ad06 wiki内検索 / 「臨界帯域」で検索した結果

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  • 臨界帯域
    聴覚フィルタもつ周波数帯域のこと。その帯域幅を臨界帯域幅という。 聴覚フィルタとは、聴覚の周波数分析機能を説明する説の1つで、聴覚における周波数分析が、中心周波数が異なるバンドパスフィルタで構成されるフィルタバンクによって行われているとする説で、このバンドパスフィルタのことを聴覚フィルタと呼ぶ。 臨界帯域の性質 臨界帯域幅は周波数帯域によって異なり、その中心周波数が低くなるにつれて小さくなり、中心周波数が高くなるにつれて大きくなる。複数の成分から構成される音で、成分の周波数差が臨界帯域幅よりも小さい場合はうなりを生じるが、臨界帯域幅より十分大きな場合は、干渉し合うことはない。これは、聴覚フィルタが聞いている音にどのような周波数帯が含まれているかを振り分けて処理していることを示している。 臨界帯域と音の大きさ 複合音における音の大きさは、聴覚フィルタによって説明される...
  • 複合音の音の大きさ
    複合音の音の大きさは、聴覚フィルタによって説明され、各臨界帯域における音の大きさ(ラウドネス)を合計したラウドネス値 {sone] に一致するとされている。複合音のラウドネスレベル[phon]の算出については、ISO 532のAとBに国際規格として記載されている。 音の大きさ(ラウドネス)の算出については、音の大きさのレベルと等感曲線を参照。
  • マスキング
    ...聴覚フィルタにおける臨界帯域に由来するマスキングと、時間的に近い音がマスキングされてしまう経時マスキングがある。経時マスキングには、順方向マスキングと逆方向マスキングの2種類があり、それぞれ研究が進められている。
  • 音情報講座
    ...のレベルと等感曲線 臨界帯域 複合音の音の大きさ (聴覚における)時間説と場所説 トーンハイトとトーンクロマ 音色 音の粗さ 協和と不協和 母音と子音 フォルマント マスキング 音の到来方向の知覚 ゲシタルト原理 聴覚の情景分析* 音脈 極限法と恒常法 ウェーバーの法則 閾値 マグニチュード推定 べき関数の法則
  • 音の粗さ
    臨界帯域を越えない程度の狭い周波数帯域内で、うなりなどにより、音圧が毎秒数十〜百回程度の変化を示す場合、音色の濁った感じ、ざらざらした感じを生じる。これを音の粗さ (roughness) という。 音楽において、同時に鳴らした2つの音の間に不協和が生じるとき、音の粗さが大きな要因となっているとされている。音の粗さは、音質評価、環境音の評価指標として用いられている。 参考文献 九州大学 中島研究室 | 聴覚心理学基本用語集 http //www.kyushu-id.ac.jp/~ynhome/JPN/Auditory/Book/basic-term.html 音響用語辞典 (コロナ社)
  • キーワード一覧
    ...のレベルと等感曲線 臨界帯域 複合音の音の大きさ (聴覚における)時間説と場所説 トーンハイトとトーンクロマ 音色 音の粗さ 協和と不協和 母音と子音 フォルマント マスキング 音の到来方向の知覚 ゲシタルト原理 聴覚の情景分析* 音脈 極限法と恒常法 ウェーバーの法則 閾値 マグニチュード推定 べき関数の法則 注:*は未完成ページを表す。
  • 減衰振動と三つの解(減衰・過減衰・臨界)
    減衰振動(damped vibration) とは、振幅が次第に小さくなっていく振動のことをさす。以下では特に、自由減衰振動(damped free vibration) について説明する。 自由減衰振動 自由減衰振動とは、強制振動の項をもたない、変位に関する二階常微分方程式で表される振動のことをいう。 原点Oからの自然長をもつバネを考える。バネ定数をとし、右方向を軸正方向とする。 単振動のときと異なり、ここに粘性抵抗と呼ばれる、速度に比例する抵抗(ダンパー)を考え、 の力がかかるとする。ここで、運動方程式 より , が成立する。ここで、解を と仮定してに代入すると、 すなわち ------ [1] となる。ここで は自由減衰振動における固有角周波...
  • 音環境講座
    単振動 減衰振動と三つの解(減衰・過減衰・臨界) 強制振動 音響出力 固有振動 固有周波数と共振・共鳴 ヘルムホルツ共鳴器 音響インピーダンス 音圧* 粒子速度 音速 位相 開口端補正 波動方程式 境界条件 自由音場 拡散音場 平面波 球面波 音圧レベル 音響インテンシティ 残響時間 定在波 二重音源(双極子、ダイポール) 放射インピーダンス 等価騒音レベル 騒音レベル
  • 固有周波数と共振・共鳴
    固有周波数については固有振動を参照。 共振 共振とは、機械振動系などある振動する系において、外力を大きさ一定、周波数のみを変化させたとき、固有周波数の付近で変位(速度、圧力など)が極大値をとる現象のこと。共鳴は、可聴域の音波の共振のことをさす。共振が起こる周波数のことを共振周波数という。 Q値 共振の鋭さを表す指標である。Q値は以下の式で与えられる。 ただし、は減衰定数、は共振角周波数( )、 は共振周波数、は半値幅である。 半値幅とは、3dB帯域幅のことを指し、変位(速度、圧力など)が共振時の-3dBとなる2つの周波数の距離である。
  • インパルス応答
    ある系に、時刻 において単位インパルス(デルタ関数)を入力したとき、出力される応答のこと。 離散時間システムの場合は、単位サンプル信号(t=0において1、それ以外は0)を入力したときに出力される応答のことを指す。 インパルス応答がであった場合、その系に連続信号が入力するとその出力は、 という畳み込み演算と呼ばれる形で表される。ただし、これは線形時不変システムに限る現象であることに注意する。そのことに注意し、例えばディジタルフィルタでの における応答を考えれば、この式で表されることは容易に理解できる。 インパルス応答のフーリエ変換 単位インパルスの周波数特性は全帯域においてフラットである(デルタ関数を参照)ので、単位インパルスを入力することによって得られたインパルス応答のフーリエ変換すると、そのシステムの周波数応答となる。 参考文献 ディジタル信号処...
  • 騒音レベル
    A特性の周波数重み付けをした音圧レベルのことで次式で表される。     は基準音圧で、20 [μPa] が使用される。これは人間の一般的な最小可聴値に一致する。 周波数重み付け 周波数重み付けとは、騒音や振動に対する感覚的な大きさの反応を簡便に測定するために周波数応答に対して一定のフィルタをかけることである。 A特性重み付けとは、人間の大きさの知覚を模したもので、物理量での音圧に対する感覚量ラウドネスを近似的に評価するための指標である。具体的には、等ラウドネス曲線の40phonの逆特性を近似したものである。したがって、2kHz付近で最も応答がよく、それより高い周波数、低い周波数帯域において応答が悪くなるように設計されている。C特性は100phonの逆特性を近似したものである。 B特性やD特性なども存在するが、日本では規格化されていない。 参考文献...
  • 音響出力
    ある指定された周波数帯域内において、音源が放射する単位時間当たりの音響エネルギー。単位はW(ワット)。 音響出力の大きさはとても幅が広いので、音響パワーレベル [単位:dB] として表示することが多い。    測定法 音響インテンシティ法 音源を取り囲む閉じた曲面上の1点における音響インテンシティの法線方向成分をその面全体について積分した量が、その音源の音響パワーに相当するので、 の関係がある。この関係を用いて、音響インテンシティを連続移動する方法によって測定する方法を、音響インテンシティ法という。 例えば、点音源から距離rの面における音響出力は、 となる。 音圧法I 自由音場で、音源からある程度離れた場所では、音圧と音響インテンシティの間に の関係がある( :媒質の密度 [kg/m 3]、:音速 [km]...
  • スピーカ
    電気信号に変換された音声や音楽信号を音響信号に変換し、広い空間に音波を放射する電気音響変換機。スピーカ自体にアンプを内蔵する場合、アクティブスピーカということがある。これに対してアンプを内蔵しないスピーカをパッシブスピーカと呼んだりする。 スピーカの分類 駆動方式、振動板の形状などによって、様々な形態のものがある。 振動板を介するもの 電気振動を一度機械振動に変換したあと、振動板を振動させることによって音波に変換するものである。スピーカーとして一般的なのはこのタイプで、その駆動方式により以下のような種類がある。 動電型(ダイナミック型) 永久磁石による磁極の間にコイルをはさみ、コイルに電気信号を流すと、コイルが電磁石の働きを行い、フレミング左手の法則にしたがって振動を行う。このコイルに振動紙(フィルム膜、金属膜)などが付けてあり、音波に変換するという構造である。電気...
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