Vシリーズ(小説)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/28(火) 00:05:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){{{ いったい、四人のうち誰が、 こんな面倒を引き寄せているのだろう? }}} 「Vシリーズ」とは、森博嗣の小説シリーズ。 便利屋の保呂草潤平、大学生の小鳥遊練無と香具山紫子、自称科学者の瀬在丸紅子を主人公としている。 コンセプトは『シャープ・シンプル・スパイシィ』の『SSS』 シリーズ名は、探偵役をつとめる紅子のイニシャルからきている。   【概要】 全10作。 黒猫の三角 Delta in the Darkness 人形式モナリザ Shape of Things Human 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away 赤緑黒白 Red Green Black and White 「S&Mシリーズ」よりクラシックな舞台設定。 パーティ中の豪邸で、豪華客船で、孤立した山奥の屋敷でと、いかにもミステリィらしい場所で事件がおきるが、密室ものが多いのは共通している。 「黒猫の三角」のみ、皇なつき作画で漫画化されている。   【主な登場人物】 ・保呂草潤平 探偵兼便利屋。アパート・阿漕荘の住人。 いつも飄々としているが、かなりの切れ者。 便利屋といいつつ、実体は泥棒。錠前破りや格闘・護身術に精通し、危ない橋もたびたび渡っている模様。美術品への見識も深い。 芸術関連では独自の価値観を持っており、たまに損得抜きで動くこともある。 愛車はフォルクスワーゲン・ビートル。 シリーズは彼による回想レポート、という体裁をとっている。 ・小鳥遊練無 N大医学部2年生。阿漕荘の住人。 名前は「ねりな」と読む。 男の娘。ファンシー系のファッションを好む。地声も高く、仕草まで自然なため、女装しているときには、女の子にしか見えない。 普通の格好のときもある(男の子モード)。たまに語尾が「~なりねorなり」になる。 その点を除けば、非常に真面目で優秀な青年。頭の回転が速く、発想力や論理力にも優れている。 少林寺拳法の道場に通っている。腕前はかなりのもの。   ・香具山紫子 私立大文芸学部2年生。阿漕荘の住人。 名前は「むらさきこ」と読む。通称しこさん。 実家は神戸・芦屋。関西弁で喋る。 長身でショートヘア、ボーイッシュな服装をしており、たまに男と間違えられる。さっぱりした男っぽい性格だが、要所々々で女の子らしさを見せる。 練無は性別を超えた親友。 微妙に面白ズレたセンスの持ち主。たまに間違った言葉を使い、そのたびに練無に突っ込まれている。 ・瀬在丸紅子 自称科学者。 物語の探偵役。バツイチで一児の母。 没落した旧家の令嬢。阿漕荘の向かいの屋敷、桜鳴六画邸の敷地隅にある、無言亭という小屋に、母子+執事で暮らしている。 元令嬢にふさわしい気品を持った美女。かなり独特かつ変則的な人格をしており、性格や機嫌がコロコロ変わる。 客観性や論理力、指向性に優れた頭脳の持ち主。緻密かつ大胆な推理をおこなう。 先夫の林にぞっこん。天敵は祖父江七夏で、林絡みでなにかと衝突する仲。 名前のつづりは「CEZAIMARU Venico」らしい。   ・森川素直 N大医学部2年生。 練無の友人。シリーズ途中で阿漕荘へ引っ越してくる。 いつも冴えない目つきに、とぼけた表情の青年。無口で、話すとよく会話が交差する。姉が古物商をしている。 ・根来機千瑛 瀬在丸家の執事。 苦労人。他の使用人が離散した中、最後まで残っている。練無の通う道場の師範代であり、彼の師匠でもある。練無以上の実力の持ち主。 ・へっくん 紅子と林の息子。 小学6年生。礼儀正しくて大人しい。コーンフレークが好物。 ・林(はやし) 愛知県警捜査一課の刑事。警部。 紅子の先夫。四十路。渋くてダンディなおじさん。 紅子とは、養育費や生活費の支払いなどで、離婚後も月一回は会っている。関係はむしろ、離婚前より深く良好。 夫婦ではないので「瀬在丸さん」と呼んでいるが、うっかり「紅子」と名前呼びしてしまうことも。 その一方で、七夏との愛人関係も続いている。職場の同僚たちはふたりの関係を知らない。   ・祖父江七夏 愛知県警捜査一課の刑事。巡査部長。 林の部下であり愛人。眼鏡っ娘。彼との間には娘がひとりいるが、結婚はしていない。仕事柄、あまり娘の面倒が見れておらず、よく妹に預けている。 男勝りな度胸の持ち主であり、同僚たちからも一目置かれている。 天敵は瀬在丸紅子。林絡みでなにかと衝突する仲。彼女が捜査に介入してくるたび、イライラすることになる。けっこう短気。 保呂草のことを怪しみ、目をつけている。 ・立松 愛知県警捜査一課の刑事。巡査部長。 林の部下で、七夏の同僚。彼女に娘がいることは知っているが、上司との子だとは知らない。七夏に気があるようだが、相手にされてない。 よく余計なことを言っては七夏に頭をはたかれる。 ・各務亜樹良 自称ジャーナリスト。 世間では男として通っているが、実際は女性。保呂草に怪しい仕事を持ってくる、精悍な印象の謎の美女。 よく黒づくめのファッションに、サングラスをかけている。 背後に巨大な組織の影がちらつくが、どのような組織かは、具体的に明らかにすることはなかった。 紅子に対し、一見して苦手意識を持った様子。   ・秋野秀和 保呂草の旧友。 陸上自衛隊に4年間所属していた。「捻れ屋敷~」で保呂草は偽名として、彼の名前を拝借している。 追記修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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