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V-MAX - (2022/12/07 (水) 19:36:25) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){登録日}：2010/07/28 (水) 11:01:21
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 6 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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1．
#center(){&bold(){VMAX…それは魔神の咆哮}}
VMAXとは、1985年にヤマハから日本国外へ輸出が開始された大型自動二輪のオートバイである。
おそらくライダーからの知名度はスズキの隼と同格ではないであろうか。
現在は日本国内でも販売されているがここでは主に海外仕様のVMAXを説明する。
ちなみに第2項「V-MAX」の元ネタとなったこの&bold(){ヤマハのこのブチギレオートバイの商標は「V MAX（ハイフンなし）」である。}
&font(#ff0000){テンション最大時に超出力を発揮する}という性質が似通っているので混同されがちなので、ハイフンの有無で区別してほしい。
一見すればわかるであろうその独特なスタイルはネイキッドともアメリカンタイプともとれない異質な物であった。
また、本物の燃料タンクはシートの下、エアダクトはダミーという奇抜なデザインが逆に人気になり、車体重量264sと超超重量なそのスタイルで、世の変態ライダーを驚かせた。
走るその姿はまさに&font(#ffdc00){ブッ飛ぶ鉄塊}である。
でもってデザイナーは&font(#ff0000){成田エクスプレス}と&font(#994c00){醤油刺し}をデザインした人という･･･
また搭載しているエンジンは、なんと水冷4ストローク70°V型4気筒1,197cc
まさかのVフォーエンジン……まずエンジンからして化け物であるVMAXだが、そんなVMAXを語る上で忘れてはならないのが「Ｖブーストシステム」であろう
「Ｖブーストシステム」とは海外仕様のVMAXに搭載された構造である。
エンジンの回転数が6000回転を超えると、インテークマニホールドの前後を繋ぐバタフライバルブが開き始めて8500回転で全開となり、1気筒当たりツインキャブ（2つのキャブレターが連結された状態）に変化し、高回転時のみ大口径キャブレターを装着した状態を作り出し、多量の混合気をシリンダー内に積極導入する仕組みだ。
ちなみに海外仕様の初代VMAXの馬力は145ps。当時の最大馬力数値だった。
そんな超高馬力なエンジンが、6000回転を境に滅茶苦茶ふけあがるようになるんだからその加速は「悪魔の加速」とか、加速時のエンジン音からの「魔神の咆哮」とか言われていた程であった。
それ故に初期型VMAX乗りにつけられた名前が｢魔神Vブースト｣乗った者しかわからないであろう……
#center(){あの加速は全てを振り切り、魂すら置いていく…}
Vブースト発動時には土去年の蒼い流星のようにSSすらアウトオブ眼中できた。
更にVブースト発動時の燃費は最悪らしい
ちなみにVMAXを作る際、一応、日本の変態エンジニア軍団が輸出相手のヤンキー達を満足させる為に
「馬力はどんぐらい出すの？100馬力か？」
「100馬力以上造って良いんだがな？それでも、テメエらキ○ガイ共は満足しねぇんだろ？」
と言う御伺いをした
答えは&bold(){「出せるだけ」}即答である
どうやら、ブッ飛んで「向こう岸」に逝ってしまったイカレポンチなヤンキー達は、頭のネジを
#center(){&font(#ff0000){「偉大なるママンのお腹の中」}}
に置いてきたらしい
そしてそんなVMAXも2008年に同社のスーパースポーツYZFｰR1の技術を盛り込み、フレーム、エンジン共に新設計した新生VMAXとしてモデルチェンジを果たした。
その変更点が
65°V4エンジン
排気量1679tにアップ
フューエルインジェクション装備
インジェクション装備によるVブーストシステムの廃止
初代の弱点だった車体構造を見直し、オールアルミフレームに52mmフロントフォーク装備
ブレーキのABS仕様
ただし剛性確保のため車両重量は264sから&font(#ff0000){311kg}に
#center(){&font(#ff0000){311s}}
に
大事な事なので(ry
おそらく立ゴケしたら一生起き上がる事はないだろう。
ちなみに某赤男爵で聞いた話だが一番仕事で関わりたくないバイクはVMAXらしい。特に納車
誠に残念なことに二代目VMAXにはVブーストが廃止されてしまっていた
この事に多くの変態ライダー達はもうあの命を削る加速は体験できないのか…と思ったが
そこは流石変態バイクVMAX
なんとVブーストの代わりにYZFｰR1と一緒のファンネルの長さを可変させるYCC-Iを搭載させ、出力は200psと大幅に増強されていた
流石変態やることが違う
そのおかげで初期型VMAXが直線番長だったのに対し、新型VMAXは直線加速も峠もそつなくこなせ、曲がらない止まらない初期型とはまったく別次元な乗り物となったのだ
・セイバー・モータード・キュイラッシェ
メディア展開で、はっきりとV MAXを名出しで登場させた例。オートバイキチの虚淵玄の趣味の極致。
「[[Fate/Zero>Fate／Zero]]」にて、北欧の魔道の名門貴族アインツベルン家に雇われた魔術使い[[衛宮切嗣]]は、
充てがわれた[[サーヴァント「セイバー」>セイバー(Fate)]]が「乗り物を操るスキル」を持っている事に眼をつけ、
アインツベルンに要望してVMAXの改造魔神を用意させた。これがまた
#center(){&font(#ff0000){「初期型VMAXツインターボ改フルチューン」}}
というマジキチ仕様。もはや人類では制御不可。あの騎士王ですら驚愕し、慄え、感嘆したほどの
#center(){&font(#ff0000){&ruby(モンスターマシーン){暴れ馬}}}
セイバーの甲冑を移し替える事で外装の剛性を強化されたMAX400km/hオーバーの化け物バイク
もはや、狂っているとしか言いようがない
人類でまともに駆れるのは「ガンボーイ」もしくは「ラルフ・アンダーソン」のみ
神の祝福を受けた乗り手しか駆る事を許されない
セイバーですら、浮き上がるホイールを押さえつけ方向転換するために魔力放出で強引にねじ伏せるしかない程である。
コイツと互角な[[神威の車輪]]を使う[[ライダー(Zero)]]の方がオカシイが…
2.
#center(){&bold(){&color(blue){レイ、V-MAX発動！}}
&bold(){&color(blue){『レディ！』}}}
『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』に登場する、マシーンの出力を一時的に増大させる緊急発動システム。
あらゆる事態に対処出来る緊急脱出システム。機体とパイロットの生存を最優先させる機能で、発動させるとレイズナーは「蒼き流星」となり、各スラスターの推進力を最大限に引き上げ、機体の機動性を一時的にアップさせる。
V-MAX発動時には、特殊フィールド（強電磁界とLCMパウダーによる一種のバリアのようなもの）が発生して機体を守っている。
すさまじい推力とこのフィールドの防御力を活かして体当たりでも敵ロボットを撃破可能。
しかし、V-MAX終了時には機体の強制冷却の為に各部ハッチが開き冷媒を噴出し、数分間に渡ってシステムがダウンしてしまう。
極端な性質に見えるが、要するに&bold(){「非常時に、機体を味方のいる場所まで撤退させるガン逃げ機能」}である。
そうまでしてでも敵に奪われたくない「何か」を持つ機体に装備される、非常時用の機能だと理解すれば良い。
元々は将来的に運用される第二世代SPTの標準装備として開発されたシステムであり、試験的に搭載されたレイズナーは1号機にあたる。もっとも、肝心のV-MAXが機動性に比例してパイロットに多大な負担をかけるという欠点もあり、過去に多くのテストパイロットが命を落とした事で量産化の目処が立っていない。
ゲームの影響で”V-MAX＝体当たりのみの攻撃”の印象が強いが、劇中ではナックルショットや腕部クローなど格闘やレーザードライフルを撃ったり等別に他の手段が取れないわけではない、またそれほど体当たり攻撃を多用してはいない。
ロボット用バリアフィールド系には珍しい機能として人間に対し機体保護フィールドと同じ物を付与する事が可能で劇中ではアンナ、ダルジャンの左腕に捕らえられていたジュリア、OVAのラストシーンでのエイジにそれぞれ使用している。
搭載機は、レイズナー、強化型レイズナー、レイズナーMk-II、ザカール、ガッシュラン。
ザカールはレイズナーのV-MAX以上の性能を持つ強化システム、スーパーチャージことV-MAXレッドパワーを搭載しているが、その分パイロットへの負担も大きく、ル・カインしか使えない。
たまに間違えられるがレッドパワーはあくまで任意強化でありザカールにも通常のV-MAXは存在する、識別点はバリアフィールドの色で通常時は機体色に近い黄色でレッドパワー使用時は名称通り赤くなる。
強化型レイズナーはザカールに対抗するために強化型のV-MAX（電磁界フィールドそのものの出力を強化したとの事）が搭載されている。
またレイズナーMk-IIは設定では地球側の技術ではV-MAXを再現出来ない事になっており変形時のみ使用可能という設定になっているが、ゲームではSPT形態で普通に使用している。
またMK-IIのV-MAXには段階が存在し最上級のモードIIIとしてV-MAXIMUMが搭載されているという設定だがゲーム作品ではV-MAXIMUM単品のみの再現でV-MAXのモード遷移は再現されていない。
ガッシュランのものは外付けの簡易的なバックパック式であり、こちらはいかなるSPTにも装備できるのが大きな特徴であるが、運用には十分な調整とパイロットの訓練が必要。Dr.ニゾン曰く「最低でも2日は必要」。
スパロボではいわゆるスーパーモードのような扱いで、気力130で発動し、機体性能が上がり、V-MAX攻撃を使えるようになる。
新スーパーロボット大戦では任意で発動し、3ターン後に解除され行動不能になったが、以後の作品では強制発動になった代わりにデメリットもなくなっている。
サガフロンティアのT260G編に同名のものが登場。
こちらはタイプ８のオメガボディに変更する事で使用可能になる。
発動後、専用技としてコスミックレイヴとスターライトシャワーが使えるが、４ターン目にはV-ENDが発動。
全能力がガタ落ちになる。
なお､メタ的な余談だが､&bold(){一時的にリミッターを解除してパワーアップさせる}要素は他作品のリアルロボットアニメ系の作品などにも受け継がれており､
&bold(){ガンダム作品では『[[EXAMシステム]]』や『[[ALICE>ALICE(ガンダム・センチネル)]]』､『[[トランザムシステム>トランザムシステム(機動戦士ガンダム00)]]』､『[[NT−D >ユニコーンガンダム]]』などといった多くの類似のシステムが登場しており､}それ以外でも登場。
特撮でも[[仮面ライダーファイズ]]のアクセルフォームなどもこれに近い物だろう。
&bold(){まさに『V-MAX』は多くのフィクション作品に影響を与えた画期的な要素だと言えよう。}
#center(){&bold(){&color(blue){レイ、追記修正発動！}}
&bold(){&color(blue){『レディ！』}}}
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,4)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- クウガのバイクもこれだったな。 -- 名無しさん (2014-04-14 08:33:44)
- マンガ好きにはスプリガンの御神苗優の愛車で知られてるな。 -- 名無しさん (2014-06-15 17:27:27)
- ガッシュランに装備された外装型V-MAXなんだけど、本来なら準備に２日かかるのにル・カインが「１時間でやれ」と無理難題を押し付けたせいで最終的に失敗に終わっちゃったんだよな -- 名無しさん (2014-06-15 21:56:02)
- 私はどうしても２のほうが頭に浮かぶ。 -- 名無しさん (2014-06-15 21:59:02)
- 消耗品も多くて頻繁に取り替えなきゃいけないし高価 それでもバイク乗りにとっては魅力あるよ -- 名無しさん (2014-07-08 10:00:58)
- 超次元ゲイムネプテューヌのアイエフちゃんが7話で乗ってたバイクは何だろう?見た目はFate/Zeroのセイバーが乗ってたものに似てた(?)けど。 -- 名無しさん (2014-09-04 02:10:25)
- 美味しんぼの、暴走族のバイクにのって志摩まで往復8時間で新鮮な牡蠣を取ってくる有名キチエピソード。 &br()山岡をのせて走ったリーダーのバイクがV-MAXだったりする -- 名無しさん (2015-02-05 02:16:46)
- 宝具と互角のバイクのがおかしいです -- 名無しさん (2015-02-05 07:08:08)
- クウガのバイクもこれベースだったが、こんな変態仕様だったのかよ。成田さんが直に選んだらしいが、よくこんなバイクであんなアクション(特にバダー戦の成田兄弟による海岸バトル)を繰り広げられたな……。 -- 名無しさん (2015-08-21 22:34:22)
- クウガのバイクは、ゴウラム装着時の話 -- 名無しさん (2015-08-21 22:55:05)
- 1.のV-MAXをセイバーがぶん回すシーンのBGMを2.のV-MAX発動のテーマに脳内置換するとまるで違和感がありませんｗ -- 名無しさん (2015-08-21 23:27:30)
- 新生ＶMAXの排気量1679tてあり得んだろccに換算するととんでもないことになるそ -- 名無しさん (2015-08-28 11:56:30)
- 旧型の国内仕様を買うために頑張って貯金してます -- 名無しさん (2015-11-10 19:13:54)
- クウガがバダーと喧嘩したバイクはビートチェイサーで、ベース車はスペインのパンペーラ。前身のトライチェイサーもパンペーラで、成田さんが選んだのはこっちだと思う。V-MAXがベースになったのはゴウラムと合体した後の、トライゴウラムとビートゴウラム。 -- 名無しさん (2015-11-20 18:13:07)
- サンライズ英雄譚ではガッシュランのV-MAXの不完全さが無駄に再現され、1回戦闘したら結果にかかわらず撃墜扱いになるというものだった。ガッシュランの性能は特段高いものではないので、不遇。 -- 名無しさん (2016-01-16 14:48:35)
- ゴーストライダーが、fate／Zeroのv-max乗ったらどうなるかな.......ちょっと恐ろしいな、全世界最強のライダーになるわ...... -- 名無しさん (2016-02-17 15:35:33)
- やっぱサガフロのV-MAXはレイズナーが元ネタなのかね？あと蒼き流星になるっていい表現だねぇ・・・ -- 名無しさん (2016-04-11 15:44:13)
- ↑×2 デビルメイクライのダンテもfate／ZeroのV-MAXに乗ったら最強のライダーになりそう…ついでにバイチャクもやりそう -- 名無しさん (2016-04-11 16:10:31)
- そう言えばアニメでダンテはVMAXとは違うバイクだけど魔力で性能強化していたよな。こいつでやったらどうなるんだろう。リニア並出るかな？ -- 名無しさん (2016-05-31 02:07:35)
- fateのV-MAXがクウガのゴウラムと合体したら文字通りの化け物バイクになりそう -- 名無しさん (2016-08-24 20:58:57)
- タンク容量15Lで実燃費リッター10kgちょい300kmの -- 名無しさん (2017-09-28 01:31:42)
- ↑大勢 化物増やしてどうする気だ… -- 名無しさん (2017-12-03 22:37:35)
- 確か、ザ・カールのレッドパワーは、エイジがル・カインを遠心分離機でぐいんぐいんと振り回したせいで、ル・カインがレッドパワーのＧに耐えられるようになったんだっけ？ -- 名無しさん (2018-11-05 15:31:56)
- ＞山岡をのせて走ったリーダーのバイクがV-MAXだったりする 「中の人ネタ」でも使ったの？ -- 名無しさん (2021-12-11 22:35:29)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}：2010/07/28 (水) 11:01:21
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 6 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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1．
#center(){&bold(){VMAX…それは魔神の咆哮}}
VMAXとは、1985年にヤマハから日本国外へ輸出が開始された大型自動二輪のオートバイである。
おそらくライダーからの知名度はスズキの隼と同格ではないであろうか。
現在は日本国内でも販売されているがここでは主に海外仕様のVMAXを説明する。
ちなみに第2項「V-MAX」の元ネタとなったこの&bold(){ヤマハのこのブチギレオートバイの商標は「V MAX（ハイフンなし）」である。}
&font(#ff0000){テンション最大時に超出力を発揮する}という性質が似通っているので混同されがちなので、ハイフンの有無で区別してほしい。
一見すればわかるであろうその独特なスタイルはネイキッドともアメリカンタイプともとれない異質な物であった。
また、本物の燃料タンクはシートの下、エアダクトはダミーという奇抜なデザインが逆に人気になり、車体重量264sと超超重量なそのスタイルで、世の変態ライダーを驚かせた。
走るその姿はまさに&font(#ffdc00){ブッ飛ぶ鉄塊}である。
でもってデザイナーは&font(#ff0000){成田エクスプレス}と&font(#994c00){醤油刺し}をデザインした人という･･･
また搭載しているエンジンは、なんと水冷4ストローク70°V型4気筒1,197cc
まさかのVフォーエンジン……まずエンジンからして化け物であるVMAXだが、そんなVMAXを語る上で忘れてはならないのが「Ｖブーストシステム」であろう
「Ｖブーストシステム」とは、海外仕様のVMAXに搭載されたエンジン吸気機構の特別メカである。
エンジンの回転数が6000回転を超えると、インテークマニホールドの前後を繋ぐバタフライバルブが開き始めて8500回転で全開となり、1気筒当たりツインキャブ（2つのキャブレターが連結された状態）に変化し、高回転時のみ大口径キャブレターを装着した状態を作り出し、多量の混合気をシリンダー内に積極導入する仕組みだ。
ちなみに海外仕様の初代VMAXの馬力は145ps。当時の最大馬力数値だった。
そんな超高馬力なエンジンが、6000回転を境に滅茶苦茶ふけあがるようになるんだからその加速は「悪魔の加速」とか、加速時のエンジン音からの「魔神の咆哮」とか言われていた程であった。
それ故に初期型VMAX乗りにつけられた名前が｢魔神Vブースト｣乗った者しかわからないであろう……
#center(){あの加速は全てを振り切り、魂すら置いていく…}
Vブースト発動時には土去年の蒼い流星のようにSSすらアウトオブ眼中できた。
更にVブースト発動時の燃費は最悪らしい
ちなみにVMAXを作る際、一応、日本の変態エンジニア軍団が輸出相手のヤンキー達を満足させる為に
「馬力はどんぐらい出すの？100馬力か？」
「100馬力以上造って良いんだがな？それでも、テメエらキ○ガイ共は満足しねぇんだろ？」
と言う御伺いをした
答えは&bold(){「出せるだけ」}即答である
どうやら、ブッ飛んで「向こう岸」に逝ってしまったイカレポンチなヤンキー達は、頭のネジを
#center(){&font(#ff0000){「偉大なるママンのお腹の中」}}
に置いてきたらしい
そしてそんなVMAXも2008年に同社のスーパースポーツYZFｰR1の技術を盛り込み、フレーム、エンジン共に新設計した新生VMAXとしてモデルチェンジを果たした。
その変更点が
65°V4エンジン
排気量1679tにアップ
フューエルインジェクション装備
インジェクション装備によるVブーストシステムの廃止
初代の弱点だった車体構造を見直し、オールアルミフレームに52mmフロントフォーク装備
ブレーキのABS仕様
ただし剛性確保のため車両重量は264sから&font(#ff0000){311kg}に
#center(){&font(#ff0000){311s}}
に
大事な事なので(ry
おそらく立ゴケしたら一生起き上がる事はないだろう。
ちなみに某赤男爵で聞いた話だが一番仕事で関わりたくないバイクはVMAXらしい。特に納車
誠に残念なことに二代目VMAXにはVブーストが廃止されてしまっていた
この事に多くの変態ライダー達はもうあの命を削る加速は体験できないのか…と思ったが
そこは流石変態バイクVMAX
なんとVブーストの代わりにYZFｰR1と一緒のファンネルの長さを可変させるYCC-Iを搭載させ、出力は200psと大幅に増強されていた
流石変態やることが違う
そのおかげで初期型VMAXが直線番長だったのに対し、新型VMAXは直線加速も峠もそつなくこなせ、曲がらない止まらない初期型とはまったく別次元な乗り物となったのだ
・セイバー・モータード・キュイラッシェ
メディア展開で、はっきりとV MAXを名出しで登場させた例。オートバイキチの虚淵玄の趣味の極致。
「[[Fate/Zero>Fate／Zero]]」にて、北欧の魔道の名門貴族アインツベルン家に雇われた魔術使い[[衛宮切嗣]]は、
充てがわれた[[サーヴァント「セイバー」>セイバー(Fate)]]が「乗り物を操るスキル」を持っている事に眼をつけ、
アインツベルンに要望してVMAXの改造魔神を用意させた。これがまた
#center(){&font(#ff0000){「初期型VMAXツインターボ改フルチューン」}}
というマジキチ仕様。もはや人類では制御不可。あの騎士王ですら驚愕し、慄え、感嘆したほどの
#center(){&font(#ff0000){&ruby(モンスターマシーン){暴れ馬}}}
MAX400km/hオーバーの化け物バイクである。もはや、狂っているとしか言いようがない。
人類でまともに駆れるのは「ガンボーイ」もしくは「ラルフ・アンダーソン」のみ。
神の祝福を受けた乗り手しか駆る事を許されない。
が、セイバーは（切嗣はある程度予想していたのかもしれないが）戦闘時に自分が身に纏う甲冑をこの鉄の馬の身体に写像してボディを作り替える事で耐久力を強化し、パワーのあまり浮き上がるホイールを魔力放射スキルで地面に押し付けるという力業で制御し、ライダーとのバイクチェイスを展開した。
コイツと互角な[[神威の車輪]]を使う[[ライダー(Zero)]]の方がオカシイが…
2.
#center(){&bold(){&color(blue){レイ、V-MAX発動！}}
&bold(){&color(blue){『レディ！』}}}
『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』に登場する、マシーンの出力を一時的に増大させる緊急発動システム。
あらゆる事態に対処出来る緊急脱出システム。機体とパイロットの生存を最優先させる機能で、発動させるとレイズナーは「蒼き流星」となり、各スラスターの推進力を最大限に引き上げ、機体の機動性を一時的にアップさせる。
V-MAX発動時には、特殊フィールド（強電磁界とLCMパウダーによる一種のバリアのようなもの）が発生して機体を守っている。
すさまじい推力とこのフィールドの防御力を活かして体当たりでも敵ロボットを撃破可能。
しかし、V-MAX終了時には機体の強制冷却の為に各部ハッチが開き冷媒を噴出し、数分間に渡ってシステムがダウンしてしまう。
極端な性質に見えるが、要するに&bold(){「非常時に、機体を味方のいる場所まで撤退させるガン逃げ機能」}である。
そうまでしてでも敵に奪われたくない「何か」を持つ機体に装備される、非常時用の機能だと理解すれば良い。
元々は将来的に運用される第二世代SPTの標準装備として開発されたシステムであり、試験的に搭載されたレイズナーは1号機にあたる。もっとも、肝心のV-MAXが機動性に比例してパイロットに多大な負担をかけるという欠点もあり、過去に多くのテストパイロットが命を落とした事で量産化の目処が立っていない。
ゲームの影響で”V-MAX＝体当たりのみの攻撃”の印象が強いが、劇中ではナックルショットや腕部クローなど格闘やレーザードライフルを撃ったり等別に他の手段が取れないわけではない、またそれほど体当たり攻撃を多用してはいない。
ロボット用バリアフィールド系には珍しい機能として人間に対し機体保護フィールドと同じ物を付与する事が可能で劇中ではアンナ、ダルジャンの左腕に捕らえられていたジュリア、OVAのラストシーンでのエイジにそれぞれ使用している。
搭載機は、レイズナー、強化型レイズナー、レイズナーMk-II、ザカール、ガッシュラン。
ザカールはレイズナーのV-MAX以上の性能を持つ強化システム、スーパーチャージことV-MAXレッドパワーを搭載しているが、その分パイロットへの負担も大きく、ル・カインしか使えない。
たまに間違えられるがレッドパワーはあくまで任意強化でありザカールにも通常のV-MAXは存在する、識別点はバリアフィールドの色で通常時は機体色に近い黄色でレッドパワー使用時は名称通り赤くなる。
強化型レイズナーはザカールに対抗するために強化型のV-MAX（電磁界フィールドそのものの出力を強化したとの事）が搭載されている。
またレイズナーMk-IIは設定では地球側の技術ではV-MAXを再現出来ない事になっており変形時のみ使用可能という設定になっているが、ゲームではSPT形態で普通に使用している。
またMK-IIのV-MAXには段階が存在し最上級のモードIIIとしてV-MAXIMUMが搭載されているという設定だがゲーム作品ではV-MAXIMUM単品のみの再現でV-MAXのモード遷移は再現されていない。
ガッシュランのものは外付けの簡易的なバックパック式であり、こちらはいかなるSPTにも装備できるのが大きな特徴であるが、運用には十分な調整とパイロットの訓練が必要。Dr.ニゾン曰く「最低でも2日は必要」。
スパロボではいわゆるスーパーモードのような扱いで、気力130で発動し、機体性能が上がり、V-MAX攻撃を使えるようになる。
新スーパーロボット大戦では任意で発動し、3ターン後に解除され行動不能になったが、以後の作品では強制発動になった代わりにデメリットもなくなっている。
サガフロンティアのT260G編に同名のものが登場。
こちらはタイプ８のオメガボディに変更する事で使用可能になる。
発動後、専用技としてコスミックレイヴとスターライトシャワーが使えるが、４ターン目にはV-ENDが発動。
全能力がガタ落ちになる。
なお､メタ的な余談だが､&bold(){一時的にリミッターを解除してパワーアップさせる}要素は他作品のリアルロボットアニメ系の作品などにも受け継がれており､
&bold(){ガンダム作品では『[[EXAMシステム]]』や『[[ALICE>ALICE(ガンダム・センチネル)]]』､『[[トランザムシステム>トランザムシステム(機動戦士ガンダム00)]]』､『[[NT−D >ユニコーンガンダム]]』などといった多くの類似のシステムが登場しており､}それ以外でも類似のシステムが登場。
特撮でも[[仮面ライダーファイズ]]のアクセルフォームなどもこれに近い物だろう。
&bold(){まさに『V-MAX』は多くのフィクション作品に影響を与えた画期的な要素だと言えよう。}
#center(){&bold(){&color(blue){レイ、追記修正発動！}}
&bold(){&color(blue){『レディ！』}}}
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,4)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- クウガのバイクもこれだったな。 -- 名無しさん (2014-04-14 08:33:44)
- マンガ好きにはスプリガンの御神苗優の愛車で知られてるな。 -- 名無しさん (2014-06-15 17:27:27)
- ガッシュランに装備された外装型V-MAXなんだけど、本来なら準備に２日かかるのにル・カインが「１時間でやれ」と無理難題を押し付けたせいで最終的に失敗に終わっちゃったんだよな -- 名無しさん (2014-06-15 21:56:02)
- 私はどうしても２のほうが頭に浮かぶ。 -- 名無しさん (2014-06-15 21:59:02)
- 消耗品も多くて頻繁に取り替えなきゃいけないし高価 それでもバイク乗りにとっては魅力あるよ -- 名無しさん (2014-07-08 10:00:58)
- 超次元ゲイムネプテューヌのアイエフちゃんが7話で乗ってたバイクは何だろう?見た目はFate/Zeroのセイバーが乗ってたものに似てた(?)けど。 -- 名無しさん (2014-09-04 02:10:25)
- 美味しんぼの、暴走族のバイクにのって志摩まで往復8時間で新鮮な牡蠣を取ってくる有名キチエピソード。 &br()山岡をのせて走ったリーダーのバイクがV-MAXだったりする -- 名無しさん (2015-02-05 02:16:46)
- 宝具と互角のバイクのがおかしいです -- 名無しさん (2015-02-05 07:08:08)
- クウガのバイクもこれベースだったが、こんな変態仕様だったのかよ。成田さんが直に選んだらしいが、よくこんなバイクであんなアクション(特にバダー戦の成田兄弟による海岸バトル)を繰り広げられたな……。 -- 名無しさん (2015-08-21 22:34:22)
- クウガのバイクは、ゴウラム装着時の話 -- 名無しさん (2015-08-21 22:55:05)
- 1.のV-MAXをセイバーがぶん回すシーンのBGMを2.のV-MAX発動のテーマに脳内置換するとまるで違和感がありませんｗ -- 名無しさん (2015-08-21 23:27:30)
- 新生ＶMAXの排気量1679tてあり得んだろccに換算するととんでもないことになるそ -- 名無しさん (2015-08-28 11:56:30)
- 旧型の国内仕様を買うために頑張って貯金してます -- 名無しさん (2015-11-10 19:13:54)
- クウガがバダーと喧嘩したバイクはビートチェイサーで、ベース車はスペインのパンペーラ。前身のトライチェイサーもパンペーラで、成田さんが選んだのはこっちだと思う。V-MAXがベースになったのはゴウラムと合体した後の、トライゴウラムとビートゴウラム。 -- 名無しさん (2015-11-20 18:13:07)
- サンライズ英雄譚ではガッシュランのV-MAXの不完全さが無駄に再現され、1回戦闘したら結果にかかわらず撃墜扱いになるというものだった。ガッシュランの性能は特段高いものではないので、不遇。 -- 名無しさん (2016-01-16 14:48:35)
- ゴーストライダーが、fate／Zeroのv-max乗ったらどうなるかな.......ちょっと恐ろしいな、全世界最強のライダーになるわ...... -- 名無しさん (2016-02-17 15:35:33)
- やっぱサガフロのV-MAXはレイズナーが元ネタなのかね？あと蒼き流星になるっていい表現だねぇ・・・ -- 名無しさん (2016-04-11 15:44:13)
- ↑×2 デビルメイクライのダンテもfate／ZeroのV-MAXに乗ったら最強のライダーになりそう…ついでにバイチャクもやりそう -- 名無しさん (2016-04-11 16:10:31)
- そう言えばアニメでダンテはVMAXとは違うバイクだけど魔力で性能強化していたよな。こいつでやったらどうなるんだろう。リニア並出るかな？ -- 名無しさん (2016-05-31 02:07:35)
- fateのV-MAXがクウガのゴウラムと合体したら文字通りの化け物バイクになりそう -- 名無しさん (2016-08-24 20:58:57)
- タンク容量15Lで実燃費リッター10kgちょい300kmの -- 名無しさん (2017-09-28 01:31:42)
- ↑大勢 化物増やしてどうする気だ… -- 名無しさん (2017-12-03 22:37:35)
- 確か、ザ・カールのレッドパワーは、エイジがル・カインを遠心分離機でぐいんぐいんと振り回したせいで、ル・カインがレッドパワーのＧに耐えられるようになったんだっけ？ -- 名無しさん (2018-11-05 15:31:56)
- ＞山岡をのせて走ったリーダーのバイクがV-MAXだったりする 「中の人ネタ」でも使ったの？ -- 名無しさん (2021-12-11 22:35:29)
- もっと元ネタをたどると、実際の戦闘機に装備されている緊急高速モード「Verocity MAX」らしい。なお空自の自衛官いわく「使うと上官にこっぴどく叱られるので怖くてボタン押せない」との事 -- 名無しさん (2023-11-11 07:49:13)
- ↑しかも使っても通常の数パーセントの速度しか出ない上に、エンジンがおしゃか同然になるとか。 -- 名無しさん (2024-04-15 13:32:46)
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