TOP4(テニス)

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TOP4(テニス) - (2019/12/12 (木) 01:43:15) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/29(日) 01:48:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- TOP4とは、テニスの男子シングルスで上位に君臨していたロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー の4名のことである。 彼らの戦いは非常にレベルが高く「神々の戦い」「異次元のテニス」と称される。 日本でもBIG4(ビッグ4)、四強、四天王など様々な呼び方があるが、海外ではTOP4という名称がもっとも一般的だと思う。 ではまずこの4名について簡単に紹介。 &bold(){&color(green){&big(){◇ロジャー・フェデラー/Roger Federer(スイス)}}} 1981年8月8日生まれ。 右打ち/バックハンド片手打ち 男子でも珍しくなった片手バックハンドによる、巧みなラケット使いによる自由自在なストロークとネットプレー、そして球種やコースの読みにくいサーブが特徴。 難しいショットや狭いコースをつくリターンなどハイレベルなプレイを難なくこなすように見えるため、「フェデラーを見ているとテニスが簡単なスポーツに見えてしまう」とすら言われる。 史上最高のテニスプレイヤー。2000~2009年は彼の時代。 4大大会最多優勝記録、世界ランキング1位最長通算在位記録、世界ランキング1位最長連続在位記録、年間最終戦最多優勝記録など数々の記録を持つ。 なんだただの神か。 キャリアの長さと華麗なプレー、そして溢れ出るテニス愛からファンはおじさん、更に略してフェデおじと呼んで親しんでいる。 テニスはやるのはもちろん見るのも大好きで「大会中はいろいろな試合を追いかけるのが大変だよ」というコメントが出てくるほど。 招待された地元のサッカーチームの試合観戦中にスマフォでテニスの試合を見ていたエピソードは一部で有名(ちなみに見ていたの同輩ワウリンカの全仏決勝)。 30代も半ばになった近年はさすがに年齢による衰えが…少しずつ見えてきていますがそれでもまだ強い。 長年に渡って多くの試合をこなしながら故障知らずの選手でもあったのだが、2013年からは背中や腰が時折痛むようになり 2016年は膝に大怪我をしてしまい欠場が増え、ランキングは16位まで落ちることに。 (なおこの膝の怪我、テニス由来の怪我ではなく理由は自宅の風呂掃除中に娘に声をかけられ振り向いた際に痛めたというもの。長年の蓄積疲労のダメージもあるのだろうが。) しかし2017年の全豪にて決勝まで進み、同じく手首の故障から復活して決勝まで進んだ長年の好敵手ナダルをフルセットの末に制し、35歳で復活優勝。 その後はハードコートの大会にいくつか出た後、芝のウィンブルドンに全力を注ぐため全仏オープンを含めたクレーコートの大会を全て欠場することを表明。 そして迎えたウィンブルドン。他の上位シードが次々と敗れていく波乱のなかでフェデラーは全ての試合をストレートで制し、5年ぶり8度目となる悲願の優勝を達成。 フェデラーが2016年度と2017年度に休養を多く取ったのも、全ては「ウィンブルドンでもう一度優勝したい」という思いからだったのである。 2018年には1位復帰も成し遂げた。 ちなみに現在でこそ短髪で温和なイメージのあるフェデラーだが、二十歳そこそこの若い頃は長めの髪と激しい癇癪持ちで知られておりラケットもガンガン壊していた。 若い頃の姿は反省はしているものの、年齢を重ねた今でも試合に熱くなると審判や相手選手に食ってかかったりボールを打ち上げたりして警告を受ける姿が見られる。 &bold(){&color(red){&big(){◇ラファエル・ナダル/Rafael Nadal(スペイン)}}} 1986年6月3日生まれ。 左打ち((日常生活では右利き。テニスをやるにあたって左打ちを習得した。))/バックハンド両手打ち 強烈なスピンショットと広いコートカバーリングが特徴。 無尽蔵のスタミナと脅威の身体能力を誇り、長いラリーや試合終盤でも敏捷性は衰えず、相手のウイニングショットすらスーパーショットで返してしまう超人。 4人の中では明確なルーティーンを持ち、水を飲んではくるくる回してラベルをコートに向ける、コートに入る際にはラインを踏まない、サーブレシーブの前には毎回服を整えてから左手で鼻→右耳→鼻→左耳と触れていく姿が見られる。 おかげでルーティーンに時間を取られ何度も対戦相手から苦情が来たりコーションを喰らっていた、ナダルだから許されていると言われていたが、流石に流石なので、2019年度よりプレー間ショットクロックが導入された。 %%そしたらショットクロックを見ながらルーティンを行う始末。%%ボールを地面にバウンドさせる回数を減らしたりしてちょっとは高速化に協力している。 上に書いたフェデラーの世界ランキング1位の連続保持記録を止めた人物。 通算対戦成績でもフェデラーに24勝16敗(2019年12月現在)と勝ち越しているただの神その2。 フェデラーの次点や一部で上回るほどの実績を持ち、直接対決でも勝ち越していることからナダルを「史上最強のテニスプレイヤー」と呼ぶ者もいる。 4大大会制覇に加えてオリンピックで金メダルを獲得している数少ないゴールデンスラム達成者の一人。 4大大会を制覇するだけでも相当に困難なものであり達成者は歴代で10人もいないが、ゴールデンスラム達成者はわずかに2人。((もっともオリンピック競技としてのテニスには長い中断期間があり、1928~84年の間は公式競技から外されていた。ゴールデンスラムの語が生まれたのはソウル五輪が行われた1988年とテニスの歴史からみれば比較的最近にあたる。)) フェデラーやジョコビッチも4大大会制覇は達成しているが五輪のシングルス金メダルは持っていない((ちなみにゴールデンスラムに加えて年間最終戦で優勝することを「スーパー・スラム」と呼ぶがこちらはナダルも達成できていない。男子で過去に達成したのはもう一人のゴールデンスラム達成者であるアンドレ・アガシ氏ただ一人である。))。 特にクレー(土)のコートでは無敵の強さを誇る「クレーコート・キング」。&font(l){あまりの強さに一部では「土魔神」と呼ばれている。} 4大大会で唯一クレーコートである全仏オープンには2005年に初出場しなんとそのまま19歳で初優勝。全仏出場を始めてから優勝を逃したのはわずかに3回のみ。 (なお優勝できなかった残り3大会もナダルは優勝者と直接戦っていない。&bold(){つまり現在、ナダルに勝って全仏に優勝した人物はいないのである。}) 2019年に全仏12勝目を上げ、ついに「GS単独大会の優勝回数」の記録を更新した。 かつての全仏オープンは人によって得手不得手があるクレーコートという特性から度々番狂わせが発生したため「全仏には魔物が棲む」と言われていたようだが、 ナダルの登場以降は&bold(){「ナダルが不調の年でないと他の人が優勝できない」}という別の意味で魔境と化している。誰が言ったか「全仏はナダルの家」((ちなみにナダルは全仏の本戦2週目に誕生日を迎える。)) 無敵の強さを見せたフェデラーやジョコビッチが4大大会制覇に数年を要した+まだ全仏で1勝しかしていないのも、ナダルのいる全仏がなかなか獲れなかったからである。 もちろんクレー以外が弱いという訳では決してなく、それは2019年9月に&font(red){&bold(){2005年以来750週連続ランキングトップ10入り}}を記録したという偉業からもわかるだろう。 2016年10月には故郷のマヨルカ島に自身のテニスアカデミーを設立。開校式典には長年のライバルであり親友でもあるフェデラーをゲストとして招いた。 この年は2人とも故障を抱えて成績が落ちており、「俺たちもう終わった扱いされてるけどまだまだ頑張ろうな」と式典会場で笑いながら話したという((フェデラーは故障に加えて年齢面、ナダルは故障での成績低迷や休養を取った時期が過去にも何度かあったため、2人とも再起できないあるいは早々に引退してしまうと見る向きもあった。))が、 翌年にまだまだ頑張るどころか4大大会の優勝を2人で分け合う(しかも互いに得意の芝とクレーは全試合ストレート)ほどの大復活劇を見せるとは誰が想像しただろうか。 ちなみに[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]の大ファンである。 &bold(){&color(purple){&big(){◇ノバク・ジョコビッチ/Novak Djokovic(セルビア)}}} 1987年5月22日生まれ。 右打ち/バックハンド両手打ち 精密機械に例えられる正確なストロークと股関節の柔軟性からくる守備範囲の広さが特徴。 恵まれた身体能力と他の追随を許さない変幻自在のチェンジ・オブ・ペースによりゲームの主導権を奪い取る。 4人の中で特に気性が激しく、1位を経験してからも時折試合中にラケットを散々な形に破壊する姿に「王者としてふさわしくない」と批判を受ける場面も。 この気性の激しさと相手の長所を封じ込めてしまうプレースタイルとを合わせて「最凶のテニスプレイヤー」と呼ばれたりする。 10代でツアー優勝、2008年に初の四大大会優勝や年間最終戦優勝を飾り目覚しい成績を挙げる一方、体調不良による棄権頻発に悩まされていた。 2010年に体調不良の原因がグルテン不耐性((小麦粉などに含まれるグルテンを消化できない体質。ちなみにジョコビッチの父親はピザ屋を経営しており、本人も体質に気づかぬまま普通に食べていた。))と判明してから食事を改善し、成績はさらに飛躍する。 食事を改善して臨んだ2011年には初の世界ランキング1位到達。 4大大会のうち3つで優勝、年間勝敗70勝6敗という凄まじい成績で終えた。(ちなみに6敗のうちの1敗はあの錦織圭)。 その後も好成績を維持し続け、2016年の全仏優勝でついに4大大会制覇を成し遂げた。 年をまたいではいるが2015年のウィンブルドンから続けての4大大会連続優勝でもある。 [[錦織圭]]をきっかけにテニスを見始めた人にとっては活躍時期の重なるジョコビッチの印象が強いであろう。 2014年全米の準決勝で錦織が勝利して以降は一度も勝てておらず、通算対戦成績は錦織から見て2勝15敗(2018全米終了時)。 もっとも対戦成績が悲惨なのは錦織に限ったことではなく、TOP4相手ではランキング10位以内経験者でも負け続きや勝ち星0であることは別に珍しいものではない。 中には&bold(){15戦以上戦って全敗の選手もいる}ほど。恐るべしTOP4。 ちなみに相当にユーモアのある神様で、上の二神や、ポゥ!ことシャラポワ、殺人サーブのロディックなどのハイレベルなモノマネをする。 (実際にプレーするわけではなく、あくまで一発芸だが) &bold(){ウィンブルドン優勝時にはコートの芝を食べる。} 2014年の全仏では雨のために傘をさしにきたボールボーイをベンチの隣に座らせ、自身のラケットとボーイの傘を交換し相合傘に。 トップ選手のラケットに触れてボールボーイは大喜び。さらにボーイに飲み物を差し出して2人で乾杯する姿を見せ、周囲の観客からは大歓声が起きた。 [[ACミラン]]のファン。 2017年は全豪オープンでまさかの2回戦敗退など成績の低迷が続き、また故障のドクターストップが出て大会出場を急遽取りやめるなど不調のシーズンを送った。 そして肘の故障でウィンブルドンを途中棄権して以降は2017年度の全ての大会を欠場した。 2018年1月にツアー復帰。シーズン序盤は痛みの再発もあって全盛期には程遠い状態だったが、4月のクレーシーズンから往年の強さの片鱗も見せ始めており、 7月のウィンブルドン、9月の全米オープンで立て続けに優勝し完全復活を果たした。 また8月第二週のシンシナティ大会優勝で現役中にマスターズ((4大大会に次ぐグレードの大会。全試合3セットマッチ。4大大会だけでなくこちらもTOP4のほぼ独占状態))全9大会を制覇する((サーフェスの種類は大別してハード、クレー、そして風の影響を受けないインドアハード。芝のマスターズはない。))キャリア・ゴールデン・マスターズも達成している。 &bold(){&color(blue){&big(){◇アンディ・マレー/Andy Murray(イギリス)}}} 1987年5月15日生まれ。 右打ち/バックハンド両手打ち コートを縦横無尽に走り回るカウンターパンチャー。ツアー屈指のロブ(山なりの球)の使い手。 抜群の読みと反応により相手のウィナーを封じ、緻密に組み立てられた戦術と素早い攻守の切り替えにより勝利を築く戦術家。 試合中のストレスを独り言の形で発散・整理するのが特徴。 4大大会の優勝回数こそ少ないものの決勝進出は11回に上り((2018年7月現在、決勝進出回数でマレーに次ぐのは優勝3準優勝1のスタン・ワウリンカ4回、その次が優勝1準優勝2のマリン・チリッチ3回))、生涯獲得賞金ランキングでは上記の3人に次ぐ歴代4位。 またオリンピックの男子シングルスでは史上唯一の2連覇を達成している。 2012年全米にて、ジョコビッチとの4時間54分の激闘を制し悲願の4大大会初優勝。 翌年2013年のウィンブルドンでは、実に77年振りとなる地元優勝を果たした。((あまりに長い間イギリス人の優勝者がいなかったため、その間に「門戸を開放した結果、地元勢が外来勢に淘汰されてしまう」という意味の「ウィンブルドン現象」という言葉すら生まれている)) この頃はまだ「4人にするための人数合わせ」「TOP3とそのおまけ((4大大会の優勝実績で3人と大きく離されている上、後に優勝回数でスタン・ワウリンカに並ばれてしまったのが痛い))」「人間希望の星((他3人が異次元過ぎて「テニス星人」とされてた))」等、非常に微妙な評価だったが、 2015年頃から人間の殻を破ることに成功。 2016年にはウィンブルドンで二度目の優勝を飾り、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得してロンドン五輪に続くオリンピック連覇を達成。 さらに秋のツアーで連勝を重ねて11月6日にはついにジョコビッチを超えてついに世界ランク1位に到達。 本当の意味で神々の仲間入りを果たした。 2017年は昨年の反動か序盤から成績が振るわず、また全仏オープン以降はかつて手術もした古傷の腰や臀部の痛みが再発して思うような成績を残せず 8月14日付けのランキングで1位の座をナダルに明け渡した。 そして全米オープンを開始直前で棄権して以降、一部のエキシビジョンマッチを除いて2017年は試合に出場しないことを表明。 2017年末から2018年1月にかけては大会エントリーと欠場表明の繰り返しが続き、全豪オープンの開催中に手術を決断。 2018年6月の芝シーズンからツアー復帰。体への負荷を考え2週連続では大会に出ない、5セットマッチは全米にのみ出場といった慎重なツアー生活を送った。 欠場によるランキングポイントの失効を取り戻すほどには勝利できず、年始に10位代だったランキングは年末に200位代まで落ちてしまったが、 イギリス国民を始めとするテニスファンは彼の再起を期待している。 だが2019年、全豪オープン開始前の記者会見に悲痛な面持ちで現れたマレーはその場で今季限りの引退を発表した。 股関節の怪我は靴や靴下を履くといった日常生活においても痛みが出るほど深刻な状態であり、12月の時点でテニスを諦める決断をしていたという。 「手を尽くしたがどうにもならない」「最後にウィンブルドンでプレーしたいがそれもできるか分からない」「大手術も検討しているが競技でなく日常生活のためだ」 泣きそうになるあまり会見前に一度席を立って仕切り直し、その上でこれらの内容を俯いたまま呟くように話すマレーの姿に多くのテニスファンが衝撃を受けた。 引退試合になるかもしれない全豪1回戦。立て続けに2セットを落とす絶体絶命の危機から驚異の粘りで2-2まで追い上げるも最後は力尽きたマレーは試合後にコート上でインタビューを受けた。 するとそこで「ここに選手として戻ってくるには大きな手術を受けなければならないが~」と今後について現役続行も含めて再検討中であると発言。((敗者がオンコートインタビューを受けるのはほとんどの場合が引退試合。しかも全豪側が引退を前提とした現役選手からのメッセージムービーを作成してインタビュー中に放映しており、当事者のマレーが困惑する姿も。)) 悲痛な会見から数日を経て、少しでも前向きな発言が出たことにファンは喜んだ。 1~2週間のうちに決断すると言われ続報が待たれた中、全豪オープンの後しばらくして右側の股関節を人工股関節に置き換える手術を受けたことを報告した。 しかし人工股関節手術後のスポーツについて、テニスのダブルスは問題ないとされている((ダブルスの名手であるボブ ブライアンが人工股関節手術を受けて2019年からダブルスツアーに復帰している。マレーの人工股関節手術もボブやその担当医と連絡を取った上での決断であった。))一方、シングルスは負荷が大きいためやってはならないとするアメリカの発表がある。 芝シーズンからダブルスツアーへの参加を始めたものの、シングルスは復帰を希望しつつもまだ見通しの立たない状態。今後の決断が待たれる。 ちなみに重度のゲーム好きで、現在の奥さんと結婚する前に一度破局している。 「自宅でゲーム中にロンドンでのエキシビションマッチに呼ばれて慌てて飛んでいった」なんて話も。 一歳年上の兄ジェイミー マレーもテニス選手でありこちらはダブルスのスペシャリスト。 4大大会の男子ダブルスやミックスダブルスでの優勝実績があり、男子のダブルスランキングで1位にいたこともある実力者。 一部の大会やテニスの国別対抗大会であるデビスカップではジェイミーとアンディの兄弟ダブルスを見せることも。 さて、この4名の凄さは分かってもらえたと思う。では、過去10数年の4大大会優勝者を見てみよう 全豪オープン(1月。ハードコート) 2004 &color(green){フェデラー} 2005 サフィン 2006 &color(green){フェデラー} 2007 &color(green){フェデラー} 2008 &color(purple){ジョコビッチ} 2009 &color(red){ナダル} 2010 &color(green){フェデラー} 2011 &color(purple){ジョコビッチ} 2012 &color(purple){ジョコビッチ} 2013 &color(purple){ジョコビッチ} 2014 ワウリンカ 2015 &color(purple){ジョコビッチ} 2016 &color(purple){ジョコビッチ} 2017 &color(green){フェデラー} 2018 &color(green){フェデラー} 2019 &color(purple){ジョコビッチ} 全仏オープン(5月下旬~6月上旬。クレーコート) 2005 &color(red){ナダル} 2006 &color(red){ナダル} 2007 &color(red){ナダル} 2008 &color(red){ナダル} 2009 &color(green){フェデラー} 2010 &color(red){ナダル} 2011 &color(red){ナダル} 2012 &color(red){ナダル} 2013 &color(red){ナダル} 2014 &color(red){ナダル} 2015 ワウリンカ 2016 &color(purple){ジョコビッチ} 2017 &color(red){ナダル} 2018 &color(red){ナダル} 2019 &color(red){ナダル} ウィンブルドン(6月~7月。コートは芝) 2003 &color(green){フェデラー} 2004 &color(green){フェデラー} 2005 &color(green){フェデラー} 2006 &color(green){フェデラー} 2007 &color(green){フェデラー} 2008 &color(red){ナダル} 2009 &color(green){フェデラー} 2010 &color(red){ナダル} 2011 &color(purple){ジョコビッチ} 2012 &color(green){フェデラー} 2013 &color(blue){マレー} 2014 &color(purple){ジョコビッチ} 2015 &color(purple){ジョコビッチ} 2016 &color(blue){マレー} 2017 &color(green){フェデラー} 2018 &color(purple){ジョコビッチ} 2019 &color(purple){ジョコビッチ} 全米オープン(8月下旬~9月上旬。ハードコート) 2004 &color(green){フェデラー} 2005 &color(green){フェデラー} 2006 &color(green){フェデラー} 2007 &color(green){フェデラー} 2008 &color(green){フェデラー} 2009 デルポトロ 2010 &color(red){ナダル} 2011 &color(purple){ジョコビッチ} 2012 &color(blue){マレー} 2013 &color(red){ナダル} 2014 チリッチ 2015 &color(purple){ジョコビッチ} 2016 ワウリンカ 2017 &color(red){ナダル} 2018 &color(purple){ジョコビッチ} 2019 &color(red){ナダル} 以上がTOP4の初優勝から現在までの優勝者一覧である。 お分かり頂けただろうか。ちなみに準優勝やベスト4まで見るとマレーも数多く名前が出る。 これほどまでに、この4名とそれ以外には絶望的な実力差があるのである。 近年は加齢による体力的肉体的衰えや若年層の成長により、TOP4がそのままランキング1位~4位を占めることは少なくなってきている。 特にフェデラーやナダルの2人は2000年代から今に至るまで10年以上も優勝争いを続けており、活躍期間はかなり長い。人気面でも別格。 そして2017年にはTOP4全員が30歳を過ぎ、ジョコビッチとマレーも故障による成績低迷や休養、実質引退を余儀なくされた。 王者たちの怪我や衰えにより徐々に時代が変わる可能性も見せつつはあるが、この4名がテニスのトッププレイヤーであるという点について異を唱える者はいないだろう。 余談 男子シングルス4大大会歴代優勝回数ランキング(2019年ウィンブルドン終了時) 1位 &bold(){&color(green){ロジャー フェデラー}} 20回 2位 &bold(){&color(red){ラファエル ナダル}} 19回 3位 &bold(){&color(purple){ノバク ジョコビッチ}} 16回 4位 ピート サンプラス 14回(1990年代に活躍したアメリカの選手。全仏のみ最高成績がベスト4止まりとなり4大大会制覇はならず。) 男子シングルス1位在位週数(2019年ウィンブルドン終了時) 1位 &bold(){&color(green){ロジャー フェデラー}} 310週(連続237週ランキング1位もトップ) 2位 ピート サンプラス 286週(なお「年間最終ランキング1位の回数」は6回で現在もサンプラスが1位。) 3位 イワン レンドル 270週(1980年代に活躍したチェコスロバキア→アメリカの選手。マレーのウィンブルドン初優勝時のコーチ。) 4位 ジミー コナーズ 268週(1970年代に活躍したアメリカの選手。39歳で全米ベスト4に進み、44歳まで現役を続けた鉄人。) 5位 &bold(){&color(purple){ノバク ジョコビッチ}} 259週+α&bold(){(現1位)} 6位 &bold(){&color(red){ラファエル ナダル}} 196週 (中略) 14位 &bold(){&color(blue){アンディ マレー}} 41週 ちなみに1年間365日÷7≒52.14週である。1ヶ月が4週間と少しと考えればさらにイメージがつかめるかもしれない。 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ウィンブルドン、フェデラーとナダルが早々に消えたけど結局決勝はジョコビッチとマレーと言う… -- 名無しさん (2013-07-06 13:04:07) - なんでや!デルポトロ強いやろ! -- 名無しさん (2013-07-06 13:09:28) - デルポトロは強かった、昨日のジョコビッチとの試合も接戦だったし…でも勝ったのはジョコビッチ。 -- 名無しさん (2013-07-06 15:57:19) - まぁ地元だからしゃーないんだが色々と偏った試合だったな… -- 名無しさん (2013-07-08 04:55:13) - マレーはもう完全に神の仲間入りしてるだろう、逆にフェデラーとナダルは最近翳りが見え始めてる -- 名無しさん (2013-08-31 09:50:20) - 錦織が最近迷い込みつつあるな。完全に迷い込んでしまえw -- 名無しさん (2014-09-07 16:28:57) - 時代が変わりつつあるかもしれん。ていうか、フェデラーとナダルに関してはトップクラスに長くいすぎたw -- 名無しさん (2014-09-08 17:08:08) - ↑↑、錦織が入って四天王から五大明王になるのかw -- 名無しさん (2014-09-08 18:53:10) - ホントに五大明王になっちまった、たまげたなぁ... -- 名無しさん (2014-11-03 18:13:43) - ついに錦織はマレーにも勝ったか。まだナダルには勝ててないんだっけか -- 名無しさん (2014-11-10 08:52:38) - 昨日のフェデラーなんなんあれ。あいつマシーンだ、キラーマジンガだよ。 -- 名無しさん (2014-11-12 08:29:47) - 今はワウリンカが4位だし五大明王ってよりか最後の一枠を何人かで争ってるって感じになってる -- 名無しさん (2014-11-12 09:08:43) - ベンツのCMのルイージってジョコビッチだよなw面長な顔といいウザさを醸す雰囲気といいパーフェクトだわw -- 名無しさん (2014-11-15 01:14:19) - プジョーと契約しているジョコビッチがベンツのCMに出れるのかな -- 名無しさん (2014-11-15 20:15:32) - 当たり前だけどトップの奴らはちょっと強すぎィ。まさに神だわ -- 名無しさん (2014-11-15 20:28:14) - ↑3亀レスだが、契約の関係上ジョコビッチがベンツのCMに出るのはあり得ないだって。だからあれ別人。 -- 名無しさん (2014-12-07 23:41:07) - 錦織も強いけどやっぱ人間の領域だと思う、ナダルとフェデラーの強さは逸脱しとる -- 名無しさん (2015-04-06 18:37:02) - 人類最強が神々に挑むって、厨二ぽくて格好いいやん -- 名無しさん (2015-04-06 20:36:38) - big4の次点にバブが推される事が多いけど個人的にはフェレールだと思う。四大大会優勝がないのが寂しいけどそれ以外の実績(ツアー勝利数、通算勝利数)はbig4以外では抜けてる。 -- 名無しさん (2015-09-07 10:19:25) - ナダルはついに錦織に負けたな。 まあ、怪我もあったから全力が出せてなかったのがあるけど。 -- 名無しさん (2015-09-07 10:28:36) - 去年チリッチが全米勝ったし今年はtop4も崩れるかと思ったが全然だったな。ホント活きのいい若手が現れてほしいわ。何年もtop層が代わり映えしなくてつまらん -- 名無しさん (2015-12-11 09:26:59) - 錦織も人外の領域に辿り着けそうなのにトップ層が遠いな これが所謂越えられない壁ってやつか… -- 名無しさん (2016-04-12 03:04:29) - マレーも頑張ってるがジョコの飛び抜けっぷりが凄い、2016/06/05(全仏終了時ランキング)で8000pts差って… -- 名無しさん (2016-06-07 17:14:13) - あ -- 名無しさん (2016-10-29 03:19:13) - まぁデルポトロは怪我で長期離脱してただけで滅茶苦茶強いからな… -- 名無しさん (2016-10-29 09:47:13) - マレー遂に1位か -- 名無しさん (2016-11-06 03:17:45) - デルポトロは地獄から舞い戻った鬼神よ… 不動の四天王と、それを含む八傑集ってイメージだな、最近のプロテニスは -- 名無しさん (2016-11-07 16:50:53) - マレーはまだ生涯GSがあるから良いかな。ジョコは生涯GS達成した直後のウィンブルドンで負けて年間GS(ないし年間とキャリアゴールデンスラム)の可能性消えてから、もちろん身体の状態もあるだろうが燃え尽き症候群と言うか、目標を失ってる感はあるな… -- 名無しさん (2016-11-07 16:58:26) - 2017年全豪OPの決勝がまさかのフェデラーvsナダルで、フェデラーがフルセットで勝利。両者とも復活劇を見せる。今年のグランドスラムは荒れるでぇ。 -- 名無しさん (2017-01-29 21:48:35) - フェデラーとかナダルはそろそろ世代交代するかなとか思ってて大変すみませんてました…っていうかもうみんな化け物すぎんよ -- 名無しさん (2017-01-29 23:22:10) - 全豪の録画を見終わったので分かる範囲で内容を現在に合わせてみた。決勝戦から表彰式の二人は見事だったなあ。 -- 名無しさん (2017-02-01 19:32:47) - やっぱ神は年齢の影響で多少コケたところでただでは起きないと実感させられた全豪オープンだった。 -- 名無しさん (2017-02-01 19:37:18) - よくわからないから羽生善治さんのコピペのアレで教えてほしい -- 名無しさん (2017-02-01 19:42:14) - ↑優勝回数やランキング一位の在位日数で作れそうではあるけど見かけないですね。外国人選手だからなのかテニスという競技の特性なのか。 -- 名無しさん (2017-02-01 19:57:37) - 羽生さんのコピペ風に言うなら「21世紀になってから今までに4大大会優勝者はのべ65人いる。そのうち47人はこのTOP4の誰かだ」となるか。ちなみにTOP4同士による決勝戦が65回中30回ある。 -- 名無しさん (2017-02-02 02:16:29) - 錦織は天才だけどやはり人間だったね(ガッカリ)。まさか今に至るまでBIG4の人外共のせいでGSどころかMSすら取れないとは思わなかった。MSはさすがにいつかは取れると思うけど・・・ -- 名無しさん (2017-02-11 12:13:34) - テニスの春の祭典と言われるパリバオープンでナダル、錦織を破ったジャック・ソック、そして決勝のワウリンカを破りフェデラーが優勝。しかも相手の棄権を除き全てセットカウント2-0のストレート勝ち。全豪のメディカルタイムアウトを聞いて心配だったけど復調してるっぽいなあ。 -- 名無しさん (2017-03-24 17:17:03) - 2017年全仏にてナダルが10回目の優勝を飾る。相手のワウリンカだってグランドスラムで複数優勝してるしここ数年はランキングも4位以内、プレーからも十分強いのが伝わってきたがナダルが完全に上回っていた。ここまで差がつくのかよ・・・ -- 名無しさん (2017-06-12 12:44:22) - BIG4の2018年全豪結果。マレー:尻の手術を行い欠場。ジョコビッチ:5ヶ月ぶりの公式戦だったが4回戦で肘の痛みが再発しストレート負け。ナダル:準々決勝で足の筋肉を負傷し途中棄権。フェデラー:決勝では危うい場面を見せるも勝ち切り優勝。全豪最多タイとなる6度目の優勝&GS20勝達成。なんで最年長者が一番活躍してるんでしょう。(驚き&呆れ) -- 名無しさん (2018-01-29 00:48:27) - >ジョコビッチとマレーも故障による成績低迷や休養を余儀なくされた。  (ナダルとフェデラーが上がってこないとは言ってない) -- 名無しさん (2018-01-29 01:56:24) - フェデラーついに世界ランク1位に復帰。マジ何なんすかこの人。 -- 名無しさん (2018-02-20 21:29:58) - 今年のウィンブルドンはナダルと錦織破ったジョコビッチって新人が優勝したらしいな(白目) -- 名無しさん (2018-07-16 17:35:04) - ジョコビッチも終わったか、と思った矢先に錦織はおろかナダルもボコって優勝だものなぁ・・・ -- 名無しさん (2018-07-17 14:37:37) - はいはいジョコジョコ知ってた。錦織君だってトップクラスに強いのにあの化物共に勝てないのはしゃーない、みたいになってるのがね・・・。 -- 名無しさん (2018-09-11 14:32:10) - ↑ まあ、しゃあない。 あの化け物共は踏んだ場数からして違い過ぎる。 -- 名無しさん (2018-09-11 15:04:06) - 決勝はスコアだけ見たけどデルポトロですらセットも取れないってなんやねん。3月までボロボロだったのに復活早すぎよ。 -- 名無しさん (2018-09-11 23:31:30) - マレー引退か…怪我が相当重かったんだろうけど早すぎて悲しい -- 名無しさん (2019-01-11 11:48:43) - 今年の全豪、ナダルにストレート勝ちとかジョコビッチとんでもないな。そしてマレーェ…。 -- 名無しさん (2019-02-07 07:10:08) - スポーツ漫画で地方大会だと「決勝はまたあの2校か・・・。」みたいなのがあるけど、四大大会で複数回それがあるってだけでもおかしいよなぁ? しかも何回ぐらいやってるんだろうと思って「ジョコビッチ ナダル」で検索したら『ジョコビッチvs.ナダル』という本家wikipediaの個別項目があって草とかそんな次元じゃなかった。 -- 名無しさん (2019-02-07 09:51:31) - 将棋テニスで羽生さんと対局! -- 名無しさん (2019-03-15 10:34:16) - 今回の全仏でもそうだったけど、もう完全にビッグ3だよね -- 名無しさん (2019-06-05 17:08:55) - ズべレフやティエムはこいつらと比べられ続けるんだろうなと思うと… -- 名無しさん (2019-06-10 21:21:53) - テニス星人に対抗するためにマレーもサイボーグ化するという -- 名無しさん (2019-07-12 23:09:03) - テニスは4大大会の優勝を身内で廻し合っているだけの終わったスポーツ。 -- 名無しさん (2019-07-14 15:17:27) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/29(日) 01:48:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- TOP4とは、テニスの男子シングルスで歴代でも上位の成績を残しているロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー の4名のことである。 彼らの戦いは非常にレベルが高く「神々の戦い」「異次元のテニス」と称される。 日本でもBIG4(ビッグ4)、四強、四天王など様々な呼び方があるが、海外ではTOP4という名称がもっとも一般的だと思う。 ではこの4名について紹介。 &bold(){&color(green){&big(){◇ロジャー・フェデラー/Roger Federer(スイス)}}} 1981年8月8日生まれ。 右打ち/バックハンド片手打ち 男子でも珍しくなった片手バックハンドによる、巧みなラケット使いによる自由自在なストロークとネットプレー、そして球種やコースの読みにくいサーブが特徴。 難しいショットや狭いコースをつくリターンなどハイレベルなプレイを難なくこなすように見えるため、「フェデラーを見ているとテニスが簡単なスポーツに見えてしまう」とすら言われる。 史上最高のテニスプレイヤー。2000~2009年は彼の時代。 4大大会最多優勝記録、世界ランキング1位最長通算在位記録、世界ランキング1位最長連続在位記録、年間最終戦最多優勝記録など数々の記録を持つ。 なんだただの神か。 キャリアの長さと華麗なプレー、そして溢れ出るテニス愛からファンはおじさん、更に略してフェデおじと呼んで親しんでいる。 テニスはやるのはもちろん見るのも大好きで「大会中はいろいろな試合を追いかけるのが大変だよ」というコメントが出てくるほど。 招待された地元のサッカーチームの試合観戦中にスマフォでテニスの試合を見ていたエピソードは一部で有名(ちなみに見ていたの同輩ワウリンカの全仏決勝)。 30代も半ばになった近年はさすがに年齢による衰えが…少しずつ見えてきていますがそれでもまだ強い。 長年に渡って多くの試合をこなしながら故障知らずの選手でもあったのだが、2013年からは背中や腰が時折痛むようになり 2016年は膝に大怪我をしてしまい欠場が増え、ランキングは16位まで落ちることに。 (なおこの膝の怪我、テニス由来の怪我ではなく自宅の風呂掃除中に娘に声をかけられ振り向いた際に痛めたというもの。長年の蓄積疲労のダメージもあるのだろうが。) しかし2017年の全豪にて決勝まで進み、同じく手首の故障から復活して決勝まで進んだ長年の好敵手ナダルをフルセットの末に制し、35歳で復活優勝。 その後はハードコートの大会にいくつか出た後、芝のウィンブルドンに全力を注ぐため全仏オープンを含めたクレーコートの大会を全て欠場することを表明。 そして迎えたウィンブルドン。他の上位シードが次々と敗れていく波乱のなかでフェデラーは全ての試合をストレートで制し、5年ぶり8度目となる悲願の優勝を達成。 フェデラーが2016年度と2017年度に休養を多く取ったのも、全ては「ウィンブルドンでもう一度優勝したい」という思いからだったのである。 2018年には1位復帰も成し遂げた。 ちなみに現在でこそ短髪で温和なイメージのあるフェデラーだが、二十歳そこそこの若い頃は長めの髪と激しい癇癪持ちで知られておりラケットもガンガン壊していた。 若い頃の姿は反省はしているものの、年齢を重ねた今でも試合に熱くなると審判や相手選手に食ってかかったりボールを打ち上げたりして警告を受ける姿が見られる。 &bold(){&color(red){&big(){◇ラファエル・ナダル/Rafael Nadal(スペイン)}}} 1986年6月3日生まれ。 左打ち((日常生活では右利き。テニスをやるにあたって左打ちを習得した。))/バックハンド両手打ち 強烈なスピンショットと広いコートカバーリングが特徴。 無尽蔵のスタミナと脅威の身体能力を誇り、長いラリーや試合終盤でも敏捷性は衰えず、相手のウイニングショットすらスーパーショットで返してしまう超人。 4人の中では明確なルーティーンを持ち、水分補給後は毎回ボトルのラベルの向きを整えて決めた場所に置き、コートに入る際にはラインを踏まない、 サーブレシーブの前には毎回服を整えてから左手で鼻→右耳→鼻→左耳と触れていく姿が見られる。 なおプロテニスは各プレー間に使える時間が決められており、「ルーティーンで規定時間を超えてないか」と対戦相手から苦情が来たり審判から時間超過の警告を受けたりする場面が度々あった。 2018年から各種インターバルの残り時間がコートに表示されるようになり、残り時間を見ながらルーティーンに入るナダルの姿が見られる。 上に書いたフェデラーの世界ランキング1位の連続保持記録を止めた人物。 通算対戦成績でもフェデラーに24勝16敗(2019年12月現在)と勝ち越しているただの神その2。 フェデラーの次点や一部で上回るほどの実績を持ち、直接対決でも勝ち越していることからナダルを「史上最強のテニスプレイヤー」と呼ぶ者もいる。 4大大会制覇に加えてオリンピックで金メダルを獲得している数少ないゴールデンスラム達成者の一人。 4大大会を制覇するだけでも相当に困難なものであり達成者は歴代で10人もいないが、ゴールデンスラム達成者はわずかに2人。((もっともオリンピック競技としてのテニスには長い中断期間があり、1928~84年の間は公式競技から外されていた。ゴールデンスラムの語が生まれたのはソウル五輪が行われた1988年とテニスの歴史からみれば比較的最近にあたる。)) フェデラーやジョコビッチも4大大会制覇は達成しているが五輪のシングルス金メダルは持っていない((ちなみにゴールデンスラムに加えて年間最終戦で優勝することを「スーパー・スラム」と呼ぶがこちらはナダルも達成できていない。男子で過去に達成したのはもう一人のゴールデンスラム達成者であるアンドレ・アガシ氏ただ一人である。))。 特にクレー(土)のコートでは無敵の強さを誇る「クレーコート・キング」。&font(l){あまりの強さに一部では「土魔神」と呼ばれている。} 4大大会で唯一クレーコートである全仏オープンには2005年に初出場しなんとそのまま19歳で初優勝。全仏出場を始めてから優勝を逃したのはわずかに3回のみ。 (なお優勝できなかった残り3大会もナダルは優勝者と直接戦っていない。&bold(){つまり現在、ナダルに勝って全仏に優勝した人物はいないのである。}) 2019年に全仏12勝目を上げ、ついに「男子シングルスでのGS単独大会の優勝回数」の記録を更新した。 かつての全仏オープンは人によって得手不得手があるクレーコートという特性から度々番狂わせが発生したため「全仏には魔物が棲む」と言われていたようだが、 ナダルの登場以降は&bold(){「ナダルが不調の年でないと他の人が優勝できない」}という別の意味で魔境と化している。誰が言ったか「全仏はナダルの家」((ちなみにナダルは全仏の本戦2週目に誕生日を迎える。)) 無敵の強さを見せたフェデラーやジョコビッチが4大大会制覇に数年を要した+まだ全仏で1勝しかしていないのも、ナダルのいる全仏がなかなか獲れなかったからである。 もちろんクレー以外が弱いという訳では決してなく、それは2019年9月に&font(red){&bold(){2005年以来750週で連続ランキングトップ10継続}}を記録したという偉業からもわかるだろう。 2016年10月には故郷のマヨルカ島に自身のテニスアカデミーを設立。開校式典には長年のライバルであり親友でもあるフェデラーをゲストとして招いた。 この年は2人とも故障を抱えて成績が落ちており、「俺たちもう終わった扱いされてるけどまだまだ頑張ろうな」と式典会場で笑いながら話したという((フェデラーは故障に加えて年齢面、ナダルは故障での成績低迷や休養を取った時期が過去にも何度かあったため、2人とも再起できないあるいは早々に引退してしまうと見る向きもあった。))が、 翌年にまだまだ頑張るどころか4大大会の優勝を2人で分け合う(しかも互いに得意の芝とクレーは全試合ストレート)ほどの大復活劇を見せるとは誰が想像しただろうか。 ちなみに[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]の大ファンである。 &bold(){&color(purple){&big(){◇ノバク・ジョコビッチ/Novak Djokovic(セルビア)}}} 1987年5月22日生まれ。 右打ち/バックハンド両手打ち 精密機械に例えられる正確なストロークと股関節の柔軟性からくる守備範囲の広さが特徴。 恵まれた身体能力と他の追随を許さない変幻自在のチェンジ・オブ・ペースによりゲームの主導権を奪い取る。 4人の中で特に気性が激しく、1位を経験してからも時折試合中にラケットを散々な形に破壊する姿に「王者としてふさわしくない」と批判を受ける場面も。 この気性の激しさと相手の長所を封じ込めてしまうプレースタイルとを合わせて「最凶のテニスプレイヤー」と呼ばれたりする。 10代でツアー優勝、2008年に初の四大大会優勝や年間最終戦優勝を飾り目覚しい成績を挙げる一方、謎の体調不良に悩まされていた。 2010年に体調不良の原因がグルテン不耐性((小麦粉などに含まれるグルテンを消化できない体質。ちなみにジョコビッチの父親はピザ屋を経営しており、本人も体質に気づかぬまま普通に食べていた。))と判明してから食事を改善し、成績はさらに飛躍する。 食事を改善して臨んだ2011年には初の世界ランキング1位到達。 4大大会のうち3つで優勝、年間勝敗70勝6敗という凄まじい成績で終えた。(ちなみに6敗のうちの1敗はあの錦織圭)。 その後も好成績を維持し続け、2016年の全仏優勝でついに4大大会制覇を成し遂げた。 年をまたいではいるが2015年のウィンブルドンから続けての4大大会連続優勝でもある。 [[錦織圭]]をきっかけにテニスを見始めた人にとっては活躍時期の重なるジョコビッチの印象が強いであろう。 2014年全米の準決勝で錦織が勝利して以降は一度も勝てておらず、通算対戦成績は錦織から見て2勝15敗(2018全米終了時)。 もっとも対戦成績が悲惨なのは錦織に限ったことではなく、TOP4相手ではランキング10位以内経験者でも負け続きや勝ち星0であることは別に珍しいものではない。 中には&bold(){15戦以上戦って全敗の選手もいる}ほど。恐るべしTOP4。 ちなみに相当にユーモアのある神様で、上の二神や、ポゥ!ことシャラポワ、殺人サーブのロディックなどのハイレベルなモノマネをする。 (実際にプレーするわけではなく、あくまで一発芸だが) &bold(){ウィンブルドン優勝時にはコートの芝を食べる。} 2014年の全仏では雨のために傘をさしにきたボールボーイをベンチの隣に座らせ、自身のラケットとボーイの傘を交換し相合傘に。 トップ選手のラケットに触れてボールボーイは大喜び。さらにボーイに飲み物を差し出して2人で乾杯する姿を見せ、周囲の観客からは大歓声が起きた。 [[ACミラン]]のファン。 2017年は全豪オープンでまさかの2回戦敗退など成績の低迷が続き、また故障のドクターストップが出て大会出場を急遽取りやめるなど不調のシーズンを送った。 そして肘の故障でウィンブルドンを途中棄権して以降は2017年度の全ての大会を欠場した。 2018年1月にツアー復帰。シーズン序盤は痛みの再発もあって全盛期には程遠い状態だったが、4月のクレーシーズンから往年の強さの片鱗も見せ始めており、 7月のウィンブルドン、9月の全米オープンで立て続けに優勝し完全復活を果たした。 また8月第二週のシンシナティ大会優勝で現役中にマスターズ((4大大会に次ぐグレードの大会。全試合3セットマッチ。4大大会だけでなくこちらもTOP4のほぼ独占状態))全9大会を制覇する((サーフェスの種類は大別してハード、クレー、そして風の影響を受けないインドアハード。芝のマスターズはない。))キャリア・ゴールデン・マスターズも達成している。 &bold(){&color(blue){&big(){◇アンディ・マレー/Andy Murray(イギリス)}}} 1987年5月15日生まれ。 右打ち/バックハンド両手打ち コートを縦横無尽に走り回るカウンターパンチャー。ツアー屈指のロブ(山なりの球)の使い手。 抜群の読みと反応により相手のウィナーを封じ、緻密に組み立てられた戦術と素早い攻守の切り替えにより勝利を築く戦術家。 試合中のストレスを独り言の形で発散・整理するのが特徴。 4大大会の優勝回数こそ少ないものの決勝進出は11回に上り((2018年7月現在、決勝進出回数でマレーに次ぐのは優勝3準優勝1のスタン・ワウリンカ4回、その次が優勝1準優勝2のマリン・チリッチ3回))、生涯獲得賞金ランキングでは上記の3人に次ぐ歴代4位。 またオリンピックの男子シングルスでは史上唯一の2連覇を達成している。 2012年全米にて、ジョコビッチとの4時間54分の激闘を制し悲願の4大大会初優勝。 翌年2013年のウィンブルドンでは、実に77年振りとなる地元優勝を果たした。((あまりに長い間イギリス人の優勝者がいなかったため、その間に「門戸を開放した結果、地元勢が外来勢に淘汰されてしまう」という意味の「ウィンブルドン現象」という言葉すら生まれている)) この頃はまだ「4人にするための人数合わせ」「TOP3とそのおまけ((4大大会の優勝実績で3人と大きく離されている上、後に優勝回数でスタン・ワウリンカに並ばれてしまったのが痛い))」「人間希望の星((他3人が異次元過ぎて「テニス星人」とされてた))」等、非常に微妙な評価だったが、 2015年頃から人間の殻を破ることに成功。 2016年にはウィンブルドンで二度目の優勝を飾り、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得してロンドン五輪に続くオリンピック連覇を達成。 さらに秋のツアーで連勝を重ねて11月6日にはついにジョコビッチを超えてついに世界ランク1位に到達。 本当の意味で神々の仲間入りを果たした。 2017年は昨年の反動か序盤から成績が振るわず、また全仏オープン以降はかつて手術もした古傷の腰や臀部の痛みが再発して思うような成績を残せず 8月14日付けのランキングで1位の座をナダルに明け渡した。 その後は大会エントリーと欠場表明の繰り返しが続き、ランキングは10位代に落ちそのまま2017年度を終了。 2018年度に入っても怪我は治らず全豪オープンも欠場。開催中に手術を決断。 芝シーズンからツアー復帰し、2週連続出場や5セットマッチを控え体の負荷を抑えることを重視した慎重なツアー生活を送った。 欠場によるランキングポイントの失効を取り戻すほどには勝利できず、年始に10位代だったランキングは年末に200位代まで落ちてしまったが、 イギリス国民を始めとするテニスファンは彼の再起を期待している。 だが2019年、全豪オープン開始前の記者会見に悲痛な面持ちで現れたマレーはその場で今季限りの引退を発表した。 股関節の怪我は靴や靴下を履くといった日常生活においても痛みが出るほど深刻な状態であり、12月の時点でテニスを諦める決断をしていたという。 「手を尽くしたがどうにもならない」「最後にウィンブルドンでプレーしたいがそれもできるか分からない」「大手術も検討しているが競技でなく日常生活のためだ」 泣きそうになるあまり会見前に一度席を立って仕切り直し、その上でこれらの内容を俯いたまま呟くように話すマレーの姿に多くのテニスファンが衝撃を受けた。 引退試合になるかもしれない全豪1回戦。立て続けに2セットを落とす絶体絶命の危機から驚異の粘りで2-2まで追い上げるも最後は力尽きたマレーは試合後にコート上でインタビューを受けた。 するとそこで「ここに選手として戻ってくるには大きな手術を受けなければならないが~」と今後について現役続行も含めて再検討中であると発言。((敗者がオンコートインタビューを受けるのはほとんどの場合が引退試合。しかも全豪側が引退を前提とした現役選手からのメッセージムービーを作成してインタビュー中に放映しており、当事者のマレーが困惑する姿も。)) 悲痛な会見から数日を経て、少しでも前向きな発言が出たことにファンは喜んだ。 1~2週間のうちに決断すると言われ続報が待たれた中、全豪オープンの後しばらくして右側の股関節を人工股関節に置き換える手術を受けたことを報告した。 シングルスへの復帰希望を語っていたマレーだが、人工股関節手術後のテニスでダブルスは問題ない((ダブルスの名手であるボブ ブライアンが人工股関節手術を受けて2019年からダブルスツアーに復帰している。マレーの人工股関節手術もボブやその担当医と連絡を取った上での決断であった。))がシングルスは禁止とするアメリカの発表もあり、その選択は注目されていた。 リハビリを経て芝シーズンからダブルスツアーへの参加を始める。引退試合に考えていたそウィンブルドンでもダブルスで元気な姿を見せたが、彼はシングルスへの復帰を選択する。 8月のシンシナティ大会でシングルスに復帰。その結果全米ダブルスの出場を取りやめて裏開催の下部大会((スペインマヨルカ島のナダルのアカデミーが会場。))にシングルスで参加。 その後もプロテクトランキング((傷病休養への救済措置。長期欠場前のランキングを使って大会にエントリーできる制度。))や主催者推薦を得てシングルス出場を続け、10月半ばのアントワープ大会で復帰後初のツアー優勝を果たした。 大会のグレードとしては小さいものだが、決勝の相手が実績で度々比較されていたワウリンカ((なおワウリンカも2017年途中で膝を手術しその後半年間休養に入っていた。))であり、トロフィーがテニスのサーブフォームの像なのも何かの縁であろう。 ちなみに重度のゲーム好きで、現在の奥さんと結婚する前に一度破局している。 「自宅でゲーム中にロンドンでのエキシビションマッチに呼ばれて慌てて飛んでいった」なんて話も。 一歳年上の兄ジェイミー マレーもテニス選手でありこちらはダブルスのスペシャリスト。 4大大会の男子ダブルスやミックスダブルスでの優勝実績があり、男子のダブルスランキングで1位にいたこともある実力者。 一部の大会やテニスの国別対抗大会であるデビスカップではジェイミーとアンディの兄弟ダブルスを見せることも。 さて、この4名の凄さは分かってもらえたと思う。では、過去10数年の4大大会優勝者を見てみよう 全豪オープン(1月。ハードコート) 2004 &color(green){フェデラー} 2005 サフィン 2006 &color(green){フェデラー} 2007 &color(green){フェデラー} 2008 &color(purple){ジョコビッチ} 2009 &color(red){ナダル} 2010 &color(green){フェデラー} 2011 &color(purple){ジョコビッチ} 2012 &color(purple){ジョコビッチ} 2013 &color(purple){ジョコビッチ} 2014 ワウリンカ 2015 &color(purple){ジョコビッチ} 2016 &color(purple){ジョコビッチ} 2017 &color(green){フェデラー} 2018 &color(green){フェデラー} 2019 &color(purple){ジョコビッチ} 全仏オープン(5月下旬~6月上旬。クレーコート) 2005 &color(red){ナダル} 2006 &color(red){ナダル} 2007 &color(red){ナダル} 2008 &color(red){ナダル} 2009 &color(green){フェデラー} 2010 &color(red){ナダル} 2011 &color(red){ナダル} 2012 &color(red){ナダル} 2013 &color(red){ナダル} 2014 &color(red){ナダル} 2015 ワウリンカ 2016 &color(purple){ジョコビッチ} 2017 &color(red){ナダル} 2018 &color(red){ナダル} 2019 &color(red){ナダル} ウィンブルドン(6月~7月。コートは芝) 2003 &color(green){フェデラー} 2004 &color(green){フェデラー} 2005 &color(green){フェデラー} 2006 &color(green){フェデラー} 2007 &color(green){フェデラー} 2008 &color(red){ナダル} 2009 &color(green){フェデラー} 2010 &color(red){ナダル} 2011 &color(purple){ジョコビッチ} 2012 &color(green){フェデラー} 2013 &color(blue){マレー} 2014 &color(purple){ジョコビッチ} 2015 &color(purple){ジョコビッチ} 2016 &color(blue){マレー} 2017 &color(green){フェデラー} 2018 &color(purple){ジョコビッチ} 2019 &color(purple){ジョコビッチ} 全米オープン(8月下旬~9月上旬。ハードコート) 2004 &color(green){フェデラー} 2005 &color(green){フェデラー} 2006 &color(green){フェデラー} 2007 &color(green){フェデラー} 2008 &color(green){フェデラー} 2009 デルポトロ 2010 &color(red){ナダル} 2011 &color(purple){ジョコビッチ} 2012 &color(blue){マレー} 2013 &color(red){ナダル} 2014 チリッチ 2015 &color(purple){ジョコビッチ} 2016 ワウリンカ 2017 &color(red){ナダル} 2018 &color(purple){ジョコビッチ} 2019 &color(red){ナダル} 以上がTOP4の初優勝から現在までの優勝者一覧である。 お分かり頂けただろうか。ちなみに準優勝やベスト4まで見るとマレーも数多く名前が出る。 これほどまでに、この4名とそれ以外には絶望的な実力差があるのである。 近年、特に2016年以降は加齢による体力的肉体的衰えや若年層の成長により、TOP4が全員そろって活躍する姿を見ることは難しくなった。 特にフェデラーやナダルの2人は2000年代から今に至るまで10年以上も優勝争いを続けており、活躍期間はかなり長い。人気面でも別格。 そして2017年にはTOP4全員が30歳を過ぎ、ジョコビッチとマレーも故障による成績低迷や休養を余儀なくされた。 王者たちの怪我や衰えにより徐々に時代が変わる可能性も見せつつはあるが、テニスのトッププレイヤーにこの4名を挙げて異を唱える者はいないだろう。 余談 男子シングルス4大大会歴代優勝回数ランキング(2019年全米オープン終了時) 1位 &bold(){&color(green){ロジャー フェデラー}} 20回 2位 &bold(){&color(red){ラファエル ナダル}} 19回 3位 &bold(){&color(purple){ノバク ジョコビッチ}} 16回 4位 ピート サンプラス 14回(1990年代に活躍したアメリカの選手。全仏のみ最高成績がベスト4止まりとなり4大大会制覇はならず。) 男子シングルス1位在位週数(2019年ツアーファイナル終了時) 1位 &bold(){&color(green){ロジャー フェデラー}} 310週(1位連続在位237週も歴代トップ) 2位 ピート サンプラス 286週(なお「年間最終ランキング1位の回数」は6回で現在もサンプラスが1位。2019年末時点でフェデラーナダルジョコビッチは5回で並んでいる。) 3位 イワン レンドル 270週(1980年代に活躍したチェコスロバキア→アメリカの選手。マレーのウィンブルドン初優勝時のコーチ。) 4位 ジミー コナーズ 268週(1970年代に活躍したアメリカの選手。39歳で全米ベスト4に進み、44歳まで現役を続けた鉄人。) 5位 &bold(){&color(purple){ノバク ジョコビッチ}} 259週 6位 &bold(){&color(red){ラファエル ナダル}} 198週+α&bold(){(現1位)} (中略) 14位 &bold(){&color(blue){アンディ マレー}} 41週 ちなみに1年間365日÷7≒52.14週である。1ヶ月が4週間と少しと考えればさらにイメージがつかめるかもしれない。 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ウィンブルドン、フェデラーとナダルが早々に消えたけど結局決勝はジョコビッチとマレーと言う… -- 名無しさん (2013-07-06 13:04:07) - なんでや!デルポトロ強いやろ! -- 名無しさん (2013-07-06 13:09:28) - デルポトロは強かった、昨日のジョコビッチとの試合も接戦だったし…でも勝ったのはジョコビッチ。 -- 名無しさん (2013-07-06 15:57:19) - まぁ地元だからしゃーないんだが色々と偏った試合だったな… -- 名無しさん (2013-07-08 04:55:13) - マレーはもう完全に神の仲間入りしてるだろう、逆にフェデラーとナダルは最近翳りが見え始めてる -- 名無しさん (2013-08-31 09:50:20) - 錦織が最近迷い込みつつあるな。完全に迷い込んでしまえw -- 名無しさん (2014-09-07 16:28:57) - 時代が変わりつつあるかもしれん。ていうか、フェデラーとナダルに関してはトップクラスに長くいすぎたw -- 名無しさん (2014-09-08 17:08:08) - ↑↑、錦織が入って四天王から五大明王になるのかw -- 名無しさん (2014-09-08 18:53:10) - ホントに五大明王になっちまった、たまげたなぁ... -- 名無しさん (2014-11-03 18:13:43) - ついに錦織はマレーにも勝ったか。まだナダルには勝ててないんだっけか -- 名無しさん (2014-11-10 08:52:38) - 昨日のフェデラーなんなんあれ。あいつマシーンだ、キラーマジンガだよ。 -- 名無しさん (2014-11-12 08:29:47) - 今はワウリンカが4位だし五大明王ってよりか最後の一枠を何人かで争ってるって感じになってる -- 名無しさん (2014-11-12 09:08:43) - ベンツのCMのルイージってジョコビッチだよなw面長な顔といいウザさを醸す雰囲気といいパーフェクトだわw -- 名無しさん (2014-11-15 01:14:19) - プジョーと契約しているジョコビッチがベンツのCMに出れるのかな -- 名無しさん (2014-11-15 20:15:32) - 当たり前だけどトップの奴らはちょっと強すぎィ。まさに神だわ -- 名無しさん (2014-11-15 20:28:14) - ↑3亀レスだが、契約の関係上ジョコビッチがベンツのCMに出るのはあり得ないだって。だからあれ別人。 -- 名無しさん (2014-12-07 23:41:07) - 錦織も強いけどやっぱ人間の領域だと思う、ナダルとフェデラーの強さは逸脱しとる -- 名無しさん (2015-04-06 18:37:02) - 人類最強が神々に挑むって、厨二ぽくて格好いいやん -- 名無しさん (2015-04-06 20:36:38) - big4の次点にバブが推される事が多いけど個人的にはフェレールだと思う。四大大会優勝がないのが寂しいけどそれ以外の実績(ツアー勝利数、通算勝利数)はbig4以外では抜けてる。 -- 名無しさん (2015-09-07 10:19:25) - ナダルはついに錦織に負けたな。 まあ、怪我もあったから全力が出せてなかったのがあるけど。 -- 名無しさん (2015-09-07 10:28:36) - 去年チリッチが全米勝ったし今年はtop4も崩れるかと思ったが全然だったな。ホント活きのいい若手が現れてほしいわ。何年もtop層が代わり映えしなくてつまらん -- 名無しさん (2015-12-11 09:26:59) - 錦織も人外の領域に辿り着けそうなのにトップ層が遠いな これが所謂越えられない壁ってやつか… -- 名無しさん (2016-04-12 03:04:29) - マレーも頑張ってるがジョコの飛び抜けっぷりが凄い、2016/06/05(全仏終了時ランキング)で8000pts差って… -- 名無しさん (2016-06-07 17:14:13) - あ -- 名無しさん (2016-10-29 03:19:13) - まぁデルポトロは怪我で長期離脱してただけで滅茶苦茶強いからな… -- 名無しさん (2016-10-29 09:47:13) - マレー遂に1位か -- 名無しさん (2016-11-06 03:17:45) - デルポトロは地獄から舞い戻った鬼神よ… 不動の四天王と、それを含む八傑集ってイメージだな、最近のプロテニスは -- 名無しさん (2016-11-07 16:50:53) - マレーはまだ生涯GSがあるから良いかな。ジョコは生涯GS達成した直後のウィンブルドンで負けて年間GS(ないし年間とキャリアゴールデンスラム)の可能性消えてから、もちろん身体の状態もあるだろうが燃え尽き症候群と言うか、目標を失ってる感はあるな… -- 名無しさん (2016-11-07 16:58:26) - 2017年全豪OPの決勝がまさかのフェデラーvsナダルで、フェデラーがフルセットで勝利。両者とも復活劇を見せる。今年のグランドスラムは荒れるでぇ。 -- 名無しさん (2017-01-29 21:48:35) - フェデラーとかナダルはそろそろ世代交代するかなとか思ってて大変すみませんてました…っていうかもうみんな化け物すぎんよ -- 名無しさん (2017-01-29 23:22:10) - 全豪の録画を見終わったので分かる範囲で内容を現在に合わせてみた。決勝戦から表彰式の二人は見事だったなあ。 -- 名無しさん (2017-02-01 19:32:47) - やっぱ神は年齢の影響で多少コケたところでただでは起きないと実感させられた全豪オープンだった。 -- 名無しさん (2017-02-01 19:37:18) - よくわからないから羽生善治さんのコピペのアレで教えてほしい -- 名無しさん (2017-02-01 19:42:14) - ↑優勝回数やランキング一位の在位日数で作れそうではあるけど見かけないですね。外国人選手だからなのかテニスという競技の特性なのか。 -- 名無しさん (2017-02-01 19:57:37) - 羽生さんのコピペ風に言うなら「21世紀になってから今までに4大大会優勝者はのべ65人いる。そのうち47人はこのTOP4の誰かだ」となるか。ちなみにTOP4同士による決勝戦が65回中30回ある。 -- 名無しさん (2017-02-02 02:16:29) - 錦織は天才だけどやはり人間だったね(ガッカリ)。まさか今に至るまでBIG4の人外共のせいでGSどころかMSすら取れないとは思わなかった。MSはさすがにいつかは取れると思うけど・・・ -- 名無しさん (2017-02-11 12:13:34) - テニスの春の祭典と言われるパリバオープンでナダル、錦織を破ったジャック・ソック、そして決勝のワウリンカを破りフェデラーが優勝。しかも相手の棄権を除き全てセットカウント2-0のストレート勝ち。全豪のメディカルタイムアウトを聞いて心配だったけど復調してるっぽいなあ。 -- 名無しさん (2017-03-24 17:17:03) - 2017年全仏にてナダルが10回目の優勝を飾る。相手のワウリンカだってグランドスラムで複数優勝してるしここ数年はランキングも4位以内、プレーからも十分強いのが伝わってきたがナダルが完全に上回っていた。ここまで差がつくのかよ・・・ -- 名無しさん (2017-06-12 12:44:22) - BIG4の2018年全豪結果。マレー:尻の手術を行い欠場。ジョコビッチ:5ヶ月ぶりの公式戦だったが4回戦で肘の痛みが再発しストレート負け。ナダル:準々決勝で足の筋肉を負傷し途中棄権。フェデラー:決勝では危うい場面を見せるも勝ち切り優勝。全豪最多タイとなる6度目の優勝&GS20勝達成。なんで最年長者が一番活躍してるんでしょう。(驚き&呆れ) -- 名無しさん (2018-01-29 00:48:27) - >ジョコビッチとマレーも故障による成績低迷や休養を余儀なくされた。  (ナダルとフェデラーが上がってこないとは言ってない) -- 名無しさん (2018-01-29 01:56:24) - フェデラーついに世界ランク1位に復帰。マジ何なんすかこの人。 -- 名無しさん (2018-02-20 21:29:58) - 今年のウィンブルドンはナダルと錦織破ったジョコビッチって新人が優勝したらしいな(白目) -- 名無しさん (2018-07-16 17:35:04) - ジョコビッチも終わったか、と思った矢先に錦織はおろかナダルもボコって優勝だものなぁ・・・ -- 名無しさん (2018-07-17 14:37:37) - はいはいジョコジョコ知ってた。錦織君だってトップクラスに強いのにあの化物共に勝てないのはしゃーない、みたいになってるのがね・・・。 -- 名無しさん (2018-09-11 14:32:10) - ↑ まあ、しゃあない。 あの化け物共は踏んだ場数からして違い過ぎる。 -- 名無しさん (2018-09-11 15:04:06) - 決勝はスコアだけ見たけどデルポトロですらセットも取れないってなんやねん。3月までボロボロだったのに復活早すぎよ。 -- 名無しさん (2018-09-11 23:31:30) - マレー引退か…怪我が相当重かったんだろうけど早すぎて悲しい -- 名無しさん (2019-01-11 11:48:43) - 今年の全豪、ナダルにストレート勝ちとかジョコビッチとんでもないな。そしてマレーェ…。 -- 名無しさん (2019-02-07 07:10:08) - スポーツ漫画で地方大会だと「決勝はまたあの2校か・・・。」みたいなのがあるけど、四大大会で複数回それがあるってだけでもおかしいよなぁ? しかも何回ぐらいやってるんだろうと思って「ジョコビッチ ナダル」で検索したら『ジョコビッチvs.ナダル』という本家wikipediaの個別項目があって草とかそんな次元じゃなかった。 -- 名無しさん (2019-02-07 09:51:31) - 将棋テニスで羽生さんと対局! -- 名無しさん (2019-03-15 10:34:16) - 今回の全仏でもそうだったけど、もう完全にビッグ3だよね -- 名無しさん (2019-06-05 17:08:55) - ズべレフやティエムはこいつらと比べられ続けるんだろうなと思うと… -- 名無しさん (2019-06-10 21:21:53) - テニス星人に対抗するためにマレーもサイボーグ化するという -- 名無しさん (2019-07-12 23:09:03) - テニスは4大大会の優勝を身内で廻し合っているだけの終わったスポーツ。 -- 名無しさん (2019-07-14 15:17:27) #comment #areaedit(end) }

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