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藤原ここあがガンガンWINGで連載していた漫画。
『わたしの狼さん。』の続編にあたる物語で、狼さんから続けて登場するキャラクターも多い。
作者曰わく「全員が主人公」
単行本全12巻。ドラマCD化もしている。
■あらすじ
人間と魔物を越えた知能と魔力を持ちながら滅んだとされる種族、魔狼(ライカンスロープ)
人里に憧れながら山奥で一人で暮らしていた魔狼の生き残り「散葉」はある日人との生活を求めて人里へと降りる。
そこで彼女を待っていたものは、記憶を失った幼なじみとの再開や、それぞれの思惑から魔狼を求める者たちとの出会いだった。
それぞれの幸せを探す、魔狼を巡る、心と心が繋がる物語。
■キャラクター紹介
(CVはドラマＣＤ)
○散葉
CV.松岡由貴
ちるは。絶滅したとされている魔狼の生き残り。
外見上は人間と変わりないが驚いたりすると獣耳が出てくる。
長らく山奥の小屋で一人暮らしをしていた。
唯一あった家具のテレビで見た人里に憧れを抱き、人里に降りることを決意する。
長い山暮らしと情報源がテレビのみだったせいで感覚が普通の人とややズレている。
非常に感情豊かで純粋無垢。人を疑うことを知らない。
さらし着用。
○妃サラ=スメラギ
CV.緒方恵美
サラは「木へん」に「叉」と書く。
人里にある魔物の討伐隊に所属しており、17歳の若さで副隊長を務めている、女性と見紛うような美形の少年。
散葉の幼なじみだが妃サラは覚えていない、というより幼少期の記憶を失ってしまっている。
他人に興味を示すことがほとんどない。討伐隊の隊員の名前すらロクに覚えていない。
どんな傷もすぐに治るという特異体質。
曰わく「魔狼の呪い」らしいが……。
○ケイン=クレバート
CV.置鮎龍太郎
討伐隊の隊長。
美しいものが大好き。醜いものは直視できないほどに嫌い。
討伐隊隊長だが直接魔物と戦うことはしない。だが弱いわけではないらしい。
あまり働いていないように見えるが、なんだかんだで隊員からは慕われているようである。
○アベル・ウィンスレット
CV.中田譲治
監査機関所属。討伐隊の仕事振りを査察しに現れる。
元腕利きの工作員らしい。その頃培った変装・擬態能力を活かして伝説の監査となった。
真面目。紅と気が合う。しかし単なる堅物というわけではないようである。
○小桃=サクライ
CV.折笠富美子
狼さんからの続投キャラ。相変わらずレベル0の貧乏勇者。
昴を蝕む魔狼の腕をなんとかするために魔狼を探して散葉たちのもとへやって来た。
○昴=ハーネスト
CV.水島大宙
狼さんからの続投。元魔王。相変わらず小桃至上主義。
小桃に求愛しながら共に旅をしている。
散葉と右腕が共振したことで魔狼の生き残りがいることを知り、小桃と共に散葉を探しに来た。
が、自分の事ながら右腕なんかどうでもいいようである。
○梅
見た目は子犬。中身は謎生物。
解明されるどころか謎が深まるばかりであった。
ミニスカばんざい。
○プリノ=ハーウェル
CV.桑谷夏子
狼さんTOSOLからの続投キャラ。魔王の留守を預かっている。
魔狼のミイラの意志と同調し、「同朋」を探して散葉たちの町を訪ねる。
多少改善されたがまだまだ殺人的ドジは健在。だが以外と機械に強いことが判明。
ファンクラブがあるらしい。
○紅=アカツキ
CV.伊藤健太郎
狼さんから(ry。
プリノの護衛として同行する。
メインの人数が増えたぶんツッコミや世話を焼く機会が増えて忙しい。
生い立ちが少し明らかにされる。
○キャロル=ブルーハース
CV.松本さち
狼さん(ry
紅同様にプリノに護衛として同行。
今回は紅と一緒に昴に振り回されることになる。
可愛いと言われると怒る。
同じく生い立ちについてが明かされる。
○奏=ハーネスト
CV.黒田崇矢
昴の従兄弟。ある目的から昴を連れ戻すために現れる。
無表情な上に痩身長躯に青白い肌と紫色の唇、真夏でも黒ずくめと威圧的というか不気味な外見をしているが実際は穏やかな青年。
笑うと物凄く怖ろしい。
○ミモザ
CV.ゆかな
奏と共に昴を連れ戻すためにやってきた女性。巨乳。
いつも微笑んでいるが口が悪い。
以下、ネタバレ注意
○シグマ
奏とミモザの主で散葉以外の唯一の魔狼の生き残り。
昴の右腕は元は彼のもので現在の右腕は義手である。
いつも被り物をしており、部屋にも大量に被り物があるが、別にこれは彼の趣味ではなく長い時を生きてきて暇だったので作ったとのこと。被り物をしているのは長く生きる為の術の反動によって顔の一部が歪んでしまったのを隠す為。
だが傷があってもかなりのイケメン。
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