VAMPIRE HUNTER D(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/03/21(月) 20:56:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){飛べ……}} #center(){&font(#ff0000){飛ぶのよ……っ!!}} 菊地秀行のベストセラーダークファンタジー『[[吸血鬼ハンターD]]』シリーズ。 本作は、その中でも最高傑作と呼び声の高い『D-妖殺行』をベースに映画化した劇場作品。 アメリカで1999年に公開され、日本では2001年に字幕付きで公開された。 その後、DVD化にともない日本語版も発売。 豪華声優陣が集った日本語版も、シブい英語版も、どちらもお薦め。 制作はマッドハウス。 監督は川尻善昭で、脚本も絵コンテも直々に手がけている気合いの入れよう。 クオリティの高い映像美とキレのある演出、重厚なオーケストラ調の音楽も相まって、今なお海外でも高い評価を受けている。 その世界観の再現度には原作者も大絶賛していた。 オリジナル要素を加えて全く新しいストーリーになっているが、決して改悪はされていない。 むしろ原作は殆ど救いの無い結末を迎えたが、こちらはハッピーエンドではないものの爽やかな感動が胸をよぎる美しい物語となっている。   【あらすじ】 はるか遠い未来。 衰退した人類に変わって人知を遙かに超える科学力と身体能力によって地上を支配したのは貴族(吸血鬼)であった。 だが、その貴族たちもまた、いつしか滅びの道を辿り始めている……そういう時代。 ある夜、一人の少女が貴族にさらわれた。 荘園の領主エルバーンは娘を救い出す為に、この世に名を轟かせる吸血鬼ハンター”D”へ救出を依頼する。 だが、この仕事を引き受けたのはDだけではない。 エルバーンは辺境きっての凶悪ハンター”マーカス兄弟”にも同じ依頼をしていた。 一つの獲物を巡って、Dとマーカス兄弟が火花を散らす。 様々な想いが絡みながら、追跡劇の舞台は恐るべき禁断の地・チェイテ城へ……   【登場人物】 ◆D 日本語版:[[田中秀幸>田中秀幸(声優)]] 本作の主人公。 鍔広の旅人帽をかぶり、漆黒のロングコートをまとう妖しい美男子。 凄まじい戦闘力を持つ伝説的なハンターで、非常に無口で冷静沈着。 貴族と人間のハーフ”ダンピール”で、今回の旅ではそれゆえの孤独さと憂いを感じさせる。 ◆左手 日本語版:永井一郎 Dの左手に寄生する人面疽。 博学でユーモラスもあるが、つい余計な事を言ってDに握り潰されたりもする。 ◆マイエルリンク 日本語版:[[山寺宏一]] 人間には決して危害を加えず、それゆえ人間達から唯一慕われていた異端の貴族。 だが突如シャーロットをさらい、逃亡を続ける…… 凶行に走った理由の為なら命も惜しまず、自ら陽光の下に出る漢。 ◆シャーロット・エルバーン 日本語版:篠原恵美 マイエルリンクに誘拐されたエルバーン家の令嬢。 Dとマイエルリンクの死闘の中で、何故かマイエルリンクの名を叫ぶ…… 因みに、原作では名前がない。   ◆ボルゴフ・マーカス 日本語版:[[屋良有作]] マーカス兄弟を率いる熊髭面をした長兄。 無数の銀矢を連射するボウガンが武器で百発百中の腕前を持ち、矢の軌道も自由に操れる。 冒頭の彼の戦闘は一見の価値有り。 ◆ノルト・マーカス 日本語版:[[大友龍三郎]] 顔に十字架ペイントを施したモヒカン頭の大男。 伸縮自在の巨大ハンマーを振り回す、見かけ通りのパワーファイター。 しかし、古今東西「デカい奴はやられ役」というお約束は覆せなかった。 ◆カイル・マーカス 日本語版:[[大塚芳忠]] 皮肉屋で凶暴だが割と頭の回転は速い。 特殊な回転十字短剣をブーメランのように自在に操り戦う。 ◆グローヴ・マーカス 日本語版:[[関俊彦]] 非常に虚弱体質で寝たきりだが、ある薬物を注射する事で幽体離脱現象を起こす特殊能力者。 その状態では強力なレーザー光線を乱射し、単体での戦闘力は恐らく一家最強。 原作では優しく妹思いに見えてアレだったが、こちらでは漢。   ◆レイラ・マーカス 日本語版:[[林原めぐみ]]/[[矢島晶子]](幼少時) マーカス兄弟の末っ子(原作と異なり非血縁関係)。 ニードルガンを使うがメカニックとしての技量が高く、運転技術もピカイチ。 活動的で過激な野性味のある美女だが、荒んでしまっただけで心の奥底には本来の優しさを秘めている。 本作におけるヒロイン的存在。 ◆ベンゲ 日本語版:[[藤原啓治]] ”バルバロイの里”の怪人で、マイエルリンクの護衛者の一人。 影に潜む不気味な男。 ◆カロリーヌ 日本語版:沢海陽子 ”バルバロイの里”の怪人で、マイエルリンクの護衛者の一人。 樹木と一体化する妖艶な美女。 ◆マシラ 日本語版:西凜太朗 ”バルバロイの里”の怪人で、マイエルリンクの護衛者の一人。 原作では色ボケした裏切り者だったが、こちらでは”依頼主”へ忠誠を尽くす狼男。 でも扱いは少々悪い。   ◆ポルク サイボーグ馬を失ったDが新たな馬を購入する為に立ち寄った店主。 無愛想でぶっきらぼうな老人だが、その胸中には長年ある後悔と罪悪感を抱えていた。 出番は5分にも満たないが、その心意気は乾杯の一言。 ◆少女 日本語版:[[かないみか]] エピローグにて葬儀に参列する。 その容姿は…… &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){◆カーミラ}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){日本語版:前田美波里}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){マイエルリンクとシャーロットをチェイテ城へ招き、”バルバロイの里”へ彼らの護衛を依頼した張本人。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){人間と貴族の融和を提唱し、二人の愛を後押しするが……}}}   【日本語版主題歌】 遠くまで Do As Infinity この曲を聴いて、「あぁ、この曲が主題歌の映画か」と思い出す人もいるのではないでしょうか。 #center(){それは、そんな追記修正だった。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作だと、マイエルリンクとレイラ以外ほとんど皆クズばかりだったのに。こっちのが好きだけど -- 名無しさん (2014-06-12 00:43:05) - 妖殺行はべつに最高傑作じゃない。むしろ失敗作。 -- mk (2014-06-28 06:50:24) - ↑×2 Dに仕事を依頼した人間達が最低だったし・・・ま、そういう連中は何でも当たり前だと思ってるんだろうね。助けてもらって当たり前、生かしてもらって当たり前って感じで -- 名無しさん (2014-06-28 07:44:11) - 原作の持ち味を活かしたまま欠陥をきれいにカバーしてみせた原作付映像化のお手本的一作です。 -- 名無しさん (2015-03-17 12:52:35) - 旧アニメ版ほどではないにしろ、こちらのDも原作の超越的な強さがほどほどにセーブされていて、わりと感情が表に出る。神秘性は薄まった分、感情移入はしやすくなっている。 -- 名無しさん (2015-03-23 13:45:17) - 追い込み矢が地味だったのだけ残念、でも名作 -- 名無しさん (2021-03-29 15:03:23) - なんつってもDの雰囲気・たたずまいの作りが上手い。美しい。転がる指輪を剣先で拾うシーンには感嘆した -- 名無しさん (2021-03-29 15:10:14) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/03/21(月) 20:56:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){飛べ……}} #center(){&font(#ff0000){飛ぶのよ……っ!!}} 菊地秀行のベストセラーダークファンタジー『[[吸血鬼ハンターD]]』シリーズ。 本作は、その中でも最高傑作と呼び声の高い『D-妖殺行』をベースに映画化した劇場作品。 アメリカで1999年に公開され、日本では2001年に字幕付きで公開された。 その後、DVD化にともない日本語版も発売。 豪華声優陣が集った日本語版も、シブい英語版も、どちらもお薦め。 制作はマッドハウス。 監督は川尻善昭で、脚本も絵コンテも直々に手がけている気合いの入れよう。 クオリティの高い映像美とキレのある演出、重厚なオーケストラ調の音楽も相まって、今なお海外でも高い評価を受けている。 その世界観の再現度には原作者も大絶賛していた。 オリジナル要素を加えて全く新しいストーリーになっているが、決して改悪はされていない。 むしろ原作は殆ど救いの無い結末を迎えたが、こちらはハッピーエンドではないものの爽やかな感動が胸をよぎる美しい物語となっている。   【あらすじ】 はるか遠い未来。 衰退した人類に変わって人知を遙かに超える科学力と身体能力によって地上を支配したのは貴族(吸血鬼)であった。 だが、その貴族たちもまた、いつしか滅びの道を辿り始めている……そういう時代。 ある夜、一人の少女が貴族にさらわれた。 荘園の領主エルバーンは娘を救い出す為に、この世に名を轟かせる吸血鬼ハンター”D”へ救出を依頼する。 だが、この仕事を引き受けたのはDだけではない。 エルバーンは辺境きっての凶悪ハンター”マーカス兄弟”にも同じ依頼をしていた。 一つの獲物を巡って、Dとマーカス兄弟が火花を散らす。 様々な想いが絡みながら、追跡劇の舞台は恐るべき禁断の地・チェイテ城へ……   【登場人物】 ◆D 日本語版:[[田中秀幸>田中秀幸(声優)]] 本作の主人公。 鍔広の旅人帽をかぶり、漆黒のロングコートをまとう妖しい美男子。 凄まじい戦闘力を持つ伝説的なハンターで、非常に無口で冷静沈着。 貴族と人間のハーフ”ダンピール”で、今回の旅ではそれゆえの孤独さと憂いを感じさせる。 ◆左手 日本語版:永井一郎 Dの左手に寄生する人面疽。 博学でユーモラスもあるが、つい余計な事を言ってDに握り潰されたりもする。 ◆マイエルリンク 日本語版:[[山寺宏一]] 人間には決して危害を加えず、それゆえ人間達から唯一慕われていた異端の貴族。 だが突如シャーロットをさらい、逃亡を続ける…… 凶行に走った理由の為なら命も惜しまず、自ら陽光の下に出る漢。 ◆シャーロット・エルバーン 日本語版:篠原恵美 マイエルリンクに誘拐されたエルバーン家の令嬢。 Dとマイエルリンクの死闘の中で、何故かマイエルリンクの名を叫ぶ…… 因みに、原作では名前がない。   ◆ボルゴフ・マーカス 日本語版:[[屋良有作]] マーカス兄弟を率いる熊髭面をした長兄。 無数の銀矢を連射するボウガンが武器で百発百中の腕前を持ち、矢の軌道も自由に操れる。 冒頭の彼の戦闘は一見の価値有り。 ◆ノルト・マーカス 日本語版:[[大友龍三郎]] 顔に十字架ペイントを施したモヒカン頭の大男。 伸縮自在の巨大ハンマーを振り回す、見かけ通りのパワーファイター。 しかし、古今東西「デカい奴はやられ役」というお約束は覆せなかった。 ◆カイル・マーカス 日本語版:[[大塚芳忠]] 皮肉屋で凶暴だが割と頭の回転は速い。 特殊な回転十字短剣をブーメランのように自在に操り戦う。 ◆グローヴ・マーカス 日本語版:[[関俊彦]] 非常に虚弱体質で寝たきりだが、ある薬物を注射する事で幽体離脱現象を起こす特殊能力者。 その状態では強力なレーザー光線を乱射し、単体での戦闘力は恐らく一家最強。 原作では優しく妹思いに見えてアレだったが、こちらでは漢。   ◆レイラ・マーカス 日本語版:[[林原めぐみ]]/[[矢島晶子]](幼少時) マーカス兄弟の末っ子(原作と異なり非血縁関係)。 ニードルガンを使うがメカニックとしての技量が高く、運転技術もピカイチ。 活動的で過激な野性味のある美女だが、荒んでしまっただけで心の奥底には本来の優しさを秘めている。 本作におけるヒロイン的存在。 ◆ベンゲ 日本語版:[[藤原啓治]] ”バルバロイの里”の怪人で、マイエルリンクの護衛者の一人。 影に潜む不気味な男。 ◆カロリーヌ 日本語版:沢海陽子 ”バルバロイの里”の怪人で、マイエルリンクの護衛者の一人。 樹木と一体化する妖艶な美女。 ◆マシラ 日本語版:西凜太朗 ”バルバロイの里”の怪人で、マイエルリンクの護衛者の一人。 原作では色ボケした裏切り者だったが、こちらでは”依頼主”へ忠誠を尽くす狼男。 でも扱いは少々悪い。   ◆ポルク サイボーグ馬を失ったDが新たな馬を購入する為に立ち寄った店主。 無愛想でぶっきらぼうな老人だが、その胸中には長年ある後悔と罪悪感を抱えていた。 出番は5分にも満たないが、その心意気は乾杯の一言。 ◆少女 日本語版:[[かないみか]] エピローグにて葬儀に参列する。 その容姿は…… &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){◆カーミラ}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){日本語版:前田美波里}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){マイエルリンクとシャーロットをチェイテ城へ招き、”バルバロイの里”へ彼らの護衛を依頼した張本人。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){人間と貴族の融和を提唱し、二人の愛を後押しするが……}}}   【日本語版主題歌】 遠くまで Do As Infinity この曲を聴いて、「あぁ、この曲が主題歌の映画か」と思い出す人もいるのではないでしょうか。 #center(){それは、そんな追記修正だった。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作だと、マイエルリンクとレイラ以外ほとんど皆クズばかりだったのに。こっちのが好きだけど -- 名無しさん (2014-06-12 00:43:05) - 妖殺行はべつに最高傑作じゃない。むしろ失敗作。 -- mk (2014-06-28 06:50:24) - ↑×2 Dに仕事を依頼した人間達が最低だったし・・・ま、そういう連中は何でも当たり前だと思ってるんだろうね。助けてもらって当たり前、生かしてもらって当たり前って感じで -- 名無しさん (2014-06-28 07:44:11) - 原作の持ち味を活かしたまま欠陥をきれいにカバーしてみせた原作付映像化のお手本的一作です。 -- 名無しさん (2015-03-17 12:52:35) - 旧アニメ版ほどではないにしろ、こちらのDも原作の超越的な強さがほどほどにセーブされていて、わりと感情が表に出る。神秘性は薄まった分、感情移入はしやすくなっている。 -- 名無しさん (2015-03-23 13:45:17) - 追い込み矢が地味だったのだけ残念、でも名作 -- 名無しさん (2021-03-29 15:03:23) - なんつってもDの雰囲気・たたずまいの作りが上手い。美しい。転がる指輪を剣先で拾うシーンには感嘆した -- 名無しさん (2021-03-29 15:10:14) - ポルク老の項目に、できれば青野武さんのお名前を載せていただければ嬉しいです。私もこのシーンとても印象に残ってます。 -- アリア (2023-02-26 22:25:54) #comment #areaedit(end) }

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