SCP-169

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&font(#6495ED){登録日}:2016/12/30 Sun 15:53:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- SCP-169はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]](SCiP)のひとつである。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は文句なしの&bold(){Keter}。 項目名は『The Leviathan (リヴァイアサン)』。 *概要&プロトコル 財団世界には色々なオブジェクトがある。おかげで明日はもとより今日、あげく昨日すらまともに維持するのがやっとという火の車状態な世紀末まっしぐら状態なわけだが。 その中でKeterクラスのオブジェクトは、収容不可能だがほっとくと世界がヤバい、というものである。その理由も数々あるが、このリヴァイアサンは恐らく、Keterである理由がもっともわかりやすいオブジェクトだろうと思われる。 まず収容プロトコルだが、はっきり言うと&bold(){コイツは絶対に収容できない。} コイツの正体は海に生息する生物的実体なのだが、それならば同じKeterでも財団は結構な数を収容し、収容を試みている。なぜコイツが収容できないのか? 理由は本当に単純で、&bold(){デカすぎる}のである。 ある博士たちの目算による計測によれば、最低でも2000km、最大で8000kmに達するという。 実感が湧かないのであれば、具体的な例えを提示しよう。 コイツが体をまっすぐにして横倒しになると、アメリカ大陸を思いっきり横切ることが出来るのである。 つまりコイツ、物理的に収容できないのである。そらこんなデカブツを入れるケージなんぞあるわきゃーない。 現在のプロトコルでは、コイツによって作られた大陸断層に関する衛星映像を、除去、破棄することに徹している。 この時点でコイツがどれだけトンデモかはお分かりいただけるだろう。 さてコイツだが、海の中にいる上にあまりにデカいため、正体は明確になっていない。有力な推測では、古来より漁師や船乗りの間で「リヴァイアサン」と呼ばれ恐れられていた、巨大な海棲節足動物ではないかと考えられている。この名前からイメージされる蛇じみた姿や、原典の「[[レヴィアタン>レヴィアタン(架空の生物)]]」とは異なる姿である。 当初は神話や伝説の類と片づけられていたが、1900年代のある日、超常現象の調査に当たっていた財団の機動部隊「ガンマ-6」に同行していたある博士が、現象の起きているとされる列島がわずかに動いていることに気付いた。 博士は最初、並はずれて速いプレート運動によるものと推測したが、米海軍艦による調査により、この列島は有機物を覆う岩石状の突起であることが判明。危機管理のため財団が呼び出された。 簡単な調査により、この生物はどうも、先カンブリア紀から生きているらしいことが判明したが、同種の個体は見つかっておらず、コイツ自身の生態も不明である。 この列島は歴史的に無人島であったが、1700年代に某国に領有されることになった。 財団に移譲されると、駐留していた部隊は海面の上昇を口実に撤退。これまで数千年にわたり列島は海面上にあったが、リヴァイアサンが少しでも深さを変えれば列島全体が姿を消す結果になる。 現状のコイツは、1週間に1km未満という非常にゆっくりとした速度で移動しているが、これはどこかを目指しているだけでなく、単純に彷徨っているだけともみられている。全景が不明であるため、移動方法は不明。 そして周期的な地震振動は、およそ3ヶ月ごとの「呼吸」を示していると思われる。これは島々の地形に小さな断層を引き起こしているが、これはこの生物が恐らくは眠っているらしいことを示す。要するに、寝ぼけているのであろう。 ところで先ほど出てきた米軍艦艇だが、財団は機密保持のため対処を行った。いつもの記憶処理だろう、と思いきやさにあらず。 何と、米国政府の許可を取り付けた上で、&bold(){全乗員諸共破壊して海の藻屑としてしまったのである。} 財団らしからぬ強硬策であるが、これはこの記事が初期に書かれた=「目撃者」に対する財団の対処方針が固まりきっていなかった頃の名残である。 一般にはカバーストーリー「鳥類保護」が流布され、接近を禁じられている。 衛星映像も改ざんされるが、NASAの許可を取り付けることで財団はリヴァイアサンの監視を続けている。監視したからといって何が出来るとも思えないが。 その後、90年代になって、財団とは無関係のある一般の機関が、南米西海岸沖の海中から発せられる低周波をキャッチした。 配属されていたエージェントはこれをリヴァイアサン絡みと踏んで隠蔽に当たったが手が回りきらず、この音声は一般に曝露。重要な報道として流されてしまった。 財団の分析では、海中の巨大有機体=リヴァイアサンこそが音波の源であると結論付けられ、またその「頭」の位置はSCP-169の残りの部位の場所として想定しうる場所の範囲内であった。これによって、SCP-169がその「声」の源として仮定されることになった。 そしてこの音波は、SCP-169が途方もない大きさに達するという仮説を裏付けることになった。 この事実がしれれば色々な意味でエラいことになるため、科学者あるいは民間人による音源特定の試みは、将来に渡りいかなる手段をとろうとも阻止することが決定されている。 [[SCP-2317]]を思わせるどうしようもなさだが、コイツの場合まだ向こう側にいるあの巨人と異なり、海の中を悠然と彷徨っている。そして、いつかコイツが目を覚ましたその時、一体何が起こるのだろうか? 少なくとも、現生態系にて文句なしの最強であるリヴァイアサンが暴れたとすれば、世界は間違いなく崩壊するだろう。 *余談 ところでこの巨大シャコ、何と&bold(){SPC}が存在を把握している。 彼らのデータベースでは「&bold(){SPC-167-J}」として分類されているが、どうやら彼らはコイツを超巨大なサメと認識しており(一応反対意見はあるようだが)、危険性は認識したうえでどうにか殴れないかと試行錯誤しているらしい。 お前さん方の理念で世界がヤバい。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-169 - The Leviathan by Kain Pathos Crow http://www.scp-wiki.net/scp-169 http://ja.scp-wiki.net/scp-169 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スケールがでかい上「寝てるだけで封印も何もされてない」というとんでもなさ -- 名無しさん (2016-12-30 16:11:26) - リヴィアサンというより、むしろ北欧神話のミドガルズオルムのイメージ。どっちにしろ人間の手に負える代物じゃねぇ -- 名無しさん (2016-12-30 16:15:15) - 今のSCP見た後最初期のSCP見るとその短さにJP特有のブラフなんじゃないかと思いコメント欄がすぐさま出現し拍子抜けする -- 名無しさん (2016-12-30 17:13:27) - 節足動物らしいし海の中にいる超々巨大なムカデかシャコみたいなものではないかと思った -- 名無しさん (2016-12-30 17:40:16) - ベルサーだよ -- 名無しさん (2016-12-30 17:47:48) - ↑4ヨルムンガンドは別にいる(SCP-722)。こいつほどじゃないけど十分デカい(約12㎞) -- 名無しさん (2016-12-30 18:04:18) - 殴らないと……殴らないと……! -- 名無しさん (2016-12-30 20:02:55) - 海洋人間と絡むTaleが最高に熱くて良かったな。 -- 名無しさん (2016-12-30 21:03:47) - >現状のコイツは、1週間に1km未満という非常にゆっくりとした速度で移動しているが、単純に彷徨っているだけのようにも見えます。←ここだけ敬語だけどコピペでもしたの? -- 名無しさん (2016-12-31 00:29:07) - リバイアサンがいるってことはもしかしてベヒモスに該当するSCPもいたりする? -- 名無しさん (2016-12-31 00:30:52) - 2317とこいつが同時に目覚めたら地球が跡形も無くなるだろうな -- 名無しさん (2016-12-31 13:40:23) - ↑2317・リバイアサン「(…なんだこいつ…でっかいなぁ…)」でのんびりなんとなく仲良くなりそうな予感。 -- 名無しさん (2016-12-31 19:37:46) - ↑なお地面のことは考えない模様 -- 名無しさん (2016-12-31 22:01:23) - つかketerで済むのかこれ、2317と違って封もないし収容された事もないんじゃ収容違反ですら無いし… -- 名無しさん (2016-12-31 23:04:44) - ↑世界そのものを貪るという形で(異世界から)遠隔攻撃してくる2317と違いこっちは恐らくは物理的破壊力しかない分まだマシなのかもね…。物理的に破壊されただけならSCP-1945-JPとかぶつければどうにかなる可能性はあるし -- 名無しさん (2017-01-01 16:13:36) - 某サメ殴り団体が巨大なサメと思い込んで殴ろうとしているらしい。目覚めた時の危険性も把握しているが、それでもサメである以上殴らなければならないとかなんとか・・・ -- 名無しさん (2017-01-03 23:49:59) - まあ温厚な可能性もあるから起きたら絶対アウトと決まった訳じゃないのが救いか。 -- 名無しさん (2017-01-09 19:10:41) - そのまま三千年くらい眠っててくれ -- 名無しさん (2017-02-12 00:53:37) - 個人的にはかなり好きなSCP。解りやすくて良い。スゲーデカイウミサソリってイメージ。 -- 名無しさん (2017-02-12 01:18:35) - ↑3 わーい人間さーん!(スリスリ)ってやってきたら可愛いかもな -- 名無しさん (2017-02-12 03:05:03) - ↑体長2000㎞の存在がそんな事したら大惨事なんですがそれは -- 名無しさん (2017-03-02 08:23:50) - 1週間に1km弱移動する列島のどこがゆっくりだと言うのか -- 名無しさん (2017-04-02 20:36:41) - ↑まあ1週間に1kmって時速約6m(秒速2mm未満)程度だからね 島としとして -- 名無しさん (2017-04-22 16:01:59) - 財団世界の海底ヤバすぎない…? -- 名無しさん (2017-04-22 21:23:18) - 3000がアレだからな。 -- 名無しさん (2017-04-22 21:35:08) - やべぇやべぇ超やべぇ…とシリアス全開できて最後はあいつらかよ! -- 名無しさん (2017-06-14 21:02:26) - タグwwww -- 名無しさん (2017-07-06 02:12:12) - こいつがどれだけ温厚な生き物だったとしても、活発に動くだけで世界中大惨事だな…他の海底系SCPもどう反応するか -- 名無しさん (2017-07-06 02:24:47) - こんなんいたら第一候補は毒殺かな・・・ナンボでかくても所詮虫けらの仲間に過ぎないならやりようはある筈 -- 名無しさん (2018-04-22 01:03:03) - 死ぬ際の苦しみで暴れられたらどうするつもりだ -- 名無しさん (2018-04-23 06:04:17) - お前はDクラス降格だ -- 名無しさん (2018-07-08 21:37:06) - ↑3普通でかい動物ほど殺すためには大量の毒が必要になるのだが、このサイズだとどんだけ必要になるのやら。そしてそんな大量の毒が海に流れ出たらどうなることやら -- 名無しさん (2018-09-12 22:13:56) - gocを初め他の団体も手を出さないことからも扱い辛さを伺える -- 名無し (2018-10-17 18:42:24) - SCP-169とSCP-3000の擬人化ファンアートを見かけたなあ…… -- 名無しさん (2018-12-26 22:17:22) - 古代生物なロマンがあって好き。ビッグ5も生き延びてきたって凄すぎんよー -- 名無しさん (2019-05-11 03:09:02) - これでも「将来的になんとかできる可能性」「このまま寿命を迎える可能性」「実は温厚で意思疎通出来れば生態系に配慮してくれる可能性」があるため他の収容不能連中に比べれば十分有情という嫌な現実・・・ -- 名無しさん (2019-09-25 22:10:44) - マグロみたいに体内に財団基地でも建てさせてもらえ -- 名無しさん (2019-09-26 00:05:01) - アメリカ大陸の横幅ほどある生物にとっては、太平洋でも窮屈で自由に動くわけには……と思ったけど、地図見てみたら、太平洋ってアメリカの横幅よりも広いんだな。すごいな太平洋。これならリヴァイアサンが泳いでもなんともないぜ! -- 名無しさん (2020-02-11 10:49:49) - >>2017-1-3核爆弾使われてもちょっと寝返り打つだけで殲滅どころか -- 名無しさん (2020-06-06 20:41:35) - ミス。核使われても起床すらしないからちょっと殴られただけなら全然平気よ。 リヴァイアサンといいアナンタシェーシャといいヨルムンガンド(722)といい神話怪物が巨大scpの名前になるのいいよね。 >>2019-09-25 可能性はあるけど逆にイサクから犬とかウロボロスがこっち来る前に起きて物理的に人類滅亡を起こせる可能性もあるから今すぐ起きて暴れたら最悪のketerになるかもしれない。 -- 名無しさん (2020-06-06 20:58:45) - 「お前さん方の理念で世界がヤバイ」というパワーフレーズがツボに入りかけたw -- 名無しさん (2020-07-09 13:31:20) - シンプルにヤバくてロマンもある。keterで一番好き -- 名無しさん (2020-09-17 12:31:10) - ヒュミルの歌以外でこいつが登場するTaleある? -- 名無しさん (2020-10-01 22:44:49) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/30 Sun 15:53:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- SCP-169はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]](SCiP)のひとつである。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は文句なしの&bold(){Keter}。 項目名は『The Leviathan (リヴァイアサン)』。 *概要&プロトコル 財団世界には色々なオブジェクトがある。おかげで明日はもとより今日、あげく昨日すらまともに維持するのがやっとという火の車状態な世紀末まっしぐら状態なわけだが。 その中でKeterクラスのオブジェクトは、収容不可能だがほっとくと世界がヤバい、というものである。その理由も数々あるが、このリヴァイアサンは恐らく、Keterである理由がもっともわかりやすいオブジェクトだろうと思われる。 まず収容プロトコルだが、はっきり言うと&bold(){コイツは絶対に収容できない。} コイツの正体は海に生息する生物的実体なのだが、それならば同じKeterでも財団は結構な数を収容し、収容を試みている。なぜコイツが収容できないのか? 理由は本当に単純で、&bold(){デカすぎる}のである。 ある博士たちの目算による計測によれば、最低でも2000km、最大で8000kmに達するという。 実感が湧かないのであれば、具体的な例えを提示しよう。 コイツが体をまっすぐにして横倒しになると、アメリカ大陸を思いっきり横切ることが出来るのである。 つまりコイツ、物理的に収容できないのである。そらこんなデカブツを入れるケージなんぞあるわきゃーない。 現在のプロトコルでは、コイツによって作られた大陸断層に関する衛星映像を、除去、破棄することに徹している。 この時点でコイツがどれだけトンデモかはお分かりいただけるだろう。 さてコイツだが、海の中にいる上にあまりにデカいため、正体は明確になっていない。有力な推測では、古来より漁師や船乗りの間で「リヴァイアサン」と呼ばれ恐れられていた、巨大な海棲節足動物ではないかと考えられている。この名前からイメージされる蛇じみた姿や、原典の「[[レヴィアタン>レヴィアタン(架空の生物)]]」とは異なる姿である。 当初は神話や伝説の類と片づけられていたが、1900年代のある日、超常現象の調査に当たっていた財団の機動部隊「ガンマ-6」に同行していたある博士が、現象の起きているとされる列島がわずかに動いていることに気付いた。 博士は最初、並はずれて速いプレート運動によるものと推測したが、米海軍艦による調査により、この列島は有機物を覆う岩石状の突起であることが判明。危機管理のため財団が呼び出された。 簡単な調査により、この生物はどうも、先カンブリア紀から生きているらしいことが判明したが、同種の個体は見つかっておらず、コイツ自身の生態も不明である。 この列島は歴史的に無人島であったが、1700年代に某国に領有されることになった。 財団に移譲されると、駐留していた部隊は海面の上昇を口実に撤退。これまで数千年にわたり列島は海面上にあったが、リヴァイアサンが少しでも深さを変えれば列島全体が姿を消す結果になる。 現状のコイツは、1週間に1km未満という非常にゆっくりとした速度で移動しているが、これはどこかを目指しているだけでなく、単純に彷徨っているだけともみられている。全景が不明であるため、移動方法は不明。 そして周期的な地震振動は、およそ3ヶ月ごとの「呼吸」を示していると思われる。これは島々の地形に小さな断層を引き起こしているが、これはこの生物が恐らくは眠っているらしいことを示す。要するに、寝ぼけているのであろう。 ところで先ほど出てきた米軍艦艇だが、財団は機密保持のため対処を行った。いつもの記憶処理だろう、と思いきやさにあらず。 何と、米国政府の許可を取り付けた上で、&bold(){全乗員諸共破壊して海の藻屑としてしまったのである。} 財団らしからぬ強硬策であるが、これはこの記事が初期に書かれた=「目撃者」に対する財団の対処方針が固まりきっていなかった頃の名残である。 一般にはカバーストーリー「鳥類保護」が流布され、接近を禁じられている。 衛星映像も改ざんされるが、NASAの許可を取り付けることで財団はリヴァイアサンの監視を続けている。監視したからといって何が出来るとも思えないが。 その後、90年代になって、財団とは無関係のある一般の機関が、南米西海岸沖の海中から発せられる低周波をキャッチした。 配属されていたエージェントはこれをリヴァイアサン絡みと踏んで隠蔽に当たったが手が回りきらず、この音声は一般に曝露。重要な報道として流されてしまった。 財団の分析では、海中の巨大有機体=リヴァイアサンこそが音波の源であると結論付けられ、またその「頭」の位置はSCP-169の残りの部位の場所として想定しうる場所の範囲内であった。これによって、SCP-169がその「声」の源として仮定されることになった。 そしてこの音波は、SCP-169が途方もない大きさに達するという仮説を裏付けることになった。 この事実がしれれば色々な意味でエラいことになるため、科学者あるいは民間人による音源特定の試みは、将来に渡りいかなる手段をとろうとも阻止することが決定されている。 [[SCP-2317]]を思わせるどうしようもなさだが、コイツの場合まだ向こう側にいるあの巨人と異なり、海の中を悠然と彷徨っている。そして、いつかコイツが目を覚ましたその時、一体何が起こるのだろうか? 少なくとも、現生態系にて文句なしの最強であるリヴァイアサンが暴れたとすれば、世界は間違いなく崩壊するだろう。 *余談 ところでこの巨大シャコ、何と&bold(){SPC}が存在を把握している。 彼らのデータベースでは「&bold(){SPC-167-J}」として分類されているが、どうやら彼らはコイツを超巨大なサメと認識しており(一応反対意見はあるようだが)、危険性は認識したうえでどうにか殴れないかと試行錯誤しているらしい。 お前さん方の理念で世界がヤバい。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-169 - The Leviathan by Kain Pathos Crow http://www.scp-wiki.net/scp-169 http://ja.scp-wiki.net/scp-169 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,29) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スケールがでかい上「寝てるだけで封印も何もされてない」というとんでもなさ -- 名無しさん (2016-12-30 16:11:26) - リヴィアサンというより、むしろ北欧神話のミドガルズオルムのイメージ。どっちにしろ人間の手に負える代物じゃねぇ -- 名無しさん (2016-12-30 16:15:15) - 今のSCP見た後最初期のSCP見るとその短さにJP特有のブラフなんじゃないかと思いコメント欄がすぐさま出現し拍子抜けする -- 名無しさん (2016-12-30 17:13:27) - 節足動物らしいし海の中にいる超々巨大なムカデかシャコみたいなものではないかと思った -- 名無しさん (2016-12-30 17:40:16) - ベルサーだよ -- 名無しさん (2016-12-30 17:47:48) - ↑4ヨルムンガンドは別にいる(SCP-722)。こいつほどじゃないけど十分デカい(約12㎞) -- 名無しさん (2016-12-30 18:04:18) - 殴らないと……殴らないと……! -- 名無しさん (2016-12-30 20:02:55) - 海洋人間と絡むTaleが最高に熱くて良かったな。 -- 名無しさん (2016-12-30 21:03:47) - >現状のコイツは、1週間に1km未満という非常にゆっくりとした速度で移動しているが、単純に彷徨っているだけのようにも見えます。←ここだけ敬語だけどコピペでもしたの? -- 名無しさん (2016-12-31 00:29:07) - リバイアサンがいるってことはもしかしてベヒモスに該当するSCPもいたりする? -- 名無しさん (2016-12-31 00:30:52) - 2317とこいつが同時に目覚めたら地球が跡形も無くなるだろうな -- 名無しさん (2016-12-31 13:40:23) - ↑2317・リバイアサン「(…なんだこいつ…でっかいなぁ…)」でのんびりなんとなく仲良くなりそうな予感。 -- 名無しさん (2016-12-31 19:37:46) - ↑なお地面のことは考えない模様 -- 名無しさん (2016-12-31 22:01:23) - つかketerで済むのかこれ、2317と違って封もないし収容された事もないんじゃ収容違反ですら無いし… -- 名無しさん (2016-12-31 23:04:44) - ↑世界そのものを貪るという形で(異世界から)遠隔攻撃してくる2317と違いこっちは恐らくは物理的破壊力しかない分まだマシなのかもね…。物理的に破壊されただけならSCP-1945-JPとかぶつければどうにかなる可能性はあるし -- 名無しさん (2017-01-01 16:13:36) - 某サメ殴り団体が巨大なサメと思い込んで殴ろうとしているらしい。目覚めた時の危険性も把握しているが、それでもサメである以上殴らなければならないとかなんとか・・・ -- 名無しさん (2017-01-03 23:49:59) - まあ温厚な可能性もあるから起きたら絶対アウトと決まった訳じゃないのが救いか。 -- 名無しさん (2017-01-09 19:10:41) - そのまま三千年くらい眠っててくれ -- 名無しさん (2017-02-12 00:53:37) - 個人的にはかなり好きなSCP。解りやすくて良い。スゲーデカイウミサソリってイメージ。 -- 名無しさん (2017-02-12 01:18:35) - ↑3 わーい人間さーん!(スリスリ)ってやってきたら可愛いかもな -- 名無しさん (2017-02-12 03:05:03) - ↑体長2000㎞の存在がそんな事したら大惨事なんですがそれは -- 名無しさん (2017-03-02 08:23:50) - 1週間に1km弱移動する列島のどこがゆっくりだと言うのか -- 名無しさん (2017-04-02 20:36:41) - ↑まあ1週間に1kmって時速約6m(秒速2mm未満)程度だからね 島としとして -- 名無しさん (2017-04-22 16:01:59) - 財団世界の海底ヤバすぎない…? 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-- 名無しさん (2020-10-01 22:44:49) - 本家記事のサソリっぽい影が海に浮かんでる衛星写真、インパクトあって好きだったんだけど権利的にアウトだったんだろうか -- 名無しさん (2021-02-03 21:41:17) - 「一般に曝露」は誤字だよね、暴露じゃないの? -- 名無しさん (2022-08-23 07:28:29) - SPC……Shrimp Punching Centre? -- 名無しさん (2022-10-20 03:35:02) - 5000の補遺の中で核爆弾で起こそうとしたけど起きなかったし、もしかしたらずっと寝てるかもしれない -- 名無しさん (2024-01-28 11:30:54) #comment #areaedit(end) }

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