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SIG P226 - (2016/06/07 (火) 11:08:11) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2016/06/07 (火曜日) 11:00:00
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(スタンダードモデルを参照)
全長:196mm
重量:890g
口径:9mm×19、.40S&W、.357SIG
装弾数:10/15+1発(9mm×19使用時)
SIG SAUER P226とは、スイスのSIG社が作成した[[9mmパラベラム弾>[9mmパラベラム弾]]を主とする[[拳銃>拳銃]]である。
P220の改良モデルとして生産されたこの銃の最大の特徴はダブルカラムマガジンを採用したことによる大容量マガジンである。
P220の特徴である水や泥に対する強固な耐久性を受け継ぎつつ、この大容量化したことによって悪天候や劣悪環境においても確実に作動するのがこの銃の売りだ。
現在ではP22xモデルのフラッグシップも得るといえる存在となっている。
かつてあの名銃[[ベレッタM92>ベレッタM92]]と米軍での軍用銃トライアルで争い、コンセプトという点ではベレッタとともに合格していた。
詳細はベレッタの項目で。
しかし、問題はある。
このマガジンのおかげで&bold(){価格が上がってしまい}、大量に配備するうえで資金面での壁にぶち当たってしまう。(このほかにもあるだろうが、主にコストアップという点ではこれが一番の要因と言える)
軍用銃における必要項目としてコストパフォーマンスが重要視されているので、P226はここでマイナス評価を受けてしまう。
さらに、マニュアルセーフティがないため迅速な射撃には対応しやすいが、&bold(){暴発の危険性}が高くなる。
使用機会の低いサイドアームとして使う軍用銃での暴発は避けたいものであるため、アンビタイトセーフティや遊びのあるトリガーなど安全のための措置が多いベレッタのほうが安定しやすいことから、米軍はベレッタを採用するにいたった。
以下、ベレッタより優れている点
・劣悪環境でも確実に作動するほどの堅牢さ
・咄嗟の射撃にも対応しやすい
・ベレッタよりもコンパクトで軽いので、秘匿性も比較的いい
ベレッタよりも劣っている点
・やはり構造上、ベレッタのジャム防止率には及ばない
・性能重視にしたがために、コストがかかる。
・ベレッタが利き手に合わせてカスタム可能なのに対し、P226は右手オンリー
・撃ちやすくした反動で暴発を引き起こす可能性が高い。
しかし、コンセプト自体には合格しているうえに、性能も悪くないので特殊部隊(SEALsなど)のような拳銃の射撃訓練に時間を割ける者たちにはこのP226が採用された。
そのほかにもドイツの第9国境警備隊(GSG9)、イギリスのイギリス陸軍特殊空挺部隊(SAS)、スペインの国家警察特殊作戦グループ(GEO)など、世界幅広く採用されており、この銃の性能の良さを証明している。
なお、日本のSATでも採用されていることは確認されているが、そこまで多くは採用されていないようだ。
まぁ、高いもんね…。
現在はグリップが細めになっているなどの改良モデルであるSIG P226 E2が現行モデルとなっている。
追記・修正はコストを気にせずお願いします。
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&font(#6495ED){登録日}:2016/06/07 (火曜日) 11:00:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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(スタンダードモデルを参照)
全長:196mm
重量:890g
口径:9mm×19、.40S&W、.357SIG
装弾数:10/15+1発(9mm×19使用時)
SIG SAUER P226とは、スイスのSIG社が作成した[[9mmパラベラム弾>9mmパラベラム弾]]を主とする[[拳銃>拳銃]]である。
P220の改良モデルとして生産されたこの銃の最大の特徴はダブルカラムマガジンを採用したことによる大容量マガジンである。
P220の特徴である水や泥に対する強固な耐久性を受け継ぎつつ、この大容量化したことによって悪天候や劣悪環境においても確実に作動するのがこの銃の売りだ。
現在ではP22xモデルのフラッグシップも得るといえる存在となっている。
かつてあの名銃[[ベレッタM92>ベレッタM92]]と米軍での軍用銃トライアルで争い、コンセプトという点ではベレッタとともに合格していた。
詳細はベレッタの項目で。
しかし、問題はある。
大容量マガジンを採用したことで&bold(){価格が上がってしまい}、大量に配備するうえで資金面での壁にぶち当たってしまう。(このほかにもあるだろうが、主にコストアップという点ではこれが一番の要因と言える。まあこれに限らず高性能だが高価なことでSIGブランドの拳銃は有名なのだが)
軍用銃における必要項目としてコストパフォーマンスが重要視されているので、P226はここでマイナス評価を受けてしまう。
さらに、マニュアルセーフティ(いわゆる安全装置)がないため、誤操作その他による&bold(){暴発の危険性}が高くなる。
フィクションよろしく安全装置がかかったまま引き金を引くことがないので迅速な射撃には対応しやすいが、大半の現代の軍人にとって拳銃とはサイドアーム、つまり予備の装備。新兵も装備するものの使用機会自体は低いサイドアームの暴発は避けたいものである。
アンビタイトセーフティ(左右対称に取り付けられた、左手でも操作できる安全装置)や遊びのあるトリガーなど安全のための措置が多いベレッタのほうが安定しやすいことから、米軍はベレッタを採用するにいたった。
以下、ベレッタより優れている点
・劣悪環境でも確実に作動するほどの堅牢さ
・咄嗟の射撃にも対応しやすい
・ベレッタよりもコンパクトで軽いので、秘匿性も比較的いい
ベレッタよりも劣っている点
・やはり構造上、ベレッタのジャム防止率には及ばない
・性能重視にしたがために、コストがかかる。
・ベレッタが利き手に合わせてカスタム可能なのに対し、P226は右手オンリー
・撃ちやすくした反動で暴発を引き起こす可能性が高い。
しかし、コンセプト自体には合格しているうえに、性能も悪くないので特殊部隊(SEALsなど)のような拳銃の射撃訓練に時間を割ける者たちにはこのP226が採用された。
そのほかにもドイツの第9国境警備隊(GSG9)、イギリスのイギリス陸軍特殊空挺部隊(SAS)、スペインの国家警察特殊作戦グループ(GEO)など、世界幅広く採用されており、この銃の性能の良さを証明している。
なお、日本のSATでも採用されていることは確認されているが、そこまで多くは採用されていないようだ。
まぁ、高いもんね…。
<バリエーション(主な物)>
・レール付き
アンダーフレームに20mmレールが付いているモデル。
最近のモデルは標準装備。
・P226 E2
現行モデル。今は単に「P226」と呼ばれている。
グリップの形状が改良されていて、もちろんレールも付いている。
・P228
P226の短縮、小型化したモデル。226よりも安価らしい。
このモデルはアメリカの軍や公的機関でも採用されている。(安いから?小さいから?)
ただ短くなっただけじゃなく、幅も全体的に薄くなっている。
P22xモデル全機種が削り出しスライドに移行した現在では、P229に吸収される形で廃版となっている。
・P229
P228を強力な弾丸が撃てるようにしたモデル。
スライドの製法がこれまでのプレス+溶接からNC工作機械による削り出しに変更され、形も違う。
アメリカのシークレットサービスが採用している。
<エアガンのお話>
知名度が高いため、国内、国外メーカーから様々なバリエーションが発売されている。
・P226 レール付き(東京マルイ、タナカ、KSC、WE(国外)(全てガスブローバック))
商品名はメーカーによって多少の違いがある。
東京マルイではフレームやスライドがシルバーのモデルも販売されていた。(限定品)
KSCではサイレンサーが装着できるバレル付きのモデルもある。
WEのモデルはスライドが金属製のため、そのままでは法律的に危ない。
・P226 E2(東京マルイ(ガスブローバック))
先に書いた通りの現行のモデル。
上のモデルとの違いは細くなったグリップ、薄くなったトリガー等。
もちろん刻印も。
・P228(東京マルイ(エアコッキング)、タナカ(ガスブローバック))
東京マルイは低価格のシリーズのエアコッキングのみ。
タナカでは表面処理にこだわったモデルがある。
なお、モデルガンはタナカよりP226の初期型およびレール付きが発売されている。
追記・修正はコストを気にせずお願いします。
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ちなみに命中精度はM92のほうがやや上らしい -- 名無しさん (2016-06-09 18:48:43)
- 米陸軍はついにSIGを採用しました -- 名無しさん (2018-11-06 21:24:33)
#comment
#areaedit(end)
}