World Yo-Yo Contest

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/07(月) 00:53:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- (本項目を閲覧される前に[[ヨーヨー]]の項目をご一読下さい) &font(#0000ff){World Yo-Yo Contest}とは、その名の通りヨーヨーの&font(#ff0000){世界大会}。 毎年8月上旬〜中旬頃にアメリカのフロリダ州・オーランドのローゼンプラザホテルのホールを借り切って行われる、ヨーヨーの一大イベント。 毎年世界中から有名・無名問わず様々なプレイヤーが本大会に出場し、 前評判どおり順当な強さを見せるプレイヤー、プレッシャーに潰されて実力を発揮できずに泣きを見るプレイヤー、 予想だにしないアクシデントで大きく順位を下げてしまったプレイヤー、 全くのノーマークから世界チャンピオンにのし上がるプレイヤーなど様々なドラマが展開される。   しかし、「世界一」を決める大会なのに、たまに他の選手とのレベルが(良い意味で)違いすぎて、 &font(#800080){「アイツ勘違いしてやがる、ここは世界一を決める大会なのにアイツだけ宇宙一取りに来てるぜHAHAHA」} などとジョークの種になるほど凄まじいプレイヤーもごくたまに出没する。 実際、2A部門は2003〜2007まで1位と2位が同一人物(共に日本人)であり、 その間は&font(#ff0000){「もう2A部門の世界チャンプは3位の奴でいいんじゃね?アイツらに勝てないし」}などと言われていた程である (ちなみに2A部門は2002年以降1位2位は全て日本人、2007年以降はトップ3が全て日本人と言う日本人無双の部門)。 世界中の猛者達が&font(#ff0000){世界一}の称号を賭けて争うコンテスト部門の他にも 改造・自作したヨーヨーを展示して改造の腕を競うMODS部門、 規定の技をいかにこなせるかで競うラダー部門の3つの部門があるが、本項目では主にコンテスト部門について記述する。   &font(#ff0000){・概要} 一般的に世界大会、と言うと各国・地域の予選を勝ち抜いた 選ばれし猛者のみが参加できる大会、と言うイメージがあるが、本大会は誰でも出場する事ができる。 ただし、各国のナショナル大会(全国大会)の各部門優勝者は 予選を受けずに決勝となる3分間のフリースタイルを行うことができる。 そうでないプレイヤーは実力・実績の如何を問わず、予選として 1分間のフリースタイルを行い、人数から算出された上位数名(数十名)のみが決勝大会に進む事となる。 参加国は2011年大会の時は20カ国から参加。 勿論、大抵のプレイヤーはメーカーからのバックアップを受けていないため、交通費・宿泊費など全て自腹で支払った上で参加している。 日本からだと安くても30万ほどの費用がかかる為、決して安い旅行ではない。 それでも毎年幾多ものプレイヤーが&font(#ff0000){世界一の称号}を得るために北アメリカ大陸へと渡る。   主に表彰台に登るプレイヤーが多いのは、[[ハイパーヨーヨー]]のブームで圧倒的な地力を築いた日本と、 ヨーヨーの母国とも言え、多数のヨーヨーメーカーを擁するアメリカの2ヶ国。 実際に大会の結果を見てみると、大抵表彰台に登るのはこの2ヶ国の人間であるが、 2005年以降続いているアジア大会で確実に実力をつけて来た東南アジアや 近年競技ヨーヨーの発達の目覚ましいヨーロッパ等の国・地域も注目されている。 現に、2011年大会で最激戦区の1A部門を2度もヨーヨーを交換しながらも 圧倒的な技の難度で見事制したのは&font(#800080){シンガポール}のマーカス・コウ選手であった。 &font(#800080){・歴史} かなりの歴史を誇るヨーヨーだが、このコンテスト自体の起源は割と新しく、 ヨーヨー界の重鎮である&font(#0000ff){デール・オリバー氏}が1992年に 「世界一上手いヨーヨープレイヤー決めようぜ」とプレイヤー達に呼びかけたのが 本大会の起源とされている。   その後、日本で起きたハイパーヨーヨーブームにより、 世界で戦える日本人プレイヤー達が台頭してきた1999年に最大規模の大会がハワイで開催。 この時期を最後に大会は多少の縮小を迎えたが、プレイヤー達のレベルそのものは比較にならないほど進歩している。 現在の大会形式になったのは2001年からと、実はまだ10年程度の歴史しか無い。 しかしヨーヨーファンの間からは既に名実共に世界最高の大会として認知されている。   &font(#0000ff){・雰囲気} 世界一を決める大会に来るだけあって、観客もかなりノリが良い。 試しにYoutube等で優勝者のビデオを見ると分かるが、とにかく叫ぶ。歓声で曲が聞こえないなど日常茶飯事。 &font(#ff0000){「YEAHHHHHHH!!」}&font(#0000ff){「FOOOOOOO!!」}など、アメリカの大会であることを如実に表すような叫び声から &font(#008000){「ヤバーイ!!」}&font(#ffdc00){「いけいけいけ!!」}&font(#800080){「いいよー!!」}と言った日本語もよく聞こえる。 ちなみに、「ヤバイ」は日本人が国内・国際問わず大体の大会で発する奇声のため、 ヨーヨー界で「ヤバイ」は&font(#ff0000){「とりあえず凄かったら言えば良い単語」}として海外の人からも周知されているとか。 叫び声だけでなく、フリースタイルが始まってある程度たつと曲に合わせて手拍子もよく起きる。 誤解されるかもしれないが、手拍子も歓声も大抵のプレイヤーにとっては邪魔ではなく、むしろありがたい事。 プレイヤーが口を揃えて言う事は&font(#0000ff){「無反応が一番つらい」}であり、 会場が自分の技術で沸き立つのはプレイヤーにとっては誇らしい事以外の何物でもない。 ただ、あまりにも節度を弁えて無さ過ぎると迷惑行為以外の何物でもない。 日本の大会ではどれだけ素晴らしい演技をしてもめったにスタンディングオベーションが起きないが、 この大会では毎年少ないながらもスタンディングオベーションを受けるプレイヤーが出てくる (この差はプレイヤーのレベルの差ではなく、単純に日本人が国民性としてスタンディングオベーションを殆どしないため)。 当然スタンディングオベーションを受けたプレイヤーは大抵優勝、そうでなくとも上位入賞が殆どだが、 順位はさほどではなくてもあまりにも技が常軌を逸していた為にスタンディングオベーションを受けた例もある。 ・・・が、あまりにも演技がお粗末だったり、ミスばかりでロクに技が成功しないと会場の空気はかなり冷え込む。 こればかりは世界共通で、俗に&font(#0000ff){「公開処刑」}と呼ばれることも。   &font(#008000){・年齢層} 本大会は出場に当たって、年齢・国籍・性別などの差別は一切成されない。 それ故、どんなに小さな子供やおっさんでもステージの上では対等に戦う事となる。 だが出場の年齢層は非常に幅広く、下は小学生から上は中年までかなりの層が居る。 という事は大人が強いのか、と言うと決してそんなことは無く、小学生で世界チャンピオンになった人もチラホラいる程。 実際子供ほど練習時間が確保しやすいので有利といえば有利ではある。 追記・修正は世界大会に挑む覚悟ができてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/07(月) 00:53:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- (本項目を閲覧される前に[[ヨーヨー]]の項目をご一読下さい) &font(#0000ff){World Yo-Yo Contest}とは、その名の通りヨーヨーの&font(#ff0000){世界大会}。 同業界の最大のイベントであり、かつては毎年[[アメリカ>アメリカ合衆国]]はフロリダ州・オーランドのローゼンプラザホテルで開催されていたが 2014年には初の欧州開催であるチェコのプラハで、 そして2015年には初のアジア開催となる[[日本>日本国]]の[[東京都]]でそれぞれ行われた。 ちなみに2016年はアメリカのクリーブランド、2017年はアイスランドでの開催が予定されている。 毎年世界中から有名・無名問わず様々なプレイヤーが本大会に出場し、 前評判どおり順当な強さを見せるプレイヤー、プレッシャーに潰されて実力を発揮できずに泣きを見るプレイヤー、 予想だにしないアクシデントで大きく順位を下げてしまったプレイヤー、 全くのノーマークから世界チャンピオンにのし上がるプレイヤーなど様々なドラマが展開される。   しかし、「世界一」を決める大会なのに、たまに他の選手とのレベルが(良い意味で)違いすぎて、 &font(#800080){「アイツ勘違いしてやがる、ここは世界一を決める大会なのにアイツだけ宇宙一取りに来てるぜHAHAHA」} などとジョークの種になるほど凄まじいプレイヤーもごくたまに出没する。 実際、2A部門は2003〜2007まで1位と2位が同一人物(共に日本人)であり、 その間は&font(#ff0000){「もう2A部門の世界チャンプは3位の奴でいいんじゃね?アイツらに勝てないし」}などと言われていた程である (ちなみに2A部門は2002年以降1位2位は全て日本人、2007年以降はトップ3が全て日本人と言う日本人無双の部門)。 あと4A部門で6度タイトルを取った日本人も存在して、その手のエキスパートでも落下による減点が絶えない4Aでありながらノーミス&100点満点での優勝という魔王っぷりを発揮している。 世界中の猛者達が&font(#ff0000){世界一}の称号を賭けて争うコンテスト部門の他にも 改造・自作したヨーヨーを展示して改造の腕を競うMODS部門、 規定の技をいかにこなせるかで競うラダー部門の3つの部門があるが、本項目では主にコンテスト部門について記述する。   &font(#ff0000){・概要} 一般的に世界大会、と言うと各国・地域の予選を勝ち抜いた 選ばれし猛者のみが参加できる大会、と言うイメージがあるが、本大会は誰でも出場する事ができる。 ただし、各国のナショナル大会(全国大会)の各部門優勝者は 予選を受けずに決勝となる3分間のフリースタイルを行うことができる。 そうでないプレイヤーは実力・実績の如何を問わず、予選として 1分間のフリースタイルを行い、人数から算出された上位数名(数十名)のみが決勝大会に進む事となる。 参加国は2011年大会の時は20カ国から参加。 勿論、大抵のプレイヤーはメーカーからのバックアップを受けていないため、交通費・宿泊費など全て自腹で支払った上で参加している。 日本からだと安くても30万ほどの費用がかかる為、決して安い旅行ではない。 それでも毎年幾多ものプレイヤーが&font(#ff0000){世界一の称号}を得るために北アメリカ大陸へと渡る。   主に表彰台に登るプレイヤーが多いのは、[[ハイパーヨーヨー]]のブームで圧倒的な地力を築いた日本と、 ヨーヨーの母国とも言え、多数のヨーヨーメーカーを擁するアメリカの2ヶ国。 実際に大会の結果を見てみると、大抵表彰台に登るのはこの2ヶ国の人間であるが、 2005年以降続いているアジア大会で確実に実力をつけて来た東南アジアや 近年競技ヨーヨーの発達の目覚ましいヨーロッパ等の国・地域も注目されている。 現に、2011年大会で最激戦区の1A部門を2度もヨーヨーを交換しながらも 圧倒的な技の難度で見事制したのは&font(#800080){シンガポール}のマーカス・コウ選手であったし、 2013年にはハンガリーのヤノス・カランツ選手が同部門で栄冠を勝ち取った。 &font(#800080){・歴史} かなりの歴史を誇るヨーヨーだが、このコンテスト自体の起源は割と新しく、 ヨーヨー界の重鎮である&font(#0000ff){デール・オリバー氏}が1992年に 「世界一上手いヨーヨープレイヤー決めようぜ」とプレイヤー達に呼びかけたのが 本大会の起源とされている。   その後、日本で起きたハイパーヨーヨーブームにより、 世界で戦える日本人プレイヤー達が台頭してきた1999年に最大規模の大会がハワイで開催。 この時期を最後に大会は多少の縮小を迎えたが、プレイヤー達のレベルそのものは比較にならないほど進歩している。 現在の大会形式になったのは2001年からと、実はまだ10年程度の歴史しか無い。 しかしヨーヨーファンの間からは既に名実共に世界最高の大会として認知されている。   &font(#0000ff){・雰囲気} 世界一を決める大会に来るだけあって、観客もかなりノリが良い。 試しにYoutube等で優勝者のビデオを見ると分かるが、とにかく叫ぶ。歓声で曲が聞こえないなど日常茶飯事。 &font(#ff0000){「YEAHHHHHHH!!」}&font(#0000ff){「FOOOOOOO!!」}など、アメリカの大会であることを如実に表すような叫び声から &font(#008000){「ヤバーイ!!」}&font(#ffdc00){「いけいけいけ!!」}&font(#800080){「いいよー!!」}と言った日本語もよく聞こえる。 ちなみに、「ヤバイ」は日本人が国内・国際問わず大体の大会で発する奇声のため、 ヨーヨー界で「ヤバイ」は&font(#ff0000){「とりあえず凄かったら言えば良い単語」}として海外の人からも周知されているとか。 叫び声だけでなく、フリースタイルが始まってある程度たつと曲に合わせて手拍子もよく起きる。 誤解されるかもしれないが、手拍子も歓声も大抵のプレイヤーにとっては邪魔ではなく、むしろありがたい事。 プレイヤーが口を揃えて言う事は&font(#0000ff){「無反応が一番つらい」}であり、 会場が自分の技術で沸き立つのはプレイヤーにとっては誇らしい事以外の何物でもない。 ただ、あまりにも節度を弁えて無さ過ぎると迷惑行為以外の何物でもない。 日本の大会ではどれだけ素晴らしい演技をしてもめったにスタンディングオベーションが起きないが、 この大会では毎年少ないながらもスタンディングオベーションを受けるプレイヤーが出てくる (この差はプレイヤーのレベルの差ではなく、単純に日本人が国民性としてスタンディングオベーションを殆どしないため)。 当然スタンディングオベーションを受けたプレイヤーは大抵優勝、そうでなくとも上位入賞が殆どだが、 順位はさほどではなくてもあまりにも技が常軌を逸していた為にスタンディングオベーションを受けた例もある。 …が、あまりにも演技がお粗末だったり、ミスばかりでロクに技が成功しないと会場の空気はかなり冷え込む。 こればかりは世界共通で、俗に&font(#0000ff){「公開処刑」}と呼ばれることも。   &font(#008000){・年齢層} 本大会は出場に当たって、年齢・国籍・性別などの差別は一切成されない。 それ故、どんなに小さな子供やおっさんでもステージの上では対等に戦う事となる。 だが出場の年齢層は非常に幅広く、下は小学生から上は中年までかなりの層が居る。 という事は大人が強いのか、と言うと決してそんなことは無く、小学生で世界チャンピオンになった人もチラホラいる程。 実際子供ほど練習時間が確保しやすいので有利といえば有利ではある。 追記・修正は世界大会に挑む覚悟ができてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - どんな業界でも突き詰めて極めるととんでもない事になるんだな、素晴らしい -- 名無しさん (2016-04-14 20:43:12) #comment #areaedit(end) }

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