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2000年に発売された、秘密基地建設[[ゲーム]]「AZITOシリーズ」の第三作目。発売元はバンプレスト。対応機種は[[PS>PlayStation]]。
★シリーズの概要
プレイヤーは秘密基地を建設し、敵の襲撃を撃退しつつ基地を運営していく。
『AZITO2』以降はゲーム開始時に正義・悪のどちらかの勢力を選択して進めることになり、自分の基地の運営・防衛だけでなく、敵NPCの基地の攻略も行う必要が出てきた。
敵の基地に攻め込む(あるいは敵が攻めてきた)時に応戦するために怪人・ヒーロー・怪獣・巨大メカなどのユニットや砲台・罠などの防衛兵器を開発・配置したり、
基地の維持費や基地で働く人員の人件費を賄う為にデパートや病院を経営したり、食糧・弾薬・デパートで取り扱う商品などの研究開発や生産を指揮したり、
食糧の生産と消費のバランスや人員の反逆度(疲労やストレスのようなもの。溜まり過ぎるとストライキや脱走などに繋がる)の増減に注意したりと、とにかくやる事がいっぱいである。
おまけにユニット・基地人員の各種パラメータや運営・運用のコツの把握やゲーム内のユニット・商品などの開発・生産に時間がかかるので、
とにかくクリアまでの時間が長くなってしまう。根気強さが必要になるだろう。
【[[正義]]と悪】
本作では正義と悪の両勢力の間には次のような違いがある。
▼当然だが、正義側のみがヒーロー、悪側のみが怪人・怪獣を作れる。
▼人員の性格によって反逆度の増減速度が変化し(性格が良いほど溜まりにくく、減りやすい)、性格の良い人員は正義側、性格の悪い人員は悪側に多い。
▼悪側の方が人員の人件費が高め。
▼悪側のみ「作戦」によって正義側の基地・ユニット・人員に何かしらの影響を及ぼすことができる。正義側は「諜報」で作戦を阻止し、逆に悪側の基地が被害を与えることができる。
【参戦作品】
特筆すべき点の一つは何と言っても参戦作品の多さだろう。
(仮面ライダーシリーズ)
▼仮面ライダー
▼仮面ライダーV3
▼[[仮面ライダーX]]
▼[[仮面ライダーアマゾン]]
▼[[仮面ライダーストロンガー]]
▼[[仮面ライダー(新)]]
▼仮面ライダースーパー1
▼10号誕生!仮面ライダー全員集合!!
▼仮面ライダーBLACK
▼[[仮面ライダーBLACK RX]]
▼[[仮面ライダーZO]]
▼[[仮面ライダーJ]]
上記のラインナップを見て分かる通り、真だけ仲間外れ。
またBLACKとRXは同時に開発する事は出来ない(イベントでBLACKに不思議な事が起こる)
世界に駆けたりそれぞれの世界から駆けつけたりはしない。
([[スーパー戦隊シリーズ]])
▼[[秘密戦隊ゴレンジャー]]
▼[[鳥人戦隊ジェットマン]]
▼[[激走戦隊カーレンジャー]]
▼[[電磁戦隊メガレンジャー]]
ジェットマンのリーダーは[[レッドホーク>レッドホーク/天堂竜]]ではなく、何故か&bold(){レッドイーグル}という謎のキャラになっている。
また、カーレンジャーは1号ロボの[[RVロボ]]ではなく2号ロボの[[VRVロボ>VRVマシン/VRVロボ]]が参戦。
前作に出た[[デンジマン>電子戦隊デンジマン]]や[[バイオマン>超電子バイオマン]]は本作ではお休み。
(メタルヒーローシリーズ)
▼[[宇宙刑事ギャバン]]
▼[[宇宙刑事シャリバン]]
▼[[宇宙刑事シャイダー]]
宇宙刑事達はもちろん、各戦闘機が使用可能(ドルギラン等は2で参戦したため今作には出ていない)。
(東映等身大ヒーロー)
▼[[変身忍者 嵐]]
▼[[超人バロム・1]]
▼[[人造人間キカイダー]]
▼[[キカイダー01]]
▼[[イナズマン]]/[[イナズマンF]]
▼ロボット刑事
▼[[アクマイザー3]]
▼超神ビビューン
▼コンドールマン
▼ザ・カゲスター
▼[[快傑ズバット]]
イナズマンはサナギマン→イナズマンの二段変身プロセスも再現。ビビューンは原作通りアクマイザー封印イベントを発生させる必要がある。
(その他等身大ヒーロー)
▼快傑ライオン丸
▼[[風雲ライオン丸]]
▼[[鉄人タイガーセブン]]
▼[[レインボーマン>愛の戦士レインボーマン]]
▼ダイヤモンド・アイ
▼[[電人ザボーガー]]
(巨大ヒーロー作品)
▼マグマ大使
▼[[ジャイアントロボ>ジャイアントロボ(東映版)]]
▼スペクトルマン
▼[[スーパーロボット レッドバロン]]
▼[[スーパーロボット マッハバロン]]
▼大鉄人17
以上にゲームオリジナルのキャラクターが追加される。
仮面ライダーやスーパー戦隊、宇宙刑事はまだしも、ピー・プロ作品やレインボーマン、ダイヤモンド・アイ、マッハバロンが使えるゲームなんてそうそうないだろう。
大門豊と[[ライダーマン>結城丈二/ライダーマン]]、[[滝和也>滝和也(仮面ライダー)]]とロボット刑事の新條刑事など中の人ネタ[[クロスオーバー>クロスオーバー(創作)]]があったりする。
またゲームオリジナルのヒーロー達も正統派っぽい物から明らかにネタみたいな奴まで幅広い。
中でも「わりとパンチ」「わりとキック」が[[必殺技]]の中年ヒーロー・&bold(){超空忍者シゲハル}はその代表格。
ヒーローや怪人の声はごく一部を除きオリジナルと異なるが、[[玄田哲章]]・[[檜山修之]]・高木渉・[[折笠愛]]・水谷優子・[[緒方賢一]]などの豪華キャストが演じている。
多くのユニットを出すと動きが遅くなる、[[ロボット]]等の巨大ユニットを4体出撃させている時に巨大ヒーロー([[巨大化]]できる正義キャラ。スペクトルマンや仮面ライダーJなど)を出撃させるとどこかに消えてしまう、などの問題点や[[バグ]]は有るものの、特撮キャラのグラフィックは小さいながらもかなり作り込まれている。
現在はプレミアがつき、1本8000円という最高値を記録したこともあった。
開発元のアステックが[[エロゲ>18禁アダルトゲーム]]専門メーカーになってしまった為に続編の発売はほぼ不可能だが、熱心なファンは[[平成ライダー>平成ライダーシリーズ]]等を加えた続編を望んでいる……
と思っていたら[[3DS>ニンテンドー3DS]]で初代リメイクの発売が決定した。発売元がハムスターに変わっており、版権キャラクターの参加もないが、開発はかつてと同じアステック。
これで版権キャラクターも参加した新作の可能性も0ではなくなった…かもしれない。
その思いが伝わったのか、2015年6月25日、XboxONEで『AZITO×タツノコレジェンズ』が発売。
今度は特撮ではなく、ガッチャマンや[[タイムボカンシリーズ]]、マッハGoGoGoなどタツノコ作品との[[クロスオーバー>クロスオーバー(創作)]]になっている。
……ゲームの出来については&color(red){2015年[[クソゲーオブザイヤー]]大賞}を受賞した、とだけ言っておこう。
「先に地獄で追記・修正しているぞ~!」
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- アジノコはKOTY2015年大賞だったからなぁ… -- 名無しさん (2017-02-26 13:56:41)
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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
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2000年に発売された、秘密基地建設[[ゲーム]]「AZITOシリーズ」の第三作目。発売元はバンプレスト。対応機種は[[PS>PlayStation]]。
★シリーズの概要
プレイヤーは秘密基地を建設し、敵の襲撃を撃退しつつ基地を運営していく。
『AZITO2』以降はゲーム開始時に正義・悪のどちらかの勢力を選択して進めることになり、自分の基地の運営・防衛だけでなく、敵NPCの基地の攻略も行う必要が出てきた。
敵の基地に攻め込む(あるいは敵が攻めてきた)時に応戦するために怪人・ヒーロー・怪獣・巨大メカなどのユニットや砲台・罠などの防衛兵器を開発・配置したり、
基地の維持費や基地で働く人員の人件費を賄う為にデパートや病院を経営したり、食糧・弾薬・デパートで取り扱う商品などの研究開発や生産を指揮したり、
食糧の生産と消費のバランスや人員の反逆度(疲労やストレスのようなもの。溜まり過ぎるとストライキや脱走などに繋がる)の増減に注意したりと、とにかくやる事がいっぱいである。
おまけにユニット・基地人員の各種パラメータや運営・運用のコツの把握やゲーム内のユニット・商品などの開発・生産に時間がかかるので、
とにかくクリアまでの時間が長くなってしまう。根気強さが必要になるだろう。
【[[正義]]と悪】
本作では正義と悪の両勢力の間には次のような違いがある。
▼当然だが、正義側のみがヒーロー、悪側のみが怪人・怪獣を作れる。
▼人員の性格によって反逆度の増減速度が変化し(性格が良いほど溜まりにくく、減りやすい)、性格の良い人員は正義側、性格の悪い人員は悪側に多い。
▼悪側の方が人員の人件費が高め。
▼悪側のみ「作戦」によって正義側の基地・ユニット・人員に何かしらの影響を及ぼすことができる。正義側は「諜報」で作戦を阻止し、逆に悪側の基地が被害を与えることができる。
【参戦作品】
特筆すべき点の一つは何と言っても参戦作品の多さだろう。
(仮面ライダーシリーズ)
▼仮面ライダー
▼仮面ライダーV3
▼[[仮面ライダーX]]
▼[[仮面ライダーアマゾン]]
▼[[仮面ライダーストロンガー]]
▼[[仮面ライダー(新)]]
▼仮面ライダースーパー1
▼10号誕生!仮面ライダー全員集合!!
▼仮面ライダーBLACK
▼[[仮面ライダーBLACK RX]]
▼[[仮面ライダーZO]]
▼[[仮面ライダーJ]]
いずれも前作『2』からの継続参戦だが、上記のラインナップを見て分かる通り、真だけ仲間外れ。
また当時の原作設定の反映からか、BLACKとRXは同時に開発する事は出来ない(イベントでBLACKに不思議な事が起こる)
世界に駆けたりそれぞれの世界から駆けつけたりはしない。
([[スーパー戦隊シリーズ]])
▼[[秘密戦隊ゴレンジャー]]
▼[[鳥人戦隊ジェットマン]]
▼[[激走戦隊カーレンジャー]]
▼[[電磁戦隊メガレンジャー]]
ゴレンジャー以外はいずれも平成、かつ90年代戦隊からのチョイス。
ジェットマンのリーダーは[[レッドホーク>レッドホーク/天堂竜]]ではなく、何故か&bold(){レッドイーグル}という謎のキャラになっている。
また、カーレンジャーは1号ロボの[[RVロボ]]ではなく2号ロボの[[VRVロボ>VRVマシン/VRVロボ]]が参戦。
前作に出た[[デンジマン>電子戦隊デンジマン]]や[[バイオマン>超電子バイオマン]]は本作では不在のため、前作からの継続参戦作品が1つもない。
(メタルヒーローシリーズ)
▼[[宇宙刑事ギャバン]]
▼[[宇宙刑事シャリバン]]
▼[[宇宙刑事シャイダー]]
前作同様に宇宙刑事シリーズ3作品のみだが、もちろん、各戦闘機が使用可能(ドルギラン等は前作で参戦したため今作には出ていない)。
(東映等身大ヒーロー)
▼[[変身忍者 嵐]]
▼[[超人バロム・1]]
▼[[人造人間キカイダー]]
▼[[キカイダー01]]
▼[[イナズマン]]/[[イナズマンF]]
▼ロボット刑事
▼[[アクマイザー3]]
▼超神ビビューン
▼コンドールマン
▼ザ・カゲスター
▼[[快傑ズバット]]
イナズマンはサナギマン→イナズマンの二段変身プロセスも再現。ビビューンは原作通りアクマイザー封印イベントを発生させる必要がある。
石ノ森ヒーローではないバロム・1、コンドールマン、カゲスターが参戦していることも、評価できるポイントの1つ。
(その他等身大ヒーロー)
▼快傑ライオン丸
▼[[風雲ライオン丸]]
▼[[鉄人タイガーセブン]]
▼[[レインボーマン>愛の戦士レインボーマン]]
▼ダイヤモンド・アイ
▼[[電人ザボーガー]]
ピー・プロ作品から4タイトル、川内康範氏原作作品から2タイトルが参戦。
いずれも本作のみが現状唯一のゲーム参戦である。
(巨大ヒーロー作品)
▼マグマ大使
▼[[ジャイアントロボ>ジャイアントロボ(東映版)]]
▼スペクトルマン
▼[[スーパーロボット レッドバロン]]
▼[[スーパーロボット マッハバロン]]
▼大鉄人17
ピー・プロ、東映、バロンシリーズから各2作品をチョイス。
いずれも巨大ロボだったり、サイボーグだったり、ロケット人間だったりするためか、いわゆる純粋な宇宙人系巨大ヒーローは参戦していない。
以上にゲームオリジナルのキャラクターが追加される。
仮面ライダーやスーパー戦隊、宇宙刑事はまだしも、ピー・プロ作品やレインボーマン、ダイヤモンド・アイ、マッハバロンが使えるゲームなんてそうそうないだろう。
大門豊と[[ライダーマン>結城丈二/ライダーマン]]、[[滝和也>滝和也(仮面ライダー)]]とロボット刑事の新條刑事など中の人ネタ[[クロスオーバー>クロスオーバー(創作)]]も見られるのがポイント。
またゲームオリジナルのヒーロー達も正統派っぽい物から明らかにネタみたいな奴まで幅広い。
中でも「わりとパンチ」「わりとキック」が[[必殺技]]の中年ヒーロー・&bold(){超空忍者シゲハル}はその代表格。
ヒーローや怪人の声はごく一部を除きオリジナルと異なるが、[[玄田哲章]]・[[檜山修之]]・高木渉・[[折笠愛]]・水谷優子・[[緒方賢一]]などの豪華キャストが演じている。
多くのユニットを出すと動きが遅くなる、[[ロボット]]等の巨大ユニットを4体出撃させている時に巨大ヒーロー([[巨大化]]できる正義キャラ。スペクトルマンや仮面ライダーJなど)を出撃させるとどこかに消えてしまう、などの問題点や[[バグ]]はあるものの、特撮キャラのグラフィックは小さいながらもかなり作り込まれている。
現在はプレミアがつき、1本8000円という最高値を記録したこともあった。
開発元のアステックが[[エロゲ>18禁アダルトゲーム]]専門メーカーになってしまった為に続編の発売はほぼ不可能だが、熱心なファンは[[平成ライダー>平成ライダーシリーズ]]等を加えた続編を望んでいる……
と思っていたら[[3DS>ニンテンドー3DS]]で初代リメイクの発売が決定した。発売元がハムスターに変わっており、版権キャラクターの参加もないが、開発はかつてと同じアステック。
これで版権キャラクターも参加した新作の可能性も0ではなくなった…かもしれない。
その思いが伝わったのか、2015年6月25日、XboxONEで『AZITO×タツノコレジェンズ』が発売。
今度は特撮ではなく、ガッチャマンや[[タイムボカンシリーズ]]、マッハGoGoGoなどタツノコ作品との[[クロスオーバー>クロスオーバー(創作)]]になっている。
……ゲームの出来については&color(red){2015年[[クソゲーオブザイヤー]]大賞}を受賞した、とだけ言っておこう。
「先に地獄で追記・修正しているぞ~!」
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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- アジノコはKOTY2015年大賞だったからなぁ… -- 名無しさん (2017-02-26 13:56:41)
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