PlayStation Vita TV

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&font(#6495ED){登録日}:2016/03/02 (水) 13:01:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#808080){TVとあそぼう。}}} PlayStation Vita TVとは、SCEI(ソニー・コンピュータエンタテインメント)が発売した据置型ゲーム機。 **【解説】 ---- SCEは、第七世代携帯ゲーム機『[[PlayStation Vita]]』を発売している。 Vita TVは、そんな中突如として生まれたVitaのバリエーションハードである。 2013年9月9日のSCEJA Press Conference 2013にてアンドリュー・ハウス氏より電撃発表される形でお披露目された。 Vita TVは今までの携帯ゲーム機のバリエーションも出るとは大きく異なるコンセプトを持つ。 Vita TVは『&bold(){携帯ゲーム機を据置ゲーム機にした}』という興味深いハードなのだ。 今まで[[PCエンジン]]→[[PCエンジンGT]]のような『&bold(){据置ゲーム機を携帯ゲーム機に落とし込んだ}』という コンセプトの元販売されたハードは少なくないが、その逆というのは非常に珍しい。 SCEI的には、スマートTVなどの方向性を狙ったのだとされる。 海外市場では据置型ゲーム機が未だに盛況なことも発売の理由なのだろう。 ちなみに海外では『PlayStation TV』という名前で販売された。 こうして2013年11月24日に日本国内で販売開始。 通常版とValue Pack版がの二つのバージョンに分けて販売された。 通常版が9,480円(税抜き)・Value Pack版が14,280円(税抜)。 Value Pack版にはDUALSHOCK 3とUSBケーブル、メモリーカード(8GB)が付属するなど結構お得。 実は海外版のVita TVの方がかなり安く、amazonで輸入して手に入るというのは秘密。 しかし、日本国内においては需要が多くなかった。 やはり、Vitaソフトの完全互換を果たしていなかったことが原因としては一番大きいのだろう。 それに、携帯機をTVで腰を据えて遊ぼうという人は数少なかった様子。 そしてValue Pack版は2015年10月に出荷完了。通常版も出荷完了の噂がたびたび流れ、 2016年2月についに出荷完了となった。 SCE曰く、『PS4とVitaの販売が好調なので、一定の役割は果たした』との感想を述べている。 ともあれ、Vita TVはその短いハード人生に終わりを告げることとなった。 しかし、未だにネット上にアップするVitaソフトの実況動画を作るための公式の機器として愛用する人も少なくは無い。 数少ないが、Vitaオリジナルのソフトを大画面で遊べたりするのも何だかんだで魅力的。 (特に『[[閃乱カグラ SHINOVI VERSUS –少女達の証明-]]』をなどで遊ぶと大画面で[[おっぱい]]が楽しめる) コントローラー的な都合で携帯機の操作が苦手という人にも結構好評。 何だかんだで、携帯機を据置ゲーム機にしたというコンセプトは良くも悪くも一定の評価はされている。 **【Vita TVの特徴】 ---- ***本体サイズや仕様/外部映像出力機能 据置型PlayStationシリーズで最小のサイズを誇るほどコンパクト。 本家のVitaよりもコンパクトに収まっているというシンプルさ。 Vitaのみならず、任天堂携帯機と比べてもその小ささが分かるからすごい。 本体の側面に電源ボタン・メモカ挿入口・コントローラー用のUSB端子・HDMI・LANポート。 本体の上側に、ソフトを挿入する部分がある。 本体カラーはPlayStationシリーズにしては珍しく白色しか販売されなかった。 海外では、従来のブラックカラーバージョンも存在する。 HDMIのみ搭載されており、480p/720p/1080iで出力可能。 PlayStation ゲームアーカイブスは720p以下でなければプレイ出来ないので、自動選択設定にした場合は極力720pで出力される。 HDMI端子があればOKなので、その端子を搭載したPC用ディスプレイにも出力できる。 ***Vitaソフトとの互換性 PlayStation Vita専用ソフトは大体遊べる……&bold(){訳では無い}。 実は、一部のVita専用ソフトでは遊ぶことができない。 Vita TVでは残念なことに背面タッチパネルやモーションセンサーを再現できなかったためである。 つまり、これらの機能を積極的に活用するソフトは対応していないとみて良い。 じゃあVitaの独自機能を活用していないソフトが全部遊べるかというとそうでもない。 明らかにVita tvでも問題ないようなソフトでも対応していない場合もある。 (PS3/4マルチで販売された『ドラゴンクエストビルダーズ』とか) どうやら、Vita TVとの互換性を備えるかどうかはソフトメーカーの気分によるようだ。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){……Vita TV発売当初は『今後のソフトは全て対応する』って言ってたよねSCEさん……。}} Vita TVとの互換性に関しては、Vitaソフトのパッケージ裏に記載があるのでそれで確認しよう。 対応していることを示すマークが無い場合は、そのソフトの発売時点で遊ぶことができない。 (後のアップデートで対応するように調整される可能性もあるが) なお、Vita TV発売以前に発売されたソフトは当然記載されているわけがないので、公式で確認が必須。 PlayStationの公式のソフトカタログで対応を確認できるので、それも参考にすると良い。 ただし、このソフトカタログも意外と曖昧で間違っていたりもするので注意は必要。 『&bold(){実は自己責任で非対応ソフトでも挿入すればとりあえず起動するんじゃないの?}』という訳でもない。 試しに非対応ソフトを起動すると、ご丁寧に『Vita tvでは遊べません』という趣旨の画面が出る。 どうやら、ハード側で何らかの制限がかけられてしまっているようだ。 この点に関しては、自己責任で良いから動くだけはして欲しかったという声も多い。 Vita TVでしか動作しないアプリケーションも極少数存在。 ***対応コントローラー DUALSHOCK 3・SIXAXIS・DUALSHOCK 4 などの3種類のコントローラーに対応。 発売当初は時期的な問題でDS4には対応していなかったが、後のシステムソフトウェアver3.10で対応した。 また、DS4はタッチパネルを搭載しているためVitaソフトでのタッチ操作が必要な部分はこれで応急処置的に対応可能となっているのは嬉しい。 実は、コントローラーに関しては&bold(){&font(#ff0000){通常版購入者にとってのVita TV最大の罠が存在する}}。 現在まで発売されたVita TVはのシステムソフトウェアが未だに初期版になっている。 つまり……最初からDS4に対応しているわけでは無いのだ。 という事は、&bold(){DS3かSIXAXISを所持していないと操作が不可能のため、初期設定やアップデートが出来ない}。 Vita TVの普及率的な問題からか、DS4に対応したソフトウェアのバージョンが出荷されることは無かった。 そのため、Vita TVで遊ぶ際には最初からDS3かSIXAXISの所持が必須となる。 『DS4しかないし、今更DS3何かは購入したくないよ~』という人は一応の対応策がある。 そういう人は『アクラス PS3/PS Vita TV用シンプルコントローラー SASP-0257』を購入しよう。 このコントローラーはメーカの純正品では無い安物なので長期使用には向いてないが、 初回起動は可能なためこれで緊急措置的なアップデートが可能で、DS4までの繋ぎの役割を行える。 ***タッチポインター Vitaのタッチパネルに対応するための、苦肉…緊急対策の仮想タッチパネル機能。 タッチポインターの機能をオンにすると、コントローラーでこの機能が使える。 Vita TV初期設定ではこの機能がオフにされているため、一応の注意が必要。 DS3ではLボタンで表側タッチ、Rボタンで裏側タッチという感じ。 使用時は画面に腕型のカーソルが登場し、自分の指の代わりに画面に触ってくれる。 DS4ではタッチパネルに触るだけでこの機能が使えるため、DS3よりかなり使いやすい。 ***その他 メモリーカードはPS Vitaと同じものが使用可能。 PCH-2000と同じく、内蔵メモリカード1GBがあり、メモカ無しでも最初からゲームをプレイはできる。 一度メモリーカードを使用すると、外部のものと併用できずに機能が死ぬのも同仕様。 VitaとVita tvのセーブデータは有償のPS Plusサービスによって共有することが可能。 Vitaのカメラアプリは搭載されているが、撮影が出来ず観覧のみ可能という何とも奇妙な状態である。 追記・修正は、PlayStation Vita TVを購入してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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