てんかん

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てんかん - (2013/12/24 (火) 23:29:55) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2010/04/21(水) 22:45:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- てんかん(癲癇、Epilepsy)とは、脳細胞のネットワークに起きる異常な発火。 要するに脳がオーバーヒートして体が痙攣したり頭痛を引き起こしたり、意識を喪失したりする病気である。 脳神経の異常ではあるが障害者手帳などの交付の際には「精神障害者」として扱われる。 実はかな〜り昔からある病気で古くはソクラテスやユリウス・カエサル、中世ではジャンヌ・ダルクやナポレオン、近世ではレーニンやらドストエフスキーも罹患していたと言われる。   発作は基本的に前触れなく起きる。 突然苦しげな声を発して倒れる人がいたらてんかんを疑おう。てんかんであれば、患者は身体を縮めるように全身の筋肉が硬直しているはずだ。 そうであれば、口にタオルなどを咥えさせることが大事。 硬直しているのは顎の筋肉も同様なので、ともすれば&font(#ff0000){舌を噛みきってしまう}恐れがあるからだ。 [[ギャグ]]でもよさそうだが、硬いものだと噛み砕いてしまったり、或いは歯の方が破砕してしまうかもしれないので、やはりタオルがいいだろう。 &font(#ff0000){発見時すでに口が開かない場合は絶対に無理やり開けさせないこと。} &font(#ff0000){指を噛み切られた例がある。} また、割り箸などで無理やりこじ開け、口内を酷く傷つけた例もある。 (でも民間人の取った緊急時の応急処置で訴えられることはない) ここまでやったらもうできることはない。 薬を持っているなら飲ませるか、おとなしく専門家に任せよう。 ていうかちゃんと薬飲んどけば発作はあまり起こらないらしいけど。 因みに、有名な抗てんかん薬としてバルプロ酸Na、カルバマゼピン、バルビツールなどがある。 バルプロ酸Na 商品名 デパケン 主に全てのてんかんの発作に有効であると言われているが、一般に混合型発作の第一選択薬として使用されている。 副作用として肝障害、出血性膵炎があるので肝臓、膵臓に障害を持つ人は服用に注意する必要がある。 カルバマゼピン 商品名 テグレトール 主に部分発作の第一選択薬としてしようされているが、三叉神経痛と躁病にも効果があると考えられている。 また、この薬剤は抗コリン作用を有するので副作用として便秘、尿閉、口渇が起こる。 また、血小板の減少も若干報告されている フェノバール 商品名 ルミナール or フェノバール or フェノバルビタール バルビツール酸系に属する薬剤で、強力な抗痙攣、鎮静剤としての力を有するが、反面、睡眠薬にも用いる程の強力な催眠作用、適正値のほんの5-10倍の部分(上記の2つは60-300倍)にある致死量(経口-1g 静注-0.3g 適正値は経口で30-50mg)、薬剤アレルギー、依存性など、かなりの危険を有する 睡眠薬としての力から、夢遊病などの睡眠性行動障害と隣り合わせでもある 今これが処方される場合、ほとんど最後の手段となる [[ポケモンショック]]で、「子供が泡を吹いて倒れた」などと言われていますが 原因はパカパカを始めとするストロボやフラッシングなどの激しい点滅を、25箇所にわたって1秒間以上連続して使用したため脳の処理が追いつかず脳がオーバーヒート、痙攣、頭痛などを引き起こし病院に搬送されるなどの事態に。 ポケモンショックの項目を読んで頭痛などがした場合は近くの神経内科に受診することをオススメします。 車の運転中に発作を起こして亡くなるよりはまだ幾分もマシだと自分は思います。 アンドリュー・フォークのようにならないためにも…… ちなみに全くてんかんに関係なく、どんなものか分からないと思っている人に説明すると… てんかんはまず、体調によってかなり左右される。てんかん持ちの人が自身の生活リズムを何より気にするのはこれのせい。 極端な体力低下でも起こりうるので、100%の力を発揮するのは相当の勇気が必要であり、てんかん持ちで常に全力を出せる者は本当に勇者である。 人それぞれだが、起きる時の感覚でかなりよく似た描写を描いた漫画がある。 …ブリーチである。 主人公・黒崎一護は中盤(?)に虚化という状態になるのだが、初めそれを制御出来なかった。あの描写はかなりよく似ている。 まずゾクッという感覚と共に別世界か?と思うような状態に引き込まれる。 一応周りの音は聴こえるのだが意味は理解出来ない。 とりあえず空返事は行える(それ故に発作に到るまで気付かれないのだが…) その状態になってしまうと後は持ちこたえるのを祈る以外にない…。『鎮まってくれ…っ!』と一護が言う通りのまま祈るだけである。 体調が悪い時や重度の人はこの嫌悪感タイムはカットされそのまま発作になる。(…まあある意味この恐怖の時間は必要ないが。発作起きたら同じな訳で…。) デジャビュの感覚と嫌悪感の始まる感覚はてんかん者的には重なる者も多く、そのせいで『デジャビュが起きる→てんかん!?→マジでてんかんが起きる』と堪らん連係になる場合がある。 違うパターンだと支離滅裂な発言をすること(返してくること)がある。 一例 医者「なんで目を閉じるんかなー」 患者「足がね…かゆいの」 異常な場合はてんかん発作を疑おう。 てんかんを持つ人は必然的に吃音持ちな場合が多い。 脳波的な問題で言葉の伝達が遅れがちになるからである(当然例外あり) &font(#0000ff){2ちゃんねるは過去にトップページにてんかんをおこす可能性のあるページを&font(#ff0000){わざと}仕組んだことがある} &font(#ff0000){ちゃねらーらしい悪意である} なお「俺てんかんなんて持ってねーしww」なんて言っている人もいるだろうが、上にも書いた通り、この病気は&font(#ff0000){突然起こる} 全くの健康体の人でも、脳のネットワークがオーバーヒートを起こすとこの状態になるのである。 実は&font(#ff0000){全く関係ない人などいない病気である} 根の詰めすぎには要注意 追記・修正はオーバーヒートしないようにお願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment
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