でんきタイプ(ポケモン)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/10/23 Sat 20:57:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(#FFE921){ビリビリ、ってするわよ! ビリビリ!}}} [[ポケットモンスター]]シリーズに登場するタイプの一つ。 名前の通り[[電気>雷属性/電気属性]]を自在に操り武器にする事を得意とするタイプである。 あのポケモンの顔とも言える大人気ポケモンの[[ピカチュウ]]が所属するタイプであり、そのためか割と有名なタイプである。 その他の代表的な電気タイプのポケモンとしては[[サンダース>サンダース(ポケモン)]]や[[コイル>コイル(ポケモン)]]、[[ロトム]]等が挙げられる。 [[複合タイプ>複合タイプ(ポケモン)]]はかなり少なく、強いて挙げるなら[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]との複合が多い。 (ただしそのひこう複合も第五世代から一気に数を増やしただけである) それなりに普遍的なタイプなのか割と序盤から草むらで見かける事が多い。 新しいシリーズが出ると必ずピカチュウ枠の可愛らしい新ポケモンが登場するのもお約束。 ただ安定技の「10まんボルト」を自力で覚えるポケモンが少なく、[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]ではこのために苦労することも。   また電気のある場所を好むためか発電所等の機械的な施設に生息する者も多い。 *【特徴】 ---- 能力値は電気のイメージに漏れず全体的に素早さに優れており、特攻もやや高めの速攻型が多い。 一方で耐久は全体的に低めである。 攻撃面で抜群が取れるタイプは[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]・[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]。 防御面で抵抗を持つタイプはでんき・ひこう・[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]。 攻撃が半減されるタイプは[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]・でんき・[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]。 [[無効化]]されるタイプは[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]。 [[弱点]]のタイプはじめんのみ。 水は電気を通し、鋼鉄は通電、植物に電気は流れず、地面はアースの原理と覚えておこう。 攻撃面に関しては弱点を突けるのが2タイプ、半減が3タイプ、無効が1タイプ、と一見すると不遇にも思える。 しかし、その2タイプが数が多く対戦でもメジャーなタイプのため王劇に関しては割と優秀なタイプ。 「10まんボルト」が「れいとうビーム」や「かえんほうしゃ」(または「[[だいもんじ>大文字]]」)と共に「三種の神器」と呼ばれるように、技威力が全体的に低めで物理・特殊がタイプごとに分かれていた[[第三世代>世代(ポケモン)]]までは[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]としても人気も高かった。 しかし技威力等の問題がある程度解決された第四世代からはサブウェポンとして採用されるケースが大幅に減ってしまっている。 強力なポケモンが多いドラゴンタイプに半減されるのが少し辛いが、[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]の流行で多少気にならなくなった。 また攻撃技に[[まひ>まひ(ポケモン)]]の追加効果を持つ物が多いのも特徴。 まひの効果を持つ技は大半がでんきタイプで、そのためか第六世代からはでんきタイプのポケモンはまひ状態にならなくなった。 電気に一切関係ない「へびにらみ」や「のしかかり」の追加効果も無効。 このため[[マッギョ]]の「じゅうなん」は死に特性となった。   防御面に関しては弱点はじめんのみだが、耐性はでんき・ひこう・はがねのみと乏しく、ほとんどの物理アタッカーが覚える「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」があるのでかなり弱点を突かれやすい。 逆にそのじめんタイプをなんらかの方法で無効化できればかなり打たれ強くなる。 登場当時から耐久型がメジャーだった[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]をはじめ[[ボルトロス]]や[[ロトム]]など現在対戦人気が高い電気ポケモンは大抵地面タイプを無効にしている。 ちなみにかつての純電気は特殊弱点がないことを活かし特殊受けをしていた。 物理より特殊耐久が高い[[ミロカロス]]が物理を受けるのと同じ、と言えば分かるだろう。 全体的に耐久に難があるポケモンが多い事もあり防御面は決して優れているとは言い難い。 また全体的に攻撃技のバリエーションに難があるポケモンが多いのも特徴。 サブウェポンとして「[[くさむすび>くさむすび/けたぐり(ポケモン)]]」や「[[きあいだま]]」があればかなり恵まれているというレベルで、一致技と[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技のみ習得というパターンが大半。 そのためか特に特攻寄りの能力を持つでんきタイプは「[[めざめるパワー]]」を粘る事を推奨されるポケモンがとても多い。 基本的には[[ガブリアス]]や[[ランドロス]]を筆頭に弱点であるじめんや氷4倍ドラゴン対策に[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]安定。 だが、非常に警戒されやすいため、でんき・こおり両方に耐性のある相手への対策として[[草>くさタイプ(ポケモン)]]・[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]・[[地>じめんタイプ(ポケモン)]]が選択されることも。 特殊技は選択肢が豊富で、それぞれの性能も優秀なものや個性的なものが多い。 安定した性能の「10まんボルト」、3割の確率で相手をまひ状態にさせられ[[雨下>雨パ(ポケモン)]]では必中となる「かみなり」、使い勝手の良い交代技「ボルトチェンジ」 [[威力>威力(ポケモン)]]は劣るが命中100と3割麻痺を両立し、[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]ではフィールド全体への攻撃となる「ほうでん」 命中50と不安定だが高威力と100%麻痺のインパクトが強い[[ロマン技>ロマン技(ポケモン)]]であり、「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」や[[Zワザ]]との併用で活用も可能な「でんじほう」等。 もっとも、基本的にシングルでは「10まんボルト」、ダブルでは「ほうでん」と言った命中安定技の採用率が高い。 「かみなり」の威力やまひ率は魅力だが、基本的には仮想敵への確定数重視や雨パ、[[ヤーティ>役割論理(ポケモン)]]での採用が多い。 一方で物理技は「ボルテッカー」等の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]を除くとかなり不遇。 主力技は命中率が100である以外は「とっしん」と同性能という反動技「[[ワイルドボルト]]」 さらに反動を嫌う場合は「かみなりパンチ」や「スパーク」といったメインとしては物足りない低火力技しか残らない。 特に物理型ベースで『[[きあいのタスキ]]』を持つ場合は低火力技をメインにするか特殊技との[[両刀>二刀流/両刀(ポケモン)]]を余儀なくされる。 これらの要素が[[エレキブル]]や[[レントラー]]といった物理電気ポケモン不遇の要因となっている。 そういう意味では[[厳選>厳選(ポケモン)]]難易度が高く初心者向きではないタイプと言える。 特にでんきタイプを持つ伝説のポケモンはメジャーなポケモンが多いのだが、 [[伝説>伝説のポケモン]]は遺伝による個体値操作が出来ないためめざパを粘るのがとても大変で中には理想個体を入手するのにリアルタイムで年単位の時間を要した者もいたりする。 変化技としてはほぼ全てのポケモンが「でんじは」を使用でき、じめん対策の「でんじふゆう」を使えるものも多い。 ちなみに「でんじは」はじめんタイプには効かない。 これは一見当たり前に思えるかもしれないが、一般的に変化技はタイプによって無効化できないので例外的な扱いである。 *【でんきタイプの歴史】 ---- **◆[[第一世代>世代(ポケモン)]]([[赤・緑>ポケットモンスター 赤・緑]]・青・ピカチュウ) でんきタイプの数自体が少ない上、シナリオ攻略上必ず通る場所に登場するでんきタイプは最序盤のトキワのもりに出てくるピカチュウと自力ででんき技を全く覚えない[[ビリリダマ>マルマイン]]しかいなかった。 ピカチュウは出現率が低かったが、稀に出現するという情報が口コミで広がっていったため、頑張って捕まえたトレーナーも少なからずいたことだろう。 しかし頑張って捕まえてもジム戦ではあまり活躍が期待できなかった。 [[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の手持ちはじめん複合、[[カスミ>カスミ(ポケモン)]]の[[スターミー]]は高い特殊と素早さで上から「バブルこうせん」を放ってくるためピカチュウは一撃死、マチスは同じでんきタイプ使い、[[エリカ>エリカ(ポケモン)]]はくさタイプ使い…と相性の悪いジムリーダーが非常に多かったためである。 更に[[チャンピオンロード>チャンピオンロード(ポケモン)]]ではじめん複合の[[ゴローン>ゴローニャ]]が大量に出現するため、レベル上げすら苦労する始末だった。 しかしそれを差し引いても序盤から終盤までそれなりに登場するひこうタイプを蹴散らせる上、半減が少ない特殊アタッカーなのでパーティの相性補完として活躍する。 自力で覚える技は「でんきショック」と「かみなり」しかなく、1個しか手に入らない「10まんボルト」の[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]を誰に使うかが悩みどころ。 ピカチュウ版では中盤まででんきタイプはピカチュウ一択。「10まんボルト」も自力で覚えられるようになり、使い勝手は改善した。 ただ、進化させられないピカチュウを終盤まで使うのはなかなか辛かった。 一方対戦では速攻型の能力を持つポケモンが強く、かつ優秀なみずタイプ(実際は水と言う名前の氷)のポケモンが多かったため、この世代ではかなりメジャー。 特に素早いサンダースは猛威を奮っていた。 しかしこの頃は「めざめるパワー」が無く、特別に「[[なみのり>なみのり(ポケモン)]]」を覚えた[[ライチュウ]]以外は地面タイプに対して無抵抗という欠点も持っていた。 言うまでもないかもしれないが、ピカチュウがアニメの相棒ポケモンとして抜擢され、 ただの[[進化>しんか(ポケモン)]]前ポケモンという枠を飛び越えポケモンという作品のそのものの象徴的存在となった。 上記の波乗りライチュウもその恩恵の賜物である。 **◆第二世代([[金・銀・クリスタル>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]) キキョウジムのリーダーである[[ハヤト>ハヤト(ポケモン)]]は「ひこうタイプなんてでんきタイプでイチコロという奴は許せない」と言っているが、肝心のでんきタイプはキキョウジムをクリアしないと捕まえられない。 一方ででんきタイプの主なポケモンはアサギシティより前で捕まえられるため、水道で大いに活躍する。 クリスタル版では一部の草むらに夜限定でみずタイプが出現するため、レベル上げにも苦労しない。 対戦では「めざめるパワー」の追加により全体的に攻撃範囲が広がり前回と同じくそこそこメジャー。 特に「ほえる」を使える[[ライコウ]]やじめん無効の[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]辺りが猛威を奮っていた。 この世代では一時的に「10まんボルト」のわざマシンが廃止された。 クリスタルで教え技が導入されるまで基本的にメインウェポンは命中不安定な「かみなり」に頼らないといけなかった。 前作からの転送組や[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]技で覚える[[デンリュウ>デンリュウ(ポケモン)]]はまだしも、ライコウは命中安定の一致技が「スパーク」という有様。 ただこの頃から「あまごい」中に「かみなり」が必中するようになり、使い勝手は向上している。 この世代からコイル系にはがねタイプが追加され、耐性が大幅に増えた一方でじめん技の被ダメージが4倍になった。 またピカチュウに専用アイテムである『でんきだま』も追加された。 ちなみに「でんじほう」はこの世代のわざマシンか[[XD>ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア]]の教え技でしか習得できないポケモンも多い。 VC版で覚えさせてから最新作に転送する価値があるかもしれない。 **◆第三世代([[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]・エメラルド/[[FR・LG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]) 新規技も新規ポケは全体的に空気気味。 しかし既存のポケモンの立場はあまり変わらず相変わらずそこそこ活躍している。 ただしこの世代から微妙に個体値の仕様が変わり「めざめるパワー」の厳選難易度が上がったのは少し痛い。 またそれに伴いライコウの厳選難易度が激増し使用者が激減したりしている。 ちなみにこの世代からピカチュウ一族に専用技である「ボルテッカー」が追加された。   また、[[プラスル・マイナン>プラスル/マイナン]]のようなピカチュウを意識したマスコット電気枠が初登場し、 以後全ての世代で必ず登場している。 **◆第四世代([[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]・プラチナ/[[HG・SS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]) 技の仕様変更により物理のでんき技が使用可能になったためか[[レントラー]]等微妙に物理寄りのでんきタイプが増え始める。 しかし高威力物理技の「ボルテッカー」はピカチュウ一族が独占しており、他の物理でんき技は最大威力でも「かみなりパンチ」までしかなくやや火力不足だったり。 この世代からエレブーが[[エレキブル]]に進化し[[特性>特性(ポケモン)]]『でんきエンジン』を習得。でんきタイプでありながらでんきタイプキラーでもあり、 でんきタイプが天敵な筈の[[ギャラドス]]の護衛に付くという裏切り者っぷりを見せつける。 サンダーが「はねやすめ」を習得し耐久型が流行ったりもした。 ちなみにこの世代から特性『ちくでん』が「でんじは」にも効くようになりサンダース等がまひ状態にさせにくくなっている。   **◆第五世代([[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]/[[ブラック2・ホワイト2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]) 待望のそこそこの威力を持つ物理でんき技「ワイルドボルト」の登場。物理寄りのでんきタイプが地位を上げる。 また、サブウェポンとしてこれを持った[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]が出現した。 また、でんき特殊版「とんぼがえり」の「ボルトチェンジ」が追加された。 特性『ひらいしん』に従来の効果+でんき技を受けるとダメージ無効&特攻が一段階上昇効果が追加される。 新規ポケではでんきタイプの中で最強の攻撃を誇るドラゴンタイプを併せ持つ伝説のポケモン「[[ゼクロム]]」が登場した。 サンダーを更にアタッカー寄りにしたような能力を持つ伝説の[[ボルトロス]]が注目されているが徘徊系なので厳選難易度が高く初期は使用者は少なかった。 しかし配信により厳選が楽になり以降使用率を伸ばしている。 見た目のインパクトから[[マッギョ]]が一部で大人気になる。 また、『[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]』持ちで実質弱点無しの[[シビルドン]]も登場。 新規ポケではないが、フォルムチェンジ[[ロトム]]のタイプがでんき+フォルムに対応したタイプに変更された。 **◆第六世代([[X・Y>ポケットモンスター X・Y]]/[[OR・AS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]) 新タイプの加入などで環境が大きく変化したが、でんきタイプは特別問題となる影響を被ることはなかったか。 プラスになった点はでんきタイプの固有耐性としてまひ無効が備わったこと。 これは「へびにらみ」や「しびれごな」なども無効にできるため、実質特性『じゅうなん』が付随したものと同義。 故にまひ撒き要員に対してでんきタイプ全員が役割を持てるようになった。 なお、どうでもいいがこの仕様により[[ニタニタしてるヤツ>マッギョ]]のネタ化も加速した。 マイナス面は「10まんボルト」や「かみなり」の威力低下。 他タイプのメジャーな技も同様の調整をされたとはいえ、やはり並のアタッカーには十分痛手となった。 新ポケはノーマル複合の[[エレザード]]とフェアリー複合の[[デデンネ]]が登場。 どちらも新複合タイプということで期待されたが、ガチ環境で使うにはやや厳しい性能だった。 旧ポケでは[[デンリュウ>デンリュウ(ポケモン)]]と[[ライボルト]]が[[メガシンカ]]を手に入れた。 新技は特攻2段階ダウンの変化技「かいでんぱ」、 そのターンに出されたノーマルタイプの技がでんきタイプに変わる「プラズマシャワー」、 でんき技の威力を1.5倍に強化すると共に[[ねむり>ねむり(ポケモン)]]の状態異常を防ぐ「[[エレキフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」などトリッキーなものが多数追加された。 中でもピカチュウらでんきマスコット枠に用意された新技「ほっぺすりすり」(威力20/命中100/物理+確定まひ)は群を抜いて優秀であり、 これと「このゆびとまれ」で補助を、「いかりのまえば」で火力を、[[努力値]]と持ち物で耐久を補った[[パチリス]]がWCS2014の準決勝、決勝でまさかの大活躍を果たした。 実際の対戦環境に於いては、当時環境トップメタだった[[ファイアロー]]に強い点からでんきタイプ自体の需要が大きく増した。 羽休めサンダーやいかくを撒けるメガライボルトなどが主流。ロトム一族も相変わらず根強い人気を誇っている。 ORAS発売後は厳選難易度が大きく下がった伝説のポケモンが六世代内で全解禁となったので、 広い攻撃範囲や『[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]』を駆使して安定した「でんじは」や「[[いばる>いばる(ポケモン)]]」をバラ撒く、ボルトロス(化身)が終始環境のトップクラスに居座った。 **◆第七世代([[サン・ムーン>ポケットモンスター サン・ムーン]]/[[US・UM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]) 新顔は[[クワガノン]]系、[[トゲデマル]]、[[カプ・コケコ]]、[[デンジュモク]]。 [[リージョンフォーム]]では[[ゴローニャ]]がじめんタイプを捨てていわ/でんきタイプとなり、ライチュウには[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]が追加される。 さらに[[オドリドリ]]のぱちぱちスタイルは[[おっさん>ボルトロス]]やサンダーよろしくひこう複合となる。 この中でもカプ・コケコはS130から催眠無効にしつつの高威力でんき技やサポートが注目されており、 シーズン1での全ルール総合使用率はあのガブリアスを抜いて使用率1位になるという快挙を遂げた。 さらにこのカプ・コケコに強いでんきタイプということで、ボルトロス(霊獣)やヒートロトムが後に再評価されている。 技方面ではでんきタイプお馴染の「でんじは」が安定択として強いと判断されたからか命中率が90になってしまい、まひ状態になった場合の素早さ低下が1/4から1/2になった。 …もっとも後者はむしろ[[ヤドラン]]や[[ナットレイ]]のような鈍足組が「でんじは」抜き調整できなくなりでんきタイプと関係ないポケモンの方が弱体化しているのだが。 同時に『いたずらごころ』と「いばる」も弱体化されたせいで霊獣フォルムと入れ替わる形で化身ボルトロスは完全に衰退してしまった。 でんきタイプではないが、[[ポリゴンZ]]が[[Zワザ]]化した「テクスチャー」で全能力を上げつつでんきタイプになるのが人気。 一致の「10まんボルト」と、相性補完に優れる「れいとうビーム」を覚えるのが理由と思われる。 そして迎えた[[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]。新たな[[幻のポケモン]]、[[ゼラオラ]]が登場した。 **◆第八世代([[ソード・シールド>ポケットモンスター ソード・シールド]]) 新顔はイヌヌワンことワンパチとその進化系[[パルスワン]]、初の[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]複合で性格によって進化時の姿が異なる[[ストリンダー]]系、超鈍足エレキメイカー[[バチンウニ]]、初の[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]複合で毎ターン姿を変える[[モルペコ]]、[[化石から復活した>ガラル地方の化石ポケモン]][[パッチラゴン]]と[[パッチルドン]]。DLCでは新レジ系の[[レジエレキ]]が登場した。 シナリオでは最序盤から手に入る上、育ちが早く火力もそこそこにある速攻型のパルスワンが使いやすい。 エレズンも序盤で預かり屋から譲ってもらえるため、パーティに入れやすい。 既存ポケモンも序盤からそれなりに登場する。 対戦では初期に活躍していたのはロトム。[[ダイマックス]]わざの効果がエレキフィールド展開であったため『ふゆう』のロトムとの相性は良くなかったものの、強豪が軒並み不参加だったこともありかなり見かけるポケモンであった。また、キョダイマックスを持つストリンダー、超高火力のでんき物理技「でんげきくちばし」に特性『[[はりきり>はりきり(ポケモン)]]』を合わせられるパッチラゴンも活躍していた。禁止級ではゼクロムが「りゅうのまい」など便利な技を獲得している。 DLC第1弾では新技「[[ボディプレス>ボディプレス(ポケモン)]]」を獲得した[[ジバコイル]]が復帰、上位ポケモンが禁止されたシリーズ6ではパッチラゴンが1位になるなど、ポテンシャルの高さを見せた。 そして伝説達が完全復帰したDLC第2弾。カプ・コケコは自慢のフィールドが下方修正+後述の「ライジングボルト」習得不可により失速したが、「ねっとう」を習得したライコウ、『まけんき』の有用性が上昇したボルトロスなど全体的に強化点が目立つ。特にサンダーは「[[ぼうふう>ぼうふう(ポケモン)]]」を習得したこともあり使用率トップクラスの大活躍をしている。 新参のレジエレキは、サブウェポンこそ少ないものの、全ポケモン中1位の素早さ種族値200と特性で火力の高まったでんき技で主にダブルバトルで活躍中。 専用技以外の新技は「ライジングボルト」。エレキフィールドのとき地面にいる相手に対しての威力が2倍になる。 一方で「めざめるパワー」が廃止されたため、全体的にサブウェポン不足が深刻になったポケモンが目立つことに。 ***[[Pokémon LEGENDS アルセウス]] マルマイン系統がリージョンフォームを得て[[ヒスイマルマイン>マルマイン(ヒスイのすがた)]]となった。 また、ボルトロスが専用技「かみなりあらし」を習得。 **◆第九世代([[スカーレット・バイオレット>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]) 新顔はピカチュウ枠の[[パーモット]]系統にナンジャモの相棒[[ハラバリー]]系統、さらに電気・飛行の[[タイカイデン]]系統。 さらにパラドックスポケモンの[[スナノケガワ]]・[[テツノカイナ]]・[[テツノイバラ]]・[[タケルライコ]]。 そして何より伝説のポケモン「[[ミライドン]]」。 また、テツノカイナ、テツノイバラを始めとする未来のパラドックスポケモンは「クォークチャージ」というエレキフィールドに反応してステータスを上げる特性を有するため、でんきタイプと相性がいい。 対戦としてはロトムなどが活躍したものの、新要素[[テラスタル]]により相手がいつじめんタイプへと変ずるか読みにくいという向かい風が吹いた。 レギュレーションD以降のシングルルールでは[[ランドロス]]、[[ディンルー]]、[[ガチグマ]](アカツキ)を筆頭に超強力なじめんポケモンが環境トップクラスに多数存在するうえに、でんき技で弱点を突けるひこうポケモンが皆無であることから需要に乏しい状態にある。 *【でんきタイプの主な使い手】 ---- **・一般トレーナー [[でんきやのオヤジ>でんきやのオヤジ(ポケモン)]] でんきグループ ギタリスト トライアスリート(自転車) [[ポケモンごっこ>ポケモンごっこ(ポケモン)]](ピカチュウ) ミュージシャン **・ジムリーダー [[マチス>マチス(ポケモン)]] [[テッセン>テッセン(ポケモン)]] [[デンジ>デンジ(ポケモン)]] [[カミツレ>カミツレ(ポケモン)]] [[シトロン>シトロン(ポケモン)]] [[ナンジャモ>ナンジャモ(ポケモン)]] **・キャプテン [[マーマネ>マーマネ(ポケモン)]] 金銀/HGSSを除きでんきタイプのエキスパートトレーナーはストーリー中盤付近で登場する傾向があり、[[四天王>してんのう(ポケモン)]]での使用者はいない。 強いて言うなればマーマネとはポケモンリーグでしか対戦できないことくらいか。 ガラル地方には使い手が存在せず皆勤賞を逃してしまった。 追記・修正はビリッとお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 齧歯類率が高い… -- 名無しさん (2014-01-02 10:01:29) - ボルトロスを使う人があまりいないとか…電気タイプトップ使用率の一角なのに -- 名無しさん (2014-01-05 23:24:05) - そういや少し前に電気タイプの存在そのものすら許さないくらい嫌う奴がいたような。あれは見ていてマジキチだと思った -- 名無しさん (2014-01-15 04:41:35) - ↑2 BWの時点のままっぽいからねぇ。霊獣もいなかったし -- 名無しさん (2014-01-15 06:35:50) - 雷拳雷牙の採用率下がってそうだなあ…… &br()殆ど対ギャラ専用だったのに四倍じゃなくてなるかもだし -- 名無しさん (2014-01-15 18:17:21) - でんき・どくでエイポケモン -- 名無しさん (2014-01-22 17:47:28) - ↑特性を浮遊にしちまえよ -- 名無しさん (2014-01-22 18:48:39) - ↑浮遊にすると4倍弱点無くせて弱点がエスパーだけになるからね -- 名無しさん (2014-01-24 11:59:00) - ↑ただしかたやぶりは除く -- 名無しさん (2014-01-24 17:11:50) - 地面に弱い理由=理系<体育系 &br()格闘<エスパーは逆ですが… -- 名無しさん (2014-01-24 17:15:49) - ↑地面=アースだからでしょ。 &br()海水で電気拡散しやすいし、電気に抜群の水技欲しいな。 -- 名無しさん (2014-03-07 14:20:52) - 使用者の電気のイメージをポケモンとは別として分けると、マチスとデンジは雷や電撃、テッセンとシトロンは機械的な感じ、カミツレは光や輝き って感じかな -- 名無しさん (2014-04-20 12:33:11) - ゲーフリは電気タイプは弱点が一つだけの代わりに電気・ノーマル以外の技レパートリを貧相な傾向にして調整したようだ。最も技レパートリが少ないという欠点は特殊型には目覚めるパワーがあるので通用しにくいな。しかし、目覚めるパワーは弱体化というか威力60固定になった。 -- 名無しさん (2014-04-21 15:22:06) - 電気はHP低いし半減少ないからすぐ殴られて死ぬイメージが強すぎる -- 名無しさん (2014-05-21 20:20:43) - ↑2シビルドンやエレザード、エレキブル、デンリュウなんかはサブウェポン豊富だけどな。 -- 名無しさん (2014-05-21 20:45:20) - 第4世代ではレントラー、エレキブルの火力は物理<特殊だった。どっちも攻撃が高いが特攻が平均以上もあるからな・・・。技レパートリは物理の方が広いが。 -- 名無しさん (2014-06-27 21:59:03) - 氷技があるかないかで使い勝手が異様に変わるな。氷タイプが弱点かそうでないかで使い勝手が異様に変わる草タイプに通じているな・・・。 -- 名無しさん (2014-07-22 22:42:30) - はじけるほのおを教え技でばらまいてくれないかな -- 名無しさん (2014-09-09 19:26:05) - 速効型の特殊電気は他のポケモンと比べて状態異常に強いね、麻痺しないし火傷しても特殊だから被害は少ないしどっちにしろ長持ちしないからターンダメージもあまり気にならない -- 名無しさん (2015-02-27 10:25:01) - 電気物理技の高火力技は特定のポケモンだけが独占中・・・。クロスサンダー、雷撃をキュレムやビクティニに配るくらいなら他の一般電気タイプにも配ってやれよ! -- 名無しさん (2015-03-17 19:08:47) - ↑その二体、一般ポケじゃないやん?配るならボルテッカーの方だろ、アニポケのピカ様が忘れてるし専用技として拘る人もいないだろ -- 名無しさん (2015-03-26 00:36:36) - サンダー、ライコウ、ボルトロス。準伝説全員がみんな強いってすごいよな。さすがピカチュウが属するタイプだけあって優遇されてる -- 名無しさん (2015-04-07 20:58:05) - ↑×2 コバルオン・ビリジオン・テラキオンの聖なる剣を一般のヒトツキ系に配った前例があるのだが。 -- 名無しさん (2015-04-24 22:41:58) - ↑そっちは準伝だろ。禁止級が禁止級に渡すのとは違うでしょ。 -- 名無しさん (2015-09-21 08:26:14) - 何気に1~6全世代でジムリーダーの使い手の唯一のタイプ。結構な快挙じゃんこれ。 -- 名無しさん (2015-09-24 15:07:33) - ↑でも四天王がいない -- 名無しさん (2015-11-07 05:25:09) - 電気枠どうするってなったら、結局一般ポケならロトムかそれ以外なら準伝でいいってほど、一般と伝説との戦力差がでかいタイプ -- 名無しさん (2015-11-07 10:00:07) - 他タイプのポケモンで電気技を覚えるのはそれなりに多いのに、電気ポケは他タイプの技をなかなか覚えてくれないという……このwikiの電気ポケの項目で「めざパが必要」って何回見たことか -- 名無しさん (2015-11-07 11:05:43) - フェアリーの弱点2タイプと電気の弱点1タイプで言ったら圧倒的にこちらの方が弱点突かれやすいしなあ -- 名無しさん (2016-02-21 22:47:46) - 四天王での使用者がいないという点は逆にジムリーダーでの使用者がいないあくタイプと対になってるな -- 名無しさん (2017-01-05 21:51:15) - ↑悪は敵組織が使ってるからねえ -- 名無しさん (2017-02-13 23:15:30) - ポケモンにおいては弱点の少なさより耐性の多さが重要であることを教えてくれるタイプ。風船や電磁浮遊で弱点対策しても、等倍でサクサク削れます -- 名無しさん (2018-05-14 00:26:11) - ↑単純な耐性の多さならほのおタイプの方が余程優秀 -- 名無しさん (2018-05-14 06:29:29) - それは耐久よりの種族値の電気タイプが少ないからじゃないか? -- 名無しさん (2019-04-13 13:29:29) - めざパがなくなったことでサブウェポンがピンチかな?複合タイプ次第だが -- 名無しさん (2019-12-06 12:03:34) - オーロラビームくらいばらまいてもいいんじゃないか -- 名無しさん (2019-12-06 13:42:39) - 第八世代ではパルスワン、ストリンダー、バチンウニ、モルペコ、パッチラゴン、パッチルドンが追加。しかし対戦では続投できなかった組の影響が大きかったのか、ロトム系とパッチラゴンくらいしか見ないという -- 名無しさん (2020-05-06 05:52:17) - ボルテッカーを配るとまではいかなくても、せめて「びりびりちくちく」がもっと配られる様になれば、物理でんきタイプも活躍しやすくなるかも。 -- 名無しさん (2021-02-23 13:08:29) - 第8世代の話も書きますかね…↑2に加えてサンダーとかレジエレキとかいろいろ語れそう -- 名無しさん (2021-03-16 12:22:50) - 剣盾では史上初の「エキスパートがいない」という事になった。一応クリア後のチャレンジャーにエキスパートがいるが。 -- 名無しさん (2022-10-25 15:11:26) - タイプ全体で耐久がないポケモンが多いせいか、ひこう複合したりふゆう持ったりして唯一の弱点を無効化する事例が何度かある。耐性ガバガバのタイプにとっては羨ましい -- 名無しさん (2022-10-26 01:34:53) - 御三家に採用されたことが無いタイプの一つだが、ピカチュウ枠とのかぶりを避けているのかな。 -- 名無しさん (2022-11-25 22:46:15) - かつて地面弱点が痛いから地面無効のサンボル水ロトムばかりが暴れてたところを、EFでそいつらを強化せず接地電気の強ポケとしてコケコを作ったのには感心した まぁ結局霊獣ボルトや火ロトム等コケコに強い浮いてる電気も台頭したわけだが -- 名無しさん (2023-05-14 14:26:42) - SVで役割対象の飛行タイプが激減した上に、レギュレーションDあたりから環境トップに地面タイプが増えまくったせいで弱タイプに転落して可哀想なことになってる。ここまで電気が冷遇されてるのは初めてなんじゃないか -- 名無しさん (2023-10-15 13:44:28) - ↑SVの地面タイプはガチグマやディンルーみたいなやばい奴が多過ぎる そりゃ辛くなるわとしか言いようがない -- 名無しさん (2023-10-15 16:04:18) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/10/23 Sat 20:57:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(#FFE921){ビリビリ、ってするわよ! ビリビリ!}}} [[ポケットモンスター]]シリーズに登場するタイプの一つ。 名前の通り[[電気>雷属性/電気属性]]を自在に操り武器にする事を得意とするタイプである。 あのポケモンの顔とも言える大人気ポケモンの[[ピカチュウ]]が所属するタイプであり、そのためか割と有名なタイプである。 その他の代表的な電気タイプのポケモンとしては[[サンダース>サンダース(ポケモン)]]や[[コイル>コイル(ポケモン)]]、[[ロトム]]等が挙げられる。 [[複合タイプ>複合タイプ(ポケモン)]]はかなり少なく、強いて挙げるなら[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]との複合が多い。 (ただしそのひこう複合も第五世代から一気に数を増やしただけである) それなりに普遍的なタイプなのか割と序盤から草むらで見かける事が多い。 新しいシリーズが出ると必ずピカチュウ枠の可愛らしい新ポケモンが登場するのもお約束。 ただ安定技の「10まんボルト」を自力で覚えるポケモンが少なく、[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]ではこのために苦労することも。   また電気のある場所を好むためか発電所等の機械的な施設に生息する者も多い。 *【特徴】 ---- 能力値は電気のイメージに漏れず全体的に素早さに優れており、特攻もやや高めの速攻型が多い。 一方で耐久は全体的に低めである。 攻撃面で抜群が取れるタイプは[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]・[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]。 防御面で抵抗を持つタイプはでんき・ひこう・[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]。 攻撃が半減されるタイプは[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]・でんき・[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]。 [[無効化]]されるタイプは[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]。 [[弱点]]のタイプはじめんのみ。 水は電気を通し、鋼鉄は通電、植物に電気は流れず、地面はアースの原理と覚えておこう。 攻撃面に関しては弱点を突けるのが2タイプ、半減が3タイプ、無効が1タイプ、と一見すると不遇にも思える。 しかし、その2タイプが数が多く対戦でもメジャーなタイプのため攻撃に関しては割と優秀なタイプ。 「10まんボルト」が「れいとうビーム」や「かえんほうしゃ」(または「[[だいもんじ>大文字]]」)と共に「三種の神器」と呼ばれるように、技威力が全体的に低めで物理・特殊がタイプごとに分かれていた[[第三世代>世代(ポケモン)]]までは[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]としても人気も高かった。 しかし技威力等の問題がある程度解決された第四世代からはサブウェポンとして採用されるケースが大幅に減ってしまっている。 強力なポケモンが多いドラゴンタイプに半減されるのが少し辛いが、[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]の流行で多少気にならなくなった。 また攻撃技に[[まひ>まひ(ポケモン)]]の追加効果を持つ物が多いのも特徴。 まひの効果を持つ技は大半がでんきタイプで、そのためか第六世代からはでんきタイプのポケモンはまひ状態にならなくなった。 電気に一切関係ない「へびにらみ」や「のしかかり」の追加効果も無効。 このため[[マッギョ]]の「じゅうなん」は死に特性となった。   防御面に関しては弱点はじめんのみだが、耐性はでんき・ひこう・はがねのみと乏しく、ほとんどの物理アタッカーが覚える「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」があるのでかなり弱点を突かれやすい。 逆にそのじめんタイプをなんらかの方法で無効化できればかなり打たれ強くなる。 登場当時から耐久型がメジャーだった[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]をはじめ[[ボルトロス]]や[[ロトム]]など現在対戦人気が高い電気ポケモンは大抵地面タイプを無効にしている。 ちなみにかつての純電気は特殊弱点がないことを活かし特殊受けをしていた。 物理より特殊耐久が高い[[ミロカロス]]が物理を受けるのと同じ、と言えば分かるだろう。 全体的に耐久に難があるポケモンが多い事もあり防御面は決して優れているとは言い難い。 また全体的に攻撃技のバリエーションに難があるポケモンが多いのも特徴。 サブウェポンとして「[[くさむすび>くさむすび/けたぐり(ポケモン)]]」や「[[きあいだま]]」があればかなり恵まれているというレベルで、一致技と[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技のみ習得というパターンが大半。 そのためか特に特攻寄りの能力を持つでんきタイプは「[[めざめるパワー]]」を粘る事を推奨されるポケモンがとても多い。 基本的には[[ガブリアス]]や[[ランドロス]]を筆頭に弱点であるじめんや氷4倍ドラゴン対策に[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]安定。 だが、非常に警戒されやすいため、でんき・こおり両方に耐性のある相手への対策として[[草>くさタイプ(ポケモン)]]・[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]・[[地>じめんタイプ(ポケモン)]]が選択されることも。 特殊技は選択肢が豊富で、それぞれの性能も優秀なものや個性的なものが多い。 安定した性能の「10まんボルト」、3割の確率で相手をまひ状態にさせられ[[雨下>雨パ(ポケモン)]]では必中となる「かみなり」、使い勝手の良い交代技「ボルトチェンジ」 [[威力>威力(ポケモン)]]は劣るが命中100と3割麻痺を両立し、[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]ではフィールド全体への攻撃となる「ほうでん」 命中50と不安定だが高威力と100%麻痺のインパクトが強い[[ロマン技>ロマン技(ポケモン)]]であり、「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」や[[Zワザ]]との併用で活用も可能な「でんじほう」等。 もっとも、基本的にシングルでは「10まんボルト」、ダブルでは「ほうでん」と言った命中安定技の採用率が高い。 「かみなり」の威力やまひ率は魅力だが、基本的には仮想敵への確定数重視や雨パ、[[ヤーティ>役割論理(ポケモン)]]での採用が多い。 一方で物理技は「ボルテッカー」等の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]を除くとかなり不遇。 主力技は命中率が100である以外は「とっしん」と同性能という反動技「[[ワイルドボルト]]」 さらに反動を嫌う場合は「かみなりパンチ」や「スパーク」といったメインとしては物足りない低火力技しか残らない。 特に物理型ベースで『[[きあいのタスキ]]』を持つ場合は低火力技をメインにするか特殊技との[[両刀>二刀流/両刀(ポケモン)]]を余儀なくされる。 これらの要素が[[エレキブル]]や[[レントラー]]といった物理電気ポケモン不遇の要因となっている。 そういう意味では[[厳選>厳選(ポケモン)]]難易度が高く初心者向きではないタイプと言える。 特にでんきタイプを持つ伝説のポケモンはメジャーなポケモンが多いのだが、 [[伝説>伝説のポケモン]]は遺伝による個体値操作が出来ないためめざパを粘るのがとても大変で中には理想個体を入手するのにリアルタイムで年単位の時間を要した者もいたりする。 変化技としてはほぼ全てのポケモンが「でんじは」を使用でき、じめん対策の「でんじふゆう」を使えるものも多い。 ちなみに「でんじは」はじめんタイプには効かない。 これは一見当たり前に思えるかもしれないが、一般的に変化技はタイプによって無効化できないので例外的な扱いである。 *【でんきタイプの歴史】 ---- **◆[[第一世代>世代(ポケモン)]]([[赤・緑>ポケットモンスター 赤・緑]]・青・ピカチュウ) でんきタイプの数自体が少ない上、シナリオ攻略上必ず通る場所に登場するでんきタイプは最序盤のトキワのもりに出てくるピカチュウと自力ででんき技を全く覚えない[[ビリリダマ>マルマイン]]しかいなかった。 ピカチュウは出現率が低かったが、稀に出現するという情報が口コミで広がっていったため、頑張って捕まえたトレーナーも少なからずいたことだろう。 しかし頑張って捕まえてもジム戦ではあまり活躍が期待できなかった。 [[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の手持ちはじめん複合、[[カスミ>カスミ(ポケモン)]]の[[スターミー]]は高い特殊と素早さで上から「バブルこうせん」を放ってくるためピカチュウは一撃死、マチスは同じでんきタイプ使い、[[エリカ>エリカ(ポケモン)]]はくさタイプ使い…と相性の悪いジムリーダーが非常に多かったためである。 更に[[チャンピオンロード>チャンピオンロード(ポケモン)]]ではじめん複合の[[ゴローン>ゴローニャ]]が大量に出現するため、レベル上げすら苦労する始末だった。 しかしそれを差し引いても序盤から終盤までそれなりに登場するひこうタイプを蹴散らせる上、半減が少ない特殊アタッカーなのでパーティの相性補完として活躍する。 自力で覚える技は「でんきショック」と「かみなり」しかなく、1個しか手に入らない「10まんボルト」の[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]を誰に使うかが悩みどころ。 ピカチュウ版では中盤まででんきタイプはピカチュウ一択。「10まんボルト」も自力で覚えられるようになり、使い勝手は改善した。 ただ、進化させられないピカチュウを終盤まで使うのはなかなか辛かった。 一方対戦では速攻型の能力を持つポケモンが強く、かつ優秀なみずタイプ(実際は水と言う名前の氷)のポケモンが多かったため、この世代ではかなりメジャー。 特に素早いサンダースは猛威を奮っていた。 しかしこの頃は「めざめるパワー」が無く、特別に「[[なみのり>なみのり(ポケモン)]]」を覚えた[[ライチュウ]]以外は地面タイプに対して無抵抗という欠点も持っていた。 言うまでもないかもしれないが、ピカチュウがアニメの相棒ポケモンとして抜擢され、 ただの[[進化>しんか(ポケモン)]]前ポケモンという枠を飛び越えポケモンという作品のそのものの象徴的存在となった。 上記の波乗りライチュウもその恩恵の賜物である。 **◆第二世代([[金・銀・クリスタル>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]) キキョウジムのリーダーである[[ハヤト>ハヤト(ポケモン)]]は「ひこうタイプなんてでんきタイプでイチコロという奴は許せない」と言っているが、肝心のでんきタイプはキキョウジムをクリアしないと捕まえられない。 一方ででんきタイプの主なポケモンはアサギシティより前で捕まえられるため、水道で大いに活躍する。 クリスタル版では一部の草むらに夜限定でみずタイプが出現するため、レベル上げにも苦労しない。 対戦では「めざめるパワー」の追加により全体的に攻撃範囲が広がり前回と同じくそこそこメジャー。 特に「ほえる」を使える[[ライコウ]]やじめん無効の[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]辺りが猛威を奮っていた。 この世代では一時的に「10まんボルト」のわざマシンが廃止された。 クリスタルで教え技が導入されるまで基本的にメインウェポンは命中不安定な「かみなり」に頼らないといけなかった。 前作からの転送組や[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]技で覚える[[デンリュウ>デンリュウ(ポケモン)]]はまだしも、ライコウは命中安定の一致技が「スパーク」という有様。 ただこの頃から「あまごい」中に「かみなり」が必中するようになり、使い勝手は向上している。 この世代からコイル系にはがねタイプが追加され、耐性が大幅に増えた一方でじめん技の被ダメージが4倍になった。 またピカチュウに専用アイテムである『でんきだま』も追加された。 ちなみに「でんじほう」はこの世代のわざマシンか[[XD>ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア]]の教え技でしか習得できないポケモンも多い。 VC版で覚えさせてから最新作に転送する価値があるかもしれない。 **◆第三世代([[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]・エメラルド/[[FR・LG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]) 新規技も新規ポケは全体的に空気気味。 しかし既存のポケモンの立場はあまり変わらず相変わらずそこそこ活躍している。 ただしこの世代から微妙に個体値の仕様が変わり「めざめるパワー」の厳選難易度が上がったのは少し痛い。 またそれに伴いライコウの厳選難易度が激増し使用者が激減したりしている。 ちなみにこの世代からピカチュウ一族に専用技である「ボルテッカー」が追加された。   また、[[プラスル・マイナン>プラスル/マイナン]]のようなピカチュウを意識したマスコット電気枠が初登場し、 以後全ての世代で必ず登場している。 **◆第四世代([[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]・プラチナ/[[HG・SS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]) 技の仕様変更により物理のでんき技が使用可能になったためか[[レントラー]]等微妙に物理寄りのでんきタイプが増え始める。 しかし高威力物理技の「ボルテッカー」はピカチュウ一族が独占しており、他の物理でんき技は最大威力でも「かみなりパンチ」までしかなくやや火力不足だったり。 この世代からエレブーが[[エレキブル]]に進化し[[特性>特性(ポケモン)]]『でんきエンジン』を習得。でんきタイプでありながらでんきタイプキラーでもあり、 でんきタイプが天敵な筈の[[ギャラドス]]の護衛に付くという裏切り者っぷりを見せつける。 サンダーが「はねやすめ」を習得し耐久型が流行ったりもした。 ちなみにこの世代から特性『ちくでん』が「でんじは」にも効くようになりサンダース等がまひ状態にさせにくくなっている。   **◆第五世代([[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]/[[ブラック2・ホワイト2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]) 待望のそこそこの威力を持つ物理でんき技「ワイルドボルト」の登場。物理寄りのでんきタイプが地位を上げる。 また、サブウェポンとしてこれを持った[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]が出現した。 また、でんき特殊版「とんぼがえり」の「ボルトチェンジ」が追加された。 特性『ひらいしん』に従来の効果+でんき技を受けるとダメージ無効&特攻が一段階上昇効果が追加される。 新規ポケではでんきタイプの中で最強の攻撃を誇るドラゴンタイプを併せ持つ伝説のポケモン「[[ゼクロム]]」が登場した。 サンダーを更にアタッカー寄りにしたような能力を持つ伝説の[[ボルトロス]]が注目されているが徘徊系なので厳選難易度が高く初期は使用者は少なかった。 しかし配信により厳選が楽になり以降使用率を伸ばしている。 見た目のインパクトから[[マッギョ]]が一部で大人気になる。 また、『[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]』持ちで実質弱点無しの[[シビルドン]]も登場。 新規ポケではないが、フォルムチェンジ[[ロトム]]のタイプがでんき+フォルムに対応したタイプに変更された。 **◆第六世代([[X・Y>ポケットモンスター X・Y]]/[[OR・AS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]) 新タイプの加入などで環境が大きく変化したが、でんきタイプは特別問題となる影響を被ることはなかったか。 プラスになった点はでんきタイプの固有耐性としてまひ無効が備わったこと。 これは「へびにらみ」や「しびれごな」なども無効にできるため、実質特性『じゅうなん』が付随したものと同義。 故にまひ撒き要員に対してでんきタイプ全員が役割を持てるようになった。 なお、どうでもいいがこの仕様により[[ニタニタしてるヤツ>マッギョ]]のネタ化も加速した。 マイナス面は「10まんボルト」や「かみなり」の威力低下。 他タイプのメジャーな技も同様の調整をされたとはいえ、やはり並のアタッカーには十分痛手となった。 新ポケはノーマル複合の[[エレザード]]とフェアリー複合の[[デデンネ]]が登場。 どちらも新複合タイプということで期待されたが、ガチ環境で使うにはやや厳しい性能だった。 旧ポケでは[[デンリュウ>デンリュウ(ポケモン)]]と[[ライボルト]]が[[メガシンカ]]を手に入れた。 新技は特攻2段階ダウンの変化技「かいでんぱ」、 そのターンに出されたノーマルタイプの技がでんきタイプに変わる「プラズマシャワー」、 でんき技の威力を1.5倍に強化すると共に[[ねむり>ねむり(ポケモン)]]の状態異常を防ぐ「[[エレキフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」などトリッキーなものが多数追加された。 中でもピカチュウらでんきマスコット枠に用意された新技「ほっぺすりすり」(威力20/命中100/物理+確定まひ)は群を抜いて優秀であり、 これと「このゆびとまれ」で補助を、「いかりのまえば」で火力を、[[努力値]]と持ち物で耐久を補った[[パチリス]]がWCS2014の準決勝、決勝でまさかの大活躍を果たした。 実際の対戦環境に於いては、当時環境トップメタだった[[ファイアロー]]に強い点からでんきタイプ自体の需要が大きく増した。 羽休めサンダーやいかくを撒けるメガライボルトなどが主流。ロトム一族も相変わらず根強い人気を誇っている。 ORAS発売後は厳選難易度が大きく下がった伝説のポケモンが六世代内で全解禁となったので、 広い攻撃範囲や『[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]』を駆使して安定した「でんじは」や「[[いばる>いばる(ポケモン)]]」をバラ撒く、ボルトロス(化身)が終始環境のトップクラスに居座った。 **◆第七世代([[サン・ムーン>ポケットモンスター サン・ムーン]]/[[US・UM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]) 新顔は[[クワガノン]]系、[[トゲデマル]]、[[カプ・コケコ]]、[[デンジュモク]]。 [[リージョンフォーム]]では[[ゴローニャ]]がじめんタイプを捨てていわ/でんきタイプとなり、ライチュウには[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]が追加される。 さらに[[オドリドリ]]のぱちぱちスタイルは[[おっさん>ボルトロス]]やサンダーよろしくひこう複合となる。 この中でもカプ・コケコはS130から催眠無効にしつつの高威力でんき技やサポートが注目されており、 シーズン1での全ルール総合使用率はあのガブリアスを抜いて使用率1位になるという快挙を遂げた。 さらにこのカプ・コケコに強いでんきタイプということで、ボルトロス(霊獣)やヒートロトムが後に再評価されている。 技方面ではでんきタイプお馴染の「でんじは」が安定択として強いと判断されたからか命中率が90になってしまい、まひ状態になった場合の素早さ低下が1/4から1/2になった。 …もっとも後者はむしろ[[ヤドラン]]や[[ナットレイ]]のような鈍足組が「でんじは」抜き調整できなくなりでんきタイプと関係ないポケモンの方が弱体化しているのだが。 同時に『いたずらごころ』と「いばる」も弱体化されたせいで霊獣フォルムと入れ替わる形で化身ボルトロスは完全に衰退してしまった。 でんきタイプではないが、[[ポリゴンZ]]が[[Zワザ]]化した「テクスチャー」で全能力を上げつつでんきタイプになるのが人気。 一致の「10まんボルト」と、相性補完に優れる「れいとうビーム」を覚えるのが理由と思われる。 そして迎えた[[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]。新たな[[幻のポケモン]]、[[ゼラオラ]]が登場した。 **◆第八世代([[ソード・シールド>ポケットモンスター ソード・シールド]]) 新顔はイヌヌワンことワンパチとその進化系[[パルスワン]]、初の[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]複合で性格によって進化時の姿が異なる[[ストリンダー]]系、超鈍足エレキメイカー[[バチンウニ]]、初の[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]複合で毎ターン姿を変える[[モルペコ]]、[[化石から復活した>ガラル地方の化石ポケモン]][[パッチラゴン]]と[[パッチルドン]]。DLCでは新レジ系の[[レジエレキ]]が登場した。 シナリオでは最序盤から手に入る上、育ちが早く火力もそこそこにある速攻型のパルスワンが使いやすい。 エレズンも序盤で預かり屋から譲ってもらえるため、パーティに入れやすい。 既存ポケモンも序盤からそれなりに登場する。 対戦では初期に活躍していたのはロトム。[[ダイマックス]]わざの効果がエレキフィールド展開であったため『ふゆう』のロトムとの相性は良くなかったものの、強豪が軒並み不参加だったこともありかなり見かけるポケモンであった。また、キョダイマックスを持つストリンダー、超高火力のでんき物理技「でんげきくちばし」に特性『[[はりきり>はりきり(ポケモン)]]』を合わせられるパッチラゴンも活躍していた。禁止級ではゼクロムが「りゅうのまい」など便利な技を獲得している。 DLC第1弾では新技「[[ボディプレス>ボディプレス(ポケモン)]]」を獲得した[[ジバコイル]]が復帰、上位ポケモンが禁止されたシリーズ6ではパッチラゴンが1位になるなど、ポテンシャルの高さを見せた。 そして伝説達が完全復帰したDLC第2弾。カプ・コケコは自慢のフィールドが下方修正+後述の「ライジングボルト」習得不可により失速したが、「ねっとう」を習得したライコウ、『まけんき』の有用性が上昇したボルトロスなど全体的に強化点が目立つ。特にサンダーは「[[ぼうふう>ぼうふう(ポケモン)]]」を習得したこともあり使用率トップクラスの大活躍をしている。 新参のレジエレキは、サブウェポンこそ少ないものの、全ポケモン中1位の素早さ種族値200と特性で火力の高まったでんき技で主にダブルバトルで活躍中。 専用技以外の新技は「ライジングボルト」。エレキフィールドのとき地面にいる相手に対しての威力が2倍になる。 一方で「めざめるパワー」が廃止されたため、全体的にサブウェポン不足が深刻になったポケモンが目立つことに。 ***[[Pokémon LEGENDS アルセウス]] マルマイン系統がリージョンフォームを得て[[ヒスイマルマイン>マルマイン(ヒスイのすがた)]]となった。 また、ボルトロスが専用技「かみなりあらし」を習得。 **◆第九世代([[スカーレット・バイオレット>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]) 新顔はピカチュウ枠の[[パーモット]]系統にナンジャモの相棒[[ハラバリー]]系統、さらに電気・飛行の[[タイカイデン]]系統。 さらにパラドックスポケモンの[[スナノケガワ]]・[[テツノカイナ]]・[[テツノイバラ]]・[[タケルライコ]]。 そして何より伝説のポケモン「[[ミライドン]]」。 また、テツノカイナ、テツノイバラを始めとする未来のパラドックスポケモンは「クォークチャージ」というエレキフィールドに反応してステータスを上げる特性を有するため、でんきタイプと相性がいい。 対戦としてはロトムなどが活躍したものの、新要素[[テラスタル]]により相手がいつじめんタイプへと変ずるか読みにくいという向かい風が吹いた。 レギュレーションD以降のシングルルールでは[[ランドロス]]、[[ディンルー]]、[[ガチグマ]](アカツキ)を筆頭に超強力なじめんポケモンが環境トップクラスに多数存在するうえに、でんき技で弱点を突けるひこうポケモンが皆無であることから需要に乏しい状態にある。 *【でんきタイプの主な使い手】 ---- **・一般トレーナー [[でんきやのオヤジ>でんきやのオヤジ(ポケモン)]] でんきグループ ギタリスト トライアスリート(自転車) [[ポケモンごっこ>ポケモンごっこ(ポケモン)]](ピカチュウ) ミュージシャン **・ジムリーダー [[マチス>マチス(ポケモン)]] [[テッセン>テッセン(ポケモン)]] [[デンジ>デンジ(ポケモン)]] [[カミツレ>カミツレ(ポケモン)]] [[シトロン>シトロン(ポケモン)]] [[ナンジャモ>ナンジャモ(ポケモン)]] **・キャプテン [[マーマネ>マーマネ(ポケモン)]] 金銀/HGSSを除きでんきタイプのエキスパートトレーナーはストーリー中盤付近で登場する傾向があり、[[四天王>してんのう(ポケモン)]]での使用者はいない。 強いて言うなればマーマネとはポケモンリーグでしか対戦できないことくらいか。 ガラル地方には使い手が存在せず皆勤賞を逃してしまった。 追記・修正はビリッとお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 齧歯類率が高い… -- 名無しさん (2014-01-02 10:01:29) - ボルトロスを使う人があまりいないとか…電気タイプトップ使用率の一角なのに -- 名無しさん (2014-01-05 23:24:05) - そういや少し前に電気タイプの存在そのものすら許さないくらい嫌う奴がいたような。あれは見ていてマジキチだと思った -- 名無しさん (2014-01-15 04:41:35) - ↑2 BWの時点のままっぽいからねぇ。霊獣もいなかったし -- 名無しさん (2014-01-15 06:35:50) - 雷拳雷牙の採用率下がってそうだなあ…… &br()殆ど対ギャラ専用だったのに四倍じゃなくてなるかもだし -- 名無しさん (2014-01-15 18:17:21) - でんき・どくでエイポケモン -- 名無しさん (2014-01-22 17:47:28) - ↑特性を浮遊にしちまえよ -- 名無しさん (2014-01-22 18:48:39) - ↑浮遊にすると4倍弱点無くせて弱点がエスパーだけになるからね -- 名無しさん (2014-01-24 11:59:00) - ↑ただしかたやぶりは除く -- 名無しさん (2014-01-24 17:11:50) - 地面に弱い理由=理系<体育系 &br()格闘<エスパーは逆ですが… -- 名無しさん (2014-01-24 17:15:49) - ↑地面=アースだからでしょ。 &br()海水で電気拡散しやすいし、電気に抜群の水技欲しいな。 -- 名無しさん (2014-03-07 14:20:52) - 使用者の電気のイメージをポケモンとは別として分けると、マチスとデンジは雷や電撃、テッセンとシトロンは機械的な感じ、カミツレは光や輝き って感じかな -- 名無しさん (2014-04-20 12:33:11) - ゲーフリは電気タイプは弱点が一つだけの代わりに電気・ノーマル以外の技レパートリを貧相な傾向にして調整したようだ。最も技レパートリが少ないという欠点は特殊型には目覚めるパワーがあるので通用しにくいな。しかし、目覚めるパワーは弱体化というか威力60固定になった。 -- 名無しさん (2014-04-21 15:22:06) - 電気はHP低いし半減少ないからすぐ殴られて死ぬイメージが強すぎる -- 名無しさん (2014-05-21 20:20:43) - ↑2シビルドンやエレザード、エレキブル、デンリュウなんかはサブウェポン豊富だけどな。 -- 名無しさん (2014-05-21 20:45:20) - 第4世代ではレントラー、エレキブルの火力は物理<特殊だった。どっちも攻撃が高いが特攻が平均以上もあるからな・・・。技レパートリは物理の方が広いが。 -- 名無しさん (2014-06-27 21:59:03) - 氷技があるかないかで使い勝手が異様に変わるな。氷タイプが弱点かそうでないかで使い勝手が異様に変わる草タイプに通じているな・・・。 -- 名無しさん (2014-07-22 22:42:30) - はじけるほのおを教え技でばらまいてくれないかな -- 名無しさん (2014-09-09 19:26:05) - 速効型の特殊電気は他のポケモンと比べて状態異常に強いね、麻痺しないし火傷しても特殊だから被害は少ないしどっちにしろ長持ちしないからターンダメージもあまり気にならない -- 名無しさん (2015-02-27 10:25:01) - 電気物理技の高火力技は特定のポケモンだけが独占中・・・。クロスサンダー、雷撃をキュレムやビクティニに配るくらいなら他の一般電気タイプにも配ってやれよ! -- 名無しさん (2015-03-17 19:08:47) - ↑その二体、一般ポケじゃないやん?配るならボルテッカーの方だろ、アニポケのピカ様が忘れてるし専用技として拘る人もいないだろ -- 名無しさん (2015-03-26 00:36:36) - サンダー、ライコウ、ボルトロス。準伝説全員がみんな強いってすごいよな。さすがピカチュウが属するタイプだけあって優遇されてる -- 名無しさん (2015-04-07 20:58:05) - ↑×2 コバルオン・ビリジオン・テラキオンの聖なる剣を一般のヒトツキ系に配った前例があるのだが。 -- 名無しさん (2015-04-24 22:41:58) - ↑そっちは準伝だろ。禁止級が禁止級に渡すのとは違うでしょ。 -- 名無しさん (2015-09-21 08:26:14) - 何気に1~6全世代でジムリーダーの使い手の唯一のタイプ。結構な快挙じゃんこれ。 -- 名無しさん (2015-09-24 15:07:33) - ↑でも四天王がいない -- 名無しさん (2015-11-07 05:25:09) - 電気枠どうするってなったら、結局一般ポケならロトムかそれ以外なら準伝でいいってほど、一般と伝説との戦力差がでかいタイプ -- 名無しさん (2015-11-07 10:00:07) - 他タイプのポケモンで電気技を覚えるのはそれなりに多いのに、電気ポケは他タイプの技をなかなか覚えてくれないという……このwikiの電気ポケの項目で「めざパが必要」って何回見たことか -- 名無しさん (2015-11-07 11:05:43) - フェアリーの弱点2タイプと電気の弱点1タイプで言ったら圧倒的にこちらの方が弱点突かれやすいしなあ -- 名無しさん (2016-02-21 22:47:46) - 四天王での使用者がいないという点は逆にジムリーダーでの使用者がいないあくタイプと対になってるな -- 名無しさん (2017-01-05 21:51:15) - ↑悪は敵組織が使ってるからねえ -- 名無しさん (2017-02-13 23:15:30) - ポケモンにおいては弱点の少なさより耐性の多さが重要であることを教えてくれるタイプ。風船や電磁浮遊で弱点対策しても、等倍でサクサク削れます -- 名無しさん (2018-05-14 00:26:11) - ↑単純な耐性の多さならほのおタイプの方が余程優秀 -- 名無しさん (2018-05-14 06:29:29) - それは耐久よりの種族値の電気タイプが少ないからじゃないか? -- 名無しさん (2019-04-13 13:29:29) - めざパがなくなったことでサブウェポンがピンチかな?複合タイプ次第だが -- 名無しさん (2019-12-06 12:03:34) - オーロラビームくらいばらまいてもいいんじゃないか -- 名無しさん (2019-12-06 13:42:39) - 第八世代ではパルスワン、ストリンダー、バチンウニ、モルペコ、パッチラゴン、パッチルドンが追加。しかし対戦では続投できなかった組の影響が大きかったのか、ロトム系とパッチラゴンくらいしか見ないという -- 名無しさん (2020-05-06 05:52:17) - ボルテッカーを配るとまではいかなくても、せめて「びりびりちくちく」がもっと配られる様になれば、物理でんきタイプも活躍しやすくなるかも。 -- 名無しさん (2021-02-23 13:08:29) - 第8世代の話も書きますかね…↑2に加えてサンダーとかレジエレキとかいろいろ語れそう -- 名無しさん (2021-03-16 12:22:50) - 剣盾では史上初の「エキスパートがいない」という事になった。一応クリア後のチャレンジャーにエキスパートがいるが。 -- 名無しさん (2022-10-25 15:11:26) - タイプ全体で耐久がないポケモンが多いせいか、ひこう複合したりふゆう持ったりして唯一の弱点を無効化する事例が何度かある。耐性ガバガバのタイプにとっては羨ましい -- 名無しさん (2022-10-26 01:34:53) - 御三家に採用されたことが無いタイプの一つだが、ピカチュウ枠とのかぶりを避けているのかな。 -- 名無しさん (2022-11-25 22:46:15) - かつて地面弱点が痛いから地面無効のサンボル水ロトムばかりが暴れてたところを、EFでそいつらを強化せず接地電気の強ポケとしてコケコを作ったのには感心した まぁ結局霊獣ボルトや火ロトム等コケコに強い浮いてる電気も台頭したわけだが -- 名無しさん (2023-05-14 14:26:42) - SVで役割対象の飛行タイプが激減した上に、レギュレーションDあたりから環境トップに地面タイプが増えまくったせいで弱タイプに転落して可哀想なことになってる。ここまで電気が冷遇されてるのは初めてなんじゃないか -- 名無しさん (2023-10-15 13:44:28) - ↑SVの地面タイプはガチグマやディンルーみたいなやばい奴が多過ぎる そりゃ辛くなるわとしか言いようがない -- 名無しさん (2023-10-15 16:04:18) #comment #areaedit(end) }

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