MPLS(ブギーポップ)

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MPLS(ブギーポップ) - (2013/09/13 (金) 20:03:44) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/06(金) 10:13:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- ▽タグ一覧 &tags() ---- 「なあ、こいつは何か武道でもやっているのか、それとも我が統和機構の敵たる"MPLS"なのか?」 MPLSとは、ブギーポップシリーズを始めとする上遠野浩平の作品群(ブギーポップ以外の作品も同一世界観でリンクしている)に登場する、所謂超能力者の総称である。 読み方はそのまま"エムピーエルエス"で、何の略称なのか等については未だに明らかになっていない。 ※MPLSという言葉の元ネタについては1-800 NEW FUNKのアルバムMinneapolisに収録されている同名曲「MPLS」より。 同曲はミネアポリスサウンドについて歌った曲でMPLSもミネアポリスの略称。 ミネアポリスという街は当時斬新な音楽を生み出し、ボブディラン等の後に世界的に有名になったミュージシャンを多く排出した。 ◎概要 人類の進化した姿といわれている、何らかの特殊能力をもつ人間、またはその能力名そのものを指す。 上遠野作品で世界を裏から支配するシステムである統和機構が警戒・監視する最優先対象である。 まだこの世に存在していない可能性を秘めたもの。わかるはずのないことがわかり、ありえないはずのことをするもの達のこと。世界を変革するもの。 その能力には物理的影響を及ぼすものから、他者心理への影響を直接的に起こすもの等がある。 その力は一世代の突然変異のものが多い。 統和機構が生み出す合成人間もMPLS研究によって生まれた副産物である。 合成人間に付与される能力は科学的に説明できるものだが、MPLSの能力はまだ解明できていないモノのほうが大半であり、強力な能力を持つMPLSに、身体能力を強化している合成人間が敗れることもままある。 統和機構は合成人間、その他端末(一般人)等を利用してMPLSの捜索・監視を行い、可能ならば統和機構に引き入れ、危険過ぎる場合は排除等を行う。 かつては多くのMPLSを無条件でシステムに取り入れていたが、マンティコア・ショックが起こって以降は規制を強化した。 ブギーポップシリーズにおいては世界の敵として登場するのは専らMPLSであることが多い。MPLSは世界の見方等が普通の人間と大きく異なり、その「意志」と「能力」が彼らを世界の敵に変貌させるのだとされる。 合成人間が後天的にMPLS能力を発現させることも稀にある。 ◎代表的なMPLS 代表的な人物、能力について記載 統和機構所属のMPLS ◯リィ舞阪 コードネーム:フォルテッシモ 能力:フォルテッシモ→ザ・スライダー ご存知最強さん。詳しくは個別項目へ ◯雨宮世津子 コードネーム:リセット 能力:モービィ・ディック フォルテッシモと並ぶ怪物。詳しくは個別項目へ。 ◯雨宮美津子 コードネーム:リミット 能力:エアー・バック リセットの双子の姉。 統和機構極東方面の支部長に就いていたが、その地位にも関わらず、自分が統和機構に切り捨てられることを恐れていた。 牙の痕でイディオティックと出会ったことで統和機構と対立する道を選び、ブリックを手に入れ逃走。 能力<エアー・バック>は自身に触れている空気を変質、絶対的な防御能力を持つ盾とするもの。空気以外でも盾にすることは可能で、彼女が乗る車には戦車砲も通用しない。 また相手の全身を包む空気を固め圧殺するといったことが可能。 リセット、リミットの能力の模倣を目指して作られた合成人間、特別製(スーパービルド)が存在する その他のMPLS 統和機構に所属していないMPLS。 ◯水乃星透子 能力:ストレンジ・デイズ 「ブギーポップは笑わない」の1年前に自殺した少女。 ブギーポップに対する程の「巨大な世界の敵」と述べられていた。 2人がどのような戦いを行なっていたかは未だに明らかにされていない。 自殺の直前、ブギーポップにイマジネーターと名付けられる。 MPLSを超えた何かとする説も多い。 死して尚、その影響力は残されており、ブギーポップシリーズのみならず、あらゆる作品でその影響力を見て取れる。 能力のストレンジ・デイズは"死"を視て操る事が出来るというもの。 "死"は生物の身体に黒いモヤのように見えているらしく、それに触れることも出来る。 ここでいう死とは「生とは死の途中でしかなく、死という絶対条件の前提、影響でしかない」というもの。 転じて「死が存在しなければ生命も意味を成さない」為、人から死を抜き出すとその対象は「死んでゆく途中ではない状態」に陥り、時が止まったような状態となる。 これは所謂生命力というものではなく、因果的な死を意味している事等がこれまでのシリーズで明らかにされている。 ◯高代亨=イナズマ 「エンブリオ侵触」で初登場。サムライに憧れるただの武道家だったが、エンブリオに触れたことで能力に覚醒。 人、無機物に限らずあらゆる物の"隙"を線として見ることが出来るようになり、フォルテッシモからイナズマと名付けられる。 フォルテッシモとの最初の戦いで右目を失い、更にフォルテッシモの攻撃から自らを庇った正樹の意思を無駄にしてしまう。 それがきっかけで彼は高潔な「サムライ」の夢を捨て、ただの「イナズマ」へと身を落とした。 フォルテッシモとの再戦で勝利し、正樹に自らの"死"を分け与えて姿を消した後は"提案者"である飛鳥井仁と共に戦い続けている。 ◯飛鳥井仁 初登場時は予備校の講師のバイトをする美大生。 人の心を「胸に咲く花」として見え、その花に欠けているものを見ることでその人の心に足りないものが分かる。 コレを利用して予備校では誰もやりたがらない進路指導等もしていた。 水乃星透子の残滓と出会うことでイマジネーターを名乗り、人の心の欠落を埋める為に暗躍したがブギーポップに邪魔をされ断念。 その後、自分の行動により衣川琴絵を傷つけたことを悔いて山に篭ったりしていた。現在は提案者として活動中。 ○六嶺美登里 能力:フォーリン・グレイス 見たものを凍らせる能力 本質は停止であり自身も自我を失っているが不老である。おかげで旦那との年齢差が・・・ ブギーと交戦(?)するも「既にとまっている」ブギーには効かず敗北 ○スキャッターブレイン 無敵のMPLS 対象にイメージを投影・定着させる能力 自分以外には勝てないとブギーポップが断言する程強い 本質は逃避 追記・修正はMPLSに目覚めてからお願いします。
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/06(金) 10:13:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「なあ、こいつは何か武道でもやっているのか、それとも我が統和機構の敵たる"MPLS"なのか?」 MPLSとは、ブギーポップシリーズを始めとする上遠野浩平の作品群(ブギーポップ以外の作品も同一世界観でリンクしている)に登場する、所謂超能力者の総称である。 読み方はそのまま"エムピーエルエス"で、何の略称なのか等については未だに明らかになっていない。 ※MPLSという言葉の元ネタについては1-800 NEW FUNKのアルバムMinneapolisに収録されている同名曲「MPLS」より。 同曲はミネアポリスサウンドについて歌った曲でMPLSもミネアポリスの略称。 ミネアポリスという街は当時斬新な音楽を生み出し、ボブディラン等の後に世界的に有名になったミュージシャンを多く排出した。 ◎概要 人類の進化した姿といわれている、何らかの特殊能力をもつ人間、またはその能力名そのものを指す。 上遠野作品で世界を裏から支配するシステムである統和機構が警戒・監視する最優先対象である。 まだこの世に存在していない可能性を秘めたもの。わかるはずのないことがわかり、ありえないはずのことをするもの達のこと。世界を変革するもの。 その能力には物理的影響を及ぼすものから、他者心理への影響を直接的に起こすもの等がある。 その力は一世代の突然変異のものが多い。 統和機構が生み出す合成人間もMPLS研究によって生まれた副産物である。 合成人間に付与される能力は科学的に説明できるものだが、MPLSの能力はまだ解明できていないモノのほうが大半であり、強力な能力を持つMPLSに、身体能力を強化している合成人間が敗れることもままある。 統和機構は合成人間、その他端末(一般人)等を利用してMPLSの捜索・監視を行い、可能ならば統和機構に引き入れ、危険過ぎる場合は排除等を行う。 かつては多くのMPLSを無条件でシステムに取り入れていたが、マンティコア・ショックが起こって以降は規制を強化した。 ブギーポップシリーズにおいては世界の敵として登場するのは専らMPLSであることが多い。MPLSは世界の見方等が普通の人間と大きく異なり、その「意志」と「能力」が彼らを世界の敵に変貌させるのだとされる。 合成人間が後天的にMPLS能力を発現させることも稀にある。 ◎代表的なMPLS 代表的な人物、能力について記載 統和機構所属のMPLS ◯リィ舞阪 コードネーム:フォルテッシモ 能力:フォルテッシモ→ザ・スライダー ご存知最強さん。詳しくは個別項目へ ◯雨宮世津子 コードネーム:リセット 能力:モービィ・ディック フォルテッシモと並ぶ怪物。詳しくは個別項目へ。 ◯雨宮美津子 コードネーム:リミット 能力:エアー・バック リセットの双子の姉。 統和機構極東方面の支部長に就いていたが、その地位にも関わらず、自分が統和機構に切り捨てられることを恐れていた。 牙の痕でイディオティックと出会ったことで統和機構と対立する道を選び、ブリックを手に入れ逃走。 能力<エアー・バック>は自身に触れている空気を変質、絶対的な防御能力を持つ盾とするもの。空気以外でも盾にすることは可能で、彼女が乗る車には戦車砲も通用しない。 また相手の全身を包む空気を固め圧殺するといったことが可能。 リセット、リミットの能力の模倣を目指して作られた合成人間、特別製(スーパービルド)が存在する その他のMPLS 統和機構に所属していないMPLS。 ◯水乃星透子 能力:ストレンジ・デイズ 「ブギーポップは笑わない」の1年前に自殺した少女。 ブギーポップに対する程の「巨大な世界の敵」と述べられていた。 2人がどのような戦いを行なっていたかは未だに明らかにされていない。 自殺の直前、ブギーポップにイマジネーターと名付けられる。 MPLSを超えた何かとする説も多い。 死して尚、その影響力は残されており、ブギーポップシリーズのみならず、あらゆる作品でその影響力を見て取れる。 能力のストレンジ・デイズは"死"を視て操る事が出来るというもの。 "死"は生物の身体に黒いモヤのように見えているらしく、それに触れることも出来る。 ここでいう死とは「生とは死の途中でしかなく、死という絶対条件の前提、影響でしかない」というもの。 転じて「死が存在しなければ生命も意味を成さない」為、人から死を抜き出すとその対象は「死んでゆく途中ではない状態」に陥り、時が止まったような状態となる。 これは所謂生命力というものではなく、因果的な死を意味している事等がこれまでのシリーズで明らかにされている。 ◯高代亨=イナズマ 「エンブリオ侵触」で初登場。サムライに憧れるただの武道家だったが、エンブリオに触れたことで能力に覚醒。 人、無機物に限らずあらゆる物の"隙"を線として見ることが出来るようになり、フォルテッシモからイナズマと名付けられる。 フォルテッシモとの最初の戦いで右目を失い、更にフォルテッシモの攻撃から自らを庇った正樹の意思を無駄にしてしまう。 それがきっかけで彼は高潔な「サムライ」の夢を捨て、ただの「イナズマ」へと身を落とした。 フォルテッシモとの再戦で勝利し、正樹に自らの"死"を分け与えて姿を消した後は"提案者"である飛鳥井仁と共に戦い続けている。 ◯飛鳥井仁 初登場時は予備校の講師のバイトをする美大生。 人の心を「胸に咲く花」として見え、その花に欠けているものを見ることでその人の心に足りないものが分かる。 コレを利用して予備校では誰もやりたがらない進路指導等もしていた。 水乃星透子の残滓と出会うことでイマジネーターを名乗り、人の心の欠落を埋める為に暗躍したがブギーポップに邪魔をされ断念。 その後、自分の行動により衣川琴絵を傷つけたことを悔いて山に篭ったりしていた。現在は提案者として活動中。 ○六嶺美登里 能力:フォーリン・グレイス 見たものを凍らせる能力 本質は停止であり自身も自我を失っているが不老である。おかげで旦那との年齢差が・・・ ブギーと交戦(?)するも「既にとまっている」ブギーには効かず敗北 ○スキャッターブレイン 無敵のMPLS 対象にイメージを投影・定着させる能力 自分以外には勝てないとブギーポップが断言する程強い 本質は逃避 追記・修正はMPLSに目覚めてからお願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment

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