MW-ムウ-

「MW-ムウ-」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

MW-ムウ- - (2016/03/05 (土) 20:05:05) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2009/07/03(金) 01:20:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){生きるもの、全て道連れだ}} [[&font(#0000ff){手塚治虫の漫画作品}>手塚治虫]]で、1976年から1978年にかけて連載。 2009年に映画化。 だが、オリジナル要素が強く、同性愛表現も控えめで評価は芳しくない。 主題歌はflumpoolの~Dear Mr. & Ms.ピカレスク~ ■あらすじ 梨園(歌舞伎界)生まれのエリート銀行マン、結城美知夫は少年時代に毒ガス・MWを吸ってしまい、 その影響からか、犯罪者になり、犯罪を犯す度に、旧知の間柄で神父の賀来巌の教会に足を運び、懺悔を行っていた。 賀来は結城を更生させようとするも、彼との肉体関係をやめることができず、苦悩の日々を過ごしていた。 だが、結城はMWによって余命幾許もなくなっており、MWを手に入れ、世界を滅ぼそうとしていた。 【主要人物】 ◆結城美知夫 [映画版―結城美智夫(玉木宏)] 両刀使いのメンヘルイケメン。獣k(ryも……。 自身の人生を変えたMWを手に入れるために様々な犯罪に手を染めていく。 ◆賀来巌 [映画版―賀来裕太郎(山田孝之)] 神父。少年時代はガラの悪いDQNだった。 過去に美知夫をレイプしたことがあり、今でも肉体関係を継続している。 美知夫の救済のために邁進するのだが……。 ◆MWを巡る惨劇   結城と賀来は16年前、ある島でMWという毒ガスが発生する事件に巻き込まれた人々の中の唯一無二の生き残り。 その毒ガス事件は政府の隠蔽により抹消され世間では知られていない。 その避難先にて少年時代、結城を強引に犯した賀来はその負い目と結城の懺悔から、 彼を&font(#0000ff){救済}すべく犯罪をやめさせようとするのだが、結城の悪魔的魅力に翻弄され、彼の計画に協力してしまうことに。 結城は毒ガスを吸ったショックとトラウマから心身ともに蝕まれ、 一切の理性を失い、その後遺症から時折ひどい発作に襲われ余命わずかであった。 結城は毒ガス事件の当事者たちへの&font(#ff0000){復讐}として、 数々の誘拐事件と猟奇殺人を繰り返した末にMWを奪い、全世界を自分の最期の道連れにしようと企むのである。 さらなるネタバレ 毒ガスの保管庫の場所を知るために、アメリカ軍人と肉体関係を結んだ結城。 まんまとMWを手に入れ、今度は空軍大佐の子供を人質をとり賀来と共にハイジャックする。 機内では人質である子供にMWの入った袋をもたせていた。 警察は結城が飛行機を乗り換える際に、 結城の双子の兄に協力してもらい、ガスの入った袋を摩り替える作戦に出る。 結果もみ合いになり、どさくさに紛れ、賀来がガスの袋をとりあげ、そのまま飛行機から身を投げた。 賀来を失ったことで涙を流す結城は賀来を助けようとしたのか、操縦席に向かうも、そこで射殺されてしまう。 この事件でMWの存在は公にされ、国民の怒りが爆発する中、結城の双子の兄は不敵な笑みを浮かべるのだった。 結城の双子の兄が最後に見せた不敵な笑みは双子であることを活かして入れ替わったとも取れるし、 弟にある種の人間性が残っていたのとは逆に善人な兄にも大きな悪意があったとも取れるが、 真相は描かれなかった。 #center(){&font(#0000ff){追記}×&font(#ff0000){修正}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 映画の出来映えがなぁ…、う~ん…、かなり惜しい…。 -- シルバーヘッド (2013-07-29 13:17:58) - 今じゃ珍しくもなんともない兄弟入れ替わりだけど、当時は衝撃的だったんだろうな -- 名無しさん (2013-09-01 00:19:13) - 御大の先見性には恐れ入る。しかも、ただの同性愛漫画じゃないってのもスゴイ。 -- 名無しさん (2014-10-14 22:28:53) - スリル、サスペンスの傑作なんだが、唯一不満なのは、取って付けたように終盤で唐突に現れた双子の兄弟。伏線も何も無かったからご都合主義に思えた。 -- 名無しさん (2014-10-14 23:11:10) - 先生が「同性愛」テーマに描いてしかもただそれだけじゃないってのが凄かった。(犯罪性とか葛藤とか) -- 名無しさん (2014-11-08 22:37:43) - 手塚先生はあらゆる悪を描こうとしたけどどの悪も中途半端になって終わってしまったと後悔したらしいな -- 名無しさん (2014-12-27 06:43:47) - これとアラバスターはかなりの衝撃だったな。 -- 名無しさん (2014-12-27 09:16:55) - 原作では入れ替わりとも本当に死亡したとも取れるが、実写版では入れ替わりを廃した代わりに、はっきりと生存させてた。 -- 名無しさん (2016-03-05 20:03:13) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/07/03(金) 01:20:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){生きるもの、全て道連れだ}} [[&font(#0000ff){手塚治虫の漫画作品}>手塚治虫]]で、1976年から1978年にかけて連載。 2009年に映画化。 だが、オリジナル要素が強く、同性愛表現も控えめで評価は芳しくない。 主題歌はflumpoolの~Dear Mr. & Ms.ピカレスク~ ■あらすじ 梨園(歌舞伎界)生まれのエリート銀行マン、結城美知夫は少年時代に毒ガス・MWを吸ってしまい、 その影響からか、犯罪者になり、犯罪を犯す度に、旧知の間柄で神父の賀来巌の教会に足を運び、懺悔を行っていた。 賀来は結城を更生させようとするも、彼との肉体関係をやめることができず、苦悩の日々を過ごしていた。 だが、結城はMWによって余命幾許もなくなっており、MWを手に入れ、世界を滅ぼそうとしていた。 【主要人物】 ◆結城美知夫 [映画版―結城美智夫(玉木宏)] 両刀使いのメンヘルイケメン。獣k(ryも……。 自身の人生を変えたMWを手に入れるために様々な犯罪に手を染めていく。 ◆賀来巌 [映画版―賀来裕太郎(山田孝之)] 神父。少年時代はガラの悪いDQNだった。 過去に美知夫をレイプしたことがあり、今でも肉体関係を継続している。 美知夫の救済のために邁進するのだが……。 ■MWを巡る惨劇   結城と賀来は16年前、ある島でMWという毒ガスが発生する事件に巻き込まれた人々の中の唯一無二の生き残り。 その毒ガス事件は政府の隠蔽により抹消され世間では知られていない。 その避難先にて少年時代、結城を強引に犯した賀来はその負い目と結城の懺悔から、 彼を&font(#0000ff){救済}すべく犯罪をやめさせようとするのだが、結城の悪魔的魅力に翻弄され、彼の計画に協力してしまうことに。 結城は毒ガスを吸ったショックとトラウマから心身ともに蝕まれ、 一切の理性を失い、その後遺症から時折ひどい発作に襲われ余命わずかであった。 結城は毒ガス事件の当事者たちへの&font(#ff0000){復讐}として、 数々の誘拐事件と猟奇殺人を繰り返した末にMWを奪い、全世界を自分の最期の道連れにしようと企むのである。 さらなるネタバレ 毒ガスの保管庫の場所を知るために、アメリカ軍人と肉体関係を結んだ結城。 まんまとMWを手に入れ、今度は空軍大佐の子供を人質をとり賀来と共にハイジャックする。 機内では人質である子供にMWの入った袋をもたせていた。 警察は結城が飛行機を乗り換える際に、 結城の双子の兄に協力してもらい、ガスの入った袋を摩り替える作戦に出る。 結果もみ合いになり、どさくさに紛れ、賀来がガスの袋をとりあげ、そのまま飛行機から身を投げた。 賀来を失ったことで涙を流す結城は賀来を助けようとしたのか、操縦席に向かうも、そこで射殺されてしまう。 この事件でMWの存在は公にされ、国民の怒りが爆発する中、結城の双子の兄は不敵な笑みを浮かべるのだった。 結城の双子の兄が最後に見せた不敵な笑みは双子であることを活かして入れ替わったとも取れるし、 弟にある種の人間性が残っていたのとは逆に善人な兄にも大きな悪意があったとも取れるが、 真相は描かれなかった。 #center(){&font(#0000ff){追記}×&font(#ff0000){修正}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 映画の出来映えがなぁ…、う~ん…、かなり惜しい…。 -- シルバーヘッド (2013-07-29 13:17:58) - 今じゃ珍しくもなんともない兄弟入れ替わりだけど、当時は衝撃的だったんだろうな -- 名無しさん (2013-09-01 00:19:13) - 御大の先見性には恐れ入る。しかも、ただの同性愛漫画じゃないってのもスゴイ。 -- 名無しさん (2014-10-14 22:28:53) - スリル、サスペンスの傑作なんだが、唯一不満なのは、取って付けたように終盤で唐突に現れた双子の兄弟。伏線も何も無かったからご都合主義に思えた。 -- 名無しさん (2014-10-14 23:11:10) - 先生が「同性愛」テーマに描いてしかもただそれだけじゃないってのが凄かった。(犯罪性とか葛藤とか) -- 名無しさん (2014-11-08 22:37:43) - 手塚先生はあらゆる悪を描こうとしたけどどの悪も中途半端になって終わってしまったと後悔したらしいな -- 名無しさん (2014-12-27 06:43:47) - これとアラバスターはかなりの衝撃だったな。 -- 名無しさん (2014-12-27 09:16:55) - 原作では入れ替わりとも本当に死亡したとも取れるが、実写版では入れ替わりを廃した代わりに、はっきりと生存させてた。 -- 名無しさん (2016-03-05 20:03:13) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: