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中曽根康弘元首相のつぶやき - (2011/08/10 (水) 23:10:22) の編集履歴(バックアップ)


「中曽根康弘元首相のつぶやき」

「ふぅー」
迎え火の煙の行き先をぼんやりながめながら、中曽根は大きなためいきをついた。

またあの8月12日が訪れようとしている。

あの時代はあー、するしかなかったんだ、と何度も自分に言い聞かせるように心の中でつぶやくのだった。

外国、特に共産主義国家のソ連や中国の脅威から日本を守るには、日米安保の強化しかなかったのだ。日本を浮沈空母とする、と私を揶揄して言われていたが、実際、その道しか残されていなかった。現に今の日本でさへアメリカの支配を間接的に受けていて、鳩山君があんな米軍の1つの小さな基地さへ移転できなかったぐらいだから。

 アメリカの力は強大だ。こんな強い国を相手に、なぜ我々、日本民族は戦いを挑んでしまったのか。当時の海軍はかなり客観的にアメリカや自国の軍隊の力を把握していたが、陸軍は統率力に欠く部分が多かった。
 まあ、こんな過去の話をしても仕方ないが、アメリカの力だけは見くびらないほうがいい。橋本君(龍太郎)も周囲の知人にもらしていたが、アメリカほど怖い国はない、と言うのは本当だ。
 いまだに日航機墜落のときの原因となった誘導ミサイルの衝突はコントロールミスによる事故だったのだろうか?今となっては真実を解明することすらできない。
証拠はもう御巣鷹山のダムの下に眠ってしまっているのだから。
相模湾から引き上げた尾翼もいっしょに。

 あのパイロットも非常に優秀だった。自衛隊機の誘導どおりに私の選挙区の群馬県上野村で墜落してくれたおかげで、自衛隊の特殊部隊が出動できて、夜明けごろには証拠隠滅をはかることができたから。
 中国の鉄道事故での証拠隠滅をあきれている日本人がいるが、日本ではそれらを影でやってて、ただ一般の人たちに見えないようにしてるだけだ。
 まあ、中国のようにあからさまにやらず、巧妙に裏にまわってやっているだけだ。

 アイソトープ積載などいくつか理由をつけたり、わざと間違った場所を教えて、救助隊の到着を遅らせたりしたからな。
ただこれも長野県警のヘリコプターが正確な位置を知らせてしまって焦ったこともあったが。また救助に向かおうとした自衛官を射殺してすまないことをしたと思うが国の体制を保つことが優先する。これが首相としての仕事でもあるから仕方ない。










このままではまたアメリカのいいようにやられてしまうな。
元々、アメリカ側が小沢さんを無視して、菅さんや岡田さんに直接、接触するようになってからすでに相当、小沢さんはアメリカを怒らせたんだな、と思った。
 小沢君ももっとうまくもてなさないと。
こんなときつい小沢君のあの頑として譲らない性格がでてしまうのだろう。
角さん譲りだな。