うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

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&font(#6495ED){登録日}:2011/02/03(木) 16:59:48 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){責任とってね!!}} うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーとは、1984年2月11日公開の『[[うる星やつら]]』の劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作。全98分。 劇場版うる星やつらの最高傑作と呼ばれることが多く、監督押井守の原点であり出世作となった作品であるが、同時に原作者高橋留美子と押井を決別させた作品としても有名。 (理由は後述)   〇あらすじ 学園祭を前日に控えた友引高校。 あたる達生徒は連日学校に泊まり込みで準備をしていた。 そんな中、温泉マークはある異変に気付き…。 押井節全開の作品であり、この作品の評価が割れる最大の原因。   〇登場人物 ■諸星あたる CV:古川登志夫 ツンデレ主人公。 念願のハーレムが叶うが…。 ■ラム CV:平野文 純真で一途な鬼娘…なのだが、本作のラムは少し怖い気がする。 ■三宅しのぶ CV:島津冴子 いつも通りの怪力娘。 冒頭の給湯室で行われる、ラムとサクラとの会話シーンは押井監督のお気に入り。 ■面堂終太郎 CV:神谷明 いつも通りの御曹司。 サクラと共に異変の正体に気付くが…。   ■藤波竜之介 CV:田中真弓 女になりたい女の子。 ついにブラジャーを手に入れる夢が叶う。 ■テン CV:杉山佳寿子 本作では比較的大人しい幼児。 ■温泉マーク CV:池水通洋 あたる達の担任で、一番最初に異変に気付く人。 余談だが、喫茶店でのサクラとの会話シーンは声の収録が大変だったらしい。 ■サクラ CV:鷲尾真知子 巫としても保険医としても大活躍。 本作の超重要人物。   ■メガネ CV:[[千葉繁]] 本作でも大活躍のラム親衛隊隊長の最高幹部会議長。 中盤で語られる「友引前史」は監督押井守が&font(#ff0000){フィルムを(ほぼ)完成させてからアフレコさせる}、などかなりの力のいれっぷり。 以下決別の理由   もともとアニメで暴走気味だった押井だが、見事に劇場版第一作(オンリー・ユー 高橋留美子も絶賛した)を成功させた。 しかし押井自身は 「前作では興行的に成功したが、自分のやりたいことをやれず不満だった。本作は、一本目を作る気持ちで、リターンマッチをやらずにはいられない」 と強い意志を示し、本作の製作に取りかかったという。 その意志はとても強く、かなり強引に自分の意見を通したりと、当時プロデューサーだった落合茂一は「コンテが完成した時点でそれを抱えてキティを辞めたくなった(笑)」と、当時置かれていた立場と心境を著書に記している。   そうして完成された本作は興行収入こそは前作を下回ったが、アニメ雑誌では公開後、高く評価された。 また「キネマ旬報」において、読者選出ベスト・テンで邦画の部第7位と評価された。(同年の第1位は『&font(#ff0000){風の谷のナウシカ}』) だが世間の評価とは反対に、原作者高橋留美子からは「押井さんは天才」、「2は押井さんの傑作で、お客さんとして非常に楽しめました」と語っており、これに対して押井も「原作者の逆鱗に触れた」と発言している。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){あえて厳しく評価するならば、映像効果を最優先させた結果として原作の中核を成す他の要素を全ておざなりにした(原作の色をほぼ無視した空気崩壊、レギュラーメンバーの脱落、シナリオの物語破綻レベルの粗雑、終盤のラムのメアリー・スー化とデウス・エクス・マキナぶりなど)ので冷静に考えれば当然の成り行きである。ここまでやられれば、どんな原作者でも激怒する。アニメだから、押井だから許せ、というのは表現者としてはムチャな話である。}}} その後、押井は『うる星やつら』テレビシリーズのチーフディレクターを降板、スタジオぴえろを退社した。 テレビアニメのシリーズ途中でのメインスタッフの交替は異例であり、押井は当時のインタビューで「体力的・精神的な限界」と説明した。 しかし後年のインタビューでは、「『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』が高い評価を受けたことでイケイケになってしまい、監督としての自信がついたため独立した」と語っている。 主題歌は「ラムのラブソング」を歌った松谷祐子の「&font(#ff0000){愛はブーメラン}」。 アニメ[[らき☆すた]]の最終回のEDで[[白石稔]]が&font(#0000ff){実写}で歌った曲でもある。 「&font(#ff0000){かつて今までいかなる先達たちも実現し得なかったアニヲタwikiを、あの永遠のシャングリラを実現するだろう。}」 #center(){メガネ著 友引前史第1巻 追記・修正よろしく 序説第3章より一部抜粋} ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 「愛はブーメラン」は間違いなく名曲 -- 名無しさん (2013-09-23 00:32:51) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2011/02/03(木) 16:59:48 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){責任とってね!!}} うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーとは、1984年2月11日公開の『[[うる星やつら]]』の劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作。全98分。 劇場版うる星やつらの最高傑作と呼ばれることが多く、監督押井守の原点であり出世作となった作品であるが、同時に原作者高橋留美子と押井を決別させた作品としても有名。 (理由は後述)   〇あらすじ 学園祭を前日に控えた友引高校。 あたる達生徒は連日学校に泊まり込みで準備をしていた。 そんな中、温泉マークはある異変に気付き…。 押井節全開の作品であり、この作品の評価が割れる最大の原因。   〇登場人物 ■諸星あたる CV:古川登志夫 ツンデレ主人公。 念願のハーレムが叶うが…。 ■ラム CV:平野文 純真で一途な鬼娘…なのだが、本作のラムは少し怖い気がする。 ■三宅しのぶ CV:島津冴子 いつも通りの怪力娘。 冒頭の給湯室で行われる、ラムとサクラとの会話シーンは押井監督のお気に入り。 ■面堂終太郎 CV:神谷明 いつも通りの御曹司。 サクラと共に異変の正体に気付くが…。   ■藤波竜之介 CV:田中真弓 女になりたい女の子。 ついにブラジャーを手に入れる夢が叶う。 ■テン CV:杉山佳寿子 本作では比較的大人しい幼児。 ■温泉マーク CV:池水通洋 あたる達の担任で、一番最初に異変に気付く人。 余談だが、喫茶店でのサクラとの会話シーンは声の収録が大変だったらしい。 ■サクラ CV:鷲尾真知子 巫としても保険医としても大活躍。 本作の超重要人物。   ■メガネ CV:[[千葉繁]] 本作でも大活躍のラム親衛隊隊長の最高幹部会議長。 中盤で語られる「友引前史」は監督押井守が&font(#ff0000){フィルムを(ほぼ)完成させてからアフレコさせる}、などかなりの力のいれっぷり。 以下決別の理由   もともとアニメで暴走気味だった押井だが、見事に劇場版第一作(オンリー・ユー 高橋留美子も絶賛した)を成功させた。 しかし押井自身は 「前作では興行的に成功したが、自分のやりたいことをやれず不満だった。本作は、一本目を作る気持ちで、リターンマッチをやらずにはいられない」 と強い意志を示し、本作の製作に取りかかったという。 その意志はとても強く、かなり強引に自分の意見を通したりと、当時プロデューサーだった落合茂一は「コンテが完成した時点でそれを抱えてキティを辞めたくなった(笑)」と、当時置かれていた立場と心境を著書に記している。   そうして完成された本作は興行収入こそは前作を下回ったが、アニメ雑誌では公開後、高く評価された。 また「キネマ旬報」において、読者選出ベスト・テンで邦画の部第7位と評価された。(同年の第1位は『&font(#ff0000){風の谷のナウシカ}』) だが世間の評価とは反対に、原作者高橋留美子からは「押井さんは天才」、「2は押井さんの傑作で、お客さんとして非常に楽しめました」と語っており、これに対して押井も「原作者の逆鱗に触れた」と発言している。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){あえて厳しく評価するならば、映像効果を最優先させた結果として原作の中核を成す他の要素を全ておざなりにした(原作の色をほぼ無視した空気崩壊、レギュラーメンバーの脱落、シナリオの物語破綻レベルの粗雑、終盤のラムのメアリー・スー化とデウス・エクス・マキナぶりなど)ので冷静に考えれば当然の成り行きである。ここまでやられれば、どんな原作者でも激怒する。アニメだから、押井だから許せ、というのは表現者としてはムチャな話である。}}} その後、押井は『うる星やつら』テレビシリーズのチーフディレクターを降板、スタジオぴえろを退社した。 テレビアニメのシリーズ途中でのメインスタッフの交替は異例であり、押井は当時のインタビューで「体力的・精神的な限界」と説明した。 しかし後年のインタビューでは、「『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』が高い評価を受けたことでイケイケになってしまい、監督としての自信がついたため独立した」と語っている。 主題歌は「ラムのラブソング」を歌った松谷祐子の「&font(#ff0000){愛はブーメラン}」。 アニメ[[らき☆すた]]の最終回のEDで[[白石稔]]が&font(#0000ff){実写}で歌った曲でもある。 「&font(#ff0000){かつて今までいかなる先達たちも実現し得なかったアニヲタwikiを、あの永遠のシャングリラを実現するだろう。}」 #center(){メガネ著 友引前史第1巻 追記・修正よろしく 序説第3章より一部抜粋} ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 「愛はブーメラン」は間違いなく名曲 -- 名無しさん (2013-09-23 00:32:51) - 自分の好きな作品を押井とパヤオには手がけてほしくないなあ。 -- 名無しさん (2013-12-29 21:14:02) #comment

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