「まるで成長していない…」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
まるで成長していない… - (2021/07/22 (木) 19:49:09) の１つ前との変更点
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#aa(){
iｲ彡 _＝三三三ｆ ヽ
!ｲ 彡彡´_ -_=＝{ 二三三ﾆﾆﾆﾆヽ
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ｆ彡イ彡彡ィ／ ｆ ＿￣ ヾﾕ fヱ‐ｫ て る
ｆ／ミヽ＝＝＝＝＝＝<|-'いシ lr＝〈ｆラ/ !ﾌ い で
ｲｲレ､´彡ｆ ヽ 二 _rソ 弋_ { .ﾘ な 成
ｆﾉ ／） 彡! ｨ ﾉ￣l .い 長
ﾄヾ__ら 'ｲf ｕ ／_ヽ,,テtt,仏 ! ：
|l|ヽ ｰ '/ rfｲｆ〃ｲ川ﾄﾘ / .：
r!lﾄ､{'ー‐ ヽ ´ ヾミ､ / ：
/ ＼ゞ ヽ ヽ ヽ /
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}
「まるで成長していない…」とは、[[SLAM DUNK>SLAM DUNK(スラムダンク)]]における[[安西光義>安西先生]]の台詞であり、同作品の名言の一つである。
なお、彼のもう一つの名言「諦めたら試合終了ですよ」と違い、こちらは正確には&bold(){心中で安西が発した呟き}であって、&bold(){実際に口に出した台詞}ではない。
&bold(){台詞だけで終わらず&font(red,b){「…」を最後につける}のがポイント}である。
※以下、本編(特に189話)の&font(red){かなり重要なネタバレ}を含みます
*＜本編での概要＞
[[桜木花道]]に顎をタプタプされても怒らない程に穏やかで、指導方針も決して押し付けがましくは無く、
選手一人ひとりの個性を伸ばしてチームを育てている、湘北高校バスケ部の監督・安西先生。
しかし、かつて大学のバスケ部で監督をしていた頃の彼は、本編とは正反対に
「&bold(){&ruby(ホワイトヘアードデビル){白髪鬼}}」と呼ばれるほどの怖くて厳しい監督であったことは、
「SLAM DUNK」作中で安西先生が初登場したときから示唆されていた。
湘北高校が陵南高校を破り、インターハイ出場を決めた後のこと。
安西の自宅に、湘北バスケ部メンバーである[[流川楓]]が訪ねてきた。
湘北の中でもトップクラスの実力を誇っていた彼は、もっと上達するためにアメリカに留学しようと思い、安西にそのことを話しに来たのである。
しかし、安西は認めなかった。
&font(#008000){「陵南戦のビデオを見たが…君はまだ[[仙道君>仙道彰]]に及ばない」}
&font(#008000){「今アメリカへ行くという…それは逃げじゃないのかね？ まして全国にはもっと上がいるかも」}
流川にとっては耳に痛い言葉で現実を突きつけ、彼を引き止めたのだ。
とりあえず、その場では&font(#008000){「君は日本一の選手になりなさい。アメリカはそれからでも遅くはない」}という結論に達し、
流川もそれに（渋々ながらも）納得して帰っていった。
しかし、普段は選手の個性を尊重し、自身の方針を押し付けようとはしない彼が、なぜアメリカ留学に関しては首を縦に振らなかったのか？
その理由は、&bold(){あまりにも悲しい彼の過去}にあった……
そして流川も、自身を送ってくれる安西夫人を通じてその過去を知ることとなる。
昔、大学時代の安西のチームには、将来を期待される一人のバスケットプレイヤーがいた。
名を&font(red,b){谷沢龍二}。日本人には珍しい2メートルの長身と、それに似つかわしくない運動能力を持ち合わせていた。
白髪鬼と呼ばれていた当時の安西も、もちろん彼には少なくない期待をかけており、人一倍厳しい練習や叱責で彼をしごき上げていた。
&font(#008000,#cccccc,b){「…谷沢。お前なぁんか勘違いしとりゃせんか？ あ？」}
&bold(){（や……ヤクザだよ、ほとんど…）}
&font(#008000,#cccccc,b){「お前の為にチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ」}
&bold(){「…………」}
しかし、そんな安西の思いとは裏腹に、谷沢は安西に、そしてチーム全体に対して次第にうんざりし始めていた。
&bold(){軍隊のような規律第一の指導法}、&bold(){執拗に繰り返させる基礎練習}、そして&bold(){その筋の人かと思うほどに厳しい叱責}…。
もちろんそれは全て、谷沢に行く行くはスタープレイヤーとして大成して欲しいと願い、その為に基礎的な部分を疎かにせず徹底的に叩き込む為であった。
この基礎を何よりも重視する練習方法自体は、決して間違ってはいない((安西の指導を間近で見ていたチームメイトも「基礎がないとどんな才能も開花することはない」と口にしていた。))。
しかし全て谷沢の事を考えての事であったとはいえ、安西の指導法はいずれも&bold(){彼にとっては頭ごなしな上に厳しく面倒かつ苦痛}で、何よりも&bold(){無意味なもの}としか映らなかったのである。
&color(#3B4EF0){自分がやりたいバスケはここにはない。}
&color(#3B4EF0){バスケットの本場アメリカで揉まれれば、安西などの想像もできないプレイヤーになれるはず。}
&color(#3B4EF0){すぐには通じなくても、1年か2年もあれば通じるようになるはず。}
そう考えた谷沢はある日、突然アメリカ留学を決意し、日本を去ってしまう。
期待をかけていた教え子の突然の一方的な離別に、鬼監督と言われた安西も流石に落ち込み、以来どこか元気が無くなってしまう。
せめて消息だけでも掴もうと谷沢の友人に色々と聞き込むが、連絡は段々無くなっていったらしく詳しい事は分からず仕舞いであった。
そんな出来事から1年が経った頃、大学に1本のビデオテープが届けられた。
収録されていたのはアメリカのバスケットボールの試合。
そこに谷沢が出場していると聞き、チームメイトも、そして安西も食い入るように画面を見つめる。
果たしてそこには、風貌ががらりと変わっていたものの、確かに谷沢が映っていた。
&font(#3B4EF0,b){「頑張ってるじゃん、あいつ一人だけ日本人で」}
&font(#3B4EF0,b){「見直したぜ」}
彼の頑張っている姿を見て、谷沢を見損なっていた者も素直に褒めるチームのメンバー達。
谷沢の頑張り、そしてチームメイトの反応に心温まる光景である。&color(#F54738){&bold(){……本来なら。}}
しかし、安西は監督として本質を即座に見抜いた。
そして、心中で呆然と呟いた。
#center(){&font(#008000,b){（まるで成長していない…）}}
そこに映っていたのは&bold(){選手としての成長など&color(#F54738){微塵も見られない}、日本で安西が教えていた頃から&color(#F54738){全く進歩していない}谷沢の姿}だった。
&font(#008000,b){（誰か谷沢に基礎を教える人間は居るのか？）}
&font(#008000,b){（あいつ英語はどうなんだ？ チームメイトとうまくコミュニケートできていないようだ）}
確かに谷沢は日本人としてはかなりの身長で、規格外の運動能力を持つ大型選手ではあった。
しかし、それはあくまで&bold(){日本国内}でのこと。
バスケットの本場アメリカでは、彼と同じ（もしくはそれ以上に速くて大きな）選手など珍しくも無かった((たとえば、かのマイケル・ジョーダンは198cmという長身だが、これとてNBAの中では目立ったものではない。))。
その上日本にいた頃、安西の教えを無視し、能力だけに依存して基礎を蔑ろにしていた彼には、本場のバスケに揉まれたところで大きな成長など最初から不可能だったのである。
更に思い詰めていきなり渡米した彼の英語力ではすぐに円滑なコミュニケーションなど取れるはずもなく((もしかしたら十分に学んでいた可能性もあるかもしれないが、状況などを考えると……。))、孤立したり助言を貰いにくいというのも当然である。
&font(#008000,b){（そもそもこのチームは何だ。それぞれが勝手なプレイばかりだ。まるでまとまっていない。一体、指導者は何をやっとるんだ…！？）}
&font(#008000,b){（これじゃ谷沢はダメになる…！！）}
問題があるのは谷沢本人だけではなく、彼が所属しているチームにもあった。
&bold(){指導が杜撰で、選手にチームワークなど全く見られず、皆スタンドプレイに走ってばかり}なのが目に見えており、こんなチームにいては谷沢は成長するどころか才能を潰されてしまう((そもそもなぜこの程度のチームの大学に留学したのか、とも思うが、連載された時期はインターネットがようやく普及し始めたころなので、調べようが無くたまたま試合成績などがよかったチームを選んでしまった可能性が高い。))。安西はそれを悟った。
谷沢と連絡するため即刻谷沢の友人に連絡先を求めるが、近頃は引っ越したのか連絡が取れなくなってしまったらしい。
&font(#008000,b){（帰ってこい谷沢！）}
&font(#008000,b){（わしの監督生活の最後にお前を日本一の選手に育て上げるつもりだったんだ！！）}
&font(#008000,b){（お前はまだ素材だ！ 環境次第で白くも黒くもなる！！ ）}
安西は必死で谷沢を呼び戻そうとするが、相変わらず行方は掴めない。
谷沢の友人も谷沢からの手紙をもらわなくなって大分経った頃、安西は谷沢の在籍する大学へ電話をかけてみた。
だが、&bold(){谷沢はバスケ部へも顔を見せなくなった}という。
安西の不安通り、&bold(){谷沢はついていけなくなり、バスケに挫折した}ことは察しがついてしまった。
そして、それから更に4年が過ぎ、谷沢の同期生達も既に卒業を迎えてしまっていたある日。
新聞を読んでいた安西の視線は、&bold(){&color(#F54738){ある一つの小さな記事}}の上で凍りついた。
#center(){&font(#800080,b){『米で邦人留学生激突死。谷沢龍二さん（24） 120キロの暴走 薬物反応も？』}}
それは&bold(){谷沢が薬物に手を出した末に死亡したことを匂わせる記事}であった。
安西にとって、バスケに挫折した谷沢が自暴自棄に陥った末の出来事であることを悟るのはあまりにも簡単なことだった。
こうして、安西が大器と期待した谷沢は、&bold(){その大きな翼で飛翔しようとして墜落したかのような、余りにも悲惨かつ最悪の形}でこの世を去った。
彼の死後、アパートにあったという手紙を、安西は彼の母親を通して眼にする。
そこには、最後の最後まで出そうとしても出せなかった彼の想いが綴られていた。
「お前の為にチームがあるんじゃない、チームの為にお前が居るんだ」という安西の言葉が何度も思い出されること。
今自分がいるチームでは、誰も自分にパスをくれない事。
先生や皆に迷惑をかけておきながらおめおめと戻る事はできない、いつか借りを返せるようになるまで頑張るつもりでいること。
そして最後に
#center(){&font(#fff,#008cff,b){「バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」}}
という一文で締め括られていた。
補足しておくと、&bold(){谷沢は決して、楽して上手くなろうとする怠け者ではない}。
むしろ&bold(){&color(#3B4EF0){流川のようにバスケに対する情熱・向上心は人一倍強かった。}}
上記の出来事は&bold(){&color(#F54738){その方向性を間違えた故に起きた悲劇}}だと言える。
谷沢の立場からすれば、いくら安西の言う基礎練習をやっても、体が大きいだけで経験が浅かったり、体力から怪しい、あるいはルールもろくにわからない初心者ならともかく、
既に基礎を身につけ、日本の大学バスケ界では十分一流の域に入っている自身の成長につながらない。
むしろ&bold(){華麗で特殊なプレーを身につける方が、自分は成長できると考えるのは、決しておかしな話ではない}だろう。
悪く言えば&bold(){自信過剰}であるが、自信は一流選手が向上を続ける原動力でもあり、否定すべきものではない((そうした過剰とも言える自信から才能を開花させたのが、ほかならぬ主人公の桜木花道である。))。
さらに、向上心があればあるほど、辛い練習になればなるほど、その練習が地味であればあるほど、選手は「&bold(){自分はこれで上に行けるのだろうか}」という不安にさいなまれる。
厳しい練習に耐えたにもかかわらず、その練習で得た成果が現れず、時が経ってみればただの無駄だったとなるのは、選手にとってこれ以上ないほど辛いことである。
しかも元々実力があれば、どうしても成長は鈍化する。
従って、&bold(){「自分は成長した」という実感でもって不安を解消することは難しい}。
ましてバスケのようなチーム戦ともなれば、個人の実力だけでは勝てない分、自分自身の成長を感じとることは難しくなる。
ここは谷沢の思っていた通りの話であり、環境も軽視できない。
作中での期待ぶりや描写から、チームメンバーについても彼より一回りは能力が劣ると思われ、ましてや対戦チームも自分より弱ければ((実際にどうだったかは不明だが。))、成長しづらくなるというのは当たり前である。
他方、安西の立場からしてみれば、時に過剰な自信を抱きがちな選手に現実を突きつけなければならないこともある。
選手に少し反発されただけで引っ込めるようでは、どんなに適切な指導を準備しても絵に描いた餅になりかねない。
そのために&bold(){厳格な指導方針で臨むことは間違いではない。}
だが、選手にも監督や環境を選択する自由がある以上、&bold(){&color(#3B4EF0){選手が監督についてくる動機付け}は絶対に必要である。}
とりわけ向上心の高い選手にとって、叱責されようと一見、不条理な行動を無理強いされようとも、
監督についていく最大の動機は&bold(){「練習がどんなに厳しくても監督についていけば、自分は名選手になれる」}という信頼に他ならない。
安西も、谷沢が確実に抱くであろうこうした不安を受け止め、&b(){「安西の鬼のような練習や叱責は全て自分のためにやっている」「安西についていけば、自分は名選手になれる」}という信頼を持ってもらうことが必要だった。
厳しい言い方になるが&bold(){&bold(){&color(#3B4EF0){安西はその信頼を築く努力を怠った}}}のである。
事実、谷沢は安西にそういった信頼を持つに至っておらず、結果&color(#3B4EF0){&bold(){基礎練習や叱責は谷沢にとって向上につながらない、ただ辛いだけのもの}}に成り下がってしまっていた((安西がその練習の理由を谷沢に説明してたのかは不明だが、逃げるようにアメリカへ行ったことを考えると説明してなかった可能性が高い。))。
安西にとって留学が寝耳に水であったことからしても、&bold(){安西が&color(#3B4EF0){谷沢の心理を全く読めていなかったことは明白}である。}
それでも、谷沢が一度でも安西にその不安をぶつけていれば、安西も自身の指導の方針や考えを谷沢に理解させる必要性を理解し、谷沢に伝えることができたかもしれない。
だが、常に厳格で高圧的な安西の度重なる叱責は、谷沢に&font(#f00,b){「まるでヤクザ」}と思わせるまでの恐怖心や不信感を与えてしまい、&bold(){&color(#3B4EF0){谷沢からアメリカ留学について相談しようという意志さえも奪ってしまった。}}
信頼してない(出来ない)監督に自分の不安をぶつける人はそうそういないだろう。
こうして受け止めてくれる相手を失った&color(#3B4EF0){&bold(){谷沢の向上心は、間違った方向に暴走してしまった。}}
アメリカでようやく安西の指導が正しいことに気づいた谷沢であったが、&bold(){その&color(#F54738){代償}はあまりにも大きすぎた}。
選手としての向上に重要な時期を棒に振ってしまっただけでなく、期待をかけてくれていた安西やチームの仲間を見放してしまった谷沢にとって、&color(#3B4EF0){&bold(){安西の指導の正しさに気づいたことはむしろ自己嫌悪の原因でしかなかっただろう。}}
安西に一度書いた悲痛な手紙さえ投函することもできずにいたのは、&bold(){安西への恐怖だけではなく自己嫌悪から「安西に頼れない」という気持ちを抱いてしまったのが原因であった可能性が高い}。
こうして、最後の最後まで安西の「戻ってこい谷沢」という願いは届かぬままになってしまった((ちなみに安西が谷沢のことを心配して探しているという情報が伝わっていたかどうかまでは不明。谷沢の「おめおめと戻る事はできない」という心境を考えると、どちらでもおかしくない。))。
こうして自分が夢をかけた教え子を亡くしてしまった安西はその後大学バスケットボール界から身を引き、湘北高校の監督となる。
本編での安西が信じられないほど優しげな雰囲気となり、指導方針も180度真逆と化し、選手を叱責する時ですら口調が穏やかなのはこれが原因であろう。
&bold(){どれだけ内容的には正しい指導であっても、本当の意味での信頼関係を築かないままに押し付けるならば、&color(#F54738){第二の谷沢}を生んでしまいそして最後も谷沢の二の舞になりかねない}……そう考えていると思われる。
宙ぶらりんになった安西の夢がもう一度戻るまでには、谷沢を超える素質を持ち、暴走する事無く進化を続けていく2人の一年生。
[[桜木花道]]と[[流川楓]]の入学を待つ事となる。
流川は安西を信頼していた。だからこそ谷沢と違い&bold(){流川は安西に相談を持ち込んできた。}
また、流川の留学は否定しても、流川の向上心は信頼していることを示し、「&bold(){日本一の高校生になる}」という明確な目標を与えた。
加えて陵南の仙道や山王の沢北といった、流川を超える存在が国内の同世代にいた点も、目標を持てた理由だろう。
これらの的確な対応があって、留学を否定しつつも無駄に反発を強めさせず、信頼関係を保持することに成功したのである。
遠征合宿から外され、1人シュート練習をやることになった桜木に対しても、「&bold(){この短期間でシュートをマスターすることのメリット}」を説き、
自分の指導に従えば成長できるという確信を持たせている。
この件を通じて安西自身も成長したことを示していると言えるだろう。
&font(#008000){「見てるか谷沢…お前を超える逸材がここにいるのだ…」}
&font(#008000){「それも…2人も同時にだ…谷沢…」}
*＜ネットでの使われ方＞
「諦めたらそこで試合終了だよ」や「バスケが…したいです」といった作中の他の名言には及ばないものの、その汎用性の高さからか、アニメや漫画の感想などで目にする機会は多い。
大抵は作中の安西と同じく、&bold(){劇中のキャラがそれなりの時間を経ているにも関わらず、全く進歩していないシーンなどで、&color(#F54738){読者の呆れ・落胆}を表す言葉}として使われる。
ただし、ネットで使われるスラングが大体そうであるように、常に原作に忠実に使われているわけではない。
この言葉だけ抜き取ると&b(){「あーこいつまたやってるよw進歩の無いヤツｗw」}という受け取り方になるのが自然なので、単純に呆れを示すだけのニュアンスで使われる事が多い。
あるいは軽いツッコミ扱いでもよく用いられる。
そのため、スラングからこの言葉を知って元ネタを調べた結果、このシーンの重さに驚く人も多い。
&font(#008000){（まるで成長していない…）}
&font(#008000){（誰かアニヲタに追記・修正を教えるWiki篭りはいるのか？}
&font(#008000){ あいつBBS操作はどうなんだ？ 他の利用者と上手くコミュニケートできていないようだ。}
&font(#008000){ そもそもこの項目は何だ。それぞれが勝手な編集ばかりだ。まるでまとまっていない。}
&font(#008000){ 一体、冥殿は何をやっとるんだ！？}
&font(#008000){ これじゃアニヲタはダメになる…！！）}
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,107)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}
&font(#6495ED){登録日}：2012/07/23 Mon 22:03:34
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 11 分で読めます
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ｲｲレ､´彡ｆ ヽ 二 _rソ 弋_ { .ﾘ な 成
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「まるで成長していない…」とは、[[SLAM DUNK>SLAM DUNK(スラムダンク)]]における[[安西光義>安西先生]]の台詞であり、同作品の名言の一つである。
なお、彼のもう一つの名言「諦めたら試合終了ですよ」と違い、こちらは正確には&bold(){心中で安西が発した呟き}であって、&bold(){実際に口に出した台詞}ではない。
&bold(){台詞だけで終わらず&font(red,b){「…」を最後につける}のがポイント}である。
※以下、本編(特に189話)の&font(red){かなり重要なネタバレ}を含みます
*＜本編での概要＞
[[桜木花道]]に顎をタプタプされても怒らない程に穏やかで、指導方針も決して押し付けがましくは無く、
選手一人ひとりの個性を伸ばしてチームを育てている、湘北高校バスケ部の監督・安西先生。
しかし、かつて大学のバスケ部で監督をしていた頃の彼は、本編とは正反対に
「&bold(){&ruby(ホワイトヘアードデビル){白髪鬼}}」と呼ばれるほどの怖くて厳しい監督であったことは、
「SLAM DUNK」作中で安西先生が初登場したときから示唆されていた。
湘北高校が陵南高校を破り、インターハイ出場を決めた後のこと。
安西の自宅に、湘北バスケ部メンバーである[[流川楓]]が訪ねてきた。
湘北の中でもトップクラスの実力を誇っていた彼は、もっと上達するためにアメリカに留学しようと思い、安西にそのことを話しに来たのである。
しかし、安西は認めなかった。
&font(#008000){「陵南戦のビデオを見たが…君はまだ[[仙道君>仙道彰]]に及ばない」}
&font(#008000){「今アメリカへ行くという…それは逃げじゃないのかね？ まして全国にはもっと上がいるかも」}
流川にとっては耳に痛い言葉で現実を突きつけ、彼を引き止めたのだ。
とりあえず、その場では&font(#008000){「君は日本一の選手になりなさい。アメリカはそれからでも遅くはない」}という結論に達し、
流川もそれに（渋々ながらも）納得して帰っていった。
しかし、普段は選手の個性を尊重し、自身の方針を押し付けようとはしない彼が、なぜアメリカ留学に関しては首を縦に振らなかったのか？
その理由は、&bold(){あまりにも悲しい彼の過去}にあった……
そして流川も、自身を送ってくれる安西夫人を通じてその過去を知ることとなる。
昔、大学時代の安西のチームには、将来を期待される一人のバスケットプレイヤーがいた。
名を&font(red,b){谷沢龍二}。日本人には珍しい2メートルの長身と、それに似つかわしくない運動能力を持ち合わせていた。
白髪鬼と呼ばれていた当時の安西も、もちろん彼には少なくない期待をかけており、人一倍厳しい練習や叱責で彼をしごき上げていた。
&font(#008000,#cccccc,b){「…谷沢。お前なぁんか勘違いしとりゃせんか？ あ？」}
&bold(){（や……ヤクザだよ、ほとんど…）}
&font(#008000,#cccccc,b){「お前の為にチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ」}
&bold(){「…………」}
しかし、そんな安西の思いとは裏腹に、谷沢は安西に、そしてチーム全体に対して次第にうんざりし始めていた。
&bold(){軍隊のような規律第一の指導法}、&bold(){執拗に繰り返させる基礎練習}、そして&bold(){その筋の人かと思うほどに厳しい叱責}…。
もちろんそれは全て、谷沢に行く行くはスタープレイヤーとして大成して欲しいと願い、その為に基礎的な部分を疎かにせず徹底的に叩き込む為であった。
この基礎を何よりも重視する練習方法自体は、決して間違ってはいない((安西の指導を間近で見ていたチームメイトも「基礎がないとどんな才能も開花することはない」と口にしていた。))。
しかし全て谷沢の事を考えての事であったとはいえ、安西の指導法はいずれも&bold(){彼にとっては頭ごなしな上に厳しく面倒かつ苦痛}で、何よりも&bold(){無意味なもの}としか映らなかったのである。
&color(#3B4EF0){自分がやりたいバスケはここにはない。}
&color(#3B4EF0){バスケットの本場アメリカで揉まれれば、安西などの想像もできないプレイヤーになれるはず。}
&color(#3B4EF0){すぐには通じなくても、1年か2年もあれば通じるようになるはず。}
そう考えた谷沢はある日、突然アメリカ留学を決意し、日本を去ってしまう。
期待をかけていた教え子の突然の一方的な離別に、鬼監督と言われた安西も流石に落ち込み、以来どこか元気が無くなってしまう。
せめて消息だけでも掴もうと谷沢の友人に色々と聞き込むが、連絡は段々無くなっていったらしく詳しい事は分からず仕舞いであった。
そんな出来事から1年が経った頃、大学に1本のビデオテープが届けられた。
収録されていたのはアメリカのバスケットボールの試合。
そこに谷沢が出場していると聞き、チームメイトも、そして安西も食い入るように画面を見つめる。
果たしてそこには、風貌ががらりと変わっていたものの、確かに谷沢が映っていた。
&font(#3B4EF0,b){「頑張ってるじゃん、あいつ一人だけ日本人で」}
&font(#3B4EF0,b){「見直したぜ」}
彼の頑張っている姿を見て、谷沢を見損なっていた者も素直に褒めるチームのメンバー達。
谷沢の頑張り、そしてチームメイトの反応に心温まる光景である。&color(#F54738){&bold(){……本来なら。}}
しかし、安西は監督として本質を即座に見抜いた。
そして、心中で呆然と呟いた。
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確かに谷沢は日本人としてはかなりの身長で、規格外の運動能力を持つ大型選手ではあった。
しかし、それはあくまで&bold(){日本国内}でのこと。
バスケットの本場アメリカでは、彼と同じ（もしくはそれ以上に速くて大きな）選手など珍しくも無かった((たとえば、かのマイケル・ジョーダンは198cmという長身だが、これとてNBAの中では目立ったものではない。))。
その上日本にいた頃、安西の教えを無視し、能力だけに依存して基礎を蔑ろにしていた彼には、本場のバスケに揉まれたところで大きな成長など最初から不可能だったのである。
更に思い詰めていきなり渡米した彼の英語力ではすぐに円滑なコミュニケーションなど取れるはずもなく((もしかしたら十分に学んでいた可能性もあるかもしれないが、状況などを考えると……。))、孤立したり助言を貰いにくいというのも当然である。
&font(#008000,b){（そもそもこのチームは何だ。それぞれが勝手なプレイばかりだ。まるでまとまっていない。一体、指導者は何をやっとるんだ…！？）}
&font(#008000,b){（これじゃ谷沢はダメになる…！！）}
問題があるのは谷沢本人だけではなく、彼が所属しているチームにもあった。
&bold(){指導が杜撰で、選手にチームワークなど全く見られず、皆スタンドプレイに走ってばかり}なのが目に見えており、こんなチームにいては谷沢は成長するどころか才能を潰されてしまう((そもそもなぜこの程度のチームの大学に留学したのか、とも思うが、連載された時期はインターネットがようやく普及し始めたころなので、調べようが無くたまたま試合成績などがよかったチームを選んでしまった可能性が高い。))。安西はそれを悟った。
谷沢と連絡するため即刻谷沢の友人に連絡先を求めるが、近頃は引っ越したのか連絡が取れなくなってしまったらしい。
&font(#008000,b){（帰ってこい谷沢！）}
&font(#008000,b){（わしの監督生活の最後にお前を日本一の選手に育て上げるつもりだったんだ！！）}
&font(#008000,b){（お前はまだ素材だ！ 環境次第で白くも黒くもなる！！ ）}
安西は必死で谷沢を呼び戻そうとするが、相変わらず行方は掴めない。
谷沢の友人も谷沢からの手紙をもらわなくなって大分経った頃、安西は谷沢の在籍する大学へ電話をかけてみた。
だが、&bold(){谷沢はバスケ部へも顔を見せなくなった}という。
安西の不安通り、&bold(){谷沢はついていけなくなり、バスケに挫折した}ことは察しがついてしまった。
そして、それから更に4年が過ぎ、谷沢の同期生達も既に卒業を迎えてしまっていたある日。
新聞を読んでいた安西の視線は、&bold(){&color(#F54738){ある一つの小さな記事}}の上で凍りついた。
#center(){&font(#800080,b){『米で邦人留学生激突死。谷沢龍二さん（24） 120キロの暴走 薬物反応も？』}}
それは&bold(){谷沢が薬物に手を出した末に死亡したことを匂わせる記事}であった。
安西にとって、バスケに挫折した谷沢が自暴自棄に陥った末の出来事であることを悟るのはあまりにも簡単なことだった。
こうして、安西が大器と期待した谷沢は、&bold(){その大きな翼で飛翔しようとして墜落したかのような、余りにも悲惨かつ最悪の形}でこの世を去った。
彼の死後、アパートにあったという手紙を、安西は彼の母親を通して眼にする。
そこには、最後の最後まで出そうとしても出せなかった彼の想いが綴られていた。
「お前の為にチームがあるんじゃない、チームの為にお前が居るんだ」という安西の言葉が何度も思い出されること。
今自分がいるチームでは、誰も自分にパスをくれない事。
先生や皆に迷惑をかけておきながらおめおめと戻る事はできない、いつか借りを返せるようになるまで頑張るつもりでいること。
そして最後に
#center(){&font(#fff,#008cff,b){「バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」}}
という一文で締め括られていた。
補足しておくと、&bold(){谷沢は決して、楽して上手くなろうとする怠け者ではない}。
むしろ&bold(){&color(#3B4EF0){流川のようにバスケに対する情熱・向上心は人一倍強かった。}}
上記の出来事は&bold(){&color(#F54738){その方向性を間違えた故に起きた悲劇}}だと言える。
谷沢の立場からすれば、いくら安西の言う基礎練習をやっても、体が大きいだけで経験が浅かったり、体力から怪しい、あるいはルールもろくにわからない初心者ならともかく、
既に基礎を身につけ、日本の大学バスケ界では十分一流の域に入っている自身の成長につながらない。
むしろ&bold(){華麗で特殊なプレーを身につける方が、自分は成長できると考えるのは、決しておかしな話ではない}だろう。
悪く言えば&bold(){自信過剰}であるが、自信は一流選手が向上を続ける原動力でもあり、否定すべきものではない((そうした過剰とも言える自信から才能を開花させたのが、ほかならぬ主人公の桜木花道である。))。
さらに、向上心があればあるほど、辛い練習になればなるほど、その練習が地味であればあるほど、選手は「&bold(){自分はこれで上に行けるのだろうか}」という不安にさいなまれる。
厳しい練習に耐えたにもかかわらず、その練習で得た成果が現れず、時が経ってみればただの無駄だったとなるのは、選手にとってこれ以上ないほど辛いことである。
しかも元々実力があれば、どうしても成長は鈍化する。
従って、「自分は成長した」という実感でもって不安を解消することは難しい。
ましてバスケのようなチーム戦ともなれば、個人の実力だけでは勝てない分、自分自身の成長を感じとることは困難になる。
ここは谷沢の思っていた通りの話であり、環境も軽視できない。
作中での期待ぶりや描写から、チームメンバーについても彼より一回りは能力が劣ると思われ、ましてや対戦チームも自分より弱ければ((実際にどうだったかは不明だが。))、成長しづらくなるというのは当たり前である。
他方、安西の立場からしてみれば、時に過剰な自信を抱きがちな選手に現実を突きつけなければならないこともある。
選手に少し反発されただけで引っ込めるようでは、どんなに適切な指導を準備しても絵に描いた餅になりかねない。
そのために&bold(){厳格な指導方針で臨むことは間違いではない。}
だが、選手にも監督や環境を選択する自由がある以上、&bold(){&color(#3B4EF0){選手が監督についてくる動機付け}は絶対に必要である。}
とりわけ向上心の高い選手にとって、叱責されようと一見、不条理な行動を無理強いされようとも、
監督についていく最大の動機は&bold(){「練習がどんなに厳しくても監督についていけば、自分は名選手になれる」}という信頼に他ならない。
安西も、谷沢が確実に抱くであろうこうした不安を受け止め、&b(){「安西の鬼のような練習や叱責は全て自分のためにやっている」「安西についていけば、自分は名選手になれる」}という信頼を持ってもらうことが必要だった。
厳しい言い方になるが&bold(){&bold(){&color(#3B4EF0){安西はその信頼を築く努力を怠った}}}のである。
事実、谷沢は安西にそういった信頼を持つに至っておらず、結果&color(#3B4EF0){&bold(){基礎練習や叱責は谷沢にとって向上につながらない、ただ辛いだけのもの}}に成り下がってしまっていた((安西がその練習の理由を谷沢に説明してたのかは不明だが、逃げるようにアメリカへ行ったことを考えると説明してなかった可能性が高い。))。
安西にとって留学が寝耳に水であったことからしても、&bold(){安西が&color(#3B4EF0){谷沢の心理を全く読めていなかったことは明白}である。}
それでも、谷沢が一度でも安西にその不安をぶつけていれば、安西も自身の指導の方針や考えを谷沢に理解させる必要性を理解し、谷沢に伝えることができたかもしれない。
だが、常に厳格で高圧的な安西の度重なる叱責は、谷沢に&font(#f00,b){「まるでヤクザ」}と思わせるまでの恐怖心や不信感を与えてしまい、&bold(){&color(#3B4EF0){谷沢からアメリカ留学について相談しようという意志さえも奪ってしまった。}}
信頼してない(出来ない)監督に自分の不安をぶつける人はそうそういないだろう。
こうして受け止めてくれる相手を失った&color(#3B4EF0){&bold(){谷沢の向上心は、間違った方向に暴走してしまった。}}
アメリカでようやく安西の指導が正しいことに気づいた谷沢であったが、&bold(){その&color(#F54738){代償}はあまりにも大きすぎた}。
選手としての向上に重要な時期を棒に振ってしまっただけでなく、期待をかけてくれていた安西やチームの仲間を見放してしまった谷沢にとって、&color(#3B4EF0){&bold(){安西の指導の正しさに気づいたことはむしろ自己嫌悪の原因でしかなかっただろう。}}
安西に一度書いた悲痛な手紙さえ投函することもできずにいたのは、&bold(){安西への恐怖だけではなく自己嫌悪から「安西に頼れない」という気持ちを抱いてしまったのが原因であった可能性が高い}。
こうして、最後の最後まで安西の「戻ってこい谷沢」という願いは届かぬままになってしまった((ちなみに安西が谷沢のことを心配して探しているという情報が伝わっていたかどうかまでは不明。谷沢の「おめおめと戻る事はできない」という心境を考えると、どちらでもおかしくない。))。
こうして自分が夢をかけた教え子を亡くしてしまった安西はその後大学バスケットボール界から身を引き、湘北高校の監督となる。
本編での安西が信じられないほど優しげな雰囲気となり、指導方針も180度真逆と化し、選手を叱責する時ですら口調が穏やかなのはこれが原因であろう。
&bold(){どれだけ内容的には正しい指導であっても、本当の意味での信頼関係を築かないままに押し付けるならば、&color(#F54738){第二の谷沢}を生んでしまいそして最後も谷沢の二の舞になりかねない}……そう考えていると思われる。
宙ぶらりんになった安西の夢がもう一度戻るまでには、谷沢を超える素質を持ち、暴走する事無く進化を続けていく2人の一年生。
[[桜木花道]]と[[流川楓]]の入学を待つ事となる。
流川は安西を信頼していた。だからこそ谷沢と違い&bold(){流川は安西に相談を持ち込んできた。}
また、流川の留学は否定しても、流川の向上心は信頼していることを示し、「&bold(){日本一の高校生になる}」という明確な目標を与えた。
加えて陵南の仙道や山王の沢北といった、流川を超える存在が国内の同世代にいた点も、目標を持てた理由だろう。
これらの的確な対応があって、留学を否定しつつも無駄に反発を強めさせず、信頼関係を保持することに成功したのである。
遠征合宿から外され、1人シュート練習をやることになった桜木に対しても、「&bold(){この短期間でシュートをマスターすることのメリット}」を説き、
自分の指導に従えば成長できるという確信を持たせている。
この件を通じて安西自身も成長したことを示していると言えるだろう。
&font(#008000){「見てるか谷沢…お前を超える逸材がここにいるのだ…」}
&font(#008000){「それも…2人も同時にだ…谷沢…」}
*＜ネットでの使われ方＞
「諦めたらそこで試合終了だよ」や「バスケが…したいです」といった作中の他の名言には及ばないものの、その汎用性の高さからか、アニメや漫画の感想などで目にする機会は多い。
大抵は作中の安西と同じく、&bold(){劇中のキャラがそれなりの時間を経ているにも関わらず、全く進歩していないシーンなどで、&color(#F54738){読者の呆れ・落胆}を表す言葉}として使われる。
ただし、ネットで使われるスラングが大体そうであるように、常に原作に忠実に使われているわけではない。
この言葉だけ抜き取ると&b(){「あーこいつまたやってるよw進歩の無いヤツｗw」}という受け取り方になるのが自然なので、単純に呆れを示すだけのニュアンスで使われる事が多い。
あるいは軽いツッコミ扱いでもよく用いられる。
そのため、スラングからこの言葉を知って元ネタを調べた結果、このシーンの重さに驚く人も多い。
&font(#008000){（まるで成長していない…）}
&font(#008000){（誰かアニヲタに追記・修正を教えるWiki篭りはいるのか？}
&font(#008000){ あいつBBS操作はどうなんだ？ 他の利用者と上手くコミュニケートできていないようだ。}
&font(#008000){ そもそもこの項目は何だ。それぞれが勝手な編集ばかりだ。まるでまとまっていない。}
&font(#008000){ 一体、冥殿は何をやっとるんだ！？}
&font(#008000){ これじゃアニヲタはダメになる…！！）}
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