NSG-12α コボルド/NSG-25γ シュトラウス

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&font(#6495ED){登録日}: 2016/12/24 Sat 16:44:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&size(23){概要}} NSG-12α コボルド/NSG-25γ シュトラウスとは、コトブキヤが展開するプラモデルシリーズ「[[フレームアームズ]]」の一部。 月側の主力FAであり、異形の人型FA「コボルド」と、鳥か恐竜を思わせる「シュトラウス」といういかにも「敵側」な外見が特徴。 二機が合体することでさらに別の形態である「ヴァイスハイト」になる。 本項目では二体が合体した「NSG-04δ ヴァイスハイト」およびその系列機種も取り扱う。 &bold(){&size(23){目次}} #contents() ---- *NSG-12α コボルド &ref(COB.jpg,,width=300,title=NSG-12α コボルド) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「NSG-12α コボルド」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000000843/ 閲覧日時:2017/01/08 } 月側の主力陸戦FA。CC211年9月の第二次降下艇団の飛来以降、後述の「シュトラウス」と共に確認された。 小柄な体躯と長い腕を持ち、確認された当初は戦闘能力は限定的なものと考えれていたが、「SA-16b フセット」1個小隊4機を単機で全滅させた事件以降、脅威と見做されている。 陸戦FAの中では高い機動性が特徴で、光学兵器を装備するなど火力も高く、轟雷と同等以上の馬力も持ち、格闘戦にも強い。 また陸戦型にもかかわらず背部にはブースターを搭載しており、飛行型FAに肉薄する描写も見られる。 月側の量的な主力といえばフレームアーキテクトを武装・無人化した「アント」だが、そのアントによる物量作戦に対抗するために防衛機構が投入したFAを回収し、[[ウェアウルフ・スペクター>三二式一型 轟雷]]として運用して得られたデータをフィードバックして開発されたのが本機を含むNSGシリーズである。 アントと同様多くが無人機であり、主にアントによる戦線が破られた際に出現し降下艇基地の防衛を強化している。多くの場合「NSG-25γ シュトラウス」が随伴するのも特徴。 また無人機の活動範囲を超えた遠隔地で搭乗者と思しき人物とあわせて目撃された例も存在する。 &big(){&bold(){◇武装}} ・APG-005 ビーム・オーブガン ×2 腕部にマウントされる粒子ビーム兵器。マニピュレータと選択式。[[片腕のみ装備する場合>サイコガン]]もあった。 高い威力を持つが、後の解析によれば燃費と冷却性能に問題があり連続使用に耐えられないとのこと。 [[NSG-X1>NSG-X1 フレズヴェルク]]の出現以降、確認されなくなったことからTCS技術の研究課程で生み出されたものとみられている。 %%取説のショートストーリーでは普通に登場してたりするけどな!%% 鹵獲・接収されたものが防衛機構側で対TCS兵器として用いられたこともある。 &big(){&bold(){◇キット}} 定価3,200円。デザイナーはNAOKI氏。 短足で腕の長いやや異形の人型と単眼カメラが特徴のFA。 前腕と脛を入れ替えることで独特のバランスを実現している。 頭部センサーのオレンジ、胸部の赤が塗装済みで、パチ組みでも十分に色分されている。 部品数も少なめで組みやすく、可動域も良好。 なぜか「RE:」版がアナウンスされていない。 ---- *NSG-25γ シュトラウス &ref(COB_S.jpg,,width=300,title=NSG-25γ シュトラウス) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「NSG-25γ シュトラウス」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000000844/ 閲覧日時:2017/01/08 } 太く長い二脚に小さな手、長い首に細長い顔という異形のFA。もはや恐竜か何かに見える。 主にコボルドの随伴機として運用される無人FAで、機動戦を得意とする。 脚部に補助動力を搭載し、長い足と馬力を生かした高速走行が可能。最高速度は250km/hに達する。 跳躍力にも優れており、油断して低空に来た空戦FAに格闘を仕掛けることも可能なほど。 コボルドと同様光学兵器を装備でき、火力も決して低くはない。 通常は砲・射撃戦を主体とし援護に徹するのが特徴で、その行動傾向は明らかにコボルドが指令機であると推測できるものだとされている。 &big(){&bold(){◇武装}} ・EC-003 イオン・ブースター・キャノン 頭部に装備されている光学兵器。 詳細は不明だが、コボルドのビーム・オーブガンよりは威力は低いものと思われる。 ・AW-002 レーザー・バイト・クロー 腕部に装備された格闘武器。詳細不明。 ブレード状の武器に改修されたものもいた模様。 &big(){&bold(){◇キット}} 定価2,800円。デザイナーはNAOKI氏。 逆関節に加えて延長された脚に、肩関節パーツを上下逆に接続して肩の位置を下げた胴というとても変則的な骨格となる。 コボルド同様組みやすいキットで、背中の黄色いラインが塗装済みで色分けは良好。 また頭部の砲口有り・砲口無しを選択可能、手も通常のクローと「MW-08 ランス・ダブルブレード」用接続パーツを選択可能、脚部側面パーツを外すことで「MW-04 ライフル・ミサイルランチャー」のミサイルランチャーをマウントできるなど、細かいパーツが充実している。 股関節軸がアーキテクトのものより若干細いのか股関節の保持力が低い場合があるので注意。 ---- *NSG-04δ ヴァイスハイト &ref(COB_V.jpg,,width=300,title=NSG-04δ ヴァイスハイト) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「NSG-12α コボルド」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000000843/ 閲覧日時:2017/01/08 } コボルドおよびシュトラウスと同時期に確認された月側のFA。 別個の新型と考えられていたが、共通するパーツで構成されていることや「ブレーメン空港奪還作戦」でコボルドとシュトラウスが消えて本機が出現した事例などから、コボルド・シュトラウス・ヴァイスハイトはそれぞれが異なる運用形態に過ぎないことが明らかになった。 発見順が後だが、どちらかと言えばこのヴァイスハイトが基本形態でありコボルドやシュトラウスのほうが後に開発されたものであるらしい。 投入された当初は多数の光学兵器による高火力と、明らかに人の思考を匂わせる戦術により防衛機構を苦しめた。 全体に使われているフレームが通常のFAよりも多く、かつシュトラウスの脚部ユニットの補助動力も持つため比較的エネルギー消費の大きい武装も扱えるものと思われる。 しかし装甲と火力に偏重した結果機動性が低くいという欠点もあり、少ない機種での戦力構築は戦術のパターン化を招いてしまった。 やがてコボルド・シュトラウスまで含めた攻略法「フォーメーション・ガンプ((スティレットなどの飛行型FA、榴雷・改、レヴァナントアイの混成による迎撃陣形とされる))」を編み出した防衛機構に対して打ち手がなくなり、劣勢に追い込まれてしまう。 後に戦線を引っ掻き回してくれる[[Xシリーズ>NSG-X1 フレズヴェルク]]が登場したことにより勢いを取り戻すも、[[輝鎚>四八式一型 輝鎚・甲]]が登場すると自慢の火力が通らず一方的に蹂躙されてしまう例((主にゼキ曹長らの犯行))も見られた。 &big(){&bold(){◇武装}} ・APG-005 ビーム・オーブガン コボルドと同じもの。ヴァイスハイトの場合背中のアームに接続されており、手持ち武器との同時使用が可能になる。 コボルド同様腕に装備した機体もいた模様。 ・EC-003 イオン・ブースター・キャノン シュトラウスと同じもの。手持ち武器になっており、射角が広い。 &big(){&bold(){◇キット}} 上記のコボルドとシュトラウスを分解し、合体させることでこのヴァイスハイトを再現できる。 設定では戦闘中に合体した例もあるとのことだが、合体後は結構な量のパーツが余る。どうも再分離は難しそうだ。 二体分の塗装済みパーツがあることもあって色分けは良好で、パチ組でも十分見栄えが良く、可動域も広い。 後に「コボルド+シュトラウス アーマーセット〈Ver.F.M.E.〉」(定価3,400円)が発売された。 ビーム・オーブガン用のフレームパーツも入っており、アーキテクト一体を足せばコボルド・シュトラウス・ヴァイスハイトを選択して組める。 そちらは成型色が白(センサーのみ無色クリア)のみで、部分塗装もないため[[塗装]]または加工が前提となっている。 ---- *NSG-04θ ヴァイスハイトθ &ref(COB_VS.jpg,,width=300,title=NSG-04θ ヴァイスハイトθ) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「NSG-04θ ヴァイスハイトθ」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000000881/ 閲覧日時:2017/01/08 } 真紅の装甲に身を包んだヴァイスハイトの派生機体で、武装が二挺のベリルショット・ライフルに変わり火力が大幅に上昇している。本体に目立った改修箇所は認められない。 [[海上都市「ベイルゲイト」攻略戦>フレームアームズ用語集]]に出現、その火力で大暴れした。 [[ラピエール ゼファー>SA-16 スティレット]]を発見すると執拗に狙いはじめ、最終的に真っ二つに切断して撃墜、コックピットを含む上半身を奪って逃走した。 &big(){&bold(){◇武装}} ・試作型ベリルショット・ライフル ×2 後に出現する[[フレズヴェルク・ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]と類似の装備。 記録上初めて実戦投入されたベリルウェポンであり、試作型の名のとおり後に量産化もされている。 ルフスのものとの違いは砲身下部のブレードの色で、黒の刀身に金のエッジという珍しい色合いとなっており、ベリルユニットかどうか怪しいと言われることも。 &big(){&bold(){◇キット}} 定価4,500円。コトブキヤショップ限定品。 成型色を変更した本体に、ベリルショット・ライフルを追加したキット。 コボルド・シュトラウスのアーマーが全部ついているため、通常版とのミキシングも可能。 ただし分離状態で使う関節パーツが無いためこのキット単体でコボルドとシュトラウスを作ることはできない。 部分塗装がなく、色分けの面では少々厳しいものがある。 ベリルショット・ライフルのブレードも無色クリアなので、塗装が推奨される。 ベリルショット・ライフルは4挺付属しており、ボーナスパーツのフレズヴェルク用追加パーツを使ってフレズヴェルクと組み合わせることでフレズヴェルク・ルフスを再現できる。 地味に無色透明のブレードが付属する唯一のキットである(キット化されたルフスはクリアグリーン成型)。 ---- *NSG-17λ ブラックフード ヴァイスハイトの亜種とみられるFA。 威力偵察型と考えられており、コボルドよりさらに一回り以上小さな骨格と背部にアームで接続された大型の機動ユニットが特徴的。 機動ユニットに跨り空を飛ぶ様は魔女のようである。 &big(){&bold(){◇武装}} ・ビーム・オーブガン 機動ユニット先端に一門装備。 &big(){&bold(){◇キット}} フレームアームズ公式ブログで公開された「コボルド+シュトラウス アーマーセット〈Ver.F.M.E.〉」を用いた公式作例。 「赤ずきん」+「魔法使い」というテーマ通り、頭身の低い少女型FAとなっている。 コボルドとシュトラウスの外装パーツはおろかアーキテクトも大胆に加工して使用しており、詳細な加工内容がブログで解説されているので気になる方は公式ブログへ。 ---- &bold(){&size(19){余談}} ・コボルド・シュトラウスともに設定上ドイツで初めて確認されており、命名者はドイツ防衛機構。コボルドはドイツ語で「(邪悪な)小人、ゴブリン」、シュトラウスは「ダチョウ」が名前の由来。ヴァイスハイトは「知恵」を意味し、無人機よりも知性的な戦闘を行う様から名付けられた。 ・当初のデザイン案ではシュトラウス単体で変形・組み換える仕様だったものをコトブキヤ側が「せっかくだから合体メカにしよう(意訳)」と提案してコボルドが生まれたという裏話がある。設定上はコボルドが指令機とされるが、実際にはコボルドのほうが後にデザインされたことになる。 ・型番のNSGは「Noble Satellite Guard(気高き衛星の護り)」の略。 ・本機以降、月側のFA開発には「パーツの組み合わせや配置を変えることで限られたパーツから複数の機体を生み出す」、「地球側のFA・兵器の良い部分を積極的に採り入れる」といった傾向がみられる。 ・少ない種類のユニットで構成されている都合上、撃破された機体を寄せ集めて応急修理するなどの対応がしやすく、撃破したはずの機体がその戦闘中に復活していたりするどころか、いつの間にかコボルドがヴァイスハイトにクラスチェンジしてたり、時間を置くとアントやコボルドが残骸を漁って戦力を増強したりと雑魚としては厄介な事この上ない存在である。 ・機体色と武装から、ヴァイスハイトθとフレズヴェルク・ルフスの関連を疑う声もある。 ・コボルドのフレーム配置が[[レイダオ>YSX-24 バーゼラルド]]の参考にされていたり、ビーム・オーブガンの基礎設計をバーゼラルド・レヴァスレイターのブリューナクランチャーに流用されるなど地球側のFA開発に大きな影響を与えている。 ・また月も地球も同じフレームを使っている以上、新型([[カトラス・ダオ系>YSX-24 バーゼラルド]])の完成以後は製造ラインを止められた[[轟雷>三二式一型 轟雷]]などの補修パーツとして残骸を流用される、またはパーツ確保のために「コボシュト狩り」をする例も多いのでは…と分析するファンもいる。 追記・修正、お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 項目作成終了。お待たせしました。 -- 名無しさん (2016-12-24 16:54:35) - AIなのか人なのか分からんけど、実はルフスとθの中身って同じ? -- 名無しさん (2016-12-24 17:22:49) - いいか、決してゲシュペン〇トと呼んじゃあいけないよ! 月陣営との約束だ!www -- 名無しさん (2016-12-24 23:35:57) - 戦闘中でも他のコボルド&シュトラウスが残骸の中から健全な部品を掘り出して、僚機を修理したり新たなヴァイスハイトを組み立てたり・・・と物量も相まって洒落にならん程鬱陶しい量産機。アントのように地を埋め尽くすとまでは行かないが頭数はそれなりに多い。フォーメーション・ガンプはこれに対する一網打尽戦術。 -- 名無しさん (2016-12-25 08:31:15) - なおウェアウルフ・スペクターの解析を発端に生み出された機体であるためか、地球製FA、特に轟雷系と部品の互換性がある模様。ユーザーの間では「生産終了した旧式機の部品取りに乱獲されているのでは」ともっともらしい話題も -- 名無しさん (2016-12-25 08:33:50) - JX-25(ダオ系)のACS-14および各部モジュール構造はこのヴァイスハイトを参考にされていたりする。ビーム・オーブガンを魔改造して製造されたバーゼラルド用のブリューナク・ランチャーといい、当機体の登場は何気に恩恵も大きかった -- 名無しさん (2016-12-25 08:41:48) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}: 2016/12/24 Sat 16:44:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&size(23){概要}} 「&bold(){NSG-12α コボルド}」及び「&bold(){NSG-25γ シュトラウス}」とは、[[コトブキヤ]]が展開するプラモデルシリーズ「[[フレームアームズ]]」の一部。 戦争初期から中期における月側の主力FAであり、異形の人型FA「コボルド」と、鳥か恐竜を思わせる「シュトラウス」といういかにも「敵側」な外見が特徴。 二機が合体することでさらに別の形態である「ヴァイスハイト」になる。 本項目では二体が合体した「&bold(){NSG-04δ ヴァイスハイト}」およびその系列機種も取り扱う。 &bold(){&size(23){目次}} #contents() ---- *NSG-12α コボルド 月側の主力陸戦FA。CC211年9月の第二次降下艇団の飛来以降、後述の「シュトラウス」と共に確認された。 小柄な体躯と長い腕を持ち、確認された当初は戦闘能力は限定的なものと推測されていたが、「SA-16b フセット」1個小隊4機を単機で全滅させた事件以降、脅威と見做されるようになった。 陸戦FAの中では高い機動性が特徴で、陸戦型にもかかわらず背部にはブースターを搭載しており、飛行型FAに肉薄する描写も見られる。 加えて光学兵器を装備するなど火力も高く、轟雷と同等以上の馬力も持ち格闘戦にも強い。 防御面については[[迅雷>三二式一型 轟雷]]のSSでの描写からすると胴体部装甲は轟雷の120mm低反動滑腔砲の直撃に耐えうる強度を持つなど侮れないが、実際には肩や背面などフレームが露出している部分が多いため総合的な防御力は低い部類になると思われる。 月側の量的な主力といえばフレームアーキテクトを武装・無人化した「アント」だが、そのアントによる物量作戦に対抗するために防衛機構が投入したFAを回収し、[[ウェアウルフ・スペクター>三二式一型 轟雷]]として運用して得られたデータをフィードバックして開発されたのが本機を含むNSGシリーズである。 アントと同様多くが無人機であり、主にアントによる戦線が破られた際に出現し降下艇基地の防衛を強化している。多くの場合「NSG-25γ シュトラウス」が随伴するのも特徴。 また無人機の活動範囲を超えた遠隔地で搭乗者と思しき人物とあわせて目撃された例も存在する。 &big(){&bold(){◇武装}} ・APG-005 ビーム・オーブガン ×2 腕部にマウントされる粒子ビーム兵器。マニピュレータと選択式。[[片腕のみ装備する場合>サイコガン]]もあった。 高い威力を持つが、後の解析によれば燃費と冷却性能に問題があり連続使用に耐えられないとのこと。 [[NSG-X1>NSG-X1 フレズヴェルク]]の出現以降、確認されなくなったことからTCS技術の研究課程で生み出されたものとみられている。 %%取説のショートストーリーでは普通に登場してたりするけどな!%% 鹵獲・接収されたものが防衛機構側で対TCS兵器として用いられたこともある。 &big(){&bold(){◇キット}} 2011年9月発売。定価3200円。デザイナーはNAOKI氏。 短足で腕の長い、やや異形の人型と単眼カメラが特徴のFA。 前腕と脛を入れ替え、胴体を屈めることで独特の寸詰まりなバランスを実現している。 ハンドパーツは従来のFAハンドではなくモデリングサポートグッズのカスタムハンドBが付属。 頭部センサーのオレンジ、胸部の赤が塗装済みで、パチ組みでも色分けは十分と言える。 部品数も少なめで組みやすいが頭部の可動域が狭く、足首は左右に曲がるものの前後にはほとんど曲がらない。胴体も固定されてしまう構造なのでポージングに苦労する。 ---- *NSG-25γ シュトラウス 太く長い二脚に小さな手、長い首に細長い顔という異形のFA。もはや恐竜か何かに見える。 主にコボルドの随伴機として運用される無人FAで、機動戦を得意とする。 脚部に補助動力を搭載し、長い足と馬力を生かした高速走行が可能であり、250km/h以上のスピードを叩き出すことが出来る。 跳躍力にも優れており、油断して低空に来た空戦FAに格闘を仕掛けることも可能なほど。 コボルドと同様光学兵器を装備でき、火力も決して低くはない。 通常は砲・射撃戦を主体とし援護に徹するのが特徴で、その行動傾向は明らかにコボルドが指令機であると推測できるものだとされている。 &big(){&bold(){◇武装}} ・EC-003 イオン・ブースター・キャノン 頭部に装備されている光学兵器。 詳細は不明だが、コボルドのビーム・オーブガンよりは威力は低いものと思われる。 ・AW-002 レーザー・バイト・クロー 腕部に装備された格闘武器。詳細不明。 ブレード状の武器に改修されたものもいた模様。 &big(){&bold(){◇キット}} 2011年9月発売。定価2800円。デザイナーはコボルドと同じくNAOKI氏。 逆関節に加えて延長された脚に、肩関節パーツを上下逆に接続して肩の位置を下げた胴というとても変則的な骨格となる。 コボルド同様組みやすいキットで、背中の黄色いラインが塗装済みで色分けは良好。 また頭部の砲口有り・砲口無しを選択可能、手も通常のクローと「MW-08 ランス・ダブルブレード」用接続パーツを選択可能、脚部側面パーツを外すことで「MW-04 ライフル・ミサイルランチャー」のミサイルランチャーをマウントできるなど、細かいパーツが充実している。 ヴァイスハイトで用いるFAハンドはこちらに付属する。 股関節軸がアーキテクトのものより若干細いのか股関節の保持力が低い場合があるので注意。 ---- *NSG-04δ ヴァイスハイト コボルドおよびシュトラウスと同時期に確認された月側のFA。 別個の新型と考えられていたが、共通するパーツで構成されていることや「ブレーメン空港奪還作戦」でコボルドとシュトラウスが消えて本機が出現した事例などから、コボルド・シュトラウス・ヴァイスハイトは単一のFAの異なる運用形態に過ぎないことが明らかになった。 発見順が後だが、どちらかと言えばこのヴァイスハイトが基本形態でありコボルドやシュトラウスのほうが後に開発されたものであるらしい。 特筆すべき点として頭部の形状がフレームアーキテクトType001と酷似していることが挙げられるが、これについては製造ラインの共通化を図った結果であるとか、アーキテクトの頭部の発展改良型である為とか、色々な推測がなされている。 投入された当初は多数の光学兵器による高火力と、明らかに人の思考を匂わせる戦術により防衛機構を苦しめた。 ビーム・オーブガンなどは動力源となるフレームを内蔵しており、シュトラウスの脚部ユニットの補助動力も持つため比較的エネルギー消費の大きい武装も扱えるものと思われる。 しかし装甲と火力に偏重した結果機動性が低いという欠点もあり、少ない機種での戦力構築は戦術のパターン化を招いてしまった。 やがてコボルド・シュトラウスまで含めた攻略法「フォーメーション・ガンプ((スティレットなどの飛行型FA、榴雷・改、レヴァナントアイの混成による迎撃陣形とされる))」を編み出した防衛機構に対して打ち手がなくなり、劣勢に追い込まれてしまう。 後に戦線を引っ掻き回してくれる[[Xシリーズ>NSG-X1 フレズヴェルク]]が登場したことにより勢いを取り戻すも、[[輝鎚>四八式一型 輝鎚・甲]]が登場すると自慢の火力が通らず一方的に蹂躙されてしまう例((主にハン曹長とゼキ曹長の犯行))も見られた。 殆どが無人機と推測されその運用形態も無人前提であるがコクピットモジュール自体は存在しているようで、戦後とある人物がこれに搭乗している描写がある。 &big(){&bold(){◇武装}} ・APG-005 ビーム・オーブガン コボルドと同じもの。ヴァイスハイトの場合背中のアームに接続されており、手持ち武器との同時使用が可能になる。 後端にパーツが追加されているが、追加の動力源や冷却装置などではないかと推測されている。 コボルド同様腕に装備した機体もいた模様。 ・EC-003 イオン・ブースター・キャノン シュトラウスと同じもの。手持ち武器になっており、射角が広くなった。 正確には前腕のジョイントに接続されているため、マニピュレータは空いている。 &big(){&bold(){◇キット}} 上記のコボルドとシュトラウスを分解し、合体させることでこのヴァイスハイトを再現できる。 設定では戦闘中に合体した例もあるとのことだが、合体後は結構な量のパーツが余る。どうも再分離は難しそうだ。 二体分の塗装済みパーツがあることもあって色分けは良好で、パチ組でも十分見栄えが良い。 可動域もそこそこだが腰の可動がほぼ死んでいるのが難点か。 2015年2月に「コボルド+シュトラウス アーマーセット〈Ver.F.M.E.〉」が発売された。定価3400円。 成型色が白(センサーのみ無色クリア)のみで、部分塗装もないため塗装または加工が前提となっている。 ビーム・オーブガン用のダミーフレームパーツが入っており、アーキテクト一体を足せばコボルド・シュトラウス・ヴァイスハイトを選択して組める。 ---- *NSG-04θ ヴァイスハイトθ 真紅の装甲に身を包んだヴァイスハイトの派生機体。 ベリルショット・ライフル二挺によって絶大な火力を発揮、さらにビーム・オーブガンとイオン・ブースター・キャノンを外すことによって機動力も改善されている。本体に目立った改修箇所は認められない。 [[海上都市「ベイルゲイト」攻略戦>フレームアームズ用語集]]に出現、その火力で大暴れした。 [[ラピエール ゼファー>SA-16 スティレット]]を発見すると執拗に狙いはじめ、最終的に真っ二つに切断して撃墜、コックピットを含む上半身を奪って逃走した。 目撃例が極端に少ないこと、[[NSG-X1>NSG-X1 フレズヴェルク]]の登場と並行して姿を消したことから、TCS兵器のテスト運用機だったのではないかと推測されている((ただし両者ともCC212年1月に確認されていることを踏まえると、その時点で既にフレズヴェルク及びベリルショット・ランチャーは完成していたと推測する方が自然な為、本機は「ベリルショットライフル単体の試験運用」を行っていたものと思われる))。 機体色と武装構成から、ファンの間では[[フレズヴェルク=ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]との関連を疑う声もある。 &big(){&bold(){◇武装}} ・試作型ベリルショット・ライフル ×2 後に出現する[[フレズヴェルク=ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]と類似の装備。 記録上初めて実戦投入されたベリルウェポンであり、試作型の名のとおり後に量産化もされている。 ルフスのものとの違いは砲身下部のブレードの色で、黒の刀身に金のエッジという珍しい色合いとなっており、ベリルユニットかどうか怪しいと言われることも。 &big(){&bold(){◇キット}} 2012年11月発売。定価4500円。シリーズ初のコトブキヤショップ限定品。2017年9月に「:RE」版として再販もされている(お値段は据え置き)。 成型色を変更した本体に、ベリルショット・ライフルを追加したキット。 コボルド・シュトラウスのアーマーが全部ついている為、通常版とのミキシングも可能。 ただし付属するアーキテクトは一つな上カスタムハンドや脚部パーツも付属しない為このキット単体でコボルドあるいはシュトラウスを作ることはできない。 部分塗装がなく、色分けの面では少々厳しいものがある。ベリルショット・ライフルのブレードも無色クリアなので、塗装が推奨される。 ベリルショット・ライフルは4個付属しており、ボーナスパーツのフレズヴェルク用追加パーツを使ってフレズヴェルクと組み合わせることでフレズヴェルク・ルフスを再現できる。 地味に無色透明のブレードが付属する唯一のキットである(キット化されたルフスはクリアグリーン成型)。 公式ブログで組み立て見本が公開された当時、ベリルショットライフルを3丁接続し「バーストモード!」などの%%公式の悪ノリ%%遊び方が提示されていた。 ---- *NSG-17λ ブラックフード ヴァイスハイトの亜種とみられるFA。 威力偵察型と考えられており、コボルドよりさらに一回り以上小さな骨格と背部にアームで接続された大型の機動ユニットが特徴的。 機動ユニットに跨り空を飛ぶ様は魔女のようである。 &big(){&bold(){◇武装}} ・ビーム・オーブガン 機動ユニット先端に一門装備。 &big(){&bold(){◇キット}} フレームアームズ公式ブログで公開された「コボルド+シュトラウス アーマーセット〈Ver.F.M.E.〉」を用いた公式作例。 「赤ずきん」+「魔法使い」というテーマ通り、頭身の低い少女型FAとなっている。 コボルドとシュトラウスの外装パーツはおろかアーキテクトも大胆に加工して使用しており、詳細な加工内容がブログで解説されているので気になる方は公式ブログへ。 ---- *グリンゴ 主にコボルドとシュトラウスのパーツで構成された急造機体。「グリンゴ」は「よそ者」という意味。 慢性的なFA不足にあえぐ地球防衛機構が撃破した敵機体のパーツを寄せ集めて製造したもので、一見してコボルドそのもののように見えるが胴体や肩はヴァイスハイト仕様であったり、腕部に[[轟雷>三二式一型 轟雷]]のパーツが使われていたりする。 ビーム・オーブガンは装備されておらず、機動力と汎用性に優れる以外は凡庸な性能であったとされ、武器も作戦内容に応じて臨機応変に使い分け、決まった仕様は無かった模様。 &big(){&bold(){◇キット}} フレームアームズ公式ブログで公開された公式作例のひとつで「より人形っぽく、よりザコっぽく」がテーマとのこと。 ---- &bold(){&size(19){余談}} ・コボルド・シュトラウスともに設定上ドイツで初めて確認されており、命名者はドイツ防衛機構。コボルドはドイツ語で「(邪悪な)小人、ゴブリン」、シュトラウスは「ダチョウ」が名前の由来。ヴァイスハイトは「知恵」を意味し、無人機よりも知性的な戦闘を行う様から名付けられた。 ・当初のデザイン案ではシュトラウス単体で変形・組み換える仕様だったものをコトブキヤ側が「せっかくだから合体メカにしよう(意訳)」と提案してコボルドが生まれたという裏話がある。設定上はコボルドが指令機とされるが、実際にはコボルドのほうが後にデザインされたことになる。 ・型番のNSGは「Noble Satellite Guard(気高き衛星の護り)」の略。これ以降の月製FAも同じ型番を冠することとなる。 ・本機以降、月側のFA開発には「パーツの組み合わせや配置を変えることで限られたパーツから複数の機体を生み出す」、「地球側のFA・兵器の良い部分を積極的に採り入れる」といった傾向がみられる。 ・少ない種類のユニットで構成されている都合上、撃破された機体を寄せ集めて応急修理するなどの対応がしやすく、撃破したはずの機体がその戦闘中に復活していたりするどころか、いつの間にかコボルドがヴァイスハイトにクラスチェンジしてたり、時間を置くとアントやコボルドが残骸を漁って戦力を増強したりと雑魚としては厄介な事この上ない存在である。 ・コボルドのフレーム配置が[[レイダオ>JX-25シリーズ(フレームアームズ)]]の参考にされていたり、ビーム・オーブガンの基礎設計をバーゼラルド・レヴァスレイターのブリューナクランチャーに流用されるなど地球側のFA開発に大きな影響を与えている。&br()また月も地球も同じフレームを使っている、それなりの個体数が存在する、対処法が確立されている…といった点からグリンゴのような例も存在し、新型([[カトラス>YSX-24 バーゼラルド]]・[[ダオ系>JX-25シリーズ(フレームアームズ)]])の完成以後は製造ラインを止められた[[轟雷>三二式一型 轟雷]]などの補修パーツとして残骸を流用される、またはパーツ確保のために「コボシュト狩り」をする例も多いのでは…と分析するファンもいる。 追記・修正、お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 項目作成終了。お待たせしました。 -- 名無しさん (2016-12-24 16:54:35) - AIなのか人なのか分からんけど、実はルフスとθの中身って同じ? -- 名無しさん (2016-12-24 17:22:49) - いいか、決してゲシュペン〇トと呼んじゃあいけないよ! 月陣営との約束だ!www -- 名無しさん (2016-12-24 23:35:57) - 戦闘中でも他のコボルド&シュトラウスが残骸の中から健全な部品を掘り出して、僚機を修理したり新たなヴァイスハイトを組み立てたり・・・と物量も相まって洒落にならん程鬱陶しい量産機。アントのように地を埋め尽くすとまでは行かないが頭数はそれなりに多い。フォーメーション・ガンプはこれに対する一網打尽戦術。 -- 名無しさん (2016-12-25 08:31:15) - なおウェアウルフ・スペクターの解析を発端に生み出された機体であるためか、地球製FA、特に轟雷系と部品の互換性がある模様。ユーザーの間では「生産終了した旧式機の部品取りに乱獲されているのでは」ともっともらしい話題も -- 名無しさん (2016-12-25 08:33:50) - JX-25(ダオ系)のACS-14および各部モジュール構造はこのヴァイスハイトを参考にされていたりする。ビーム・オーブガンを魔改造して製造されたバーゼラルド用のブリューナク・ランチャーといい、当機体の登場は何気に恩恵も大きかった -- 名無しさん (2016-12-25 08:41:48) - 戦闘中に合体する様が、どうしてもプラモ狂四郎の「ゾンビ合体オモロイド」のイメージが纏わりついててさぁ -- 名無しさん (2017-08-19 23:05:00) - 画像掲載のルール改訂により、公式サイトから引用していた画像を撤去しました。 -- 名無しさん (2017-10-01 16:43:08) - レヴァ目といいラピエールといいこれといい、この頃発売されたフレームアームズキットは腰の可動が悉く死んでるんだよな -- 名無しさん (2018-11-14 22:22:26) - ごめん、現物確認したらレヴァナントアイはそんなことなかった -- 名無しさん (2018-11-14 23:04:09) - あれ?ヴァイスハイトθって「コボルド/シュトラウスを同時には作れない」のではなくて、「そもそもパーツが足りないからヴァイスハイト以外にはできない」んじゃなかったっけ?公式サイトにはそう書いてあるけど。 -- 名無しさん (2018-12-01 08:16:58) - ↑説明書を比較したら少なくともコボルドの手とシュトラウスの爪先が入ってないっぽいね……修正したよ -- 名無しさん (2018-12-03 00:50:06) - プルトーネやデンドロと同じ形状のパーツがある怪しい存在 -- 名無しさん (2020-10-09 07:25:32) - 家族が増えるよやったねコボちゃん! -- 名無しさん (2021-06-25 10:32:17) - インストでは特にコボルドベースとは触れられてなかったけどここに追加でいいのかな -- 名無しさん (2021-12-01 07:25:50) #comment #areaedit(end) }

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