エックス(ロックマンXシリーズ)

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エックス(ロックマンXシリーズ) - (2016/08/07 (日) 15:10:49) の最新版との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/26(火) 23:55:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#0000ff){「オレがこうして立っている限り、望みはある!」} &blankimg(X.jpg,width=235,height=372)} CV:[[緒方恵美]]((開発スタッフ側は社内の女性スタッフだと否定しているが緒方本人は間違いなくやったというよくわからない状態になっており実は未だにはっきりしていない。))/伊藤健太郎/森久保祥太郎/[[櫻井孝宏]] 『[[ロックマンX>ロックマンX(ゲーム)]]』シリーズに登場するキャラクターであり、本シリーズの主人公。 警察組織[[イレギュラーハンター第17精鋭部隊>イレギュラーハンター第17精鋭部隊(ロックマンXシリーズ)]]に所属する人型ロボット・レプリロイドである。 >身長:160cm >体重:57kg([[初代ロックマン>DRN.001 ロックマン]]より軽いのは技術の進歩と発展によるもの) >外見年齢:14~15歳 >動力:太陽エネルギー >材質:軽量<チタニュウムX>合金 >その他装備:フルオートバランサー(どんな状態からでも綺麗に着地できる)、緊急加速システム(瞬発的に高速移動する) #contents() *&size(19){◇概要} 腕を銃身に変形させてエネルギー弾を発射する『エックスバスター』&footnote(ちなみに正式名称はロックバスター=Mk17)と、相手の特殊武器を取得する能力が彼の武器。 動力源は太陽エネルギーだが、水中や地中など太陽エネルギーの補給が望めない場所でエネルギーが底をついたとしても、別に内蔵している超小型の燃料タンクで活動継続可能。 性格は正義感と使命感が強いだけでなく、心優しく相手の事を労わる程に繊細。 初作のX1の時点では[[シグマ>シグマ(ロックマンX)]]の指揮するエリート部隊、第17精鋭部隊に所属する隊員だった。 しかし、戦闘時でも優しさを捨てきれない故に、イレギュラー相手でも破壊をためらう等『悩む』事があり、常にB級ハンターの座に甘んじていた。 そのため、多くの特A級ハンター達からも甘い奴と思われ、良い目で見られてはいなかった。 しかし、同じ部隊の所属であり、彼の親友の[[ゼロ>ゼロ(ロックマンXシリーズ)]]や隊長のシグマは、外見からでは計り知れない未知数な潜在能力を秘めている事を見抜いていた。 (当時既に特A級だったゼロ曰く「今のオレより強くなれる」) 誰よりも強く、成長できる『無限の可能性』を秘めていたのである。 そして、シグマが人類に反旗を翻した(X1)時、初めてエックスの真価は発揮される。 その戦いの中で、かつての同僚だったハンター達と戦いを重ねるにつれて徐々に成長。最後にシグマと死闘を繰り広げた末、勝利を収める。 その後、シグマが勤めていた第17部隊隊長の座に就任。 破壊に対する悩みは未だ抱くが、イレギュラーの脅威から自分の信じる仲間達や人々を守る為に、誇りある[[イレギュラーハンター>イレギュラーハンター(ロックマンX)]]として戦い続ける事になる。   同じハンターであり、自身の理解者でもあるゼロの事を深く信頼しており、親友として彼の事を慕っている。 『X4』のEDでは「もし、自分がイレギュラー化したら君が処理してくれ」と頼んだ事もある。 ゼロからは「バカな事を言うな」と返されたが、結局押し切る形で約束した。 そして、変則的ではあるものの、この約束は『[[ロックマンゼロ]]』で果たされることに…。 また、岩本佳浩先生の[[漫画版>ロックマンX(漫画版)]]では「[[涙]]を流せる」という特異な機能が追加されており、それもあってか泣く場面もかなり多かった。 有賀ヒトシ先生による『メガミッション』のコミカライズでは一人称が「ぼく」に変更されている。 もうひとりのエックスといえるイクスの凶暴なキャラクターと対比させるためであろう。 ---- *&size(19){◇出生の秘密} エックスの正体は、かつて「ロボット工学の父」とまで呼ばれた科学者、[[ライト博士>トーマス・ライト]]によってロックマンの後継機として作られた、最後の[[ライトナンバーズ]]である。 博士はエックスに『物事を自分で考え、自分で意志決定を行い、自分で行動を決める』と言う、今までのロボットには無かった"『悩む』"能力を与えた。 『[[イレギュラーハンターX]]』では、これは機械であるロボットが生き物のように『進化』できる可能性があると言う説明がある。 しかし、この能力は可能性をもたらすと同時に危険性も伴っていた。 もしエックスが人間を傷つけてはいけないと言う三原則にさえ疑問を抱き、最終的に人間は守るに値しない存在だと結論付けた時は、エックス自身が人類の敵になりうるであろう事を博士は危惧していた。 しかし、自身の余命も長く残されておらず、エックスの事を託せる者(自分の研究を理解できる者)もいなかったらしく、構造をチェックしてくれるカプセルにエックスを封印したのだった。 そして時は経ち21XX年、既に廃墟となってしまっていたライト研究所跡をケイン博士が訪れ、そこでエックスのカプセルを発見。 その厳重な封印もオールグリーンとなっていた事から、エックスを起動させたのである。 ケイン博士はエックスを解析しようとするも、存在自体がブラックボックスであるエックスの解析は困難を極め、僅かな量のデータしか得られなかった。 しかし、ケイン博士はそのわずかなデータだけを頼りにシグマを、ひいてはレプリロイドそのものを創造した。 早い話、エックスはレプリロイドではなくその大元となった、『レプリロイド・アダム』ともいうべき存在である。 #center(){&blankimg(before_X.jpg,width=240,height=136)} 『イレハン』収録のOVA『The Day of Σ』ではエックス誕生から完成・封印されるまでの回想シーンがあり、エックスとライト博士のやり取りが涙を誘う。 ファンならば一見の価値は絶対にある。 ---- *&size(19){◇無限の可能性} エックスの可能性は一言で言えば無限大であり、[[かつて僅かな人が習>波動拳]][[得したと言う必殺技>昇龍拳]]を撃った事も。 その威力はボスだろうがシグマだろうが一撃で粉砕する程である。 ……無限の可能性恐るべし。 また、『イレハン』におけるシグマの反乱の理由が自分達レプリロイドの可能性を試すと言うものであり、無限の可能性を持つエックスを倒す事こそがレプリロイドの進化に繋がると考えられている。 #center(){&blankimg(1st-armor.jpg,width=186,height=212)&blankimg(U-armor.jpg,width=201,height=289)} そしてエックスの真の特徴は、その多彩な拡張性にある。 そもそもレプリロイドの設計思想そのものがエックスを元としているため、多くのレプリロイド達が備えている固有武装プログラムなどに対する互換性があり、特殊武器として装備する事が可能。 また、ライト博士が遺したカプセルに入って、4つのパーツから成るパワーアップ用の[[アーマーパーツ>アーマーパーツ(ロックマンXシリーズ)]]を装備すれば、性能を飛躍的に高めたり、あるいは新しい機能を追加して戦えるようになる。 中には[[究極の戦闘能力を追究したチート装備>アルティメットアーマー(ロックマンXシリーズ)]]も…。 そうした機能を複合的に発揮して、様々な条件下で臨機応変に活躍できる優秀なレプリロイドと言えるだろう。 なお、どういうわけか、ゼロのアームパーツとも互換性がある。 『The Day of Σ』においては頭部の赤いパーツが光り輝いて一時的に覚醒状態となり、シグマの顔面を片手で覆うだけでダメージを与えた上に目元に傷を付けた。 その反動によるものか、攻撃した直後にその場で意識を失い機能停止している。 この覚醒エックスは今のところプレイアブルキャラになっておらず、また他のどの作品でもエックスが同じように覚醒した描写は無い。 時間にして1分程度のワンシーンではあるが、「頭部のパーツが輝いて覚醒する」「徒手空拳でも戦うことが出来る」「あのシグマを一方的に傷めつけるほどに強い」と、エックスの設定やスペックを考察する上で極めて重要な要素が詰め込まれている。 ---- *&size(19){◇ハンターランク} なお、エックスのハンターランクは『X1』ではB級だったが、それ以降についてはハッキリしていない。 『X5』では説明書で未だB級と書いてあると思ったら、名無しハンター曰く誰もが認める特A級ハンターと言う描写があったり、番外編の『メガミッション』でも特A級と書いてあり、公式データでも落ち着かない。 それ以外でハッキリとランクが記述されているのは『コマンドミッション』(S級)ぐらいである。 コロニー落下事件後、人員減少によって従来通りのハンター組織維持が難しくなり、自身が隊長を務めた17部隊も含め全ての部隊が統廃合されてからは、ハンター全体のリーダー的存在となっている。 ---- *&size(19){◇悩む事の是非} 『悩む』というシリーズでも大きなターニングポイントを持つエックスだが、表現を誤ると彼の軸がブレてしまう事にもなる。 元々スタッフがゼロが本当の主役という意図で生み出した表向きの主人公であるため、性格と外見はロックマンらしさを損ねないようにデザインされている。 当初はロックマンと同様に優しい性格でありながら、平和を乱す者に容赦はしないという設定だった。 しかし、シリーズを経る毎にシリアスさを増していくシナリオや、漫画版の影響、そしてゼロとの差別化によって、ロックマン以上に敵を倒す事をためらい、疑問に感じ悩み苦しむタイプの主人公へと変貌していく。 その様は時に、見ようによっては偽善者にも見え、スタッフの間でも主人公に向かない性格と酷評され、『コマンドミッション』では意図的に性格を変えられてしまう程である。 (流石にフォローなしではまずいと判断したのか、コマミのスタッフは「悩みを乗り越えたから性格が変わった」とインタビューで明言した) そのためシリーズを通して悩み抜いた末にも結局、答えには辿り着けず、一応の完結編である『X8』でさえも戦わなければならないという現実をゼロに突き付けられる形で幕を下ろしている(流石に腹を括ったらしく、それほど苦い表情はしていなかった)。 しかし安易な答えを選択せず、ありきたりな理屈に縋って自分を誤魔化さず、常に悩み苦しみながら(漫画版では更に時折涙込みで)戦い抜き、独自の成長と道を模索していく姿はスタッフの当時の目論みさえも超えており、真の意味で彼の無限の可能性を表していると云えるだろう。 ---- *&size(19){◇声について} スタッフの間でもイメージを掴み切れていなかったらしく、複数回に渡って中の人が交代している。 『コマンドミッション』で櫻井氏に交代して以降は、エックスの声は氏で固定された。 ちなみに櫻井氏はイレハンの公式サイトのインタビューにて、 エックスに関して「本来なら戦うような雰囲気のキャラじゃないな」「冷たい機械ではなくて、人間と考えてアフレコをしました」と述べている。 『[[PROJECT X ZONE]]』の公式サイトで聴けるボイスメッセージでも「彼(エックス)は自分自身とも戦っている」と述べていた。 ---- *&size(19){◇その後} イレギュラー戦争終結後、[[ネオ・アルカディア>楽園]]を統治していたが、妖精戦争で[[ダークエルフ>ダークエルフ/ベビーエルフ]]を対ウィルス対策が整った自らのボディに封印した際、その衝撃でエックスの魂はボディからはじき出され、5つのサイバーエルフに分裂。 その内、4つのDNA(サイバーエルフ)を元に[[ネオ・>闘将ファーブニル]][[アルカ>賢将ハルピュイア]][[ディア>隠将ファントム]][[四天王>妖将レヴィアタン]]が作られた。 残りの1つは[[コピーエックス]]に組み込まれるのを拒絶している。 『[[ロックマンゼロ]]』シリーズにおけるエックスについては[[サイバーエルフ・エックス]]を参照。 ネオ・アルカディアを支える労働力としていつの間にか量産型の[[パンテオン]]も作られていた。 ゲーム中での扱いを見ると本人の了承を得たのか気になるところだが、元々レプリロイドのコピー元なので今更かもしれない。 ちなみに『[[コマンドミッション>ロックマンXコマンドミッション]]』とロックマンゼロはパラレルながらも同じ西暦22XX年代であり、コマミのエックスのアーマーは『ロックマンゼロ』を意識したものである。 「R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス」の解説と増補版である「R20+5」の質問コーナーも参照。 ---- *&size(19){◇関連商品} 日本で1996年から展開されたバンダイの『メガアーマー』シリーズでは「ロックマンX」として発売。 『X3』のパワーアップパーツを装着したマックスアーマーバージョンやカラーバリエーションもある。 他にも特殊武器と色違いのアーマーのセットや[[ライドアーマー>ライドマシン(ロックマンXシリーズ)]]も商品化されている。 同年のカードダス展開『ロックマンX メガミッション3』のイクスアーマーも「イクスアーマーゼロ&X」として商品化され、メガフレーム(本体)のアーマーを外して、もしくは別売りのメガフレームにこちらを取り付けることができる。 また、ゼロのイクスアーマーが融合してパワーアップしたアルイクスアーマーバージョンのエックスも発売された。 そしてリターンイクスが装着するRX(リターンイクス)アーマーも商品化され、イクスアーマーと同様に取り付けることができる。 『X4』の限定版である「スペシャルリミテッドパック」にはアルティメットアーマーが付属した。 海外では2003年まで商品展開が続けられ、基本的に本体がセットに含まれている。 日本未発売のカラーバリエーションや特殊武器、フォースアーマー・ファルコンアーマー・ガイアアーマーも商品化されている。 2003年にはボーナスパーツ付属版パッケージも8種類発売され、すべて集めることでシャドーアーマーが完成する。 ちなみにアルティメットアーマーはメッキ版も含め一般商品として何度か発売。 海外版のイクスアーマーは単品発売で、アルイクスアーマーやRX(リターンイクス)アーマーと同じく何度か発売されている。 2003年の通常版とメッキ版のパッケージは、それぞれイクスアーマーX・アルイクスアーマーX・リターンイクスの描き下ろしイラストが使用されている。 そして… #center(){D-Artsエックス ガ ハツバイ サレタ! タダチニ コウニュウ シタマエ!} バンダイの『[[D-Arts]]』からフィギュアが発売。 可動範囲が広く、ゲーム時のポーズやバスターの構えもお手の物。 ノーマル&チャージショットのエフェクトパーツ付属。 漫画版も限定発売として登場した。 更にフルアーマー(X1仕様)エックスも登場。 ノーマルエックスとのパーツ組み換えも可能、ノーマル&チャージショットのエフェクトパーツ用スタンド付属。 そして、エックス最強のアーマー・アルティメットアーマーも発売された。 ノヴァストライク用の背面ウイング、特徴的な各部クリアパーツも再現されている。 更に更にエイプリルフール企画から端を発し、キックスターターで見事商品化が実現した&bold(){[[『水野版ロックマンX』>http://sen-ti-nel.co.jp/product-about/7_seikyo/product-about7_016.html]]}フィギュアも80ドルで発売中である。(日本での発売は未定) 当初はデザインを担当したカプコンの水野佳祐(みずのけいすけ)氏の名前をもじり、[[Ver.Ka>カトキハジメ]]のパロディで「Ver.Ke」などと呼ばれていた。 販売元はTruforceという海外の新しい会社だが、千値練の製作協力によりスタイリッシュな造形と変態可動を実現している。 限定品としてエックスやイクスによく似た正体不明のレプリロイド『X-Kai』も発売された。 エックススキーなら買うべき商品だ! ---- *&size(19){◇クロスオーバー参戦} そして『[[PROJECT X ZONE]]』に客演。時系列は『X4』終了後。 ゼロが(主人公をさしおき)客演を果たしたのに対し、他社作品への出演には恵まれなかった(辛うじて『[[タツノコ VS.CAPCOM]]』のゼロEDにいた)エックスだが、初の客演に活躍が期待される。 …とか言ってたら複数技使用時になんと真空波動拳をぶっ放すことが判明。最初から飛ばしすぎである。 また、漫画版の台詞も言ってくれる。 戦闘前後の台詞ではお人好しな面が描かれ、ゼロにツッコまれたり逆にゼロの過激な発言にツッコんだりしている。 また、やたらと敵から特殊武器を入手したがっており特殊武器を入手できずに残念がる面も見られた。 続編『[[PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD]]』にもゼロとのタッグで再参戦。Mk-2として蘇った[[VAVA>VAVA(ロックマンXシリーズ)]]や復活したシグマとの戦いに身を投じる。 本作では[[龍亀一號の緊急ブースターを音声点火>サイボーグ009]]したり、[[針山>トゲ(ロックマン)]]にゼロともども異様にビビッたり、 ゼロとキャプテン(※中の人が同じ)が互いに褒め合っているのを見て「自画自賛なんだろうか…?」とツッコんだりしている。 そんなギャグを演じる一方、VAVAやシグマとの対決では『X5』の展開を匂わせる描写が… 2014年9月13日発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]』では、初代ロックマンの最後の切り札として[[他の>ロック・ヴォルナット]][[ロック>ロックマン(ロックマンエグゼ)]][[マン達>星河スバル]]共々召喚され、一斉にチャージショットを放つ。 無限の可能性を秘めた追記・修正をお願いします。 #right(){画像出典:イレギュラーハンターX、R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス &copy; CAPCOM CO.,LTD. 1993, 2005, 2008 ALL RIGHTS RESERVED.} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,18) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もしアイリスがエックスのシナリオに関わってたら、どうなってたと思う? -- 名無しさん (2016-04-17 17:48:05) - 「遙か昔に作られた争いを沈める為の戦闘用ロボット」、という意味ではサンゴッド的な存在だと思う -- 名無しさん (2016-04-19 22:31:16) - コメント欄が長くなってきたので、リセットしました。 -- 名無しさん (2016-04-20 18:20:13) - ZERO3の末路を考えるとエックスの一言一句が切なく思えてくる・・・・ -- 名無しさん (2016-04-20 21:08:23) - ねんどろいどの製作が決定したらしいので詳しいことがわかったら関連商品欄に追記しときますね -- 名無しさん (2016-04-26 10:02:40) - 有賀ヒトシの漫画は当時の媒体がエックスの一人称を僕って扱うこともあったから、それに合わせたんじゃないか? -- 名無しさん (2016-04-26 14:58:37) - どうしてライト博士は女性ロボット(イブ)を生み出さなかたのか…疑問だ -- 名無しさん (2016-05-04 23:36:41) - ↑神話を読み直そう。ロボットにとって人間は創物主に当たる。イブはアダムの肋骨 -- 名無しさん (2016-05-18 20:22:17) - 一本がもととなっている。つまりエックスの僅かな情報からできた初めのレプリロイド∑隊長がイブにあたるのだよ。 -- 名無しさん (2016-05-18 20:24:51) - 数学でいうと未知数と総和・・いいカップルじゃないか -- 名無しさん (2016-05-18 20:27:35) - エックスが作られた理由はやっぱりワイリーがゼロ(と当時名づけてたかどうかは知らんが)を作っていたことをライト博士が察知したからなのかな。争いを好まないライト博士が成長機能付きの戦闘専用ロボットをつくるなんてただ事じゃないし -- 名無しさん (2016-05-18 20:40:33) - ここで敢えて、WS版ロクフォルのラスボス「ワイリーがクイントへの改造に失敗して未来世界を破壊してしまったロックマンシャドウ」を挙げてみるw -- 名無しさん (2016-05-18 20:46:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/26(火) 23:55:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#0000ff){「オレがこうして立っている限り、望みはある!」} &blankimg(X.jpg,width=235,height=372)} CV:[[緒方恵美]]または制作スタッフ((開発スタッフ側は社内の女性スタッフだと否定しているが緒方本人は間違いなくやったというよくわからない状態になっており実は未だにはっきりしていない。ロックマンユニティにおけるロックマンXコンポーザー山本節生氏へのインタビューでは容量削減の為に女性スタッフの音声を加工した経緯が語られている。))/伊藤健太郎 (X4)/[[森久保祥太郎]] (X5~X7)/[[櫻井孝宏]] (コマンドミッション以降) 『[[ロックマンX>ロックマンX(ゲーム)]]』シリーズに登場するキャラクターであり、本シリーズの主人公。 警察組織[[イレギュラーハンター第17精鋭部隊>イレギュラーハンター第17精鋭部隊(ロックマンXシリーズ)]]に所属する人型ロボット・レプリロイドである。 >身長:160cm >体重:57kg([[初代ロックマン>DRN.001 ロックマン]]より軽いのは技術の進歩と発展によるもの) >外見年齢:14~15歳 >動力:太陽エネルギー >材質:軽量<チタニュウムX>合金 #contents() *&size(19){◇概要} 腕を銃身に変形させてエネルギー弾を発射する「エックスバスター」と、相手の特殊武器を取得する能力が彼の武器。 性格は正義感と使命感が強いだけでなく、心優しく相手の事を労わる程に繊細。 初作の『X1』の時点では[[シグマ>シグマ(ロックマンX)]]の指揮するエリート部隊、第17精鋭部隊に所属する隊員だった。 しかし、戦闘時でも優しさを捨てきれない故に、イレギュラー相手でも破壊をためらう等『悩む』事があり、常にB級ハンターの座に甘んじていた。 そのため、多くの特A級ハンター達からも甘い奴と思われ、良い目で見られてはいなかった。 しかし、同じ部隊の所属であり、彼の親友の[[ゼロ>ゼロ(ロックマンXシリーズ)]]や隊長のシグマは、外見からでは計り知れない未知数な潜在能力を秘めている事を見抜いていた。 (当時既に特A級だったゼロ曰く「今のオレより強くなれる」) 誰よりも強く、成長できる『無限の可能性』を秘めていたのである。 そして、シグマが人類に反旗を翻した(X1)時、初めてエックスの真価は発揮される。 その戦いの中で、かつての同僚だったハンター達と戦いを重ねるにつれて徐々に成長。最後にシグマと死闘を繰り広げた末、勝利を収める。 その後、シグマが勤めていた第17部隊隊長の座に就任。 破壊に対する悩みは未だ抱くが、イレギュラーの脅威から自分の信じる仲間達や人々を守る為に、誇りある[[イレギュラーハンター>イレギュラーハンター(ロックマンX)]]として戦い続ける事になる。   同じハンターであり、自身の理解者でもあるゼロの事を深く信頼しており、親友として彼の事を慕っている。 『X4』のEDでは「もし、自分がイレギュラー化したら君が処理してくれ」と頼んだ事もある。 ゼロからは「バカな事を言うな」と返されたが、結局押し切る形で約束した。 そして、変則的ではあるものの、この約束は『[[ロックマンゼロ]]』で果たされることに…。 また、岩本佳浩先生の[[漫画版>ロックマンX(漫画版)]]では「[[涙]]を流せる」という特異な機能が追加されており((ギャグシーンながら、グロ画像を見て「ゲロを吐く」というさらに謎な機能もあった。))、それもあってか泣く場面もかなり多かった。 [[一人称(日本語)]]は「俺」。『ロックマンゼロ』シリーズでは「ボク」。『The Day of Σ』でライト博士と話す回想では「私」。 有賀ヒトシ先生による『メガミッション』のコミカライズでは一人称が「ぼく」に変更されている。 もうひとりのエックスといえるイクス((こちらもカードでは「私」だが漫画では「オレ」に変更されている。))の凶暴なキャラクターと対比させるためであろう。 ---- *&size(19){◇全身スペック} #region(【頭部装備】) ・ブロードレンジ=アイカメラ 人間の何倍も多くのものを視認できる。 ・超高感度音声認識システム 常人よりも格段に広い可聴域を持ち、超音波なども聴き取れる。 ・音声発生装置 喉にある、エックスが声を発するための装置。 水中や宇宙でも喋れるので、呼吸で人工声帯を震わせて発声している訳ではなく、スピーカーと音声合成ソフトが一体になったようなものと考えられる。 ちなみにOPデモによればMOKUOO社製(海外版ではHAYATOM Inc.)。 #endregion #region(【胸部装備】) ・蓄積型エネルギー発生装置 太陽エネルギーを蓄え、エックスの動力にあうエネルギーを必要なだけ発生させる事ができる。 言うなればソーラーバッテリー式UPS(無停電電源装置)といった所。 ・超小型燃料タンク 水中や地中など、太陽エネルギーのチャージが臨めないような場所でも活動できるように、大量の燃料を超小型のタンクに蓄えている。 上記の装置と併せて、エックスのエネルギーは太陽エネルギーとライフエネルギーのハイブリッドで賄われており、エネルギー切れの心配はまず無用と言っていい。 ・中央制御システム 全身の動きを正確にコントロールする管理モジュールであり、エックス第二の頭脳。 各部へのエネルギー配分調整や各種武装発動時のシステム制御など、主に駆動面での制御をこちらで担う事で、エックスの人格を司る頭部電子頭脳の負担を軽減し、エックス自身はよりファジーな感覚で全身の機能を自由に発揮できる。 #endregion #region(【腕部装備】) ・エックスバスター(ロックバスター=マーク17) 太陽エネルギーを高出力ビームに変えて撃ち出す。肘から先が変形する外見や「マーク17」という表記からも分かるようにロックバスターの発展形。 ・エネルギー増幅装置 エネルギーを増幅させ、より強力なショットを撃つ事ができる。 ・武器可変システム 他のレプリロイド達の特殊武器チップを組み込むことにより、様々な武器を使う事ができる。 後述する通り、レプリロイドの設計そのものがエックスを元にしているので、これはある意味逆輸入みたいなもの。 #endregion #region(【脚部装備】) ・フルオートバランサー どんな状態からでも綺麗に着地できる。 ・緊急加速システム 静止状態からでも瞬発的に加速して高速移動する「ダッシュ」ができるようになる。 『X1』ではフットパーツで追加実装される装備だった(実際、オープニングデモにおけるスペックリストではoptionと記載されている)が、このパーツ装着に際してエックス自身がアップデートされたためか、『X2』以降は標準機能となった。 #endregion #region(【内部骨格】) ・超弾力装甲骨格 受けたダメージを93%減少させる。 #endregion #region(【皮膚】) ・軽量《チタニュウムX》合金 とても軽くて、世界で一番熱やショックに強い金属(講談社『ロックマン&ロックマンX大図鑑』より)。 他に明文化された設定はないが、ライト博士は以前にセラミカルチタン合金を開発しており、その発展形と考えられる。 #endregion ---- *&size(19){◇出生の秘密} エックスの正体は、かつて「ロボット工学の父」とまで呼ばれた科学者、[[ライト博士>トーマス・ライト]]によってロックマンの後継機として作られた、最後の[[ライトナンバーズ]]である。 博士はエックスに『物事を自分で考え、自分で意志決定を行い、自分で行動を決める』と言う、今までのロボットには無かった"『悩む』"能力を与えた。 『[[イレギュラーハンターX]]』では、これは機械であるロボットが生き物のように『進化』できる可能性があると言う説明がある。 しかし、この能力は可能性をもたらすと同時に危険性も伴っていた。 もしエックスが人間を傷つけてはいけないと言う三原則にさえ疑問を抱き、最終的に人間は守るに値しない存在だと結論付けた時は、エックス自身が人類の敵になりうるであろう事を博士は危惧していた。 しかし、自身の余命も長く残されておらず、エックスの事を託せる者(自分の研究を理解できる者)もいなかったらしく、構造をチェックしてくれるカプセルにエックスを封印したのだった。 そして時は経ち21XX年。(&link_anchor(*1){*1})、既に廃墟となってしまっていたライト研究所跡をケイン博士が訪れ、そこでエックスのカプセルを発見。 その厳重な封印もオールグリーン((この「安全」という結果が何を以て出されたものか、結局発見したケイン博士本人も半信半疑だった。エックスが単に機械として暴走する可能性ならともかく、彼が悩んだ結果自分の意志で人間に失望して敵対、人類同士のエゴで板挟みにされて云々…と、殆ど悪魔の証明に近い試行を例え100年かかってても解答してのけたこのカプセルこそが真のブラックボックスなのかもしれない…。))となっていた事から、エックスを起動させたのである。 ケイン博士はエックスを解析しようとするも、存在自体がブラックボックスであるエックスの解析は困難を極め、僅かな量のデータしか得られなかった。 しかし、ケイン博士はそのわずかなデータだけを頼りにシグマを、ひいてはレプリロイドそのものを創造した。 早い話、エックスはレプリロイドではなくその大元となった、『レプリロイド・アダム』ともいうべき存在である。 #center(){&blankimg(before_X.jpg,width=240,height=136)} 『イレハン』収録のOVA『The Day of Σ』ではエックス誕生から完成・封印されるまでの回想シーンがあり、エックスとライト博士のやり取りが涙を誘う。 ファンならば一見の価値は絶対にある。 ---- *&size(19){◇無限の可能性} エックスの可能性は一言で言えば無限大であり、[[かつて僅かな人が習>波動拳]][[得したと言う必殺技>昇龍拳]]を撃った事も。 その威力はボスだろうがシグマだろうが一撃で粉砕する程である。 ……無限の可能性恐るべし。 上記はネタ色の強い隠し技だが、それ抜きに考えても他のレプリロイドとは根本から違う謎の力を秘めている様子。 X1終盤のVAVA戦では、出所不明のパワーで瀕死状態からライフを全回復するという、他のレプリロイドが誰も真似できない芸当をやってのけた。 また、『イレハン』におけるシグマの反乱の理由が自分達レプリロイドの可能性を試すと言うものであり、無限の可能性を持つエックスを倒す事こそがレプリロイドの進化に繋がると考えられている。 #center(){&blankimg(1st-armor.jpg,width=186,height=212)&blankimg(U-armor.jpg,width=201,height=289)} そしてエックスの真の特徴は、その多彩な拡張性にある。 そもそもレプリロイドの設計思想そのものがエックスを元としているため、多くのレプリロイド達が備えている固有武装プログラムなどに対する互換性があり、特殊武器として装備する事が可能。 また、ライト博士が遺したカプセルに入って、4つのパーツから成るパワーアップ用の[[アーマーパーツ>アーマーパーツ(ロックマンXシリーズ)]]を装備すれば、性能を飛躍的に高めたり、あるいは新しい機能を追加して戦えるようになる。 中には[[究極の戦闘能力を追究したチート装備>アルティメットアーマー(ロックマンXシリーズ)]]も…。 そうした機能を複合的に発揮して、様々な条件下で臨機応変に活躍できる優秀なレプリロイドと言えるだろう。 なお、どういうわけか、ゼロのアームパーツとも互換性がある。 『The Day of Σ』においては頭部の赤いパーツが光り輝いて一時的に覚醒状態となり、シグマの顔面を片手で覆うだけでダメージを与えた上に目元に傷を付けた。 その反動によるものか、攻撃した直後にその場で意識を失い機能停止している。 この覚醒エックスは今のところプレイアブルキャラになっておらず、また他のどの作品でもエックスが同じように覚醒した描写は無い。 時間にして1分程度のワンシーンではあるが、「頭部のパーツが輝いて覚醒する」「徒手空拳でも戦うことが出来る」「あのシグマを一方的に傷めつけるほどに強い」と、エックスの設定やスペックを考察する上で極めて重要な要素が詰め込まれている。 ---- *&size(19){◇ハンターランク} なお、エックスのハンターランクは『X1』ではB級だったが、それ以降についてはハッキリしていない。 『X5』では説明書で未だB級と書いてあると思ったら、名無しハンター曰く誰もが認める特A級ハンターと言う描写があったり、番外編の『メガミッション』でも特A級と書いてあり、公式データでも落ち着かない。 それ以外でハッキリとランクが記述されているのは『コマンドミッション』(S級)ぐらいである。 コロニー落下事件後、人員減少によって従来通りのハンター組織維持が難しくなり、自身が隊長を務めた17部隊も含め全ての部隊が統廃合されてからは、ハンター全体のリーダー的存在となっている。 ---- *&size(19){◇悩む事の是非} 『悩む』というシリーズでも大きなターニングポイントを持つエックスだが、表現を誤ると彼の軸がブレてしまう事にもなる。 元々スタッフがゼロが本当の主役という意図で生み出した表向きの主人公であるため、性格と外見はロックマンらしさを損ねないようにデザインされている。 当初はロックマンと同様に優しい性格でありながら、平和を乱す者に容赦はしないという設定だった。 しかし、シリーズを経る毎にシリアスさを増していくシナリオや、漫画版の影響、そしてゼロとの差別化によって、ロックマン以上に敵を倒す事をためらい、疑問に感じ悩み苦しむタイプの主人公へと変貌していく。 その様は時に、見ようによっては偽善者にも見え、スタッフの間でも主人公に向かない性格と酷評され、『コマンドミッション』では意図的に性格を変えられてしまう程である。 (流石にフォローなしではまずいと判断したのか、コマミのスタッフは「悩みを乗り越えたから性格が変わった」とインタビューで明言した) そのためシリーズを通して悩み抜いた末にも結局、答えには辿り着けず、一応の完結編である『X8』でさえも戦わなければならないという現実をゼロに突き付けられる形で幕を下ろしている(流石に腹を括ったらしく、それほど苦い表情はしていなかった)。 しかし安易な答えを選択せず、ありきたりな理屈に縋って自分を誤魔化さず、常に悩み苦しみながら(漫画版では更に時折涙込みで)戦い抜き、独自の成長と道を模索していく姿はスタッフの当時の目論みさえも超えており、真の意味で彼の無限の可能性を表していると云えるだろう。 ---- *&size(19){◇声について} スタッフの間でもイメージを掴み切れていなかったらしく、複数回に渡って中の人が交代している。 相棒であるゼロはXシリーズ中、一貫して[[置鮎龍太郎]]氏が声を当てているため、ここでも「悩まないゼロ」と「悩めるエックス」という対比が生まれている。%%偶然だろうが%% 『コマンドミッション』で櫻井氏に交代して以降は、エックスの声は氏で固定された。 ちなみに櫻井氏はイレハンの公式サイトのインタビューにて、エックスに関して 「本来なら戦うような雰囲気のキャラじゃないな」「冷たい機械ではなくて、人間と考えてアフレコをしました」と述べている。[[○>http://web.archive.org/web/20090225143507/http://www.capcom.co.jp/psp_x/afureco.html]]((アフレコ収録レポート (Webアーカイブ). カプコン. 2021/06/05 閲覧。)) 『[[PROJECT X ZONE]]』の公式サイトで聴けるボイスメッセージでも「彼(エックス)は自分自身とも戦っている」と述べていた。((Adobe Flash Playerが2020年末にサポート終了したため、聴くには「Maxthon Nitro」などのブラウザが必要。)) ちなみにゼロシリーズでは[[水島大宙]]氏がエックスの声を担当している。(ゼロは風間勇刀氏が担当) ---- *&size(19){◇その後} イレギュラー戦争、そしてその末期にあたる妖精戦争の終結後、人間を保護するための統一政府[[ネオ・アルカディア>楽園]]を統治していたが、妖精戦争の元凶である[[ダークエルフ>ダークエルフ/ベビーエルフ(ロックマンゼロ)]]を対ウィルス対策が整った自らのボディを鍵として封印した際、その衝撃でエックスの魂はボディからはじき出され、5つのサイバーエルフに分裂。 その内、4つのDNA(サイバーエルフ)を元に[[ネオ・>闘将ファーブニル]][[アルカ>賢将ハルピュイア]][[ディア>隠将ファントム]][[四天王>妖将レヴィアタン]]が作られた。 残りの1つはDr.シエルによって作られた[[コピーボディ>コピーエックス]]に組み込まれるのを拒絶している。 『[[ロックマンゼロ]]』シリーズにおけるエックスについては[[サイバーエルフ・エックス]]を参照。 ネオ・アルカディアを支える労働力としていつの間にか量産型の[[パンテオン]]も作られていた。 ゲーム中での扱いを見ると本人の了承を得たのか気になるところだが、元々レプリロイドのコピー元なので今更かもしれない。 ちなみに『[[コマンドミッション>ロックマンXコマンドミッション]]』とロックマンゼロはパラレルながらも同じ西暦22XX年代であり、コマミのエックスのアーマーは『ロックマンゼロ』を意識したものである。 「R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス」の解説と増補版である「R20+5」の質問コーナーも参照。 ---- *&size(19){◇関連商品} 日本で1996年から展開されたバンダイの『メガアーマー』シリーズでは「ロックマンX」として発売。 『X3』のパワーアップパーツを装着したマックスアーマーバージョンやカラーバリエーションもある。 他にも特殊武器と色違いのアーマーのセットや[[ライドアーマー>ライドマシン(ロックマンXシリーズ)]]も商品化されている。 同年のカードダス展開『ロックマンX メガミッション3』のイクスアーマーも「イクスアーマーゼロ&X」として商品化され、メガフレーム(本体)のアーマーを外して、もしくは別売りのメガフレームにこちらを取り付けることができる。 また、ゼロのイクスアーマーが融合してパワーアップしたアルイクスアーマーバージョンのエックスも発売された。 そしてリターンイクスが装着するRX(リターンイクス)アーマーも商品化され、イクスアーマーと同様に取り付けることができる。 『X4』の限定版である「スペシャルリミテッドパック」にはアルティメットアーマーが付属した。 海外では2003年まで商品展開が続けられ、基本的に本体がセットに含まれている。 日本未発売のカラーバリエーションや特殊武器、フォースアーマー・ファルコンアーマー・ガイアアーマーも商品化されている。 2003年にはボーナスパーツ付属版パッケージも8種類発売され、すべて集めることでシャドーアーマーが完成する。 ちなみにアルティメットアーマーはメッキ版も含め一般商品として何度か発売。 海外版のイクスアーマーは単品発売で、アルイクスアーマーやRX(リターンイクス)アーマーと同じく何度か発売されている。 2003年の通常版とメッキ版のパッケージは、それぞれイクスアーマーX・アルイクスアーマーX・リターンイクスの描き下ろしイラストが使用されている。 その後はしばらく商品展開されていなかったが、2017年に新世代のメガアーマーとして「超合金ロックマンX GIGA ARMORエックス」が発売された。 ノーマルエックス、装着するG.B.F.アーマーに加えてライドチェイサーに変形できるラッシュヤークトの3つがオリジナルのデザインで造形されていて、どのデザインもカッコいい。 そして… #center(){D-Artsエックス ガ ハツバイ サレタ! タダチニ コウニュウ シタマエ!} バンダイの『[[D-Arts]]』からフィギュアが発売。 可動範囲が広く、ゲーム時のポーズやバスターの構えもお手の物。 ノーマル&チャージショットのエフェクトパーツ付属。 漫画版も限定発売として登場した。 更にフルアーマー(X1仕様)エックスも登場。 ノーマルエックスとのパーツ組み換えも可能、ノーマル&チャージショットのエフェクトパーツ用スタンド付属。 そして、エックス最強のアーマー・アルティメットアーマーも発売された。 ノヴァストライク用の背面ウイング、特徴的な各部クリアパーツも再現されている。 更に更にエイプリルフール企画から端を発し、キックスターターで見事商品化が実現した&bold(){[[『水野版ロックマンX』>http://sen-ti-nel.co.jp/product-about/7_seikyo/product-about7_016.html]]}フィギュアも80ドルで発売中である。(日本での発売は未定) 当初はデザインを担当したカプコンの水野佳祐(みずのけいすけ)氏の名前をもじり、[[Ver.Ka>カトキハジメ]]のパロディで「Ver.Ke」などと呼ばれていた。 販売元はTruforceという海外の新しい会社だが、千値練の製作協力によりスタイリッシュな造形と変態可動を実現している。 限定品としてエックスやイクスによく似た正体不明のレプリロイド『X-Kai』も発売された。 エックススキーなら買うべき商品だ! [[ねんどろいど]]シリーズからは、「エックス」「エックス フルアーマー」(X1のアーマー)「ねんどろいどもあ ライドアーマー・ラビット」が発売されている。 ラビットには他のねんどろいどを搭乗させる事ができるが、付属品の操縦桿を握る専用手首パーツはエックスに合わせた白手になっているので注意。 同じ白手パーツのゼロを乗せる分には問題ないが、例えばフルアーマーエックスは青手なので、手だけ食い違ってしまう。%%まぁ手元は隠れるから気にするな%% 近年では完成品フィギュアだけでなく『[[コトブキヤ]]』よりプラモデルも発売されている。 各種プラモデル間でパーツに互換性があり、ゲーム内で経験するフットパーツだけ装着やアームパーツだけ装着なども再現できる。 ラインナップはエックス、マックスアーマー(X3のアーマー)、フォースアーマー、セカンドアーマーに加えて色変え版でエックスプレミアムチャージショットver、マックスアーマーハイパーチップver、エックスライジングファイアver、フォースアーマーライジングファイアverが発売中。 ---- *&size(19){◇クロスオーバー参戦} そして『[[PROJECT X ZONE]]』に客演。時系列は『X4』終了後。 ゼロが(主人公をさしおき)客演を果たしたのに対し、他社作品への出演には恵まれなかった(辛うじて『タツノコ VS.CAPCOM』のゼロEDにいた)エックスだが、初の客演に活躍が期待される。 …とか言ってたら複数技使用時になんと真空波動拳をぶっ放すことが判明。最初から飛ばしすぎである。 また、漫画版の台詞も言ってくれる。 戦闘前後の台詞ではお人好しな面が描かれ、ゼロにツッコまれたり逆にゼロの過激な発言にツッコんだりしている。 また、やたらと敵から特殊武器を入手したがっており特殊武器を入手できずに残念がる面も見られた。 続編『[[PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD]]』にもゼロとのタッグで再参戦。Mk-2として蘇った[[VAVA>VAVA(ロックマンXシリーズ)]]や復活したシグマとの戦いに身を投じる。 本作では[[龍亀一號の緊急ブースターを音声点火>サイボーグ009]]したり、[[針山>トゲ(ロックマン)]]にゼロともども異様にビビッたり、 ゼロとキャプテン(※中の人が同じ)が互いに褒め合っているのを見て「自画自賛なんだろうか…?」とツッコんだりしている。 そんなギャグを演じる一方、VAVAやシグマとの対決では『X5』の展開を匂わせる描写が… 2014年9月13日発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]』では、初代ロックマンの最後の切り札として[[他の>ロック・ヴォルナット]][[ロック>ロックマン(ロックマンエグゼ)]][[マン達>星河スバル]]共々召喚され、一斉にチャージショットを放つ。 さらに、続編の『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』では[[アタッカースピリット>スピリッツ(スマブラ)]]としても登場。 階級はACE(★3)で、パラメーターもそれ相応に高い。さらに、レベルを99まで上げて超化させることで、アーマーを装備した「フルアーマー・エックス」に変化させることも可能。 超化により「スーパーアーマー」のスキルが付与されるため、さらに強力なアタッカーとして重宝する… …と言いたいところだが、肝心のパラメーターが(おそらくスーパーアーマーが追加付与されたことへのバランス調整で)''超化前より大幅に下がってしまう''という罠があったりするので、何も知らずに超化させてしまうと泣きを見ることに…。 カプコンキャラが多数出演するソーシャルゲーム『TEPPEN』にも登場。原作とは設定が異なるものの、それを下敷きにしたであろう「''数千年前の文明の遺産''」という出自を持つ。 外観に関しても、苔むしたように緑がかった体色に変化に乏しい表情、それらに加えて頭上では光の輪が輝く…という、原作以上に無機質で神秘的な印象を受けるアレンジが施された。 特に頭上の光の輪は、原作のエックスよりもむしろゼロシリーズのコピーエックスを彷彿とさせる。 無限の可能性を秘めた追記・修正をお願いします。 #right(){画像出典:イレギュラーハンターX、R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス &copy; CAPCOM CO.,LTD. 1993, 2005, 2008 ALL RIGHTS RESERVED.} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,34) } #include(テンプレ3) ---- &aname(*1,option=nolink){(*1)}Xシリーズにおける年代については、どの作品でも21XX年(コマンドミッション除く)という表記で一貫しているが、X1オープニングデモにおけるケイン博士のログイン画面描写から少なくとも2114年以降と見られる。 #openclose(show=ケイン博士のログイン画面){ NOM ENGINEER WORK SYSTEM Model CPS-9204 Copyright (c) 2105,2109,2114 NOM Corporation All Rights Reserved real mem = 8192 TB avail mem = 32768 TB primary data cache : 512KB primary inst.cache : 768KB secondary cache : 32768KB login : Dr.CAIN code : ****** >device -dv1 -a reading "R.X.S." reading "BD-E" reading "WARNING" } ---- #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もしアイリスがエックスのシナリオに関わってたら、どうなってたと思う? -- 名無しさん (2016-04-17 17:48:05) - 「遙か昔に作られた争いを沈める為の戦闘用ロボット」、という意味ではサンゴッド的な存在だと思う -- 名無しさん (2016-04-19 22:31:16) - コメント欄が長くなってきたので、リセットしました。 -- 名無しさん (2016-04-20 18:20:13) - ZERO3の末路を考えるとエックスの一言一句が切なく思えてくる・・・・ -- 名無しさん (2016-04-20 21:08:23) - ねんどろいどの製作が決定したらしいので詳しいことがわかったら関連商品欄に追記しときますね -- 名無しさん (2016-04-26 10:02:40) - 有賀ヒトシの漫画は当時の媒体がエックスの一人称を僕って扱うこともあったから、それに合わせたんじゃないか? -- 名無しさん (2016-04-26 14:58:37) - どうしてライト博士は女性ロボット(イブ)を生み出さなかたのか…疑問だ -- 名無しさん (2016-05-04 23:36:41) - ↑神話を読み直そう。ロボットにとって人間は創物主に当たる。イブはアダムの肋骨 -- 名無しさん (2016-05-18 20:22:17) - 一本がもととなっている。つまりエックスの僅かな情報からできた初めのレプリロイド∑隊長がイブにあたるのだよ。 -- 名無しさん (2016-05-18 20:24:51) - 数学でいうと未知数と総和・・いいカップルじゃないか -- 名無しさん (2016-05-18 20:27:35) - エックスが作られた理由はやっぱりワイリーがゼロ(と当時名づけてたかどうかは知らんが)を作っていたことをライト博士が察知したからなのかな。争いを好まないライト博士が成長機能付きの戦闘専用ロボットをつくるなんてただ事じゃないし -- 名無しさん (2016-05-18 20:40:33) - ここで敢えて、WS版ロクフォルのラスボス「ワイリーがクイントへの改造に失敗して未来世界を破壊してしまったロックマンシャドウ」を挙げてみるw -- 名無しさん (2016-05-18 20:46:30) - 争いを鎮める者であり、争いのキッカケにもなってしまった者(まぁ今の相棒のせいでもあるけど) -- 名無しさん (2016-08-14 01:01:08) - ↑一番悪いのはワイリー -- 名無しさん (2016-08-20 22:18:05) - 戦闘用の機能はむしろ、エックスが『悩んで』出した『結論』を完遂させることが可能になる為の機能な気がするな。ライト博士が生きていたころにはエックスの安全性なんぞ不確かだったはずだし…。エンディングの中にゼロに関する記憶を消していたりとか、アルティメットアーマーとか、エックスに関してはライト博士のエゴが見え隠れしてる気がする。 -- 名無しさん (2016-10-14 23:00:25) - マブカプ参戦おめでとう -- 名無しさん (2016-12-07 11:20:06) - その後のやつマジ? -- 名無しさん (2017-04-09 18:58:06) - X5のゼロの記憶が消えるエンドの後がDASHシリーズだとすると、エックスの理想である平和の答えがヘブンによる地上を管理することだったのかな? -- 名無しさん (2017-04-15 00:42:06) - もし初代がホントに緒方恵美さんだったらX9でまさかの登場をしてほしい。あと何故か彼ってエロい感じがする。アルティメットアーマーの負荷で倒れたところを抱き寄せてみたい -- 名無しさん (2018-06-27 13:48:33) - 『アニバーサリー コレクション』発売記念の動画で森久保氏になんでエックスの声変えていったのかってツッコまれててつい笑ってしまったw -- 名無しさん (2018-08-08 11:19:08) - シリーズ初期のゼロや他キャラと比べてセリフが極端に少ない点(特にXで喋ったのはVAVA戦後の一言だけ)に、どういうキャラで行こうかというスタッフの手探り感が見えてくるようで何とも言えなくなってくる。スタッフロールの最後に「AND YOU AS ROCKMAN X」って出てくるあたり、もしかしたら最初はドラクエ主人公的な無個性さを出して、無限の可能性を持つエックスと難所をことごとく乗り越えたプレイヤーとを重ねたかったのかも。 -- 名無しさん (2019-06-09 15:27:52) - 悩むエックスと悩まないゼロって対比だけど、悩まないゼロに関してもX4の一件(自身の手でアイリスを殺すことになったからな)以降は迷走しているよね(コマミでは序盤で一時退場、紙耐久と紙メンタルとネタ要素で平常運転だけども)実際X4とX7の主人公はエックスじゃないしX7では戦うことに疲れ切ったのかニートになっていたし(とはいえロクゼロみたいな展開にはならなかったけどさ。とはいえラスボスがコピーエックスで別人になっていたとはいえ、元々が戦うごとに精神がすり減り悩むどころかライト博士にとって悪夢みたいな展開になる予定=ロクゼロのラスボスはイク所までイっちゃたエックス本人だったからな) -- 名無しさん (2019-07-11 14:48:33) - 仮にスマブラでロックマンシリーズ毎に参戦したら、XシリーズはエックスとゼロとアクセルとVAVAとシグマとカーネルが参戦するだろうな(初代はロックマン・ブルース・フォルテでEXEはロックマン・ロール・ブルース・フォルテ・カーネルみたく) -- 名無しさん (2019-08-14 10:29:21) - ↑カーネルって一作限りのゲストキャラだし参戦の可能性がそんなに高いとは思えんけど -- 名無しさん (2019-09-01 21:48:14) - アイリス絡みのシナリオが組まれるならワンチャンありそうだけどカーネル単独だと流石にねえ・・・ -- 名無しさん (2019-09-02 19:46:33) - いつか出るであろうプロジェクトクロスゾーン3ではまさか・・・覚醒ゼロとのイベントありか?  -- 名無しさん (2019-09-16 01:40:58) - 櫻井さんが声優になってからは扱いが改善されたよな。 -- 名無しさん (2020-01-25 04:06:36) - ↑強ち間違いではないと思う(マンドリラー)けど、メタ的に言うとアーマー有無によって顔グラを変えるのが難しかったから確実にアーマー無しのオープニングステージでだけ台詞を出しているってどこかで見た気がする -- 名無しさん (2020-06-28 22:58:20) - >PXZのトゲ 「昔はそういうのもあったんだよ」 -- 名無しさん (2021-02-19 23:15:41) - ギャグ漫画とはいえ「10機作られたロックマン後継機のうち、心優しくて戦い向かない10号機が改良されたもの」という事実が判明 エックスの名前は10をもじってXになったのではないかと言われている -- 名無しさん (2022-03-18 11:26:00) - ↑判明って、流石にあの漫画だけの設定でしょ。あの漫画がロックマンシリーズの正史ってわけでもないんだから。それなら無限の可能性と危険って意味があるとかライト博士が言ってたイレハンどうすんの -- 名無しさん (2022-03-23 02:45:08) - ↑「ギャグ漫画とは言え」って前置きしてるのにそんなに噛みつかんでも。正史云々言い出したらイレハン自体ナンバリングシリーズと噛み合わない描写いっぱいあった打ち切り作品なわけで -- 名無しさん (2022-04-21 18:11:50) - ↑2 無限の可能性と危険性に関しては初代Xのオープニングで生みの親であるライト博士直々に触れていたぞ。 -- 名無しさん (2022-05-24 02:29:39) - ちゃん&さん~day of Σ見てると、エックスはこう…根本的なコンセプトは人と共存して、真の友になれるロボットなんじゃないかみたいなこと思った。人類にとって都合のいい奴隷でなく対等で支え合って歩いていける存在というか……うまく言えないけど -- 名無しさん (2022-05-25 19:31:03) - MVCIではアルティメットアーマーを装備したエックスがウルトロンシグマにトドメを刺していたな。 -- 名無しさん (2022-06-15 02:12:17) - スタッフから見るとゼロの引き立て役か。ひどいな。 -- 名無しさん (2023-06-29 21:39:51) - 解析が困難なオーバーテクノロジー扱いなエックスだけど、兄のロックマンも再来を願って作りだそうとするも失敗してカーネル・アイリスと二人の兄妹として別れてるし、エックス程じゃないかも知れないが、兄のロックマンもかなりの技術レベルのロボットなのか… -- 名無しさん (2023-08-12 00:07:11) - ↑2最初ゼロ主役でゲーム造ろうとして却下されて生み出された存在だからしょうがない。今考えるとイレハン版の設定ってXをちゃんと主役にしてやろうと思って造ったんじゃないかなと思う。 -- 名無しさん (2024-02-05 12:39:02) - ↑X4でのゼロとの格差、X7での扱い、ロクゼロ1ではラスボスにする予定だったみたいだし当時のスタッフにとってエックスはゼロを主人公にしたいけど邪魔だから冷遇していたのかな? -- 名無し (2024-02-07 20:06:11) - ↑3 関連書籍でケイン博士がライト博士の高すぎる技術力を変態的と評していたしな。 -- 名無しさん (2024-04-07 15:47:41) #comment #areaedit(end) }

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