KRLジャボタベック(鉄道会社)

「KRLジャボタベック(鉄道会社)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

KRLジャボタベック(鉄道会社) - (2015/02/11 (水) 11:11:43) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/09/11(日) 17:15:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- KRLジャボタベックとはインドネシアのジャカルタ近郊を輸送する鉄道会社の事である。 〇概要 現在はインドネシアの鉄道公社を民営化した (PT. KAI) Commuter Jabodetabekが運営していて、インドネシア国鉄の線路を借りて運行している(日本でいうとJR貨物がそれにあたる)名前の由来は、KRLとはインドネシア語で電車を表し、ジャボタベックとはジャカルタ首都圏の都市であるジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシの頭文字を組み合わせたものである。 元々、インドネシアには戦前のオランダが線路を既に建設していたが、電化はもとより、あまり延進もされなかった。 そこでインドネシア政府は日本等にに対して援助を要請し、日本の技術を元にして鉄道施設を整備した。ちなみに建設過程としては、JICA(国際協力機構)が、「ジャカルタ大都市圏鉄道輸送計画」を提案して、それに基づいて日本のODAの援助のを基に整備された。   〇路線・運行形態 中央線(ボゴール線)、東線、西線、ブカシ線、セルポン線、タンゲラン線、タンジュンプリオク線があるが、運行形態はは路線別ではなく列車別に細かく別れている(ある程度のパターンはある)。 中核となる駅はJakarta-Kota(ジャカルタ・コタ)という駅で駅構内は殆どがヨーロッパタイプの低いホームとなっている 運行種別は各停のみ。かつては急行もあったが、ダイヤ改正によって廃止となった。なお、各停はエアコンの有無によって更に区別され値段にも影響する。   〇車両 会社の概要とか路線形態とか説明してきたが、ぶっちゃけこれが今項目のメインディッシュ。KRLジャボタベックは現地向けの車両と共に、何と&font(#ff0000){日本で使われた中古車両}を使っているのだ。 他にもミャンマーやタイ、アルゼンチンでも同じような例があるが、特にインドネシアはその導入にも積極的である(しかし残念ながら2014年で打ち切るとインドネシア政府は発表した。自国の産業の強化の為らしい) 以下、日本から導入された車両を紹介する。 &font(#0000ff){◆東京都交通局6000形} 最初に導入された車両。元の所属は都営三田線。現在は全面の改造によって&font(#ff0000){顔が凄いことになっている}車両がある。 &font(#ffb74c){◆JR東日本103系} 武蔵野線や京葉線の余りを導入。四両編成を二つ組み合わせて運行されていて、何故か&font(#ffb74c){JR東海}風に塗装された車両まである。   &font(#ff0000){◆東京急行電鉄8000系/8500系} 同時期に導入された。一時期は8000系は&font(#afdfe4){伊豆の夏号}塗装のままで走ったこともある。秩父鉄道の新車(中古)もこれと同じ車両。 &font(#afdfe4){◆東京地下鉄5000系} 東西線から5000系が完全に置き換えられると同時に一部が導入された。(日本では千代田線の北綾瀬支線で一本活躍中) &font(#ffb74c){◆東葉高速鉄道1000系} こちらも置き換え時に(Ry。ちなみに東葉1000系はメトロ5000系を改造した車両である。(ぶっちゃけ兄弟車)一時期は東葉高速鉄道時代のままで走行されていた。 &font(#ffdc00){◆東京地下鉄 7000系} 1000系の後、立て続けに投入された車両。元の所属はメトロ有楽町線。この車両から&font(#ff0000){前面が真っ赤になり黄色いラインが付かれた。(通称:魔赤色)}ちなみに副都心線に対応していない車両(通称:Y車)が対象だった。   &font(#afdfe4){◆東京地下鉄 05系} 更に立て続けに投入。元の所属はメトロ東西線。やはり7000系と同じ魔赤色に。初期車のみが導入されている 日本から渡った中古電車の中で一番新しい電車 &font(#008000){◆東京地下鉄 6000系} 更に(ry。元の所属はメトロ千代田線。同じく&font(#ff0000){魔赤色}に塗装された。7000系の兄貴分であるためか、一見すると見分けがつかない 一応見分けるポイントは運転席横の非常用貫通扉の上の窓が無い方が6000系である &font(#008000){◆JR東日本203系} 久々のJR車。元の所属は常磐緩行線。やはり&font(#ff0000){魔赤色}になった。ちなみにフィリピンにも導入されるらしい &font(#b8d200){◆JR東日本205系} 埼京線、横浜線、南武線の廃車を大量に導入することが決定した。やはり&font(#ff0000){魔赤色}そして、初の10両編成での運航も計画されている かつては、インドネシア政府が205系の導入を要求していたが、何故かJR側が千葉地区の&font(#0000ff){11}&font(#ffdc00){3系}と共に買うようにと命じた。113系は3ドア車の為、インドネシア政府がそれを断り、205系はインドネシアへの切符を失った。 千葉地区の113系の一部は信州の民宿に保存される事が決まった。   はるばる日本からやって来た車両は、現地向けに改造するために塗装変更の他に、ステップの設置や投石により被害の防止の為に前面のガラスに網、さらに強化型スカート(連結機付近にある覆う為の板)を設置される。(理由としては線路内に人が立ち入ったりする他、まだ整備が不十分な為) 更に試運転の後は10両の車両は8両に減らされて(2両は予備車扱い)から営業運転に導入されるらしい。 こうした現地向けの改造がされていても、方向幕が弄られていない事があるため、103系の中には&font(#ffb74c){「東所沢」}や東京の幕を表示しながらジャカルタ近郊を走るものもある。 あと、&font(#afdfe4){と}&font(#ffb74c){に}&font(#800080){か}&font(#b8d200){く}&font(#f09199){塗}&font(#ffdc00){装}&font(#ff0000){が}&font(#008000){派}&font(#0000ff){手} 日本では絶対にやらなさそうな細かな塗装は勿論、また前面スタイリッシュ改造によって顔が凄いことになっている車両もある。 ちなみに、日本の中古車は全て&font(#afdfe4){冷房付き各停}(かつては急行もあった)として運行される。 現地の利用者からも冷房付きとあって好評らしい。 追記修正お願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - インドネシア国産初の冷房車両のKRL-1の事も思い出してやってください。故障が多くて不遇だけど。 -- 名無しさん (2013-07-26 10:08:28) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2011/09/11(日) 17:15:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- KRLジャボタベックとはインドネシアのジャカルタ近郊を輸送する鉄道会社の事である。 〇概要 現在はインドネシアの鉄道公社を民営化した (PT. KAI) Commuter Jabodetabekが運営していて、インドネシア国鉄の線路を借りて運行している(日本でいうとJR貨物がそれにあたる)名前の由来は、KRLとはインドネシア語で電車を表し、ジャボタベックとはジャカルタ首都圏の都市であるジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシの頭文字を組み合わせたものである。 元々、インドネシアには戦前のオランダが線路を既に建設していたが、電化はもとより、あまり延進もされなかった。 そこでインドネシア政府は日本等にに対して援助を要請し、日本の技術を元にして鉄道施設を整備した。ちなみに建設過程としては、JICA(国際協力機構)が、「ジャカルタ大都市圏鉄道輸送計画」を提案して、それに基づいて日本のODAの援助のを基に整備された。   〇路線・運行形態 中央線(ボゴール線)、東線、西線、ブカシ線、セルポン線、タンゲラン線、タンジュンプリオク線があるが、運行形態はは路線別ではなく列車別に細かく別れている(ある程度のパターンはある)。 中核となる駅はJakarta-Kota(ジャカルタ・コタ)という駅で駅構内は殆どがヨーロッパタイプの低いホームとなっている 運行種別は各停のみ。かつては急行もあったが、ダイヤ改正によって廃止となった。なお、各停はエアコンの有無によって更に区別され値段にも影響する。   〇車両 会社の概要とか路線形態とか説明してきたが、ぶっちゃけこれが今項目のメインディッシュ。KRLジャボタベックは現地向けの車両と共に、何と&font(#ff0000){日本で使われた中古車両}を使っているのだ。 他にもミャンマーやタイ、アルゼンチンでも同じような例があるが、特にインドネシアはその導入にも積極的である(しかし残念ながら2014年で打ち切るとインドネシア政府は発表した。自国の産業の強化の為らしい) 以下、日本から導入された車両を紹介する。 &font(#0000ff){◆東京都交通局6000形} 最初に導入された車両。元の所属は都営三田線。現在は全面の改造によって&font(#ff0000){顔が凄いことになっている}車両がある。 &font(#ffb74c){◆JR東日本103系} 武蔵野線や京葉線の余りを導入。四両編成を二つ組み合わせて運行されていて、何故か&font(#ffb74c){JR東海}風に塗装された車両まである。   &font(#ff0000){◆東京急行電鉄8000系/8500系} 同時期に導入された。一時期は8000系は&font(#afdfe4){伊豆の夏号}塗装のままで走ったこともある。秩父鉄道の新車(中古)もこれと同じ車両。 &font(#afdfe4){◆東京地下鉄5000系} 東西線から5000系が完全に置き換えられると同時に一部が導入された。(日本では千代田線の北綾瀬支線で一本活躍中) &font(#ffb74c){◆東葉高速鉄道1000系} こちらも置き換え時に(Ry。ちなみに東葉1000系はメトロ5000系を改造した車両である。(ぶっちゃけ兄弟車)一時期は東葉高速鉄道時代のままで走行されていた。 &font(#ffdc00){◆東京地下鉄 7000系} 1000系の後、立て続けに投入された車両。元の所属はメトロ有楽町線。この車両から&font(#ff0000){前面が真っ赤になり黄色いラインが付かれた。(通称:魔赤色)}ちなみに副都心線に対応していない車両(通称:Y車)が対象だった。   &font(#afdfe4){◆東京地下鉄 05系} 更に立て続けに投入。元の所属はメトロ東西線。やはり7000系と同じ魔赤色に。初期車のみが導入されている 日本から渡った中古電車の中で一番新しい電車 &font(#008000){◆東京地下鉄 6000系} 更に(ry。元の所属はメトロ千代田線。同じく&font(#ff0000){魔赤色}に塗装された。7000系の兄貴分であるためか、一見すると見分けがつかない 一応見分けるポイントは運転席横の非常用貫通扉の上の窓が無い方が6000系である &font(#008000){◆JR東日本203系} 久々のJR車。元の所属は常磐緩行線。やはり&font(#ff0000){魔赤色}になった。ちなみにフィリピンにも導入されるらしい &font(#b8d200){◆JR東日本205系} 埼京線、横浜線、南武線の廃車を大量に導入することが決定した。やはり&font(#ff0000){魔赤色}そして、初の10両編成での運航も計画されている かつては、インドネシア政府が205系の導入を要求していたが、何故かJR側が千葉地区の&font(#0000ff){11}&font(#ffdc00){3系}と共に買うようにと命じた。113系は3ドア車の為、インドネシア政府がそれを断り、205系はインドネシアへの切符を失った。 千葉地区の113系の一部は信州の民宿に保存される事が決まった。   はるばる日本からやって来た車両は、現地向けに改造するために塗装変更の他に、ステップの設置や投石により被害の防止の為に前面のガラスに網、さらに強化型スカート(連結機付近にある覆う為の板)を設置される。(理由としては線路内に人が立ち入ったりする他、まだ整備が不十分な為) 更に試運転の後は10両の車両は8両に減らされて(2両は予備車扱い)から営業運転に導入されるらしい。 こうした現地向けの改造がされていても、方向幕が弄られていない事があるため、103系の中には&font(#ffb74c){「東所沢」}や東京の幕を表示しながらジャカルタ近郊を走るものもある。 あと、&font(#afdfe4){と}&font(#ffb74c){に}&font(#800080){か}&font(#b8d200){く}&font(#f09199){塗}&font(#ffdc00){装}&font(#ff0000){が}&font(#008000){派}&font(#0000ff){手} 日本では絶対にやらなさそうな細かな塗装は勿論、また前面スタイリッシュ改造によって顔が凄いことになっている車両もある。 興味のある方は画像を検索してみるといい。 ちなみに、日本の中古車は全て&font(#afdfe4){冷房付き各停}(かつては急行もあった)として運行される。 現地の利用者からも冷房付きとあって好評らしい。 追記修正お願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - インドネシア国産初の冷房車両のKRL-1の事も思い出してやってください。故障が多くて不遇だけど。 -- 名無しさん (2013-07-26 10:08:28) #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: