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SAMON(空想科学大戦) - (2016/04/05 (火) 13:26:55) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます
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&bold(){SAMON}とは、漫画『[[空想科学大戦!]]』シリーズに登場する組織である。
&bold(){S}ience &bold(){A}ttack &bold(){M}embers &bold(){O}f &bold(){N}ippon(日本科学攻撃隊)の略称を有するため、地球防衛軍とかではなく(当初は)自衛隊や警察の括りにあるのだろう。
ぶっちゃけて言えばウルトラシリーズに登場する[[科学特捜隊]]や[[ウルトラ警備隊]]のパロディーである。
*概要
富士山麓に本部を構え、レーダー網で日本各地の平和を監視している。
普段は自衛隊の互助に近いが、外敵等の出現により国家安泰がヤバくなったら出撃する。
…はずなのだが、3巻でモドキングに洗脳された超大富豪「トラディショナル重工」のロボットが暴れ回っていた時には全く登場しなかった。
主な戦力は戦闘機で、陸上・海上の兵装は不明。自衛隊に任せとけってことなんだろうか?
主力部隊の制服は柿色で、女子はタイトスカート型。
普段は攻撃部隊隊長のアサハカ含め4人しか基地に居ない…と思いきや、4巻でマジで戦闘員はこの4人しかいなかったことが判明した。
つまりすっげ~~~ぇ閑職なのか、超絶エリートなのかどちらかと言うことであろう。
他にも非戦闘員は数多くいるが、全員、[[組織名に見合った外見>左門豊作]]をしている。なぜか相撲部とかまであった。
*変遷
・1巻
モドキング初の地球進行に対し、巨大怪獣による攻撃から国土と国民を守るべく奮闘。
アサハカの無謀な作戦による被害拡大及び自滅、ウーターマン/ヒカガクによる環境破壊を巻き起こしながらも
無事にモドキングを撤退にまで追い込んだ。
大方の予想通り、ここが全盛期である。
・2巻
1巻末のてんやわんやにより猫柳田は離職し、東京で喫茶店マスターを始めることに。
第二次モドキング一味の侵攻はいずれも改造人間による小規模かつ迅速な災害・テロ行為であり全く為すすべなく、
モドキング一味の撒き散らしたカラーウイルス(患者に殴られた人間を罹患させ、倍々ゲームでバンバカ感染していくウイルス)に対しても
種子島宇宙センターに逃げ込んで有人ロケットで避難しようとするなどという情けない行為に出た。
(名目上は「非常事態対策のプロであるSAMONが生き残ってこそ感染拡大を防げる」という本音ダダ漏れなもの)
・3巻
モドキング一味がトラディショナル重工に創らせた軍事兵器相手に出番すら与えられず((ニセカガクゴー事件の際には自衛隊戦力しか出動していない。))、冬の時代を過ごす。
・4巻
すっかり落ちぶれ、防衛軍(自衛隊は存在するので地球防衛軍的な組織があるんだろう)傘下に収まっていた。
ウーターマンのキャラクター商品(勿論ヒカガクには無断)で糊口をしのぐほどに貧窮し、ヒカガクやリフジンの帰還に伴い
万能科学研究所と共にモドキング対策に移ることとなった。
・最後の空想科学大戦!
ヒカガク、リフジン、ネッケツの三バカと猫柳田博士が正式に「ヒーロー課」として登用されることとなり、
アサハカら旧派閥の人気はさらに下がっていくことに…。
*主要メンバー
**アサハカ攻撃隊
・アサハカ・ボケツ
SAMON攻撃部隊隊長。髭の剃り跡が長嶋茂雄並に濃いオッサン。
過度なまでに見栄っ張りかつロマンチストであり、いついかなる時も見てくれを重視し、全く内面に目を向けない困ったオヤジ。
部下に対しても「饅頭でお茶とは何事か、カフェオレでクロワッサンにしろ」といちゃもんを付ける始末。
行動力及び探究心は小学生並で、思いついたら即実行する性格の持ち主。そう考えると手先の器用さには目を見張るべきかもしれない。
本作は1巻で「200X年」と語られ、作中で2~3年が経過しているのだが、最終巻で
・脚の着いたテレビを見て「なんだこりゃテレビじゃねーか」と即座に反応する
・「アポロ計画(月着陸は1969年)なんてずっと先の話さ」と言いつつ子供時代を語る
といった描写があるため、年齢は50歳前後と思われる。
若い頃は「純子」という美しい女性と交際していたのだが、金に目がくらんで新興財閥の娘(ブス)と付き合い破局、
そのブ…古女房の実家は破産し、子供は6人抱え…という、本人曰く「夢無きヌカミソ生活」を送る。
女房や子供との約束は頻繁に破っている。
・ウルワシ・キレイ
SAMON攻撃部隊の紅一点。主に管制員を務める。
その名の通りの美貌の持ち主だが、風呂敷に包んだ弁当が部屋の奥まで臭うほど、料理がドへたくそ。
1巻では勤務中に飲酒し、走行中の新幹線から乗務員を天井に空いた屋根から投げ落とすという暴挙に出て、
ヒカガクの意図せぬ暴発によりボコボコにされてしまうハメになった。
ちなみにこの時、ヘルメットの中にゲロを吐いている。
ササヤキとは将棋友達だが、25連勝している。
・ウワノ・ソラキチ
アサハカとよく行動を共にすることが多いが、大概いつもアサハカのムボーな行いに巻き込まれる。
釣り好きで、アサハカにルアーフィッシングの魔力を教え込んだ。
こいつも5巻では勤務中に飲酒しようとしていた。
・ササヤキ・センリ
眼鏡をかけている隊員。ヒジョーに影が薄く、アサハカから忘れられることもしばしば。
アマ将棋の昇段を受けようとする将棋好きだが、キレイ隊員に25連敗中。
キレイ隊員を気に入っているようだが全く相手にされていない。
**そのほか
・猫柳田愛吉
1巻時点でSAMON技術開発顧問を務める、本作の影の主人公。
アサハカのバカな作戦に対しマジレスを繰り返していたが、モドキング最後の怪獣・ウナギング討伐戦の最中に行方不明になり、
リフジンに救助されて都内某所で喫茶店を開いていた。
その後万能科学研究所客員研究員、フリーの科学者を経てSAMONに復職を果たす。
・ヒカガク・アソブ/ウーターマン
ウーター星から地球を守るために派遣されてきた巨大宇宙人。
普段は青年「ヒカガク」に化けているが実年齢は300歳以上、推定2000歳強であり、ウーターマンの方が真の姿。
つまり、どちらかと言うとウルトラセブンとモロボシ・ダンの関係に近い。
怪獣ピラミッドンを倒すために新幹線に乗って東京を目指していたキレイと知り合い、
その精悍な要望からアサハカに一目惚れ(ヒカガク本人も危惧していたが[[そういう意味>ホモ]]ではない)されて
何の試験も面接もなくSAMONに入隊した。
その後、ウナギングと刺し違えて失踪したが、4巻にてようやく再登場。
しばらくは猫柳田の家で食客、悪く言えばニート生活を送っていたが、5巻にてヒーロー課配属となる。
・リフジン・トオル(仮名ライダー)
・[[ネッケツ・モユル>カガクゴー(空想科学大戦!)]]
それぞれ2巻、3巻の主人公。5巻にてヒーロー課配属となる。
*武装
**携行品
・ハンドガン(名称不明)
攻撃部隊の通常装備。見た感じオートマチックっぽい拳銃。
大型モニターを基地の壁ごとぶち抜くくらいの威力はあるが、ウナギング相手には蚊が刺したほども効かなかった。
・通信機
空想科学作品が大好きな「腕時計型テレビ電話」。勿論連載時には存在しなかったが、今や実現寸前となっているのが凄いよね。
・サモン砲
&bold(){空想科学史上まれに見るバカ兵器}。
バズーカのような砲身から榴弾を発射するというもので、一撃で新幹線の車両を半壊させる程の威力を有するが、
なんと砲弾が140gしかなく、なおかつ弾速はたったの150㎞/hである。
もう一度書く、たったの&bold(){時速150㎞}である。
銃弾は1200㎞/h程度出て当たり前、どんなに遅いミサイルでも800km/hを下回るのは奇跡に近く、
大昔の砲弾でも350km/h程度は出ていたくらいで、弓矢ですら200km/h…。なんだこの遅さは!?
地面に構えてドッシリ撃てば問題ないのだろうが(いや、それでも射程が悲惨だが)、作中ではあろうことか走行中の新幹線の屋根から放ち、
新幹線の後方車両ばかりを攻撃するというマヌケな結末を迎えた。
というのも、本来このシーンでは「新幹線から手榴弾を投げる」という演出にするはずだったのだが、
走行中に振りかぶったら暴風で吹っ飛んで転落死しちゃうじゃん、ということで、このように固定砲台から射出するという方式に変えたらしい。
その最中に弾速・重量の設定を完全に柳田理科雄が忘れていたため、このような稀代のクソ兵器が誕生する結果となったとのこと。
**戦力
・サモンホーク1号
三角形をした戦闘機。モチーフは恐らく、演出から考えて『ウルトラセブン』のウルトラホーク3号だろう。
アサハカの「滝の裏から発射する」という無茶な登場演出のせいで瀑布の水量をモロに受けてしまい、滝つぼに転落して全壊した。
・サモンホーク2号
マッハ5の速度を誇るロケット戦闘機。
モチーフは恐らく『ウルトラセブン』のウルトラホーク2号と、『サンダーバード』のサンダーバード1号かと思われる。
アサハカの「プールを割って発射する」という無茶な登場演出のせいで発射前に横倒しになり、水浸しになって廃棄された。
・サモンホーク3号
ズングリムックリした攻撃機。モチーフは恐らくサンダーバード2号。
アサハカの「斜め上への発射」という無茶な登場演出のせいで加速が間に合わず、発射台から転落して爆発四散した。
・サモンホーク4号
SAMONの主力戦闘機…なのだが、何度も何度も何度も何度も撃墜されまくっている(大半がアサハカの仕業)。
武装は初回は100m四方を吹き飛ばす超大型ミサイル「サモノイドA」。
一号機がサモノイドAの直撃に巻き込まれて消滅したため、次回以降は小型化した「サモノイドAミニ」を配備している。
・サモンホーク5号
分離合体機能を有する大型戦闘機。モチーフは『ウルトラセブン』のウルトラホーク1号。
アサハカの「空中で合体する」という無茶な戦術のせいで1号機・2号機のノズルが塞がり、重量オーバーで墜落した。
・花形号
世界一頑丈なSTM鋼で造られた最新鋭の宇宙戦艦。
本来はもっとオーソドックスな宇宙船になるはずだったが、アサハカが計画書を改竄したことで戦艦そのまんまの姿となった。
人工重力装置が無いので中身はほぼ無重力。遠心力で疑似重力を生み出すしかない。
飛んできたウーターマンが激突したことで半壊し、更にアサハカが全エネルギーを結集して放つ「花形砲」を艦首から放ったせいで
反動でぶっ飛んでワルサー星にめり込み、完全に沈黙した(これによりワルサーの野望も完全に潰えた)。
「男が記事にロマンを求めて何が悪い。ただのルーチンワークで追記・修正できるかってんだ…」
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&bold(){S}ience &bold(){A}ttack &bold(){M}embers &bold(){O}f &bold(){N}ippon(日本科学攻撃隊)の略称を有するため、地球防衛軍とかではなく(当初は)自衛隊や警察の括りにあるのだろう。
ぶっちゃけて言えばウルトラシリーズに登場する[[科学特捜隊]]や[[ウルトラ警備隊]]のパロディーである。
*概要
富士山麓に本部を構え、レーダー網で日本各地の平和を監視している。
普段は自衛隊の互助に近いが、外敵等の出現により国家安泰がヤバくなったら出撃する。
…はずなのだが、3巻でモドキングに洗脳された超大富豪「トラディショナル重工」のロボットが暴れ回っていた時には全く登場しなかった。
主な戦力は戦闘機で、陸上・海上の兵装は不明。自衛隊に任せとけってことなんだろうか?
主力部隊の制服は柿色で、女子はタイトスカート型。
普段は攻撃部隊隊長のアサハカ含め4人しか基地に居ない…と思いきや、4巻でマジで戦闘員はこの4人しかいなかったことが判明した。
つまりすっげ~~~ぇ閑職なのか、超絶エリートなのかどちらかと言うことであろう。
他にも非戦闘員は数多くいるが、全員、[[組織名に見合った外見>左門豊作]]をしている。なぜか相撲部とかまであった。
*変遷
・1巻
モドキング初の地球進行に対し、巨大怪獣による攻撃から国土と国民を守るべく奮闘。
アサハカの無謀な作戦による被害拡大及び自滅、ウーターマン/ヒカガクによる環境破壊を巻き起こしながらも
無事にモドキングを撤退にまで追い込んだ。
大方の予想通り、ここが全盛期である。
・2巻
1巻末のてんやわんやにより猫柳田は離職し、東京で喫茶店マスターを始めることに。
第二次モドキング一味の侵攻はいずれも改造人間による小規模かつ迅速な災害・テロ行為であり全く為すすべなく、
モドキング一味の撒き散らしたカラーウイルス(患者に殴られた人間を罹患させ、倍々ゲームでバンバカ感染していくウイルス)に対しても
種子島宇宙センターに逃げ込んで有人ロケットで避難しようとするなどという情けない行為に出た。
(名目上は「非常事態対策のプロであるSAMONが生き残ってこそ感染拡大を防げる」という本音ダダ漏れなもの)
・3巻
モドキング一味がトラディショナル重工に創らせた軍事兵器相手に出番すら与えられず((ニセカガクゴー事件の際には自衛隊戦力しか出動していない。))、冬の時代を過ごす。
・4巻
すっかり落ちぶれ、防衛軍(自衛隊は存在するので地球防衛軍的な組織があるんだろう)傘下に収まっていた。
ウーターマンのキャラクター商品(勿論ヒカガクには無断)で糊口をしのぐほどに貧窮し、ヒカガクやリフジンの帰還に伴い
万能科学研究所と共にモドキング対策に移ることとなった。
・最後の空想科学大戦!
ヒカガク、リフジン、ネッケツの三バカと猫柳田博士が正式に「ヒーロー課」として登用されることとなり、
アサハカら旧派閥の人気はさらに下がっていくことに…。
*主要メンバー
**アサハカ攻撃隊
・アサハカ・ボケツ
SAMON攻撃部隊隊長。髭の剃り跡が長嶋茂雄並に濃いオッサン。
過度なまでに見栄っ張りかつロマンチストであり、いついかなる時も見てくれを重視し、全く内面に目を向けない困ったオヤジ。
部下に対しても「饅頭でお茶とは何事か、カフェオレでクロワッサンにしろ」といちゃもんを付ける始末。
行動力及び探究心は小学生並で、思いついたら即実行する性格の持ち主。そう考えると手先の器用さには目を見張るべきかもしれない。
本作は1巻で「200X年」と語られ、作中で2~3年が経過しているのだが、最終巻で
・脚の着いたテレビを見て「なんだこりゃテレビじゃねーか」と即座に反応する
・「アポロ計画(月着陸は1969年)なんてずっと先の話さ」と言いつつ子供時代を語る
といった描写があるため、年齢は50歳前後と思われる。
若い頃は「純子」という美しい女性と交際していたのだが、金に目がくらんで新興財閥の娘(ブス)と付き合い破局、
そのブ…古女房の実家は破産し、子供は6人抱え…という、本人曰く「夢無きヌカミソ生活」を送る。
女房や子供との約束は頻繁に破っている。
・ウルワシ・キレイ
SAMON攻撃部隊の紅一点。主に管制員を務める。
その名の通りの美貌の持ち主だが、風呂敷に包んだ弁当が部屋の奥まで臭うほど、料理がドへたくそ。
1巻では勤務中に飲酒し、走行中の新幹線から乗務員を天井に空いた屋根から投げ落とすという暴挙に出て、
ヒカガクの意図せぬ暴発によりボコボコにされてしまうハメになった。
ちなみにこの時、ヘルメットの中にゲロを吐いている。
ササヤキとは将棋友達だが、25連勝している。
・ウワノ・ソラキチ
アサハカとよく行動を共にすることが多いが、大概いつもアサハカのムボーな行いに巻き込まれる。
釣り好きで、アサハカにルアーフィッシングの魔力を教え込んだ。
こいつも5巻では勤務中に飲酒しようとしていた。
・ササヤキ・センリ
眼鏡をかけている隊員。ヒジョーに影が薄く、アサハカから忘れられることもしばしば。
アマ将棋の昇段を受けようとする将棋好きだが、キレイ隊員に25連敗中。
キレイ隊員を気に入っているようだが全く相手にされていない。
**そのほか
・猫柳田愛吉
1巻時点でSAMON技術開発顧問を務める、本作の影の主人公。
アサハカのバカな作戦に対しマジレスを繰り返していたが、モドキング最後の怪獣・ウナギング討伐戦の最中に行方不明になり、
リフジンに救助されて都内某所で喫茶店を開いていた。
その後万能科学研究所客員研究員、フリーの科学者を経てSAMONに復職を果たす。
・ヒカガク・アソブ/ウーターマン
ウーター星から地球を守るために派遣されてきた巨大宇宙人。
普段は青年「ヒカガク」に化けているが実年齢は300歳以上、推定2000歳強であり、ウーターマンの方が真の姿。
つまり、どちらかと言うとウルトラセブンとモロボシ・ダンの関係に近い。
怪獣ピラミッドンを倒すために新幹線に乗って東京を目指していたキレイと知り合い、
その精悍な要望からアサハカに一目惚れ(ヒカガク本人も危惧していたが[[そういう意味>ホモ]]ではない)されて
何の試験も面接もなくSAMONに入隊した。
その後、ウナギングと刺し違えて失踪したが、4巻にてようやく再登場。
しばらくは猫柳田の家で食客、悪く言えばニート生活を送っていたが、5巻にてヒーロー課配属となる。
・リフジン・トオル(仮名ライダー)
・[[ネッケツ・モユル>カガクゴー(空想科学大戦!)]]
それぞれ2巻、3巻の主人公。5巻にてヒーロー課配属となる。
*武装
**携行品
・ハンドガン(名称不明)
攻撃部隊の通常装備。見た感じオートマチックっぽい拳銃。
大型モニターを基地の壁ごとぶち抜くくらいの威力はあるが、ウナギング相手には蚊が刺したほども効かなかった。
・通信機
空想科学作品が大好きな「腕時計型テレビ電話」。勿論連載時には存在しなかったが、今や実現寸前となっているのが凄いよね。
・サモン砲
&bold(){空想科学史上まれに見るバカ兵器}。
バズーカのような砲身から榴弾を発射するというもので、一撃で新幹線の車両を半壊させる程の威力を有するが、
なんと砲弾が140gしかなく、なおかつ弾速はたったの150㎞/hである。
もう一度書く、たったの&bold(){時速150㎞}である。
銃弾は1200㎞/h程度出て当たり前、どんなに遅いミサイルでも800km/hを下回るのは奇跡に近く、
大昔の砲弾でも350km/h程度は出ていたくらいで、弓矢ですら200km/h…。なんだこの遅さは!?
地面に構えてドッシリ撃てば問題ないのだろうが(いや、それでも射程が悲惨だが)、作中ではあろうことか走行中の新幹線の屋根から放ち、
新幹線の後方車両ばかりを攻撃するというマヌケな結末を迎えた。
というのも、本来このシーンでは「新幹線から手榴弾を投げる」という演出にするはずだったのだが、
走行中に振りかぶったら暴風で吹っ飛んで転落死しちゃうじゃん、ということで、このように固定砲台から射出するという方式に変えたらしい。
その最中に弾速・重量の設定を完全に柳田理科雄が忘れていたため、このような稀代のクソ兵器が誕生する結果となったとのこと。
**戦力
・サモンホーク1号
三角形をした戦闘機。モチーフは恐らく、演出から考えて『ウルトラセブン』のウルトラホーク3号だろう。
アサハカの「滝の裏から発射する」という無茶な登場演出のせいで瀑布の水量をモロに受けてしまい、滝つぼに転落して全壊した。
・サモンホーク2号
マッハ5の速度を誇るロケット戦闘機。
モチーフは恐らく『ウルトラセブン』のウルトラホーク2号と、『サンダーバード』のサンダーバード1号かと思われる。
アサハカの「プールを割って発射する」という無茶な登場演出のせいで発射前に横倒しになり、水浸しになって廃棄された。
・サモンホーク3号
ズングリムックリした攻撃機。モチーフは恐らくサンダーバード2号。
アサハカの「斜め上への発射」という無茶な登場演出のせいで加速が間に合わず、発射台から転落して爆発四散した。
・サモンホーク4号
SAMONの主力戦闘機…なのだが、何度も何度も何度も何度も撃墜されまくっている(大半がアサハカの仕業)。
武装は初回は100m四方を吹き飛ばす超大型ミサイル「サモノイドA」。
一号機がサモノイドAの直撃に巻き込まれて消滅したため、次回以降は小型化した「サモノイドAミニ」を配備している。
・サモンホーク5号
分離合体機能を有する大型戦闘機。モチーフは『ウルトラセブン』のウルトラホーク1号。
アサハカの「空中で合体する」という無茶な戦術のせいで1号機・2号機のノズルが塞がり、重量オーバーで墜落した。
・花形号
世界一頑丈なSTM鋼で造られた最新鋭の宇宙戦艦。
本来はもっとオーソドックスな宇宙船になるはずだったが、アサハカが計画書を改竄したことで戦艦そのまんまの姿となった。
人工重力装置が無いので中身はほぼ無重力。遠心力で疑似重力を生み出すしかない。
飛んできたウーターマンが激突したことで半壊し、更にアサハカが全エネルギーを結集して放つ「花形砲」を艦首から放ったせいで
反動でぶっ飛んでワルサー星にめり込み、完全に沈黙した(これによりワルサーの野望も完全に潰えた)。
「男が記事にロマンを求めて何が悪い。ただのルーチンワークで追記・修正できるかってんだ…」
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