ICHI-市-

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&font(#6495ED){登録日}:2010/11/17(水) 21:57:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2008年からイブニングKCに隔週で連載中の篠原花那による時代劇漫画。 [[座頭市]]をモデルにした作品であり、今作の座頭市は女性。 あらすじ 時は1861年(文久元年) 幕府が長い鎖国時代を終えて開国して数年。 桜田門外の変、尊王攘夷の思想、公武合体策などによって荒れる国内。 その動乱の時代の中で、ひとりの瞽女、市は生きていた。 登場人物 市:今作の主人公。 年齢、出生地一切不詳。 瞽女であり、三味線の演奏を得意とする。 物静かで丁寧な性格で、普段あまり喋らない。 しかし、やや天然が入っているような一面も。 盲目のためずば抜けた感覚を持ち、人の心を読む。 また非凡な剣の使い手で、居合いを最も得意とする。 その速さは神速であり、これを見切ったのは現時点で十馬のみ。 杖、三味線に刀を仕込んでいる。 『不二心流』だが、不二心流には居合いがない。 藤平十馬:脳天気な性格で、極度の方向音痴。 その顔とは裏腹に剣の腕は超一流であり、劇中では市の居合いを見切った。 また、ある男を探している。 『柳生流』 近藤勇:天然理心流四代目宗家。 厳格だが、木刀を折って焦るなどコミカルな一面も。 土方歳三:天然理心流。荒々しい性格だが、近藤を敬い慕っている。 しかし、自身の剣の腕を磨こうと裏仕事に手を染めていたりする。 沖田総司:天然理心流。基本的にマイペース。 塾頭を勤める実力を誇り、劇中においても市の背後を取っている。 十内:もうひとりの盲目の剣士。 うまく喋れず、髪飾りを大事にしている。 市と真正面からやり合って生き残った唯一の人物。 柳生流。 響:長州藩。 殺し好きで、人の歯を用いて作りものをしたりと悪趣味。 清河八郎:北辰一刀流免許皆伝。攘夷思想を持ち、その中心人物でもあることから、幕府が血眼になって探している人物。 市に完敗している。 桂小五郎:長州藩の有望株。長州藩をうまく纏める政治力もあるが、剣の腕も超一流。   伊庭八郎:心形刀流伊庭道場宗家の嫡男。 刀を握って一年だが、沖田に「強い」と言わしめた。 徳川家に対しての忠義は人一倍強い。 また、市に惚れている。 大場明宗:ロリコン。 以上。 中村棗:市に惚れ込む、不二心流開祖の孫。 若いが実力もある。 元気で明るいが、ちゃんと機転も利く。 中村一心斎:市に剣術を教え込んだ。 不二心流開祖。 辻村洸庵:市の刀を手がけた名工。 大親分:一ノ瀬組組長を締める女性。 男勝りの姉御肌で、口が悪い。 市の母:村離れで市をひとりで育てていた。 しかし、その仕事は……? 斎藤一:とある事情から放浪の旅をする剣士。 刀が好きで、さらに剣術も一流。 物語(単行本) 単行本一巻 『……名前を市―――通り名を、座頭市と申します』 横浜、神奈川宿での仕事を受けた市と十馬。 その地で、彼女たちは攘夷運動の有力者、清河八郎と出会う。 単行本二巻 『約束した。互いのことは一切詮索しないと―――』 明かされる十馬の過去。 和宮降嫁と時を同じくして、ふたり組の剣客が江戸へと入った。 単行本三巻 『貴方と過ごした時間―――嫌いじゃなかった』 刺客退治、開始。 響を追い詰める土方と沖田だが、十内によって阻まれてしまう。 その十内こそが、十馬が探していた男だった。 そして語られる、市の過去。 単行本四巻 『殺しを楽しいと思ったことは、一度もない―――』 市、衝撃の過去が明かされる。 中村一心斎との出会い、瞽女。 様々な人と関わって市は育つ。 そして、市は折れた刀を直すため、水戸を目指す。 単行本5巻 『ある男を見つけて殺す。それまで、俺は死ねない』 市と別れ、旅を続ける十馬は、ひょんなきっかけから浪人「斎藤一」と旅をすることになる。 大事っぽいものなど 座頭市:ご存知シリーズ共通の通り名。 「座頭」は江戸期における盲人の階級の一つで、ICHIではおそらく「座頭+市」で座頭市。 瞽女:三味線による弾き語りなどを仕事とする盲目の女性たちのこと。 ひとつの社会のようなものでもあり、「男との交わりは禁忌」というルールがあり、無理やり犯されたとしても例外はない。 瞽女の社会から追放された瞽女は「はなれ瞽女」と呼ばれ、『ある者は身体を売り売女同然に生き、ある者は野垂れ死ぬ』と、劇中で市が語っている。 『嫌いじゃない』:幼少の頃、市が用いていた言葉。 母が「『好き』でしょ」と指摘しても用いていた、市の『好き』の言葉。 以下、ネタバレ 市編 市はもともと目が見えていた。 しかし、母親は売女として生き、市はそこしか居場所がなかった。 雪の降る2月前、市は心優しい大場と出会い、優しいと思っていた彼に強姦されそうになった。 なんとか母親に助けられるが、次は母親に殺されかける。 その過程で碗の入った桶に顔を叩き込まれ、破片が目に刺さり失明。 だが失明の寸前に母親を刺殺。 逃げ出したため、村の住民からは餓死したと思われていた。 しかしそれから数ヶ月、夏の季節。 市がいた村を訪れていた一心斎はその帰り道、河原でひとりの白髪の少女と出会う。 その少女こそ、光を失ったはずの市だった。 その後、市は三年の瞽女修行を経て中村一心斎に弟子入りした。 十馬編 柳生流として腕を磨く十馬の安らぎは、地下牢にいる少年との話、そして剣術指南だった。 それから長い年月が過ぎ、ようやく認められた十馬に待っていたのは地下牢にいた少年『十内』が、兄であること、彼の殺害が最後の試練と告げられた。 それを拒んだ十馬を守るために、十内は一族を皆殺しにしてしまう。 手を差し伸べた十内を拒絶した十馬、その後十内は、姿を消した。 そして十馬は、彼を殺すために。 手がかりを掴むため、市へと近づいた。 追記・修正をお願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment
&font(#6495ED){登録日}:2010/11/17(水) 21:57:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2008年からイブニングKCに隔週で連載された篠原花那による時代劇[[漫画]]。全7巻。 [[座頭市]]をモデルにした作品であり、綾瀬はるか主演・曽利文彦監督の映画『ICHI』のコミカライズ版でもある。 ◆あらすじ 時は1861年(文久元年)。 幕府が長い鎖国時代を終えて開国して数年。 桜田門外の変、尊王攘夷の思想、公武合体策などによって荒れる国内。 その動乱の時代の中で、ひとりの瞽女、市は生きていた。 ◆登場人物 ・市 今作の主人公。 年齢、出生地一切不詳。 瞽女であり、三味線の演奏を得意とする。 物静かで丁寧な性格で、普段あまり喋らない。 しかし、やや[[天然]]が入っているような一面も。 [[盲目]]のためずば抜けた感覚を持ち、人の心を読む。 また非凡な[[剣]]の使い手で、居合いを最も得意とする。 その速さは神速であり、これを見切ったのは現時点で十馬のみ。 [[杖]]、三味線に[[刀]]を仕込んでいる。 『不二心流』だが、不二心流には居合いがない。 ・藤平十馬 脳天気な性格で、極度の方向音痴。 その顔とは裏腹に[[剣]]の腕は超一流であり、劇中では市の居合いを見切った。 また、ある男を探している。 『柳生流』 ・近藤勇 天然理心流四代目宗家。 厳格だが、木刀を折って焦るなどコミカルな一面も。 ・土方歳三 天然理心流。荒々しい性格だが、近藤を敬い慕っている。 しかし、自身の剣の腕を磨こうと裏仕事に手を染めていたりする。 ・沖田総司 天然理心流。基本的にマイペース。 塾頭を勤める実力を誇り、劇中においても市の背後を取っている。 ・十内 もうひとりの盲目の剣士。 うまく喋れず、髪飾りを大事にしている。 市と真正面からやり合って生き残った唯一の人物。 柳生流。 ・響 長州藩。 殺し好きで、人の歯を用いて作りものをしたりと悪趣味。 ・清河八郎 北辰一刀流免許皆伝。攘夷思想を持ち、その中心人物でもあることから、幕府が血眼になって探している人物。 市に完敗している。 ・桂小五郎 長州藩の有望株。長州藩をうまく纏める政治力もあるが、剣の腕も超一流。 ・伊庭八郎 心形刀流伊庭道場宗家の嫡男。 刀を握って一年だが、沖田に「強い」と言わしめた。 徳川家に対しての忠義は人一倍強い。 また、市に惚れている。 ・大場明宗 [[ロリコン>ロリータ・コンプレックス]]。 以上。 ・中村棗 市に惚れ込む、不二心流開祖の孫。 若いが実力もある。 元気で明るいが、ちゃんと機転も利く。 ・中村一心斎 市に剣術を教え込んだ。 不二心流開祖。 ・辻村洸庵 市の刀を手がけた名工。 ・大親分 一ノ瀬組組長を締める女性。 男勝りの姉御肌で、口が悪い。 ・市の母 村離れで市をひとりで育てていた。 しかし、その仕事は……? ・斎藤一 とある事情から放浪の旅をする剣士。 刀が好きで、さらに剣術も一流。 ◆物語(単行本) 単行本一巻 『……名前を市―――通り名を、座頭市と申します』 横浜、神奈川宿での仕事を受けた市と十馬。 その地で、彼女たちは攘夷運動の有力者、清河八郎と出会う。 単行本二巻 『約束した。互いのことは一切詮索しないと―――』 明かされる十馬の過去。 和宮降嫁と時を同じくして、ふたり組の剣客が江戸へと入った。 単行本三巻 『貴方と過ごした時間―――嫌いじゃなかった』 刺客退治、開始。 響を追い詰める土方と沖田だが、十内によって阻まれてしまう。 その十内こそが、十馬が探していた男だった。 そして語られる、市の過去。 単行本四巻 『殺しを楽しいと思ったことは、一度もない―――』 市、衝撃の過去が明かされる。 中村一心斎との出会い、瞽女。 様々な人と関わって市は育つ。 そして、市は折れた刀を直すため、水戸を目指す。 単行本五巻 『ある男を見つけて殺す。それまで、俺は死ねない』 市と別れ、旅を続ける十馬は、ひょんなきっかけから浪人「斎藤一」と旅をすることになる。 大事っぽいものなど 座頭市:ご存知シリーズ共通の通り名。 「座頭」は江戸期における盲人の階級の一つで、ICHIではおそらく「座頭+市」で座頭市。 瞽女:三味線による弾き語りなどを仕事とする盲目の女性たちのこと。 ひとつの社会のようなものでもあり、「男との交わりは禁忌」というルールがあり、無理やり犯されたとしても例外はない。 瞽女の社会から追放された瞽女は「はなれ瞽女」と呼ばれ、『ある者は身体を売り売女同然に生き、ある者は野垂れ死ぬ』と、劇中で市が語っている。 『嫌いじゃない』:幼少の頃、市が用いていた言葉。 母が「『好き』でしょ」と指摘しても用いていた、市の『好き』の言葉。 以下、[[ネタバレ]] 市編 市はもともと目が見えていた。 しかし、母親は売女として生き、市はそこしか居場所がなかった。 雪の降る2月前、市は心優しい大場と出会い、優しいと思っていた彼に強姦されそうになった。 なんとか母親に助けられるが、次は母親に殺されかける。 その過程で碗の入った桶に顔を叩き込まれ、破片が目に刺さり失明。 だが失明の寸前に母親を刺殺。 逃げ出したため、村の住民からは餓死したと思われていた。 しかしそれから数ヶ月、夏の季節。 市がいた村を訪れていた一心斎はその帰り道、河原でひとりの白髪の少女と出会う。 その少女こそ、[[光]]を失ったはずの市だった。 その後、市は三年の瞽女修行を経て中村一心斎に弟子入りした。 十馬編 柳生流として腕を磨く十馬の安らぎは、地下牢にいる少年との話、そして剣術指南だった。 それから長い年月が過ぎ、ようやく認められた十馬に待っていたのは地下牢にいた少年『十内』が、兄であること、彼の殺害が最後の試練と告げられた。 それを拒んだ十馬を守るために、十内は一族を皆殺しにしてしまう。 手を差し伸べた十内を拒絶した十馬、その後十内は、姿を消した。 そして十馬は、彼を殺すために。 手がかりを掴むため、市へと近づいた。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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