すべてがFになる

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/22(水) 21:48:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffb74c){ほら、7だけが孤独でしょう?}} 「すべてがFになる」とは森博嗣の小説。氏のデビュー作で、第1回メフィスト賞を受賞している。 西之園萌絵と犀川創平を主人公とした「S&Mシリーズ」の第1作目であり、後に続く、共通した世界観を持つ森博嗣作品群の、最初の作品でもある。 副題は『THE PERFECT INSIDER』 【あらすじ】 三河湾に浮かぶ孤島・妃真加島。そこにある真賀田研究所で、天才・真賀田四季博士は少女時代から、完全に隔離されて研究生活を送っていた。 だがある日、博士の部屋から、彼女と思わしき遺体が発見される。遺体はウエディングドレスをまとい、四肢は切断されていた。 そして部屋は死体以外の何者もいない、完全な密室状態だったのだ。 偶然、その場に居合わせた西之園萌絵と犀川創平は、この不可解な密室殺人事件に関わることになる……。   【主な登場人物】 ・西之園萌絵 N大工学部建築学科・1年生。 主人公のひとり。お金持ちの名家の令嬢。かなりの美女でミステリィマニア。持ち前の好奇心で事件に頭を突っ込んでいく。 頭脳明晰、優れた洞察力・観察力・計算力を持つのだが、たまに思考が跳躍するうえ、世間知らず。 両親を飛行機事故で亡くしている。父親はN大の総長で犀川の師匠。 犀川のことを尊敬しており、大好き。好意は隠さず、積極的にアプローチをしかけている。ただ本作では空振り気味。 焼きそばを食べたことがなかった。 ・犀川創平 N大工学部建築学科・助教授。 主人公のひとり。物語の探偵役。眼鏡をかけている。物事に対する興味が極端で、興味のないことにはとことん興味がない。 萌絵に引っ張られて事件に関わっていく。萌絵を凌ぐ頭脳の持ち主であり、回転と決断力は弱いが、指向性と客観性に優れていると評される。 小さいころの萌絵を知っており、昔は「萌絵ちゃん」と呼んでいた。 スイカとあんこときな粉は食べられない。   ・国枝桃子 N大工学部建築学科・助手。 犀川の所属する講座の助手。無口な眼鏡っ娘。長身で短髪、いつも不機嫌そうにしており服装も男っぽいため、一見すると女性に見えない。 厳しい指導で学生たちには恐れられている。 ・浜中深志 N大工学部建築学科・大学院生。 犀川の所属する講座の院生。女性的で小柄な青年。ビビりでヘタレ。萌絵を気にしているが、彼女が犀川一筋なので気づかれていない。 ・諏訪野 西之園家の執事。 三十年以上も西之園家に仕えている。立ち振舞いや言動がいちいち丁寧。 ・儀同世津子 雑誌記者。犀川のことを「創平君」と呼ぶ。横浜在住で、犀川の東京出張時には彼女の部屋がホテル代わりになる。 ・西之園捷輔 愛知県警本部長。萌絵の叔父。風貌が日本人離れしている。 ・芝池 愛知県警の刑事。   【事件に関わる人々】 ・真賀田四季 天才プログラマ。工学博士。 11歳でMHTの博士課程を修了した天才美少女。14歳のときに両親殺害の疑惑がかかるが、心神喪失状態にあったとされ無罪判決を受ける。 以後13年間は妃真加島の研究所に引きこもって、研究生活を続けていたが……。 ・真賀田未来 四季の妹。「みらい」ではなく「みき」。 ずっとアメリカに住んでいたため、英語しか喋れない。 ・新藤清二 真賀田研究所の所長。四季の父・真賀田左千朗博士の弟。未来を連れ、ヘリで研究所にやってくる。 ・新藤裕見子 清二の妻。 ・山根幸宏 真賀田研究所の副所長。萌絵や創平と同じく、遺体の第一発見者。研究所存続のため、事件の公表を遅らせようとする。 ・弓永富彦 医師。四季の主治医。犀川曰く「ドクター・マッコイに似ている」 ・弓永澄江 看護婦。富彦の妻。 ・水谷主税 主任プログラマ。デブ。第一発見者のひとり。 ・島田文子 女性プログラマ。「ふみこ」ではなく「あやこ」。第一発見者のひとり。シャアが好きで、部屋には大量のガンプラが……。   ・望月俊樹 警備員。野球帽。第一発見者のひとり。真賀田左千朗の運転手だった。 ・長谷部聡 警備員。柔道タイプの大男。第一発見者のひとり。趣味はマリンバ。 ・栗本基志雄 四季の人格のひとり。モデルは、生まれてすぐ死んだ、四季の双子の兄。 ・佐々木栖麻 四季の人格のひとり。モデルは、アメリカで四季の世話をしていた、家政婦の森川須磨。当地で事故死している。 ・真賀田道流 四季の人格のひとり。モデルは、四季の持っていた人形。13年前の事件現場に落ちていた。 ・デボラ 研究所の管理システム。デボラのみならず、研究所のコンピュータはUNIXではなく、四季オリジナルの「red magic」で動いている。 浅田寅ヲの作画で漫画化されている。 ゲーム化もされているが、原作を知っていれば簡単にクリアできるため、出来はいまいちだとか……。 追記修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=コメント欄){ #areaedit() - うろ覚えだが悲しい真相だったような -- 名無しさん (2014-02-08 20:42:36) - ↑四季シリーズでその後の展開が書かれたときは本当に驚いた -- 名無しさん (2014-02-08 21:51:54) - The Perfect Insider――なんて小気味いいタイトルなんだろう。一応の完結をみるシリーズ最終巻が、The Perfect Outsiderってのも、ホントかっこいい。 -- 名無しさん (2014-07-19 00:16:57) - ドラマ化したときには、(なぜ今になって?)と思った。 -- 名無しさん (2014-11-24 21:31:16) - お前もFにしてやろうかぁ~!! -- 名無しさん (2014-11-24 21:41:23) - ↑つまり宇宙の帝王(笑)になれと申すか(違 -- 名無しさん (2014-11-24 21:55:05) - すべてがF5になるの元ネタはこれか -- 名無しさん (2015-02-13 17:27:35) - 全てがファ〜!になる -- 名無しさん (2015-02-13 17:43:46) - 全てがカテゴリーFになる -- 名無しさん (2015-02-13 17:56:15) - しかし見事に美しいネーミングである… -- 名無しさん (2015-02-13 18:15:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/22(水) 21:48:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffb74c){ほら、7だけが孤独でしょう?}} 「すべてがFになる」とは森博嗣の小説。氏のデビュー作で、第1回メフィスト賞を受賞している。 西之園萌絵と犀川創平を主人公とした「S&Mシリーズ」の第1作目であり、後に続く、共通した世界観を持つ森博嗣作品群の、最初の作品でもある。 副題は『THE PERFECT INSIDER』 【あらすじ】 三河湾に浮かぶ孤島・妃真加島。そこにある真賀田研究所で、天才・真賀田四季博士は少女時代から、完全に隔離されて研究生活を送っていた。 だがある日、博士の部屋から、彼女と思わしき遺体が発見される。遺体はウエディングドレスをまとい、四肢は切断されていた。 そして部屋は死体以外の何者もいない、完全な密室状態だったのだ。 偶然、その場に居合わせた西之園萌絵と犀川創平は、この不可解な密室殺人事件に関わることになる……。   【主な登場人物】 ・西之園萌絵 N大工学部建築学科・1年生。 主人公のひとり。お金持ちの名家の令嬢。かなりの美女でミステリィマニア。持ち前の好奇心で事件に頭を突っ込んでいく。 頭脳明晰、優れた洞察力・観察力・計算力を持つのだが、たまに思考が跳躍するうえ、世間知らず。 両親を飛行機事故で亡くしている。父親はN大の総長で犀川の師匠。 犀川のことを尊敬しており、大好き。好意は隠さず、積極的にアプローチをしかけている。ただ本作では空振り気味。 焼きそばを食べたことがなかった。 ・犀川創平 N大工学部建築学科・助教授。 主人公のひとり。物語の探偵役。眼鏡をかけている。物事に対する興味が極端で、興味のないことにはとことん興味がない。 萌絵に引っ張られて事件に関わっていく。萌絵を凌ぐ頭脳の持ち主であり、回転と決断力は弱いが、指向性と客観性に優れていると評される。 小さいころの萌絵を知っており、昔は「萌絵ちゃん」と呼んでいた。 スイカとあんこときな粉は食べられない。   ・国枝桃子 N大工学部建築学科・助手。 犀川の所属する講座の助手。無口な眼鏡っ娘。長身で短髪、いつも不機嫌そうにしており服装も男っぽいため、一見すると女性に見えない。 厳しい指導で学生たちには恐れられている。 ・浜中深志 N大工学部建築学科・大学院生。 犀川の所属する講座の院生。女性的で小柄な青年。ビビりでヘタレ。萌絵を気にしているが、彼女が犀川一筋なので気づかれていない。 ・諏訪野 西之園家の執事。 三十年以上も西之園家に仕えている。立ち振舞いや言動がいちいち丁寧。 ・儀同世津子 雑誌記者。犀川のことを「創平君」と呼ぶ。横浜在住で、犀川の東京出張時には彼女の部屋がホテル代わりになる。 ・西之園捷輔 愛知県警本部長。萌絵の叔父。風貌が日本人離れしている。 ・芝池 愛知県警の刑事。   【事件に関わる人々】 ・真賀田四季 天才プログラマ。工学博士。 11歳でMHTの博士課程を修了した天才美少女。14歳のときに両親殺害の疑惑がかかるが、心神喪失状態にあったとされ無罪判決を受ける。 以後13年間は妃真加島の研究所に引きこもって、研究生活を続けていたが……。 ・真賀田未来 四季の妹。「みらい」ではなく「みき」。 ずっとアメリカに住んでいたため、英語しか喋れない。 ・新藤清二 真賀田研究所の所長。四季の父・真賀田左千朗博士の弟。未来を連れ、ヘリで研究所にやってくる。 ・新藤裕見子 清二の妻。 ・山根幸宏 真賀田研究所の副所長。萌絵や創平と同じく、遺体の第一発見者。研究所存続のため、事件の公表を遅らせようとする。 ・弓永富彦 医師。四季の主治医。犀川曰く「ドクター・マッコイに似ている」 ・弓永澄江 看護婦。富彦の妻。 ・水谷主税 主任プログラマ。デブ。第一発見者のひとり。 ・島田文子 女性プログラマ。「ふみこ」ではなく「あやこ」。第一発見者のひとり。シャアが好きで、部屋には大量のガンプラが……。   ・望月俊樹 警備員。野球帽。第一発見者のひとり。真賀田左千朗の運転手だった。 ・長谷部聡 警備員。柔道タイプの大男。第一発見者のひとり。趣味はマリンバ。 ・栗本基志雄 四季の人格のひとり。モデルは、生まれてすぐ死んだ、四季の双子の兄。 ・佐々木栖麻 四季の人格のひとり。モデルは、アメリカで四季の世話をしていた、家政婦の森川須磨。当地で事故死している。 ・真賀田道流 四季の人格のひとり。モデルは、四季の持っていた人形。13年前の事件現場に落ちていた。 ・デボラ 研究所の管理システム。デボラのみならず、研究所のコンピュータはUNIXではなく、四季オリジナルの「red magic」で動いている。 浅田寅ヲの作画で漫画化されている。 ゲーム化もされているが、原作を知っていれば簡単にクリアできるため、出来はいまいちだとか……。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - うろ覚えだが悲しい真相だったような -- 名無しさん (2014-02-08 20:42:36) - ↑四季シリーズでその後の展開が書かれたときは本当に驚いた -- 名無しさん (2014-02-08 21:51:54) - The Perfect Insider――なんて小気味いいタイトルなんだろう。一応の完結をみるシリーズ最終巻が、The Perfect Outsiderってのも、ホントかっこいい。 -- 名無しさん (2014-07-19 00:16:57) - ドラマ化したときには、(なぜ今になって?)と思った。 -- 名無しさん (2014-11-24 21:31:16) - お前もFにしてやろうかぁ~!! -- 名無しさん (2014-11-24 21:41:23) - ↑つまり宇宙の帝王(笑)になれと申すか(違 -- 名無しさん (2014-11-24 21:55:05) - すべてがF5になるの元ネタはこれか -- 名無しさん (2015-02-13 17:27:35) - 全てがファ〜!になる -- 名無しさん (2015-02-13 17:43:46) - 全てがカテゴリーFになる -- 名無しさん (2015-02-13 17:56:15) - しかし見事に美しいネーミングである… -- 名無しさん (2015-02-13 18:15:30) #comment #areaedit(end) }

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