DEAD END(バンド)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/17(日) 16:03:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){お前の墓標に名前はいらない}} DEAD ENDは1984年に結成された日本のHR/HMバンド。 1986年 インディーズレーベルから1stアルバム「DEAD LINE」を限定1万枚リリース。当時のインディーズシーンの記録枚数を更新し話題となる。 1987年 2ndアルバム「GHOST OF ROMANCE」でメジャー進出。 1990年 ドラムのMINATOが脱退。一時活動休止をするも、MINATO以上のドラマーを見つけられず、解散。 2009年 約20年の時を経て再臨。 従来の日本のHR/HMにはなかった独特な世界観を展開(後述)。これは後の(主に)V系バンドに影響を与え、[[X JAPAN]]とともにV系のルーツと言われている。 だが、DEAD END自体はV系ではないことに注意していただきたい。   《現メンバー》 ●MORRIE(Vocal) 本名:大塚基之 読み方はモーリー。モーリエではない。 DEAD ENDの作詞担当。DEAD ENDのイニシアチブはMORRIEが握っている。 初期は叫び散らすような歌い方をし、中期~後期はボイトレの甲斐あって聴きやすいものとなり、歌声も妖艶なものとなる。 容姿は、初期~中期の頃は逆立てた髪とアイラインが特徴。後期は髪を下ろし、メイクも薄くなった。 復活後はセミショートのサラサラヘアーになり、メイクも若干濃くなった。 ●YOU(Guitar) 本名:足立祐二 2代目ギタリスト。 メジャー後の大半の曲の作曲を担当。マイケル・シェンカーの影響を受けているため、曲も叙情的なものが多い。 ギターは主にフェンダーのストラトを使用。 切り裂くような速弾きやクリアトーンの泣きギター等の変幻自在なプレイを見せる。曲「I CAN HEAR THE RAIN」ではギターが泣きまくっている。 ウルトラマンが好きで、フィギュアをたくさん持っている。   ●"CRAZY" COOL JOE(Bass) 本名:増本正志 当時は日本一派手なベーシストと評され、『ベーシスト=地味』という概念を変えた人物の一人に挙げられる。 その一方でベースラインはシンプルなものが多く、跳ねるようなベースラインが特徴。JOE作曲のDECOYという曲のイントロのベースフレーズは特に印象的。 使用ベースで有名なのはグレコの黒いフライングV。 《元メンバー》 ●MINATO(Drums) 本名:湊雅史 2代目ドラマー。 オーディションを受け(本人はあまり乗り気じゃなかった)合格。また、オーディションを受けた人の中で唯一、DEAD ENDの音楽性を批判した。 加入時はタイトで尖った、イアン・ペイス([[DEEP PURPLE]])を彷彿させるようなドラムスタイル。 脱退後は自分の影響を受けた故ジョン・ボーナム([[LED ZEPPELIN>LED ZEPPELIN(バンド)]])のドラムスタイルに近づけるため研究している。 脱退後は主にスタジオミュージシャンとして活動し、様々なアーティストのサポメンを勤める。ちなみに[[福山雅治]]のツアーに参加したことがある。 再結成の際も、最初のアルバムにこそ参加したものの、 続くツアーには本業のスタジオミュージシャン&サポメンの方が儲かると思ったのか、不参加を表明しそのまま脱退する。 現在ドラムは流動的にサポートメンバーが叩いている。   ●TAKAHIRO(Guitar) 本名:香川孝博 初代ギタリスト。 DEAD LINEの収録曲の大半を作曲。DEAD LINEのレコーディング後、脱退。 ●TANO(Drums) 本名:田野勝啓 初代ドラマー。 インディーズ時代在籍。ツアーでの疲労により入院、退院するもGHOST OF ROMANCEのレコーディング直前に病により脱退。   《曲の特徴》 ●初期 DEAD LINE~GHOST OF ROMANCEではHR/HMを基調とし、詞はホラー、オカルト等の奇々怪々で難解な用語がちりばめられている。 これはMORRIEがホラー映画・小説が好きなためである。 ●中期 3rdアルバム「shambara」からプロデューサとして岡野ハジメを起用。 詞はホラー要素、難解さが若干薄れた(怖さは健在)が、HR/HMをベースとするメロディアスな曲により、詞の世界観を引き立てた。 ●後期 4thアルバム「ZERO」では一転し、曲調はポップスよりのロック、 詞もホラーなものから神・天使世界の荘厳さを恐怖と見なした、終末観、ポストアポカリプスをテーマにしたものとなった。 ファンはこの変化に衝撃を受け、「これはヘヴィメタルか?」という疑問を筆頭に「ZERO」は賛否両論の作品となった。   《影響》 活動期間は短かったもの、独特な世界観を持つ楽曲は今聴いても古臭さを感じさせず、評価されている。 [[西川貴教]]、[[L'Arc~en~Ciel]]、[[LUNA SEA]]、[[黒夢]]、[[Janne Da Arc]]等の90年代を代表するロックバンド、V系バンドが影響を受け、リスペクトしている。 西川は「MORRIEは本物のカリスマ」と評している。 DEAD END(特にMORRIE)がいなかったら、これらのバンドは生まれなかったかもしれないと考えると、DEAD ENDが音楽業界に残した爪痕は大きい。   《代表曲》 SPIDER IN THE BRAIN FRENZY PERFUME OF VIOLENCE DANCE MARCABRE PHANTOM NATION SKELETON CIRCUS SONG OF A LUNATIC EMBRYO BURNING JUNK PSYCHOMANIA BLIND BOY PROJECT I CAN HEAR THE RAIN I WANT YOUR LOVE SO SWEET SO LONELY I'M IN A COMA SERAFINE PRINCESS DRESS BURNING CDはDEAD LINE、shambaraが名盤。 この項目を見て興味を持った方には、上記の代表曲の大半が収録されているベストアルバム「∞」を聴いてみることを薦める。   追記・修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 冗談抜きで近代邦楽のターニングポイントの一つ Xは旗印として有能だったが音楽面で後世のV系を決定づけたのは彼ら -- 名無しさん (2018-04-24 12:08:53) #comment #areaedit(end) }
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