TM NETWORK

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&font(#6495ED){登録日}:2012/03/19(月) 05:08:22 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- TM NETWORKとは小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の三人で結成された音楽ユニットである。 略称はTM。 #contents() **【概要】 ---- 1980年、小学校からの幼なじみ同士である宇都宮と木根が在籍していたバンドSPEEDWAYに小室が加入し、三人が知り合いとなる。 その後SPEEDWAYが解散し、木根と小室が新しいバンドに外国人ボーカリストを起用しようとするが、 トラブルによりこの話が流れた為、木根の幼なじみである宇都宮に白羽の矢が立つ。 メンバーが三人とも多摩地区在住という事から、TAMA NETWORKというバンド名を付けるもゴロの悪さから頭文字を取って名称をTM NETWORKとする。 その後、所属レコード会社から名前の由来がTAMAではかっこ悪いと言われた為、 TMは&font(#ff0000){T}IME &font(#ff0000){M}ACHINEの頭文字という事となった。 1984年にシングル「&font(#ffdc00){金曜日のライオン}」、アルバム「RAINBOW RAINBOW」でメジャーデビュー。 当時のジャケット写真では小室と宇都宮のみが写り、木根が写る事はなかった。 これに関しては「&font(#808080){当時は二人組としての活動をメーカーに強要されていた}」と後に小室が語っており、木根は謎のメンバー扱いとなっていた。 デビュー当時はそのデジタルサウンドから[[YMO]]の二番煎じという評価も多くセールスにもあまり恵まれなかったが、 四枚目のアルバム「&font(#0000ff){Self Control}」の先行シングルとして発売された同タイトル曲がロングセールを記録した事でブレイクの足掛かりを作り、 レコード会社から「&font(#ff0000){売れるシングルを作れ}」という要請を受けた小室が製作したのが、 アニヲタにも馴染み深いアニメ版[[シティーハンター>シティーハンター(CITY HUNTER)]]の主題歌「Get Wild」である。 「&font(#ffb74c){Get Wild}」の大ヒットにより、その直後に発売された初のベストアルバム「&font(#ff7800){Gift for Fanks}」で初の一位を獲得。 人気バンドとしてブレイクした彼らは、その後も名盤と名高いアルバム「&font(#008cff){humansystem}」をリリース。その地位を不動の物とする。 その後、1988年にリリースされたアルバム「&font(#b8d200){CAROL}」が彼らにとって初のミリオンセールスを記録。 この年に初の紅白出場も果たしている。 1990年、バンド名をTM NETWORKからTMNに改名。 直後に発売されたシングル「&font(#ff0000){TIME TO COUNT DOWN}」とアルバム「&font(#ff0000){RHYTHM RED}」では、 以前TMとは違うロックサウンドを前面に押し出したアレンジによって、新しいTMの形を見せた。 しかし、1991年発売のアルバム「&font(#800080){EXPO}」を最後に、 小室が以前から行っていた他アーティストへの楽曲提供やプロデュース活動を更に活発に行う様になっていった為、 徐々にTMとしての活動期間が短くなっていく。 そして1994年、シングル「&font(#afdfe4){Nights of The Knife}」のリリースと東京ドームライヴを行い、TMNはその活動を「&font(#ff0000){終了}」した。 だがそれから五年後の1999年、木根と宇都宮が小室のイベントにゲスト出演し、TMの復活を発表。 名前を再びTM NETWORK名義へと変更し再始動。 現在はメンバーそれぞれのソロ活動と並行しながら、合間を縫う形でTMの活動も行われている。 **【メンバー】 ---- [[小室哲哉]](キーボード、シンセサイザー、プログラミング) TMのリーダー兼プロデューサー。愛称はTK。 彼の嗜好であるシンセサイザーを用いて作り込まれたデジタルサウンドの楽曲達は、デビュー当時から時代を先取りし過ぎていたという意味でも評価が高い。 デビュー時のマネージャーがYAMAHAとちょっとつながりがあった為、コネを最大限に利用、以来今日まで続く関係を作った。 &font(l){90年代前半から、現場で扱うシンセはRoland等に浮気して主軸にしてしまったのは内緒だ!} また、所謂「売れる音楽」作りを得意とし、90年代後半は彼のプロデュース曲がチャートの上位を席巻した。 そのBeing並の商業主義を隠そうともしない姿勢は嫌う人にはとことん嫌われた。 一部のラジオ局では小室プロデュースの曲は流さないというスタンスも取っていた。 その向こう側にある職人としての拘りを嗅ぎ取り、惚れ込んだ人も多数いるのも事実。 しかし、2000年代以降の売り上げは低迷し、2008年には詐欺容疑で逮捕。 有罪判決を受けるも、この時ファンや業界関係者から減刑嘆願書が提出されており、ブームが去った現在でも根強い人気を証明している。 ちなみに、TM時代を知らない人には温厚な人物と見られがちだが、ライヴではキーボードクラッシャーと化す。 後先考えない・日本語の使い方がおかしい・身の丈に合わない発言が目立つが、 大体許されてしまうのも一ミュージシャンとしての腕前と機材に対する嗅覚のセンス故か。 [[宇都宮隆]](ボーカル) 愛称はウツ。 楽曲製作には他の二人ほどは関わらず、専業ボーカリストとしての側面が強い。 TMの「終了」前のライヴやTV出演の際には、ファンから「体操」と呼ばれる独特の動きのダンスを披露していた。 また歌詞間違いも多い(2000年以降はウツにしか見えないディスプレイでのカンペで対応しているが、それでも間違える)。 TKが男性ボーカリストをあまりプロデュースしないのは、ウツ以上のボーカルに出会えないからと言われている。 [[木根尚登]](ギター、キーボード、コーラス、&font(l){ヒューマン担当}) グラサンがトレードマーク。 TKのデジタルサウンドとは真逆のアコースティックサウンドの楽曲作りを得意とし、 彼の作るバラードには根強い人気があり、ファンからは「木根バラ」と呼ばれている。 SPEEDWAY時代から本分はキーボード・アコースティックギター…なのだが、 デビュー前の「絵的に地味」という小室の判断によりエレキギターを担当する破目になる。 サポートの腕が目立ち過ぎるため、ライヴでの真の役割はエアギター・中間での寸劇。 しかしその弾くフリの演技はあのポール・マッカートニーすら欺く程の怪演であった。 2010年以降に一念発起、エレキギターの練習を開始。腕は相手に合わせることが出来るまでに成長、未だに伸び盛り。 ウツが歌詞を間違えた時・小室の突拍子もない発想の一番の犠牲者。 **【サポートメンバー】 ---- 小室みつ子(作詞家) 苗字は小室だが、メンバーの小室とは親族関係ではない。 彼女が詞を書いた曲が入っていないアルバムは「EXPO」と「SPEEDWAY」の二枚のみという程、TMの楽曲になくてはならない存在。 なお、初期のアルバムの作詞欄に見られる「西門加里(さいもん・かり)」もこの人。 YouTubeでは小室みつ子版のGet Wildが拝める。 [[松本孝弘]](ギター) [[B'z]]のギタリスト。 過去に彼がサポートで参加したTMのライヴ映像でも、一度聴けば誰もが分かる自重しない彼のギターを聴く事が出来る。 [[浅倉大介]](キーボード、マニピュレーター) accessのキーボディスト、音楽プロデューサー。 TKの弟子であり、師同様デジタルサウンドを得意としている。 また、彼がプロデュースをしていた[[T.M.Revolution]]の命名の際には、TMの名を冠する事に伺いを立てにも行っている。 葛城哲哉(ギター) 愛称は葛G。 B'zを結成した為、抜けた松本の後釜として参加したギタリスト。 前述のT.M.Revolutionの初期の活動などにも参加している。 現在でもTMサウンドを支え続ける第四のメンバー的存在であり、一時期は木根よりコーラスが多かったりする。 阿部薫(ドラム) デビュー以前からTMに関わってきたサポートメンバーの一の古株。ライヴにはCAROLツアーから参加。 TMのサポートが縁でB'z、access、[[globe]]などにも参加している。 **【特徴】 ---- ライヴでは原曲が形を留めない程にアレンジされる… いや、初めてのツアー「ELECTRIC PROPHET」で披露された「1974」の時点で、 もうアレンジという生易しい言葉では済まない「[[魔改造]]」とも呼ぶべき編曲が施されている。 興味を持った方は「CAMP FANKS!! '89」、「WORLD'S END Rhythm Red Live」、「EXPO ARENA FINAL」、 「FINAL MISSION -START investigation-」「the beginning of the end」、 「QUIT30」「HUGE DATA」「30th FINAL」辺りを見て頂きたい。 %%終了時・吉本に所属していた時期のライヴは大人の事情でその辺が微弱なので注意%% 手っ取り早く知りたい方はライヴアルバム「TMN COLOSSEUM I・II」を聞いてみよう。 (もちろん、まずは原曲を知ってから) また舞台演出面でも並々ならぬ情熱が見受けられる。 初めてのツアーでも「観客の体調に差し障る」というスタッフの忠告を押し切りレーザーライトを導入。 ステージ上の煌びやかさを備えさせると同時にTMの代名詞となった。 2度目のツアーでは、当時日本に数台しかなかった照明装置・ムービングトラスを採用。 動員は全館満席にも関わらず、1500万円の赤字を出した。 全盛期にはサラウンドシステムを積極的に導入して、大規模のステージでの音響面の向上に貢献。 まだ「5.1ch」なんて言葉すらない時代に音が空中を舞っていたのである。 「EXPO Tour」ではバンドメンバーに「DJ」と名乗る人もいない時期にターンテーブルを導入。 スクラッチを披露しながらも、2000年代のクラブでは当たり前になるミキサーによる即興リミックスを既に志していた。 %%服装?体操?世界観が体現されてるとは思う。%% 「MAJOR TURN-ROUND」では採算度外視でインターネット経由で新曲の発表、UMUガラスでメンバーより新曲と映像に集中させた。 「QUIT30~HUGE DATA~30th FINAL」ではLEDスクリーンを導入、事前に制作した映像とメンバーの生演技をシンクロさせた。しかも、それをU2より先んじて行った。 **【代表曲】 ---- ・ELECTRIC PROPHET ミニアルバム「TWINKLE NIGHT」収録曲。 初期のライヴでは必ず演奏されていたTM初期の代表曲。 ・Self Control Get Wildに並ぶ代表曲。 この曲でTV出演した事で知名度が上がり、後の大ヒットへと繋げた。 ・Fool On The Planet アルバム「Self Control」収録曲。 「木根バラ」の代表曲。 ・Get Wild 説明不要のTMの代表曲。 アニメシティーハンターと言えばこの曲。 アルバムバージョンやリミックス、セルフカバーなどのバージョン違いや他のアーティストのカバーなどが膨大に存在する。 遂にはレーベルの域を超えたバージョン違いを集めたアルバム「Get Wild Song Mafia」が発売された。 %%それでも押さえられていないバージョンもあるが%% ・BE TOGETHER アルバム「humansystem」収録曲。 TMファン以外には無名の楽曲だったが、某女性歌手のカバーによって、TMファン以外にも広く認知されている。   ・Human System アルバム「humansystem」収録曲。 トルコ行進曲のメロディを引用したバラード。 ・[[BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜]] アニヲタお馴染みの[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]主題歌。 ・SEVEN DAYS WAR 映画「ぼくらの七日間戦争」主題歌。 ・COME ON EVERYBODY 1988年の紅白歌合戦出演時選ばれた曲。ちなみにこの時の紅白は合法的に無料視聴出来る。 「88 Final Mega-Mix」としてアレンジされ、紅白としては珍しくフルコーラスかつ約6分のロングバージョンとして披露された。 ・STILL LOVE HER アニメシティーハンター2主題歌。 こちらも「木根バラ」として有名な楽曲。 ・THE POINT OF LOVERS' NIGHT 通算21枚目にしてシングルでは初の一位獲得曲。 ・RHYTHM RED BEAT BLACK アルバム「RHYTHM RED」からのリカットシングル。 [[電気グルーヴ]]とのコラボバージョンが存在し、それが彼らのメジャーデビュー作品となっている。 ・[[Crazy For You>Crazy For You(TMN)]] ロックスターと彼女の一夜を切り取ったCDドラマ…なのだが本格的なハウス・時代を感じる台詞のセンス・[[棒読み]]と違和感を覚える為賛否両論。 ・Nights of The Knife TM活動「終了」前の最後のシングル。 ラストライヴでも披露され、終わりではなく始まりを感じさせる前向きな歌詞にファンは涙した。 追記・修正は金色の夢を見て、あの頃の気持ちを思い出してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 宇都宮さんの歌唱力は素晴らしい!木根さんのギターテクニックも素晴らしい!ゲットワイルドが好きだ! -- 名無しさん (2013-12-11 17:48:07) - 歌詞には「TMイズム」とでも言うべき独特な雰囲気があるよな。いい大人達を子どもに戻すような魔力があるというか…。 -- 名無しさん (2013-12-11 18:57:46) - 30周年おめでとうございます。 -- 名無しさん (2014-04-21 20:26:55) - タグのコンサート演出に対してのことを中心に、少々追記しました。 -- 名無しさん (2015-05-26 14:52:32) - •Fool On The Planetの続編がNights of The Knifeだとか -- 名無しさん (2016-06-02 06:33:45) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/19(月) 05:08:22 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- TM NETWORKとは小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の三人で結成された音楽ユニットである。 略称はTM。 #contents() **【概要】 ---- 1980年、小学校からの幼なじみ同士である宇都宮と木根が在籍していたバンドSPEEDWAYに小室が加入し、三人が知り合いとなる。 その後SPEEDWAYが解散し、木根と小室が新しいバンドに外国人ボーカリストを起用しようとするが、 トラブルによりこの話が流れた為、木根の幼なじみである宇都宮に白羽の矢が立つ。 メンバーが三人とも多摩地区在住という事から、TAMA NETWORKというバンド名を付けるもゴロの悪さから頭文字を取って名称をTM NETWORKとする。 その後、所属レコード会社から名前の由来がTAMAではかっこ悪いと言われた為、 TMは&font(#ff0000){T}IME &font(#ff0000){M}ACHINEの頭文字という事となった。 1984年にシングル「&font(#ffdc00){金曜日のライオン}」、アルバム「RAINBOW RAINBOW」でメジャーデビュー。 当時のジャケット写真では小室と宇都宮のみが写り、木根が写る事はなかった。 これに関しては「&font(#808080){当時は二人組としての活動をメーカーに強要されていた}」と後に小室が語っており、木根は謎のメンバー扱いとなっていた。 デビュー当時はそのデジタルサウンドから[[YMO]]の二番煎じという評価も多くセールスにもあまり恵まれなかったが、 四枚目のアルバム「&font(#0000ff){Self Control}」の先行シングルとして発売された同タイトル曲がロングセールを記録した事でブレイクの足掛かりを作り、 レコード会社から「&font(#ff0000){売れるシングルを作れ}」という要請を受けた小室が製作したのが、 アニヲタにも馴染み深いアニメ版[[シティーハンター>シティーハンター(CITY HUNTER)]]の主題歌「Get Wild」である。 「&font(#ffb74c){Get Wild}」の大ヒットにより、その直後に発売された初のベストアルバム「&font(#ff7800){Gift for Fanks}」で初の一位を獲得。 人気バンドとしてブレイクした彼らは、その後も名盤と名高いアルバム「&font(#008cff){humansystem}」をリリース。その地位を不動の物とする。 その後、1988年にリリースされたアルバム「&font(#b8d200){CAROL}」が彼らにとって初のミリオンセールスを記録。 この年に初の紅白出場も果たしている。 1990年、バンド名をTM NETWORKからTMNに改名。 直後に発売されたシングル「&font(#ff0000){TIME TO COUNT DOWN}」とアルバム「&font(#ff0000){RHYTHM RED}」では、 以前TMとは違うロックサウンドを前面に押し出したアレンジによって、新しいTMの形を見せた。 しかし、1991年発売のアルバム「&font(#800080){EXPO}」を最後に、 小室が以前から行っていた他アーティストへの楽曲提供やプロデュース活動を更に活発に行う様になっていった為、 徐々にTMとしての活動期間が短くなっていく。 そして1994年、シングル「&font(#afdfe4){Nights of The Knife}」のリリースと東京ドームライヴを行い、TMNはその活動を「&font(#ff0000){終了}」した。 だがそれから五年後の1999年、木根と宇都宮が小室のイベントにゲスト出演し、TMの復活を発表。 名前を再びTM NETWORK名義へと変更し再始動。 現在はメンバーそれぞれのソロ活動と並行しながら、合間を縫う形でTMの活動も行われている。 **【メンバー】 ---- [[小室哲哉]](キーボード、シンセサイザー、プログラミング) TMのリーダー兼プロデューサー。愛称はTK。 彼の嗜好であるシンセサイザーを用いて作り込まれたデジタルサウンドの楽曲達は、デビュー当時から時代を先取りし過ぎていたという意味でも評価が高い。 デビュー時のマネージャーがYAMAHAとちょっとつながりがあった為、コネを最大限に利用、以来今日まで続く関係を作った。 &font(l){90年代前半から、現場で扱うシンセはRoland等に浮気して主軸にしてしまったのは内緒だ!} また、所謂「売れる音楽」作りを得意とし、90年代後半は彼のプロデュース曲がチャートの上位を席巻した。 そのBeing並の商業主義を隠そうともしない姿勢は嫌う人にはとことん嫌われた。 一部のラジオ局では小室プロデュースの曲は流さないというスタンスも取っていた。 その向こう側にある職人としての拘りを嗅ぎ取り、惚れ込んだ人も多数いるのも事実。 しかし、2000年代以降の売り上げは低迷し、2008年には詐欺容疑で逮捕。 有罪判決を受けるも、この時ファンや業界関係者から減刑嘆願書が提出されており、ブームが去った現在でも根強い人気を証明している。 ちなみに、TM時代を知らない人には温厚な人物と見られがちだが、ライヴではキーボードクラッシャーと化す。 後先考えない・日本語の使い方がおかしい・身の丈に合わない発言が目立つが、 大体許されてしまうのも一ミュージシャンとしての腕前と機材に対する嗅覚のセンス故か。 [[宇都宮隆]](ボーカル) 愛称はウツ。 楽曲製作には他の二人ほどは関わらず、専業ボーカリストとしての側面が強い。 TMの「終了」前のライヴやTV出演の際には、ファンから「体操」と呼ばれる独特の動きのダンスを披露していた。 また歌詞間違いも多い(2000年以降はウツにしか見えないディスプレイでのカンペで対応しているが、それでも間違える)。 TKが男性ボーカリストをあまりプロデュースしないのは、ウツ以上のボーカルに出会えないからと言われている。 [[木根尚登]](ギター、キーボード、コーラス、&font(l){ヒューマン担当}) グラサンがトレードマーク。 TKのデジタルサウンドとは真逆のアコースティックサウンドの楽曲作りを得意とし、 彼の作るバラードには根強い人気があり、ファンからは「木根バラ」と呼ばれている。 SPEEDWAY時代から本分はキーボード・アコースティックギター…なのだが、 デビュー前の「絵的に地味」という小室の判断によりエレキギターを担当する破目になる。 サポートの腕が目立ち過ぎるため、ライヴでの真の役割はエアギター・中間での寸劇。 しかしその弾くフリの演技はあのポール・マッカートニーすら欺く程の怪演であった。 2010年以降に一念発起、エレキギターの練習を開始。腕は相手に合わせることが出来るまでに成長、未だに伸び盛り。 ウツが歌詞を間違えた時・小室の突拍子もない発想の一番の犠牲者。 **【サポートメンバー】 ---- 小室みつ子(作詞家) 苗字は小室だが、メンバーの小室とは親族関係ではない。 彼女が詞を書いた曲が入っていないアルバムは「EXPO」と「SPEEDWAY」の二枚のみという程、TMの楽曲になくてはならない存在。 なお、初期のアルバムの作詞欄に見られる「西門加里(さいもん・かり)」もこの人。 YouTubeでは小室みつ子版のGet Wildが拝める。 [[松本孝弘]](ギター) [[B'z]]のギタリスト。 過去に彼がサポートで参加したTMのライヴ映像でも、一度聴けば誰もが分かる自重しない彼のギターを聴く事が出来る。 [[浅倉大介]](キーボード、マニピュレーター) accessのキーボディスト、音楽プロデューサー。 TKの弟子であり、師同様デジタルサウンドを得意としている。 また、彼がプロデュースをしていた[[T.M.Revolution]]の命名の際には、TMの名を冠する事に伺いを立てにも行っている。 葛城哲哉(ギター) 愛称は葛G。 B'zを結成した為、抜けた松本の後釜として参加したギタリスト。 前述のT.M.Revolutionの初期の活動などにも参加している。 現在でもTMサウンドを支え続ける第四のメンバー的存在であり、一時期は木根よりコーラスが多かったりする。 阿部薫(ドラム) デビュー以前からTMに関わってきたサポートメンバーの一の古株。ライヴにはCAROLツアーから参加。 TMのサポートが縁でB'z、access、[[globe]]などにも参加している。 **【特徴】 ---- ライヴでは原曲が形を留めない程にアレンジされる… いや、初めてのツアー「ELECTRIC PROPHET」で披露された「1974」の時点で、 もうアレンジという生易しい言葉では済まない「[[魔改造]]」とも呼ぶべき編曲が施されている。 興味を持った方は「CAMP FANKS!! '89」、「WORLD'S END Rhythm Red Live」、「EXPO ARENA FINAL」、 「FINAL MISSION -START investigation-」「the beginning of the end」、 「QUIT30」「HUGE DATA」「30th FINAL」辺りを見て頂きたい。 %%終了時・吉本に所属していた時期のライヴは大人の事情でその辺が微弱なので注意%% 手っ取り早く知りたい方はライヴアルバム「TMN COLOSSEUM I・II」を聞いてみよう。 (もちろん、まずは原曲を知ってから) また舞台演出面でも並々ならぬ情熱が見受けられる。 初めてのツアーでも「観客の体調に差し障る」というスタッフの忠告を押し切りレーザーライトを導入。 ステージ上の煌びやかさを備えさせると同時にTMの代名詞となった。 2度目のツアーでは、当時日本に数台しかなかった照明装置・ムービングトラスを採用。 動員は全館満席にも関わらず、1500万円の赤字を出した。 全盛期にはサラウンドシステムを積極的に導入して、大規模のステージでの音響面の向上に貢献。 まだ「5.1ch」なんて言葉すらない時代に音が空中を舞っていたのである。 「EXPO Tour」ではバンドメンバーに「DJ」と名乗る人もいない時期にターンテーブルを導入。 スクラッチを披露しながらも、2000年代のクラブでは当たり前になるミキサーによる即興リミックスを既に志していた。 %%服装?体操?世界観が体現されてるとは思う。%% 「MAJOR TURN-ROUND」では採算度外視でインターネット経由で新曲の発表、UMUガラスでメンバーより新曲と映像に集中させた。 「QUIT30~HUGE DATA~30th FINAL」ではLEDスクリーンを導入、事前に制作した映像とメンバーの生演技をシンクロさせた。しかも、それをU2より先んじて行った。 **【代表曲】 ---- ・ELECTRIC PROPHET ミニアルバム「TWINKLE NIGHT」収録曲。 初期のライヴでは必ず演奏されていたTM初期の代表曲。 ・Self Control Get Wildに並ぶ代表曲。 この曲でTV出演した事で知名度が上がり、後の大ヒットへと繋げた。 ・Fool On The Planet アルバム「Self Control」収録曲。 「木根バラ」の代表曲。 ・Get Wild 説明不要のTMの代表曲。 アニメシティーハンターと言えばこの曲。 アルバムバージョンやリミックス、セルフカバーなどのバージョン違いや他のアーティストのカバーなどが膨大に存在する。 遂にはレーベルの域を超えたバージョン違いを集めたアルバム「Get Wild Song Mafia」が発売された。 %%それでも押さえられていないバージョンもあるが%% ・BE TOGETHER アルバム「humansystem」収録曲。 TMファン以外には無名の楽曲だったが、某女性歌手のカバーによって、TMファン以外にも広く認知されている。   ・Human System アルバム「humansystem」収録曲。 トルコ行進曲のメロディを引用したバラード。 ・[[BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜]] アニヲタお馴染みの[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]主題歌。 ・SEVEN DAYS WAR 映画「ぼくらの七日間戦争」主題歌。 ・COME ON EVERYBODY 1988年の紅白歌合戦出演時選ばれた曲。ちなみにこの時の紅白は合法的に無料視聴出来る。 「88 Final Mega-Mix」としてアレンジされ、紅白としては珍しくフルコーラスかつ約6分のロングバージョンとして披露された。 ・STILL LOVE HER アニメシティーハンター2主題歌。 こちらも「木根バラ」として有名な楽曲。 ・THE POINT OF LOVERS' NIGHT 通算21枚目にしてシングルでは初の一位獲得曲。 ・RHYTHM RED BEAT BLACK アルバム「RHYTHM RED」からのリカットシングル。 [[電気グルーヴ]]とのコラボバージョンが存在し、それが彼らのメジャーデビュー作品となっている。 ・[[Crazy For You>Crazy For You(TMN)]] ロックスターと彼女の一夜を切り取ったCDドラマ…なのだが本格的なハウス・時代を感じる台詞のセンス・[[棒読み]]と違和感を覚える為賛否両論。 ・Nights of The Knife TM活動「終了」前の最後のシングル。 ラストライヴでも披露され、終わりではなく始まりを感じさせる前向きな歌詞にファンは涙した。 追記・修正は金色の夢を見て、あの頃の気持ちを思い出してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 宇都宮さんの歌唱力は素晴らしい!木根さんのギターテクニックも素晴らしい!ゲットワイルドが好きだ! -- 名無しさん (2013-12-11 17:48:07) - 歌詞には「TMイズム」とでも言うべき独特な雰囲気があるよな。いい大人達を子どもに戻すような魔力があるというか…。 -- 名無しさん (2013-12-11 18:57:46) - 30周年おめでとうございます。 -- 名無しさん (2014-04-21 20:26:55) - タグのコンサート演出に対してのことを中心に、少々追記しました。 -- 名無しさん (2015-05-26 14:52:32) - •Fool On The Planetの続編がNights of The Knifeだとか -- 名無しさん (2016-06-02 06:33:45) - ゲームを知ってる人はどれくらいいる…? -- 名無しさん (2017-04-06 22:14:58) #comment #areaedit(end) }

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