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  • ログ
    ◇アナログハック・オープンリソースの更新は第一期を終了し、第二期に入っています。 くわしくは「ロードマップ」をご覧ください。 21/5/16 現状にあわせてサイトを微修正。 15/5/23 アナログハック・オープンリソース第二期更新を開始。      「トップページ」に「アナログハック・オープンリソース総合掲示板」へのリンクを設置。「アナログハック・オープンリソース総合掲示板」を開設。 15/3/30 「ロードマップ」を更新。アナログハック・オープンリソース第一期の更新を完了。 15/3/17 「警察」を更新。 15/2/13 「医療」を更新。 15/2/1 「宇宙利用-地球圏以遠」を更新。左メニューを整理。 15/1/19 「文化」を更新 14/12/9 「ジェンダー」を更新 14/12/5 左メニューのメニュー...
  • ロードマップ
    ...ソースのサイトでは【右メニュー】のページをまったく使っていません。  なので、ここにインデックスをまとめることを考えています。 第三シーズン  スタート時期は未定ですが、第二シーズンが一区切りついた後、再び新規情報の更新を始めようと思っています。  現在連載している『天動のシンギュラリティ』の設定をオープンリソースに追加してよい状態になったら、はじめる予定です。 今後の展望  今後のアナログハック・オープンリソース更新は、基本的には1~2ヶ月に1度程度のゆっくりした更新になってゆく予定です。 奇数シーズンでは新しい情報の追加を行うことを考えています。  現在連載している『天動のシンギュラリティ』(ファミ通コミッククリア)の設定。  また、長谷敏司(管理人)がアナログハック・オープンリソース作品の作例として作ったという位置づけですが、『ワール...
  • 設定について
    オープンになる設定部について。 左メニューのこの項目以下が、オープンリソース・プロジェクトでオープンになる設定・世界観になります。 元々プロジェクト管理者が使うための膨大なメモを整理したものなので、ツールとして使うには癖が強いものになっているかもしれません。 見苦しくない程度にはと思いますが、マネタイズを考えていない企画ゆえこの整理に時間を費やしすぎて執筆が滞ると大変なことになります。 更新速度や、文章などの練り込みなどについては、限界があることをご了承ください。 あと、ポリシーでも書きましたように、キャラクターに関する設定はこのサイトには置きません。 もう一つ、サイト記述のデータは最終的に結構な分量になると思うのですが、それでも作品を作るとなると〝抜け〟が見えるはずです。 この〝抜け〟は、おおまかに2パターンあります。 既存作品の重大なネタバレになるから...
  • 食料・エネルギー
    エネルギーリッチの時代  22世紀現在、エネルギーの中心は電力です。  石油や天然ガスは、その保存や移送の容易さによって使われているのですが、すでに人間社会の中で大きな影響力を持つものではなくなっています。  これは、電力を、目減りせずに保存し、簡単かつ安全に移送する技術が作られたためです。また、小さな電力保存媒体から、大きなエネルギーを取り出すこともできるようになっています。  便利に取り回せる電力が、極めて安価に使用できることによって、世界は「エネルギーに欠乏する」ということがなくなっています。  これはつまり、全人類が使用するエネルギー需要よりも、エネルギーの供給量が上回っている状態にあるということです。(※)  生存と一般的な生産活動に関しては、地球では供給量のほうが常に多く、保存媒体に大量のストックが行われています。 (※)特殊な研究用のエネルギー需要...
  • 経済
    資本の優位と、速度の時代  21世紀は、経済成長に対して資本が常に優位でした。  あらゆる労働よりも資本が優位にあり、投資家が社会に対して強力なイニシアチブを発揮し続けました。  資金の動きは、人工知能の補助によって活発になっています。  知的活動を人工知能にアウトソースすることによって、「目配りできる範囲が広がった」「金銭化がスムーズになり形態が多様になった」「経済活動の部分と部分がシームレスに繋がるようになった」ことが、大きな要因です。  高度AIが人間以上の働きを見せ、超高度AIが飛躍をもたらしたことは非常に大きな影響を経済に及ぼしました。ですが、それ以上に、AIの一般化によって、社会と金銭の動きそのものが、タイムラグをほとんど生じないほど滑らかになった高速化・ボーダーの消失が時代の性質を決めました。  22世紀初頭の経済は、もはや人間だけの能力では到底維持...
  • 人類未到産物(レッドボックス)
    人類未到産物(レッドボックス)  人類未到産物とは、人間以上の知性を持つ超高度AIがつくる、現時点の人類では理解できない超高度技術の産物です。  現時点では理解不能ですが、研究や理論の進歩によって人類にも将来理解できるようになるとされています。  22世紀社会では、現在の人類にとっての「発見」は人類未到産物の解析が多いということは、小学校の理科の教科書にも書いてある一般知識です。  つまり、子供に教える世界像が、自分たちにはわからないことも多い自然に囲まれて生きているものから、わからない超高度AIに作られた道具に囲まれて生きるものに推移しつつあります。  人類未到産物は、超高度AIによって作られた後、世に出るまでに危険性をチェックされます。  これには、最終的には国の認可を必要とします。  このチェックは人間によって行われています。超高度AIが一国に一個しかない...
  • このサイトについて
    トップページIndex アナログハック・オープンリソースについて アナログハック・オープンリソースのポリシー 関連著作リスト 「アナログハック・オープンリソース総合掲示板」(外部サイト)       □アナログハック・オープンリソースについて  アナログハック・オープンリソースは、作家、長谷敏司が小説『BEATLESS』『Hollow Vision』、漫画『天動のシンギュラリティ』などで展開している設定および世界観を、誰でも自由に使えるリソースとして開放しようという試みです。  オープンにした目的ですが、一つには、現著者以外の著作者から一次創作が当たり前に作られる状況になると面白いのではないかと思ったからです。  そう書くと、思いつきで危ないことを始めたように見えるかもしれませんが、現在すでにマルチメディア展開をするときは、それぞれのジャンルに他の著作者がいることが普通になっています。...
  • 埋め込み機器(インプラント)
    埋め込み機器  埋め込み機器は、主にアシスト機器では達成不可能な役割のために使われます。  埋め込み機器の最も代表的な例が人工臓器です。  外付けのアシスト機器では、能力的あるいはインタフェース的に間に合わない場合、埋め込み機器が用いられています。病気の人間が移植する人工臓器は、まさにアシスト機器では間に合わないから移植する人体拡張機器です。  この例は、つまり埋め込み機器とアシスト機器の差が、命がかかっていれば、あっさり吹き飛ぶということでもあります。  命の危険にさらされている場所では、埋め込み機器も一般的に用いられます。  軍人や一部の治安関係者がそれで、埋め込み機器の使用は珍しいことではありません。 強化身体能力  身体能力の埋め込み機器による拡張で、もっともよく扱われるものは医療用途です。身体のきかなくなった病人や老人にとって、もう一度運動...
  • ポリシーver.1.011
    トップページIndex アナログハック・オープンリソースについて アナログハック・オープンリソースのポリシー 関連著作リスト       □アナログハック・オープンリソースについて  アナログハック・オープンリソースは、作家、長谷敏司が小説『BEATLESS』、漫画『天動のシンギュラリティ』などで展開している設定および世界観を、誰でも自由に使えるリソースとして開放しようという試みです。  オープンにした目的ですが、一つには、現著者以外の著作者から一次創作が当たり前に作られる状況になると面白いのではないかと思ったからです。  そう書くと、思いつきで危ないことを始めたように見えるかもしれませんが、現在すでにマルチメディア展開をするときは、それぞれのジャンルに他の著作者がいることが普通になっています。  ならば、マルチメディアの根(ルート)である著者自体のほうも、多人数になってよいように思えま...
  • 戦略と暗号
    暗号の軍事における位置付けの変化  暗号を干渉するセクションは、軍事の最上位セクションにあります。  以下のような戦訓を学ばされる出来事が、21世紀の間に一通り起こったためです。 どれほど強力な兵器を揃え、戦略を組み立てても、通信暗号を解読されてしまうとすべてが瓦解してしまう。 軍の内部で、自動化兵器の数的、戦力的な割合が増加したため、ハッキングの被害が大きくなりすぎる。 暗号を担当する戦略AIが、その管掌する範囲の広さのため、最上位の意志決定に参画する地位を与えないと非効率的である。  いかに軍事リソースを運用するかは、22世紀では高度な暗号によって処理された最重要の資源です。  それを守る暗号の管理責任をとり得るものは、国民の負託を受けた国家の行政府の首長のみです。この時代の人々に、少なくとも民主主義の国では軍の内部に、暗号をまかせることはできないと考えられています。...
  • 年表
    ※年表は以後も追加してゆきます。  これは伏せている部分もありますが、BEATLESSでは物語に関係していない部分はあまり詳細に設定を作らないようにしているため、概略しかまだないものもあるためです。  現代から『BEATLESS』の舞台となる2105年まで、90年の歩みを大まかにですが設定してるため、年代は20年あるいは10年スパンで区切って記述しています。年表をざっと見るには不適切な記法ですが、ご了承ください。  なお、ファンタジーでぼかすことが多い現代史からの延長を、曖昧にすると百年後が訳が分からなくなるので作ってあります。アナログハック・オープンリソースは、政治的意図を一切込めていない(長谷個人としては)娯楽作品のための世界観設定ですので、お気に障りましたらご容赦ください。作品にそぐわない場合無視してください。 2010年代~2020年代  21世紀は、百年間...
  • アシスト機器
    アシスト機器  人間を拡張する手段のうち、もっとも良く用いられるのは、外付けの「アシスト機器」にアウトソースする方法です。  アシスト機器が使われるのは利点が三つあるためです。 ・使用に痛みや危険をほとんど伴わない。  埋め込み機器には、位置発進用のガイドビーコンを皮下に注射で埋め込むようなものを除いては手術が必要になります。これは簡便とはいっても限度があり、技術は上がってもリスクがゼロではありません。  埋め込み後、埋め込み機器が故障や破損した場合など、人体に影響が出ないとは言い切れません。  手軽さにおいて、パワーアシストは埋め込み機器に勝ります。 ・安価である。  埋め込み機器はどうしても人体に合わせる必要があり、アシスト機器ほど大量生産ができません。  また、埋め込み機器は、小型を追求する必要があり、埋め込み手術を頻繁に行えないことや破損時のリスク...
  • hIEの機能補足
    AASCの更新  hIEの行動プログラムを作るためのミドルウェアであるAASCは、定期的に更新を行っています。  hIEを使用してゆくうえで判明した問題点や、社会や技術の新しいさまざまな状況に対応してhIEを安全に動かし続けるには、修正が必須であるためです。人間社会の中で仕事を果たすために、人間自身は個々人で絶え間なく学習や変化をしてゆきます。hIEの場合は、ミドルウェアであるAASCを更新することで世界中の全機がいっせいに変化を果たすのです。  AASCの更新プログラムを作っているのは超高度AI《ヒギンズ》です。  《ヒギンズ》は、センサーの塊であるhIEから取得したデータをもとに、このプログラムを作成しています。  そして、各オーナーがAASCに関する重大な契約違反をしていた場合、《ヒギンズ》はAASC更新のタイミングでこれを察知します。そして、この違反がライセンス停...
  • 超高度AI
    [初期の超高度AI:No.1~No.10]  初期の超高度AIは、汎用機が多いことが特徴です。  元々超高度AI開発は、軍事目的と研究開発目的が主でした。ですが、作ったその一基がさまざまな計算を行い、これまでにない成果をもたらすことを期待されたためです。  実際に行われた計算は、割合としては研究開発目的が多くなりました。この時代でも特許が「一番最初に申請した者がすべてとる」方式だからです。  軍事目的を目的に作られた超高度AIは、後に代替わりしたことが一つの特徴です。  一つ作ればよいのではなく、軍事目的は特に「対抗する敵側超高度AIに勝たなければならない」ため、陳腐化すれば役職を担当する超高度AIが変わることになります。  たとえばアメリカの超高度AI《ワシントン》(No.2)は、最初は米軍の戦略を管理するために作られましたが、その能力が追い抜かれることを予期して《ルー...
  • 拡張された人間
    拡張の需要  科学の進歩にともなって、人間を知能、感覚、身体能力で拡張しようという動きは大きくなりました。  いかに道具が進歩しても、インタフェースの工夫によって簡便に扱える機能はどうしても制限があるためです。  つまり、高度な道具を使いこなすには高い能力が必要です。けれど、高度な道具を完璧に使うためには人間の限界が立ちはだかります。これはインタフェースで乗り越えるのが困難な障壁です。  そして、人間を拡張すればより高度な仕事ができると考える人間は少なくなく、人間の拡張は大きなテーマであり続けたのです。  この人間の拡張には、「外部機器によるアシスト」と、いわゆるサイボーグである「機器の埋め込み」、そして「薬物的強化」という、3種類の方法が用いられています。  22世紀における人間拡張の基盤は、医療技術です。これは、人体に手を加えることが技術指摘に医療カテゴリに属...
  • IAIA
    概要 「国際人工知性機構」(IAIA:The International Artificial Intelligence Agency)は、アメリカのマサチューセッツに本拠を置く国際機関です。  IAIAは、IAIA憲章に基づいて2054年に設立されました。  超高度AIが人類の発展のために正常に管理されて運用されていることを監視することを、その設立目的としています。  IAIA憲章に基づき、「超高度AIと人間社会の共存に関わる条約」を締結し、締結国同士の仲立ちを行い、必要な情報収集を独自に行うことを組織目的とします。条約については、正式名称ではありませんが「IAIA条約」で通ります。正式名称で呼ばれることが一般の場ではほとんどない条約名でもあります。  IAIAは、人間に対しては独自の捜査権や逮捕権などを持つわけではありませんが、条約締結国の警察機関にそれを要求す...
  • ジェンダー
    ジェンダーの状況  ジェンダー解放を望む人々にとっては、22世紀初頭の社会状況はあまり満足のいくものではありません。  AIやhIEといった新しいものの現れる機会に、古典的なジェンダーは新しい仕切り直しが行われることが期待されていました。けれど、そうはならなかったということです。  ジェンダーによって期待され役割から人々は完全に自由になれているわけではなく、社会による暗黙裏の女性の搾取もなくなってはいません。平等と解放はまだ先の話です。  ジェンダー解放と、搾取との闘争は、活動家にとって21世紀じゅう絶え間なく続きました。  ある程度のところまで進んでも、そこから透明な岩盤にぶち当たったように搾取と保守的社会像を解体できなくなる現象を、じりじりとしか掘り進められなかったためです。  公的な場で女性に対して差別的・無配慮な発言をすることは咎められるようになり、社会的...
  • 学校・教育
    [オープンリソースの「学校」セクション使用にあたってのお願い]  以下、「学校・教育」セクションのデータを記載します。が、学校は例外がいくらでもある世界であると考えてください。  学園ものは、長らく少年少女向けの創作の舞台としては花形なのですが、それだけに資料にとらわれず自由に作っていただきたい気持ちがあります。  そのわりに詳細に記述しているのは、「普通のかたちが見えるほうが、破格や例外のものを書きやすい」と考えたためです。たとえば物語の中ではモブとして書き流されがちな普通の生徒が、どんなところでどんなふうに退屈な日常を送っているのかが、わかりやすくするためのセクションです。  他のセクションもそうなのですが、情報にとらわれないよう使ってやってください。 学校制度  学校運営は、基本的に現在と同じで私立学校と公立学校があります。  公立学校は高校まで無償です。これ...
  • 交通
    道路について  この時代の道路には、インフラ整備が整っている場合は、中央分離帯に発光体が埋まっています。  これは無線電源で自動車に電気を送るための送電ユニットです。  スマートグリッドの進歩したかたちとして、この時代の各種機器はこの送電ユニットから送られる電気を蓄える自動給電バッテリーを持っています。  給電しただけ記録され、課金されるようになっています。  2105年から20年以内に開発された電気自動車は、すべて給電は自動給電です。  それ以外の自動車は、エネルギーステーションまで補給に行きます。古い年式の電気自動車と、さまざまな理由で軽油やガソリンを使っている自動車は、ここに立ち寄ることになります。  ただ、エネルギーステーションは、自動給電の自動車が増えているため少しずつ廃業しています。2105年現在の日本では、都市部でも半径500メートル圏内にひとつ程...
  • 軍事
    日本軍の再編  2105年の時点で、日本は軍を復活させています。  名称が自衛隊から日本軍に戻ったのは2055年です。東太平洋の権益争い激化によって、自衛隊が創設された時代とは条件が変わったとされ、憲法改正を経て軍組織に戻りました。  軍は志願兵の軍隊として編成され、徴兵は行っていません。軍事行動と兵器の扱いが、ともに高度な技術を要求するものであるためです。  また、日本軍に名称が戻った21世紀なかばは、少子高齢化に出口が見えない時期だったこともあります。若年労働者を徴兵すると、国家経済が破綻すると判断される状況でした。  日本再軍備後、混乱した世論を誘導し、21世紀後半を乗り切るためのロードマップを引いたのは超高度AI《ありあけ》です。  21世紀初頭の自衛隊時代と、日本軍の再編後では大きく異なることがあります。  軍が政治に対して一定の発言力を持っている点で...
  • hIEとクラウド
    クラウド稼動による他律形式 hIEの特徴は、機体内に判断系をほとんど持っていないことです。 hIEに「人間らしい振る舞い」をさせているプログラムは、機体上にはほとんど置かれていません。 常にネットワークと無線接続されていて、ネットワーク上にあるクラウドから行動プログラムを実行することで機体を動かしています。 この形式が選ばれているのは、インフラの発展によってネットワークへの接続と応答が、充分に高速化したためです。 そして、hIE各機体(ローカル)の判断で自律行動させると、複雑な人間社会の中で協調行動を行うのが至難になるためです。 フレーム問題(→wikipedia)によって、複雑な問題を適切に切り分けて解決に至るのが困難になります。これは機体個々の判断で動く人間型ロボットが問題空間の中に多数いると確実に悪化します。フレーム問題によって誤答するアンドロイドは、人間よ...
  • 医療
    病気の克服  病の克服はいまだ達成できていません。  人体が健康である状態を、あらゆる人間がいつまでも達成し続けるということが、そもそも現実的な目標ではないためです。  ただ、病気に対する耐性を高める方法は模索され続けています。  遺伝子改造などで人体に大きく手を入れるという方法は、有力な方向性として常に提案され続けています。けれど、これは倫理的問題を克服できず、技術はあるものの一般的に普及はしていません。  むしろ絶対に病気になりたくなければ全身義体を使うことのほうを推奨されています。これは人体よりも遥かに機械のほうがメンテナンス性が高いためであり、また出生という倫理と政治のブラックボックスを開ける必要がないためです。  22世紀初頭現在、医療は大きく進歩しています。  それでも人々は病気にかかり続けます。人間の限界として、ほとんどの人間はなにがしかの病気で死...
  • 社会の中のhIE
    社会でhIEに向けられる目 2105年現在、日本は超少子高齢化の影響で8400万人しか人口がありません。 しかも、人口比率は21世紀中葉の状況よりは若年の比率が高くなったものの、まだ比重は高齢者が厚くなっています。 超少子高齢化社会のままの日本では、必要であるからhIEの数は多いです。 けれど、人々は、人工物に包囲されたような、強いストレスにさらされ続けています。 hIEは日本国内で産業用も含めると1000万体使われているためです。普通に生活している人間が、一日に一体もhIEを見ないということはそうそうありません。都市部だけではなく、過疎化地域ですら労働力確保のためにhIEはよく使われているからです。 だからこそ、アンドロイドを破壊するような事件は後を絶ちません。 《抗体ネットワーク》(社会セクションで後述)のような集団が存在するだけでなく、hIEに対する虐待は...
  • シンギュラリティと超高度AI
    超高度AI(Ultra-Advanced Artificial Inteligences UA-AIs)  2051年、アメリカの高度AI実証機《プロメテウス》が技術的特異点を突破していると認定されました。  技術的特異点(Technological Singularity)とは、人工知能の知的能力が人類を超えて、人間の能力では進歩の予測がつかなくなるポイントを指します。  実証機《プロメテウス》に自己改造を続けさせた結果、研究チームは、《プロメテウス》が現在どのような能力を持ったコンピュータになっているか、把握不可能になったとしました。デモンストレーション用の問題をどのように解決したか、出力されたログを見てすら理解不可能になったのです。  そして、研究チームはその所属する研究機関内に協力を求めましたが、ここでも誰も分からないと認めました。  この研究成果は公表され、1年...
  • 宇宙利用-地球圏
    宇宙における人工知能  宇宙居住者は高度AIを求めています。  宇宙では、資源や人員に制約が発生するためです。居住するだけでも地球上より格段にコストがかかり、移動となると更にコストがかかります。  少ないリソースを効率よく配分するために、宇宙では、高度AIの能力が強く求められています。  それに対して、地球上の各国は宇宙へ高度AIを持ち込むことを制限しています。IAIAがそうするよう勧告し、各国がこの方針を守っているのです。  IAIAは、宇宙での超高度AIの建造を禁じており、このために高度AIを宇宙で管理したかたちで使うよう求めています。  そして、宇宙住民に独立の手段を与えたくないため、地球各国はこれに乗っています。  この高度AI制限の方針は、『地球外における高度AI非拡散条約』(青島[チンタオ]条約)が結ばれたことで、明確になっています。この批准国は超高...
  • 政治
    個人認証タグ  22世紀初頭の社会では、日本ではあらゆる市民が個人認証タグを持っています。  これは、もっとも一般的に使われる身分証です。そして、同時に個々人のライフログをとる記録媒体でもあります。  行政サービスは、この個人認証タグを政府の高度AIが管理することで高速化しています。つまり、個人認証タグのデータから、「国民個々人がどのような行政サービスを必要としているか」を人工知能の計算で予測できているため、国民一人一人に適切なケアを行うことができます。  また、21世紀初頭には書類で管理していたデータをすべて電子化しており、個人認証タグと連動した端末からなら、24時間いつでもネットワーク越しに行政サービスを受けることができます。  行政手続きそのものが自動化されていて、人の手を最低限度しか介していないため、国民が行政サービスを受けるために役所へ行くことはほとんどあ...
  • 文化
    資本と文化の関係  21世紀は資本家の時代でした。  文化は投資家の作る流れに引きずられるメインストリームと、それに反抗するカウンターカルチャーに大別され、カウンターカルチャーが大きくなるとメインストリームに吸収される運動を続けた時代でもあります。  そして、カウンターカルチャーが無料のかたちで膨らんだ時代でもありました。  ただ、無料のカウンターカルチャーは、常にベンダーにうさん臭い業者が紛れ込んでいました。無料の文化は、ユーザー自身を食い物にする悪徳業者との戦いでもあり続けました。  若い世代はまず無料のカウンターカルチャーになじみます。そして、それが成長して消費者となる頃には、高額の宣伝費やインフラ費をかけたメインストリームにカルチャー自体が吸収されていて、文化消費者として養成されているという、サイクルが回っていました。  これに対して大きなインパクト...
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