Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン

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&font(#6495ED){登録日}:2016/02/15 Mon 23:32:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)&new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Code Name: S.T.E.A.M リンカーンVSエイリアンとは2015年発売の3DS専用ゲーム。 開発は[[ファイアーエムブレムシリーズ]]で知られるインテリジェントシステムズ。 *ゲーム概要 世界観はいわゆる[[スチームパンク]]そのもの。 タイトルにもなっている通り、本作では&bold(){『スチーム』}の概念が強い。 そしてもう一つのコンセプトは、&bold(){「もしもアメリカの小説や民間伝承が、すべて、同時に、本当だったら…」}。 よって、本作の操作キャラクターはメジャーなものからマイナー気味なものまで、そういった作品群に登場するキャラクターたちとなっている。 早い話が、文学版[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(映画)]]。 これらの作品の世界観関連は、公式サイトの開発者寄稿コラムに詳しい。 とりあえずスチームパンク好きは必読。 そんな世界に突如エイリアンが襲来し、蒸気文明は終焉を迎えようとしていた。 ロンドンのアメリカ大使館警備隊長の&bold(){ヘンリー・フレミング}もその被害を受け、放り出された先には&bold(){巨大エイリアン・デバステイター}が待ち構える。 すると、導くような声が聞こえだし、エイリアンと戦いながら進んでいく。 同僚の&bold(){ジョン・ヘンリー}と再会しながら進んでいくと、その先でまたもやデバステイターに襲われる。 すると、飛行船から突如縄はしごが。 咄嗟にそれを掴んで船内に入ると、そこにいたのは&bold(){米国大統領エイブラハム・リンカーン}だった。 二人は特殊部隊&bold(){「S.T.E.A.M.」}への転属を命じられ、エリザベス女王奪還任務に挑む――。 *システム ゲーム内容は一言でいえば&bold(){「シミュレーション+シューティング」}。 &bold(){「スチーム」}を消費しながらマス目状に区切られたマップを進んだり、武器を使って相手に攻撃する。 そのスチームは装備品&bold(){「SBP」}によってターンごとに補充される量と最大まで溜められる量が決まり、ステータスなどにも補正を与える。 本作最大の特徴は&bold(){「オーバーウォッチ」}。 ターン終了時に一定量のスチームを持っていると、その隊員は動く相手に自動的に反応して銃撃する。 エイリアンと真っ向からぶつかっていくと苦戦は免れないため、これを活かして反撃した方が有利な場面も多くなる。 また、&bold(){「視界」}も重要。 本作に全体マップなんてものはなく、任務に挑む隊員4人の見るものしかプレイヤーは確認できない。 入り組んだところでは偵察役を駆使しながら大胆に進んでみたり、オーバーウォッチ重視でコツコツ進んでいくなど、プレイヤーのセンスが問われる。 任務に参戦する隊員は性能がはっきりと分かれている。 隊員固有の武器&bold(){「メインウェポン」}と誰でも持てるが性能は低めな&bold(){「サブウェポン」}。 隊員それぞれで体力値はもちろん、特殊能力&bold(){「アビリティ」}に、必殺技の&bold(){「スペシャルスチームパワー」}も異なっている。 *登場キャラクター &bold(){&font(#330099){・エイブラハム・リンカーン -Abraham Lincoln-}} &bold(){&font(#330099){「さあここからは…この私が相手だ!」}} 声:Wil Wheaton 実在の人物。知らぬ者はいないアメリカ合衆国大統領。 本作ではS.T.E.A.M.の総司令官で、全メンバーから尊敬されている。 立場のため、本人が銃を持って直接戦うことはないが、隠し装備には出撃しようとしていた片鱗が残っている。 その代わり、隊員たちでは対応できない巨大エイリアンに対して、人型戦闘エンジン&bold(){「A.B.E.」}に乗って立ち向かう。 未完成品なのだが実用する上では問題なく、話のキーとなるところで活躍する。 &bold(){&font(#ff0000){・ヘンリー・フレミング -Henry Fleming-}} &bold(){&font(#ff0000){「オレの相手はどいつだい?」}} 声:Adam Baldwin 出典:赤い武功章 本作の顔役。 原作ではギリシア文学の英雄に憧れて南北戦争に志願するも、初陣で怯えてしまうようなリアリティあるキャラクターだった。 そして本作ではベテラン兵士に成長しており、S.T.E.A.M.に入ってすぐにリーダー的存在となる。 最近流行の[[ダークヒーロー]]に反するような、ストレートに理想的なキャラクターとしてデザインされている。 メインウェポンは攻防優れた&bold(){&font(#ff0000){「イーグルライフル」}}で、体力は平均的な140とバランス型の性能。 小型エイリアンを狙撃したり、スペシャルスチームパワーは威力最高だったり、時には仲間を蹴り飛ばして助けたりとできることが多く、 どんな任務に連れて行ってもしっかりと活躍できる、主役らしいキャラクター。 &bold(){&font(#0000ff){・ジョン・ヘンリー -John Henry-}} &bold(){&font(#0000ff){「敵は全部、俺が食い止めてやる」}} 声:Michael Dorn 出典:アフリカ系アメリカ人の伝承 南北戦争からヘンリーとつきあいのある、左半身を機械化したサイボーグ戦士。 同じく流れでS.T.E.A.M.に転属。無謀なところの多いヘンリーの女房役(自称)で、彼の隣でエイリアンと戦っていく。 何かと気が合うのか、ストーリーではトムとの絡みが多い。 所持する&bold(){&font(#0000ff){「ベアグレネード」}}は着地点周辺にあるものすべてを吹き飛ばす。 体力も高く、ガンガン前に進んでいけるたくましい男。 大柄キャラの常として、メインウェポンのスチーム消費が激しく、回復量に優れたSBPを持てないのがネック。 &bold(){&font(#330066){・ライオン -Lion-}} &bold(){&font(#330066){「どいつからハンティングする?」}} 声:Fred Tatasciore 出典:オズの魔法使い 原作の臆病さもどこへやらな、勇敢な性格をしたライオン。趣味はネイルアート。 コメディリリーフ的な役回りだが、オズのことになると真剣になる。 そのかわいらしさから、プレイヤーの中でも人気が高め。 メインウェポンの&bold(){&font(#330066){「スタンプリオン」}}は蒸気噴射の反動でジャンプし、着地点にいる相手を踏みつけるユニークな武器。 威力が高い上に、塀や穴を無視してのショートカットができる。ゆえに単騎で動いてボコられやすい。 体力は210と最大級。さらにアビリティの「ディフェンスアップ」でメンバーの耐久力を高められるため、壁役にもなるたのもしい隊員。 &bold(){&font(#cc6633){・タイガーリリー -Tiger Lily-}} &bold(){&font(#cc6633){「わたしに任せてください」}} 声:Kari Wahlgren 出典:ピーター・パンとウェンディ 大学生のかたわら、S.T.E.A.M.の衛生兵としても活躍する女の子。ネコミミではない。 原作ではインディアン酋長の娘。 芯の強い性格をしており、逆境にも立ち向かっていく。 [[普通の女の子に憧れている>春麗(ストリートファイター)]]可愛らしい一面も。 衛生兵だけあって、メインウェポンは回復銃の&bold(){&font(#cc6633){「メディカルスワン砲」}}。 他人のみならず自分も回復することができるため、体力の低さの割には粘り強い。 本作ではエイリアンの攻撃力が高く、初見のマップでは苦戦必至のため、彼女をエンディングまで連れ歩いたプレイヤーも多いのではないだろうか。 &bold(){&font(#990033){・トム・ソーヤ -Tom Sawyer-}} &bold(){&font(#990033){「パンチ一発、天才トムさま、ボクにお任せ!」}} 声:Jeremy Shada 出典:トム・ソーヤの冒険 イタズラの才能を買われてスカウトされた少年。 機械好きなためか、ジョンと一緒にいることが多かったりする。 S.T.E.A.M.隊員と言えどまだまだ幼いため、シリアスな場で堂々と別のことを考えている。 軽量級のキャラクターはSBPのスチーム補充量が優秀。そして彼のアビリティは段差や木箱に乗れる「小ジャンプ」で、斥候役に向いている。 そんな彼のメインウェポンは&bold(){&font(#990033){「パンチガン」}}。実弾を撃つのではなく、機械の拳を射出。 威力はないが、スチーム消費量が1と最低のため連射も効く。スタン率も高い。 &bold(){&font(#cc6600){・クイクエグ -Queequeg-}} &bold(){&font(#cc6600){「我が神、ヨージョよ。どうかみんなを守ってくれ…」}} 声:TJ Storm 出典:白鯨 白鯨の死闘の末に漂流していたところをS.T.E.A.M.に助けられた、とある南太平洋の国の王子。 愛称はクイック、自分からそう呼んでいる。 銛打ちの腕とペンギン型爆弾の取り扱いには特に秀でている様子。 そんな彼のメインウェポンは&bold(){&font(#cc6600){「ペンギンボム」}}。 自分で作ったペンギン型爆弾はテクテク歩いていき、何かにぶつかると爆発。 威力は消費の割に低めだが、爆弾視点で物を見れるために偵察役として役立つ。 &bold(){&font(#ff9900){・スケアクロウ -Scarecrow-}} &bold(){&font(#ff9900){「スケアクロウだよ、倒しちゃうよ!」}} 声:Paul Eiding 出典:オズの魔法使い ドロシーのお供のカカシ。かぼちゃ頭。 原作では脳がなかったが、本作でも能無しと言わんばかりに抜けている。引き算はできるらしい。 カカシが歩いているところに始まり、あらゆる点で謎が多いのは仕方のないこと。しかしとても可愛らしい。 メインウェポンは&bold(){&font(#ff9900){「スタン・ザ・パンプキン」}}。 カボチャを射出し、次のターンに爆発させて周囲の敵をスタン状態にする。 隊員たちの攻撃で能動的な爆発も可能。どの隊員と組み合わせても力を発揮できる、戦術豊かなトリッキーな武器。 ただし体力は100と最低で、かなり心もとない。 &bold(){&font(#990000){・ランドルフ・カーター -Randolph Carter-}} &bold(){&font(#990000){「キミは次の実験での生け贄に決定だ」}} 声:James Urbaniak 出典:ランドルフ・カーターの陳述 [[クトゥルー神話]]の生みの親、[[H.P.ラヴクラフト>ハワード・フィリップス・ラヴクラフト]]の化身。 ミスカトニック大学(クトゥルー神話に登場する架空の大学)の教授で、『[[神秘の技術>アル・アジフ]]』研究の第一人者。 一見紳士だが、神経質で偏屈でうぬぼれ気味な奇人。 彼が加入すると、資料室のエイリアンのページに「ランメモ」と称して奇怪な文を書いてくれる。 もちろん所持するメインウェポン&bold(){&font(#990000){「エイリアンフード」}}もヘンテコ。 謎の冷凍肉を射出するのだが、名前通りこの肉にエイリアンが群がってくる。 その隙を突いて攻撃したり進んだりと利便性が高く、使い方次第でゲームを楽に進められる。 そんなこの武器の弱点は対戦モード。相手はエイリアンではないがため、アイテムに偽装した爆弾を射出する使いにくい武器になっている。 &bold(){&font(#000066){・ザ・フォックス -The Fox}} &bold(){&font(#000066){「さあ、ショータイムの始まりよ」}} 声:Grey DeLisle 出典:公式では明かされていない セクシーな謎の女義賊。その経歴は謎に包まれている。 外面こそクールだが、実は正義感の強い情熱家。 なお、彼女の名前や出身国について深読みしてみると、彼女の出典は『怪傑ゾロ』が有力。 狙撃銃&bold(){&font(#000066){「フォックスライフル」}}を使う。 射程が全部器中最大級で、急所を突いた時の威力もピカイチ。硬いエイリアンが多い終盤では役立ってくれる。 また、アビリティ「デッドアイ」によってオーバーウォッチ時の射程も非常に長くなる。とは言えスタン率も威力もまずまずなところ。 &bold(){&font(#ffcc00){・カリフィア -Califia-}} &bold(){&font(#ffcc00){「戦場はいいねぇ……血が騒ぐぜぇ……!!」}} 声:Kimberly Brooks 出典:エスプランディアンの冒険 カリフォルニア出身であること以外、謎の女性。 原作では女のみが暮らすカリフォルニア島の女王で、グリフィンに乗って純金の武器で戦うキャラクターだった。その二点は彼女のデザインに引き継がれている。 男勝りを通り越して粗暴な性格だと思われがちだが、実は優しい。 その性格に違わず、メインウェポン&bold(){&font(#ffcc00){「カリフィアボンバー」}}もまた荒々しい。 射程が最大級なのはフォックスライフルと同じだが、こちらは爆発を引き起こす武器。 敵を吹き飛ばせるため場を荒らす能力に長けている。 &bold(){&font(#3399ff){・ティンマン -Tin Man-}} &bold(){&font(#3399ff){「わしの胸に心あるのは、あの子のおかげじゃ……」}} 声:Andrew Kishino 出典:オズの魔法使い 機械の体を得たサムライと言う大胆な設定のブリキ男。 偏屈なところもあるが、熱い心を持っている。 所持する&bold(){&font(#3399ff){「SPリペア銃」}}で撃たれた仲間のスチーム量は3回復する。 このウェポンの消費量もまた3なので損もしなければ得もしてないように思えるが、エースに使って行動回数を増やせるためかなり有用。 本編で使ってもそこそこ強いが、対戦だとその性能をより発揮できる。 &bold(){&font(#ff6699){・ドロシー -Dorothy Gale-}} &bold(){&font(#ff6699){「覚悟も笑顔もばっちりよ!」}} 声:Amber Hood 出典:オズの魔法使い オズの魔法使いの主人公。S.T.E.A.M.の立派な隊員。 かつてライオン、スケアクロウ、ティンマンと異世界オズを旅したことがある。 ちなみにオズの魔法使いの主役たちが4人とも参戦したのは、日本でも海外でも知名度の高い作品だからと言う事情がある。 本編では最後に加入するキャラクターとだけあって、そりゃあもう強いと思われるだろう。 しかし、愛犬トトを模した&bold(){&font(#ff6699){「トトレーザー銃」}}はレーザー20連射とは思えないほど威力が低い。 実はこれ、相手の急所に密接しないと威力が出ないのだが、そんなことをするくらいなら他のキャラで遠距離から撃った方がマシと散々な性能。 彼女が本領を発揮できるのは対戦で、忍び寄って即死級のダメージを与える大胆なキャラ性能となっている。それでもやや使いにくいが。 ・キャシー 声:Jennifer Hale 女性通信士。巨乳。 任務中に見れるアシストモニターは彼女が書いたものだと思われる。 また、隊員が倒れた時には叫びかけるが、どうもお茶目なものが多い。 ・ミルトン アメリカ政府の役人。お茶目な性格。 資料室で書類作成に励んでおり、訪れた隊員にジョークを飛ばしてくる。 隊員の資料に「ミルメモ」と称して、役に立たないと感じていながらも個人的な記録をつけている。 が、タイガーリリーに惹かれ、フォックスに惚れ、ドロシーの父親代わりになろうと考えたりと好色家。妻子がいる身なのに。 他、FEシリーズからのキャラクターたちにもしょうもない感情を抱いている。 *ファイアーエムブレムシリーズからのキャラクター 本作ではamiiboの使用により、マルス、アイク、ルフレ、ルキナらをお助けキャラとして参戦させられる。 声優はスマブラシリーズそのままで、マルスとアイクは新緑されたとのこと。 4人同時に使用して任務に連れていくことで、BGMが専用のものになったり、タイトル画面の曲が[[ファイアーエムブレムのテーマ]]のアレンジとなる。 サブウェポンとSBPはキャラ固有のものでカスタマイズ不可。 スペシャルスチームパワーも存在するが他の隊員のと性能が同じ。ただし演出には気合いが入っている。 ちなみに本作ではキャラの肩書きが謎だらけで、武器もパチモン臭い解説がされている。 また、剣と魔法の世界のキャラにも関わらず、キャノン砲を撃ったり戦車の操縦ができたりもする。スマブラでもレイガンとか撃てたし気にしない。 ロイ?カムイ?未定。 &bold(){&font(#0066ff){・[[マルス>マルス(FE)]]}} &bold(){&font(#0066ff){「ここで立ち止まるわけにはいかないんだ!」}} 声:[[緑川光]] 出典:ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 アリティア王国の王子。 詳細は当該項目参照。 本作ではどうにも残念性能。 &bold(){&font(#0066ff){「神剣ファルシオン」}}と&bold(){&font(#0066ff){「レイピア」}}は消費2と低コストだが、剣なので射程が最低クラス。よって銃撃戦のゲームで近寄らなければならない。威力も平均的。 何より酷いのは専用SBPで、補充6・最大12。軽量級キャラの初期装備より弱く、敵に向かって歩いて攻撃する基礎的なことすらままならない。 ここまで書くと弱キャラだが、アビリティ「神竜の加護」でオーバーウォッチが無効なため、相手に近寄ることは容易いし、囮としての性能はとても高い。 スペシャルスチームパワー「スターロード」も回復技のため有用。演出には稀に[[リフ>リフ(FE)]]が出てくる。 全体的に弱めの性能だが、長所を活かせば働いてくれるのは原作再現とも言える。 &bold(){&font(#003399){・[[アイク]]}} &bold(){&font(#003399){「あんたはここまでだ!」}} 声:萩道彦 出典:[[ファイアーエムブレム 暁の女神]] グレイル傭兵団の団長。 詳細は当該項目参照。 こちらもまた残念性能。 原作では最強武器だった&bold(){&font(#003399){「ラグネル」}}の火力があまりにしょっぱい。 射程は最大級なものの、5ダメージ×ヒット数と言う性能と吹っ飛ばし効果がまったく噛み合っておらず、不動の敵以外にはまったくダメージが出ない。 サブウェポンの&bold(){&font(#003399){「ウルヴァン」}}も近距離武器。マルスのファルシオンのアッパーバージョンのようなもの。その代わり消費もアップ。 急所がない相手にも大ダメージを出せたり、周囲の敵を強引に薙ぎ払えるのは長所か。 ラグネルも吹っ飛ばし性能ならかなり強力なので、うまく使えば面白く動いてくれるかもしれない。 &bold(){&font(#cccccc){・[[ルフレ>マイユニット(FE)]]}} &bold(){&font(#cccccc){「覚悟はいいかい?」}} 声:[[細谷佳正]] 出典:[[ファイアーエムブレム 覚醒]] イーリス軍の軍師、もといプレイヤーの分身。 詳細は当該項目参照。 両方のウェポンが特殊なトリッキーキャラ。 前方に落雷を落とす&bold(){&font(#cccccc){「サンダーソード」}}は威力こそ低いが、低コストの上にスタン率が高いのでさらなるダメージ増加が狙える。 そして&bold(){&font(#cccccc){「魔導書」}}は射程距離最大で50ダメージな上、なんとオーバーウォッチまで可能。 相手を吹き飛ばさないし、消費も3なのでティンマンと組めば砲台になれる。 ただし、専用SBPの性能が弱めなので、考えて動かさないとガス欠になりがち。 &bold(){&font(#000099){・[[ルキナ>ルキナ(FE)]]}} &bold(){&font(#000099){「運命を変えます!」}} 声:[[小林ゆう]] 出典:ファイアーエムブレム 覚醒 謎の剣士。 詳細は当該項目参照。一応ネタバレ注意。 本作でも&bold(){&font(#000099){「裏剣ファルシオン」}}を使う華麗な剣士。 しかし、ライオンのスタンプリオンと性能が同じ上に、細かい点で劣化しているこれまたな残念性能。 だが、サブウェポンの&bold(){&font(#000099){「ニーズヘッグ」}}が超高性能。低燃費で威力も高く射程も長いため、剣を捨ててアーチャーとして活躍することが多い。 しかし、射程が特殊過ぎるため、上から射ると相手を通り過ぎ、下からだと相手に届かないことがままある。 なお、ルキナはニーズヘッグを[[モンスターハンターフロンティアG]]とのコラボで一応使用していた。[[実はいい人>ヒーニアス(FE)]]から奪ったのではないはず。 ……と、意欲的な要素やコラボレーションを盛り込んだ本作。 しかし、本作の発売時期は大作「Splatoon」や「[[ファイアーエムブレムif]]」などとかぶっていた。 また、日本人に馴染みのないアメコミ調のデザインや、パッと見てとっつきにくそうなシステムのせいか、売り上げは超が付きかねないほどに不調。 一時はamazonで15年発売の新作とは思えない値段がついていた。 だが、高過ぎず低過ぎず、ヒントや救済措置も多めの難易度設計がプレイしているとすばらしく感じられる。 隊員の個性を活かして進んでいくゲームデザインによって、プレイヤーごとに違った攻略法を見出せるのもグッド。 さすがにアメリカ文学好きはいないだろうが、クトゥルー神話やスチームパンク好きにもオススメ。 ちなみに体験版をプレイすると「フェニックスガン」が製品版で入手できる。 この項目で本作が気になったならまず体験版をプレイしよう。 *備考 ・デスマッチモードが主流なネット対戦モードはいつでも過疎。作業したりアニメを見ながら、マッチングするまで気長に待ってみよう。 ・攻略本には隠し隊員の情報が堂々と書いてある。出現条件のメダル100万枚はウソの模様で実は10万枚で手に入る。なおメダルを集めると変化する称号は900万枚分まである。 追記・修正はS.T.E.A.M.隊員の方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ワンダフル101といい、一見癖のありそうな良ゲーが埋もれてしまうのは実に悲しい -- 名無しさん (2016-02-16 00:06:02) - この手のゲームは面白さを理解できないと全く楽しめないんだよ(たいていのゲームがそうだけど、このゲームはそれが顕著だった気がする)。 -- 名無しさん (2016-02-16 00:14:47) - ゲームではエイリアンと戦っていたのか、リンカーン大統領。映画じゃ吸血鬼やゾンビ狩りしてたし、怪物ハンターとして引っ張りだこだな -- 名無しさん (2016-02-16 02:03:59) - ↑このゲームもタイトルだけ見るとB級クソ映画にしか見えないよな -- 名無しさん (2016-02-16 03:34:50) - こんなゲームあったのかぁー ↑ほんとそれ。 -- 名無しさん (2016-02-16 11:49:10) - 原題にリンカーンVSエイリアンとまでは書いてないから、日本人ウケを狙ってこのタイトルにしたかもわかんね -- 名無しさん (2016-02-16 17:10:40) - コレ確か7&i用の宣伝POPに誤植があったんだよな~ 「地球を撃退しろ!」だったっけな?それが理由で爆笑してたバイトの子らが買ってド嵌りしてた -- 名無しさん (2016-02-16 21:17:10) - この項目見て無料体験版DLしました。最初仲間が二人の時はめっちゃきつかったけど、4人になったあたりからやれることが増えて楽しい。 -- 名無しさん (2016-02-19 10:32:12) - 最近買ったが無茶苦茶面白いよな〜これ こんなにハマったゲームは久しぶりだ もっと売れてくれ頼む… -- 名無しさん (2016-03-01 21:12:43) - 幻影異聞録といいコレといい、FEがコラボした作品はガワで損をする宿命でもあるのか -- 名無しさん (2016-03-01 22:46:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/02/15 Mon 23:32:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)&new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Code Name: S.T.E.A.M リンカーンVSエイリアンとは2015年発売の3DS専用ゲーム。 開発は[[ファイアーエムブレムシリーズ]]で知られるインテリジェントシステムズ。 *ゲーム概要 世界観はいわゆる[[スチームパンク]]そのもの。 タイトルにもなっている通り、本作では&bold(){『スチーム』}の概念が強い。 そしてもう一つのコンセプトは、&bold(){「もしもアメリカの小説や民間伝承が、すべて、同時に、本当だったら…」}。 よって、本作の操作キャラクターはメジャーなものからマイナー気味なものまで、そういった作品群に登場するキャラクターたちとなっている。 早い話が、文学版[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(映画)]]。 これらの作品の世界観関連は、公式サイトの開発者寄稿コラムに詳しい。 とりあえずスチームパンク好きは必読。 そんな世界に突如エイリアンが襲来し、蒸気文明は終焉を迎えようとしていた。 ロンドンのアメリカ大使館警備隊長の&bold(){ヘンリー・フレミング}もその被害を受け、放り出された先には&bold(){巨大エイリアン・デバステイター}が待ち構える。 すると、導くような声が聞こえだし、エイリアンと戦いながら進んでいく。 同僚の&bold(){ジョン・ヘンリー}と再会しながら進んでいくと、その先でまたもやデバステイターに襲われる。 すると、飛行船から突如縄はしごが。 咄嗟にそれを掴んで船内に入ると、そこにいたのは&bold(){米国大統領エイブラハム・リンカーン}だった。 二人は特殊部隊&bold(){「S.T.E.A.M.」}への転属を命じられ、エリザベス女王奪還任務に挑む――。 *システム ゲーム内容は一言でいえば&bold(){「シミュレーション+シューティング」}。 &bold(){「スチーム」}を消費しながらマス目状に区切られたマップを進んだり、武器を使って相手に攻撃する。 そのスチームは装備品&bold(){「SBP」}によってターンごとに補充される量と最大まで溜められる量が決まり、ステータスなどにも補正を与える。 本作最大の特徴は&bold(){「オーバーウォッチ」}。 ターン終了時に一定量のスチームを持っていると、その隊員は動く相手に自動的に反応して銃撃する。 エイリアンと真っ向からぶつかっていくと苦戦は免れないため、これを活かして反撃した方が有利な場面も多くなる。 また、&bold(){「視界」}も重要。 本作に全体マップなんてものはなく、任務に挑む隊員4人の見るものしかプレイヤーは確認できない。 入り組んだところでは偵察役を駆使しながら大胆に進んでみたり、オーバーウォッチ重視でコツコツ進んでいくなど、プレイヤーのセンスが問われる。 任務に参戦する隊員は性能がはっきりと分かれている。 隊員固有の武器&bold(){「メインウェポン」}と誰でも持てるが性能は低めな&bold(){「サブウェポン」}。 隊員それぞれで体力値はもちろん、特殊能力&bold(){「アビリティ」}に、必殺技の&bold(){「スペシャルスチームパワー」}も異なっている。 *登場キャラクター &bold(){&font(#330099){・エイブラハム・リンカーン -Abraham Lincoln-}} &bold(){&font(#330099){「さあここからは…この私が相手だ!」}} 声:Wil Wheaton 実在の人物。知らぬ者はいないアメリカ合衆国大統領。 本作ではS.T.E.A.M.の総司令官で、全メンバーから尊敬されている。 立場のため、本人が銃を持って直接戦うことはないが、隠し装備には出撃しようとしていた片鱗が残っている。 その代わり、隊員たちでは対応できない巨大エイリアンに対して、人型戦闘エンジン&bold(){「A.B.E.」}に乗って立ち向かう。 未完成品なのだが実用する上では問題なく、話のキーとなるところで活躍する。 &bold(){&font(#ff0000){・ヘンリー・フレミング -Henry Fleming-}} &bold(){&font(#ff0000){「オレの相手はどいつだい?」}} 声:Adam Baldwin 出典:赤い武功章 本作の顔役。 原作ではギリシア文学の英雄に憧れて南北戦争に志願するも、初陣で怯えてしまうようなリアリティあるキャラクターだった。 そして本作ではベテラン兵士に成長しており、S.T.E.A.M.に入ってすぐにリーダー的存在となる。 最近流行の[[ダークヒーロー]]に反するような、ストレートに理想的なキャラクターとしてデザインされている。 メインウェポンは攻防優れた&bold(){&font(#ff0000){「イーグルライフル」}}で、体力は平均的な140とバランス型の性能。 小型エイリアンを狙撃したり、スペシャルスチームパワーは威力最高だったり、時には仲間を蹴り飛ばして助けたりとできることが多く、 どんな任務に連れて行ってもしっかりと活躍できる、主役らしいキャラクター。 &bold(){&font(#0000ff){・ジョン・ヘンリー -John Henry-}} &bold(){&font(#0000ff){「敵は全部、俺が食い止めてやる」}} 声:Michael Dorn 出典:アフリカ系アメリカ人の伝承 南北戦争からヘンリーとつきあいのある、左半身を機械化したサイボーグ戦士。 同じく流れでS.T.E.A.M.に転属。無謀なところの多いヘンリーの女房役(自称)で、彼の隣でエイリアンと戦っていく。 何かと気が合うのか、ストーリーではトムとの絡みが多い。 所持する&bold(){&font(#0000ff){「ベアグレネード」}}は着地点周辺にあるものすべてを吹き飛ばす。 体力も高く、ガンガン前に進んでいけるたくましい男。 大柄キャラの常として、メインウェポンのスチーム消費が激しく、回復量に優れたSBPを持てないのがネック。 &bold(){&font(#330066){・ライオン -Lion-}} &bold(){&font(#330066){「どいつからハンティングする?」}} 声:Fred Tatasciore 出典:オズの魔法使い 原作の臆病さもどこへやらな、勇敢な性格をしたライオン。趣味はネイルアート。 コメディリリーフ的な役回りだが、オズのことになると真剣になる。 そのかわいらしさから、プレイヤーの中でも人気が高め。 メインウェポンの&bold(){&font(#330066){「スタンプリオン」}}は蒸気噴射の反動でジャンプし、着地点にいる相手を踏みつけるユニークな武器。 威力が高い上に、塀や穴を無視してのショートカットができる。ゆえに単騎で動いてボコられやすい。 体力は210と最大級。さらにアビリティの「ディフェンスアップ」でメンバーの耐久力を高められるため、壁役にもなるたのもしい隊員。 &bold(){&font(#cc6633){・タイガーリリー -Tiger Lily-}} &bold(){&font(#cc6633){「わたしに任せてください」}} 声:Kari Wahlgren 出典:ピーター・パンとウェンディ 大学生のかたわら、S.T.E.A.M.の衛生兵としても活躍する女の子。ネコミミではない。 原作ではインディアン酋長の娘。 芯の強い性格をしており、逆境にも立ち向かっていく。 [[普通の女の子に憧れている>春麗(ストリートファイター)]]可愛らしい一面も。 衛生兵だけあって、メインウェポンは回復銃の&bold(){&font(#cc6633){「メディカルスワン砲」}}。 他人のみならず自分も回復することができるため、体力の低さの割には粘り強い。 本作ではエイリアンの攻撃力が高く、初見のマップでは苦戦必至のため、彼女をエンディングまで連れ歩いたプレイヤーも多いのではないだろうか。 &bold(){&font(#990033){・トム・ソーヤ -Tom Sawyer-}} &bold(){&font(#990033){「パンチ一発、天才トムさま、ボクにお任せ!」}} 声:Jeremy Shada 出典:トム・ソーヤの冒険 イタズラの才能を買われてスカウトされた少年。 機械好きなためか、ジョンと一緒にいることが多かったりする。 S.T.E.A.M.隊員と言えどまだまだ幼いため、シリアスな場で堂々と別のことを考えている。 軽量級のキャラクターはSBPのスチーム補充量が優秀。そして彼のアビリティは段差や木箱に乗れる「小ジャンプ」で、斥候役に向いている。 そんな彼のメインウェポンは&bold(){&font(#990033){「パンチガン」}}。実弾を撃つのではなく、機械の拳を射出。 威力はないが、スチーム消費量が1と最低のため連射も効く。スタン率も高い。 &bold(){&font(#cc6600){・クイクエグ -Queequeg-}} &bold(){&font(#cc6600){「我が神、ヨージョよ。どうかみんなを守ってくれ…」}} 声:TJ Storm 出典:白鯨 白鯨の死闘の末に漂流していたところをS.T.E.A.M.に助けられた、とある南太平洋の国の王子。 愛称はクイック、自分からそう呼んでいる。 銛打ちの腕とペンギン型爆弾の取り扱いには特に秀でている様子。 そんな彼のメインウェポンは&bold(){&font(#cc6600){「ペンギンボム」}}。 自分で作ったペンギン型爆弾はテクテク歩いていき、何かにぶつかると爆発。 威力は消費の割に低めだが、爆弾視点で物を見れるために偵察役として役立つ。 &bold(){&font(#ff9900){・スケアクロウ -Scarecrow-}} &bold(){&font(#ff9900){「スケアクロウだよ、倒しちゃうよ!」}} 声:Paul Eiding 出典:オズの魔法使い ドロシーのお供のカカシ。かぼちゃ頭。 原作では脳がなかったが、本作でも能無しと言わんばかりに抜けている。引き算はできるらしい。 カカシが歩いているところに始まり、あらゆる点で謎が多いのは仕方のないこと。しかしとても可愛らしい。 メインウェポンは&bold(){&font(#ff9900){「スタン・ザ・パンプキン」}}。 カボチャを射出し、次のターンに爆発させて周囲の敵をスタン状態にする。 隊員たちの攻撃で能動的な爆発も可能。どの隊員と組み合わせても力を発揮できる、戦術豊かなトリッキーな武器。 ただし体力は100と最低で、かなり心もとない。 &bold(){&font(#990000){・ランドルフ・カーター -Randolph Carter-}} &bold(){&font(#990000){「キミは次の実験での生け贄に決定だ」}} 声:James Urbaniak 出典:ランドルフ・カーターの陳述 [[クトゥルー神話]]の生みの親、[[H.P.ラヴクラフト>ハワード・フィリップス・ラヴクラフト]]の化身。 ミスカトニック大学(クトゥルー神話に登場する架空の大学)の教授で、『[[神秘の技術>アル・アジフ]]』研究の第一人者。 一見紳士だが、神経質で偏屈でうぬぼれ気味な奇人。 彼が加入すると、資料室のエイリアンのページに「ランメモ」と称して奇怪な文を書いてくれる。 もちろん所持するメインウェポン&bold(){&font(#990000){「エイリアンフード」}}もヘンテコ。 謎の冷凍肉を射出するのだが、名前通りこの肉にエイリアンが群がってくる。 その隙を突いて攻撃したり進んだりと利便性が高く、使い方次第でゲームを楽に進められる。 そんなこの武器の弱点は対戦モード。相手はエイリアンではないがため、アイテムに偽装した爆弾を射出する使いにくい武器になっている。 &bold(){&font(#000066){・ザ・フォックス -The Fox}} &bold(){&font(#000066){「さあ、ショータイムの始まりよ」}} 声:Grey DeLisle 出典:公式では明かされていない セクシーな謎の女義賊。その経歴は謎に包まれている。 外面こそクールだが、実は正義感の強い情熱家。 なお、彼女の名前や出身国について深読みしてみると、彼女の出典は『怪傑ゾロ』が有力。 狙撃銃&bold(){&font(#000066){「フォックスライフル」}}を使う。 射程が全部器中最大級で、急所を突いた時の威力もピカイチ。硬いエイリアンが多い終盤では役立ってくれる。 また、アビリティ「デッドアイ」によってオーバーウォッチ時の射程も非常に長くなる。とは言えスタン率も威力もまずまずなところ。 &bold(){&font(#ffcc00){・カリフィア -Califia-}} &bold(){&font(#ffcc00){「戦場はいいねぇ……血が騒ぐぜぇ……!!」}} 声:Kimberly Brooks 出典:エスプランディアンの冒険 カリフォルニア出身であること以外、謎の女性。 原作では女のみが暮らすカリフォルニア島の女王で、グリフィンに乗って純金の武器で戦うキャラクターだった。その二点は彼女のデザインに引き継がれている。 男勝りを通り越して粗暴な性格だと思われがちだが、実は優しい。 その性格に違わず、メインウェポン&bold(){&font(#ffcc00){「カリフィアボンバー」}}もまた荒々しい。 射程が最大級なのはフォックスライフルと同じだが、こちらは爆発を引き起こす武器。 敵を吹き飛ばせるため場を荒らす能力に長けている。 &bold(){&font(#3399ff){・ティンマン -Tin Man-}} &bold(){&font(#3399ff){「わしの胸に心あるのは、あの子のおかげじゃ……」}} 声:Andrew Kishino 出典:オズの魔法使い 機械の体を得たサムライと言う大胆な設定のブリキ男。 偏屈なところもあるが、熱い心を持っている。 所持する&bold(){&font(#3399ff){「SPリペア銃」}}で撃たれた仲間のスチーム量は3回復する。 このウェポンの消費量もまた3なので損もしなければ得もしてないように思えるが、エースに使って行動回数を増やせるためかなり有用。 本編で使ってもそこそこ強いが、対戦だとその性能をより発揮できる。 &bold(){&font(#ff6699){・ドロシー -Dorothy Gale-}} &bold(){&font(#ff6699){「覚悟も笑顔もばっちりよ!」}} 声:Amber Hood 出典:オズの魔法使い オズの魔法使いの主人公。S.T.E.A.M.の立派な隊員。 かつてライオン、スケアクロウ、ティンマンと異世界オズを旅したことがある。 ちなみにオズの魔法使いの主役たちが4人とも参戦したのは、日本でも海外でも知名度の高い作品だからと言う事情がある。 本編では最後に加入するキャラクターとだけあって、そりゃあもう強いと思われるだろう。 しかし、愛犬トトを模した&bold(){&font(#ff6699){「トトレーザー銃」}}はレーザー20連射とは思えないほど威力が低い。 実はこれ、相手の急所に密接しないと威力が出ないのだが、そんなことをするくらいなら他のキャラで遠距離から撃った方がマシと散々な性能。 彼女が本領を発揮できるのは対戦で、忍び寄って即死級のダメージを与える大胆なキャラ性能となっている。それでもやや使いにくいが。 ・キャシー 声:Jennifer Hale 女性通信士。巨乳。 任務中に見れるアシストモニターは彼女が書いたものだと思われる。 また、隊員が倒れた時には叫びかけるが、どうもお茶目なものが多い。 ・ミルトン アメリカ政府の役人。お茶目な性格。 資料室で書類作成に励んでおり、訪れた隊員にジョークを飛ばしてくる。 隊員の資料に「ミルメモ」と称して、役に立たないと感じていながらも個人的な記録をつけている。 が、タイガーリリーに惹かれ、フォックスに惚れ、ドロシーの父親代わりになろうと考えたりと好色家。妻子がいる身なのに。 他、FEシリーズからのキャラクターたちにもしょうもない感情を抱いている。 *ファイアーエムブレムシリーズからのキャラクター 本作ではamiiboの使用により、マルス、アイク、ルフレ、ルキナらをお助けキャラとして参戦させられる。 声優はスマブラシリーズそのままで、マルスとアイクは新緑されたとのこと。 4人同時に使用して任務に連れていくことで、BGMが専用のものになったり、タイトル画面の曲が[[ファイアーエムブレムのテーマ]]のアレンジとなる。 サブウェポンとSBPはキャラ固有のものでカスタマイズ不可。 スペシャルスチームパワーも存在するが他の隊員のと性能が同じ。ただし演出には気合いが入っている。 ちなみに本作ではキャラの肩書きが謎だらけで、武器もパチモン臭い解説がされている。 また、剣と魔法の世界のキャラにも関わらず、キャノン砲を撃ったり戦車の操縦ができたりもする。スマブラでもレイガンとか撃てたし気にしない。 ロイ?カムイ?未定。 &bold(){&font(#0066ff){・[[マルス>マルス(FE)]]}} &bold(){&font(#0066ff){「ここで立ち止まるわけにはいかないんだ!」}} 声:[[緑川光]] 出典:ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 アリティア王国の王子。 詳細は当該項目参照。 本作ではどうにも残念性能。 &bold(){&font(#0066ff){「神剣ファルシオン」}}と&bold(){&font(#0066ff){「レイピア」}}は消費2と低コストだが、剣なので射程が最低クラス。よって銃撃戦のゲームで近寄らなければならない。威力も平均的。 何より酷いのは専用SBPで、補充6・最大12。軽量級キャラの初期装備より弱く、敵に向かって歩いて攻撃する基礎的なことすらままならない。 ここまで書くと弱キャラだが、アビリティ「神竜の加護」でオーバーウォッチが無効なため、相手に近寄ることは容易いし、囮としての性能はとても高い。 スペシャルスチームパワー「スターロード」も回復技のため有用。演出には稀に[[リフ>リフ(FE)]]が出てくる。 全体的に弱めの性能だが、長所を活かせば働いてくれるのは原作再現とも言える。 &bold(){&font(#003399){・[[アイク]]}} &bold(){&font(#003399){「あんたはここまでだ!」}} 声:萩道彦 出典:[[ファイアーエムブレム 暁の女神]] グレイル傭兵団の団長。 詳細は当該項目参照。 こちらもまた残念性能。 原作では最強武器だった&bold(){&font(#003399){「ラグネル」}}の火力があまりにしょっぱい。 射程は最大級なものの、5ダメージ×ヒット数と言う性能と吹っ飛ばし効果がまったく噛み合っておらず、不動の敵以外にはまったくダメージが出ない。 サブウェポンの&bold(){&font(#003399){「ウルヴァン」}}も近距離武器。マルスのファルシオンのアッパーバージョンのようなもの。その代わり消費もアップ。 急所がない相手にも大ダメージを出せたり、周囲の敵を強引に薙ぎ払えるのは長所か。 ラグネルも吹っ飛ばし性能ならかなり強力なので、うまく使えば面白く動いてくれるかもしれない。 &bold(){&font(#cccccc){・[[ルフレ>マイユニット(FE)]]}} &bold(){&font(#cccccc){「覚悟はいいかい?」}} 声:[[細谷佳正]] 出典:[[ファイアーエムブレム 覚醒]] イーリス軍の軍師、もといプレイヤーの分身。 詳細は当該項目参照。 両方のウェポンが特殊なトリッキーキャラ。 前方に落雷を落とす&bold(){&font(#cccccc){「サンダーソード」}}は威力こそ低いが、低コストの上にスタン率が高いのでさらなるダメージ増加が狙える。 そして&bold(){&font(#cccccc){「魔導書」}}は射程距離最大で50ダメージな上、なんとオーバーウォッチまで可能。 相手を吹き飛ばさないし、消費も3なのでティンマンと組めば砲台になれる。 ただし、専用SBPの性能が弱めなので、考えて動かさないとガス欠になりがち。 &bold(){&font(#000099){・[[ルキナ>ルキナ(FE)]]}} &bold(){&font(#000099){「運命を変えます!」}} 声:[[小林ゆう]] 出典:ファイアーエムブレム 覚醒 謎の剣士。 詳細は当該項目参照。一応ネタバレ注意。 本作でも&bold(){&font(#000099){「裏剣ファルシオン」}}を使う華麗な剣士。 しかし、ライオンのスタンプリオンと性能が同じ上に、細かい点で劣化しているこれまたな残念性能。 だが、サブウェポンの&bold(){&font(#000099){「ニーズヘッグ」}}が超高性能。低燃費で威力も高く射程も長いため、剣を捨ててアーチャーとして活躍することが多い。 しかし、射程が特殊過ぎるため、上から射ると相手を通り過ぎ、下からだと相手に届かないことがままある。 なお、ルキナはニーズヘッグを[[モンスターハンターフロンティアG]]とのコラボで一応使用していた。[[実はいい人>ヒーニアス(FE)]]から奪ったのではないはず。 ……と、意欲的な要素やコラボレーションを盛り込んだ本作。 しかし、本作の発売時期は大作「Splatoon」や「[[ファイアーエムブレムif]]」などとかぶっていた。 また、日本人に馴染みのないアメコミ調のデザインや、パッと見てとっつきにくそうなシステムのせいか、売り上げは超が付きかねないほどに不調。 一時はamazonで15年発売の新作とは思えない値段がついていた。 だが、高過ぎず低過ぎず、ヒントや救済措置も多めの難易度設計がプレイしているとすばらしく感じられる。 隊員の個性を活かして進んでいくゲームデザインによって、プレイヤーごとに違った攻略法を見出せるのもグッド。 さすがにアメリカ文学好きはいないだろうが、クトゥルー神話やスチームパンク好きにもオススメ。 ちなみに体験版をプレイすると「フェニックスガン」が製品版で入手できる。 この項目で本作が気になったならまず体験版をプレイしよう。 *備考 ・デスマッチモードが主流なネット対戦モードはいつでも過疎。作業したりアニメを見ながら、マッチングするまで気長に待ってみよう。 ・攻略本には隠し隊員の情報が堂々と書いてある。出現条件のメダル100万枚はウソの模様で実は10万枚で手に入る。なおメダルを集めると変化する称号は900万枚分まである。 追記・修正はS.T.E.A.M.隊員の方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ワンダフル101といい、一見癖のありそうな良ゲーが埋もれてしまうのは実に悲しい -- 名無しさん (2016-02-16 00:06:02) - この手のゲームは面白さを理解できないと全く楽しめないんだよ(たいていのゲームがそうだけど、このゲームはそれが顕著だった気がする)。 -- 名無しさん (2016-02-16 00:14:47) - ゲームではエイリアンと戦っていたのか、リンカーン大統領。映画じゃ吸血鬼やゾンビ狩りしてたし、怪物ハンターとして引っ張りだこだな -- 名無しさん (2016-02-16 02:03:59) - ↑このゲームもタイトルだけ見るとB級クソ映画にしか見えないよな -- 名無しさん (2016-02-16 03:34:50) - こんなゲームあったのかぁー ↑ほんとそれ。 -- 名無しさん (2016-02-16 11:49:10) - 原題にリンカーンVSエイリアンとまでは書いてないから、日本人ウケを狙ってこのタイトルにしたかもわかんね -- 名無しさん (2016-02-16 17:10:40) - コレ確か7&i用の宣伝POPに誤植があったんだよな~ 「地球を撃退しろ!」だったっけな?それが理由で爆笑してたバイトの子らが買ってド嵌りしてた -- 名無しさん (2016-02-16 21:17:10) - この項目見て無料体験版DLしました。最初仲間が二人の時はめっちゃきつかったけど、4人になったあたりからやれることが増えて楽しい。 -- 名無しさん (2016-02-19 10:32:12) - 最近買ったが無茶苦茶面白いよな〜これ こんなにハマったゲームは久しぶりだ もっと売れてくれ頼む… -- 名無しさん (2016-03-01 21:12:43) - 幻影異聞録といいコレといい、FEがコラボした作品はガワで損をする宿命でもあるのか -- 名無しさん (2016-03-01 22:46:46) #comment #areaedit(end) }

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