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ZAT(ウルトラマンタロウ) - (2015/03/12 (木) 00:04:41) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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#center(){&font(#ff0000){「タロウとZATが力を合わせればザッとこんなもんよ!」}}
&font(#ff0000){ZAT}は「[[ウルトラマンタロウ>ウルトラマンタロウ(作品)]]」に登場するシリーズ恒例の特捜チームである。
一応「&font(#0000ff){Zariba of All Territory}」の略であるが本編中で呼ばれたことはない。
というかZariba(これのみ英語ではなくアフリカの言語である)の意味を防護柵としても意味は「地球すべての防護柵」であって、
どう頑張っても「宇宙科学警備隊」にはならないんですが……気にしたら負けである。所詮は後付けよ! かっこよければいいんだよ!
【特徴】
「ウルトラマンタロウ」の作風に合わせてか非常にアットホームな組織であり、
後述する数々の珍作戦の他、前日にカレーを食べた者を調査に出したり、隊員で遊びに出かけたり、
草野球をしたり、民間人と餅つきに興じたりするシーンが散見された。
そのためか第二期ウルトラシリーズを批判する際に「おふざけZAT」と呼ばれたりもしている。
しかし、シリアスな場面ではきっちりと活躍しており、
タロウとの連携もさることながら怪獣や宇宙人に対しとどめを刺す場面も多くシリーズ屈指の活躍を見せたチームである。
というより防衛チームによる怪獣撃破数(巨大なもの限定)では&bold(){総合2位}というから決して侮ってはいけない。
ちなみに総合1位は[[科学特捜隊]]である。
また、ニューヨーク国連本部に本部を置き、フランス、南アフリカ連邦、アメリカ、北極、アルゼンチン、そして日本に支部があり、作中でも描写されている。
その他、宇宙には宇宙ステーションを多数備えていた。
日本支部は霞ヶ関1-1-1にあり、基地はいざという時は飛行して退避も出来る。
基地は街のド真ん中にあり、街を放置して逃げるのはどうなんだというツッコミは特オタのお約束。
ちなみに民間人であっても一週間前に事前申請した上で宇宙人かどうかの検査を受けることで、誰でも気軽に基地内の見学が可能。
このチェック態勢のおかげか、地味に&bold(){宇宙人に潜入されたことが殆ど無い}という驚きの事実がある。
全体の方針としては「命を大事にする」ということが徹底されており、結果的に失敗したとはいえ怪獣の虫歯を抜いてやろうとしたり、
セミ怪獣の寿命が尽きるまで見守ろうとしたり、亀怪獣の卵をバスケットに入れて返してやったりと、
例え怪獣といえども即座に退治しようとしない点があげられる。
これは隊員間でも同様で、脱出数はTACより低いものの、世界を放射能雲が覆い尽くし地球存亡の危機にあって、
怪獣の背中に取り付こうとしている隊員に「ちゃんと命だけは持って逃げるんだぞ」と促すなど、首尾一貫している。
つまりふざけていたりアットホームで明るく見えるのは、
それだけきちんとした組織運営がされておりピリピリする必要がない、極めて優秀なチームである事の証拠なのだ。
また本編では、ZATとは別に地球警備隊という組織も存在するが、出番は亀怪獣の処遇について対立した時のみであった。
【隊員】
◆朝比奈勇太郎隊長(演:名古屋章)
ZATの隊長であり、彼の制服にのみ黒のラインがある。
普段は本部にいることが多いのか基地にいることは少ない(実際は名古屋章氏のスケジュール調整のため)。
パッと見は冴えない中年のおじさんで出動する隊員を[[カレー>カレーライス]]を食べた人間で決める等ユーモラスだが、
切れ者で光太郎をスカウトした他、コショウ作戦のような大胆な作戦の立案やカタン星人の企みを暴いたりしている。
◆荒垣修平副隊長(演:東野英心)
シリーズ初の正式な副隊長で、隊長不在時は隊員達の指揮を執る。ギャグでもシリアスでも隊員を引っ張る実質的な隊長格である。
突然髭が生えたり無くなったり声変わりをしたりしている。終盤に宇宙ステーションへ転勤したが、最終回クライマックスで光太郎が名前を出していたあたりからも慕われている事がよく分かる。
演じる東野氏が骨折したため、終盤に降板した。声は一時期沢りつお氏が代役を勤めている。
ちなみに、演じた東野英心は後に中学生日記の先生や暴れはっちゃくのお父さんを演じている。
◆二谷一美副隊長(三谷昇)
荒垣副隊長の後任として登場した。涙もろく人情家で、副隊長としては頼りないが隊員達に支えられて活躍した。
◆[[東光太郎]](演:篠田三郎)
主人公であり、[[ウルトラマンタロウ]]の人間体である。
タロウになる前から超人的な体力と度胸と頭の良さであり、超獣をクレーンで追い払ったことで隊長にスカウトされた。
その後も隊員として、タロウとして活躍した。無茶をするのは大抵光太郎か上野である。
◆北島哲也(演:津村秀祐)
ひょうきんな性格で、釣りが大好きなため仕事にも竿を携帯している。光太郎達よりは年上で良き兄貴分である。
分析や兵器開発も担当し、[[ベムスター]]やムルロア撃破に活躍した。
[[メモール]]の回の主役でもある。
ちなみに[[最終回>さらばタロウよ!ウルトラの母よ!]]で光太郎がタロウに変身して健一の父を助けられなかったのはこいつのせいである。
◆南原忠男(演:木村豊幸)
宮崎出身の明るい性格で、光太郎とコンビを組むことも多い。強烈なキャラクターの母親がおり、作中で結婚式を挙げた珍しい人物。
◆西田次郎(演:三ツ木清隆)
若手隊員で電気ショックが好き。序盤で宇宙ステーションへ転勤したが一度再登場した。
演じた三ツ木氏は光速エスパーや白獅子仮面でヒーローも演じた。
◆上野孝(演:西島明彦)
西田の後任で、初の主人公の後輩キャラ。若さを強調した場面が多く、ムルロア戦等で活躍したが中盤で降板。
◆森山いずみ(演:松谷紀代子)
女性隊員でシリーズ初のミニスカの制服である。
普段は通信を担当することが多いが、実は隊員トップクラスの操縦技術を持っており、単独で搭乗した際は一度も落とされなかった。
光太郎に気があるような描写がたまにされたが深くは描かれなかった。
可愛いしパンチラ(に見えるシーン)もある。
その他、準レギュラーである女性オペレーター3人組や、海外の隊員等もいる。
【ZATの退治・対処した怪獣】
・コスモリキッド
・デッパラス(後に再生された)
・シェルター
・宇宙蛾数匹
・ムルロア
・改造ベロクロン二世
・改造ベムスター
・ドロボン
・バルキー星人
・モットクレロンの宇宙船
・バードンの卵
オカリヤン戦、ジレンマ戦、カタン星人戦、グロスト戦、サメクジラ&バルキー星人戦ではZATの援護によってタロウに勝利をもたらした。
【装備・メカニック】
デザインは円や球体を多く取り入れ、赤、青を基調とした派手なものである。制服も派手で、シリーズで初めて男女で明確に違う制服となった。
非公式だが、この独特のデザインの兵器群はヤプール人の技術を導入したものではないかという考察がある。
◆スカイホエール
航空戦力のメインとなる大型戦闘機でほとんどの回に登場した。機内に物質合成機があり、白酒を作ったことも。
ミサイルとレーザーを装備している他、状況に応じて様々な装備を取り付けることも可能。
というより&bold(){何でも収納できる}という特徴こそが、スカイホエールとZAT最大の武器と言える。
◆コンドル1号
スカイホエールの僚機として登場することが多く、2機がかりで作戦をする時は大抵相方的な役割を果たす。
翼が円盤型という航空力学にケンカを売っているようなデザインだが、これは反重力飛行用の粒子加速器らしい。
◆コンドル2号
設定画のみ存在。
コックピットの形状から察するにかなりの大型機らしい。
前方に大きく湾曲した機首と前に張り出したエンジンが特徴。
◆スーパースワロー
上記2機と比べると出番が少なめである。小回りの効くやや小型の戦闘機である。
◆ドラゴン
主に調査に使われるヘリコプター。出番は少ない。
ミニチュアは後に塗装を改められ、[[MAC>宇宙パトロール隊 MAC]]のモスキーターとなった。
◆ペルミダーⅡ世
ドリル戦車。出番は一回のみだがOPには毎回登場する。Ⅱ世となってるのは名前の似てる「[[ウルトラマン]]」のベルシダーの後継という考察がある。
◆アイアンフィッシュ
潜水艦だが出番はOPのみ。
◆アンドロメダ
宇宙船だが、作中ではスカイホエールで宇宙まで行ってるため出番がなくOPにのみ登場した。
内部にマゼランという小型円盤を搭載している。
◆ウルフ777
一度見たら忘れられない凄いデザインの車両。
ちなみにベース車はトヨタ・クラウンHT(MS51)
地上戦力ではあるが、空中戦力が強力なためかあまり活躍しなかった。
◆ラピッドパンダ
さらに強烈なデザインと名前の地上戦力。こちらも出番は多いが活躍は少ない。
ベース車は[[ジャンボーグA]]に登場するPATのバモスⅠ/Ⅱ世同様バモスホンダである。
メビウス小説版にて武装を取り払ったレストア車が登場したが、ハルザキが乗りたくないと言ったので出動はしなかった。
◆ZATガン
球体をデザインに多く配した見た目が特徴的な銃。基本は実弾だがレーザーも出せる。
ビンッ! ビンッ! という独特の撃発音にはファンも多い。
【作戦】
ZATと言えば多種多様な作戦である。珍作戦も多いが、怪獣の特徴を生かし活躍したものも多く、作品の個性ともなっている。
◆コショウ作戦
ライブキングに飲み込まれた光太郎と犬を助けるためにくしゃみをさせようと、スカイホエールからコショウ1tを撒いた。
結果は大成功だった。
◆放電作戦
とりあえず放電といった感じで多用されるZATお得意の戦術。
スカイホエールなどからワイヤーを発射して電流を流すのが基本だが、
送電塔から引っ張ってきて河に放電して怪獣を誘き出したりするのに使われた事も。
◆アルカリ作戦
ジレンマの強酸性の液に苦しむタロウに強アルカリ性の液体を噴射し中和した。
◆ミラー作戦
鏡に反応するデッパラスを巨大鏡で誘導し、穴に落としそこを集中攻撃で撃破した。
しかし、その後デッパラスはゾンビ状態で復活してしまった。
◆鳥もち作戦
タロウを殺した[[バードン]]に対し、足止めするために強力な鳥もちをバードンにかけた。
バードンが事前に行水をしていて体が濡れていたため効果が減り失敗したが、はがれるまでバードンは涙を流して苦しんでいた。
◆ベル作戦
目潰しを喰らい目が見えないタロウを援護すべくカタン星人に巨大な鈴付きの首輪を付けた。
タロウはこの音を頼りにカタン星人に抱きつきウルトラダイナマイトで倒した。
ヒカル「いや、なんで戦闘機に鈴が積んであるんだよ!? しかもあんなビッグサイズの」
以上は一例であるが、他の作品ではやらないような作戦も多いものの、効果的な作戦も多かった。
その作戦名の特別性から[[ウルトラマンギンガ]]の主人公礼堂ヒカルから「のどかな作戦名」と言われたりしていた。
しかしそのどんなアイデアでも即座に準備し、臨機応変な作戦で多種多様な怪獣に対応していく姿勢が成果をあげた事は間違いない。
&bold(){やはり防衛チームは常識に囚われてはいけないのですね!}
【余談】
ZATの活躍を堪能したい方におすすめなのが29、30話の[[改造ベムスターの前後編>ベムスター復活!タロウ絶対絶命!/逆襲!怪獣軍団]]である。
この話では帰ってきたウルトラマンでも出来なかった
「[[ベムスター]]に殺された宇宙ステーション隊長の敵を特捜チームが取る」という内容になっており、
民間人のはずなのに一人でベムスターと戦っちゃう海野さんやタロウに頼ってばかりではいけないというテーマ、
充実のドラマと特撮も相まってシリーズ屈指の内容に仕上がっている。
なお、この前後編では前編で真っ二つ作戦、後編ではエネルギー爆弾を使った作戦を実行している。
真っ二つ作戦は&font(#ff0000){ウルトラブレスレット}と同じ硬さの回転鋸でベムスターを切る作戦だったが[[ヤプール]]が対策をしていたため失敗した。
[[新マン>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]お前は泣いていい。
エネルギー爆弾による作戦はベムスターの腹の口にエネルギーの塊のA爆弾を飲み込ませ、
後から起爆装置?のB爆弾を飲み込ませることで体内から爆発させベムスターを撃破することに成功した。
昨日カレーを食べた人は追記・修正をお願いします。
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- 高い実力、仲の良い隊員達、タロウとの絶妙な連携とチームとしては最高レベルじゃない?大きな失態もシェルターやバードンの時くらいしかしてないし。 -- 名無しさん (2013-09-08 19:34:51)
- ZATガンロードラに溶かされた事あったな。しかもその次の回がムルロア -- 名無しさん (2013-09-08 19:51:07)
- 歴代防衛隊最強候補の一角ではあるな。実績が半端ない。 -- 名無しさん (2013-09-08 20:05:00)
- ↑しかもこの世界では当然の「怪獣は倒す」という理念にとらわれてないのも良い。ヘルツの時に森山隊員が言った「怪獣も人間と同じ生き物」は隠れた名言だと思う。 -- 名無しさん (2013-09-08 20:15:40)
- ↑シェルターは犠牲になったのだ…… -- 名無しさん (2013-09-08 21:03:20)
- メフィラスを網で捕らえたり、戦闘機でグロンの口を塞いだり、ベロンを酒と踊りで眠らせようとしたりといちいち作戦が奇抜過ぎるwww -- 名無しさん (2013-09-08 21:11:49)
- 一番就職したい。 -- 名無しさん (2013-09-15 10:03:37)
- 一般人も積極的に怪獣に立ち向かっていくっていうある意味素晴らしい世界だしね。怪獣とバレーボールやったり踊ったりする人までいるし。 -- 名無しさん (2013-09-15 19:44:03)
- 昭和の防衛チームで一番好きなのはこのZATである -- 名無しさん (2013-09-15 21:31:44)
- 何気に宇宙人に潜入されたことないんだよな。メモール回はやばかったけど。一時的にウルトラ兄弟に乗っ取られたことはある。 -- 名無しさん (2013-09-15 22:56:52)
- マネジでもいいから就職したい。 -- 名無しさん (2013-09-16 14:02:21)
- TACの元隊員たち(特に山中)はその仲のよさを羨ましがってただろうな・・・・・・・ -- 名無しさん (2013-09-22 20:01:06)
- ブレスレットノコギリって何気にメテオールの大先輩じゃない? -- 名無しさん (2013-09-27 07:00:46)
- ↑言われてみれば。 -- 名無しさん (2013-09-27 07:27:53)
- ↑一応、マルス133が初メテオールだけどアライソさんはマグマライザーが初だと言ってるってアンデレスホリゾントでは言ってたね。 -- 名無しさん (2013-09-27 07:49:36)
- ↑コンドルがあの翼で飛べるのもメテオールの一部なのかも。XIGのリパルサーリフトみたいな奴で。 -- 名無しさん (2013-09-27 09:31:11)
- ↑みたいなじゃなくてリパルサーらしいよ。 -- 名無しさん (2013-09-27 12:52:09)
- 風船ガムからとりもちへの発想が凄い -- 名無しさん (2013-09-27 13:11:40)
- コメディ -- 名無しさん (2013-09-27 14:09:41)
- オカリヤン対策会議の時に「音に生物が反応する」という話題で例題をポンポン出すのが視聴者にもわかりやすくて良かった。 -- 名無しさん (2013-09-27 15:31:36)
- 珍作戦もさることながら、飯を凄い美味そうに食べてたのが印象的。なんて事無い食いもんがあそこまで美味そうに見えることってなかなか無い。 -- 名無しさん (2013-09-27 15:50:59)
- ピクニック行ったり、皆で光太郎の試合の応援行ったり、少年野球チームと試合したりと(結果は惨敗)前作と次回作では考えられないアットホームな雰囲気が良かった。 -- 名無しさん (2013-09-27 16:36:28)
- 異星人、怪獣のが全体的に強い -- 名無しさん (2013-10-31 00:45:57)
- 地味に超優秀な防衛チームのZAT。 ふざけてみえるけど、どんな作戦でも躊躇なく実行してとりあえず試してみるって、未知の生物相手にはすごく有効なんだろうな。 -- 名無しさん (2013-10-31 10:15:16)
- ロードラ戦で使った王水銃も何気にメテオールな気がする。 -- 名無しさん (2013-10-31 12:29:35)
- こんな強いのに小学生に野球で負けるのね・・・・・・ -- 名無しさん (2013-10-31 12:43:21)
- こういうところに入れたらいいな・・・・。ギスギスしていないし。 -- 名無しさん (2013-10-31 14:33:21)
- タロウが終盤バケツ出したり豆まきや塩漬けで敵倒してるのはZATの影響だったりして。 -- 名無しさん (2013-10-31 14:56:26)
- 「あれは怪獣なんです、信じてください!」って言われたら「馬鹿野郎、そんなわけあるか!」って言いつつ、それでも笑って調べてくれそうなのがZATの良い所。 -- 名無しさん (2013-10-31 23:33:45)
- ↑グロストの回で子供の通報を適当にあしらいつつも一応光太郎と北島を向かわせるあたりにそれが出てるな。 -- 名無しさん (2013-10-31 23:38:10)
- コンドル1号はあるのに2号は無い。 -- 名無しさん (2013-10-31 23:42:29)
- ↑それは突っ込むな! -- 名無しさん (2013-11-01 00:49:49)
- 「火星でエースまで倒した」って言ってたけど、どこからそんな情報を… -- 名無しさん (2013-11-01 07:38:18)
- ZATって本当に理想の職場だよな。Aの時なんざ・・・・・・・。 -- 名無しさん (2013-11-01 09:11:08)
- このチーム解散の理由が全く思いつかない。MAC設立するよりZAT継続させた方が被害少なくなる気がする。 -- 名無しさん (2013-11-01 21:12:58)
- ↑3 太陽付近でセブンがウルトラブレスレットを渡した映像が存在するくらいだし・・・w -- 名無しさん (2013-11-01 21:17:54)
- グロストの回で「ZATはレーダーで見張ってるから宇宙人が侵入してたらわかる」と通報を一蹴する。つい前日カタン星人に侵入されたのを忘れたか? -- 名無しさん (2013-11-01 21:33:58)
- ↑メモールの擬態見破ったり彗星に紛れ込んだピッコロ発見できるのにね。 -- 名無しさん (2013-11-01 22:38:38)
- ↑2 それでも一応、隊員を調査に向かわせてるじゃん。 -- 名無しさん (2013-11-01 23:16:49)
- 通報完全無視して大惨事になったのはトンダイルとオカリヤン位か? -- 名無しさん (2013-11-01 23:20:02)
- そして夜中に地球にやってきたのに朝まで放置されるドロボン。 -- 名無しさん (2013-11-01 23:23:15)
- いや、オカリヤンも無視はしてない。 通報→調査→異常なしだったので、誤報と判断しただけ。 -- 名無しさん (2013-11-01 23:27:05)
- マシュラやモットクレロンの時は詰めが甘かったな。 -- 名無しさん (2013-11-01 23:33:45)
- こんなに強いのに普段は隊長不在なのが凄い。 -- 名無しさん (2013-11-16 20:29:53)
- バルキー星人は光太郎が一人で倒したけど彼もZAT隊員だから戦績に含めても…と言いたいところだけど、みんなで力を合わせてこその防衛チームだから厳しいかな? -- DCD (2013-11-16 21:33:38)
- コスモリキッドやムルロアの時はタロウが彼らに「お膳立て」をするという珍しい展開が。それほど信頼してるって事だよね。 -- 名無しさん (2013-11-16 22:46:53)
- ↑2そう考えるとタロウ、レオ、80の3作はラスボスを「地球人」が倒してることになるな。 -- 名無しさん (2013-11-20 20:26:12)
- ブレスレットノコギリみたいな斬撃系の武装って珍しいよね。他はダッシュバードの体当たり位か? -- 名無しさん (2013-12-04 23:34:48)
- 実はコンドル2号も設定画だけならある。正直カッコ悪い、と言うかキモいけど。 -- 名無しさん (2013-12-04 23:46:22)
- 森山さん何気に初の女性エースパイロットじゃない? -- 名無しさん (2013-12-05 19:54:11)
- オカリヤン戦やカタン星人戦みたいに最初から「タロウを援護する」事を前提に装備用意してる所が良いよね。 -- 名無しさん (2013-12-07 21:06:10)
- 理想的な「笑顔の絶えない職場」世界を守りたいならここに入ろう! -- 名無しさん (2013-12-07 21:16:14)
- 撃破スコア多いし、基地に侵入を許した事もなく殉職率も低い。隊員も仲良しで職場の環境も極めて良好。ただ、人事異動がちょいと多いな。家族と疎遠になる隊員がいなきゃいいけど。 -- 名無しさん (2013-12-07 21:57:57)
- 悪意の無い怪獣を助けようとする姿勢もいいよね。ただコスモスの世界とは一般人の認識が違うせいか非難されることも多々あるけど。 -- 名無しさん (2013-12-07 22:50:50)
- ぶっ飛んだ作戦立案って、怪獣という「常識を越えた存在」に立ち向かうため、自身も「常識を越えた存在」になろうとした結果なのかも。 -- 名無しさん (2014-01-26 21:11:23)
- ↑他チームは真面目すぎたからスコア振るわなかったのか。 -- 名無しさん (2014-01-26 23:08:04)
- 歴代一クソ真面目なナイトレイダーと共同作戦とかやったらどんな展開になるだろうか。 -- 名無しさん (2014-01-26 23:44:15)
- ドキュメントZATは見てて1番腹筋崩壊するだろうなGUYSの皆さん。 -- 名無しさん (2014-02-17 22:58:22)
- でも、航空機の墜落現場の調査中にガムかむのはどうかと思うぜい… -- 名無しさん (2014-02-17 22:59:00)
- ふざけているというより真面目にやったらふざけてるようになった、というのが正しいんだろう。 スカイホエールその他の開発者がどんなことを想定していたかは別として -- 名無しさん (2014-03-01 22:55:23)
- ↑頭がとんでもなく柔らかい奴らであることは間違いない。 -- 名無しさん (2014-03-01 23:04:19)
- アライソさんホエールにコショウ積み込んだりとかもしてたのか・・・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 23:07:12)
- ???「私もいつも真面目に報告してるんです!信じてください!」 -- 名無しさん (2014-03-06 18:26:44)
- エースの時TACではなくZATだったらどんな展開になったであろうか。 -- 名無しさん (2014-03-07 22:09:25)
- ZAT基地がシルバーブルーメに -- 名無しさん (2014-03-14 04:02:34)
- ミスった ZAT基地がシルバーブルーメに飲み込まれた場合 「ちくしょう!このままじゃ消化液で溶かされちまう!」「待てよ・・そうだ!スカイホエールの物質合成で強アルカリ液を作って中和させるんだ!」 -- 名無しさん (2014-03-14 04:07:29)
- 続き その後シルバーブルーメ退治後に口から「いや~危なかったな~」と全員生還 -- 名無しさん (2014-03-14 04:08:46)
- ↑マジでやりそうだから困るwww -- 名無しさん (2014-03-14 08:50:13)
- ↑いやいや、ZATはもっとこう…なんか…もっととんでもない方法で生還するんだよ -- 名無しさん (2014-03-14 08:56:10)
- 何故その技術をMACに継承しなかったのか。 -- 名無しさん (2014-03-14 09:28:41)
- ↑受け継ぐには頭が固すぎたんだよ、きっと。 -- 名無しさん (2014-03-14 13:45:25)
- ↑いやZATの柔軟さが異常なんだよ多分。 -- 名無しさん (2014-03-14 13:46:58)
- イフと対峙してもどうにかしちゃうんだろうなきっと。流石に猫やモエタランガみたいに精神面いじられたらどうしようもないが。 -- 名無しさん (2014-03-14 16:14:12)
- ↑きっと奇妙奇天烈な方法でイフと和解してしまうに違いない。 -- 名無しさん (2014-03-14 16:18:17)
- お茶菓子なり松茸でもイフに振る舞うのか? -- 名無しさん (2014-03-14 16:30:04)
- ↑荒垣「そうか!コイツは受けた刺激に対して姿形を変えるのか!よし、皆武器を捨てろ!踊るんだ!タロウも協力してくれ!」 タロウ(コクッ)って感じか。 -- 名無しさん (2014-03-14 17:12:39)
- ↑8その方法が考えると怖いんですがwwwww。 -- 名無しさん (2014-03-14 18:51:28)
- モチロン取り逃がした理由として「月の怪獣だから宇宙怪獣の反応がない」って言ってたけど地球怪獣用のレーダー使えば良かったんじゃ・・・・・・ -- 名無しさん (2014-04-22 22:58:21)
- 上野隊員の退場については荒垣副隊長のセリフで触れてほしかった。「上野は○○支部に移動した」とか。 -- 名無しさん (2014-05-02 10:29:16)
- 「幻の母は怪獣使い」は当初西田隊員が再登場する予定があったらしい。 -- 名無しさん (2014-05-06 11:49:06)
- 素晴らしくすがすがしい人々。ここに入ってみたい。 -- 名無しさん (2014-05-06 12:40:37)
- ↑採用試験は、きっとぶっ飛んだ内容だぞ。 -- 名無しさん (2014-05-06 14:16:53)
- 昨日カレー食った者! とか? -- 名無しさん (2014-05-06 18:05:31)
- 北斗(俺もウルトラマン化が後1年遅ければ・・・・・) -- 名無しさん (2014-05-06 19:27:47)
- ↑TACを侮辱するとはぶったるんどる! -- 名無しさん (2014-05-06 19:50:56)
- ラビットパンダは「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」にレストアされた車が出たけど、あれでパトロールに出たら変な目で見られそうだな。 -- 名無しさん (2014-05-07 21:24:54)
- ↑実際、ハルサキが絶対乗りたくないって言ったらしいし -- 名無しさん (2014-05-11 13:17:01)
- 1人の少年のために全世界の隊員動かしたりと組織全体があんな感じなんだよな。(トータス親子の時の幹部2人以外は) -- 名無しさん (2014-05-13 16:13:44)
- ↑分かった。そういう馴れ合いを好まないタカ派によって結成されたのがMACなんだ -- 名無しさん (2014-05-13 16:27:45)
- 主力が複数休んでもOKな組織。 -- 名無しさん (2014-06-06 23:36:26)
- 基地が観光名所になってそう -- 名無しさん (2014-06-06 23:53:23)
- ↑入館には1週間前から連絡して、厳密な調査が必要だけどな -- 名無しさん (2014-06-14 07:49:03)
- ↑目立つから外から写真撮影とかは結構されてそう -- 名無しさん (2014-06-14 07:55:07)
- Aやレオにとってはうらやましい職場なんじゃなかろうか? -- 名無しさん (2014-06-14 10:10:17)
- ↑TACは実力そこそこあるからまだしもMACはキツすぎるもんな… -- 名無しさん (2014-06-14 12:37:47)
- 何で解散しちゃったんだろ。 -- 名無しさん (2014-06-14 14:24:00)
- もし彼らが80のデビロンに対峙したらどんな作戦考えるんだろうか。 -- 名無しさん (2014-06-17 02:43:46)
- モチロン対処のときは 隊長「この中でモチくったやつ出動!」 ZAT「こんどはモチですか」 -- 名無しさん (2014-06-17 09:13:10)
- こんな戦績の良いチームまで非難する一般市民って・・・・・・ -- 名無しさん (2014-06-17 21:15:10)
- ↑我々の世界でも、それが無くなることで何が起こるか考えず、ただ軍事だというだけで存在そのものを批判する輩がいるだろう。そういうのを巧い具合に皮肉ったものだと思うよ -- 名無しさん (2014-06-17 21:29:26)
- 事前に申請して検査さえ通れば誰でも見学できるくらいフレンドリーなくせにしっかり侵略目的の侵入者は防いでるってさらっと流してるけど防衛組織として理想的なくらい優秀じゃねぇか!すごいなおい -- 名無しさん (2014-06-17 22:19:29)
- ↑3 何故か不要論が持ち上がるのは強いチームばっかなんだよ。 -- 名無しさん (2014-06-17 22:25:40)
- 北斗「東方の早苗さんが項目の中に混ざっているんです!信じて下さい!」 -- 名無しさん (2014-06-19 20:14:57)
- もうこのコメント欄だけで腹筋崩壊www -- nanashi (2014-06-19 21:04:26)
- お前らZAT大好きだなwwwww -- 名無しさん (2014-06-19 21:11:14)
- これだけ活躍してるのにベムスター編ではガキ共が役立たず呼ばわり。次のMACはやられっぱなしなのにガキ共が「プチMACごっこ」なんかやってたのにさ。 -- 名無しさん (2014-06-19 22:40:00)
- ↑MATなんて本来は善良な怪獣であるモンス夫婦退治するのためらっただけで不要論出される始末ですよ。 -- 名無しさん (2014-06-19 22:43:47)
- 秘密基地はMACみたいに一般人の手が届かないが脱出の手段も少ない場所にあるよりも、ZATみたいにおおっぴらにしたほうが「侵入者が入ってくる」という前提が立てやすい分、対処が楽なのかもしれない -- 名無しさん (2014-06-20 13:47:55)
- ↑GUYSのフェニックスネストは飛ばすのに前準備が必要なのにこっちはほぼ反射的に飛ばせるのが凄いよね。 -- 名無しさん (2014-06-25 22:43:45)
- 隊員同士のお互いの気遣いもよかった気がする宮崎が故郷の隊員にはたまには母親と過ごすよう薦めたりバードンの時に飛行機が襲われたのに死体がないのに破片しか見つかってないなあ……あっ(察し)みたいになってチームの士気が落ち込んだのを見かねた隊員の一人が気晴らしにガムを薦めたりとか本当に仲が良かった -- 名無しさん (2014-07-03 18:26:29)
- グロスト回見る限り格闘もそこそこイケる -- 名無しさん (2014-07-03 23:39:26)
- スパークドールズ劇団にもツッコマれてたな -- 名無しさん (2014-07-04 10:36:50)
- ZATの方々も含めてタロウに出てくる一般の人達はひょっとして余裕で進撃の巨人の巨人たちに勝てると思うんだろうがどうだろうか?改造べムスターにナイフ一本で戦ったりパチンコ玉でエレキングと戦ったり怪獣とバレーボールをしたり・・・こんな人たちがこの作品にいたら巨人たちと戦うのが馬鹿らしくなるなw -- 名無しさん (2014-08-29 17:16:20)
- この作品だけだよな、一般人が防衛チームに文句いえる資格あるのは。 -- 名無しさん (2014-08-29 17:22:13)
- 単なる戦闘力もすごいけど、作戦立案&実行能力が歴代ピカイチだな。彼らならゾク第二形態だって地球人だけで始末しちゃうかもしれない。 -- 名無しさん (2014-09-11 17:55:56)
- コショウ作戦でコショウに使った金額はいくらなんだろうか。 -- 名無しさん (2014-09-11 18:15:42)
- ↑当時の相場がわかんないけど怪獣に喉のあたりにあるものを吐き出させるぐらいのクシャミをさせれる量だからな。考えたくねえな。 -- 名無しさん (2014-09-11 18:19:53)
- ↑一応注文の時に1トンと言ってるけどどう見てもそれより多いよ -- ??隊長 (2014-09-11 18:29:04)
- 巨大な鈴とか注文されて大真面目に作った裏方の人たち(もしかしたらアライソさん)も凄い。 -- 名無しさん (2014-09-11 19:26:28)
- ウルトラブレスレットと同じ切れ味とかGUYSのころのメテオール並みじゃねえか -- 名無しさん (2014-09-11 19:31:22)
- ↑何かの本で「早すぎたメテオール」って書かれてたな -- 名無しさん (2014-09-11 19:37:08)
- ここまでできたらタロウの代わりにバードン倒せたんじゃない?エサで火山におびきよせて落っことすとか。 -- 名無しさん (2014-09-11 19:45:51)
- ↑まあ、タロウが最後まで倒せなかったべムスターを倒したのがこの人達ですからねえ -- 名無しさん (2014-09-11 20:14:16)
- AZ1974って普通に超兵器R1号とかより安全なのでは・・・・・・・ -- 名無しさん (2014-09-11 20:33:34)
- この組織が考案した作戦に関するアーカイブドキュメントはある意味(メンツ的な意味で)ドキュメント・フォビドゥン並みに危険である -- 名無しさん (2014-09-16 13:55:33)
- 笑ってはいけない地球防衛軍24時でZATの作戦中のシーン流したらどうなるんだ。意外とウケる? -- 名無しさん (2014-09-24 13:05:32)
- パンチラって何話? -- 名無しさん (2014-09-24 13:39:51)
- ↑確かグロンの回 -- 名無しさん (2014-09-24 13:50:59)
- 脱出! -- 名無しさん (2014-10-04 20:52:18)
- 上で「シルバーブルーメに強アルカリは当たり前すぎて逆にない」ってあるけど、「ドリルで穴を開け、防護服を着て強行脱出→今だタロウ!→空いた穴にストリウム光線ホールインワン。シルバーブルーメ爆散」くらいやりかねないのがすごい。…メビウスの最後に出てきた光線増幅マシンって彼らが作ったんじゃなかろうか?「ウルトラマンタロウ」がZATやめちゃったから使わなかったみたいな。 -- 名無しさん (2014-10-08 11:57:30)
- 勤務中に差し入れのオニギリ食べてたな初期の頃。というかよく差し入れ許されたな。 -- 名無しさん (2014-10-08 12:19:08)
- ↑2 それなら、防護服を着る→強アルカリを頭からかぶる→口から脱出くらいはやりそう -- 名無しさん (2014-10-08 13:19:19)
- 科学特捜隊とZAT が一番好きです! -- ドクガン (2014-10-29 00:28:38)
- 仮にナイトレイダーと組んだら...NL→真面目に殲滅作戦を立てる、ZAT→お馴染みの斜め上の作戦を立てる。で、NLからツッコミの雨あられになる気がする -- 電王牙 (2014-12-10 20:10:55)
- ナイトレイダーは悪い奴とばかり戦ってたから殲滅前提で動くけど、ZATは悪い奴じゃないなら助ける事前提で動くからな。孤門はZATとも仲良くなれそうだけど、副隊長は…後期ならまだしも初期だったら、下手したら彼女の横暴さに怒った光太郎に引っぱたかれるかもな -- 名無しさん (2014-12-10 20:41:32)
- ↑2 ZATの提案した作戦に「えっ?えっ?正気?」となるNLに対してイラストレーターが有効性を認めて「やってください」と指示したりとか? -- 名無しさん (2014-12-10 21:14:12)
- 「海野さんやタロウ」に頼ってばかりではいけないというテーマに見えてワロタww -- 名無しさん (2014-12-12 13:28:51)
- 追加兵装とかじゃない普通の武器での撃破率も高い(ベロクロン、ドロボン、バルキー星人)。飛行機の重力制御コイル以外にもメテオールが使われててそれが問題になったんじゃないかな? -- ??隊長 (2015-01-18 07:56:22)
- 荒垣さんはメタボおやじだが、歴代最高クラスの副隊長。部下への気遣いもできる。張り合えるのはGUTSのムナカタくらいかと思うが、代理隊長の荒垣さんとサブの鬼であるムナカタじゃ違うんだよな。 -- 名無しさん (2015-03-12 00:04:41)
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#center(){&font(#ff0000){「タロウとZATが力を合わせればザッとこんなもんよ!」}}
&font(#ff0000){ZAT}は「[[ウルトラマンタロウ>ウルトラマンタロウ(作品)]]」に登場するシリーズ恒例の特捜チームである。
一応「&font(#0000ff){Zariba of All Territory}」の略であるが本編中で呼ばれたことはない。
Zariba(これのみ[[英語]]ではなく、なぜかアフリカの言語である)の意味を防護柵としても意味は「[[地球]]すべての防護柵」であって、
どう頑張っても「宇宙科学警備隊」にはならないのだが……気にしたら負けである((そもそもZATという名前自体、他の防衛チームに合わせて最初から表記ありきで考えられており、「Zariba of All Territory」というのはバクロニム(後付け)であるのでしょうがない面はあるが。))。
***【特徴】
「ウルトラマンタロウ」の作風に合わせてか非常にアットホームな組織。
他の第2期ウルトラシリーズの防衛チーム([[MAT>怪獣攻撃隊 MAT]]、[[TAC>超獣攻撃隊 TAC]]、[[MAC>宇宙パトロール隊 MAC]])にあった隊員同士の対立の構図もほとんど無く、
後述する数々の珍作戦の他、前日に[[カレー>カレーライス]]を食べた者を調査に出したり、隊員で遊びに出かけたり、
草野球をしたり、松茸を皆で食べたり、民間人と餅つきに興じたりするシーンが散見された。
プライベートにおける隊員の意思も尊重されており、怪獣退治や地球防衛をする傍、ボクシング選手等と言った夢に打ち込む事も許されている。
その為か第二期ウルトラシリーズを批判する際に「おふざけZAT」と呼ばれたりもしている。
しかし、シリアスな場面ではきちんと活躍しており、タロウとの連携もさることながら怪獣や[[宇宙人]]に対し止めを刺す場面も多く、
歴代防衛チームによる怪獣撃破数(巨大なもの限定)では&bold(){総合2位}((総合1位は[[科学特捜隊]]である))という、シリーズ屈指の活躍を見せた実力者揃いのチームである。
昭和の防衛チーム最強との声が高く決して侮ってはいけない。
また次代のMACと異なり宇宙人との等身大戦がなかったためほとんど使用されなかったが、格闘技術も訓練されており、
空手ないし拳法を近接格闘技術として習得している(キノコ人間化した荒垣、北島、南原の三人が[[手刀>チョップ(プロレス技)]]と蹴りで光太郎をダウンさせている)と思われる描写がある。
隊員の社会的地位は高く、一般隊員でも郷土の誇りと称えられ、新人の隊員と知己であるだけでもちょっとした自慢になるほどである。
生活面においては、元来生活基盤がない者が下宿する描写はあるが長期間勤務していると思われる者は隊外の朝出遅れても遅刻しない範囲((戦闘部隊という特性上通勤時間制限が厳しいことも考えられる。))、
おそらく一等地近くの良質な物件に居住して自活しているほか、結婚を決断し実行した者もおり、給与水準も高いと思われる。
隊長ともなると庭つきの広い一軒家に居住、妻帯し妻は専業主婦であるなど羽振りはちょっとしたものである((子供の会話からステータスが上級船員とほぼ同じか上回っていると思われる))。
その割に入隊資格や基準はあいまいである。
民間人に対しては立場が弱いのか、怪獣災害被害者の抗議の電話や不眠のための怒りに晒され憔悴したり、
灯台守やヒステリーを起こして錯乱した婦人につっかかられてたじたじとなったりすることもしばしばあった。
[[バードン]]戦などに見られるように民間人に対して命令を下す権限も持ち、多くの場合守られるが、[[ムルロア>ムルロア(ウルトラ怪獣)]]戦などの極限状況下では命令を無視して悪徳商法(水売り)、命令違反操業を実行する者が現れ制止できない(死なせてしまうこともある)など、良くも悪くも民間人との距離の近さがある。
また、ニューヨーク国連本部内に本部を置き、
フランス、南アフリカ連邦、[[アメリカ>アメリカ合衆国]]、北極、アルゼンチン、そして[[日本>日本国]]に支部があり、作中でも描写されている。
その他、宇宙には宇宙ステーションを多数備えていた。
日本支部は霞ヶ関1-1-1にあり、基地は緊急時は飛行して退避も出来る。
基地は街のド真ん中にあり、街を放置して逃げるのはどうなんだというツッコミはよくあるお約束。
因みに民間人であっても一週間前に事前申請した上で宇宙人かどうかの検査を受ける事で、誰でも気軽に基地内の見学が可能。
このチェック態勢のおかげか、地味に&bold(){宇宙人に潜入されたことが殆ど無い}という驚きの事実がある。
全体の方針としては「命を大事にする」という事が徹底されており、結果的に失敗したとはいえ、
怪獣の虫歯を抜いてやろうとした事に始まり、セミ怪獣の寿命が尽きるまで見守ろうとしたり、[[亀怪獣>キングトータス/クイントータス/ミニトータス]]の卵をバスケットに入れて返してやったりと、
例え怪獣と言えども即座に退治しようとしない点があげられる。
これは隊員間でも同様で、脱出数は[[TAC>超獣攻撃隊 TAC]]より低いものの、世界を放射能雲が覆い尽くし地球存亡の危機にあって、
[[爆弾]]設置のため怪獣の背中に取り付こうとしている隊員に「ちゃんと命だけは持って逃げるんだぞ」と促すなど、首尾一貫している。
一見ふざけていたり、アットホームで明るく見えるのはそれだけきちんとした組織運営がされており、ピリピリする必要が無い極めて優秀なチームである事の証拠なのだ。
こうしたことからファンの間では理想の職場という声も多い。
また本編では、ZATとは別に地球警備隊という組織も存在するが、出番は亀怪獣の処遇について対立した時のみであった。
***【隊員】
通信担当など直接戦闘に参加しないメンバーを含めれば相当な数がいると思われる。
なお、初期のメンバーのうち、隊長、副隊長、森山以外は名字が東西南北でそろっている。
なお半年に1度は体力テストの審査があり、現場の隊員が対象になっている。
怪獣と直接対峙する仕事柄、体が資本というごくごく合理的な理由であるが、
副隊長や隊長といった管理職については指揮能力がメインなので免除となっている。
&bold(){◆朝比奈勇太郎隊長(演:名古屋章)}
ZATの隊長であり、彼の制服にのみ黒のラインがある。
普段は本部にいることが多いのか基地にいる事は少ない(実際は演者である名古屋章氏のスケジュール調整の為)。
パッと見は冴えない中年のおじさんで出動する隊員を[[カレー>カレーライス]]を食べた人間で決める等ユーモラスだが、
切れ者で光太郎をスカウトした他、コショウ作戦のような大胆な作戦の立案や[[カタン星人]]の企みを暴いたりしている。
演じた名古屋氏は[[2年前>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]にナレーターを担当していた。
&bold(){◆荒垣修平副隊長(演:東野英心)}
シリーズ初の正式な副隊長で、隊長不在時は隊員達の指揮を執る。ギャグでもシリアスでも隊員を引っ張る実質的な隊長格である。
判断力に優れており、隊員の命に危機が及ぶ前に脱出を指示したり、メカニックが機能不全を起こせば走って逃げることを指示するなど、隊員たちの命を第一に考えた行動を取ることが多い。
規則を適切に扱うのも特徴で、締めるべきところをきちんと締めたり、堅い対応が必要な場合は礼服を着て相手方に赴くこともあった。
この二つの点から副隊長としての在職中に処分者や殉職者を一切出さないというかなりの有能さを見せている。
また[[サングラス>サングラス(属性)]]をかけたり突然髭が生えたり無くなったり、声変わりをしたりしている。
終盤に宇宙ステーションへ転勤したが、[[最終回]]クライマックスで光太郎が名前を出していたあたりからも慕われている事がよく分かる。
演じる東野氏がスキーで転倒した際に骨折した為、最終回間際で出演不可能に。
当時は演技と声が別録だった上、芝居のみ収録済みでアフレコ未収録の場面があった為、一時期沢りつお氏が声のみ代役を勤めている。
因みに演じた東野氏は後に「中学生日記」の先生や「あばれはっちゃく」のお父さんを演じており、後者では息子役に『レオ』『ダイナ』にゲスト出演した吉田友紀氏や声優に転向した坂詰貴之氏、後に[[戦隊ヒーロー>百獣戦隊ガオレンジャー]]になった酒井一圭氏がいた。
&bold(){◆二谷一美副隊長(演:三谷昇)}
荒垣副隊長の後任として登場した。涙もろく人情家で、副隊長としては頼りないが隊員達に支えられて活躍した。
「若い者には負けない」という理由で本来免除されるはずの体力テストを受けたりと、負けず嫌いな一面も。
登場はラスト3話のみと非常に少なく、普通なら代役を立てずに台本を書くものだが、先述の様に隊長役の名古屋章氏があまり出られず、
副隊長が指揮を執る為、ドラマ撮影の都合上止むを得ない部分があった。その為なのかスポットが当てられたエピソードが書かれている。
演じた三谷氏はこれ以前は「帰ってきたウルトラマン」22話((ゴキネズラが登場した「この怪獣は俺がやる」。奇しくも隊長交代エピソードである。))でピエロ姿で出演していたほか、後に「[[宇宙刑事ギャバン]]」後半で、リアルで同じ劇団の[[MAT>怪獣攻撃隊 MAT]]隊員と共にギャバンの敵として立ち塞がった。
またドラマ等で悪人役が多めだった為、[[正義]]サイドの役が来て嬉しかったという。
&bold(){◆[[東光太郎]](演:篠田三郎)}
主人公であり、[[ウルトラマンタロウ]]の人間体である。
タロウになる前から超人的な体力と度胸と頭の良さであり、超獣をクレーンで追い払った事で隊長にスカウトされた。
その後も隊員として、タロウとして活躍した。
&bold(){◆北島哲也(演:津村秀祐)}
ひょうきんな性格で、[[釣り]]が大好きな為仕事にも竿を携帯している。
光太郎達よりは年上で良き兄貴分である。
なぜか「小生」という自称を使う時があった。
分析や兵器開発も担当し、[[ベムスター]]やムルロア撃破に活躍した。52話の光太郎の発言によると、実は副隊長に次ぐ指揮権を持っているらしい。
[[メモール]]の回の主役でもある。
&bold(){◆南原忠男(演:木村豊幸)}
[[宮崎>宮崎県]]出身の明るい性格で、光太郎とコンビを組むことも多い。
基本的には肉体・射撃担当であり、初期は重火器を手にすることが多かった他、ムルロア戦ではスカイホエール到着までZATガンのみでコンビナートに釘付けにするなど、その実力は高い。
強烈なキャラクターの母親がおり、作中で結婚式を挙げた珍しい人物。
&bold(){◆西田次郎(演:三ツ木清隆)}
若手隊員で電気ショックが好き。9話をもって宇宙ステーションへ転勤したが13話の宮崎での演習の際にオペレーターとして再登場した。
演じた三ツ木氏は「光速エスパー」や「白獅子仮面」でヒーローも担当しており、後に[[兄弟先生>地球戦隊ファイブマン]]の父親となった。
&bold(){◆上野孝(演:西島明彦)}
西田の後任で、初の主人公の後輩キャラ。若さを強調した場面が多く、ムルロア戦等で活躍したが35話で降板。
&bold(){◆森山いずみ(演:松谷紀代子)}
女性隊員でシリーズ初のミニスカの制服である。
普段は通信を担当することが多いが、実は隊員トップクラスの操縦技術を持っており、なんと単独で搭乗した際は一度も落とされなかった。なお、メドウーサ星人に身体を奪われたときは&bold(){タロウによって}不時着させられている。
光太郎に気がある様な描写がたまにされたが深くは描かれなかった。
その他、準レギュラーである女性オペレーター3人組や、29話で登場した海外の隊員等もいる。
&bold(){【ZATの退治・対処した怪獣】}
・[[コスモリキッド>コスモリキッド/ライブキング]]
・[[デッパラス]](後に再生された)
・[[シェルター>虫歯怪獣 シェルター]]
・宇宙蛾数匹
・[[ムルロア>ムルロア(ウルトラ怪獣)]]
・[[改造ベロクロン二世>ベロクロン]]
・[[改造ベムスター>ベムスター]]
・[[ドロボン]]
・バルキー星人
・[[モットクレロン]]の宇宙船
・[[バードン]]の卵
オカリヤン戦、ジレンマ戦、カタン星人戦、[[グロスト]]戦、サメクジラ&バルキー星人戦ではZATの援護によってタロウに勝利をもたらした。
***【装備・メカニック】
デザインは円や球体を多く取り入れ、赤、青、銀を基調とした派手なものである。制服も派手で、シリーズで初めて男女で明確に違う制服となった。
2006年発行の『ウルトラ超兵器大図鑑』によると、この独特のデザインの兵器群はそれまでの異星人の円盤に使われていた「重力制御コイル」を搭載したためとのこと。
&bold(){◆スカイホエール}
航空戦力のメインとなる大型戦闘機で殆どの回に登場した。
機内に物質合成機があり、白酒を作った事もある。
状況に応じて様々な装備を取り付ける事も可能。
というより、&bold(){何でも収納・作成できる}という特徴こそが、スカイホエールとZAT最大の武器と言える。
前線で指揮を執る移動司令室である他、作戦に使用する武器や装置等の輸送、偵察等の任務もこなせる。
また、大気圏離脱~宇宙航行も可能。内部に科学分析室があり、作戦に応じて様々な武器やアイテムを作り出す。
作中ではジレンマの酸に対抗できるスーパーアルカリ液、ベロンを酔っぱらわせる白酒等を作った。
武装はロケット弾、機首のレーザービーム砲、ナパーム弾ランチャー。
ロケット弾は多くの怪獣を怯ませたり連射のみでドロボンを葬った他、レーザービーム砲は改造ベロクロン二世を一方的に葬れる程の威力を持つ。
&bold(){◆コンドル1号}
スカイホエールの僚機として登場することが多く、2機がかりで作戦をする時は大抵相方的な役割を果たす。
翼が円盤型という航空力学にケンカを売っているようなデザインだが、これは反重力飛行用の粒子加速器らしい。
レーダーと偵察用カメラを装備している為、索敵力が高く偵察機としての運用も見られた。
しかし、スカイホエール、スーパースワローと違って大気圏突破および宇宙での戦闘は出来ない。
武装は機首のレーザービーム砲、ZATミサイル。また自爆機能も搭載している。
余談だが尾翼部分はミニコンドルと呼ばれており、分離することが出来るが劇中では披露しなかった。
&bold(){◆コンドル2号}
設定画のみ存在。
コックピットの形状から察するにかなりの大型機らしい。
前方に大きく湾曲した機首と前に張り出したエンジンが特徴。
&bold(){◆スーパースワロー}
上記2機と比べると出番が少なめである。小回りのきくやや小型の戦闘機である。
ロケットモーターを搭載し、大気圏離脱や宇宙空間での航行、小回りを生かしたアクロバティックな飛行も可能。
高性能故、扱えるパイロットは少なく光太郎と南原と二谷副隊長が搭乗した。
確認できる武器は[[ミサイル]]のみ。
&bold(){◆ドラゴン}
主に調査に使われる[[ヘリコプター>ヘリコプター(航空機)]]。
OPにてよく出撃するシーンが見られるが、出番は少なく本編ではムルロアが起こした事件の捜索と、マンダリン草を探すために出撃したのみ。
ミニチュアは後に塗装を改められ、[[MAC>宇宙パトロール隊 MAC]]のモスキーターとなった。
&bold(){◆ペル&bold(){ミ}ダーⅡ世}
[[ドリル]][[戦車]]。出番はトンダイル回の一回のみだがOPには毎回登場する。
Ⅱ世となってるのは名前が似ている「[[ウルトラマン]]」の&bold(){ベ}ル&bold(){シ}ダーの&s(){誤植}後継という考察がある。
2本のドリルの硬さは[[ダイヤモンド]]の1万倍で、逆回転も可能。だが、ドリルユニットがジェットモグラそのものだったので視聴者から突っ込まれたりもした(ベルミダーⅡ世の本体に、イマイ製のジェットモグラプラモをそのまんま二台貼り付けている)。
武装は6連装式地底ミサイルと大型ドリルミサイル。
&bold(){◆アイアンフィッシュ}
潜水艦だが出番はOPのみ。
水深2万mまでの潜航が可能。マックシャークに並ぶ不遇の水中マシン([[パチンコ]]版では演出で登場した)。
武装はスーパープラズマミサイルと超高圧放電機構。
&bold(){◆アンドロメダ}
ZATが保有する恒星間航行も可能な大型宇宙ロケット。後述のマゼランを数機搭載している。
武装はハイパーミサイル、プラズマミサイル、宇宙魚雷。
宇宙船だが、作中ではスカイホエールで宇宙まで行ってるため出番がなくOPにのみ登場した。
内部にマゼランという小型円盤を搭載している。
&bold(){◆マゼラン}
アンドロメダに搭載されている小型戦闘UFO。宇宙での戦闘の他に、惑星調査の着陸船にも使用可能。
本編はおろか、OPでも登場しなかったがおもちゃが発売され、雑誌に掲載されているスチル写真のみの登場となった。一応ミニチュアは製作されていたらしい。
&bold(){◆ウルフ777}
一度見たら忘れられない凄いデザインの車両。
因みに&s(){犠牲車}ベース車はトヨタ・クラウンHT(MS51)
地上戦力ではあるが、空中戦力が強力な為かあまり活躍しなかった。
余談だが、ウルフ777はそのデザインゆえ種車より全長が1.4m程長くなっており、収録時の運転は何かと大変だったそうである。
車両は後番組の『[[プロレスの星 アステカイザー]]』にて、敵組織ブラック・ミストの車両サタン・バット号として真っ黒にリペイントされて使われた。
ファンからはその外見から「霊柩車」と呼ばれているらしい。
&bold(){◆ラビッドパンダ}
更に強烈なデザインと名前の地上戦力。こちらも出番は多いが活躍は少ない。
運転席前方のピエロの鼻のような部分に高性能レーダーを搭載しており、主にパトロール用途に使われた。
怪獣に対する武装も施され、対怪獣レーザー、バズーカ、放電装置を搭載。また強固な装甲を持つ(でもガラスは脆い)。
そのデザインゆえ、大きいお友達から「昭和の痛車」というあだ名がつけられている。
でもって名称を直訳すると「ウサギシロクログマ」という意味不明な名前となるが気にしては(略。
ちなみに「[[仮面ライダー電王]]」には&bold(){パンダラビット}イマジンという似たような名前の[[イマジン>イマジン(仮面ライダー電王)]]がいる。
&s(){被害車}ベース車は「[[ジャンボーグA]]」に登場するPATのバモスⅠ/Ⅱ世同様バモスホンダである。
[[メビウス小説版>ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント]]にて武装を取り払ったレストア車が登場したが、ハルザキが乗りたくないと断ったので出動はしなかった。
&bold(){◆ZAT専用車}
全長:3.8m 全幅:1.51m 全高:2.75m 乗員:2名
非武装の車両で、主に宇宙人の追跡任務等に使われる。
ベースは三菱のコルトギャラン(緑)とランサー(赤)。
&bold(){◆バギー}
ZATが保有するバギーカー。
あくまでも移動用で戦闘に使われたシーンは無し。
&bold(){◆ZATガン}
球体をデザインに多く配した見た目が特徴的な銃。基本は実弾だがレーザーも出せる。
ビンッ! ビンッ! という独特の撃発音にはファンも多い。
火力もかなり高く、多くの怪獣を一斉射撃で怯ませたりしていた。
&bold(){◆極東支部基地}
>所在地:[[東京都]]千代田区霞ヶ関1丁目1番地1号
日本にあるZATの基地。円盤状の基地本体と地下にあるZATメカの格納庫をつなぐタワーで構成されている(わかりやすく言えばキノコのような形)。
基地本体には司令室をはじめ、制御ルーム、兵器開発ルーム、情報室、応接室や隊員達の居住区もある。
タワーは戦闘機等の輸送エレベーターを兼ねており、基地が[[アストロモンス]]やデッパラスに襲われた時は、基地本体を分離させタワーを格納し、基地本体は浮遊円盤として危機を回避している。
一般市民による見学も可能だが、その分セキュリティは厳重で、歴代ウルトラシリーズでは数少ない、敵宇宙人の侵入を許さなかった基地でもある。
浮遊円盤として分離可能なことを考えると侵入した宇宙人をそのまま閉じこめ隊員は脱出、宇宙人ごと爆破し葬ってしまうという戦法も可能と思われる。
&bold(){◆ZATステーションNo.S1009}
第13話に登場した基地。
異動した西田隊員はそこへ着任し、九州宮崎県で演習を行うZATをサポートする。
しかしその演習中にとんでもない惨事が起きてしまった……
&bold(){◆ZAT第1ステーション}
月軌道上に回るZATの宇宙ステーション。ZAT隊員達と親交のあった佐野隊長が勤務している。
しかし第29話にて改造ベムスターによって当直の隊員ごと喰われ佐野隊長以下全員が殉職した。
その結果、海野少年が開いている寺子屋に通う佐野隊長の息子がZATに不信感を抱くようになってしまった。
***【作戦】
ZATと言えば多種多様な作戦である。
珍作戦も多いが、怪獣の特徴を生かし活躍したものも多く、作品の個性ともなっている。
&bold(){◆コショウ作戦}
ライブキングに飲み込まれた光太郎と犬を助ける為にくしゃみをさせようと、スカイホエールからコショウ1tを撒いた。
結果は大成功だった。
&bold(){◆放電作戦}
取り敢えず放電といった感じで多用されるZATお得意の戦術。生物であれば須く強い電気に反応を示すというのが理由。
スカイホエールなどからワイヤーを発射して電流を流すのが基本だが、
送電塔から引っ張ってきて河に放電して怪獣を誘き出したりするのに使われた事も。
&bold(){◆バスケット作戦}
卵を持ってオロン島へ帰れない亀怪獣たちに対し、口に咥えて帰れるように卵を超巨大なカゴに入れてあげるというもの。
南原隊員が実演までして見せたものの、2匹は理解できず作戦が頓挫しかけたが、東隊員の発案によりスカイホエールで空輸することで無事にオロン島まで帰してあげることに成功した。
しかし……
&bold(){◆中和作戦}
ジレンマの強酸性の液に苦しむタロウに強アルカリ性の液体を噴射し中和。これによりタロウはジレンマの液に苦しまずに戦えるようになった。
&bold(){◆ミラー作戦}
[[鏡]]に反応するデッパラスを巨大鏡で埋立地に誘導し、穴に落としそこを集中攻撃で撃破した。
しかし、その後デッパラスは[[ゾンビ]]状態で復活してしまった。
&bold(){◆鳥もち作戦}
タロウを殺した[[バードン]]に対し、足止めするために強力な鳥もちをバードンにかけた。
当初はバードンが事前に行水をしていて体が濡れていたためなかなか効果が出なかったが、徐々に効果を発揮して体皮が剥がれる迄バードンは涙を流して苦しんでいた。
&bold(){◆まっぷたつ作戦}
ZAT第1ステーションを飲み込んだ改造ベムスターに対し、映像データを元に作成した[[ウルトラブレスレット]](ウルトラスパーク)と同威力の巨大回転ノコギリを装備したスカイホエールで斬りつけるというもの。
だが改造ベムスターの体表が強化されており、文字通り歯が立たずノコギリの方が壊れてしまった。
威力が足りないという説もあるが、この時のノコギリは誤爆したビルを綺麗に切断するほどの威力を見せており、ヤプールのセリフ((あくまで「ベムスターに切断武器を持ってきた」ことを嘲笑しており、威力については言及していない。))も含めて本当にブレスレット並みの威力という可能性が高い。
&bold(){◆エネルギー爆弾作戦}
改造ベムスターへのリベンジマッチの際に使用。改造ベムスターが頭部の口ではなく腹の口で捕食を行っていることに着想を得て「合わさると大爆発する2種のエネルギー爆弾」を用意し、腹に撃ち込んで飲み込ませ、起爆するというもの。
初撃のエネルギーA爆弾を飲み込んだ時点でベムスターはかなり苦しんでおり、続くエネルギーB爆弾で完全に粉砕した。
&bold(){◆ベル作戦}
カタン星人の目潰し光線を喰らい、目が見えないタロウを援護すべく、カタン星人に巨大な鈴付きの首輪を付けた。
タロウはこの音を頼りにカタン星人に抱きつき、[[ウルトラダイナマイト]]で倒した。
以上は一例であるが、一見奇抜な作戦も多いものの、怪獣の生態から着想を出すなど効果的な作戦も多かった。
その作戦名の特別性から「[[ウルトラマンギンガ]]」の主人公[[礼堂ヒカル]]から「のどかな作戦名」と言われたりもしていた。
しかし、そのどんなアイデアでも即座に準備し、臨機応変な作戦で多種多様な怪獣に対応していく姿勢が成果をあげた事は間違いない。
&bold(){やはり防衛チームは常識に囚われてはいけないのであろう…}
***【余談】
ZATの活躍を堪能したい方におすすめなのが29、30話の[[改造ベムスターの前後編>ベムスター復活!タロウ絶対絶命!/逆襲!怪獣軍団]]である。
この話では「帰ってきたウルトラマン」でも出来なかった
「[[ベムスター]]に殺された宇宙ステーション隊長の敵を特捜チームが取る」という内容になっており、
民間人の筈なのに一人でベムスターと戦っちゃう海野さんやタロウに頼ってばかりではいけないというテーマ、
充実のドラマと特撮も相まってシリーズ屈指の内容に仕上がっている。
なお、この前後編では前編で真っ二つ作戦、後編ではエネルギー爆弾を使った作戦を実行している。
真っ二つ作戦は&font(#ff0000){ウルトラブレスレット}と同じ硬さの回転鋸でベムスターを切る作戦だったが[[ヤプール>異次元人 ヤプール]]が対策をしていた為に失敗した。
エネルギー爆弾による作戦はベムスターの腹の口にエネルギーの塊のA爆弾を飲み込ませ、
後から起爆装置?のB爆弾を飲み込ませることで体内から爆発させベムスターを撃破することに成功した。
&s(){人間で例えるならメントスを口に入れた状態でコーラを飲まされたようなものなのだろうか?}
昨日カレーを食べた人は追記・修正をお願いします。
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-05-19 22:17:53)
- 高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応せよ -- 名無しさん (2016-07-29 11:05:24)
- トンデモ作戦を簡単に決行しちゃう所ばかり目がいきがちだけど、怪獣や宇宙人を分析して作戦を考えるって部分は実はちゃんとしている。穿った見方すると「空の贈り物」で描かれたものを発展させたのがZATなのかなと -- 名無しさん (2016-10-23 21:20:42)
- 各々の才能を十全に活かせるエリートや才能持ち揃いだからこそ、常に余裕を持って動けるんだと言うい意味で精鋭なんだろうな -- 名無しさん (2017-11-22 00:16:20)
- 正義を愛する心がイケメンすぎる人達の集い場ZAT 笑顔が絶えない職場です(事実) -- 名無しさん (2018-09-01 13:38:19)
- 派手な制服ではあるが、実は黒を基調とした礼服もあったりする(49話で荒垣副隊長が着ていた) -- 名無しさん (2018-09-11 23:10:07)
- のどかな作戦名だが実際は予想外の大活躍をしてた -- 名無しさん (2019-03-09 21:47:37)
- 27話の光太郎が通信で作戦を提案した時の「そりゃ無茶だ」「隊長どうします?」「うむ…無茶をする!」っていう荒垣副隊長と北島隊員のやり取り好き -- 名無しさん (2019-09-28 04:20:08)
- メンバー全体の仲が良いから観てて安心感があった -- 名無しさん (2019-10-05 01:55:34)
- 基本方針:いのちだいじに 作戦指針:いろいろやろうぜ -- 名無しさん (2019-11-03 22:41:15)
- 南原隊員が母親に結構ベッタリだったのをからかったりせず、微笑ましく見守ってるのが良かった -- 名無しさん (2019-12-31 00:34:43)
- 防衛隊は怪獣という突発事案が相手である以上、基本的に後手の対応を強いられる(敵の先制攻撃から始まる)ので対応の柔軟性一つ取ってもZATは強力な組織だと思う。 -- 名無しさん (2020-05-05 15:23:58)
- 極東支部基地の住所、現実だと今は中央合同庁舎第6号館(法務省、検察庁等が入居)なのね -- 名無しさん (2022-05-05 10:45:41)
- もしも漫画版で登場してたら早乙女研究所みたいな描写になってたかも -- 名無しさん (2022-05-12 08:36:12)
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