MAR

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/04(木) 00:00:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){「ワクワクが止まらねぇ!」} 【概要】 &bold(){『MAR-Marchen Awakens Romance-』}(メル)は、『[[週刊少年サンデー]]』にて2003~2006年の間に連載された漫画。 作者は『烈火の炎』の&bold(){安西信行}。 厳密には「A」は上に点々がついた「アーウムラウト」だが、機種依存文字なので以下もアルファベットのAで表記する。 ただしドイツ語で読むと「マール」である。 キーアイテムであるARMのAも同様。 メルヘンの世界に憧れる少年・ギンタがメルヘンの世界&bold(){「メルヘヴン」}に渡り、 世界征服をたくらむ&bold(){「チェスの兵隊(コマ)」}との戦いを描くファンタジー漫画である。 前作「[[烈火の炎]]」から1年、連載開始の予告は1ページ丸々使って「&bold(){安西信行 始動}」とまるで大御所が降臨したかのような派手なものであった。 まあ前作の烈火は大ヒット作であるためこのような扱いなのも納得ではある。 ……もっとも出来が悪すぎた(後述)ため、現在では物笑いの種になってしまっているが。   はっきり言うと評価は最悪。 キャラメイクや武器、世界観の設定が好評で期待が大きかったのも全体の悪評の理由だが、 ・単調な展開(特にウォーゲーム) ・主人公補正を抜きにしてもギンタが、というかバッボの存在が持ち上げられ気味 ・矛盾や伏線の消化が上手くできていない ・ルール上ギンタが出れば勝利確定 ・アランの言動が味方とは思えない ・ウォーゲームが何故行われるかの説明がなされていない 狙いが低年齢化したことから前作からのファンが「&font(#ff0000){読んでて死にそう}」という迷言を放つ位。 2ちゃんねる漫画板には&font(#ff0000){アンチスレしかなかった}。 安西を弁護する訳ではないが、[[アニメ化]]後は人気の余り原稿が落とせないという理由から、 半分鬱状態に陥っている作者に評判の良かった淡々としたウォーゲームを書かせ続ける編集部の無理やりさがああなってしまった主な原因。 この辺りの編集部の悪辣さは[[金色のガッシュ!!]]の雷句誠先生が提訴した事件で有名である。 ただし、安西もファンブックで「バッボを手に入れるあたりまでしか話を考えてなかった」 「ギンタたちが各地を旅してチェスと戦う予定だったが、結局思いつかなくなったのでウォーゲームを考案した」と発言しているため、 安西の無計画さも原因であると付け加えておく。 人気とか評判がいいというのはほとんど売り上げで判断されているが……。 連載終盤に本格的に鬱になり 連載終了後、作者は年単位の療養期間を必要としている。 この辺は作者ブログに顕著にもあらわれていたが漫画家に一度でも「もう描きたくない」と言わせたあたりどれだけ酷い扱いをしていたかが伺い知れる。 その上、原稿なくしちゃった事件で小学館を訴えた雷句誠を引き留めようとした編集部員が &bold(){「いるじゃないですか・・・一回もうサンデーでは描かないといって、&u(){また戻って描く人が}。」}と、 自分たちが追い詰めた安西を侮辱した上に雷句のことも貶めるという、信じられないレベルの暴言を浴びせたという噂もある。 まぁ次回作「MIXIM♀12(→MIXIM☆11)」は、ひと月に一回は載らない上大幅な減ページと少しは編集部も反省はしたのだろう。 いろんな意味で惨状だったものの、メルヘンという題材自体はよかったのか、2006年のサンデー連載作品の単行本売上はコナン君に次いで2位であった。 2005年4月にアニメ化。 タイトルは「&bold(){MAR-メルヘヴン-}」。 原作が悲惨な状況でアニメ化されてたが、こちらはかなり高い評価を受けている。 例としては ・語られなかった伏線・設定などの回収 ・ウォーゲーム編をベースにしつつも冒険はちゃんとしている ・一部キャラの台詞やメアリー・スー具合の改善 ・アニメならではの小ネタ、時間帯ギリギリのお色気シーンの追加 ・バトルの緊張感のアップ(例としてはナナシvsペタ戦) などと原作をベースにしつつも丁寧に作られ、全102話、2年にも渡る長期放送となった。 むしろアニメの方が本編みたいなものである。 所謂[[原作レイプ]]が成功した数少ない例と言える。 原作和姦? 監督は奥脇雅晴(1話〜52話)と川口敬一郎(53話~最終話) 川口監督にとって諸事情にこれが初監督作品となった。 某作品で大邪神とか呼ばれていたが、大丈夫だ問題ない。 まぁ、どことなくエロイ雰囲気が嫌いな人は二期はおすすめしない。 【登場人物】 虎水ギンタ 年齢:14 本作の主人公。 メルヘンの世界に憧れる少年。親が親だからDQNっぽい。 マンセーぶりからアンチにはメアリー・スーと叩かれた。 アニメ版では多少KY具合は改善されており、普通の熱血少年といった感じになっている。 ウォーゲームのルール上(後述)仕方ないとはいえ序盤以外ほとんど負けていない。   スノウ 年齢:14 ヒロインの一人。 メルヘヴンの大国レスターヴァの王女。ギンタの幼馴染である小雪に瓜二つの外見。 原作とアニメでは小雪との関係は全く異なる。 アニメでの扱いに関してはファンの間では賛否分かれる部分でもある。 エドワード(エド) スノウのお付きである犬人間。戦闘力皆無の解説キャラ。姫様にぞっこん。 前対戦でハロウィンのARM「イグニール」によりアランと融合させられ、 &bold(){「3回眠るとアランに変身し、アランが1回眠るとエドに戻る」}というめんどくさい体質にされた。 バッボ ギンタが最初に手に入れたARMで、世にも珍しい「しゃべるARM」。 封印されていたがドロシーとギンタの手により開放された。 自分は紳士であると強調する。当初はギンタとは仲が悪かったが徐々に改善されていく。 元はチェスの兵隊のファントムが使用していた。当時は非常に残虐な性格であったが、現在はまったく正反対の性格である。ギンタ無双最大の理由。 バッボ(babbo)とはイタリア語で「お父さん」という意味。正体がバレバレである。  [[ドロシー>ドロシー(MAR)]] 年齢:17くらい もう一人のヒロイン。 魔女。ギンタがメルヘヴンで最初に出会った人物。 バッボ入手時ギンタに惚れ、猛烈にアタックする。 普段は飄々としてるが、戦闘では冷徹になる。 また、&font(#f09199){ノーブラ・ノーパン}(アニメでは「疑惑あり」にとどまっているが)。漫画では&font(#f09199){乳首を晒した}。 アニメではスノウ以上にヒロインとして扱われており、オリジナルエピソードも彼女が中心のものが多い。 彼女の戦闘シーンは高確率で限界で服が破け、[[乳揺れ]]するなど、優遇されていた。 &font(#ff0000){けしからんもっとやれ。} 物語終盤の姉妹対決では触手プレイも見せた。 [[ジャック>ジャック(MAR)]] 年齢:14 メルヘヴンの住人。ギンタとバッボのおかげで実家を荒らしていた野盗を追い払うことが出来たため、旅に同行する。 使用ARMのスコップは父親の遺品。 後にリア充になる。   アルヴィス 年齢:16 ギンタをメルヘヴンに呼び寄せた張本人。イケメン。 ゾンビタトゥーが全身に回りかけている。相手がガーディアンを出すと勝ちが確定する。 「ベル」という妖精(くぎゅ)のパートナー(嫁)がいる。 ナナシ 年齢:不明(30歳以上?) 盗賊ギルド「ルベリア」のボスの関西弁の男。記憶喪失だったのを拾われたため、「名無し」と付けられた。 ナンパを繰り返し、ドロシーにぞっこんだが、バトルでは一転して冷静・冷酷になる。 バッボの「ギンタと同じ匂いがする」という台詞、付けているリストバンド、ロンゲの関西弁など、 正体は「烈火の炎」の[[あの人>ジョーカー(烈火の炎)]]である事を匂わせている。 (安西本人は「読者の解釈に任せる形にした」とわざと曖昧にしたとの事である) ウォーゲームでは女性との闘いに自ら名乗り出ておきながら、 「女は殴らない」という謎の美学によって引き分け狙いをするという訳の分からない行動をとり、チーム・メルの足を大いに引っ張ってしまっていた。 アラン 年齢:40歳以上 前のウォーゲームの英雄。元はレスターヴァの一兵士であった。 作中でも最強クラスの実力と、屈指の残忍さの持ち主。 イグニールによってエドと融合させられその力を制限されていたが、 なんとギンタによってそれが解除されてしまい、その上ファントムがウォーゲーム途中参加を認めてしまったため、メル・チームの手の付けられない最強戦力と化す。 だが、気分次第で出ない。 チェスの関係者(キメラ)の悲劇に関して「&font(#ff0000){一部の連中だろう}」とまるで人事のように返した冷血漢である。 このあたりのジャックとアランのあまりにも軽すぎる反応は散々ネタにされた。 (アニメ版ではその一連の発言の部分は改善されているのでご安心を) 一度だけ「探偵物語」の工藤ちゃんのコスプレをした事がある。 猫アレルギーであり、そのせいで無様すぎる敗北をしたことがある。 でも猫娘な嫁をゲットしたある意味勝ち組。 ファントム 年齢:不明 チェスの兵隊の「ナイト」。チェスでは実質No2ともいうべき存在。 あることが原因で不死の体を持ち、殺しても数年後に蘇る(本編がちょうど蘇る時期だった)。 「人間は腐っている」という狂った考えを持つが、一方でギンタのことを認め一度は勧誘するなど認めた相手には普通に接する。 かつてのウォーゲームではバッボの使い手だったが、ダンナと相打ちになり眠りについていた。   【ARM(アーム)】 メルヘヴンで普及している魔力の籠もったツール。使用者の魔力を媒介とするものが多い。 Aは(ry デザインは作者の趣味であるシルバーアクセが基。 マジックストーンと言う宝玉をはめることで、ストーンに込められた魔力を帯びてパワーアップする。これを「石入れ改造」と呼ぶ。 《ウェポンARM》 剣、槍、盾などいわゆる武器の形をとるARM。 上級になると収縮したり追加効果があったりする。 《ネイチャーARM》 自然の要素を操ったり自分の身体を操作したりする。髪を伸ばすアレは使用者も相俟って軽いトラウマとなるだろう。 《ディメンションARM》 通信や移動に使う。四次元ポケットやルーラの役割。 《ダークネスARM》 強力な効果の代わりに魔力に加えて大きな代償を支払う。 代償が若返るってそれが能力だろとツッコミたくなるものも。 《ホーリーARM》 治癒をしたり、ダークネスARMの能力を消したりする。 劇中のダークネスARMの半分位は精神力のみで突破されるのでぶっちゃけホーリーARM(笑)である。 《ゴーストARM》 使用者がARMと合体する。生命力を奪う為ARMの中では最もえげつない。 いろんな妄想ができる[[ケモナー]]ホイホイなARM。   《ガーディアンARM》 魔力で守護者を呼び出す。 基本的に使用者はその場から動けず、他のARMを使えないがそのかわりに他の種類のアームと比べて有り余るスペックを持っている。 精神力が強ければ複数を同時に操ることも出来る。 本作のバランスブレイカー。 《バッボ》 主人公・ギンタのARMにして、本作最大のバランスブレイカー。公式で&bold(){「心通わす最強ARM」}とか書かれている。 カルデアの技術を結集した&bold(){「人の意識をダウンロードするARM」}であり、 それを利用してカルデア長老の人格を移植された「しゃべるARM」である。 使い手の意識をダウンロードすることで、なんと自分の想像した能力を&bold(){「創造」}することができ、 イマジネーション次第であらゆるARMに変化する。 つまり&bold(){ぼくのかんがえたさいきょうのARMをその場で作成する}という掟破りのARMである。 作った能力はマジックストーンに保存することができ、最大8つまで搭載可能。 なお続編の「MARΩ」によると、作った能力のリセットも可能らしい。 &bold(){ハンマー形態} 能力を作っていない素の形態。常人には誰も持てない激烈な重さのハンマーと鉄球を、これまた重そうな鎖で繋いだゴツイけん玉。 この時点で、ギンタの想像力によって鉄球とハンマーを巨大化できたり、鎖を無限に伸ばせたりと恐るべき性能を持つ。 &bold(){バージョン1・ハンマー&ダガー} ハンマー形態のバッボとギンタの右腕が一体化する。 普段はハンマーで殴る「ハンマーアーム」だが、鉄球を外すと剣が隠れており、敵を切り裂く「ダガーアーム」となる。 スノウには「地味」と言われ、ペタには「貧困な想像力」と嘲笑われ、バッボもただ戸惑うだけというまさに誰得形態である。 ハンマー形態の方が強くね? &bold(){バージョン2・バブルランチャー} 拳銃。バッボの顔の形をした泡の[[弾幕]]を発射し、炸裂すると大爆発を起こす。 &bold(){バージョン3・ガーゴイル} ガーディアン。ギンタが妄想した最強の魔物。 チートによって作り出されたバランスブレイカーということで、[[レオパルドン]]ばりの瞬殺を誇る。 &bold(){バージョン4・アリス} ホーリーARM。より正確にはホーリーの力を持つ女性型ガーディアン。 何のリスクもなくベホマズン級の回復ができ、ダークネスARMの呪いすら容易に解く。 ダークネスARMは呪いを破られると自滅することが多く、これを出しただけで死んだ奴もいた。カノッチ・・・。 アランはこれで何のドラマもなく復活した。 なおその名の通りけしからん美少女の姿であるが、中身は銀河万丈声のおっさんである。 バッボにとっては女装に等しく、最も嫌がる形態である。 &bold(){バージョン5・クッションゼリー} もはやARMの枠を超えたチート防御技。ゼリー状のやわらかバリアであらゆるダメージを吸収する。 体力消費が激しいという弱点があるはずが、描写不足でよくわからない。 &bold(){バージョン6・長靴をはいた猫} ギンタが妄想したさらなる最強ガーディアン。ARMで戦うARM。 魚形のウェポンARM「初ガツオ」やナイフ、防御アイテム「身代わり君」などの数々のウェポンARMを使いこなして戦うというチート極まる存在。 アランにとっては最悪のガーディアン。読者にとっても最悪である。 アニメではCV:矢尾一樹。やあああってやるぜ! &bold(){バージョン7・結合} 父親を救うためにとっさに作った能力。このあたりで安西が限界を迎えたらしく、ARMが変形しないという超手抜き。 &bold(){バージョン7(アニメ版)・ガーゴイルフルパワー} 仲間たちの想いと魔力が結集し、全身が金色になってパワーアップしたガーゴイル。 原作付きアニメを途中でたたむときにありがちな元気玉エンドである。 &bold(){バージョン8・逆門番ピエロ} メルヘヴンから現実へ帰るARM。アニメでは本物の門番ピエロを使ったので、バージョン8は[[けつばん]]である。 【ウォーゲーム】 本作の敵組織である「チェスの兵隊」が仕掛けた見世物形式の代理戦争。 これだけ聞けばいかにも面白そうなバトルに見えるが、実際はこの作品のグダグダさの最大の原因である。 チェスの兵隊がメルヘヴンの半分くらいを手中に収めた段階で、残りの勢力に対してチェスの力を見せつけるためのショーとして開催される。 なお、参加者が現れなければ直ちに残りの世界を殲滅すると宣言している。初めっからそうしろ。 ・予選 名乗り出たプレイヤーが一人ずつ、ポーン兵(チェスの雑魚)が大量にいる空間に転送される。 転送された先にいる敵を全員倒して帰ってくれば予選通過。 ただし、転送用ARMの中にはいくつか「ハズレ」が混ざっており、それを引くとナイト級(ボスキャラ)の元へと転送され、敗北が確定する。 このバトルの結果、ギンタ、スノウ、ジャック、ドロシー、アルヴィス、ナナシの6名が本選に進出した。 ・本選 人質であるレギンレイヴ王女(第4戦からはポズン)が、2D6により対戦場所と対戦人数(1~6人)を決める。 決定した対戦場所でタイマンを行い、それを全員分繰り返す。 その後、メンバーの勝敗によってチームの勝敗を決め、&bold(){「負けチームに属し」「個人戦でも負けた」}者がゲームから追放される。 互いのメンバーが尽きるまで対戦と追放を繰り返し、キャプテンが倒されたチームがゲームに敗北する。 例として、 1回戦 3vs3 ×レノ vs アルヴィス○ ○パノ vs ジャック× ×ガロン vs ギンタ(C)○ (左がチェス、右がメル) この試合の場合、 2-1でチーム・メルの勝利。 チーム・メルは勝利したため次の試合には全員出れる。 チェスは個人戦で負けたレノとガロンが追放され、パノのみ残留。 だがこの試合形式は、 ・個人戦でさえ負けなければ追放されないので、チームを組ませている意味があまりない ・お互いにキャプテンを出さなければ一生終わらない ・ルール上ギンタは全勝しなければ連載が終わってしまう ・というか戦術的にはギンタを出す意味がない と、緊張感を削ぐ要素がてんこ盛りである。 またそれよりも問題なのは、ゲームに臨むメル・チェス双方の態度である。 【チーム・メル】 ・遊び感覚で出撃順を決めている(ジャンケンで出撃順を決める、メンバーを試すためにボイコットするアランなど) ・負けたら終わりのギンタを簡単に出す ・ナナシが女を殴らないのは分かり切ってるのに戦いに出す ・作中屈指の強キャラであるドロシーが1試合2回出場(ほかのキャラの立場がない) ・キャプテンギンタの意向でなるべく[[不殺>不殺主義]]がルールだが、ドロシーやアランは兵器で人を殺める。 ・ウォーゲームでは「3日戦えば1日休日」というルールがあるが、アランが「修練の門」というリスクなしの精神と時の部屋を持っている。 このため、1日の休みで&bold(){180日}の修行をして次の試合に臨む。試合→修行→試合でほとんど旅しない 【チェスの兵隊】 ・そもそも素直に残り半分の世界を征服すればいいのに、わざわざ遊ぶ理由がない。 ・代理戦争中に普通にカルデアを襲撃する。 ・予選に参加していないアランの出場を認める(予選時はエドの方が表に出ており、エドは「私では無理」と参加していない)。一応、因縁があり自らの手で殺したがっているハロウィンがアランを参加させたかったのもあるのだが。 ・メルの不殺で負けて帰ってきた味方に対して&bold(){死の制裁}を加える者がいる。ぶっちゃけるとメルに殺られた仲間より、制裁で死んだメンバーの方が多い気がする。 『MARΩ(メルオメガ)』という漫画が本作終了後に連載されたが、名前が似ているだけで別漫画である。 というか安西は原案でしかない(原因は前述通り鬱病になったせい)。 師匠の続編を書ける星野の真意をしりたい位。 アニメが決定した時期なので編集部的にはもっと稼ぎたかったのだろうか…。 ちなみにMARΩに登場するバッボの新しい変身形態は、引き続き登場したガーゴイルを含め&bold(){全部ガーディアン}である。 やっぱりガーディアン一強になってたのは作者サイドも理解してたようである。 前述した2ちゃんねるのスレは、&font(#ff0000){テンプレだけで100レス以上あったり、四月馬鹿ではマンセースレになる(そして擁護派コテハンが否定派になる)}など、当時の漫画スレの中でもかなりのカオス空間であった。 追記・修正 開通デース! ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - アニメは間違いなく名作だった。少々引き伸ばし過ぎとは思うが原作が散々な状況の中よく頑張ったと思うよ -- 名無しさん (2013-07-24 22:59:42) - ナナシのとこの「あいつが雷覇以外に使えることはありえない」←これ「紅麗以外に」じゃないか? -- 名無しさん (2013-07-25 20:55:19) - アランの冷酷さは好きだったんだけどな。前線で戦ってきた兵士らしくて -- 名無しさん (2013-07-25 23:09:13) - 原作読んで最初はワンピースみたいに仲間が増えていろんな所を旅する冒険ものかと思ってたんだが…結局烈火と同じようになっちゃったな ギンタも最初は「俺はこの世界を歩き回るぞ」って言ってたし -- 名無しさん (2013-07-30 22:33:02) - ナナシがロコに負けた時はえっ?と思ってしまった -- 名無しさん (2013-08-14 14:21:22) - 編集が二人三脚でやってかなきゃいけないのにサポートどころか足引っ張るとかないわ。週刊連載でそんなんされたら鬱(燃料切れ)になるのは当たり前 -- 名無しさん (2013-08-16 10:34:16) - アニメしか知らなかったけどこんなにやばかったのかコレ、よくアニメ化したな -- 名無しさん (2013-10-02 11:09:08) - ΩからMAR知ってハマったんだが評価低いのか……アニメは勿論見てた -- 名無しさん (2013-10-02 18:42:18) - アニメは、完成度は格段に上がってるんだけど、原作でピンピンしてるスノウが死んじゃうのがどうしても納得いかなかった。 -- 名無しさん (2013-11-12 14:30:48) - アランの発言は歴戦の兵士が事実を淡々と言ってるのが悲壮感感じたから、あれはあれで良かったと思う -- 名無しさん (2013-11-12 14:49:24) - ↑↑アニメじゃガチで小雪の分身なんだよね>スノウ姫 まぁ本来在るべき所に戻れたんだからあれはあれで良かったんじゃないかな -- 名無しさん (2013-11-12 16:32:36) - アランって予選じゃ別に負けてなくね? エドと一体化してたのを理由にそもそも参加自体してなかったはず。アニメじゃどうかは忘れたけど -- 名無しさん (2013-11-15 00:11:31) - 予選で負けたのはガイラだな。アランは交代の時間になってなくてエドから戻れてなかった。にしてもこの設定即効で解決してビックリしたわ。エドで戦うとかあると思ってたから -- 名無しさん (2013-11-15 01:13:43) - 俺的にはアニメも糞だったんだけどな ゾンネンズ編とかゴーストチェス編とかいらなかっただろ -- 名無しさん (2013-12-01 00:34:08) - 逆に俺はどっちも好きだけどな つかダブスタってあるけど殺すのやめようって決めたのその後だろ あと死の制裁をやったのはチェス全体というかラプンツェルとギロム個人だろ -- 名無しさん (2013-12-08 12:12:50) - アニメは俺の嫁たるロコやシャトンの出番を増加させた良作 -- 名無しさん (2014-01-13 16:13:12) - うん。 -- 名無しさん (2014-01-15 22:23:25) - この頃の週刊少年漫画板におけるクソマンガスレの隆盛具合は忘れられない。 -- 名無しさん (2014-01-15 23:48:05) - アランみたいな味方は当時の俺には新鮮で好きだったんだが… -- 名無しさん (2014-01-15 23:57:55) - 凄めばカッコイイ・仲間内だけ和気藹々って感性がダメな意味で不良っぽいんだよなーこの作者。 -- 名無しさん (2014-01-16 07:10:36) - 評価は最悪なのに人気があるとはこれいかに? -- 名無しさん (2014-01-16 08:44:28) - アニメがエロかったからなー -- 名無しさん (2014-01-16 09:19:53) - 長靴をはいた猫のcvはジュドーさんです。アニメでは「やってやるぜ!」を言いました。ある意味お約束? -- 名無しさん (2014-01-20 13:01:58) - エイプリルフールには立場逆転とか楽しそうだな -- 名無しさん (2014-01-20 16:56:50) - 安西ってサンデーよりジャンプ向きの作家じゃないかと思う -- 名無しさん (2014-01-21 03:11:08) - ストレスに弱い人は週間連載自体無理かと。今は細々と日記帳みたいな4コマ描いてるけど、どうか自愛して欲しい。 -- 名無しさん (2014-01-21 05:18:43) - ジャンプっぽいのはまあもろに冨樫の影響受けてる漫画家だしそりゃね -- 名無しさん (2014-01-30 09:44:53) - アニメのキメラの過去編。まさかの性的尋問とはな……ニチアサ恐ろしいわ((((;゜Д゜))) -- 名無しさん (2014-02-05 10:55:00) - 世界観は好きだったんだが唐突に変なトーナメントみたいなの始まってえ?ってなった -- 名無しさん (2014-03-25 00:11:26) - アランの人格はアレだが、デザインは好きだった。実力もあるし。俺の周りじゃ腐った女どもに人気だったな -- 名無しさん (2014-03-25 00:29:16) - ドロシー姐さんマジ好きだった。原作読んで好きになったから、アニメでの活躍は超嬉しかった。ギンタ爆発しろ -- 名無しさん (2014-04-15 02:56:37) - ほぼガーディアンの撃ち合いだろ?って予想を終始裏切らないワンパのバトル -- 名無しさん (2014-05-16 13:03:33) - 味方よりも魅力的な敵キャラがいつ死ぬか不安になる稀有な作品 -- 名無しさん (2014-06-10 12:34:29) - 読んでた当時は普通に好きだったんだけど途中から話がぶっ飛んだり、主人公が強すぎた事に違和感を覚えたりはしてた。アニメ見てみようかな… -- 名無しさん (2014-06-19 08:39:55) - ギンタの母とディアナは見た目似てるから何か関係あるのか?っと思ったら原作ではただの偶然という…。 -- 名無しさん (2014-06-21 01:54:55) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/04(木) 00:00:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){「ワクワクが止まらねぇ!」} 【概要】 &bold(){『MAR-Marchen Awakens Romance-』}(メル)は、『[[週刊少年サンデー]]』にて2003~2006年の間に連載された漫画。 作者は『烈火の炎』の&bold(){安西信行}。 厳密には「A」は上に点々がついた「アーウムラウト」だが、機種依存文字なので以下もアルファベットのAで表記する。 ただしドイツ語で読むと「マール」である。 キーアイテムであるARMのAも同様。 メルヘンの世界に憧れる少年・ギンタがメルヘンの世界&bold(){「メルヘヴン」}に渡り、 世界征服をたくらむ&bold(){「チェスの兵隊(コマ)」}との戦いを描くファンタジー漫画である。 前作「[[烈火の炎]]」から1年、連載開始の予告は1ページ丸々使って「&bold(){安西信行 始動}」とまるで大御所が降臨したかのような派手なものであった。 まあ前作の烈火は大ヒット作であるためこのような扱いなのも納得ではある。 ……もっとも出来が悪すぎた(後述)ため、現在では物笑いの種になってしまっているが。   はっきり言うと評価は最悪。 キャラメイクや武器、世界観の設定が好評で期待が大きかったのも全体の悪評の理由だが、 ・単調な展開(特にウォーゲーム) ・主人公補正を抜きにしてもギンタが、というかバッボの存在が持ち上げられ気味 ・矛盾や伏線の消化が上手くできていない ・ルール上ギンタが出れば勝利確定 ・アランの言動が味方とは思えない ・ウォーゲームが何故行われるかの説明がなされていない 狙いが低年齢化したことから前作からのファンが「&font(#ff0000){読んでて死にそう}」という迷言を放つ位。 2ちゃんねる漫画板には&font(#ff0000){アンチスレしかなかった}。 安西を弁護する訳ではないが、[[アニメ化]]後は人気の余り原稿が落とせないという理由から、 半分鬱状態に陥っている作者に評判の良かった淡々としたウォーゲームを書かせ続ける編集部の無理やりさがああなってしまった主な原因。 この辺りの編集部の悪辣さは[[金色のガッシュ!!]]の雷句誠先生が提訴した事件で有名である。 ただし、安西もファンブックで「バッボを手に入れるあたりまでしか話を考えてなかった」 「ギンタたちが各地を旅してチェスと戦う予定だったが、結局思いつかなくなったのでウォーゲームを考案した」と発言しているため、 安西の無計画さも原因であると付け加えておく。 人気とか評判がいいというのはほとんど売り上げで判断されているが……。 連載終盤に本格的に鬱になり 連載終了後、作者は年単位の療養期間を必要としている。 この辺は作者ブログに顕著にもあらわれていたが漫画家に一度でも「もう描きたくない」と言わせたあたりどれだけ酷い扱いをしていたかが伺い知れる。 その上、原稿なくしちゃった事件で小学館を訴えた雷句誠を引き留めようとした編集部員が &bold(){「いるじゃないですか・・・一回もうサンデーでは描かないといって、&u(){また戻って描く人が}。」}と、 自分たちが追い詰めた安西を侮辱した上に雷句のことも貶めるという、信じられないレベルの暴言を浴びせたという噂もある。 まぁ次回作「MIXIM♀12(→MIXIM☆11)」は、ひと月に一回は載らない上大幅な減ページと少しは編集部も反省はしたのだろう。 いろんな意味で惨状だったものの、メルヘンという題材自体はよかったのか、2006年のサンデー連載作品の単行本売上はコナン君に次いで2位であった。 2005年4月にアニメ化。 タイトルは「&bold(){MAR-メルヘヴン-}」。 原作が悲惨な状況でアニメ化されてたが、こちらはかなり高い評価を受けている。 例としては ・語られなかった伏線・設定などの回収 ・ウォーゲーム編をベースにしつつも冒険はちゃんとしている ・一部キャラの台詞やメアリー・スー具合の改善 ・アニメならではの小ネタ、時間帯ギリギリのお色気シーンの追加 ・バトルの緊張感のアップ(例としてはナナシvsペタ戦) などと原作をベースにしつつも丁寧に作られ、全102話、2年にも渡る長期放送となった。 むしろアニメの方が本編みたいなものである。 所謂[[原作レイプ]]が成功した数少ない例と言える。 原作和姦? 監督は奥脇雅晴(1話〜52話)と川口敬一郎(53話~最終話) 川口監督にとって諸事情にこれが初監督作品となった。 某作品で大邪神とか呼ばれていたが、大丈夫だ問題ない。 まぁ、どことなくエロイ雰囲気が嫌いな人は二期はおすすめしない。 【登場人物】 虎水ギンタ 年齢:14 本作の主人公。 メルヘンの世界に憧れる少年。親が親だからDQNっぽい。 マンセーぶりからアンチにはメアリー・スーと叩かれた。 アニメ版では多少KY具合は改善されており、普通の熱血少年といった感じになっている。 ウォーゲームのルール上(後述)仕方ないとはいえ序盤以外ほとんど負けていない。   スノウ 年齢:14 ヒロインの一人。 メルヘヴンの大国レスターヴァの王女。ギンタの幼馴染である小雪に瓜二つの外見。 原作とアニメでは小雪との関係は全く異なる。 アニメでの扱いに関してはファンの間では賛否分かれる部分でもある。 エドワード(エド) スノウのお付きである犬人間。戦闘力皆無の解説キャラ。姫様にぞっこん。 前対戦でハロウィンのARM「イグニール」によりアランと融合させられ、 &bold(){「3回眠るとアランに変身し、アランが1回眠るとエドに戻る」}というめんどくさい体質にされた。 バッボ ギンタが最初に手に入れたARMで、世にも珍しい「しゃべるARM」。 封印されていたがドロシーとギンタの手により開放された。 自分は紳士であると強調する。当初はギンタとは仲が悪かったが徐々に改善されていく。 元はチェスの兵隊のファントムが使用していた。当時は非常に残虐な性格であったが、現在はまったく正反対の性格である。ギンタ無双最大の理由。 バッボ(babbo)とはイタリア語で「お父さん」という意味。正体がバレバレである。  [[ドロシー>ドロシー(MAR)]] 年齢:17くらい もう一人のヒロイン。 魔女。ギンタがメルヘヴンで最初に出会った人物。 バッボ入手時ギンタに惚れ、猛烈にアタックする。 普段は飄々としてるが、戦闘では冷徹になる。 また、&font(#f09199){ノーブラ・ノーパン}(アニメでは「疑惑あり」にとどまっているが)。漫画では&font(#f09199){乳首を晒した}。 アニメではスノウ以上にヒロインとして扱われており、オリジナルエピソードも彼女が中心のものが多い。 彼女の戦闘シーンは高確率で限界で服が破け、[[乳揺れ]]するなど、優遇されていた。 &font(#ff0000){けしからんもっとやれ。} 物語終盤の姉妹対決では触手プレイも見せた。 [[ジャック>ジャック(MAR)]] 年齢:14 メルヘヴンの住人。ギンタとバッボのおかげで実家を荒らしていた野盗を追い払うことが出来たため、旅に同行する。 使用ARMのスコップは父親の遺品。 後にリア充になる。   アルヴィス 年齢:16 ギンタをメルヘヴンに呼び寄せた張本人。イケメン。 ゾンビタトゥーが全身に回りかけている。相手がガーディアンを出すと勝ちが確定する。 「ベル」という妖精(くぎゅ)のパートナー(嫁)がいる。 ナナシ 年齢:不明(30歳以上?) 盗賊ギルド「ルベリア」のボスの関西弁の男。記憶喪失だったのを拾われたため、「名無し」と付けられた。 ナンパを繰り返し、ドロシーにぞっこんだが、バトルでは一転して冷静・冷酷になる。 バッボの「ギンタと同じ匂いがする」という台詞、付けているリストバンド、ロンゲの関西弁など、 正体は「烈火の炎」の[[あの人>ジョーカー(烈火の炎)]]である事を匂わせている。 (安西本人は「読者の解釈に任せる形にした」とわざと曖昧にしたとの事である) ウォーゲームでは女性との闘いに自ら名乗り出ておきながら、 「女は殴らない」という謎の美学によって引き分け狙いをするという訳の分からない行動をとり、チーム・メルの足を大いに引っ張ってしまっていた。 アラン 年齢:40歳以上 前のウォーゲームの英雄。元はレスターヴァの一兵士であった。 作中でも最強クラスの実力と、屈指の残忍さの持ち主。 イグニールによってエドと融合させられその力を制限されていたが、 なんとギンタによってそれが解除されてしまい、その上ファントムがウォーゲーム途中参加を認めてしまったため、メル・チームの手の付けられない最強戦力と化す。 だが、気分次第で出ない。 チェスの関係者(キメラ)の悲劇に関して「&font(#ff0000){一部の連中だろう}」とまるで人事のように返した冷血漢である。 このあたりのジャックとアランのあまりにも軽すぎる反応は散々ネタにされた。 (アニメ版ではその一連の発言の部分は改善されているのでご安心を) 一度だけ「探偵物語」の工藤ちゃんのコスプレをした事がある。 猫アレルギーであり、そのせいで無様すぎる敗北をしたことがある。 でも猫娘な嫁をゲットしたある意味勝ち組。 ファントム 年齢:不明 チェスの兵隊の「ナイト」。チェスでは実質No2ともいうべき存在。 あることが原因で不死の体を持ち、殺しても数年後に蘇る(本編がちょうど蘇る時期だった)。 「人間は腐っている」という狂った考えを持つが、一方でギンタのことを認め一度は勧誘するなど認めた相手には普通に接する。 かつてのウォーゲームではバッボの使い手だったが、ダンナと相打ちになり眠りについていた。   【ARM(アーム)】 メルヘヴンで普及している魔力の籠もったツール。使用者の魔力を媒介とするものが多い。 Aは(ry デザインは作者の趣味であるシルバーアクセが基。 マジックストーンと言う宝玉をはめることで、ストーンに込められた魔力を帯びてパワーアップする。これを「石入れ改造」と呼ぶ。 《ウェポンARM》 剣、槍、盾などいわゆる武器の形をとるARM。 上級になると収縮したり追加効果があったりする。 《ネイチャーARM》 自然の要素を操ったり自分の身体を操作したりする。髪を伸ばすアレは使用者も相俟って軽いトラウマとなるだろう。 《ディメンションARM》 通信や移動に使う。四次元ポケットやルーラの役割。 《ダークネスARM》 強力な効果の代わりに魔力に加えて大きな代償を支払う。 代償が若返るってそれが能力だろとツッコミたくなるものも。 《ホーリーARM》 治癒をしたり、ダークネスARMの能力を消したりする。 劇中のダークネスARMの半分位は精神力のみで突破されるのでぶっちゃけホーリーARM(笑)である。 《ゴーストARM》 使用者がARMと合体する。生命力を奪う為ARMの中では最もえげつない。 いろんな妄想ができる[[ケモナー]]ホイホイなARM。   《ガーディアンARM》 魔力で守護者を呼び出す。 基本的に使用者はその場から動けず、他のARMを使えないがそのかわりに他の種類のアームと比べて有り余るスペックを持っている。 精神力が強ければ複数を同時に操ることも出来る。 本作のバランスブレイカー。 《バッボ》 主人公・ギンタのARMにして、本作最大のバランスブレイカー。公式で&bold(){「心通わす最強ARM」}とか書かれている。 カルデアの技術を結集した&bold(){「人の意識をダウンロードするARM」}であり、 それを利用してカルデア長老の人格を移植された「しゃべるARM」である。 使い手の意識をダウンロードすることで、なんと自分の想像した能力を&bold(){「創造」}することができ、 イマジネーション次第であらゆるARMに変化する。 つまり&bold(){ぼくのかんがえたさいきょうのARMをその場で作成する}という掟破りのARMである。 作った能力はマジックストーンに保存することができ、最大8つまで搭載可能。 なお続編の「MARΩ」によると、作った能力のリセットも可能らしい。 &bold(){ハンマー形態} 能力を作っていない素の形態。常人には誰も持てない激烈な重さのハンマーと鉄球を、これまた重そうな鎖で繋いだゴツイけん玉。 この時点で、ギンタの想像力によって鉄球とハンマーを巨大化できたり、鎖を無限に伸ばせたりと恐るべき性能を持つ。 &bold(){バージョン1・ハンマー&ダガー} ハンマー形態のバッボとギンタの右腕が一体化する。 普段はハンマーで殴る「ハンマーアーム」だが、鉄球を外すと剣が隠れており、敵を切り裂く「ダガーアーム」となる。 スノウには「地味」と言われ、ペタには「貧困な想像力」と嘲笑われ、バッボもただ戸惑うだけというまさに誰得形態である。 ハンマー形態の方が強くね? &bold(){バージョン2・バブルランチャー} 拳銃。バッボの顔の形をした泡の[[弾幕]]を発射し、炸裂すると大爆発を起こす。 &bold(){バージョン3・ガーゴイル} ガーディアン。ギンタが妄想した最強の魔物。 チートによって作り出されたバランスブレイカーということで、[[レオパルドン]]ばりの瞬殺を誇る。 &bold(){バージョン4・アリス} ホーリーARM。より正確にはホーリーの力を持つ女性型ガーディアン。 何のリスクもなくベホマズン級の回復ができ、ダークネスARMの呪いすら容易に解く。 ダークネスARMは呪いを破られると自滅することが多く、これを出しただけで死んだ奴もいた。カノッチ・・・。 アランはこれで何のドラマもなく復活した。 なおその名の通りけしからん美少女の姿であるが、中身は銀河万丈声のおっさんである。 バッボにとっては女装に等しく、最も嫌がる形態である。 &bold(){バージョン5・クッションゼリー} もはやARMの枠を超えたチート防御技。ゼリー状のやわらかバリアであらゆるダメージを吸収する。 体力消費が激しいという弱点があるはずが、描写不足でよくわからない。 &bold(){バージョン6・長靴をはいた猫} ギンタが妄想したさらなる最強ガーディアン。ARMで戦うARM。 魚形のウェポンARM「初ガツオ」やナイフ、防御アイテム「身代わり君」などの数々のウェポンARMを使いこなして戦うというチート極まる存在。 アランにとっては最悪のガーディアン。読者にとっても最悪である。 アニメではCV:矢尾一樹。やあああってやるぜ! &bold(){バージョン7・結合} 父親を救うためにとっさに作った能力。このあたりで安西が限界を迎えたらしく、ARMが変形しないという超手抜き。 &bold(){バージョン7(アニメ版)・ガーゴイルフルパワー} 仲間たちの想いと魔力が結集し、全身が金色になってパワーアップしたガーゴイル。 原作付きアニメを途中でたたむときにありがちな元気玉エンドである。 &bold(){バージョン8・逆門番ピエロ} メルヘヴンから現実へ帰るARM。アニメでは本物の門番ピエロを使ったので、バージョン8は[[けつばん]]である。 【ウォーゲーム】 本作の敵組織である「チェスの兵隊」が仕掛けた見世物形式の代理戦争。 これだけ聞けばいかにも面白そうなバトルに見えるが、実際はこの作品のグダグダさの最大の原因である。 チェスの兵隊がメルヘヴンの半分くらいを手中に収めた段階で、残りの勢力に対してチェスの力を見せつけるためのショーとして開催される。 なお、参加者が現れなければ直ちに残りの世界を殲滅すると宣言している。初めっからそうしろ。 ・予選 名乗り出たプレイヤーが一人ずつ、ポーン兵(チェスの雑魚)が大量にいる空間に転送される。 転送された先にいる敵を全員倒して帰ってくれば予選通過。 ただし、転送用ARMの中にはいくつか「ハズレ」が混ざっており、それを引くとナイト級(ボスキャラ)の元へと転送され、敗北が確定する。 このバトルの結果、ギンタ、スノウ、ジャック、ドロシー、アルヴィス、ナナシの6名が本選に進出した。 ・本選 人質であるレギンレイヴ王女(第4戦からはポズン)が、2D6により対戦場所と対戦人数(1~6人)を決める。 決定した対戦場所でタイマンを行い、それを全員分繰り返す。 その後、メンバーの勝敗によってチームの勝敗を決め、&bold(){「負けチームに属し」「個人戦でも負けた」}者がゲームから追放される。 互いのメンバーが尽きるまで対戦と追放を繰り返し、キャプテンが倒されたチームがゲームに敗北する。 例として、 1回戦 3vs3 ×レノ vs アルヴィス○ ○パノ vs ジャック× ×ガロン vs ギンタ(C)○ (左がチェス、右がメル) この試合の場合、 2-1でチーム・メルの勝利。 チーム・メルは勝利したため次の試合には全員出れる。 チェスは個人戦で負けたレノとガロンが追放され、パノのみ残留。 だがこの試合形式は、 ・個人戦でさえ負けなければ追放されないので、チームを組ませている意味があまりない ・お互いにキャプテンを出さなければ一生終わらない ・ルール上ギンタは全勝しなければ連載が終わってしまう ・というか戦術的にはギンタを出す意味がない と、緊張感を削ぐ要素がてんこ盛りである。 またそれよりも問題なのは、ゲームに臨むメル・チェス双方の態度である。 【チーム・メル】 ・遊び感覚で出撃順を決めている(ジャンケンで出撃順を決める、メンバーを試すためにボイコットするアランなど) ・負けたら終わりのギンタを簡単に出す ・ナナシが女を殴らないのは分かり切ってるのに戦いに出す ・作中屈指の強キャラであるドロシーが1試合2回出場(ほかのキャラの立場がない) ・キャプテンギンタの意向でなるべく[[不殺>不殺主義]]がルールだが、ドロシーやアランは兵器で人を殺める。 ・ウォーゲームでは「3日戦えば1日休日」というルールがあるが、アランが「修練の門」というリスクなしの精神と時の部屋を持っている。 このため、1日の休みで&bold(){180日}の修行をして次の試合に臨む。試合→修行→試合でほとんど旅しない 【チェスの兵隊】 ・そもそも素直に残り半分の世界を征服すればいいのに、わざわざ遊ぶ理由がない。 ・代理戦争中に普通にカルデアを襲撃する。 ・予選に参加していないアランの出場を認める(予選時はエドの方が表に出ており、エドは「私では無理」と参加していない)。一応、因縁があり自らの手で殺したがっているハロウィンがアランを参加させたかったのもあるのだが。 ・メルの不殺で負けて帰ってきた味方に対して&bold(){死の制裁}を加える者がいる。ぶっちゃけるとメルに殺られた仲間より、制裁で死んだメンバーの方が多い気がする。 『MARΩ(メルオメガ)』という漫画が本作終了後に連載されたが、名前が似ているだけで別漫画である。 というか安西は原案でしかない(原因は前述通り鬱病になったせい)。 師匠の続編を書ける星野の真意をしりたい位。 アニメが決定した時期なので編集部的にはもっと稼ぎたかったのだろうか…。 ちなみにMARΩに登場するバッボの新しい変身形態は、引き続き登場したガーゴイルを含め&bold(){全部ガーディアン}である。 やっぱりガーディアン一強になってたのは作者サイドも理解してたようである。 前述した2ちゃんねるのスレは、&font(#ff0000){テンプレだけで100レス以上あったり、四月馬鹿ではマンセースレになる(そして擁護派コテハンが否定派になる)}など、当時の漫画スレの中でもかなりのカオス空間であった。 追記・修正 開通デース! ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - アニメは間違いなく名作だった。少々引き伸ばし過ぎとは思うが原作が散々な状況の中よく頑張ったと思うよ -- 名無しさん (2013-07-24 22:59:42) - ナナシのとこの「あいつが雷覇以外に使えることはありえない」←これ「紅麗以外に」じゃないか? -- 名無しさん (2013-07-25 20:55:19) - アランの冷酷さは好きだったんだけどな。前線で戦ってきた兵士らしくて -- 名無しさん (2013-07-25 23:09:13) - 原作読んで最初はワンピースみたいに仲間が増えていろんな所を旅する冒険ものかと思ってたんだが…結局烈火と同じようになっちゃったな ギンタも最初は「俺はこの世界を歩き回るぞ」って言ってたし -- 名無しさん (2013-07-30 22:33:02) - ナナシがロコに負けた時はえっ?と思ってしまった -- 名無しさん (2013-08-14 14:21:22) - 編集が二人三脚でやってかなきゃいけないのにサポートどころか足引っ張るとかないわ。週刊連載でそんなんされたら鬱(燃料切れ)になるのは当たり前 -- 名無しさん (2013-08-16 10:34:16) - アニメしか知らなかったけどこんなにやばかったのかコレ、よくアニメ化したな -- 名無しさん (2013-10-02 11:09:08) - ΩからMAR知ってハマったんだが評価低いのか……アニメは勿論見てた -- 名無しさん (2013-10-02 18:42:18) - アニメは、完成度は格段に上がってるんだけど、原作でピンピンしてるスノウが死んじゃうのがどうしても納得いかなかった。 -- 名無しさん (2013-11-12 14:30:48) - アランの発言は歴戦の兵士が事実を淡々と言ってるのが悲壮感感じたから、あれはあれで良かったと思う -- 名無しさん (2013-11-12 14:49:24) - ↑↑アニメじゃガチで小雪の分身なんだよね>スノウ姫 まぁ本来在るべき所に戻れたんだからあれはあれで良かったんじゃないかな -- 名無しさん (2013-11-12 16:32:36) - アランって予選じゃ別に負けてなくね? エドと一体化してたのを理由にそもそも参加自体してなかったはず。アニメじゃどうかは忘れたけど -- 名無しさん (2013-11-15 00:11:31) - 予選で負けたのはガイラだな。アランは交代の時間になってなくてエドから戻れてなかった。にしてもこの設定即効で解決してビックリしたわ。エドで戦うとかあると思ってたから -- 名無しさん (2013-11-15 01:13:43) - 俺的にはアニメも糞だったんだけどな ゾンネンズ編とかゴーストチェス編とかいらなかっただろ -- 名無しさん (2013-12-01 00:34:08) - 逆に俺はどっちも好きだけどな つかダブスタってあるけど殺すのやめようって決めたのその後だろ あと死の制裁をやったのはチェス全体というかラプンツェルとギロム個人だろ -- 名無しさん (2013-12-08 12:12:50) - アニメは俺の嫁たるロコやシャトンの出番を増加させた良作 -- 名無しさん (2014-01-13 16:13:12) - うん。 -- 名無しさん (2014-01-15 22:23:25) - この頃の週刊少年漫画板におけるクソマンガスレの隆盛具合は忘れられない。 -- 名無しさん (2014-01-15 23:48:05) - アランみたいな味方は当時の俺には新鮮で好きだったんだが… -- 名無しさん (2014-01-15 23:57:55) - 凄めばカッコイイ・仲間内だけ和気藹々って感性がダメな意味で不良っぽいんだよなーこの作者。 -- 名無しさん (2014-01-16 07:10:36) - 評価は最悪なのに人気があるとはこれいかに? -- 名無しさん (2014-01-16 08:44:28) - アニメがエロかったからなー -- 名無しさん (2014-01-16 09:19:53) - 長靴をはいた猫のcvはジュドーさんです。アニメでは「やってやるぜ!」を言いました。ある意味お約束? -- 名無しさん (2014-01-20 13:01:58) - エイプリルフールには立場逆転とか楽しそうだな -- 名無しさん (2014-01-20 16:56:50) - 安西ってサンデーよりジャンプ向きの作家じゃないかと思う -- 名無しさん (2014-01-21 03:11:08) - ストレスに弱い人は週間連載自体無理かと。今は細々と日記帳みたいな4コマ描いてるけど、どうか自愛して欲しい。 -- 名無しさん (2014-01-21 05:18:43) - ジャンプっぽいのはまあもろに冨樫の影響受けてる漫画家だしそりゃね -- 名無しさん (2014-01-30 09:44:53) - アニメのキメラの過去編。まさかの性的尋問とはな……ニチアサ恐ろしいわ((((;゜Д゜))) -- 名無しさん (2014-02-05 10:55:00) - 世界観は好きだったんだが唐突に変なトーナメントみたいなの始まってえ?ってなった -- 名無しさん (2014-03-25 00:11:26) - アランの人格はアレだが、デザインは好きだった。実力もあるし。俺の周りじゃ腐った女どもに人気だったな -- 名無しさん (2014-03-25 00:29:16) - ドロシー姐さんマジ好きだった。原作読んで好きになったから、アニメでの活躍は超嬉しかった。ギンタ爆発しろ -- 名無しさん (2014-04-15 02:56:37) - ほぼガーディアンの撃ち合いだろ?って予想を終始裏切らないワンパのバトル -- 名無しさん (2014-05-16 13:03:33) - 味方よりも魅力的な敵キャラがいつ死ぬか不安になる稀有な作品 -- 名無しさん (2014-06-10 12:34:29) - 読んでた当時は普通に好きだったんだけど途中から話がぶっ飛んだり、主人公が強すぎた事に違和感を覚えたりはしてた。アニメ見てみようかな… -- 名無しさん (2014-06-19 08:39:55) - ギンタの母とディアナは見た目似てるから何か関係あるのか?っと思ったら原作ではただの偶然という…。 -- 名無しさん (2014-06-21 01:54:55) - 漫画読んだのは子供の頃だったからそんなに悪いとは思わなかったな。逆にアニメは無駄なエロとホモシーンが受け付けなかった。漫画は今読めば印象変わるのかな -- 名無しさん (2014-07-12 00:58:12) #comment

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