Sガンダム

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&font(#6495ED){登録日}:2009/05/29(金) 08:00:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ガンダム・センチネルに登場するMS。 [[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発したΖガンダムの後継機であり、開発コードはι(イオタ)ガンダム。 Sは「スペリオル」と読む。メカデザインは[[カトキハジメ]]氏。 氏の最高傑作と謳われている。 見た目は、肩部ブロック部分が馬鹿デカく、四肢がひょろひょろな貧弱体型。 だが、背が高く手足が長いのでモデル体型でも有る(実は10等身体型)。 小顔で細面。 型式番号:MSA-0011 本体重量:38,4t 全備重量:73,0t 出力:7,180kW 推力:143,600kg 武装 連装60mmバルカン砲×2 テールスタビライザー機首部搭載連装80mmバルカン砲×2 大腿部ビームカノン×2 背部ビームカノン×2 膝部ニークラッシャー内装型ビームサーベル×2 頭部インコム(1充電時3射可) ビームスマートガン アーガマ級収束型メガ粒子砲 アナハイムが「究極のガンダム」を目指して開発した超性能機。 出力、推力値共に既存のMSの数倍に近い数値である。 また固定武装を針ネズミの如く全身に纏いつつ高出力の携行武装を搭載可能。 さらに無人MS構想の実験機でもありつつ準サイコミュまで搭載した、ガンダムという名に相応しい「化物」……。 あの[[ΖΖガンダム]]と比較しても見劣りしないどころか上回ってる勢い。 アナハイム「テヘッ☆やっちゃったZE!」 ΖΖとはコンセプトそのものが違い、あちらは『単体のMSとして完成した合体・可変機』、対してSは『オプション搭載前提の拡張機』で開発チームも別。 名前こそΖΖの方が近しいが、Sガンダムの開発チームは[[Ζガンダム]]の開発チームを中心に構成されている為、「&font(#ff0000){Ζの後継機}」としてはこちらの方が近い。 分離・合体による可変が可能な上、高出力ジェネレータと大出力のビーム兵器を搭載。 分類は「第三、四世代複合機」(厳密には『可変』ではない為、単に第四世代とも。後述するEx-Sが正式な第三、四世代機)。 高度なムーバブル・フレームの設計により芸術的とまで進化したユニット化は、設計の困難さと高級化をまねいた。そこでそれ以降のアナハイム・ガンダムがシンプルで信頼性の高いコンセプトも生まれてきている。 コアである「Gコア」を中心に、Aパーツが「Gアタッカー」、Bパーツが「Gボマー」に変形する。 分離形態はΖΖからかなり見直され、遠隔操縦が可能であり、かつオプションとしてGコア以外にも独立したコクピットを搭載できる。 しかも固定武装が均一に配分され、アタッカーとボマーは単機でも十分な戦闘力を持つ。 ○Gコア コアファイター。 実は固定武装はミサイルのみで、機銃すらオプションパーツ。&font(#0000ff){大気圏突入可能。} ○Gアタッカー 上半身。 機首4連装80mmバルカンとビームカノン2門搭載。高機動な攻撃機。 高火力に加速性能を持ち、対MS戦闘も容易。 ○Gボマー 下半身。 固定武装こそ無いが、大腿部フレームにビームスマートガンもしくはビームカノン搭載可能。 オプション豊富な駆逐蹂躙爆撃機。 Bst型のGボマーは「撃墜不可能の超速爆撃機」とまで。 上記の通り、本機は様々なオプションを使用出来る事が前提となっている。   ・オプションExt 「Ex-Sガンダム」 なお、Ex-Sは「イクスェス」と読む。 Sガンダムを完全可変可能にしつつ、全体的な強化を図ったオプション形態。 追加パーツによる非分離の完全可変、ジェネレータ及びブースター強化、背部ビームキャノン追加にリフレクターインコムとIフィールド発生器まで追加された。 そのため重量が8割も増加(162.5t)しているが、推力が最大11倍&font(#ff0000){(1,182,000kg)}になっている為無問題。変な数字が見えたが気にしない方がいい。 [[変態企業]]の勘違いの産物である。(今後のMSの方向性的に) Iフィールドの実戦的搭載が施されたMSとして史上初のガンダムである(予測方向入力があらかじめ必要な上に、数秒間の展開が限界なごく限定的なもの。それでも異例の搭載)。 恐竜的進化を遂げる0080年代後半のMSの中でも随一の化物。 あまりにも凄まじ過ぎる為、宇宙世紀最強MS候補に挙げられる事も少なくない。   ・オプションBst 「Sガンダムブースターユニット装着型」 Bパーツ(Gボマー)の代わりに、Ex-Sのブースターを装着し、かつ背中のブースターも換装した強襲形態。 前述のEx-Sの更に2倍近い推力&font(#ff0000){(2,140,000kg)}は最大10Gの超加速度を叩き出し、Ζプラスのウェイブライダー形態すら軽く凌駕する超速っぷり。脚なんて飾りだとお偉いさんにもお分かり頂けるだろう。 殆どMAに近い特性な為、AMBAC行動こそとれるが旋回や回避行動は極端に困難になる。 なお同様のオプションを装備した[[Ζプラス]]も存在する。 ・オプション303E 「Sガンダム・ディープストライカー」 Bst形態の上位機種。ブースターや武装が専用の物に変更されている。 右肩にアーガマ級の主砲が搭載され、左腕がIフィールドに換装されている。もうMAでいいよコレ。 デンドロビウムに近い意匠で、正史ではディープがあちらをパクったとされているがデザイン発表はディープが'89でデンドロが'91。つまりあちらの元ネタである。   予算が無かった為、卓上プラン機に終わる。というか&font(#ff0000){実用化されなくて良かった機体}か(発狂火力+鉄壁の全方位カバーIフィールド装備+オールレンジ攻撃+キチガイスペックの加速・機動性能+&font(#0000ff){膨大な開発&維持コスト})。 本機最大の特徴として、人工知能[[ALICE>ALICE(ガンダム・センチネル)]]が挙げられる。 戦況を機体自体が判断し、時には自分で攻撃、回避行動を取る。 また思春期の少女(15歳くらい)の人格が投影されており、甲斐甲斐しくパイロットをサポートする。 詳しくは本人の項目へ。 しかし、パイロットの不要化を危惧されて一号機には封印措置が施され、二号機以降には搭載されず通常の学習型コンピューターになっている。 この為本機はアッガイとは別ベクトルの「萌え」MSで、センチネルの&font(#f09199){メインヒロイン}も務めている。 全部で4機生産されている。 一号機はα任務部隊に配備、ニューディサイズ討伐戦に投入された。 二号機と三号機はオプションプランの実験機、四号機は不明だが予備機の可能性が高い。一機はラサ基地に配備されていた。   また本機をオマージュした機体に「AOΖ」のガンダムTR-6「ウーンドウォート」がいる。 本機の類似兵器というコンセプトで、オプションを前提とした超性能MSとして描かれた。 同じ雑誌連載企画での機体である為(センチネルはモデルグラフィックス、AOΖは電撃ホビーマガジン)、本機を意識して設定したとメカデザが語っている。 カトキ氏最高傑作と謳われているだけに様々な形でプラモデル化されており、 ・旧キット ノーマル、Ex-S、Bst ・HGUC ノーマル、Ex-S ・MG ノーマル、Ex-S がリリースされている。 中でもMGシリーズは&font(#0000ff){不可能とされていた可変を完全再現、全ガンプラ屈指の部品数を誇りながらも各パーツの構成が素晴らしく、塗装にさえ綿密なクリアランスを設けないとスタイルが破綻する。} モデラー達を発狂させた悪魔のモデルである。 逆を言えば、イジるトコがない良モデル。素直にプロポーションを楽しもう。 ちなみに旧キットとHGUCは、フトモモを5mm延長するとカッコ良くなる(効果抜群)。   センチネル劇中では、主役機として存分に活躍する。 ニューディサイズの手練れ達を相手に、新人パイロットのリョウですら時には圧倒的な程の獅子奮迅の立ち回りを見せる。 またALICEの封印措置が解かれていき、荒削りなリョウを教官マニングスと共にサポートしていく。 口の悪いリョウの暴言、戯れ言に一々反応するALICE。可愛い。 劇中ラストは涙無しには語れない。kwskはガンダムセンチネル「ALICEの懺悔」を参照。 GジェネFではそのラストシーンがムービーで映像化されており、体型こそSDだが涙のように砕け散るデュアルカメラが美しい…。 アニヲタwikiの容量じゃあとても全て書ききれない程の、&font(#0000ff){「怪物」}である。 #center(){&font(#ff0000){ALICEALICEALICEALICEALICEALICEALICEALI}} &color(Gray){追記、修正シナサイ…貴方ノ望ムママニ…}   &color(Gray){コンナニ楽シミナ事ハ…初メテ……} #center(){&font(#ff0000){ICEALICEALICEALICEALICEALICEALICEALICE}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - プラモ持ってたよ……肩周りとかマジにビッタリで塗装しようもんなら擦れて剥がれるのが容易に想像出来るぐらい緻密だった。あと変形って都合上丁寧に扱わないとぽっきり逝きそうでブンドドはしにくかった -- 名無しさん (2013-10-12 23:36:23) - こいつ下手したらクロボンやVガンの時代でも通用するんじゃないか。 -- 名無しさん (2013-10-13 01:19:44) - キ○ガイなMSだろ?これ4機も造くられたんだぜ… -- 名無しさん (2013-10-13 05:58:21) - 正直ハイメガキャノン並の出力かまあるのに取り回しのよいビームスマートガンに代表される当時としては先進的な様々な大量の武装を、宇宙世紀MSトップクラスの出力と、追加武装でミノフスキードライブを除けば最高クラスになりうる程の推力と機動性を、あの美しさすら感じる程のスマートでスタイリッシュな体型の全身に詰め込んだと思うとアナハイムの開発者の狂気すら感じる気がするわ… -- 名無しさん (2013-10-14 19:25:09) - スパロボFにも出す予定だったらしく、没データは存在する。 -- 名無しさん (2013-10-14 20:32:45) - フルブに出るなんて誰が予想できたか -- 名無しさん (2013-11-11 10:57:28) - MGシリーズで今の技術でリメイクしてくれないかな?今ならプロポーションと完全変形を両立しつつ、更に高い可動性も実現してくれそうな気がする -- 名無しさん (2013-11-11 12:27:29) - 信じられんが次回のBFでこれ動くらしいな・・・やっぱりあそこのスタッフ馬鹿だよね?ロボキチのガンダム馬鹿だよね? -- 名無しさん (2014-01-28 16:07:45) - ついに動いたSガンを見れた…ワイは幸せや…!! -- 名無しさん (2014-02-03 20:27:00) - 俺、もう思い遺すこと何にもないや…… -- 名無しさん (2014-02-03 20:40:05) - コレ、MGはMS用、GC用、変形用を用意した方がいいわ -- 名無しさん (2014-03-03 10:38:10) - 作中のアナハイム設計陣はよく基地外呼ばわりされるが、現実でも、MGの設計者が「完全変形のSガンダムを作りたい」という動機でバンダイに入社したという基地外だったりするそうな。 -- 名無しさん (2014-03-19 00:02:41) - ↑頭おかしい(最上級の誉め言葉) -- 名無しさん (2014-03-19 00:07:09) - 俺もう未来世界でバンダイがアナハイムに社名変更してても驚かないよ…… -- 名無しさん (2014-03-23 00:15:31) - 設計や製作に携わったスタッフ達の職人的なこだわりを感じるMSだな -- 名無しさん (2014-05-09 20:00:20) - exsは本来、可変形態をメインとしたモノだから、MSの状態は単なるオマケに過ぎない。 -- 名無しさん (2014-07-04 13:36:39) - 作中でも、現実でも、いい意味での基地外に恵まれた -- 名無しさん (2014-07-04 14:27:37) - 最近知ったがスパロボのニルファやサルファに没データあるってな -- 名無しさん (2014-10-15 04:14:11) - SDガンダムが好きだった当時の俺に、ガンダムのことなんて何も知らないばあちゃんがお土産に -- 名無しさん (2014-11-05 22:46:37) - ↑途中送信 お土産にくれたのが旧キットのEx-S -- 名無しさん (2014-11-05 22:48:10) - 小説だとBstは最大の10Gで100秒以上噴射してるんだよな &br()これなら、推進器は地上から月に打ち上げられるだけの比推力あるし &br()衛星軌道に乗ってる状態て10Gで100秒も噴射したら、減速に失敗すると余裕で地球圏の外に飛んでいってしまうなwww &br() -- 名無しさん (2014-11-29 01:19:17) - ↑4没データ見たことあるが(サルファの)、もったいなぜ…。 -- 名無しさん (2014-12-08 17:02:12) - SDでもキット化したけどな。リメイクしてBBにならないかな -- 名無しさん (2014-12-08 22:45:06) - ↑2 多分ニルファで使う気だったんだろうな、序盤でティターンズのアラドの事を考えると -- 名無しさん (2015-03-27 00:20:02) - ガンプラバトルで使うとSPにアリス入るんだろうか -- 名無しさん (2015-03-31 12:22:47) - 嫌韓流の著作権問題のページにSガンダムが描かれている。山野車輪さん渋すぎです・・・。 -- 名無しさん (2015-04-07 06:56:35) - Ex-SとしてフルブよりVSシリーズ参戦。どういう解釈か遠距離特化機になっており、全機体最長のロック距離から弾を垂れ流す機体になってしまった。 -- 名無しさん (2015-04-07 10:34:29) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/05/29(金) 08:00:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(blue){俺にはまだやりたい事があるんだ、死にたくねえよ!!!}}} モデルグラフィックス誌の連載企画『[[ガンダム・センチネル]]』に登場するMS。 [[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した[[Ζガンダム]]の後継機であり、開発コードはι(イオタ)ガンダム。 Sは「スペリオル」と読む。メカデザインは[[カトキハジメ]]氏。 氏の最高傑作と謳われている。 見た目は、肩部ブロック部分が馬鹿デカく、四肢がひょろひょろな貧弱体型。 だが、背が高く手足が長いのでモデル体型でも有る(実は10等身体型)。 小顔で細面。 ---- 型式番号:MSA-0011 本体重量:38,4t 全備重量:73,0t 出力:7,180kW 推力:143,600kg ▼固定武装 連装60mmバルカン砲×2 テールスタビライザー機首部搭載連装80mmバルカン砲×2 背部ビーム・カノン×2 膝部ニークラッシャー内装型ビーム・サーベル×2 頭部インコム(1充電時3射可) ▼オプション武装 大腿部ビーム・カノン×2 ビーム・スマートガン ---- **機体概要 アナハイムが「究極のガンダム」を目指して開発した超性能機。 出力、推力値共に既存のMSの数倍に近い数値である。 また固定武装を針ネズミの如く全身に纏いつつ高出力の携行武装を搭載可能。 さらに無人MS構想の実験機でもありつつ準サイコミュまで搭載した、ガンダムという名に相応しい「化物」……。 アナハイム「テヘッ☆やっちゃったZE!」 あの[[ΖΖガンダム]]と比較しても見劣りしないどころか上回ってる印象。ただしデザイナー曰く「見た目は強そうでも性能的にはZZとトントン」だそうだ。 実際、本機の場合は準オールレンジ攻撃可能な武装や装備の換装の汎用性や人工知能で新人パイロットでもその高い性能の発揮できるようサポートできるといった先進性ではZZを上回るものの、最大の特徴であるはずの分離や合体を母艦での換装作業を経なければ行えないなど、運用性の面では低下してしまっている。 一方ZZガンダムは、戦場のど真ん中でも変形合体可能で機体性能も単体で完成度があり、武装のほうもZZガンダム単体で威力もその数も充実している。しかしながらその操縦性はパイロットがニュータイプと呼ばれるレべルじゃないと対応できないほど難しいものとなっている。 この違いに関してはΖΖとはコンセプトそのものが違い、あちらは『単体のMSとして完成した合体・可変機』、対してSは『オプション搭載前提の拡張機』で開発チームも別。 名前こそΖΖの方が近しいが、Sガンダムの開発チームは[[Ζガンダム]]の開発チームを中心に構成されている為、「&font(#ff0000){Ζの後継機}」としてはこちらの方が近い。一方ZZはジオン系機体開発・生産メインのAEグラナダ工場謹製ガンダムだったりする。 しかし、ガンダム・センチネル以外だと、ZZガンダムもZの直接的な後継機として開発されたという記述もあり、開発チームもZガンダムから引き続いてZZガンダムを開発しているように描かれている漫画作品もあったりする。 分離・合体による可変が可能な上、高出力ジェネレータと大出力のビーム兵器を搭載。 分類は「第三、四世代複合機」(厳密には『可変』ではない為、単に第四世代とも。後述するEx-Sが正式な第三、四世代機)。 高度なムーバブル・フレームの設計により芸術的とまで進化したユニット化は、設計の困難さと高級化をまねいた。そこでそれ以降のアナハイム・ガンダムがシンプルで信頼性の高いコンセプトも生まれてきている。 コアである「Gコア」を中心に、Aパーツが「Gアタッカー」、Bパーツが「Gボマー」に変形する。 分離形態はΖΖからかなり見直され、Gコア以外にも独立したコクピットを搭載する。 しかも固定武装が均一に配分され、アタッカーとボマーは単機でも十分な戦闘力を持つ。 最終決戦においては戦力不足を補うべく分離させた状態で運用することで三機の戦力としてカウント、という案が採用された。 &bold(){○Gコア} コア・ファイター。 実は固定武装はミサイルのみで、機銃すらオプションパーツ。&font(#0000ff){大気圏突入可能。} &bold(){○Gアタッカー} 上半身。 機首4連装80mmバルカンとビーム・カノン2門搭載。高機動な攻撃機。 高火力に加速性能を持ち、対MS戦闘も容易。 &bold(){○Gボマー} 下半身。 固定武装こそ無いが、大腿部フレームにビーム・スマートガンもしくはビーム・カノン搭載可能。 オプション豊富な駆逐蹂躙爆撃機。 Bst型のGボマーは「撃墜不可能の超速爆撃機」とまで。 全部で4機生産されている。 一号機はα任務部隊に配備、ニューディサイズ討伐戦に投入された。 二号機と三号機はオプションプランの実験機、四号機は不明だが予備機の可能性が高い。一機はラサ基地に配備されていた。 **[[Ex-Sガンダム]] Ex-Sは「イクスェス」と読む。 Sガンダムを完全可変形態「&bold(){Gクルーザー}」モードへの移行を可能にしつつ、全体的な強化を図ったオプション形態。 追加パーツによる非分離の完全可変、ブースター強化、背部ビームキャノン追加にリフレクター・インコムとIフィールド発生器まで追加された。 おまけに選択式だったビーム・スマートガンと大腿部ビーム・カノンは併用可能になっている。 そのため重量が8割も増加(162.5t)しているが、推力が最大11倍&font(#ff0000){(1,182,000kg)}になっている為無問題。変な数字が見えたが気にしない方がいい。 なんと推力スペック的には単独大気圏離脱すら可能。[[変態企業]]の勘違いの産物である(今後のMSの方向性的に)。 Iフィールドの実戦的搭載が施された史上初のガンダムである(予測方向入力があらかじめ必要な上に、数秒間の展開が限界なごく限定的なもの。それでも異例の搭載)。 恐竜的進化を遂げる0080年代後半のMSの中でも随一の化物。 あまりにも凄まじ過ぎる為、宇宙世紀最強MS候補に挙げられる事も少なくない。   **SガンダムBst 「Sガンダム ブースターユニット装着型」。 Bパーツ(Gボマー)の代わりに、Ex-Sのブースターを装着し、かつ背中のブースターも換装した強襲形態。 前述のEx-Sの更に2倍近い推力&font(#ff0000){(2,140,000kg)}は最大10Gの超加速度を叩き出し、Ζプラスのウェイブライダー形態すら軽く凌駕する超速っぷり。脚なんて飾りだとお偉いさんにもお分かり頂けるだろう。 殆どMAに近い特性な為、AMBAC行動こそとれるが旋回や回避行動は極端に困難になる。 このピーキーな性能からか他の形態と比べると使用はあまり想定されていなかったようで、作中での出撃はぶっつけ本番な部分もある。 にもかかわらずこれが[[リョウ・ルーツ]]の初陣だったので、実戦がやりたいと興奮していたはずが加速した途端に喋ることすら難しくなる有様だった。 なお同様のオプションを装備した[[Ζプラス]]・[[ハミングバード>Ζプラスの派生機一覧]]も計画されていた。 これの上位機種として[[ディープストライカー>ディープストライカー(ガンダム・センチネル)]]なる形態が計画されていた。 予算が無かった為、卓上プランに終わる。というか&font(#ff0000){実用化されなくて良かった機体}か(戦艦の火力+鉄壁の全方位カバーIフィールド装備+キチガイスペックの加速性能+&font(#0000ff){膨大な開発&維持コスト})。 デンドロビウムに近い意匠で、正史ではディープがあちらをパクったとされているがデザイン発表はディープが'89でデンドロが'91。つまりあちらの元ネタである。 **[[ALICE>ALICE(ガンダム・センチネル)]] 本機最大の特徴として、人工知能ALICEが挙げられる。 戦況を機体自体が判断し、時には自分で攻撃、回避行動を取る。 また思春期の少女(15歳くらい)の人格が投影されており、甲斐甲斐しくパイロットをサポートする。 詳しくは本人の項目へ。 しかし、パイロットの不要化を危惧されて一号機には封印措置が施され、二号機以降には搭載されず通常の学習型コンピューターになっている。 この為本機は[[アッガイ>アッガイ(MS)]]とは別ベクトルの「萌え」MSで、センチネルの&font(#f09199){メインヒロイン}も務めている。   **余談 本機をオマージュした機体に「AOΖ」のガンダムTR-6「ウーンドウォート」がいる。 本機の類似兵器というコンセプトで、オプションを前提とした超性能MSとして描かれた。 同じ雑誌連載企画での機体である為(センチネルはモデルグラフィックス、AOΖは電撃ホビーマガジン)、本機を意識して設定したとメカデザが語っている。 カトキ氏最高傑作と謳われているだけに様々な形でプラモデル化されており、 ・旧キット ノーマル、Ex-S、Bst ・HGUC ノーマル、Ex-S ・MG ノーマル、Ex-S、Bst(プレミアムバンダイ)、ディープストライカー、新版S/Ex-S がリリースされている。 中でもMGシリーズは&font(#0000ff){不可能とされていた可変を完全再現、全ガンプラ屈指の部品数を誇りながらも各パーツの構成が素晴らしく、塗装にさえ綿密なクリアランスを設けないとスタイルが破綻する。} モデラー達を発狂させた悪魔のモデルである。 逆を言えば、イジるトコがない良モデル。素直にプロポーションを楽しもう。 このMGの開発担当者は「完全変形Sガンダムを作る」ことを目標にバンダイに入社、見事実現させたのち別部署(具体的にはガンコレ)に飛ばされてもセンチネル関連に熱を入れ続けていた筋金入りのセンチバカ(最高の褒め言葉)と言われている。 さらに2019年4月発売の新版MGではSとEx-Sのコンバーチブルも実現した。 ちなみに旧キットとHGUCは、フトモモを5mm延長するとカッコ良くなる(効果抜群)。 旧キットはビームサーベルがクリア成型なのでこちらからHGUCへ持っていくのもいい。 他にはGアタッカーの固定モデル(1/144スケール)が「EXモデル」で発売された。 **劇中の活躍 センチネル劇中では、主役機として存分に活躍する。 ニューディサイズの手練れ達を相手に、新人パイロットのリョウですら時には圧倒的な程の獅子奮迅の立ち回りを見せる。 またALICEの封印措置が解かれていき、荒削りなリョウを教官マニングスと共にサポートしていく。 口の悪いリョウの暴言、戯れ言に一々反応するALICE。可愛い。 劇中ラストは涙無しには語れない。kwskはガンダムセンチネル「ALICEの懺悔」を参照。 GジェネFではそのラストシーンがムービーで映像化されており、体型こそSDだが涙のように砕け散るデュアルカメラ、二射から重ね撃ちの一射に変更された狙撃、残留思念の夢をエフェクトとして表現など、原作を踏まえつつより美しくアレンジした珠玉の動画である。 アニヲタwikiの容量じゃあとても全て書ききれない程の、&font(#0000ff){「怪物」}である。 #center(){&font(#ff0000){ALICEALICEALICEALICEALICEALICEALICEALI}} #center(){&color(Gray){追記、修正シナサイ…貴方ノ望ムママニ…}} #center(){&color(Gray){コンナニ楽シミナ事ハ…初メテ……}} #center(){&font(#ff0000){ICEALICEALICEALICEALICEALICEALICEALICE}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - プラモ持ってたよ……肩周りとかマジにビッタリで塗装しようもんなら擦れて剥がれるのが容易に想像出来るぐらい緻密だった。あと変形って都合上丁寧に扱わないとぽっきり逝きそうでブンドドはしにくかった -- 名無しさん (2013-10-12 23:36:23) - こいつ下手したらクロボンやVガンの時代でも通用するんじゃないか。 -- 名無しさん (2013-10-13 01:19:44) - キ○ガイなMSだろ?これ4機も造くられたんだぜ… -- 名無しさん (2013-10-13 05:58:21) - 正直ハイメガキャノン並の出力かまあるのに取り回しのよいビームスマートガンに代表される当時としては先進的な様々な大量の武装を、宇宙世紀MSトップクラスの出力と、追加武装でミノフスキードライブを除けば最高クラスになりうる程の推力と機動性を、あの美しさすら感じる程のスマートでスタイリッシュな体型の全身に詰め込んだと思うとアナハイムの開発者の狂気すら感じる気がするわ… -- 名無しさん (2013-10-14 19:25:09) - スパロボFにも出す予定だったらしく、没データは存在する。 -- 名無しさん (2013-10-14 20:32:45) - フルブに出るなんて誰が予想できたか -- 名無しさん (2013-11-11 10:57:28) - MGシリーズで今の技術でリメイクしてくれないかな?今ならプロポーションと完全変形を両立しつつ、更に高い可動性も実現してくれそうな気がする -- 名無しさん (2013-11-11 12:27:29) - 信じられんが次回のBFでこれ動くらしいな・・・やっぱりあそこのスタッフ馬鹿だよね?ロボキチのガンダム馬鹿だよね? -- 名無しさん (2014-01-28 16:07:45) - ついに動いたSガンを見れた…ワイは幸せや…!! -- 名無しさん (2014-02-03 20:27:00) - 俺、もう思い遺すこと何にもないや…… -- 名無しさん (2014-02-03 20:40:05) - コレ、MGはMS用、GC用、変形用を用意した方がいいわ -- 名無しさん (2014-03-03 10:38:10) - 作中のアナハイム設計陣はよく基地外呼ばわりされるが、現実でも、MGの設計者が「完全変形のSガンダムを作りたい」という動機でバンダイに入社したという基地外だったりするそうな。 -- 名無しさん (2014-03-19 00:02:41) - ↑頭おかしい(最上級の誉め言葉) -- 名無しさん (2014-03-19 00:07:09) - 俺もう未来世界でバンダイがアナハイムに社名変更してても驚かないよ…… -- 名無しさん (2014-03-23 00:15:31) - 設計や製作に携わったスタッフ達の職人的なこだわりを感じるMSだな -- 名無しさん (2014-05-09 20:00:20) - exsは本来、可変形態をメインとしたモノだから、MSの状態は単なるオマケに過ぎない。 -- 名無しさん (2014-07-04 13:36:39) - 作中でも、現実でも、いい意味での基地外に恵まれた -- 名無しさん (2014-07-04 14:27:37) - 最近知ったがスパロボのニルファやサルファに没データあるってな -- 名無しさん (2014-10-15 04:14:11) - SDガンダムが好きだった当時の俺に、ガンダムのことなんて何も知らないばあちゃんがお土産に -- 名無しさん (2014-11-05 22:46:37) - ↑途中送信 お土産にくれたのが旧キットのEx-S -- 名無しさん (2014-11-05 22:48:10) - 小説だとBstは最大の10Gで100秒以上噴射してるんだよな &br()これなら、推進器は地上から月に打ち上げられるだけの比推力あるし &br()衛星軌道に乗ってる状態て10Gで100秒も噴射したら、減速に失敗すると余裕で地球圏の外に飛んでいってしまうなwww &br() -- 名無しさん (2014-11-29 01:19:17) - ↑4没データ見たことあるが(サルファの)、もったいなぜ…。 -- 名無しさん (2014-12-08 17:02:12) - SDでもキット化したけどな。リメイクしてBBにならないかな -- 名無しさん (2014-12-08 22:45:06) - ↑2 多分ニルファで使う気だったんだろうな、序盤でティターンズのアラドの事を考えると -- 名無しさん (2015-03-27 00:20:02) - ガンプラバトルで使うとSPにアリス入るんだろうか -- 名無しさん (2015-03-31 12:22:47) - 嫌韓流の著作権問題のページにSガンダムが描かれている。山野車輪さん渋すぎです・・・。 -- 名無しさん (2015-04-07 06:56:35) - Ex-SとしてフルブよりVSシリーズ参戦。どういう解釈か遠距離特化機になっており、全機体最長のロック距離から弾を垂れ流す機体になってしまった。 -- 名無しさん (2015-04-07 10:34:29) - ↑ゲームシステム上仕方ない事でもある。あんなデカい機体が高速でぶっ飛んでビーム乱射しまくったらそれこそヤバい -- 名無しさん (2015-05-21 14:36:16) - キチガイ性能とか化け物とか言われてるのにZZと違って四機生産したってどういうことだよ!? -- 名無しさん (2016-01-02 09:12:58) - ↑高度にユニット化された構造で、ジェネレータやスラスター、ビーム砲といった兵器ユニットがMSの手足の形をしているだけに過ぎないんだ。生産性そのものは極めて良好、ただこれを一括で「自分の手足のように認識できる人工知能によるサポート」が無くては要求性能を発揮できなかったんだ(同コンセプトであるTR-6も強化人間OSによる疑似人工知能で制御している) -- 名無しさん (2016-03-16 12:33:39) - ↑2 MSとしての中核たるSガンダムそのものは、↑で言ってるように生産性自体は決して低くない。だがEx-S形態を筆頭に、Sガンダムを取り巻くオプション群は、アホみたいな高性能やキチガイじみた一点特化主義、果てはディープストライカーのような“存在そのものが無謀”なシロモノまで存在する(そして、性能に比例してコストもアホ高い)んだ。要するに、バケモノだのキチガイだのって評価は、膨大なオプションをも含む“総体としてのSガンダム”に対するものなんだわ。MSとしての中核部位であるSガンダムだけだと、あくまでも“その時代における超高性能機”でしかないのよ。 -- 名無しさん (2016-03-17 00:05:28) - たしか、プラモ雑誌でHGの完全変形作ったモデラーがいて、MGの企画ができた際にそのモデラーに意見聞いたそうな -- 名無しさん (2016-05-12 16:57:03) - Sガンってなんとなくニュータイプと相性悪そう、乗ったら普通に強いかもしれないけど -- 名無しさん (2016-05-24 23:02:26) - メガ・バズーカ・ランチャーほどの威力はないがメガ・バズーカ・ランチャーに匹敵するダブルビームライフルの2倍以上の出力のZZのハイメガキャノン以上のSガンダムのビームスマートガン・・・ -- 名無しさん (2016-06-12 12:22:31) - ↑2 ALICEがニュータイプの挙動真似し始めたら只の化け物になるな -- 名無しさん (2017-02-01 18:40:24) - 開発コードはイオクガンダム? -- 名無しさん (2017-02-01 18:53:45) - 高性能だしAIも装備しても、結局は肉薄されてボロボロにされちゃうし、金をかけてもそんな結果じゃねぇ… -- 名無しさん (2017-11-12 14:29:12) - ↑5 機体の制御系をバイオセンサーやサイコフレーム等のサイコミュに交換すると行けると思う。ZやZZみたいに -- 名無しさん (2020-07-17 05:24:07) - 原作知る前と知ったあとで印象変わるMSの一つだと思う、最強スペックの男のロマン機だと思ったら苦戦の多いヒロイン(成長&覚醒属性持ち)だという -- 名無しさん (2021-02-07 21:56:41) - 何気に焼け野原ひろしの搭乗した「もう一つのガンダム」。 -- 名無しさん (2021-12-22 22:48:58) #comment #areaedit(end) }

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