クァル・アヴェリの戦い

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&bold(){概要} ---- クァル・アヴェリの戦いとは、[[ラドリザン]]1256年、4周期25日目~5周期11日目に渡って行われた戦いであり、[[ラグライナ]]帝国が、ガルデス共和国軍の要所[[クァル・アヴェリ]]を攻め落とした都市攻略戦である。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/elegy/zairyou/map04.JPG,left) [[フェルグリアの戦い]]、そして[[第3次モンレッドの戦い]]に勝利した[[ラグライナ]]帝国軍は、[[ガルデス]]共和国軍首都[[ガイ・アヴェリ]]を攻め落とすべく進軍、その際、これまでは要所ということで避けられていた、首都に続くもう1本の道[[クァル・アヴェリ]]攻略を実行した。 これは、2本の道を完全制覇することで、心理的にも物資的にもプレッシャーを与える為であった。また、モンレッドの戦いで勝利した今なら、兵力的にもこれまでの様な「難攻不落」を誇れないという側面もあった。 &bold(){両軍の戦力} ---- |攻撃側||守備側| |[[ラグライナ]]帝国軍||[[ガルデス]]共和国軍| |総兵力75000|兵力|総兵力30000| |[[セルレディカ]]|総指揮|[[ゲイル]]| |[[エル]]|軍師|[[]]| |[[ベルンハルト]]|主力部隊|[[キロール]]| |[[ユウ]]||[[リナ]]| |[[アリス]]||[[ミズハ]]| |[[ミナ]]||[[カオス]]| |[[オーディス]]||| |[[バーネット]]||| |[[アリサ]]||| |[[キリカ]]||| |[[ネル]]||| &bold(){戦闘経緯} ---- この戦いは、正面から行われた要塞攻めの他に、謀略戦が数多く展開された。 この時点で既に[[ガルデス]]共和国の未来を見切り、[[ラグライナ]]帝国と密かに繋ぎを求める共和国議員が少なからず存在し、それらは[[エル]]の手駒として利用されていた。 そして、エルは、[[ラヴェリア]]に、モンレッドの健闘を讃えると称して剣を贈ると、今度は内通していた議員を使い、「ラヴェリアがラグライナ帝国から金品を受け取っている、反乱の疑いあり」として、彼を査問委員会の名の下に首都に招聘させた。 ラヴェリアは、これを策略と判りながらも、逆に内通派議員を一掃するべく首都へ向かった。また、クァル・アヴェリの難攻不落ぶりを知っていた為、自分がここを離れても大丈夫だろうという楽観的な考えもそこにはあった。 しかし、ラグライナ帝国軍は、力攻めと平行して、露骨過ぎるまでに謀略戦を展開した。 その背後には、ある事情があった。 これは、戦後になってから明らかにされたことであり、戦っていた彼らはまったく知らないことであったが、この戦いの直前、皇帝セルレディカが突然吐血したのだ。 皇帝の病が知られれば、敵味方の士気は逆転する。帝国将軍達は、セルレディカ不在を敵味方から隠し、なんとしても短期のうちにこの要害を落とさなければならず、強引な力攻めと、露骨なまでの謀略戦を同時進行でおこなった。 その結果、エルは、かねてより目をつけていた[[ミズハ]]の内応に成功。 ミズハはクァル・アヴェリ内に様々な噂を流し、共和国軍の士気を落とさせた。 これ以上の防衛は不可能と考えた共和国軍は、5周期10日目の夜、撤退を決意。 翌日の明け方、[[キロール]]部隊が南門より帝国軍に向かって進軍、その隙に北門から全軍が撤退した。 これにより共和国軍はかろうじて全滅は免れたが、共和国随一の将であるキロールは、捕虜となり、帝都にて処刑された。 &bold(){戦いの結末} ---- モンレッドに続いてクァル・アヴェリまで失ったガルデス共和国であったが、ラグライナ帝国も密かに皇帝セルレディカを帝都に送り、「皇帝陛下は一足先に凱旋」と、その病をごまかした。 遠征総指揮官はエルが授かり、共和国首都ガイ・アヴェリへの進軍がはじまることとなる。 &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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