とも(智代アフター)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/10/14(日) 21:16:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_down(▽)タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffb74c){…すきだったら、ちゅーしてほしい}}   [[key]]の作品「[[智代アフター>智代アフター 〜It's a wonderful life〜]]」の主要登場人物の1人。 フルネームは三島とも。 CV:佐々木あかり 智代の両親が互いに冷え切った関係だった頃に父親と愛人との間に生まれた子供。つまり[[智代>坂上智代]]、鷹文とは腹違いの妹にあたる。 物語の序盤に唐突に朋也の住んでいるアパートに現れ、&font(#ff0000){鷹文がさらってきただの朋也の浮気相手が産んだ子供だのと}てんわんやの末に朋也が父親代わりとして智代と共に面倒を見ることになる。 鷹文によると、両親はこの事を知らずその時は丁度結婚記念日の数日後という大切な日だったのでやっとの末に繋がった家族をまた崩壊させたくなかったとのこと。 (知らないプレイヤーには身勝手に見えるかもしれないが、過去に鷹文は冷え切った坂上家を繋げる為に自殺未遂を起こしている)   数日後に幼稚園の先生からともの母親である三島有子が娘を坂上家に預けたという真実が知らされる。何も知らない智代が導き出した答えは&font(#ff0000){ともが母親に捨てられたという事実。} それを聞いた智代がともを自分が幸せにしてみせると決意を固め、恋人である朋也と、そして鷹文と河南子も加えた5人での生活を中心に智代アフターのストーリーが展開していくことになる。 見た目相応の子供らしい純粋な性格でとても人懐っこく、目覚めた直後に朋也のことをパパだと思って抱きついたりする。 それで朋也も引くに引けなくなってしまったのだが智代の方は子供好きということもあり複雑な事情も知ってなのかとものことを溺愛するようになる。 だがその出自故に他人同士が仲違いするということに対してのみ子供らしからぬ敏感な反応を見せる。彼女の前ではどんな些細なケンカも出来なくなる。 そして&font(#ff0000){仲直りの印としてちゅーすることをせがむ。というよりケンカしてなくても仲が良い印にちゅーすることをお願いしたりする。} 智代は恥ずかしながらもともの純粋さには逆らうことが出来ず、結果として彼女の目の前で何回も朋也とのちゅーを見せつけることに… しかしそれは&font(#ffb74c){「自分のママはパパと仲が悪くなって1人になってしまったから」}という思いから来る言葉あり決して軽々しく要求しているものではない。 朋也の下へとやってきたのもただパパに会えると伝えられて回り回って偶然来ただけであり自分が捨てられたなどとは思ってもいなかった。 しばらくは朋也と智代と一緒に楽しく過ごしていたもののやがて違和感を覚えて自分のアパートへと帰るが、既に蛻の殻と化しており1人でうずくまって涙を流す。 そんな姿を見て智代はとものことを優しく抱きしめ、自分が母親代わりになろうという気持ちを益々強めていくことになる。 そして朋也の手引きで母親である三島有子と会うことになるのだが、有子は優しい表情でともの幸せを願っていると伝えて去ってしまう。 呆然とするとものことを智代が背後から抱きしめ&font(#808080){「辛いことは全部終わって、これからは幸せな日々が待っているから」}と自分の想いを伝える。   …key作品では後半で起こりそうな重いイベントが&font(#ff0000){ストーリーの序盤で立て続けに起こる}辺りに智代アフターの異質さが伺える。 その後しばらくは朋也の喧嘩イベントや鷹文のエピソードも交えながら騒がしくも楽しい充実した毎日を過ごしていく。 子供故に純粋無垢で思ったことはズバズバ言い、そして&font(#ff0000){その純粋さを体よく利用されることもしばしば。} (特に河南子は鷹文と言い争いになった時にしょっちゅう彼女を味方につけて上手くやり過ごしている) 朋也達の言う事は基本何でも信用してしまうので「誰が一番ともに信用されているか」などという主題の嘘吐き大会に巻き込まれたりも。 ・この世には人間より大きな虫がいる ・太陽には人が住んでいる ・鷹文は100人いる ・さっき神になった などといった荒唐無稽な嘘を信じてコロコロと表情を変える様は見ていたとても和む。&font(#ff0000){ちょっと良心咎める気もするが。}   &font(#ff0000){以下、重大なネタバレ含む。} ストーリー後半で智代の提案で朋也がともの母親である有子に会いに行くことになるのだが、そこで彼女から真相が語られる。 彼女は元々身寄りが無く夜の仕事をして生活しており、そんな中で智代の父親と出会って恋に落ち娘を身ごもる。 しかし坂上家の関係が修復されたことによって有子はフられることになってしまいそのことに絶望。 生活が切迫して夜の仕事を続けざるをえなくなりそのことが周りの親たちに露見してともは1人ぼっちになってしまう。 そのことに更なるストレスを抱えてこんで仕事を続けた結果過労で倒れてしまい 更に病院で過労とは全く無関係の難病を患っているのが見つかり既に手遅れだという事実まで発覚。 そのことに錯乱し、精神をすり減らし切った末に「自分では娘を幸せには出来ない」と感じてともを坂上家へと託し 自分と同じような未来の無い人々が集まって暮らす小さな辺境地で余生を過ごすことになったという真実が発覚する。   あまりにも残酷な現実を突き付けられ、朋也は&font(#0000ff){「残った時間が少ないからこそともは母親と共にいるべき」}と考えるも 対照的に智代は精神的に酷く不安定になりともはこのまま自分達が幸せにしていくべきだと考え、朋也と決別することになる。 この際連れてきた人物によってはバッドエンドとなり有子の説得に失敗して帰ることとなりそのまま惰性的な三人の生活が続いていくことになる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){しかしトゥルーエンドの内容がアレなのでバッドの方がある意味ハッピーエンドだなんて言われることも…。}}} トゥルーでは朋也ともう1人のキーパーソンの尽力によって有子の住む村に新たな希望を見出すことに成功。説得も無事に成功してともは母親と共に過ごすことになる。 最後の別れの際に朋也の口からともに対して母親と過ごせる時間は長くないと真実が告げられるがともは力強く頷いて答える。 そして直後、決意を固めてともとの別れを受け入れた智代が姿を現し最後の言葉を伝える。   &font(#808080){「とも…」} &font(#808080){「これから、どんなことがあっても…」} &font(#808080){「どんなつらいことがあっても…」} &font(#808080){「私はのりこえてみせるから…」} &font(#808080){「だからともも…」} &font(#808080){「がんばるんだぞ…」} そしてともは母親の下へと駆けていく。智代との約束である強くなるということを誓って… &font(#ff0000){以下、衝撃のネタバレ含む。} ともと別れてから僅か二週間ほどで&font(#ff0000){母親の有子の容態が急変した}というあまりにも辛い現実が訪れることになる。 そして急いでともの下へと向かおうとするその旅路の途中、朋也が倒れてしまい… やがて三年という月日が流れ、智代が辛い現実に立ち向かった末に永遠に続く愛を証明し、朋也が手術を受ける直前に成長したともが駆けつけた。 #center(){&font(#ffb74c){「パパ!」} &font(#ffb74c){「ずっと…」} &font(#ffb74c){「ずっと会いに来てくれなかったから…」} &font(#ffb74c){「ともの方から来ちゃったよ…」} &font(#ffb74c){「パパ…」}   &font(#ffb74c){「ともがパパって呼べるの、パパだけだから…」} &font(#ffb74c){「だから…」} &font(#ffb74c){「だから…!!」} &font(#ffb74c){「…がんばって…!!」}} 本編で語られているともの姿はこれが最後なので後にどうなったかはわからないが、EDの絵を見る限りでは1人になっても挫けることなく強く生きているようである。 知っての通り智代アフターの結末は最終的に幸せな形で終わったCLANNADとは違いあまりにも悲しい現実しか残されていなかったかもしれない。 (全年齢版ではラストにあるシーンが追加されているが&font(#ff0000){それがその後の本当の現実かどうかの確証は無くプレイヤー各自の想像に委ねられている感じである}) それを否定するか肯定するかは人それぞれなので何とも言いようが無いが、ともはきっと智代との約束を守りその辛い現実を受け入れて強く生きている筈である。 そのような物語もまた、だーまえが描きかたかった1つの「人生」の形と言えるかもしれない。 追記・修正は辛い現実を乗り越えられる方がお願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600)} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment
&font(#6495ED){登録日}:2012/10/14(日) 21:16:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ffb74c){…すきだったら、ちゅーしてほしい}}   [[key]]の作品「[[智代アフター>智代アフター 〜It's a wonderful life〜]]」の主要登場人物の1人。 フルネームは三島とも。 CV:佐々木あかり 智代の両親が互いに冷え切った関係だった頃に父親と愛人との間に生まれた子供。つまり[[智代>坂上智代]]、鷹文とは腹違いの妹にあたる。 物語の序盤に唐突に朋也の住んでいるアパートに現れ、&font(#ff0000){鷹文がさらってきただの朋也の浮気相手が産んだ子供だのと}てんわんやの末に朋也が父親代わりとして智代と共に面倒を見ることになる。 鷹文によると、両親はこの事を知らずその時は丁度結婚記念日の数日後という大切な日だったのでやっとの末に繋がった家族をまた崩壊させたくなかったとのこと。 (知らないプレイヤーには身勝手に見えるかもしれないが、過去に鷹文は冷え切った坂上家を繋げる為に自殺未遂を起こしている)   数日後に幼稚園の先生からともの母親である三島有子が娘を坂上家に預けたという真実が知らされる。何も知らない智代が導き出した答えは&font(#ff0000){ともが母親に捨てられたという事実。} それを聞いた智代がともを自分が幸せにしてみせると決意を固め、恋人である朋也と、そして鷹文と河南子も加えた5人での生活を中心に智代アフターのストーリーが展開していくことになる。 見た目相応の子供らしい純粋な性格でとても人懐っこく、目覚めた直後に朋也のことをパパだと思って抱きついたりする。 それで朋也も引くに引けなくなってしまったのだが智代の方は子供好きということもあり複雑な事情も知ってなのかとものことを溺愛するようになる。 だがその出自故に他人同士が仲違いするということに対してのみ子供らしからぬ敏感な反応を見せる。彼女の前ではどんな些細なケンカも出来なくなる。 そして&font(#ff0000){仲直りの印としてちゅーすることをせがむ。というよりケンカしてなくても仲が良い印にちゅーすることをお願いしたりする。} 智代は恥ずかしながらもともの純粋さには逆らうことが出来ず、結果として彼女の目の前で何回も朋也とのちゅーを見せつけることに… しかしそれは&font(#ffb74c){「自分のママはパパと仲が悪くなって1人になってしまったから」}という思いから来る言葉あり決して軽々しく要求しているものではない。 朋也の下へとやってきたのもただパパに会えると伝えられて回り回って偶然来ただけであり自分が捨てられたなどとは思ってもいなかった。 しばらくは朋也と智代と一緒に楽しく過ごしていたもののやがて違和感を覚えて自分のアパートへと帰るが、既に蛻の殻と化しており1人でうずくまって涙を流す。 そんな姿を見て智代はとものことを優しく抱きしめ、自分が母親代わりになろうという気持ちを益々強めていくことになる。 そして朋也の手引きで母親である三島有子と会うことになるのだが、有子は優しい表情でともの幸せを願っていると伝えて去ってしまう。 呆然とするとものことを智代が背後から抱きしめ&font(#808080){「辛いことは全部終わって、これからは幸せな日々が待っているから」}と自分の想いを伝える。   …key作品では後半で起こりそうな重いイベントが&font(#ff0000){ストーリーの序盤で立て続けに起こる}辺りに智代アフターの異質さが伺える。 その後しばらくは朋也の喧嘩イベントや鷹文のエピソードも交えながら騒がしくも楽しい充実した毎日を過ごしていく。 子供故に純粋無垢で思ったことはズバズバ言い、そして&font(#ff0000){その純粋さを体よく利用されることもしばしば。} (特に河南子は鷹文と言い争いになった時にしょっちゅう彼女を味方につけて上手くやり過ごしている) 朋也達の言う事は基本何でも信用してしまうので「誰が一番ともに信用されているか」などという主題の嘘吐き大会に巻き込まれたりも。 ・この世には人間より大きな虫がいる ・太陽には人が住んでいる ・鷹文は100人いる ・さっき神になった などといった荒唐無稽な嘘を信じてコロコロと表情を変える様は見ていたとても和む。&font(#ff0000){ちょっと良心咎める気もするが。}   &font(#ff0000){以下、重大なネタバレ含む。} ストーリー後半で智代の提案で朋也がともの母親である有子に会いに行くことになるのだが、そこで彼女から真相が語られる。 彼女は元々身寄りが無く夜の仕事をして生活しており、そんな中で智代の父親と出会って恋に落ち娘を身ごもる。 しかし坂上家の関係が修復されたことによって有子はフられることになってしまいそのことに絶望。 生活が切迫して夜の仕事を続けざるをえなくなりそのことが周りの親たちに露見してともは1人ぼっちになってしまう。 そのことに更なるストレスを抱えてこんで仕事を続けた結果過労で倒れてしまい 更に病院で過労とは全く無関係の難病を患っているのが見つかり既に手遅れだという事実まで発覚。 そのことに錯乱し、精神をすり減らし切った末に「自分では娘を幸せには出来ない」と感じてともを坂上家へと託し 自分と同じような未来の無い人々が集まって暮らす小さな辺境地で余生を過ごすことになったという真実が発覚する。   あまりにも残酷な現実を突き付けられ、朋也は&font(#0000ff){「残った時間が少ないからこそともは母親と共にいるべき」}と考えるも 対照的に智代は精神的に酷く不安定になりともはこのまま自分達が幸せにしていくべきだと考え、朋也と決別することになる。 この際連れてきた人物によってはバッドエンドとなり有子の説得に失敗して帰ることとなりそのまま惰性的な三人の生活が続いていくことになる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){しかしトゥルーエンドの内容がアレなのでバッドの方がある意味ハッピーエンドだなんて言われることも…。}}} トゥルーでは朋也ともう1人のキーパーソンの尽力によって有子の住む村に新たな希望を見出すことに成功。説得も無事に成功してともは母親と共に過ごすことになる。 最後の別れの際に朋也の口からともに対して母親と過ごせる時間は長くないと真実が告げられるがともは力強く頷いて答える。 そして直後、決意を固めてともとの別れを受け入れた智代が姿を現し最後の言葉を伝える。   &font(#808080){「とも…」} &font(#808080){「これから、どんなことがあっても…」} &font(#808080){「どんなつらいことがあっても…」} &font(#808080){「私はのりこえてみせるから…」} &font(#808080){「だからともも…」} &font(#808080){「がんばるんだぞ…」} そしてともは母親の下へと駆けていく。智代との約束である強くなるということを誓って… &font(#ff0000){以下、衝撃のネタバレ含む。} ともと別れてから僅か二週間ほどで&font(#ff0000){母親の有子の容態が急変した}というあまりにも辛い現実が訪れることになる。 そして急いでともの下へと向かおうとするその旅路の途中、朋也が倒れてしまい… やがて三年という月日が流れ、智代が辛い現実に立ち向かった末に永遠に続く愛を証明し、朋也が手術を受ける直前に成長したともが駆けつけた。 #center(){&font(#ffb74c){「パパ!」} &font(#ffb74c){「ずっと…」} &font(#ffb74c){「ずっと会いに来てくれなかったから…」} &font(#ffb74c){「ともの方から来ちゃったよ…」} &font(#ffb74c){「パパ…」}   &font(#ffb74c){「ともがパパって呼べるの、パパだけだから…」} &font(#ffb74c){「だから…」} &font(#ffb74c){「だから…!!」} &font(#ffb74c){「…がんばって…!!」}} 本編で語られているともの姿はこれが最後なので後にどうなったかはわからないが、EDの絵を見る限りでは1人になっても挫けることなく強く生きているようである。 知っての通り智代アフターの結末は最終的に幸せな形で終わったCLANNADとは違いあまりにも悲しい現実しか残されていなかったかもしれない。 (全年齢版ではラストにあるシーンが追加されているが&font(#ff0000){それがその後の本当の現実かどうかの確証は無くプレイヤー各自の想像に委ねられている感じである}) それを否定するか肯定するかは人それぞれなので何とも言いようが無いが、ともはきっと智代との約束を守りその辛い現実を受け入れて強く生きている筈である。 そのような物語もまた、だーまえが描きかたかった1つの「人生」の形と言えるかもしれない。 追記・修正は辛い現実を乗り越えられる方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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