Dies Irae -Acta est Fabula-

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&font(#6495ED){登録日}: 2011/01/22(土) 06:50:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ #size(25){{{ &font(#808080){では一つ、皆様私の歌劇をご観覧あれ。} &font(#008000){「――&ruby(Atziluth){流出}」} &font(#808080){その筋書きは、ありきたりだが。} #left(){&font(#ffdc00){「&ruby(Du-Sollst){混沌より溢れよ}――」}} &font(#808080){役者が良い。至高と信ずる。} #right(){&font(#0000ff){「&ruby(Vive memor mortis){生と死の刹那に}――」}} &font(#808080){ゆえに面白くなると思うよ。} &font(#ffdc00){「&ruby(Dies Irae){怒りの日}」} &font(#0000ff){「&ruby(Acta est Fabula){未知の結末を見る}」} }}} #center(){&blankimg(2009-8-1-1.jpg,width=600,height=419)} } 2009年12月25日に発売された[[light]]の18禁アドベンチャーゲーム。 2007年に発売され「最高の素材を調理し損ねた」とまで呼ばれた地雷ゲー「[[Dies irae -Also sprach Zarathustra-]]」を[[正田崇]]自ら加筆・修正し、新規CG・BGMを加えた作品で、2007年版のユーザーIDとパスワードがあれば無料でアップロードできる。 しかし、一定の認証回数を越えると有料になる&font(#ff0000){オンライン認証}があるので注意。   ゲーム構成としては、螢・香純→マリィ→玲愛の順番でロックがかかっており、公式の推奨する順番は香純→螢→マリィ→玲愛。もしくは香純→マリィ→螢→玲愛でもいいだろう。 ◆ストーリー 大地は血を飽食し、空は炎に焦がされる。 人は皆、剣を持って滅ぼし尽くし、息ある者は一人たりとも残さない。 男を殺せ。女を殺せ。老婆を殺せ。赤子を殺せ。 犬を殺し、牛馬を殺し、驢馬を殺し、山羊を殺せ。 ――大虐殺(ホロコースト)を。 目に映るもの諸々残さず、生贄の祭壇に捧げて火を放て。 この永劫に続く既知感ゲットーを。 超えるためなら総て焼き尽くしても構わない。 ――1945年、ドイツ。 陥落するベルリンで、その儀式は行われた。 彼らにとって戦争に敗北することなど些事であり、むしろそれによって生じる夥しい犠牲者たちを、儀式の触媒として生贄に捧げようとしていた。 その試みが成功したのか失敗したのか、誰にも分からない。 終戦後のドイツには、その存在すら不安定な彼らの噂だけが広まっていく。 聖槍十三騎士団――ナチスドイツの闇が生んだ超人たち。   彼らはいずれ戻ってくる。 そのとき世界は破滅する。 ゆえに、再来を許してはならない――と。 そして61年の歳月が流れた。 彼らを知っている者たちは、その大半が死んでしまい、皆が彼らを忘れていた。 しかし ――2006年……日本。 親友・遊佐司狼とのけんかを皮切りに、青年・藤井蓮の日常は崩れ去る。 夜毎見る断頭台の夢。 人の首を狩る殺人犯。 それを追う黒衣の"騎士"たち。 常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく。 変わらなければ、生きられない。 生き残らないと、戻れない。 加速度的に狂っていく世界の中、蓮は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える。 何も大層なことを望んでいるわけじゃない。 ただ、還りたいだけ。 つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。 悲壮な決意を期する胸に、司狼の声が木霊する。 この街に住んでいたら、遅かれ早かれどいつもこいつも気が狂う――と。 聖槍十三騎士団との戦い。 狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。 その果てに、蓮はいったい何を見るのか。   ◆設定 ●聖遺物 いわゆるマジックウェポン。人々の思念を受け、自らも思念を持つようになった器物の総称。 ●エイヴィヒカイト メルクリウスが生み出した聖遺物を操るための魔術体系。燃料に魂を使用し、一度聖遺物を所持したら殺人をし続けなければいけない。聖遺物に魂を吸収させることを可能とし、吸収すれば吸収するほど強化される。 ・聖遺物とその使用者は聖遺物にしか破壊できない。 ・聖遺物を砕かれれば使用者も砕かれる。 ・聖遺物の攻撃は霊的・物理的両方で防がなければならない。 ●位階 エイヴィヒカイトに存在する成長段階・熟練度を詰むことにより訪れる成長段階のこと。 ●活動(Assian、アッシャー) 第一位階。聖遺物の特性を生身に乗せて使用することができる。例えば刀剣の聖遺物なら斬撃を放つなど。一般人を殺すには都合がいいが同じ聖遺物の使徒に使うには効果が望めない。 ●形成(Yetzilah、イェツラー) 第二位階。聖遺物の形を成すこと。狂気を凶器に具現化し、武装する。内面にある攻撃性の結晶化。この位階から身体能力が人外の領域に食い込みだす。   ●創造(Briah、ブリアー) 第三位階。術者の魂に刻み込まれた渇望をルールに敷く異界を作り上げる。自分と聖遺物にとって最も望む世界、最も望む自分を具現化する。 その発現には現実を捻じ曲げるほどの思念が必須で正田卿曰く「創造位階の連中は揃いも揃って厨二病」だとか。 性質によって望む世界を作りあげる&font(#ff0000){覇道型}と自分自身を望むものに変貌させる&font(#0000ff){求道型}にわけられる。 ●流出(Atilltz、アティルト) 第四位階。創造で作り出した異界を全世界に永続的に展開する。すなわち術者の創造位階により世界の根源たる"座"を塗り替え、術者を新世界の神(創造主)へと変貌させる位階といえる。ただし求道型は自分自身に展開する性質上、世界を塗り替える事は出来ない。 ●武装形態 形成位階における聖遺物の発現の種類。 ・人器融合型 肉体に聖遺物を融合させる。攻撃に特化しており身体能力の強化に優れる。聖遺物との融合率が高くなるほど我を忘れやすくなり、単純な罠などに引っかかりやすくなる。性格としては血気盛んなもの、快楽主義者や刹那主義者がなりやすい。 主要人物での該当者は蓮、ベイ。   ・武装具現型 聖遺物を武装として具現化する。最も基本ともいえる型でバランスがよく、未熟なうちはただの器用貧乏だが、極めれば万能となり隙がなくなる。職業的な戦闘訓練を受けたもの、現実主義者などがなりやすい。 主要人物での該当者はラインハルト、櫻井螢。 ・事象展開型 魔術や呪術のような働きをする。物理的破壊の顕現ではないため攻撃力は低く、中には攻撃力が皆無の者もいるが、反面防御や補助に優れており、殺すことが困難。融合型と組んだ場合は非常に危険。性格としては理知的で聡明な者、探究心と神経質な拘りを持つ者など、学者・芸術家タイプの者がなりやすい。 主要人物の該当者はルサルカ、玲愛。 ・特殊発現型 自身の肉体を聖遺物そのものとして扱う。他を上回る強大な力を発揮することもあれば、状況次第では全く役に立たないこともあるなど、非常に不安定なタイプ。性格としては特定の物事や人物に囚われて盲目的になっている者、純度の高い宗教家や復讐者がなりやすい。   ◆主要人物 ●[[藤井蓮]] CV:[[先割れスプーン]] 主人公。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){次回作では……}} ●[[遊佐司狼]] CV:ルネッサンス山田 蓮の親友。天才超人だがそれ故に日々に退屈していた。本編の前からデジャブにとらわれ、それから逃れるために日常の象徴である蓮・香純の元から離脱する。インポ。無鉄砲で飄々とした性格。特技は減らず口。 ●[[櫻井螢]] CV:[[かわしまりの]] ツンデレ。 ●[[マリィ>マリィ(Dies irae)]] CV:[[榊原ゆい]] メインヒロイン。[[巨乳]]。 正体は蓮が夢の中で出会い、いずれ契約を交わす聖遺物『罪姫・正義の柱(マルグリット・ボワ・ジャスティス)』。口ずさむ血塗られたリフレインと首に刻まれた斬首痕が特徴の呪われた少女。触れた者の首を切り落とす。だが性格は純粋無垢で健気。そのあまりの美しさの為、ニートにストーカーされている。   ●[[氷室玲愛]] CV:雛見風華 蓮の先輩でドイツ人のクォーター。空気に語りかけるようなダウナーな話しかたとどこかずれた性格はユーザーを虜にしたとかしないとか。ラスボスと戦うためには彼女を核とした闘技場を形成しないといけないため、Acta est Fabla以前はどうあがいても救済できなかった。だが、Acta est Fabulaでヒロインに抜擢され、ループが存在する作中世界での正史に選ばれる。 ●[[綾瀬香純]] CV:[[佐本二厘]] 蓮と司狼の幼馴染。快活で活発。常にハイテンションでづけづけと突っかかってくるが触れてほしくないところにはきちんとスルーできるなどしっかりした性格の持ち主で、空気も読めるバトルものの幼馴染らしからぬ性格。そんな彼女のあり方は蓮にとっても好ましく、心地の良い存在で、本編序盤で蓮が彼女を守ると決意し、聖遺物を受け入れたシーンは名シーンの一つである。 ●[[聖槍十三騎士団]] 該当項目を参照。 Res novae―― 新世界へ Also sprach Zarathustra 語れ超越の物語 ―――追記・修正 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 面白さや売り上げがアニメ化に直結するわけじゃない一例。永劫回帰設定とか流出レベルのバトルとか映像化に全く向いてない。 -- 名無しさん (2013-11-27 11:06:10) - 基本的に設定バトルだもんな・・・。くらえ必殺びーむ!はいバリア貼った!効かない!ならバリア貫通びーむ!とかもはやそういう次元の戦いだもんな -- 名無しさん (2013-12-08 09:47:21) - ↑それこのwikiの空間支配能力者同士の戦いやんかw実際似ている所あるけどさ -- 名無しさん (2013-12-11 00:02:04) - 究極に近いほど陳腐になるから、流出VS流出はアニメだと味気なさそうだなあ。創造レベルは結構いけそうだけど、蓮のギロチンが絵的に動かし辛そうな気がしてならない -- 名無しさん (2013-12-11 00:30:57) - 最終的には物量戦だからなあ。 -- 名無しさん (2013-12-11 00:42:56) - ↑全宇宙の魂持ってる神に一人で勝てるのかって話よね。夜刀「勝てる」(∴)「触んな死ね」←チートとバグはあれだけど -- 名無しさん (2013-12-11 00:51:06) - ↑そいつら厳密に言うと単体じゃあないからなぁ。片や魂ごった煮戦闘兵器、形や二身同体だし。 -- 名無しさん (2014-04-02 19:09:49) - パクってるよね -- 名無しさん (2014-10-19 15:34:48) - ルート分岐とグランドルートって客層をラノベに奪われたエロゲの貴重な独自要素だと思うの  -- 名無しさん (2014-10-19 15:40:12) - オマージュだろ(魔法の言葉) -- 名無しさん (2014-10-19 15:40:53) - ↑3何を?参考までに教えてくれ -- 名無しさん (2014-10-20 21:03:55) - アニメ化ってマジすか……!? -- 名無しさん (2015-04-24 18:18:58) - まだ資金調達の段階だけどマジだった…大丈夫なのだろうか -- 名無しさん (2015-04-24 18:37:52) - 失敗する未来しか見えないんでやめてください あのペラ回しとか戦闘の演出とか映像では無理だろ・・・ -- 名無しさん (2015-04-24 20:27:29) - 正田自身がアニメ企画潰してるんじゃないのかよ… -- 名無しさん (2015-04-24 20:38:59) - うーむ。しかしこれで神座シリーズの続編に繋がるなら…とも思ってしまう。でも盛大にコケるかもしんないしなあ。 -- 名無しさん (2015-04-24 20:48:17) - アニメ化に関しては、ねえ。作品好きだから期待二割、不安八割って感じ。デモベとかこれまでのエロゲ原作アニメはろくなのなかったし -- 名無しさん (2015-04-25 23:55:05) - ヘルシングの様に漫画で書いてた訳じゃねえから、まずコケるな。大体、製作難易度が比較して低い漫画版ですらコケてんのにアニメが成功するなんて火を見るより明らかだわ。まあキャラの戦闘シーンだけでもユーザーを満足させる事が出来れば、凡作にはなるかもな -- 名無しさん (2015-04-26 00:20:19) - 比較対象がヘルシングのはナチ繋がりなん?つかヘルシングはヘルシングでTVアニメ版ヒデエことになってたな・・・やっぱOVAでじっくりが一番だ -- 名無しさん (2015-04-26 00:36:35) - 動きがどうなるか、だな。戦闘物だし尚更に -- 名無しさん (2015-04-26 00:52:21) - こういう始まる前からネガティブな意見撒き散らす連中はどーにかならんもんかね。善良なファンとして忠告()でもしてるつもりなのか知れんけどはたから見れば不愉快なだけだわ -- 名無しさん (2015-04-27 20:39:29) - ↑エロゲ原作のアニメ化は成功例よりも失敗例の方が圧倒的に多いからねぇ…。シナリオライターが元々アニメ化とかに否定的な人でもあるから、原作ファンにとっては不安でたまらないのよ。 -- 名無しさん (2015-04-27 21:06:11) - 「諸事情で話をぶっ壊されるくらいならCSもアニメ化もやられたくない」とライターが言っていたのに、結局どっちもやるはめになってるからな。不安というより、正田卿の扱われ方が心配。 -- 名無しさん (2015-04-27 21:28:26) - 実際アニメ化するとしたら誰の√いくんだろうか。グランドルートは描写的に無理があると思うからやっぱマリィ√かね?。個人的には螢√が見たいけど -- 名無しさん (2015-05-03 09:32:26) - ↑ 一番バランスがいいのはマリィルートかな。グランドはほかのルートでの真実を知っているからこそ輝く要素が多いし。ここで大きな予算を獲得できて、出来のいい作品になれば、きちんとしたバックがついて、Fateみたいにほかのルートもやってくれる可能性も…? -- 名無しさん (2015-05-03 09:51:19) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}: 2011/01/22(土) 06:50:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ #size(25){{{ &font(#808080){では一つ、皆様私の歌劇をご観覧あれ。} &font(#008000){「――&ruby(Atziluth){流出}」} &font(#808080){その筋書きは、ありきたりだが。} #left(){&font(#ffdc00){「&ruby(Du-Sollst){混沌より溢れよ}――」}} &font(#808080){役者が良い。至高と信ずる。} #right(){&font(#0000ff){「&ruby(Vive memor mortis){生と死の刹那に}――」}} &font(#808080){ゆえに面白くなると思うよ。} &font(#ffdc00){「&ruby(Dies Irae){怒りの日}」} &font(#0000ff){「&ruby(Acta est Fabula){未知の結末を見る}」} }}} #center(){&blankimg(2009-8-1-1.jpg,width=600,height=419)} } 2009年12月25日に発売された[[light]]の18禁アドベンチャーゲーム。 2007年に発売され「最高の素材を調理し損ねた」とまで呼ばれた地雷ゲー「[[Dies irae -Also sprach Zarathustra-]]」を[[正田崇]]自ら加筆・修正し、新規CG・BGMを加えた作品で、2007年版のユーザーIDとパスワードがあれば無料でアップロードできる。 しかし、一定の認証回数を越えると有料になる&font(#ff0000){オンライン認証}があるので注意。   ゲーム構成としては、螢・香純→マリィ→玲愛の順番でロックがかかっており、公式の推奨する順番は香純→螢→マリィ→玲愛。もしくは香純→マリィ→螢→玲愛でもいいだろう。 ◆ストーリー 大地は血を飽食し、空は炎に焦がされる。 人は皆、剣を持って滅ぼし尽くし、息ある者は一人たりとも残さない。 男を殺せ。女を殺せ。老婆を殺せ。赤子を殺せ。 犬を殺し、牛馬を殺し、驢馬を殺し、山羊を殺せ。 ――大虐殺(ホロコースト)を。 目に映るもの諸々残さず、生贄の祭壇に捧げて火を放て。 この永劫に続く既知感ゲットーを。 超えるためなら総て焼き尽くしても構わない。 ――1945年、ドイツ。 陥落するベルリンで、その儀式は行われた。 彼らにとって戦争に敗北することなど些事であり、むしろそれによって生じる夥しい犠牲者たちを、儀式の触媒として生贄に捧げようとしていた。 その試みが成功したのか失敗したのか、誰にも分からない。 終戦後のドイツには、その存在すら不安定な彼らの噂だけが広まっていく。 聖槍十三騎士団――ナチスドイツの闇が生んだ超人たち。   彼らはいずれ戻ってくる。 そのとき世界は破滅する。 ゆえに、再来を許してはならない――と。 そして61年の歳月が流れた。 彼らを知っている者たちは、その大半が死んでしまい、皆が彼らを忘れていた。 しかし ――2006年……日本。 親友・遊佐司狼とのけんかを皮切りに、青年・藤井蓮の日常は崩れ去る。 夜毎見る断頭台の夢。 人の首を狩る殺人犯。 それを追う黒衣の"騎士"たち。 常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく。 変わらなければ、生きられない。 生き残らないと、戻れない。 加速度的に狂っていく世界の中、蓮は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える。 何も大層なことを望んでいるわけじゃない。 ただ、還りたいだけ。 つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。 悲壮な決意を期する胸に、司狼の声が木霊する。 この街に住んでいたら、遅かれ早かれどいつもこいつも気が狂う――と。 聖槍十三騎士団との戦い。 狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。 その果てに、蓮はいったい何を見るのか。   ◆設定 ●聖遺物 いわゆるマジックウェポン。人々の思念を受け、自らも思念を持つようになった器物の総称。 ●エイヴィヒカイト メルクリウスが生み出した聖遺物を操るための魔術体系。燃料に魂を使用し、一度聖遺物を所持したら殺人をし続けなければいけない。聖遺物に魂を吸収させることを可能とし、吸収すれば吸収するほど強化される。 ・聖遺物とその使用者は聖遺物にしか破壊できない。 ・聖遺物を砕かれれば使用者も砕かれる。 ・聖遺物の攻撃は霊的・物理的両方で防がなければならない。 ●位階 エイヴィヒカイトに存在する成長段階・熟練度を詰むことにより訪れる成長段階のこと。 ●活動(Assian、アッシャー) 第一位階。聖遺物の特性を生身に乗せて使用することができる。例えば刀剣の聖遺物なら斬撃を放つなど。一般人を殺すには都合がいいが同じ聖遺物の使徒に使うには効果が望めない。 ●形成(Yetzilah、イェツラー) 第二位階。聖遺物の形を成すこと。狂気を凶器に具現化し、武装する。内面にある攻撃性の結晶化。この位階から身体能力が人外の領域に食い込みだす。   ●創造(Briah、ブリアー) 第三位階。術者の魂に刻み込まれた渇望をルールに敷く異界を作り上げる。自分と聖遺物にとって最も望む世界、最も望む自分を具現化する。 その発現には現実を捻じ曲げるほどの思念が必須で正田卿曰く「創造位階の連中は揃いも揃って厨二病」だとか。 性質によって望む世界を作りあげる&font(#ff0000){覇道型}と自分自身を望むものに変貌させる&font(#0000ff){求道型}にわけられる。 ●流出(Atilltz、アティルト) 第四位階。創造で作り出した異界を全世界に永続的に展開する。すなわち術者の創造位階により世界の根源たる"座"を塗り替え、術者を新世界の神(創造主)へと変貌させる位階といえる。ただし求道型は自分自身に展開する性質上、世界を塗り替える事は出来ない。 ●武装形態 形成位階における聖遺物の発現の種類。 ・人器融合型 肉体に聖遺物を融合させる。攻撃に特化しており身体能力の強化に優れる。聖遺物との融合率が高くなるほど我を忘れやすくなり、単純な罠などに引っかかりやすくなる。性格としては血気盛んなもの、快楽主義者や刹那主義者がなりやすい。 主要人物での該当者は蓮、ベイ。   ・武装具現型 聖遺物を武装として具現化する。最も基本ともいえる型でバランスがよく、未熟なうちはただの器用貧乏だが、極めれば万能となり隙がなくなる。職業的な戦闘訓練を受けたもの、現実主義者などがなりやすい。 主要人物での該当者はラインハルト、櫻井螢。 ・事象展開型 魔術や呪術のような働きをする。物理的破壊の顕現ではないため攻撃力は低く、中には攻撃力が皆無の者もいるが、反面防御や補助に優れており、殺すことが困難。融合型と組んだ場合は非常に危険。性格としては理知的で聡明な者、探究心と神経質な拘りを持つ者など、学者・芸術家タイプの者がなりやすい。 主要人物の該当者はルサルカ、玲愛。 ・特殊発現型 自身の肉体を聖遺物そのものとして扱う。他を上回る強大な力を発揮することもあれば、状況次第では全く役に立たないこともあるなど、非常に不安定なタイプ。性格としては特定の物事や人物に囚われて盲目的になっている者、純度の高い宗教家や復讐者がなりやすい。   ◆主要人物 ●[[藤井蓮]] CV:[[先割れスプーン]] 主人公。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){次回作では……}} ●[[遊佐司狼]] CV:ルネッサンス山田 蓮の親友。天才超人だがそれ故に日々に退屈していた。本編の前からデジャブにとらわれ、それから逃れるために日常の象徴である蓮・香純の元から離脱する。インポ。無鉄砲で飄々とした性格。特技は減らず口。 ●[[櫻井螢]] CV:[[かわしまりの]] ツンデレ。 ●[[マリィ>マリィ(Dies irae)]] CV:[[榊原ゆい]] メインヒロイン。[[巨乳]]。 正体は蓮が夢の中で出会い、いずれ契約を交わす聖遺物『罪姫・正義の柱(マルグリット・ボワ・ジャスティス)』。口ずさむ血塗られたリフレインと首に刻まれた斬首痕が特徴の呪われた少女。触れた者の首を切り落とす。だが性格は純粋無垢で健気。そのあまりの美しさの為、ニートにストーカーされている。   ●[[氷室玲愛]] CV:雛見風華 蓮の先輩でドイツ人のクォーター。空気に語りかけるようなダウナーな話しかたとどこかずれた性格はユーザーを虜にしたとかしないとか。ラスボスと戦うためには彼女を核とした闘技場を形成しないといけないため、Acta est Fabla以前はどうあがいても救済できなかった。だが、Acta est Fabulaでヒロインに抜擢され、ループが存在する作中世界での正史に選ばれる。 ●[[綾瀬香純]] CV:[[佐本二厘]] 蓮と司狼の幼馴染。快活で活発。常にハイテンションでづけづけと突っかかってくるが触れてほしくないところにはきちんとスルーできるなどしっかりした性格の持ち主で、空気も読めるバトルものの幼馴染らしからぬ性格。そんな彼女のあり方は蓮にとっても好ましく、心地の良い存在で、本編序盤で蓮が彼女を守ると決意し、聖遺物を受け入れたシーンは名シーンの一つである。 ●[[聖槍十三騎士団]] 該当項目を参照。 Res novae―― 新世界へ Also sprach Zarathustra 語れ超越の物語 ―――追記・修正 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 面白さや売り上げがアニメ化に直結するわけじゃない一例。永劫回帰設定とか流出レベルのバトルとか映像化に全く向いてない。 -- 名無しさん (2013-11-27 11:06:10) - 基本的に設定バトルだもんな・・・。くらえ必殺びーむ!はいバリア貼った!効かない!ならバリア貫通びーむ!とかもはやそういう次元の戦いだもんな -- 名無しさん (2013-12-08 09:47:21) - ↑それこのwikiの空間支配能力者同士の戦いやんかw実際似ている所あるけどさ -- 名無しさん (2013-12-11 00:02:04) - 究極に近いほど陳腐になるから、流出VS流出はアニメだと味気なさそうだなあ。創造レベルは結構いけそうだけど、蓮のギロチンが絵的に動かし辛そうな気がしてならない -- 名無しさん (2013-12-11 00:30:57) - 最終的には物量戦だからなあ。 -- 名無しさん (2013-12-11 00:42:56) - ↑全宇宙の魂持ってる神に一人で勝てるのかって話よね。夜刀「勝てる」(∴)「触んな死ね」←チートとバグはあれだけど -- 名無しさん (2013-12-11 00:51:06) - ↑そいつら厳密に言うと単体じゃあないからなぁ。片や魂ごった煮戦闘兵器、形や二身同体だし。 -- 名無しさん (2014-04-02 19:09:49) - パクってるよね -- 名無しさん (2014-10-19 15:34:48) - ルート分岐とグランドルートって客層をラノベに奪われたエロゲの貴重な独自要素だと思うの  -- 名無しさん (2014-10-19 15:40:12) - オマージュだろ(魔法の言葉) -- 名無しさん (2014-10-19 15:40:53) - ↑3何を?参考までに教えてくれ -- 名無しさん (2014-10-20 21:03:55) - アニメ化ってマジすか……!? -- 名無しさん (2015-04-24 18:18:58) - まだ資金調達の段階だけどマジだった…大丈夫なのだろうか -- 名無しさん (2015-04-24 18:37:52) - 失敗する未来しか見えないんでやめてください あのペラ回しとか戦闘の演出とか映像では無理だろ・・・ -- 名無しさん (2015-04-24 20:27:29) - 正田自身がアニメ企画潰してるんじゃないのかよ… -- 名無しさん (2015-04-24 20:38:59) - うーむ。しかしこれで神座シリーズの続編に繋がるなら…とも思ってしまう。でも盛大にコケるかもしんないしなあ。 -- 名無しさん (2015-04-24 20:48:17) - アニメ化に関しては、ねえ。作品好きだから期待二割、不安八割って感じ。デモベとかこれまでのエロゲ原作アニメはろくなのなかったし -- 名無しさん (2015-04-25 23:55:05) - ヘルシングの様に漫画で書いてた訳じゃねえから、まずコケるな。大体、製作難易度が比較して低い漫画版ですらコケてんのにアニメが成功するなんて火を見るより明らかだわ。まあキャラの戦闘シーンだけでもユーザーを満足させる事が出来れば、凡作にはなるかもな -- 名無しさん (2015-04-26 00:20:19) - 比較対象がヘルシングのはナチ繋がりなん?つかヘルシングはヘルシングでTVアニメ版ヒデエことになってたな・・・やっぱOVAでじっくりが一番だ -- 名無しさん (2015-04-26 00:36:35) - 動きがどうなるか、だな。戦闘物だし尚更に -- 名無しさん (2015-04-26 00:52:21) - こういう始まる前からネガティブな意見撒き散らす連中はどーにかならんもんかね。善良なファンとして忠告()でもしてるつもりなのか知れんけどはたから見れば不愉快なだけだわ -- 名無しさん (2015-04-27 20:39:29) - ↑エロゲ原作のアニメ化は成功例よりも失敗例の方が圧倒的に多いからねぇ…。シナリオライターが元々アニメ化とかに否定的な人でもあるから、原作ファンにとっては不安でたまらないのよ。 -- 名無しさん (2015-04-27 21:06:11) - 「諸事情で話をぶっ壊されるくらいならCSもアニメ化もやられたくない」とライターが言っていたのに、結局どっちもやるはめになってるからな。不安というより、正田卿の扱われ方が心配。 -- 名無しさん (2015-04-27 21:28:26) - 実際アニメ化するとしたら誰の√いくんだろうか。グランドルートは描写的に無理があると思うからやっぱマリィ√かね?。個人的には螢√が見たいけど -- 名無しさん (2015-05-03 09:32:26) - ↑ 一番バランスがいいのはマリィルートかな。グランドはほかのルートでの真実を知っているからこそ輝く要素が多いし。ここで大きな予算を獲得できて、出来のいい作品になれば、きちんとしたバックがついて、Fateみたいにほかのルートもやってくれる可能性も…? -- 名無しさん (2015-05-03 09:51:19) - 予算も枠も確保できるなら各ルート1クールずつかけてやるのが理想かな?シナリオは正田卿が直接監修してくれるからなんとかなりそうだけど、問題は正田世界を映像でうまく表現できるかなんだよなぁ -- 名無しさん (2015-05-03 10:05:11) #comment #areaedit(end) }

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