XFA-CnV バルチャー

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&font(#6495ED){登録日}:2016/12/24 Sat 17:47:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&size(23){概要}} XFA-CnV バルチャーとは、コトブキヤが展開するプラモデルシリーズ「[[フレームアームズ]]」のひとつ。 鳥型の飛行形態への変形機構が特徴的な可変型FA。 本項目では系列機種も取り扱う。 &bold(){&size(23){目次}} #contents()     ---- *XFA-CnV バルチャー &ref(VUL.jpg,,width=300,title=XFA-CnV バルチャー) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「XFA-CnV バルチャー」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000001640/ 閲覧日時:2017/01/08 } 所属不明のFA。CC213年11月以降地球の各地に現れ、戦闘に介入する姿が目撃されるようになった。 各部にベリルユニットを持つことから月側の技術による機体であることは明白であったが、防衛機構に与するなど不可解な行動を見せ、行動目的は謎に包まれていた。 その実態は月側の技術協力のもと、防衛機構内の「[[急進派>フレームアームズ用語集]]」が建造したワンオフ機体を解体した後修復、さらに改修を施したものである。 急進派の計画の要にして裏切りの物証でもあるこの機体は「[[黒い森事件>フレームアームズ用語集]]」での失敗を受け、その存在が露見する前に解体・破棄された。 しかし破棄されたパーツ状態の本機を、事件後に急進派の謀略で防衛機構を追われたジャン・B・ウィルバー元少尉が回収・修復し各地の戦線に派手な介入を始めたため、防衛機構が本格的な調査に乗り出すこととなる。 これに焦った急進派は証拠隠滅に動いたが、その動きが裏目に出て尻尾を掴まれてしまい組織内から一掃される羽目になった。 その後、ウィルバー元少尉は外部協力者として防衛機構のバックアップを受ける見返りに本機を防衛機構に提供することを承諾。 「月側の技術を」「地球で製造した」本機はベリルユニットの技術解析に大きく貢献したとされる。 性能面を見れば、本機は防御力を犠牲に高度な格闘戦能力を持ち、鳥型に可変することで長距離移動を可能にしている。 欠点は射撃系の武装が皆無であることと航続距離が極端に短いこと。 さらに元来実戦など埒外の技術試験機である事に加え、先述の通り解体・破棄されたものをウィルバーが拾い集めて個人で使える限りの設備と人脈ででっちあげた代物のため、機体バランスなどという言葉とは無縁であり操作性も劣悪である。 ちなみに原型機の外観ははっきりしていないが、回収後に月側のFAっぽくなるよう意図的に派手な色彩・意匠を採用したらしい。 月の勢力への降伏を推し進めたがっていたはずの急進派が月側の技術を流用した機体を秘密裏に製造した理由は不明である。 &big(){&bold(){◇武装}} ・ベリルベーン ×2 脹脛に仕込まれたベリルユニット。展開することで蹴るようにして斬撃を繰り出せるほか、巡航形態時は翼の先端に位置し不足ながら推進力を産む。 「急進派」が月側からの技術提供を受けて地球上で製造したもので、月側のものに比べて性能は数段劣るとされる。とはいえこれを入手したことで防衛機構のT結晶技術は大きく進歩した。 ・三節刀 長刀型の格闘武器。刃が三つに分割されており、環状に変形させることもできる。 通常の近接武器と異なる変則的な攻撃が可能。 …なのだが、可動部の構造上力が逃げやすく正確に刃を打ち込まないとマトモに斬れないという欠陥がある。 不使用時は背中にマウントされる。 ・乾式鋼爪(いぬいしきこうそう) ×2 腕部に装備された爪状のベリルウェポン。 近接攻撃用で、リーチは短いながらも威力は高い。 巡航形態時は「足」に相当する部位になる。 尚、使用の際には手の甲の部分を換装する必要がある。 ・巡航形態 &ref(VUL_B.jpg,,width=300,title=巡航形態) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「XFA-CnV バルチャー」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000001640/ 閲覧日時:2017/01/08 } 機体の天地を逆にし、腕を足に、脚部を翼にする形で鳥型に変形する。バルチャー(ハゲタカ)という呼称はこの形態からつけられた。 ウィルバーが復元した際に実装された機能で、本来の仕様にはないものらしい。 航続距離を延ばすための形態だが本機は推進器の類が全く搭載されておらず、精々「滑空」できる程度。この形態を使って尚も航続距離は非常に短い。 また天地が逆になるため特殊なコックピットに換装しており、巡航形態時は操縦者が後ろを向くことになる(上下逆よりはマシだが)。 &big(){&bold(){◇キット}} 定価3,800円。デザイナーは倉持キョーリュー氏。 全体的に細身で、髪の毛状のパーツも持つため[[ラピエール>SA-16 スティレット]]とは違った意味で女性的なシルエットを持ち、背中に差した三節刀や鉤爪によりNINJAっぽくもある。 一部差し替えにより巡航形態に変形するが、フレームは完全変形するあたりはさすがコトブキヤと言うべきか。%%変態共め…%% ベリルベーンは可動で展開、乾式鋼爪は差し替え展開となる。 特に可動性が良好で%%三節刀を除けば%%ポロリもしにくく、顔パーツは分割と一体成型を選べるなど組みやすいキットとなっている。 色分けも頭部の角の先端や鳥頭の目など、ごく細かい部分が足りない程度。 初期ロットのものは頭部のパーツに成型不良があり、リコールされている。 販売再開後のものは修正されており今買っても修正前のものに当たることは無いと思われるが、万一の場合でもコトブキヤ公式サイトにある交換申し込み用紙をつけて送れば取り替えてもらえる。 ---- *RF-Ex10 バルチャー改 &ref(VUL_C.jpg,,width=300,title=RF-Ex10 バルチャー改) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「RF-Ex10 バルチャー改」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000001984/ 閲覧日時:2017/01/08 } バルチャーを防衛機構が改修した機体。 技術解析の済んだバルチャーだったが、慢性的な戦力不足により廃棄されることなく戦線への復帰が命じられた。 特性の極端な機体であるため従来通りウィルバー元少尉の乗機として運用されることになったが、元のままでは現場で混乱を招く恐れがあるなど運用上問題があったため改修が施されている。 操縦感覚を狂わされるのを嫌った搭乗者の意向により改修は最小限に留められており、肩に追加装備用のジョイントと小型の推進器を追加し、識別コードを付与、塗装色を変更した程度。%%先述の通り操縦性は劣悪なはずなんですが…%% 巡航形態への変形機能も維持されているが、航続距離の問題が解決したためあえて変形する必要性は薄いらしい。 また本体への改修とは別にデータ採取のために実験装備の搭載も行われた。 地上での反攻作戦において活躍したが、南欧バルデナ区での戦闘後に基地を襲撃した[[フレズヴェルク・ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]と交戦。不利な状況下での戦闘を強いられ、中破した。   &big(){&bold(){◇武装}} ・ベリルマチェット ×2 地球製ベリルユニットの純度・性能試験用の実験装置。 射撃機能は持たないが斬撃に関しては月側のベリルウェポンに引けを取らない威力を持つ。 バルチャー改での試験後はさらに改造され、[[YSX-24RD/NE ゼルフィカール/NE>YSX-24 バーゼラルド]]の試作型光波射出機に転用された。 %%相変わらず近接武器しかないなこの機体。%% ・サイドスラスター 肩に追加された、オプション装備の連結器を兼ねた推進器。 致命的なまでの航続距離の短さを補うためのもので、運動性を損なわないよう小型のものとなっているがこの改修により航続距離は大きく改善したとされる。 通常は肩のハードポイントに外付けブースターを接続して作戦領域まで移動、戦闘に入る前にパージする。   &big(){&bold(){◇キット}} 定価4,200円。 バルチャーの成型色を茶+黒に変更したバージョンで、肩と腰が3㎜穴のあるパーツに変わった。 色分けなどはほぼバルチャーと同じだが、三節刀の刀身が白になっている。 またベリルマチェット2本とエクステンドブースター2個が付属。ベリルマチェットのクリアパーツは設定通りゼルフィカール/NEのものを流用している。エクステンドブースターはグレー一色なので気になるなら塗装が必要になる。 ベリルベーンなどクリアパーツは塗装用の無色クリア成型のものも付属する。 ---- *RF-Ex10/S ワイバーン &ref(VUL_WYV.jpg,,width=350,title=RF-Ex10/S ワイバーン) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「RF-Ex10/S ワイバーン」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000002229/ 閲覧日時:2017/01/08 } 中破したバルチャー改を修復し、さらに空間戦闘仕様として改修した機体。 脚部に「セイルスラスター」と呼ばれる推進器を備え、推進剤に頼らない機動が可能となり、武装面も遠近双方に対応できる兵装が揃えらえた。 おかげで幾分バランスのとれた機体になりつつあり、ファンの間では「量産機にできそう」との声も。%%もちろん「性能より操作性の問題が大きい」というツッコミも多い%% 尚、コイツの取説のショートストーリーには画像こそないが、[[とある機体>LX-00 レイファルクス]]の武器が登場している。 宇宙に上がって早々、追撃に現れた[[フレズヴェルク=ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]と再び交戦。僚機の協力もあって撃破に成功した。 防衛機構がバルチャーをわざわざ修復したのは、[[Z0シリーズ>NSG-Z0シリーズ(フレームアームズ)]]に行く手を阻まれた防衛機構艦隊への増援部隊に加えるため。 [[JX-25シリーズ>YSX-24 バーゼラルド]]の追加生産を待つ余裕がなく、「改修しすぎて新型へ換装できなかった機体群」…すなわち&font(#ff0000){俺ームアームズ+熟練パイロット軍団}を増援として送るという計画に組み込まれた結果となる。   &big(){&bold(){◇武装}} ・フラガラック ×2 ライフルモードとグレイヴモードに変形する銃剣状の武器。グレイヴモードでも射撃は可能。 ワイバーン本体の肩部マウントの構造が改良されたことに加え、射撃管制が無線式であるため手に持たずとも肩に懸架したまま使用できる。 装填弾はこの時期の標準となるATCS弾で、Xシリーズには十分有効な火力。 ・三節刀 手持ち武器ではなくなり後頭部(変形時は尾)に固定された。 設置の是非と設置箇所は開発メンバー間で意見が分かれたが、最終的に『緊急用と考えれば意外性がある方が良い』というウィルバーの一声によって決められた経緯がある。 ストーリー中では見事に背後の敵への奇襲を成功させた。 ・乾式鋼爪(いぬいしきこうそう) ×2 腕部に装備された爪状のベリルウェポン。換装の手間を省くため手の甲に固定され、その状態のまま武器を持てるよう改造されている。 膝(変形時の翼爪)にも同様のベリルユニットがあるが、そちらは武器と明言されていない。%%乗ってる人間はベリル膝蹴りとかやりそうで怖いが%% ・セイルスラスター ベリルベーンを囲むように設置されている格子状の磁界発生装置。推進器を持たないバルチャーを宇宙に投入するために設置された。 ベリルベーンが推進力を発生していることを察していたウィルバーの提案が開発のきっかけになっている。 これによりベリルベーンから発せられる力場(TCS)に指向性を持たせ、スラスターとして運用できるようになった。 出力は通常のブースターよりも小さいが、もとより軽量級の機体であるため推力は十分。しかも推進剤要らずなので重量増を抑えることができ、長時間の安定した飛行が可能である。 変形時は翼膜にあたる部分だが、[[光の翼>V2ガンダム]]が出たりはしないようである。 ・巡航形態 &ref(VUL_WYV_B.jpg,,width=300,title=巡行形態) #openclose(show=画像出典){ 株式会社コトブキヤ公式サイト「RF-Ex10/S ワイバーン」商品紹介ページより引用(※画像は試作品です) 引用元URL:http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000002229/ 閲覧日時:2017/02/2 } 巡航形態は元の大鷲からその名の通り翼竜の姿に変化した。 外観の変化は主にセイルスラスターと(変形時の)頭部パーツの形状によるものだが、この頭部は整備員がジャンクパーツからスクラッチしたらしい。 取説の描写によると機体が前後にひっくり返る具合で変形するようで、咄嗟に使うと敵との位置関係を見失ってしまうため危険な模様。 &big(){&bold(){◇キット}} 定価4,800円。 2017年1月26日発売。追加ユニットのデザイナーは引き続き倉持キョーリュー氏。 各部の追加ユニットによって細身だった機体がむしろマッシブな印象に変化している。 バルチャーのランナーが同梱されてるので色違いのバルチャーとして組むことが出来る。 が、バルチャー改用のランナーが付属しないのでバルチャー改に換装することはできない。 コトブキヤショップにて初回限定で無色透明のべリルユニット(フラガラック及び追加の爪と角)とフラガラック本体×1が付属した。 ---- &bold(){&size(19){余談}} ・既出の通り急進派が(見つかれば背信の動かぬ証拠となる)本機を建造した理由が不明瞭で、時折ファンの間で話題になる。真相は不明だがいくつかの仮説がある。 ・・主戦派との交戦を想定していた ・・隠密・破壊工作用(ヒルツ中尉の乗機?) ・・月側から捨てられたときの保険 ・・次期主力機として売り込みバックドアを仕込む ・バルチャーとバルチャー改でクリアパーツの成型色が変わっているが、バルチャーに搭載されていたものを解析に回し、改にした時点で地球製の複製品と交換したのではないか、とも言われている(バルチャー改のベリルユニットはベリルマチェットと同じ色のため)。 ・バルチャー改には白いアーキテクトが付属するが、これはウィルバーの元の乗機である[[ウィルバーナイン>RF-12 ウィルバーナイン]]と同じ色となる。%%だからなんだって話なのだが%% ・近接武器しか持たない動物型に変形するワンオフ機ということで、[[某エレガントな機体>ガンダムエピオン]]を思い出す人もいた模様。 追記・修正、お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 項目作成終了…他項目の修正に入ります -- 名無しさん (2016-12-24 17:57:50) - この腕組みポーズからあふれ出す「良い子の諸君!」感 -- 名無しさん (2016-12-24 18:02:35) - わざわざ廃棄されたワンオフ機を回収するとかウィルバー少尉も相当、急進派にムカついてたんだろうな。 -- 名無しさん (2016-12-24 18:17:22) - とにかく曲者揃いのFAの中でもぶっちぎりでクセの強い機体。鳥型形態→羽ばたけないからあんまり飛べない。 三節刀→可動部の都合上正しく撃ち込まないとふにゃけて斬れない。 接近戦武装しかない. -- 名無しさん (2016-12-24 23:24:08) - ↑ 途中送信失礼 急造品かつマトモな設備で改修出来なかった為にとんでもなく劣悪な操作性。にも拘わらず操作性が変わるのが嫌だから改造も最低限etc…訳が分からない、だがそれがいい^^ -- 名無しさん (2016-12-24 23:27:20) - 劣悪だからこそその癖に慣れちゃった以上、変に変えられる地困るってのは割と分かる話。制式機並の操作性まで改良できるならまだしも -- 名無しさん (2016-12-25 04:47:49) - 何気に「然るべきコネがあれば個人でもフレームアームズを建造できる」という色々凄い内容でもある。ただ、手塩にかけたこの愛機ゆえか散々機体を乗り潰してきたウィルバーらしからぬ愛着があるらしく、ルフス戦で大破したバルチャーを眺める背中は煤けていた。方面司令官は彼の昔の上司で、軍属で無くなったのを良い事に彼を見殺しにしようとしたのだ。 -- 名無しさん (2016-12-25 08:25:47) - なんだか「グッドラック・戦闘妖精雪風」のジャム人間・矢頭少尉を思い出す話だな。腕は立つけど人間的に嫌われてるからいざというときに見捨てられるっていう。 -- 名無しさん (2016-12-25 08:46:51) - ↑まあ相棒リロイにさえ最初は「もし逃げるなら俺がお前を狙撃する」ってライドカノン突きつけて脅したぐらいの無茶苦茶言うヒトだもんよ、致し方なし。ただクビになって各地でコソコソやってた時に、その考えもかなり改まったようだ。・・・一方のリロイはすっかりウィルバー流が板についたがな! -- 名無しさん (2016-12-25 09:13:28) - どっちにしろ防衛機構のお偉方は問題のある人が多すぎる。 -- 名無しさん (2016-12-27 22:20:17) - ワイバーンに改のパーツが付属してないのは「ワイバーンがバルチャー改ではなく素バルチャーのバリエーション」であり「改用の新規パーツが肩部とベリルマチェットの2つのみ」だからだな。榴雷&スペクターや漸雷&強襲に素轟雷のパーツが付属するのは基幹となるパーツが付属しててランナーから差分に出来ない為だ。最近の設計は単価を下げる為に余分なパーツは差っ引けるようにしてある -- 名無しさん (2017-01-18 15:43:06) - 確かに改とワイバーンのパーツって部位がモロ被りしてますしねえ。ダオダオコンビもスイッチ入ってるし、ただでさえキットの単価上がってるから仕方ないか。 -- 名無しさん (2017-01-18 18:19:43) - 急進派は何でこいつを作ったのかね?さっさと降伏する気なら月側の技術を使った機体なんて要らなくない? -- 名無しさん (2017-01-18 20:10:11) - そう言われればちょっと不思議よね。急進派に抵抗しようとする徹底抗戦派(=主流)と戦う事を想定してたのかな? -- 名無しさん (2017-01-18 20:25:38) - 前線から離れた場所での破壊工作用かも?防衛機構の管理下にある機体は持ち出しにくいだろうし、前線から遠いと月側の戦力もあてにできないだろうし、少数でまとまった戦力を持つにはTCS搭載機のほうが都合がいい。あとは急進派のボスが追い詰められたときにこれで暴れようというロマンを思い描いたがあとで冷静になったとか。 -- 名無しさん (2017-01-18 20:48:33) - もしくは月側に見捨てられた時に主流派への手土産にする気だったのかもな。 -- 名無しさん (2017-01-18 20:56:03) - ↑×2 工作用で思い出したんだが、もしかしてバルチャーって本来はヒルツ辺りが乗る予定だったんじゃないか? -- 名無しさん (2017-01-18 20:57:37) - 地球側でTCS搭載機を建造することが可能になって、これとヒルツが仕込んでいた同士討ちの細工があれば、最新鋭FAとして月側の戦力を内側に潜り込ませるバックドアが出来るから・・・かな。尤も、その試作機の存在(厳密には地球側で建造した月側の機体であるという事)がバレそうになった時点でご破産だったのだが、その後の対処がマズかった -- 名無しさん (2017-01-18 21:31:43) - 三度復活のウィルバー、今回は一際ド派手な曲芸を披露。「意外ッ!それは髪の毛(弁髪になった三節刀)ッ!!」挟み撃ちから咄嗟の変形+弁髪唐竹割り+宙返り撃ちによるダブルキル。アンタ変態だよ(賛辞) -- 名無しさん (2017-01-27 07:55:01) - フラガラック、ベリルウェポンかと思ってたけど出るのは普通の銃弾なんだな。あとセイルスラスターの説明を見るに、いままでのバルチャーの変形ってただの滑空だったのか……?! -- 名無しさん (2017-01-27 21:18:37) - ↑弾頭はATCS弾じゃないの?流石にゼルフィNEの後ならそれぐらいは積んでそうだが…。 -- 名無しさん (2017-01-27 21:29:01) - ↑2 フラガラックはATCS弾だね。 それとベリルベーンを発振すると力場で推力及び揚力を生むことが出来るのにウィルバーは気付いていて、実際に改vsルフスで自爆覚悟の蹴りを撃ち込む時に使用している(片肺ブースターで錐揉み回避→ベリルベーンキック) -- 名無しさん (2017-01-27 22:07:36) - ↑フレズヴェルグが飛行形態の時にTCSを展開してたのと同じ原理かな? -- 名無しさん (2017-01-27 23:32:48) - ↑フレズヴェルクの飛行は「(大気圏内では)TCSで空力の問題をなんとかして推力で飛んでる」と取説にあるから、あくまで空力補助でベリルユニットの推力はアテにしてないんじゃないかな。後付けって言ったらそれまでだけど。フレズヴェルクの項目は誤解の無いように修正してきます。 -- 名無しさん (2017-01-27 23:49:39) - で、思ったんだけどこれ戦争が終わってうまくいけば宇宙開発が飛躍的に進歩する可能性があるよね(単座の宇宙艇に搭載できるサイズで推進材要らずの推進機があるという点で) -- ↑1 (2017-01-28 00:12:56) - ↑ベリルユニットの質量と発振できる推力の比がどれくらいか、燃費がどれくらいかによると思う。とりあえず降下艇サイズの物体を飛ばすのにどれだけの質量のベリルユニットと電源が必要かが焦点じゃない? -- 名無しさん (2017-01-28 07:46:39) - そういえばここにはネタバレ回避用1週間ルールは適用されるんだろうか。武器や機体の設定はともかく、ショートストーリーの内容とかについては詳しい記述はしばらく待ったほうが無難だと思うけど…項目立てた後に新型が発売されるのはこれが初めてなものだから(;´・ω・) -- 名無しさん (2017-01-28 16:11:17) - ↑一週間待つのは無難・・・と言いたいが、フレームアームズに関しては「ユーザーの財布事情含む環境によっては商品そのものが手に入らず、インストの内容を知る事もできずに終わる(再販ペースが遅く、NEと崩天に至っては既に絶望的。ブキヤ限定もかなり再販スパンが長い)」という切実な事情があるのよな。あと実は情報まとめとしてはガールのwikiしか機能してないんよ -- 名無しさん (2017-01-29 00:17:06) - ↑それらは重々承知ではあるんですが、決まりがある以上筋は通すべきかなと思った次第でして。しばらくとは言いましたが一週間なら待ってもそこまで問題はないかなと。 -- 名無しさん (2017-01-29 23:28:50) - ↑うむ、判断を尊重する。なあに、フレ子のアレヤコレヤを磨いてスベスベにしてたら来週なんて直ぐだろうし -- 名無しさん (2017-01-30 00:30:06) - 無事解禁されて改めてウィルバーさん変態です(褒め言葉) そういえば「ベリルユニットが防衛機構純正」になった事と、何だかんだベリルユニット周り以外はウィルバー個人のコネでデッチ上げたサタデーナイトスペシャルな機体だとすると、整備性・生産性自体は兎も角として量産できるんじゃないか・・・? -- 名無しさん (2017-02-03 10:40:09) - 扱える奴も量産できるならな -- 名無しさん (2017-02-03 10:46:10) - ↑×2 よし、量産型のテストパイロットはリロイに決定だな(笑) -- 名無しさん (2017-02-03 11:49:41) - ↑それこそ二人揃って「ワイバーンズ」ってか。なにそれカッコイイ -- 名無しさん (2017-02-03 11:58:48) - ↑4ああ、ネタバレについては「コメント欄はOK、項目への反映はNG」なんだそうで。誤解を招く表現をして申し訳ない。 あとそれだと防衛機構の量産機(候補)は紙装甲ばかりに…(汗 -- ↑6 (2017-02-03 12:43:49) - ↑実際問題、NSGシリーズは概ねベリルウェポンによる火力が致命的過ぎて、輝鎚クラスの装甲でなければ最早意味を持たない惨状でありますぞ!アッチだけズルしてこっちに死な安強要してるとはきたないなさすがナ/侍きたない -- 名無しさん (2017-02-03 13:31:20) - 仮に量産されるとしても色々性能を整理してレイダオ、ジィダオみたく原型が残らない姿になるだろうなぁ -- 名無しさん (2017-02-03 14:17:16) - ↑バーゼラルドほど性能に穴がある訳じゃないし、意外とセカンドジャイヴみたいな感じになるかもよ?まあ、変形機構の見直しやベリルユニットの削減はありそうだけど。 -- 名無しさん (2017-02-03 14:21:34) - ↑「運動性と格闘戦能力には優れる」とあるからな。少なくとも「より幅広いデータ収集と、一部の物好き・命知らず達の要望もあり予備パーツも兼ねて少数が複製された」って設定とかで自然に俺FAとして馴染ませられるように、という配慮かも -- 名無しさん (2017-02-03 21:33:10) - ↑2機構の見直しや装備の調整ってそれこそレイダオ/ジィダオのコースでは…。ちゃんと生かせれば穴の無い性能だとしても、根本的に普通の人間じゃ性能を生かせないような機能・武装配置だからなぁ。実戦投入を目的とした建造じゃなく、取り敢えず技術をコピーしてみる目的で数機分のパーツがあればいいところじゃないか? -- 名無しさん (2017-02-05 05:20:19) - ↑セカンドジャイヴがまさにそれなんだよね。扱いが難しすぎて量産は逃し、試作・実験機を極少数実戦投入。それも当初は投入の予定すら無かった。 -- 名無しさん (2017-02-05 21:54:46) - 量産されるなら巡航形態をメイン、或いは固定した形でされそう。エース用のカスタム機だけ変形を解禁した仕様にするとかで -- 名無しさん (2017-02-05 22:05:11) - 操縦席が前後にしか回らないもんだから変形直後の姿勢アジャストがし辛いんだよなあ。◯ックバイパー形式ならまだなんとかなったろう -- 名無しさん (2017-02-07 12:06:44) - もしあそこで遠雷が来るのが数十秒でも遅れてたら大変な事になってたかもな…最終的な結果は変わらんだろうけど -- 名無しさん (2017-05-29 17:11:26) - 公式ブログにてワイバーンの再販告知有、それに伴い各所で予約が開始されている模様。これは先日発売されたレイファルクス、現在予約受付中のナイトエッジの再販と合わせて、月面最終決戦を再現しよう!というコトブキヤの策略かな?(しろめ -- 名無しさん (2017-06-13 16:26:47) - ↑よし、崩天も再版しなきゃな(とどめ) -- 名無しさん (2017-06-18 00:41:55) - 是が非でもFAGにしたいらしいけど無理だろ・・・ -- 名無しさん (2017-06-23 13:57:56) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/24 Sat 17:47:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&size(23){概要}} 「&bold(){XFA-CnV バルチャー}」とは、[[コトブキヤ]]が展開するプラモデルシリーズ「[[フレームアームズ]]」のひとつ。 鳥型の飛行形態への変形機構が特徴的な可変型FA。 本項目では系列機種も取り扱う。 &bold(){&size(23){目次}} #contents()     ---- *XFA-CnV バルチャー 所属不明のFA。CC213年11月以降地球の各地に現れ、戦闘に介入する姿が目撃されるようになった。 各部にベリルユニットを持つことから月側の技術による機体であることは明白であったが、防衛機構に与するなど不可解な行動を見せ、行動目的は謎に包まれていた。 その実態は月側の技術協力のもと、防衛機構内の「[[急進派>フレームアームズ用語集]]」が建造した試作機体を解体・破棄した後それを修復し、さらに改修を施したものである。 急進派の計画の要にして裏切りの物証でもあるこの機体は「[[黒い森事件>フレームアームズ用語集]]」での失敗を受け、その存在が露見する前に解体・破棄された。 しかし破棄されたパーツ状態の本機を、事件後に急進派の謀略で防衛機構を追われた[[ジャン・B・ウィルバー>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35774.html#id_a51221b3]]元少尉が回収・修復し各地の戦線に派手な介入を始めたため、防衛機構が本格的な調査に乗り出すこととなる。 これに焦った急進派は証拠隠滅に動いたが、その動きが裏目に出て尻尾を掴まれてしまい組織内から一掃される羽目になった。 その後、ウィルバー元少尉は外部協力者として防衛機構のバックアップを受ける見返りに本機を防衛機構に提供することを承諾。 「月側の技術を」「地球で製造した」本機はベリルユニットの技術解析に大きく貢献したとされる。 性能面を見れば、本機は防御力を犠牲に得た運動性能と四肢に備えた近接型ベリルウェポンにより高度な格闘戦能力を発揮し、鳥型の巡行形態への変形機構を持つ。 欠点としては射撃系の武装が皆無であることと航続距離が極端に短いことが挙げられる。 さらに元来実戦など埒外の技術試験機である事に加え、先述の通り解体・破棄されたものをウィルバーが拾い集めて個人で使える限りの設備と人脈ででっちあげた代物のため、機体バランスなどという言葉とは無縁であり操作性も劣悪である。 ちなみに原型機の外観ははっきりしていないが、回収後に月側のFAっぽくなるよう意図的に派手な色彩・意匠を採用したらしい。 月の勢力への降伏を推し進めたがっていたはずの急進派が月側の技術を流用した機体を秘密裏に製造した理由は不明。また戦後にもバルチャーに似た((少なくとも「識別システムにバルチャーと誤認されるレベルで」酷似している))無人機体が地上で目撃されており、試作機は複数存在していた模様。((「ジィダオEA仕様」のインストより)) &big(){&bold(){◇武装}} ・ベリルベーン ×2 踵から脹脛に仕込まれたベリルユニット。展開することで蹴るようにして斬撃を繰り出せるほか、巡航形態時は翼の先端に位置し不足ながら推進力を産む。 「急進派」が月側からの技術提供を受けて地球上で製造したもので、月側のものに比べて性能は数段劣り、名の由来((薄板状の形から「Vane(羽根)」と命名された))となった形状も技術力の低さ故のものとされている。 とはいえこれを入手したことで防衛機構のT結晶技術は大きく進歩した。 ・三節刀 長刀型の格闘武器。刃が三つに分割されており、環状に変形させることもできる。 通常の近接武器と異なる変則的な攻撃が可能。 …なのだが、可動部の構造上力が逃げやすく正確に刃を打ち込まないとマトモに斬れないという欠陥がある。 不使用時は背中にマウントされる。 ・&ruby(いぬいしきこうそう){乾式鋼爪} ×2 腕部に装備された%%ピンポイントバリアパンチ%%爪状のベリルウェポン。 近接攻撃用で、リーチは短いながらも威力は高い。 巡航形態時は「足」に相当する部位になる。 尚、使用の際には手の甲の部分を換装する必要がある。 ・巡航形態 機体の天地を逆にし、腕を足に、脚部を翼にする形で鳥型に変形する。バルチャー(ハゲタカ)という呼称はこの形態からつけられた。 ウィルバーが復元した際に実装された機能で、本来の仕様にはないものらしい。 航続距離を延ばすための形態だが本機は推進器の類が全く搭載されておらず、精々「滑空」できる程度。この形態を使って尚も航続距離は非常に短い。 また天地が逆になるため特殊なコックピットに換装しており、巡航形態時は操縦者が後ろを向くことになる(上下逆よりはマシだが)。 &big(){&bold(){◇キット}} 2015年8月発売。定価3800円。デザイナーは倉持キョーリュー氏。 成型色は赤、紫、クリアブルー。 全体的に細身で、髪の毛状のパーツも持つため[[ラピエール>SA-16 スティレット]]とは違った意味で女性的なシルエットを持ち、背中に差した三節刀や鉤爪によりNINJAっぽくもある。 一部差し替えにより巡航形態に変形するが、フレームは完全変形するあたりはさすがコトブキヤと言うべきか。%%変態共め…%% この変形形態はテストショット段階でスタンド無しで自立できないのは不便という意見があったため、製品では前腕後ろに差し込む支柱パーツが追加されている。 設定では存在しない部位だが、後述するバリエーションキットのワイバーンでデザインの一部に組み込まれた。 ベリルベーンは可動で展開、乾式鋼爪は差し替え展開となる。 特に可動性が良好で%%三節刀を除けば%%ポロリもしにくく、顔パーツは分割と一体成型を選べるなど組みやすいキットとなっている。 特に脚部は変形機構との兼ね合いで専用の股関節が設けられており、その開脚幅は全FAの中でもナンバーワン。 色分けも頭部の角の先端や鳥頭の目など、ごく細かい部分が足りない程度。 初期ロットのものは頭部のパーツに成型不良があり、リコールされている。 販売再開後のものは修正されており今買っても修正前のものに当たることは無いと思われるが、万一の場合でもコトブキヤ公式サイトにある交換申し込み用紙をつけて送れば取り替えてもらえる。 コトブキヤ店舗の初回購入特典は、クリアパープル成型となった翼パーツに偏光メッキ加工を施した"エナジーウイング"。ランナーでの配布の都合、胴体部以外の装甲パーツも付属してくる。 メッキ加工で塗膜が厚くなっている分、各種ダボ穴のクリアランスがキツいという問題点があるため、自前でメッキを削って対応する必要があった。これは後にフレームアームズ・ガール"フレズヴェルク=アーテル"で改善される事となる。 ---- *RF-Ex10 バルチャー改 バルチャーを防衛機構が改修した機体。 技術解析の済んだバルチャーだったが、慢性的な戦力不足により廃棄されることなく戦線への復帰が命じられた。 特性の極端な機体であるため従来通りウィルバー元少尉の乗機として運用されることになったが、元のままでは現場で混乱を招く恐れがあるなど運用上問題があったため改修が施されている。 操縦感覚を狂わされるのを嫌った搭乗者の意向により改修は最小限に留められており、肩に追加装備用のジョイントと小型の推進器を追加し、識別コードを付与、塗装色を変更した程度。%%先述の通り操縦性は劣悪なはずなんですが…%% 巡航形態への変形機能も維持されているが、航続距離の問題が解決したためあえて変形する必要性は薄いらしい。 また本体への改修とは別にデータ採取のために実験装備の搭載も行われた。 地上での反攻作戦において活躍したが、南欧バルデナ区での戦闘後に基地を襲撃した[[フレズヴェルク・ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]と交戦。不利な状況下での戦闘を強いられ、中破した。   &big(){&bold(){◇武装}} ・ベリルマチェット ×2 地球製ベリルユニットの純度・性能試験用の実験装置。 射撃機能は持たないが斬撃に関しては月側のベリルウェポンに引けを取らない威力を持つ。 バルチャー改での試験後はさらに改造され、[[YSX-24RD/NE ゼルフィカール/NE>YSX-24 バーゼラルド]]の試作型光波射出機に転用された。 %%相変わらず近接武器しかないなこの機体。%% ・サイドスラスター 肩に追加された、オプション装備の連結器を兼ねた推進器。 致命的なまでの航続距離の短さを補うためのもので、運動性を損なわないよう小型のものとなっているがこの改修により航続距離は大きく改善したとされる。 通常は肩のハードポイントに外付けブースターを接続して作戦領域まで移動、戦闘に入る前にパージする。   &big(){&bold(){◇キット}} 2016年5月発売。定価4200円。 バルチャーの成型色を茶+黒に変更したバージョンで、肩と腰が3㎜穴のあるパーツに変わった。 色分けなどはほぼバルチャーと同じだが、三節刀の刀身が白になっている。 またベリルマチェット2本とエクステンドブースター2個が付属。ベリルマチェットのクリアパーツは設定通りゼルフィカール/NEのものを流用している。エクステンドブースターはグレー一色なので気になるなら塗装が必要になる。 ベリルベーンなどクリアパーツは塗装用の無色クリア成型のものも付属する。 ---- *RF-Ex10/S ワイバーン 中破したバルチャー改を修復し、さらに空間戦闘仕様として改修した機体。 脚部に「セイルスラスター」と呼ばれる推進器を備え、推進剤に頼らない機動が可能となり、武装面も遠近双方に対応できる兵装が揃えらえた。 おかげで幾分バランスのとれた機体になりつつあり、ファンの間では「量産機にできそう」との声も。%%もちろん「性能より操作性の問題が大きい」というツッコミも多い%% 尚、コイツの取説のショートストーリーには画像こそないが、[[とある機体>LX-00 レイファルクス]]の武器が登場している。 宇宙に上がって早々、追撃に現れた[[フレズヴェルク=ルフス>NSG-X1 フレズヴェルク]]と再び交戦。僚機の協力もあって撃破に成功した。 防衛機構がバルチャーをわざわざ修復したのは、[[Z0シリーズ>NSG-Z0シリーズ(フレームアームズ)]]に行く手を阻まれた防衛機構艦隊への増援部隊に加えるため。 [[JX-25シリーズ>JX-25シリーズ(フレームアームズ)]]の追加生産を待つ余裕がなく、「改修しすぎて新型へ換装できなかった機体群」…すなわち&font(#ff0000){俺ームアームズ+熟練パイロット軍団}を増援として送るという計画に組み込まれた結果となる。 搭乗者のウィルバーは戦後も生存しているが、本機は月面での戦闘後破棄されたとのこと((「ジィダオEA仕様」のインストより))。 &big(){&bold(){◇武装}} ・フラガラック ×2 ベリルウェポンの刃を備え、ライフルモードとグレイヴモードに変形する銃剣状の武器。グレイヴモードでも射撃は可能。 ワイバーン本体の肩部マウントの構造が改良されたことに加え、射撃管制が無線式であるため手に持たずとも肩に懸架したまま使用できる。 装填弾はこの時期の標準となるATCS弾で、Xシリーズには十分有効な火力。 ・三節刀 手持ち武器ではなくなり後頭部(変形時は尾)に固定された。 設置の是非と設置箇所は開発メンバー間で意見が分かれたが、最終的に『緊急用と考えれば意外性がある方が良い』というウィルバーの一声によって決められた経緯がある。 ストーリー中では見事に「&bold(){正面の}」敵への奇襲を成功させた。&font(l){[[意外!それは髪の毛ッ!>黒騎士ブラフォード]]} ・&ruby(いぬいしきこうそう){乾式鋼爪} ×2 腕部に装備された爪状のベリルウェポン。換装の手間を省くため手の甲に固定され、その状態のまま武器を持てるよう改造されている。 膝(変形時の翼爪)にも同様のベリルユニットがあるが、そちらは武器と明言されていない。%%乗ってる人間はベリル膝蹴りとかやりそうで怖いが%% ・セイルスラスター ベリルベーンを囲むように設置されている格子状の磁界発生装置。推進器を持たないバルチャーを宇宙に投入するために設置された。 ベリルベーンが推進力を発生していることを察していたウィルバーの提案が開発のきっかけになっている。 これによりベリルベーンから発せられる力場(TCS)に指向性を持たせ、スラスターとして運用できるようになった。 出力は通常のブースターよりも小さいが、もとより軽量級の機体であるため推力は十分。しかも推進剤要らずなので重量増を抑えることができ、長時間の安定した飛行が可能である。 変形時は翼膜にあたる部分だが、[[光の翼>V2ガンダム]]が出たりはしないようである。 ・巡航形態 巡航形態は元の大鷲からその名の通り翼竜の姿に変化した。 外観の変化は主にセイルスラスターと(変形時の)頭部パーツの形状によるものだが、この頭部は整備員がジャンクパーツからスクラッチしたらしい。 取説の描写によると機体が前後にひっくり返る具合で変形するようで、咄嗟に使うと敵との位置関係を見失ってしまうため危険な模様。 &big(){&bold(){◇キット}} 2017年1月発売。定価4800円。追加ユニットのデザイナーは引き続き倉持キョーリュー氏。 成型色は青、オレンジ、黒、クリアグリーン。 各部の追加ユニットによって細身だった機体がむしろマッシブな印象に変化している。 乾式鋼爪が固定されたという設定になぞらえ、新たに爪を装着できる武器持ち手が付属する。 バルチャーのランナーが同梱されてるので色違いのバルチャーとして組むことが出来る。 が、バルチャー改用のランナーが付属しないのでバルチャー改に換装することはできない。 コトブキヤショップにて初回限定で無色透明のべリルユニット(フラガラック及び追加の爪と角)とフラガラック本体×1が付属した。 ---- &bold(){&size(19){余談}} ・既出の通り急進派が(見つかれば背信の動かぬ証拠となる)本機を建造した理由が不明瞭で、時折ファンの間で話題になる。真相は不明だがいくつかの仮説がある。 ・・主戦派との交戦を想定していた ・・隠密・破壊工作用(ヒルツ中尉の乗機?) ・・月側から捨てられたときの保険 ・・次期主力機として売り込みバックドアを仕込む ・バルチャーとバルチャー改でクリアパーツの成型色が変わっているが、バルチャーに搭載されていたものを解析に回し、改にした時点で地球製の複製品と交換したのではないか、とも言われている(バルチャー改のベリルユニットはベリルマチェットと同じ色のため)。 ・バルチャー改には白いアーキテクトが付属するが、これはウィルバーの元の乗機である[[ウィルバーナイン>RF-12 ウィルバーナイン]]と同じ色となる。%%だからなんだって話なのだが%% ・近接武器しか持たない動物型に変形するワンオフ機ということで、[[某エレガントな機体>ガンダムエピオン]]を思い出す人もいた模様。 追記・修正、お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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