Wizardryの職業

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&font(#6495ED){登録日}:2010/05/24(月) 23:58:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここではウィザードリィの職業について記述する。 **前衛タイプ ***戦士 ・戦士/Fighter 登場作品:多数 武器を振るって戦う前衛の基本職。 要求ステータスが低いので訓練所で作りやすく、さらにレベルアップも早い。そして多くの武器や防具を装着できるので早期クリアに向いている。 その反面呪文は一切覚えられず、「殴ることしか能がない」。強力な専用装備が無い作品では、後半~クリア後は他の上級職に遅れを取ってしまう。 <XTH特記> 1ターン溜めた後、グループ内の敵に3連続攻撃を繰り出す「乱撃」を習得。瞬間最大火力は全学科内でも上位に食い込むので最後まで通して使っていける。 また、得意武器のハンマー系はヒット数が低い代わりに1発の威力が高いので、高防御の敵にもダメージを通しやすい。 ・モンク/Monk 登場作品:多数 徒手空拳や棒などで戦う武僧。作品によっては「修道士」表記になっている。 忍者と同じく無装備状態でも回避が上昇し、作品によっては物理攻撃にクリティカル(即死)やノックアウト(気絶)が自動で付与される。さらに超能力者系呪文も習得する。 シナリオによっては習得呪文以外が忍者と大差なく、それでいてこちらの方が転職条件が緩くレベルが上がり易いため、忍者のお株を奪ってしまうことも。 <BUSIN特記> 「最低でも一人は前衛に組み込むべき」とまで言われる、ある意味で前衛最強職。その理由はモンクだけが使えるアレイドアクション(AA)「ソウルクラッシュ」にある。 ソウルクラッシュは両サイドの敵に払い抜け攻撃を繰り出すアレイドアクション「スレイスラッシュ」がモンクの加入で変異したAAで、スレイスラッシュの良点(必中・疑似的な範囲攻撃)はそのままに、攻撃が払い抜け→戻りの2回に倍増する(当然トータル火力も倍増)ため、物理攻撃AAの中でも最高峰の威力・使い勝手の良さとなる。 武器が貧弱という欠点は村正を装備した侍から宝玉で転職すれば解消され、さらに上級職でありながらレベルアップに必要な経験値も少な目、能力値の伸びも良し、Lv5までの僧侶系呪文が使用可能…と至れり尽くせりの職業になっている。 <クロニクル特記> 大半の作品では「徒手空拳による物理戦闘+僧侶系呪文も使えるハイブリッド」なのだが、クロニクルでは「僧侶の上級職」扱いとなっており、戦闘力の伸びこそ少ないものの「回復呪文の効果アップ」のパッシブ特性を有している。 なお、クロニクルでは「転職後の職業で使えない呪文系統は引継ぎができない(レベルアップの度に忘れていってしまう)」ため、魔法使いと僧侶の呪文両方を使えるのは実質司教のみとなっている。そのため、賢者or修道士で1系統に特化するか、それとも司教で両方使えるようにするかの選択が問われる。 <XTH特記> 1ターン溜めた後、敵単体に3連続攻撃を繰り出す「連撃」を習得。素手攻撃は威力が低いが気絶を誘発しやすいこと、本作の気絶は非常に強力な状態異常であるため(回避・防御がゼロに、完全耐性持ちの敵がラスボス・隠しボス含めて存在しない)、物理攻撃主体のパーティーなら一人は入れておいて損はしない。 ・剣士/Swordman 登場作品:クロニクル 戦士とは別系統の前衛職。 重装備ができない分物理攻撃力への補正が高い攻撃特化。その特性上「力が高く、金属装備ができない種族『ウォルバック』」との相性が良い。 ・狂戦士/Berserk 登場作品:PSエンパイア ゲーム内トロフィーである「称号」を10種集めると解禁される隠し職…という名の公式チートその1。種族「人間」のみ選択可能。 最強装備が「『竜殺し』という名の両手剣&『漆黒の○○』という名の防具一式」も含めて元ネタは[[ベルセルク]]であることは明らか。もっとも武器は「裏村正」が装備可能&二刀流可能なのでそちらに置き換わることの方が多いが。 自身のACを低下する「限定解除」と1ターン内に連続攻撃を仕掛ける「諸刃」で構成される「ベルセルクの技」が使用可能な唯一の職。 中でも「自分か相手が死ぬまで物理攻撃を繰り返す『諸刃乱舞』」がアホ性能。しかしそれを駆使しないと隠しボスの撃破が困難だったりするのがエンパイアらしいというか何というか。 ・アベンジャー/Avenger 登場作品:GBCエンパイア 負の力を纏って戦う魔剣士。呪いの武具をデメリットなしで装備可能(着脱も自由)、さらに状態異常を付与した物理攻撃を繰り出す「アベンジャーの剣技」が使用可能。 その中にはムサシ程ではないが範囲攻撃も含まれるため、後半戦にて高レジストモンスが大量出現した際には頼れるアタッカーとなる。 なお、GBCエンパイアの追加職業(アベンジャー、ムサシ、ヴァリアント、くノ一、召喚士)の特技は呪文扱いとなっており、さらに転職してもそれらの呪文系統は転職後の引継ぎが行われないようになっている。 ***侍系 ・侍/Samurai 登場作品:多数 東洋の剣士。レベル4から魔法使い系呪文を習得していく魔法戦士で、ウィザードリィにおける伝統の最強武器「村正」を装備できる。というより村正を振るうことが侍の真骨頂と言って良い。 ただし装備可能防具でやや他の前衛職に劣る。中でも[[盾]]を装備できない作品が多いため防御面で不安が残る。 訓練所で作れるが、ボーナスポイントが(ry <XTH特記> 敵1グループに対し物理攻撃を仕掛ける「斬り込み」を習得する。 斬り込みはダメージ半減のペナルティを負うが十分強力で、クリティカルが付与された刀で斬り込むと首はね祭りが開催されるため爽快感バツグン。 ただし全体的に火力が低め。村正も「トータル火力は高いが1ヒット分の攻撃力は低い」ため、高防御の隠しボス相手だと1ケタダメージで終わってしまうことも…。 ・ムサシ/Musashi 登場作品:GBCエンパイア 侍の上級職。本作の公式チート。 物理火力は侍と同等でありながら、範囲攻撃やクリティカル発動率の高い一撃を繰り出す「ムサシの剣技」が使用可能。 1作目では「敵全体に通常攻撃を繰り出す(ダメージ補正一切なし)『乱舞の剣』」があまりにも強すぎ、続編でかなり弱体を受けたがそれでもなお物理最強職である。 ・将軍/Syogun 登場作品:BUSIN0 侍の上級職。二刀流が唯一可能な物理最強職。なぜか両手持ち武器も二刀流可能。%%与一の弓二刀流っておかしくね?%%最終的には村正二刀流に落ち着くだろう。あとは村正を装備したモンクを宝玉で作れば物理攻撃面は完成である。 「Lv6までの魔法使い系呪文を習得可能」「カウンター攻撃のAA「バックアタック」をより強力な『斬月居合陣』に変異させる」といった長所もある。 ***騎士・君主系 ・君主/Lord 登場作品:多数 侍の僧侶版。レベル4以降僧侶系呪文を習得し始め、さらに特殊性能満載の鎧「聖なる鎧」が装備出来る唯一の職業。 ただし要求されるステータスが高いためキャラ作成時に選択するのはほぼ無理、レベルアップも遅い。そのためいきなり作るよりは、魔法使いをレベル13まで上げて全呪文を習得した後に転職させることが多い。 <XTH特記> 本作では「防御の君主、攻撃のバルキリー」という役割分担がなされており、君主はパーティーメンバー全員を物理攻撃から守る「献身」を習得する。 物理攻撃も可能だが、基本的には「君主の立ち回りは高防御の防具で身を固めたうえでひたすら献身」というのがセオリーとなっている。 ・バルキリー/Valkyrie 登場作品:多数 女性版君主と言える戦乙女。 戦士と同じく多くの武具を装備可能。中でも長射程の槍を得意武器としている。 僧侶系呪文魔法が扱え、要求されるステータスも低く、レベルアップも下級職並に早い。 防具面でやや劣る事と僧侶系呪文を覚え始めるのがやや遅いことに目を瞑れば、攻撃役も回復役もこなせるオールラウンダーとして活躍が見込める。 <XTH特記> 捨て身の攻撃を繰り出す「神撃」を習得。 神撃は敵の防御値をゼロとしてダメージ計算するため大ダメージが期待でき、さらに他の攻撃スキルと違って溜めを必要としない。その代わり神撃使用ターンは自身の防御値もゼロになるため、敵の攻撃をもらうと一撃で死ぬこともしばしば。 ・ヴァリアント/Valiant 登場作品:GBCエンパイア 回復・防御を主体とする呪文系統「ヴァリアントの加護」が使用可能な神官戦士。装備品・物理攻撃面も君主に準ずる。 僧侶系呪文を全習得後に転職すると、2系統の回復呪文が使える回復のエキスパートになれる。 ・騎士/Knight 登場作品:クロニクル・BUSIN0 クロニクルとBUSINで性能が大きく異なっている。 前者では戦士の重装備と魔法使い系呪文を併せ持つ「侍とは別系統の魔法剣士」。専用呪文「トール=デス」も習得する。 後者では過去シリーズの君主に相当する上級職。 ・聖騎士/Paladin 登場作品:BUSIN0 「聖騎士シリーズ」の装備品一式を全て揃えて捧げることで解禁される最上級職。 「装備品の攻撃力・防御力を1.2倍に補正」「パーティー全員にヒーリング(HPリジェネ)を自動付与」「Lv6までの魔法使い系・僧侶系呪文習得可能」…と本作における公式チート。 ただし解禁条件の聖騎士シリーズを揃えるのが非常に大変。基本的には本編クリア後でないと揃えられない。 ・黒騎士/Dark knight 登場作品:BUSIN0 「狂王シリーズ」の装備品一式を全て揃えて捧げることで解禁される最上級職。 「装備品の呪いを無効化したうえで着脱自在」「物理攻撃AA『シングルジャンプアタック』をより強力な『ナイトメアクエイク』に変異させる」といった無二の特徴がある。さらにLv6までの魔法使い系呪文を習得可能。 ナイトメアクエイクはソウルクラッシュには劣るものの十分強いため、最終パーティーに組み入れる価値は十分ある。もっとも解禁条件の狂王シリーズを揃えるのが非常に大変なのだが。 ***忍者系 ・忍者/Ninja 登場作品:多数 戦士としての戦闘能力を有しながらも、何も装備していない状態だとACに上方補正がかかり、さらに本家には劣るものの盗賊技能を所持、敵を一撃で仕留めるクリティカル能力も有する。BCF以降の作品では錬金術師系呪文も習得する万能職。 その分要求ステータスも非常に高く、普通はキャラ作成時に絶対に選択できない(シリーズによっては半日位粘れば高額ボーナスで作れたりもする)。また、レベルアップも全職業中で最も遅い。 シナリオクリア前では、そのあまりの成長の遅さゆえ忘れていい職業。ただしレベルが上がりきれば全職中屈指の戦闘力を有するため、クリア後もやりこむつもりがあるならばセカンドパーティー要員として育ててみるのもいいだろう。 ・くノ一/Kunoichi 登場作品:PSエンパイア、GBCエンパイア、XTH 作品によっては「忍者は男性専用、くノ一は女性専用」に分かれ、性能面でも差別化されていることがある。 PSエンパイア、XTHでは装備武器や奇襲の追加効果が異なる程度だが、GBCエンパイアでは独自の呪文系統である「くノ一の忍術」が使用可能。 ・隠密/Onmitsu 登場作品:BUSIN0 忍者の上級職。Lv2までだった魔法使い系呪文の習得がLv5まで拡張、各ステータスの伸びも良くなっている。 本作では忍者系のレベルアップに要する経験値の差が他職と比べて抑えられているため、最初から忍者系職業をパーティーに入れるのもありになっている。 ---- **中衛タイプ ***盗賊系 ・盗賊/Theif 登場作品:多数 盗賊技能(宝箱の罠解除、隠し扉見破り等)の第一人者。他の上級職でも盗賊技能を持つ職業はあるが、盗賊技能はレベルが同じならば盗賊が最も高くなっている。 ただし戦闘に関しては装備が貧弱で魔法も使えないので、工夫(マジックアイテムを持たせる、魔法使い等から転職させる等)しないとほぼいるだけの存在となる。 シナリオ5以降は隠れる→奇襲が追加されたり、低威力だが後列から攻撃可能な武器が追加されたため多少マシにはなった。 <BUSIN特記> 「Lv2までの魔法使い系・僧侶系呪文を習得可能」「パーティーの盗賊の人数に応じて戦闘終了後の宝箱出現率アップ」といったテコ入れがなされた。 扱い的には「魔法が使える後衛職」であるため呪文強化系AAに参加可能、石化(敵の場合は一撃死)を付与する投げナイフ「シェードのナイフ」を装備して後列に配置し、牽制射撃・マジックキャンセルで敵の行動を妨害しつつ即死を狙う…といった芸当が可能。戦闘面でも十分活躍できる。 また、BUSINの罠解除は「PSコントローラーのボタンを表示された順番で制限時間内に押す(※間違えると即失敗)」仕様になっているため、反射神経に自信の無い人は最後までパーティーに入れておくことも多い。 ・大盗/Great Theif 登場作品:クロニクル 盗賊の上級職。基本的な特徴は盗賊に準ずるが、盗賊には無かった「落とし穴などダンジョンの罠を感知する」能力が追加されている。 ・義賊/Gizoku 登場作品:BUSIN0 盗賊の上級職。基本性能・特徴はそのままに、敵からアイテム・装備品を盗めるようになった。 ある程度ダメージを与えないと攻撃してこないマイルフィック相手に延々と盗みを繰り返し、村正を短時間で大量ゲットするのはBUSINプレイヤーのお約束。 ・怪盗/High Theif 登場作品:BUSIN0 盗賊の最上級職。性能的には義賊を踏襲、ただし特性値の伸びが良くなっている。 ・バード/Bard 登場作品:多数 楽器を奏でる吟遊詩人。大半の登場作品では盗賊技能と魔法使い系呪文もセットで使える。 バードの真価は彼等にしか使えない道具、『楽器』にある。楽器さえあれば状態異常付与、回復、AC補正などを消費無しで行えるのが強み。 ただし器用貧乏で戦力としては頼りないため、後半では息切れすることが多い。 ・レンジャー/Ranger 登場作品:多数 主に弓を主体に戦う狩人。弓のは火力が高めかつ長射程なので、物理火力を補強するのに適した職業。さらに本家には劣るものの盗賊技能も所持し、錬金術師系呪文も扱える。 初登場のBCFでは「矢が消耗品かつ最強の矢の入手が困難」「能力の大半が忍者と被っているため『何のためにいるの?』扱いだった」とかなり悲惨な性能。外伝シリーズ等の和製ウィズではテコ入れされて大分マシな性能になっている。 <XTH特記> 1ターン溜めた後、敵単体に高命中・クリティカル付与された一撃を放つ「狙撃」を習得。その他の特徴は大体BCFの物に準ずるが、弓の使い勝手がかなり良いため空気ではない。 XTH1では狙撃のクリティカルに対する完全耐性を持つ敵が存在していないため、ラスボスや隠しボスも問答無用で首をはねるボスキラーだった。さすがにXTH2では修正されたが。 ---- **後衛タイプ ***スペルユーザー ・魔法使い/Mage 登場作品:多数 敵に直接ダメージを与える効果が豊富な魔法使い系呪文を使う。 HPの伸びが非常に低いが、代わりに強力な攻撃魔法が使用可能…というテンプレ魔法使い。 ただし終盤になるにつれ敵の呪文無効化能力は異様に上昇し、味方の前衛職の攻撃回数と武器の威力が上がっていくため、重要なのは攻撃呪文ではなく補助呪文(マロール等)だったりする事も…。 ・賢者/Sage 登場作品:クロニクル 魔術師(魔法使い相当)の上級職。基本的な特徴は魔術師と同じだが、「攻撃呪文のダメージ上昇」のパッシブ特性がある。 ・僧侶/Priest 登場作品:多数 回復・防御が主体の僧侶系呪文を使う。またアンデッド系を浄化する「ディスペル」も使用可能。 パーティの回復役としてなくてはならない存在。基本的にはこいつが倒れると全滅の危険があるので後列に配置して安全を確保すべきだが、ある程度の重装備が可能であるため、低レベル帯でまだ前衛職が貧弱な時に前衛に配置することも可能。 <XTH特記> 一定歩数歩くとMPが回復する「魔力回復」と、自身と対象のMPをそっくり入れ替える「魔力換送」を習得するため、MP回復要員としての役割も担えるようになった。 ・司教/Bishop 登場作品:多数 魔法使い系・僧侶系両方の呪文を習得し、さらに不確定アイテムが鑑定可能な唯一の職業。 ただし忍者に次いで成長が遅く、呪文の覚えるスピードもまた遅い大器晩成型。シナリオ本編クリア前にパーティーに組み込むと大変な苦労をすることになる。序盤で鑑定専門(酒場待機要員)として作っておいて損はない。 ・アルケミスト/Alchemist 登場作品:多数 錬金術師系呪文を習得する。継続的にダメージを与えたり状態異常を起こさせるので、即効性は無いものの長期戦で有効。 作品によっては「呪文発動の際に詠唱が不要であるため、沈黙状態でも呪文の使用が可能」なタイトルもある。 <BUSIN特記> BUSIN0では錬金術系呪文が存在しないため、代わりにLv4までの魔法使い・僧侶系呪文を習得する「劣化司教」といった性能になっている。 ただし、「錬金術師の人数に応じて、魔物の素材(呪文の習得・強化に用いる「魔法石」の合成素材)入手率アップ」という長所がある。 <XTH特記> 「アイテム錬金(装備品の修理・強化)」が行える唯一の学科。 XTHの敵は装備品を直接落とすことはまれで、たいていの場合は壊れた装備品「廃品」を落とす。これを敵が落とす素材を用いて修理することでようやく使用可能となる。アイテム錬金は商店でも可能だが破産が見えるレベルで費用が高いため、「錬金術師がいない=装備新調によるパーティーの強化ができない」とほぼ同義になる。 しかしレベルアップに要する経験値量は全学科内でも最大、かつ戦闘面では物理・魔法どちらも中途半端な器用貧乏。 司教同様待機要員として使われることが多い。 ・サイオニック/Psyonic 登場作品:多数 サイコキネシスや精神汚染などを得意とする超能力者。 超能力者系呪文は、ある程度の回復と「ダメージが低めだが代わりに混乱などの状態異常も一緒に付与する」攻撃呪文を有する系統。 <XTH特記> 超能力者系呪文だけでなく、「敵の攻撃を肩代わりとなって受けるバリアを生成する『魔障壁』」と、「物理攻撃の射程を装備武器に関係なく最長に伸ばす『念動』」を習得する。 が、超能力者系呪文は性能が微妙、念動もTHが低い&装備可能な武器が貧弱なこともあり、後半は魔障壁マシーンになりがち。もっとも魔障壁がかなり優秀ではあるが。 ・召喚士/Summoner 登場作品:PSエンパイア、GBCエンパイア、XTH 「第7のメンバーである魔物を召喚・常駐させられる」召喚呪文が使用可能。 召喚モンスターの強さは作品によってまちまちで、評価もそれに合わせて変動する。基本的には他の後衛職で呪文をたっぷり習得してから最終職として選ぶことが推奨される。 ・全能者/Wizardry 登場作品:PSエンパイア ゲーム内トロフィーである「称号」を20種集めると解禁される隠し職…という名の公式チートその2。種族「デビリッシュ(魔族とのハーフ)」のみ選択可能。 全系統の呪文を習得し、レベルアップも下級職並に早い。デビリッシュがブレス攻撃を有しているため物理も魔法も隙が無い。 唯一の欠点が「デビリッシュは他の種族との相性が最悪であるため、そのままではパーティーメンバー全員の特性値が大幅に下がってしまう」こと。そのため、パーティーメンバー間の相性補正を無効化するハーフエルフを一人入れることを余儀なくされる。 ---- 内容が物足りないですが修正、追記お願いいたします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 魚屋は?魚屋はないのかい? -- 名無しさん (2016-03-14 22:40:49) - アニメ「ソードアートオンライン2」15話でリズの言っていた「サムライは戦士に攻撃魔法~」とはウィザードリィから取ったものだろう。あの時代のウィザードリィってどんなものだ。 -- 名無しさん (2018-04-23 19:24:28) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/24(月) 23:58:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここではウィザードリィの職業について記述する。 **前衛タイプ ***戦士 ・戦士/Fighter 登場作品:多数 武器を振るって戦う前衛の基本職。 要求ステータスが低いので訓練所で作りやすく、さらにレベルアップも早い。そして多くの武器や防具を装着できるので早期クリアに向いている。 その反面呪文は一切覚えられず、「殴ることしか能がない」。強力な専用装備が無い作品では、後半~クリア後は他の上級職に遅れを取ってしまう。 <XTH特記> 1ターン溜めた後、グループ内の敵に3連続攻撃を繰り出す「乱撃」を習得。瞬間最大火力は全学科内でも上位に食い込むので最後まで通して使っていける。 また、得意武器のハンマー系はヒット数が低い代わりに1発の威力が高いので、高防御の敵にもダメージを通しやすい。 ・モンク/Monk 登場作品:多数 徒手空拳や棒などで戦う武僧。作品によっては「修道士」表記になっている。 忍者と同じく無装備状態でも回避が上昇し、作品によっては物理攻撃にクリティカル(即死)やノックアウト(気絶)が自動で付与される。さらに超能力者系呪文も習得する。 シナリオによっては習得呪文以外が忍者と大差なく、それでいてこちらの方が転職条件が緩くレベルが上がり易いため、忍者のお株を奪ってしまうことも。 <BUSIN特記> 「最低でも一人は前衛に組み込むべき」とまで言われる、ある意味で前衛最強職。その理由はモンクだけが使えるアレイドアクション(AA)「ソウルクラッシュ」にある。 ソウルクラッシュは両サイドの敵に払い抜け攻撃を繰り出すアレイドアクション「スレイスラッシュ」がモンクの加入で変異したAAで、スレイスラッシュの良点(必中・疑似的な範囲攻撃)はそのままに、攻撃が払い抜け→戻りの2回に倍増する(当然トータル火力も倍増)ため、物理攻撃AAの中でも最高峰の威力・使い勝手の良さとなる。 武器が貧弱という欠点は村正を装備した侍から宝玉で転職すれば解消され、さらに上級職でありながらレベルアップに必要な経験値も少な目、能力値の伸びも良し、Lv5までの僧侶系呪文が使用可能…と至れり尽くせりの職業になっている。 <クロニクル特記> 大半の作品では「徒手空拳による物理戦闘+僧侶系呪文も使えるハイブリッド」なのだが、クロニクルでは「僧侶の上級職」扱いとなっており、戦闘力の伸びこそ少ないものの「回復呪文の効果アップ」のパッシブ特性を有している。 なお、クロニクルでは「転職後の職業で使えない呪文系統は引継ぎができない(レベルアップの度に忘れていってしまう)」ため、魔法使いと僧侶の呪文両方を使えるのは実質司教のみとなっている。そのため、賢者or修道士で1系統に特化するか、それとも司教で両方使えるようにするかの選択が問われる。 <XTH特記> 1ターン溜めた後、敵単体に3連続攻撃を繰り出す「連撃」を習得。素手攻撃は威力が低いが気絶を誘発しやすいこと、本作の気絶は非常に強力な状態異常であるため(回避・防御がゼロに、完全耐性持ちの敵がラスボス・隠しボス含めて存在しない)、物理攻撃主体のパーティーなら一人は入れておいて損はしない。 ・剣士/Swordman 登場作品:クロニクル 戦士とは別系統の前衛職。 重装備ができない分物理攻撃力への補正が高い攻撃特化。その特性上「力が高く、金属装備ができない種族『ウォルバック』」との相性が良い。 ・狂戦士/Berserk 登場作品:PSエンパイア ゲーム内トロフィーである「称号」を10種集めると解禁される隠し職…という名の公式チートその1。種族「人間」のみ選択可能。 最強装備が「『竜殺し』という名の両手剣&『漆黒の○○』という名の防具一式」も含めて元ネタは[[ベルセルク]]であることは明らか。もっとも武器は「裏村正」が装備可能&二刀流可能なのでそちらに置き換わることの方が多いが。 自身のACを低下する「限定解除」と1ターン内に連続攻撃を仕掛ける「諸刃」で構成される「ベルセルクの技」が使用可能な唯一の職。 中でも「自分か相手が死ぬまで物理攻撃を繰り返す『諸刃乱舞』」がアホ性能。しかしそれを駆使しないと隠しボスの撃破が困難だったりするのがエンパイアらしいというか何というか。 ・アベンジャー/Avenger 登場作品:GBCエンパイア 負の力を纏って戦う魔剣士。呪いの武具をデメリットなしで装備可能(着脱も自由)、さらに状態異常を付与した物理攻撃を繰り出す「アベンジャーの剣技」が使用可能。 その中にはムサシ程ではないが範囲攻撃も含まれるため、後半戦にて高レジストモンスが大量出現した際には頼れるアタッカーとなる。 なお、GBCエンパイアの追加職業(アベンジャー、ムサシ、ヴァリアント、くノ一、召喚士)の特技は呪文扱いとなっており、さらに転職してもそれらの呪文系統は転職後の引継ぎが行われないようになっている。 ***侍系 ・侍/Samurai 登場作品:多数 東洋の剣士。レベル4から魔法使い系呪文を習得していく魔法戦士で、ウィザードリィにおける伝統の最強武器「村正」を装備できる。というより村正を振るうことが侍の真骨頂と言って良い。 ただし装備可能防具でやや他の前衛職に劣る。中でも[[盾]]を装備できない作品が多いため防御面で不安が残る。 訓練所で作れるが、ボーナスポイントが(ry <XTH特記> 敵1グループに対し物理攻撃を仕掛ける「斬り込み」を習得する。 斬り込みはダメージ半減のペナルティを負うが十分強力で、クリティカルが付与された刀で斬り込むと首はね祭りが開催されるため爽快感バツグン。 ただし全体的に火力が低め。村正も「トータル火力は高いが1ヒット分の攻撃力は低い」ため、高防御の隠しボス相手だと1ケタダメージで終わってしまうことも…。 ・ムサシ/Musashi 登場作品:GBCエンパイア 侍の上級職。本作の公式チート。 物理火力は侍と同等でありながら、範囲攻撃やクリティカル発動率の高い一撃を繰り出す「ムサシの剣技」が使用可能。 1作目では「敵全体に通常攻撃を繰り出す(ダメージ補正一切なし)『乱舞の剣』」があまりにも強すぎ、続編でかなり弱体を受けたがそれでもなお物理最強職である。 ・将軍/Syogun 登場作品:BUSIN0 侍の上級職。二刀流が唯一可能な物理最強職。なぜか両手持ち武器も二刀流可能。%%与一の弓二刀流っておかしくね?%%最終的には村正二刀流に落ち着くだろう。あとは村正を装備したモンクを宝玉で作れば物理攻撃面は完成である。 「Lv6までの魔法使い系呪文を習得可能」「カウンター攻撃のAA「バックアタック」をより強力な『斬月居合陣』に変異させる」といった長所もある。 ***騎士・君主系 ・君主/Lord 登場作品:多数 侍の僧侶版。レベル4以降僧侶系呪文を習得し始め、さらに特殊性能満載の鎧「聖なる鎧」が装備出来る唯一の職業。 ただし要求されるステータスが高いためキャラ作成時に選択するのはほぼ無理、レベルアップも遅い。そのためいきなり作るよりは、魔法使いをレベル13まで上げて全呪文を習得した後に転職させることが多い。 <XTH特記> 本作では「防御の君主、攻撃のバルキリー」という役割分担がなされており、君主はパーティーメンバー全員を物理攻撃から守る「献身」を習得する。 物理攻撃も可能だが、基本的には「君主の立ち回りは高防御の防具で身を固めたうえでひたすら献身」というのがセオリーとなっている。 ・バルキリー/Valkyrie 登場作品:多数 女性版君主と言える戦乙女。 戦士と同じく多くの武具を装備可能。中でも長射程の槍を得意武器としている。 僧侶系呪文魔法が扱え、要求されるステータスも低く、レベルアップも下級職並に早い。 防具面でやや劣る事と僧侶系呪文を覚え始めるのがやや遅いことに目を瞑れば、攻撃役も回復役もこなせるオールラウンダーとして活躍が見込める。 <XTH特記> 捨て身の攻撃を繰り出す「神撃」を習得。 神撃は敵の防御値をゼロとしてダメージ計算するため大ダメージが期待でき、さらに他の攻撃スキルと違って溜めを必要としない。その代わり神撃使用ターンは自身の防御値もゼロになるため、敵の攻撃をもらうと一撃で死ぬこともしばしば。 ・ヴァリアント/Valiant 登場作品:GBCエンパイア 回復・防御を主体とする呪文系統「ヴァリアントの加護」が使用可能な神官戦士。装備品・物理攻撃面も君主に準ずる。 僧侶系呪文を全習得後に転職すると、2系統の回復呪文が使える回復のエキスパートになれる。 ・騎士/Knight 登場作品:クロニクル・BUSIN0 クロニクルとBUSINで性能が大きく異なっている。 前者では戦士の重装備と魔法使い系呪文を併せ持つ「侍とは別系統の魔法剣士」。専用呪文「トール=デス」も習得する。 後者では過去シリーズの君主に相当する上級職。 ・聖騎士/Paladin 登場作品:BUSIN0 「聖騎士シリーズ」の装備品一式を全て揃えて捧げることで解禁される最上級職。 「装備品の攻撃力・防御力を1.2倍に補正」「パーティー全員にヒーリング(HPリジェネ)を自動付与」「Lv6までの魔法使い系・僧侶系呪文習得可能」…と本作における公式チート。 ただし解禁条件の聖騎士シリーズを揃えるのが非常に大変。基本的には本編クリア後でないと揃えられない。 ・黒騎士/Dark knight 登場作品:BUSIN0 「狂王シリーズ」の装備品一式を全て揃えて捧げることで解禁される最上級職。 「装備品の呪いを無効化したうえで着脱自在」「物理攻撃AA『シングルジャンプアタック』をより強力な『ナイトメアクエイク』に変異させる」といった無二の特徴がある。さらにLv6までの魔法使い系呪文を習得可能。 ナイトメアクエイクはソウルクラッシュには劣るものの十分強いため、最終パーティーに組み入れる価値は十分ある。もっとも解禁条件の狂王シリーズを揃えるのが非常に大変なのだが。 ***忍者系 ・忍者/Ninja 登場作品:多数 戦士としての戦闘能力を有しながらも、何も装備していない状態だとACに上方補正がかかり、さらに本家には劣るものの盗賊技能を所持、敵を一撃で仕留めるクリティカル能力も有する。BCF以降の作品では錬金術師系呪文も習得する万能職。 その分要求ステータスも非常に高く、普通はキャラ作成時に絶対に選択できない(シリーズによっては半日位粘れば高額ボーナスで作れたりもする)。また、レベルアップも全職業中で最も遅い。 シナリオクリア前では、そのあまりの成長の遅さゆえ忘れていい職業。ただしレベルが上がりきれば全職中屈指の戦闘力を有するため、クリア後もやりこむつもりがあるならばセカンドパーティー要員として育ててみるのもいいだろう。 ・くノ一/Kunoichi 登場作品:PSエンパイア、GBCエンパイア、XTH 作品によっては「忍者は男性専用、くノ一は女性専用」に分かれ、性能面でも差別化されていることがある。 PSエンパイア、XTHでは装備武器や奇襲の追加効果が異なる程度だが、GBCエンパイアでは独自の呪文系統である「くノ一の忍術」が使用可能。 ・隠密/Onmitsu 登場作品:BUSIN0 忍者の上級職。Lv2までだった魔法使い系呪文の習得がLv5まで拡張、各ステータスの伸びも良くなっている。 本作では忍者系のレベルアップに要する経験値の差が他職と比べて抑えられているため、最初から忍者系職業をパーティーに入れるのもありになっている。 ---- **中衛タイプ ***盗賊系 ・盗賊/Theif 登場作品:多数 盗賊技能(宝箱の罠解除、隠し扉見破り等)の第一人者。他の上級職でも盗賊技能を持つ職業はあるが、盗賊技能はレベルが同じならば盗賊が最も高くなっている。 ただし戦闘に関しては装備が貧弱で魔法も使えないので、工夫(マジックアイテムを持たせる、魔法使い等から転職させる等)しないとほぼいるだけの存在となる。 シナリオ5以降は隠れる→奇襲が追加されたり、低威力だが後列から攻撃可能な武器が追加されたため多少マシにはなった。 <BUSIN特記> 「Lv2までの魔法使い系・僧侶系呪文を習得可能」「パーティーの盗賊の人数に応じて戦闘終了後の宝箱出現率アップ」といったテコ入れがなされた。 扱い的には「魔法が使える後衛職」であるため呪文強化系AAに参加可能、石化(敵の場合は一撃死)を付与する投げナイフ「シェードのナイフ」を装備して後列に配置し、牽制射撃・マジックキャンセルで敵の行動を妨害しつつ即死を狙う…といった芸当が可能。戦闘面でも十分活躍できる。 また、BUSINの罠解除は「PSコントローラーのボタンを表示された順番で制限時間内に押す(※間違えると即失敗)」仕様になっているため、反射神経に自信の無い人は最後までパーティーに入れておくことも多い。 ・大盗/Great Theif 登場作品:クロニクル 盗賊の上級職。基本的な特徴は盗賊に準ずるが、盗賊には無かった「落とし穴などダンジョンの罠を感知する」能力が追加されている。 ・義賊/Gizoku 登場作品:BUSIN0 盗賊の上級職。基本性能・特徴はそのままに、敵からアイテム・装備品を盗めるようになった。 ある程度ダメージを与えないと攻撃してこないマイルフィック相手に延々と盗みを繰り返し、村正を短時間で大量ゲットするのはBUSINプレイヤーのお約束。 ・怪盗/High Theif 登場作品:BUSIN0 盗賊の最上級職。性能的には義賊を踏襲、ただし特性値の伸びが良くなっている。 ・バード/Bard 登場作品:多数 楽器を奏でる吟遊詩人。大半の登場作品では盗賊技能と魔法使い系呪文もセットで使える。 バードの真価は彼等にしか使えない道具、『楽器』にある。楽器さえあれば状態異常付与、回復、AC補正などを消費無しで行えるのが強み。 ただし器用貧乏で戦力としては頼りないため、後半では息切れすることが多い。 ・レンジャー/Ranger 登場作品:多数 主に弓を主体に戦う狩人。弓のは火力が高めかつ長射程なので、物理火力を補強するのに適した職業。さらに本家には劣るものの盗賊技能も所持し、錬金術師系呪文も扱える。 初登場のBCFでは「矢が消耗品かつ最強の矢の入手が困難」「能力の大半が忍者と被っているため『何のためにいるの?』扱いだった」とかなり悲惨な性能。外伝シリーズ等の和製ウィズではテコ入れされて大分マシな性能になっている。 <XTH特記> 1ターン溜めた後、敵単体に高命中・クリティカル付与された一撃を放つ「狙撃」を習得。その他の特徴は大体BCFの物に準ずるが、弓の使い勝手がかなり良いため空気ではない。 XTH1では狙撃のクリティカルに対する完全耐性を持つ敵が存在していないため、ラスボスや隠しボスも問答無用で首をはねるボスキラーだった。さすがにXTH2では修正されたが。 ---- **後衛タイプ ***スペルユーザー ・魔法使い/Mage 登場作品:多数 敵に直接ダメージを与える効果が豊富な魔法使い系呪文を使う。 HPの伸びが非常に低いが、代わりに強力な攻撃魔法が使用可能…というテンプレ魔法使い。 ただし終盤になるにつれ敵の呪文無効化能力は異様に上昇し、味方の前衛職の攻撃回数と武器の威力が上がっていくため、重要なのは攻撃呪文ではなく補助呪文(マロール等)だったりする事も…。 ・賢者/Sage 登場作品:クロニクル 魔術師(魔法使い相当)の上級職。基本的な特徴は魔術師と同じだが、「攻撃呪文のダメージ上昇」のパッシブ特性がある。 ・僧侶/Priest 登場作品:多数 回復・防御が主体の僧侶系呪文を使う。またアンデッド系を浄化する「ディスペル」も使用可能。 パーティの回復役としてなくてはならない存在。基本的にはこいつが倒れると全滅の危険があるので後列に配置して安全を確保すべきだが、ある程度の重装備が可能であるため、低レベル帯でまだ前衛職が貧弱な時に前衛に配置することも可能。 <XTH特記> 一定歩数歩くとMPが回復する「魔力回復」と、自身と対象のMPをそっくり入れ替える「魔力換送」を習得するため、MP回復要員としての役割も担えるようになった。 ・司教/Bishop 登場作品:多数 魔法使い系・僧侶系両方の呪文を習得し、さらに不確定アイテムが鑑定可能な唯一の職業。 ただし忍者に次いで成長が遅く、呪文の覚えるスピードもまた遅い大器晩成型。シナリオ本編クリア前にパーティーに組み込むと大変な苦労をすることになる。序盤で鑑定専門(酒場待機要員)として作っておいて損はない。 ・アルケミスト/Alchemist 登場作品:多数 錬金術師系呪文を習得する。継続的にダメージを与えたり状態異常を起こさせるので、即効性は無いものの長期戦で有効。 作品によっては「呪文発動の際に詠唱が不要であるため、沈黙状態でも呪文の使用が可能」なタイトルもある。 <BUSIN特記> BUSIN0では錬金術系呪文が存在しないため、代わりにLv4までの魔法使い・僧侶系呪文を習得する「劣化司教」といった性能になっている。 ただし、「錬金術師の人数に応じて、魔物の素材(呪文の習得・強化に用いる「魔法石」の合成素材)入手率アップ」という長所がある。 <XTH特記> 「アイテム錬金(装備品の修理・強化)」が行える唯一の学科。 XTHの敵は装備品を直接落とすことはまれで、たいていの場合は壊れた装備品「廃品」を落とす。これを敵が落とす素材を用いて修理することでようやく使用可能となる。アイテム錬金は商店でも可能だが破産が見えるレベルで費用が高いため、「錬金術師がいない=装備新調によるパーティーの強化ができない」とほぼ同義になる。 しかしレベルアップに要する経験値量は全学科内でも最大、かつ戦闘面では物理・魔法どちらも中途半端な器用貧乏。 司教同様待機要員として使われることが多い。 ・サイオニック/Psyonic 登場作品:多数 サイコキネシスや精神汚染などを得意とする超能力者。 超能力者系呪文は、ある程度の回復と「ダメージが低めだが代わりに混乱などの状態異常も一緒に付与する」攻撃呪文を有する系統。 <XTH特記> 超能力者系呪文だけでなく、「敵の攻撃を肩代わりとなって受けるバリアを生成する『魔障壁』」と、「物理攻撃の射程を装備武器に関係なく最長に伸ばす『念動』」を習得する。 が、超能力者系呪文は性能が微妙、念動もTHが低い&装備可能な武器が貧弱なこともあり、後半は魔障壁マシーンになりがち。もっとも魔障壁がかなり優秀ではあるが。 ・召喚士/Summoner 登場作品:PSエンパイア、GBCエンパイア、XTH 「第7のメンバーである魔物を召喚・常駐させられる」召喚呪文が使用可能。 召喚モンスターの強さは作品によってまちまちで、評価もそれに合わせて変動する。基本的には他の後衛職で呪文をたっぷり習得してから最終職として選ぶことが推奨される。 ・全能者/Wizardry 登場作品:PSエンパイア ゲーム内トロフィーである「称号」を20種集めると解禁される隠し職…という名の公式チートその2。種族「デビリッシュ(魔族とのハーフ)」のみ選択可能。 全系統の呪文を習得し、レベルアップも下級職並に早い。デビリッシュがブレス攻撃を有しているため物理も魔法も隙が無い。 唯一の欠点が「デビリッシュは他の種族との相性が最悪であるため、そのままではパーティーメンバー全員の特性値が大幅に下がってしまう」こと。そのため、パーティーメンバー間の相性補正を無効化するハーフエルフを一人入れることを余儀なくされる。 ---- 内容が物足りないですが修正、追記お願いいたします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 魚屋は?魚屋はないのかい? -- 名無しさん (2016-03-14 22:40:49) - アニメ「ソードアートオンライン2」15話でリズの言っていた「サムライは戦士に攻撃魔法~」とはウィザードリィから取ったものだろう。あの時代のウィザードリィってどんなものだ。 -- 名無しさん (2018-04-23 19:24:28) - XTHの錬金術士は、攻撃アイテムの一括使用によるボスキラーや、装備の幅がやたら広くて各職業の準最強装備を使えたりと、カスタマイズ性のある面白い職業だったなあ -- 名無しさん (2019-05-06 08:30:36) #comment #areaedit(end) }

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