のと鉄道七尾線

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のと鉄道七尾線 - (2023/01/31 (火) 18:38:54) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2016/05/18(水) 21:30:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- のと鉄道七尾線(のとてつどうななおせん)は、七尾駅から穴水駅を結ぶのと鉄道の鉄道路線である。 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200.jpg,width=370,height=304) 能登半島の北部を走る路線で、元々同じ路線であった[[JR西日本]][[七尾線]]とは七尾~和倉温泉間で共用区間となっている。 その為、電化されている和倉温泉までは特急「サンダーバード」、「能登かがり火」が乗り入れている。 昔は北部も急行が走っていたんだけどね…。 また、当初譲渡された区間は七尾~輪島間であったが、2001年4月1日に採算性の問題から穴水~輪島間が何と&color(red){廃線}となった…。 同日に全線が廃止となった下北交通大畑線と共に、&color(red){国鉄・JRから移管された第三セクター路線初の廃線}でもあった。 なお、移管された特定地方交通線初の廃線は、青森県の私鉄である引南鉄道に移管された黒石線が最初である(廃線は1998年4月1日)。 ☆花咲くいろは そんな厳しい経営環境に置かれたこの路線であったが、あるアニメがきっかけで多くのアニヲタに認知される事となった。 それが「[[花咲くいろは]]」である。 主人公である松前緒花が働く温泉旅館・喜翠荘の最寄駅として、物語でも重要な役割を果たす「湯乃鷺駅」が西岸駅をモデルにしている事から、 多くのアニヲタ達が「聖地巡礼」として、西岸駅や緒花たちが通う香林高校の最寄駅「小松崎」のモデルである能登中島駅を訪れる様になった。 そして、驚くのは&color(red){アニメの聖地巡礼に対してのと鉄道側が尋常ならざるスピードと勢いで全面的に乗ってきた}事である。 アニメの第1話放映開始が&color(blue){4月3日}なのに何と&color(red){&bold(){4月29日の時点で西岸駅に「湯乃鷺駅」の駅名標が設置された}}のである…。 仕事早すぎだろう…。 また、アニメが2クール(約6ヶ月)であった事から、7月23日から10月10日まで主要人物5名の担当声優達による特別車内アナウンスも行われた。 更には下記の通り、3種類のラッピング車両も運行されるなど、JRでは到底できないであろう仕事っぷりでアニヲタ達を驚かせたのであった。 因みに上記の駅名票は現在もそのままになっている。 ☆使用車両 NT200形…普通列車で使用。 NT201~204、211~213の計7両からなる。 因みにNT211は輪島市出身の漫画家、永井豪の作品のラッピング車両となっている。 なお、花咲くいろはのアニメ内にもちゃんと出ている。 NT211 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200notogo.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200notogo.jpg,width=370,height=304) そして何と言ってもこの車両最大の特徴はNT201~203の「花咲くいろは」ラッピング車両である。 NT201 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200iroha.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200iroha.jpg,width=370,height=304) NT202 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200iroha09.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200iroha09.jpg,width=370,height=304) NT203 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/train/1135/03.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(03.jpg,width=370,height=304) NT300形…観光列車「のと里山里海号」で使用。 色は&color(blue){■}青が基調となっている。 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt300.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt300.jpg,width=370,height=304) JR西日本681系・683系…特急「サンダーバード」、「能登かがり火」で使用。和倉温泉まで乗り入れする。 ◯過去の車両 NT100形…のと鉄道発足時に導入された普通列車用の車両。 2006年末までに全車引退。現在は穴水駅構内など3か所で保存されている。 そしてなんと、「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」でも登場している。 仕事細かすぎでしょP.A.WORKS…。 &footnote(出典:Wikipedia URL: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/5/56/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%89%84%E9%81%93NT100.jpg 日時:2016/05/21) &blankimg(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/5/56/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%89%84%E9%81%93NT100.jpg,width=370,height=304) NT800形…急行「のと恋路号」で使用されたパノラマ気動車で、1編成2両のみ在籍していた。 のと鉄道管理では唯一の優等列車専用車で、窓に向けたソファやサービスカウンターがあったりした。 能登線の廃線と同時に引退し、現在は穴水駅で静態保存されている。 &footnote(出典:Wikipedia URL: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b9/Noto_railway_NT800_20010326.jpg 日時:2016/05/21) &blankimg(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b9/Noto_railway_NT800_20010326.jpg,width=370,height=304) ◎主要駅一覧 七尾…JR[[七尾線]]乗り換え。石川県最東端の駅にして七尾市の中心駅。 ここから和倉温泉駅まではJRとの共用区間であり、普通列車の運行はのと鉄道で行われる。 因みに先代の駅舎はなんと移築され[[高山本線]]の越中八尾駅の駅舎となっている。 和倉温泉…和倉温泉の最寄駅。JR西日本との境界駅で、電化もここまで。 能登中島…上述の様に「花咲くいろは」の登場人物たちが通う香林高校の最寄駅「小松崎」のモデルとなった。 その為、この駅にも多くのアニヲタ達が訪れた。 因みに偶然にも「花咲くいろは」が放映された同じ年に、サントリーBOSSのCMでもこの駅が使用された。 西岸…上述の様に「花咲くいろは」の聖地。 因みに駅には多くの巡礼したアニヲタが置いていったグッズがあったが、2015年に全て撤去された…。 穴水…終点駅。石川県最北端の駅。 輪島方面だけではなく、かつてはこの駅から能登線にも接続していた。 上記の通り、引退した車両も保存されている。 追記修正宜しくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/05/18(水) 21:30:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- のと鉄道七尾線(のとてつどうななおせん)は、七尾駅から穴水駅を結ぶのと鉄道の鉄道路線である。 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200.jpg,width=370,height=304) #contents *概要 能登半島の北部を走る路線で、元々同じ路線であった[[JR西日本]][[七尾線]]とは七尾~和倉温泉間で共用区間となっている。 その為、電化されている和倉温泉までは特急「サンダーバード」、「能登かがり火」が乗り入れている。 昔は北部も急行が走っていたんだけどね…。 また、当初譲渡された区間は七尾~輪島間であったが、2001年4月1日に採算性の問題から穴水~輪島間が何と&color(red){廃線}となった…。 同日に全線が廃止となった下北交通大畑線と共に、&color(red){国鉄・JRから移管された第三セクター路線初の廃線}でもあった。 なお、移管された特定地方交通線初の廃線は、青森県の私鉄である引南鉄道に移管された黒石線が最初である(廃線は1998年4月1日)。 **☆花咲くいろは そんな厳しい経営環境に置かれたこの路線であったが、あるアニメがきっかけで多くのアニヲタに認知される事となった。 それが「[[花咲くいろは]]」である。 主人公である松前緒花が働く温泉旅館・喜翠荘の最寄駅として、物語でも重要な役割を果たす「湯乃鷺駅」が西岸駅をモデルにしている事から、 多くのアニヲタ達が「聖地巡礼」として、西岸駅や緒花たちが通う香林高校の最寄駅「小松崎」のモデルである能登中島駅を訪れる様になった。 そして、驚くのは&color(red){アニメの聖地巡礼に対してのと鉄道側が尋常ならざるスピードと勢いで全面的に乗ってきた}事である。 アニメの第1話放映開始が&color(blue){4月3日}なのに何と&color(red){&bold(){4月29日の時点で西岸駅に「湯乃鷺駅」の駅名標が設置された}}のである…。 仕事早すぎだろう…。 また、アニメが2クール(約6ヶ月)であった事から、7月23日から10月10日まで主要人物5名の担当声優達による特別車内アナウンスも行われた。 更には下記の通り、3種類のラッピング車両も運行されるなど、JRでは到底できないであろう仕事っぷりでアニヲタ達を驚かせたのであった。 因みに上記の駅名票は現在もそのままになっている。 *☆使用車両 NT200形…普通列車で使用。 NT201~204、211~213の計7両からなる。 因みにNT211は輪島市出身の漫画家、永井豪の作品のラッピング車両となっている。 なお、花咲くいろはのアニメ内にもちゃんと出ている。 NT211 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200notogo.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200notogo.jpg,width=370,height=304) そして何と言ってもこの車両最大の特徴はNT201~203の「花咲くいろは」ラッピング車両である。 NT201 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200iroha.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200iroha.jpg,width=370,height=304) NT202 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt200iroha09.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt200iroha09.jpg,width=370,height=304) NT203 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/train/1135/03.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(03.jpg,width=370,height=304) NT300形…観光列車「のと里山里海号」で使用。 色は&color(blue){■}青が基調となっている。 &footnote(出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/chiho/noto/nt300.jpg 日時:2016/05/18) &blankimg(nt300.jpg,width=370,height=304) JR西日本681系・683系…特急「サンダーバード」、「能登かがり火」で使用。和倉温泉まで乗り入れする。 **◯過去の車両 NT100形…のと鉄道発足時に導入された普通列車用の車両。 2006年末までに全車引退。現在は穴水駅構内など3か所で保存されている。 そしてなんと、「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」でも登場している。 仕事細かすぎでしょP.A.WORKS…。 &footnote(出典:Wikipedia URL: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/5/56/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%89%84%E9%81%93NT100.jpg 日時:2016/05/21) &blankimg(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/5/56/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%89%84%E9%81%93NT100.jpg,width=370,height=304) NT800形…急行「のと恋路号」で使用されたパノラマ気動車で、1編成2両のみ在籍していた。 のと鉄道管理では唯一の優等列車専用車で、窓に向けたソファやサービスカウンターがあったりした。 能登線の廃線と同時に引退し、現在は穴水駅で静態保存されている。 &footnote(出典:Wikipedia URL: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b9/Noto_railway_NT800_20010326.jpg 日時:2016/05/21) &blankimg(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b9/Noto_railway_NT800_20010326.jpg,width=370,height=304) *◎駅一覧 七尾…JR[[七尾線]]乗り換え。石川県最東端の駅にして七尾市の中心駅。 ここから和倉温泉駅まではJRとの共用区間であり、普通列車の運行はのと鉄道で行われる。 因みに先代の駅舎はなんと移築され[[高山本線]]の越中八尾駅の駅舎となっている。 和倉温泉…和倉温泉の最寄駅。JR西日本との境界駅で、電化もここまで。 田鶴浜…愛称は「たてぐのまち駅」。駅舎内には地元で作られた建具が展示されている。 県立田鶴浜高校最寄り駅。 笠師保…愛称は「恋火駅」。唯一の棒線駅。 能登中島…愛称は「演劇ロマン駅」。今や数少ない現存する郵便車が展示されている。 上述の様に「花咲くいろは」の登場人物たちが通う香林高校の最寄駅「小松崎」のモデルとなった。 その為、この駅にも多くのアニヲタ達が訪れた。 因みに偶然にも「花咲くいろは」が放映された同じ年に、サントリーBOSSのCMでもこの駅が使用された。 西岸…愛称は「小牧風駅」。 上述の様に「花咲くいろは」の聖地。 因みに駅には多くの巡礼したアニヲタが置いていったグッズがあったが、2015年に全て撤去された…。 能登鹿島…愛称の「能登さくら駅」の通り、桜の名所となっている。中部の駅百選に選定。 穴水…終点駅。石川県最北端の駅で穴水町の中心駅。愛称は「まいもんの里駅」。 輪島方面だけではなく、かつてはこの駅から能登線にも接続していた。 車両基地があり、上記の引退した車両も保存されている。 追記修正宜しくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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