどう見てもキッツいのが制服着てたから、『お前のようなJKがいるかボケェェェェェェ!』とかいって突っ込んだら、次の瞬間ここにいたのだ。 そもそもいつ夢を見るぐらいに眠りこけてしまったのか、おぼろげな記憶を...
  • アレクサンド・アンデルセン&ランサー
    アレクサンド・アンデルセン&ランサー ◆holyBRftF6  二人の男がいた。  彼らは、化物となった。  故に、化物としての戦いが定めだった。  ■ ■  天を突くかのようの立ち並ぶ摩天楼。その様子はまさしく、月夜を削る威容。  だが、それが真に天を突き夜空を削ることはない。  そのスカイスクレイパーは、月によって再現されたものであるのだから。  摩天楼の頂上の一つに、二人の男がいる。一人の主と一人の槍兵がいる。一人の神父と一人の王がいる。  彼らは互いに向かい合いながら、睨み合いながら、しかし互いを見てはいなかった。  見ているのは、彼ら自身であった。  ただ高所の風に身を晒しながら、衣服がはためく音のみを発しているのであった。  彼は共にカトリックである。  片割れはのっぴきならぬ事情で正教徒からカトリックへ改宗した身...
  • イワーク・ブライア&ランサー
    モロトフ――テッカマンランスは闇の中から目覚める。 記憶の最期は光で溢れている。忌々しい裏切り者、テッカマンブレードのボルテッカの光だ。 どうやら自分はブレードに敗れ、死亡したようだ。 が、どういう訳か今こうして再び肉体を得て、ランサーという名を拝命し戦場に臨んでいる。 「お、お前が俺のサーヴァントなのか……?」 目の前に立つ中年の男、これがマスターというものらしい。 人間と組むなど言語道断、優越種たるラダムのする行いではない――そうわかってはいても、拒否する事は出来ない。 この人間の手に輝く令呪、あれを使われればランスの二度目の生はあっけなく終わる。 しかしランスには使命がある。上位種であるテッカマンオメガの参謀として地球を侵略するという使命が。 その使命の重さに比べれば、一時の屈辱など何ほどのこともない。 湧き上がる不快感を噛み殺し、テッカマンランスは重...
  • 呉島貴虎&ランサー
    呉島貴虎 ランサー ◆Z9iNYeY9a2 「光実……」 俺は、弟を止めることができなかった。 光実を殺すことが、あいつを苦しみから救う唯一の道だと分かっていながら、最後の最後に躊躇った。 その結果が、俺の死だ、と。 川に投げ込まれ、水の底へ沈みゆく中でそう思った。 だが、それでもまだ諦めきれなかったのかもしれない。 奇跡を求めたのかもしれない。 水底から伸ばした手が、ふと何かの木片に触れたその瞬間。 俺の意識は水の底から消失した。 ◇ 記憶を取り戻すまでの時間は、とても穏やかなものだった。 笑顔で笑う光実を学校まで送り。 休日には街で葛葉達と踊る光実の姿を見て拍手し。 凌馬やシド、耀子達と働く日々。 インベスもオーバーロードもいない。 世界の人々を天秤にかけなければならないような敵もいない。 とても...
  • 来ヶ谷唯湖&ランサー
     白。世界も、思い出も、自分と大事な人も、何もかもが白一色に埋め尽くされていく。  抱き締めている存在の温もりが消える間際、彼女の手に何か固いものが触れた。  途端に彼女の意識は一転して闇に飲まれていった。  黒。あるいは闇。それだけが待つ箱の中に帰る間際、彼女の耳はその音を捉えた。  美しいけれど悲しいピアノの旋律。  だから、気が付けば彼女は呼びかけに答えるかのように手を伸ばしていた。  ■  ■  ■ 「見つけた。貴方が今度のマネージャー?」  ドアを開けて目にした少女に、ランサー――エリザベート・バートリーは訊ねた。  彼女が召喚された場にマスターの姿はなかった。  周囲を見回してみるが、そこは何の変哲もない無人の教室でしかない。  ただ、音だけがスピーカーから流れていたので、確かに感じるマスターとのパスを辿ってこの放送室という場所へと...
  • アニェーゼ&ランサー
    <カトリック系孤児院 フェルディナントルークス院> 「一日の働きを終えたわたしに、やすらかな憩いの時を与えてくださる神よ。  あなたに祈り、感謝します。今日一日、わたしを支えてくれた多くの人たちにたくさんの恵みをお与えください。  わたしの思い、言葉、行い、怠りによって、あなたを悲しませたことがあれば、どうかお赦しください。  明日はもっと良く生きることができますように。悲しみや苦しみの中にある人たちを、お助けください。  わたしが幸福の中にあっても、困っている人たちを忘れることがありませんように――」  いくつもの布団が敷かれた孤児院の大部屋に、寝間着へと着替えた子どもたちの聖なる唱和が広がる。  その中心にいるのは漆黒の修道服を着た少女。  歳は10をいくつか過ぎた頃、髪は赤みの強い茶髪……いわゆる赤毛で、エンピツぐらいの三つ編みがたくさんある髪型だった...
  • ミカサ・アッカーマン&ランサー
    ミカサ・アッカーマン&ランサー ◆FFa.GfzI16 市立図書館。 ミカサ・アッカーマンは愛用のマフラーを膝元にかけ、個室ビデオコーナーに座り込んでいた。 迷彩を突き刺すような強烈な光が飛び込んでいく。 耳元から無慈悲なほどに注ぎ込まれる未知の情報がミカサのニューロンを焼く。 彼女のゴースト、コトダマ、霊的情報、総じて『魂』と呼ばれるものに、説明不能な痛みが走る。 それでもミカサの意識は目の前の映像に集中していた。 世界は、美しい。 世界には『海』というもの存在する。 そこは塩分濃度が非常に高い水で構成されている。 高級品である塩、それを多く含んだ水が取りきれないほどにあふれているというのだ。 すべての生命の源は『海』であるという。 正確に言えば、がぐつぐつと波を打っている生命の存在を許さない『炎の水』の『海』から生まれた。 そう、『炎の水』...
  • カオスヒーロー&ランサー
    カオスヒーロー ランサー ◆EIyzxZM666 (これは夢…だったのか…わるい夢…いや…いい夢…だった…) ――――これで終わりだと思ったんだがな。 現世での最後の記憶。あいつと全力を振り絞って戦い、そして敗れた。 あとはただ消滅するだけで、実際俺ももう意識はなかったんだが、どうやらあれで最後とはいかなかったようだ。 原因は俺が使っていた刀。パートナーであったりえに貰った物だが、この刀の柄にゴフェルの木片というものが使われていたらしく、これが俺をここへ呼び寄せたらしい。 りえはこれがどういうものか知っていたのか、何を思って俺にこれを渡したのか、今となっては分からない。 この辺りは東京のどこかを再現したような街らしく、駅などなんとなく見覚えがある気がする。 当初は記憶を無くしたNPCとして、“カオスヒーロー”だな...
  • 【1日目】
    ...Tw8mw 049 シンデレランサー 野原しんのすけ&アサシン遠坂凛&ランサー B-4/幼稚園B-4/遠坂邸 ◆OSPfO9RMfA 054 伝説を呼ぶマジカル聖杯戦争! 野原しんのすけ B-4/幼稚園 ◆IbPU6nWySo 055 diverging pointMoondive Meltout 岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサー B-4/遠坂邸 ◆ysja5Nyqn6 056 電脳淫法帖 電人HAL&アサシン狭間偉出夫&ライダー C-6/錯刃大学・春川研究室C-6/マンションの自室 ◆FFa.GfzI16 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” ウェイバー・ベルベット&バーサーカーシャア・アズナブル&アーチャー C-3(北)/英会話教室から少し離れた地点B-3(中心)/道路 ◆DpgFZhamPE 059 何処までも暗い闇の中 間桐桜 キャスター C-1/山小屋 ...
  • アニェーゼ&ランサー
    <カトリック系孤児院 フェルディナントルークス院> 「一日の働きを終えたわたしに、やすらかな憩いの時を与えてくださる神よ。  あなたに祈り、感謝します。今日一日、わたしを支えてくれた多くの人たちにたくさんの恵みをお与えください。  わたしの思い、言葉、行い、怠りによって、あなたを悲しませたことがあれば、どうかお赦しください。  明日はもっと良く生きることができますように。悲しみや苦しみの中にある人たちを、お助けください。  わたしが幸福の中にあっても、困っている人たちを忘れることがありませんように――」  いくつもの布団が敷かれた孤児院の大部屋に、寝間着へと着替えた子どもたちの聖なる唱和が広がる。  その中心にいるのは漆黒の修道服を着た少女。  歳は10をいくつか過ぎた頃、髪は赤みの強い茶髪……いわゆる赤毛で、エンピツぐらいの三つ編みがたくさんある髪型だった...
  • 鳴海歩&ランサー
    運命への殉死を遂げた先に、何が待っているのだろう。 ###### 【運命には抗えず】 鳴海歩の人生はいつだって奪われてばかりだった。 それは、普通の人間なら無条件で迎えることが出来る未来であったり、初めて好きになった女性であったり。 天使の指先と評されたピアノも、兄である鳴海清隆からすると子供のお遊びだ、滑稽極まりないものにしか映らない。 【運命とは無明の闇】 抗いは無意味だった。どれだけ手を伸ばそうとも、世界に光は灯らない。 短い人生しか生きていないが、歩は太鼓判を押せるだろう。 このどうしようもない世界は、運命に縛られている、と。 【運命は終末の盤面を描く】 それは今までの短い人生で嫌というほど証明されている。 誰を思おうが、憎もうが、愛そうが、正義も悪も夢も現実もごった混ぜにかき混ぜられ、消えてい...
  • 岩崎月光@月光条例、ランサー
    岩崎月光@月光条例、ランサー ◆hqLsjDR84w  ◇ ◇ ◇  むかぁしむかし、あるところに■■■■■■■■■■■■■■■■■■。  ◇ ◇ ◇ 「思い出したぜ」  短く吐き捨てて、目つきの悪い少年が不機嫌そうに教室を飛び出す。  岩崎月光という名の彼は、手の甲に浮かぶ令呪に見向きもせず走り出す。  なにやら奇妙な紋様が身体に浮かび上がるという経験は、初めてではない。  そもそもそんな些細な変化よりも、大事なことがあるのだ。  行く当てなどないが、とにかく行かねばならない。  というよりも、帰らねばならない。 「――待て」 「あァ?」  割って入ってきたのは、月光に負けず劣らず目つきの悪い男だった。  裾の広いズボンをはいているだけで、上半身にはなにもまとっておらず、頭にはターバンを巻いている。 ...
  • レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ&ランサー
    レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ&ランサー◆HOMU.DM5Ns 不純の一切ない清廉として空間に、水滴が零れ落ちる音が響く。 白のポットから白のカップへ。澄み切った紅色の液体が湯気をはためかせながら静かに降り注いでいく。 やがて最後の一滴が落ち、水面に波紋を残して消える。色鮮やかな紅茶の香りが少年の鼻孔をくすぐった。 「ありがとう」 見事な給仕をこなしてくれた使用人に礼を送る。 自分に向けられた笑顔に少女はあどけない顔を紅潮させ、礼儀を崩さずも慌ただしく扉を開け出て行った。 「ランサー。紅茶が入りましたよ」 少年がそこに誰かがいるかのように声をかける。 使用人が出払い、部屋には少年以外の人影はない。身を潜める死角もなく、廊下以外に別室に繋がった扉もない。 しかし少年は何の疑いもなく、そこにいるらしい何者かに声をかけた。 必ず応えが返ってく...
  • 読子・リードマン&ランサー
    読子・リードマン&ランサー 「本当に人を殺さないといけないんでしょうかぁ……?」 「ふふ、手を下すのはわたしなんだからそう心配することはないわよう」 「いえいえ、それでもマ、マスターとしての監督責任というものがありますし……」 「ん~、困ったわねぇ。どうせおっ始まっちゃえばそんなの関係なくなっちゃうと思うけど……」 とある古書店に二人の女性の姿があった。 手入れが行き届いていないのか、通路にまで本が積み上げられほとんど足を置く場所もない店内はひどく誇りっぽく、古紙の匂いが充満している。 天井から吊られた電灯はこれも古いものなのか光は暗く時折息切れしたようにチカチカと点滅している。 そんな中で言葉を交わしながら片方は下を向き熱心に本を読んでおり、もう一人は適当に本を取ってはそれをまた棚に戻すのを繰り返していた。 「私はこうやって本を読めていればそれで幸せなん...
  • 武藤カズキ&ランサー
    「ゴメン斗貴子さん――その約束 守れない」 ――本当に ゴメン 俺はあの時、斗貴子さんとの約束を破った。 一心同体だと言ったその言葉を踏みにじったんだ。 あの時の斗貴子さんの絶望した顔を、今でも忘れられない。 そうだ、忘れちゃいけない。 自分のやったことを。 俺――武藤カズキはあの時、自身の武装錬金、サンライトハートの力でヴィクターを押し上げ月へと向かった。 月ならば生命は存在せず、周囲から無差別に生命力を吸収するエネルギードレインは意味をなさない。 俺とヴィクター、両方が地上から消えれば罪もない人たちの命を吸わずに済む。 ヴィクターとの決着は月面でつける――筈だった。 だけど――月には人が、居たんだ。 正確にはその近くにある方舟。 俺とヴィクターはそこで聖杯戦争に巻き込まれた。 「畜...
  • アレクサンド・アンデルセン
    【マスター】 アレクサンド・アンデルセン 【参加方法】 アーカードとの戦いで敗死した後、方舟に魂を拾われた。 【マスターとしての願い】  方舟と聖杯について見極め、誤った存在であれば否定し正しい存在であれば持つに相応しい信徒に委ねる。  アンデルセン自身は「自らは聖杯に相応しくない」と思っており、方舟に選ばれた事にすら疑問を抱いている。 【weapon】  方舟へ招かれた際に再生されたのは肉体と衣服のみ。  そのため使用できる武器は衣服に数えきれぬほど収納された銃剣に限られる。 【能力・技能】  生物工学と回復法術による再生能力。吸血鬼を撃ち抜く弾丸で頭を撃ち抜かれようとも問題はない。  また身体能力においても吸血鬼に匹敵・凌駕する。  法術を使用できることから、魔術師として(=マスターとして)の適性も高いと思われる。 【人物...
  • イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ランサー
    イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ランサー ◆p1hwNIp6AQ クラスカードを巡る騒動は終わった。 来る夏休みを楽しみにして日常を謳歌しようと――― 「してたはずだったんだけどなぁ……」 「いやー、本当にイリヤさんは巻き込まれ体質ですねー」 とある小さな一軒家。 その台所で少女と青年、そして一本の杖という奇妙なグループが形成されていた。 予選にて少女、イリヤの自宅として設定されていた家は普通の一軒家である。 そんな空間にイリヤの目の前で白髪痩躯、黄金の鎧を纏った青年が普通に椅子に座っているというシュールな光景が広がっていた。 彼は最初立ったままで良いと言ったが呼び出した手前さすがにそれは申し訳ない。 と、イリヤに乞われたためランサー、英霊カルナはテーブルを挟んでマスターと顔を合わせていた。 「つまり、何故聖杯戦争に参加したのかもわからな...
  • diverging point
    ... NEXT 049 シンデレランサー 遠坂凜&ランサー(クー・フーリン) 055-b Moondive Meltout 034 既視の剣 岸波白野&ランサー(エリザベート・バートリー) 055-b Moondive Meltout
  • POINT OF VIEW
    ...・フーリン 049 シンデレランサー
  • アサシン・オブ・アンタイ・オバケ・ニンジャ
    ...・ワールド 049 シンデレランサー アサシン(ニンジャスレイヤー)
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