JOKER(ペルソナ2シリーズ)

「JOKER(ペルソナ2シリーズ)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

JOKER(ペルソナ2シリーズ) - (2020/03/14 (土) 20:45:16) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2012/10/15(月) 00:30:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- JOKERとは、ペルソナ2シリーズにおける中ボス。序盤からストーリーに関わる。 罪と罰では役割が異なるが、呼び出した者にとっては文字通り[切り札]的な存在である。 以下、ネタバレ注意。 *◆[[罪のジョーカー>ペルソナ2 罪]] #center(){&font(#0000ff){&bold(){「汝が後ろに…」}}} CV:渋谷茂 &bold(){「自分の携帯から自分の携帯に電話をかければ現れて&font(#0000ff){願いを叶えてくれる}」}怪人。 都市伝説に過ぎなかったが、フィレモンから聞かされた「噂が現実化する」怪現象の真偽を確認する為に呼び出した。 &font(#0000ff){&bold(){「汝が後ろに…」}}という言葉とともに背後に現れ、&font(#0000ff){&bold(){「汝、理想を述べよ」}}という問いに自分の理想を告げる事が出来れば理想を叶えてもらえる。 逆に答えなかった場合「切り札はスポイルされた」として夢見る心である「イデアルエナジー」を水晶髑髏に吸われ影人間になる。 影人間になってしまった瞬間から全ての人から存在を忘却され、時間が経てば言葉も発せなくなり、本当の影となって消える。 理想を叶えてもらった者は仮面党員として動く。 達哉達を&font(#0000ff){&bold(){「夢奪う者」}}と称し一方的に憎悪をぶつけ悪魔や仮面党員を差し向けて殺しにかかる。 その正体は達哉達の幼馴染であり春日山高校2年の&bold(){黒須淳}。 10年前、尊敬していたお姉ちゃん(舞耶)が遠方へ引っ越す事になった時に&font(#0000ff){&bold(){「明日まで閉じ込めちゃえば、お姉ちゃんはどこにも行かない」}} と閉じ込めたその夜に、須藤竜也がアラヤ神社の社に放火した事件が発生。 &bold(){「舞耶は自分達が社に閉じ込めたから死んだ」}という思い違いが発生し、達哉達の繋がりがそれを境目に消えた後に現れた淳の理想の父親の皮を被ったニャルラトホテプによって、&bold(){&font(#f1c232,#000000){「舞耶は達哉達が殺した」}}というねじ曲がった思い出を刷り込まれる。 そしてニャルラトホテプは彼が持つ&font(#0000ff){&bold(){「お姉ちゃん(舞耶)のように誰かに夢を与える人になりたい」}}という願望を利用し、&bold(){「誰かの夢を叶える力」}を与え、復讐鬼へと変貌させる。 その後、噂の現実化現象を確認するために自分を呼び出した達哉たちの前に現れ、夢を告げる事が出来なかったケン、ショーゴ、タケシ達からイデアルエナジーを回収すると達哉・栄吉・リサに牙を剥く。 そして吹き込まれた偽りの思い出を基に達哉たちを蹂躙するものの、達哉たちは全く覚えておらず困惑するままにその場を去った。 カラコルで直接ぶつかる事でやっと思い出が食い違っていた事に気付くが、父を拒絶した事を理由にJOKERとしての力とペルソナ能力を剥奪された。 **&font(#ffd966){&bold(){《エンジェル・ジョーカー》}} #center(){&font(#ffd966){&bold(){我は裁きの大天使…}} &font(#ffd966){&bold(){汚れた人の子らの魂を光の剣にて断ち割らん…}}} カラコルでの達哉達との対決で敗北するも、敗北を認められず更なる力を求めた淳がニャルラトホテプによって変貌させられた姿。 外見はJOKERの背中に紅いドミノマスクを付けた中性的な天使の彫刻を鎧のように身に纏った姿。 翼の形状は淳のペルソナであるクロノスにも似ている。 JOKER様を信じる信者達の&bold(){「JOKER=天使のような存在」}というイメージから生まれた存在。 なお造形から察せられる通り、この形態のJOKERは後ろ向きの状態で戦っている。 *◆[[罰のJOKER>ペルソナ2 罰 -ETERNAL PUNISHMENT.-]] #center(){&font(#ff0000){&bold(){次 ハ オ 前 ダ}}} CV:[[中尾隆聖]] &bold(){「自分の携帯から自分の携帯にかけ、出た相手に&font(#ff0000){殺して欲しい相手の名前を告げると代わりに殺してくれる}」}怪人。 都市伝説とされていたものの、七姉妹学園(セブンス)で舞耶の目の前で反谷校長を惨殺し、存在が実証された。 セブンスで遭遇した際は殺さず、むしろ舞耶に銃を投げ渡し、杏奈に&font(#ff0000){&bold(){「こちら側は間違ってる」}}と囁きながら姿を消す。 その正体は「向こう側」での仮面党四天王「キング・レオ」こと&bold(){須藤竜也}。 「こちら側」でも度重なる犯罪行為を父の須藤竜蔵に疎んじられ、蝸牛山の森本病院に監禁されていた。 向こう側の存在を囁く[[電波>ニャルラトホテプ(ペルソナシリーズ)]]の影響で、&bold(){「こちら側は間違っている」}として舞耶達に悪魔を差し向けて殺しにかかる。 空の科学館で直接対決し、向こう側の忘却を拒む達哉と対峙。 人質に取った淳に突き飛ばされて燃え盛る階下に落下してしまい顔の半分が焼け爛れ、追い縋るも飛行船内で達哉らに倒される。 皮肉にも最期は向こう側での最期とほぼ同じものだった。 実際&bold(){「こちら側(罰の世界)は向こう側(罪の世界)の達哉達の願いによって生み出されたパラレルワールド」}であるためニャルラトホテプの囁きは嘘では無いものの、結果的に都合良く利用された駒に過ぎなかった。 JOKER騒動は治まったと思われたが、新世塾が仕組んだワイドショーで&bold(){「JOKERという存在は唯一の存在ではなく、不特定多数の存在である」}と報じられ「噂が現実化」。 &font(#ff0000){&bold(){JOKERに殺害依頼をした者が第2第3のJOKERとなる}}地獄絵図が広がった。 だがそれですら地下の龍脈破壊に必要なKEGAREを集める為の布石でしかなかった。 因みに須藤扮するJOKERは紙袋に罪のジョーカーっぽいペイントをしたもの。 アディショナルシナリオ「孤影1」にも登場。 宮代詩織がJOKERを誘き出すために自分自身を殺すようJOKERに電話したことにより、依頼通り彼女を殺すべくゾディアックのVIPルームに訪れるが、 達哉が詩織を追ってゾディアックのVIPルームに訪れていたことで彼と対面し、舞耶を殺す電話を受けたことを言うが、それを聞いて激昂した達哉と戦った。 事前に酒を飲んでいたので表記は「酔いどれ須藤竜也」になっているが、何故か本編より遥かに強くなっている。 スキルも大きく異なり、JOKERという固有スキルのほか、イベントでしか使わなかったメギドや、ノヴァサイザーまで使ってくる。 **《愉快なJOKERさん達》 作中で登場した後発のJOKER達。 真っ白な目のない顔面に真っ赤な嘲笑を浮かべた口だけが張り付いているという不気味なもの。 また、彼らのペルソナ「JOKER」は段階を追うごと身体がKEGAREによって膨張し、最終戦では最早原型をとどめていない。 ・&bold(){JOKERうらら} &font(#6aa84f,#000000){&bold(){「バーカ…まだわからないのかい?私が殺したいのは、お前なんだよマーヤ!あはははははは!」}} CV:金子哲子 GOLDで舞耶達が戦うことになる第2のJOKER。殺害対象は舞耶。 うららが&bold(){&font(#ff0000){酔った勢いで依頼した}}。これが全ての発端。 戦闘前の選択肢により舞耶のHPが半減、戦闘後の選択肢でマイアがマイア・改に変異できるようになるかが決定する。 風の壁でガル系を無効に出来るので後は合体魔法で殴るだけ。 ・&bold(){JOKERノリコ} &font(#009cff,#000000){&bold(){「ダメですよぉ…私、JOKERだから♡」}} ゾディアックで戦う第3のJOKER。 陸上部のホープだった杏奈をひき逃げし、足を壊した犯人を憎んだノリコが殺害をJOKERに依頼。 その後杏奈に&bold(){「達哉共々退学してしまえ」}などと暴言を吐いた反谷の殺害を再び依頼し、ゾディアックで戦うことになる。 水の壁で完封出来るが取り巻きと本人の火力が地味に痛い。 小説版では授業中にJOKERに変貌して多くの教職員や生徒に襲いかかった後に拉致されており、これが原因でペルソナ能力はないが悪魔が見えるようになってしまう。 ・&bold(){JOKER純子} &font(#38761d,#000000){&bold(){「承・知♡かわいいボウヤだこと…♡」}} エリールートのみ。 ワンロン千鶴が生放送特番で言い放った&bold(){「JOKER呪いをしていない者もJOKERになる」}という言葉が現実化。実際にやっていたかは不明((ちなみに「若い人気アイドルのMEUSEに嫉妬してJOKER呪いに手を出した」という噂については濡れ衣。真犯人はスタジオの前でオロオロしている。))だが突如JOKER化した。 千鶴と舞耶達が戦っている間に達哉が単独で戦うことになり、ギンコ達に「ベルベットルームへ連れていけ」と舞耶達への伝言を残して達哉は再びいなくなる。 ・&bold(){JOKER銀次} &font(#ffdc00,#000000){&bold(){「だから恐ろしい事になるって言っただろうが!ヒャーハハハハハ!」}} CV:速水奨 スマイル平坂で戦う、第4にして本編最後のJOKER。 講演会場に置いていたKEGAREを溜め込んだタンクが破損、溢れたKEGAREが銀次に流れ込んでJOKER化した。 因みに元から目がイっていた。((穢れ祓いを既に受けていたため。KEGAREが全て彼に流れ込んだのも、彼が「穢れなき心」の持ち主だったからである。)) ショゴスを4体引き連れ、憑依or自爆→ファイアブレスのコンボが飛んでくると難易度Hardだったらかなり痛い。 しかもいなくなったショゴスはサマリカームで復活させられる上にハマ系が効かないので地味にうっとおしい。 倒した後はベルベットルームに連れて行かれる事すらなく放置。 ・&bold(){デビル杉本} 南条ルートの理学研究所で登場。 「向こう側」ではジョーカーに願って栄吉に復讐しようとしていたが、「こちら側」でも懲りずに栄吉に復讐しようとJOKER呪いをするが、 既に町には&bold(){「JOKER呪いをすると、呪いをした人もJOKERになる」}という噂が広がっており、栄吉を殺す前に自分がJOKER使いと化してしまい、マフィアに拉致され理学研究所で悪魔化されていた。 戦闘時にはレッドベレーを2人引き連れ、ブリザードブレスや体当たりで攻撃してくる。 倒した後は南条系列の病院に送られるが、悪魔化した宮代詩織はイゴールでも治せなかったため、同様の症状ならば永遠にこのまま。((詩織を治せなかったのは自我が完全に悪魔と入れ替わっていたためで、栄吉を認識したり助けを求める程度に記憶や人格が残っている杉本はそれよりはまだ軽症ではある。)) ちなみに、ゾディアックに誘拐されたノリコを助けようと舞耶達がゾディアックに乗り込む時点では、春日山高校の防空壕手前の地下室で生存しているのでJOKER使い化したのはこれより後となる。 ・&bold(){ウェンディゴ} アディショナルシナリオの理学研究所で登場。 JOKER使いと化した宮代詩織が云豹率いる「天道連」に拉致され、理学研究所で研究員によって悪魔化された姿。 罪のデータを読み込んでいるなら別だが、そうでなければかなりの強敵となる。火炎が弱点なのでアポロとは相性がいい……と思いきや、 氷結系のダイヤモンドダストで攻撃してくるのでアポロを降魔しているなら苦戦は必至。 アディショナルシナリオの特性により合体魔法は使えないので、他のペルソナを入れ替えるなどして対策を立てる必要がある。 対策は、最低でも達哉が加入する岩戸山クリアまでシナリオを進め、火炎系魔法を覚えさせたペルソナを降魔させる事ぐらいか。 ウェンディゴを倒すと神取との連戦という更なる絶望が待ち受ける。 **&bold(){&font(#ff0000,#000000){《JOKER(ペルソナ)》}} 『罰』におけるJOKER達が使用するペルソナ。 見た目は『罪』のジョーカーをネガ反転させたようなカラーの怪人。 当初は「こちら側」の須藤竜也のペルソナであったが、噂の拡大に伴い性質が変質。 次第に&bold(){&font(#ff0000,#000000){人間の邪心から生じた「穢れ」の集合体}}と化し、&bold(){人々の穢れを取り込むことで成長・パワーアップ・肥大化する}ようになった。 克哉曰く&font(#666666){&bold(){「罪が形を成したるペルソナ」}}。 最大の特徴は&bold(){「オールドメイド」}という特殊スキル。 これは&bold(){「発動された段階でパーティーの誰かのペルソナがJOKER化し、行動すれば味方全体に大ダメージを与える」}というもの。 JOKER化するのは完全ランダムなので食らったら行動をキャンセルし全員防御していれば被害は防げるが、須藤戦で達哉がJOKER化しても知らずに行動してしまい、達哉以外瀕死に陥るのは誰もが通る道。 実は合体魔法をいくつか登録しておけば、即座に誰がJOKERなのか特定する事は可能だったりする((JOKERになった者が参加する合体魔法はスキルがあっても使用不可状態になるので、誰が参加した時に使えなくなるかを探せば良い))。 ・&bold(){&font(#ff0000,#000000){第二形態}} JOKERうららが発現させた際の姿。 悪魔めいた翼のようなアーマーが背中に付き、尻尾は爬虫類じみて太く発達、全身に有刺鉄線みたいなものが巻き付いている。 全体的に悪魔を彷彿とさせるスマートな姿の魔人。 ・&bold(){&font(#ff0000,#000000){第三形態}} JOKERノリコが発現させた際の姿。 胴体部が妊婦や風船を思わせるかのように膨張・肥大化しており第二形態よりも異形度が増している。 嘲笑するかのように笑っていた口も完全に裂け、禍々しい鋭利な牙が無数に生えた凶悪な貌になるなど、まだ人間的だった第二形態と比べると大きく様変わりした。 妊婦のように膨らんだ身体は「増殖の恐怖」を暗示しているとされる。 ・&bold(){&font(#ff0000,#000000){第四形態}} JOKER銀次が発現させた際の姿。 人々から収集し貯めこまれた大量の穢れが流出し、それらが銀次に全て流れ込んだ結果生まれたJOKERの最終形態。 膨大な量の穢れを受けた結果&bold(){人型であることを完全に放棄。}巨大な蛇や有翼の竜を思わせる怪物そのものと化した。 これまで顔を覆っていた黒い仮面も真っ二つに裂けており、中から髑髏を彷彿とさせる醜悪な素顔が顔を見せている。 全体的にメガテンシリーズに登場するサマエルに近いビジュアル。 *《余談》 ◆倒した後はベルベットルームに連れていけばイゴールが無意識の海に還してくれる。長っ鼻さんマジ便利。 だが、悪魔化した宮代詩織を元に戻すことは不可能らしく、彼女の精神は無意識の海に散らばってしまう。達哉を含めた5名は詩織の四散した心を取り戻すべくカダスマンダラに向かうこととなる。 ◆イゴールが「ただ祓えば良いというものではありませんぞ」と釘を刺すように、JOKERことKEGAREはおぞましい見た目に反して決してただ害悪でしかないものという訳ではない。 ある時代や地域で大罪とされることが別の時代や地域では当然のことという事例がざらにあるように、罪とは特定の思想や価値観に基づいた主観によって定義づけられる概念である。 したがって罪がない無垢な心とは罪を罪とも思わないということであり、良心の呵責なくどんなことでも平然とできるということに他ならない。 「子どもほど残酷なものはない」或いは「人が最も残忍になるのは善意や正義に燃えている時」というやつである。 追記修正は一度影人間もしくはJOKERになってからお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - いつの間にできていたのか乙 -- 名無しさん (2014-04-23 15:36:15) - ジョーカーが佐々木に取り付きまあ愉快 -- 名無しさん (2015-02-06 07:42:30) - 5の主人公の通称になるとは思わんかった -- 名無しさん (2016-10-16 16:47:13) - 今の世の中で罪や罰のジョーカーの噂が流れたら何人の人間が手を出すだろう -- 名無しさん (2016-11-08 17:10:45) - P5のDLCでジョーカー使えないかなぁと思ったり、ジョーカー繋がりで -- 名無しさん (2016-11-08 17:34:44) - ↑思いだせぇ!(自白剤で吹っ飛んだ記憶を) -- 名無しさん (2017-03-01 19:55:52) - ↑2発売当時と違って今は一桁代の子供から70代とかの老人がみな持っていても当然だから想像したくもない -- 名無しさん (2017-03-01 20:32:12) - 罪JOKERだったら、たくさんする人いるかも。 -- 名無しさん (2017-06-04 12:02:06) - 黒須、来栖…クロス、クルス…スプーキーリーダー、サタナエルと言い。ファントムのジョーカーは色々絡めれそうだな -- 名無しさん (2017-08-08 14:36:47) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/10/15(月) 00:30:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- JOKERとは、ペルソナ2シリーズにおける中ボス。序盤からストーリーに関わる。 罪と罰では役割が異なるが、呼び出した者にとっては文字通り[切り札]的な存在である。 以下、ネタバレ注意。 *◆[[罪のジョーカー>ペルソナ2 罪 -INNOCENT SIN.-]] #center(){&font(#0000ff){&bold(){汝が後ろに…}}} CV:渋谷茂 &bold(){「自分の携帯から自分の携帯に電話をかければ現れて&font(#0000ff){願いを叶えてくれる}」}怪人。 都市伝説に過ぎなかったが、フィレモンから聞かされた「噂が現実化する」怪現象の真偽を確認する為に呼び出した。 &font(#0000ff){&bold(){「汝が後ろに…」}}という言葉とともに背後に現れ、&font(#0000ff){&bold(){「汝、理想を述べよ」}}という問いに自分の理想を告げる事が出来れば理想を叶えてもらえる。 逆に答えなかった場合「切り札はスポイルされた」として夢見る心である「イデアルエナジー」を水晶髑髏に吸われ影人間になる。 影人間になってしまった瞬間から全ての人から存在を忘却され、時間が経てば言葉も発せなくなり、本当の影となって消える。 理想を叶えてもらった者は仮面党員として動く。 達哉達を&font(#0000ff){&bold(){「夢奪う者」}}と称し一方的に憎悪をぶつけ悪魔や仮面党員を差し向けて殺しにかかる。 その正体は達哉達の幼馴染であり春日山高校2年の&bold(){黒須淳}。 10年前、尊敬していたお姉ちゃん(舞耶)が遠方へ引っ越す事になった時に&font(#0000ff){&bold(){「明日まで閉じ込めちゃえば、お姉ちゃんはどこにも行かない」}} と閉じ込めたその夜に、須藤竜也がアラヤ神社の社に放火した事件が発生。 &bold(){「舞耶は自分達が社に閉じ込めたから死んだ」}という思い違いが発生し、達哉達の繋がりがそれを境目に消えた後に現れた淳の理想の父親の皮を被った[[ニャルラトホテプ>ニャルラトホテプ(ペルソナシリーズ)]]によって、&bold(){&font(#f1c232,#000000){「舞耶は達哉達が殺した」}}というねじ曲がった思い出を刷り込まれる。 そしてニャルラトホテプは彼が持つ&font(#0000ff){&bold(){「お姉ちゃん(舞耶)のように誰かに夢を与える人になりたい」}}という願望を利用し、&bold(){「誰かの夢を叶える力」}を与え、復讐鬼へと変貌させる。 その後、噂の現実化現象を確認するために自分を呼び出した達哉たちの前に現れ、夢を告げる事が出来なかったケン、ショーゴ、タケシ達からイデアルエナジーを回収すると達哉・栄吉・リサに牙を剥く。 そして吹き込まれた偽りの思い出を基に達哉たちを蹂躙するものの、達哉たちは全く覚えておらず困惑するままにその場を去った。 カラコルで直接ぶつかる事でやっと思い出が食い違っていた事に気付くが、父を拒絶した事を理由にJOKERとしての力とペルソナ能力を剥奪された。 **&font(#ffd966){&bold(){《エンジェル・ジョーカー》}} #center(){&font(#ffd966){&bold(){我は裁きの大天使…}} &font(#ffd966){&bold(){汚れた人の子らの魂を光の剣にて断ち割らん…}}} カラコルでの達哉達との対決で敗北するも、敗北を認められず更なる力を求めた淳がニャルラトホテプによって変貌させられた姿。 外見はJOKERの背中に紅いドミノマスクを付けた中性的な天使の彫刻を鎧のように身に纏った姿。 翼の形状は淳のペルソナであるクロノスにも似ている。 JOKER様を信じる信者達の&bold(){「JOKER=天使のような存在」}というイメージから生まれた存在。 なお造形から察せられる通り、この形態のJOKERは後ろ向きの状態で戦っている。 *◆[[罰のJOKER>ペルソナ2 罰 -ETERNAL PUNISHMENT.-]] #center(){&font(#ff0000){&bold(){次 ハ オ 前 ダ}}} CV:[[中尾隆聖]] &bold(){「自分の携帯から自分の携帯にかけ、出た相手に&font(#ff0000){殺して欲しい相手の名前を告げると代わりに殺してくれる}」}怪人。 都市伝説とされていたものの、七姉妹学園(セブンス)で舞耶の目の前で反谷校長を惨殺し、存在が実証された。 セブンスで遭遇した際は殺さず、むしろ舞耶に銃を投げ渡し、杏奈に&font(#ff0000){&bold(){「こちら側は間違ってる」}}と囁きながら姿を消す。 その正体は「向こう側」での仮面党四天王「キング・レオ」こと&bold(){須藤竜也}。 「こちら側」でも度重なる犯罪行為を父の須藤竜蔵に疎んじられ、蝸牛山の森本病院に監禁されていた。 向こう側の存在を囁く[[電波>ニャルラトホテプ(ペルソナシリーズ)]]の影響で、&bold(){「こちら側は間違っている」}として舞耶達に悪魔を差し向けて殺しにかかる。 空の科学館で直接対決し、向こう側の忘却を拒む達哉と対峙。 人質に取った淳に突き飛ばされて燃え盛る階下に落下してしまい顔の半分が焼け爛れ、追い縋るも飛行船内で達哉らに倒される。 皮肉にも最期は向こう側での最期とほぼ同じものだった。 実際&bold(){「こちら側(罰の世界)は向こう側(罪の世界)の達哉達の願いによって生み出されたパラレルワールド」}であるためニャルラトホテプの囁きは嘘では無いものの、結果的に都合良く利用された駒に過ぎなかった。 JOKER騒動は治まったと思われたが、新世塾が仕組んだワイドショーで&bold(){「JOKERという存在は唯一の存在ではなく、不特定多数の存在である」}と報じられ「噂が現実化」。 &font(#ff0000){&bold(){JOKERに殺害依頼をした者が第2第3のJOKERとなる}}地獄絵図が広がった。 だがそれですら地下の龍脈破壊に必要なKEGAREを集める為の布石でしかなかった。 因みに須藤扮するJOKERは紙袋に罪のジョーカーっぽいペイントをしたもの。 アディショナルシナリオ「孤影1」にも登場。 宮代詩織がJOKERを誘き出すために自分自身を殺すようJOKERに電話したことにより、依頼通り彼女を殺すべくゾディアックのVIPルームに訪れる。 達哉が詩織を追ってゾディアックのVIPルームに訪れていたことで彼と対面し、舞耶を殺す電話を受けたことを打ち明け、それを聞いて激昂した達哉と戦った。 事前に酒を飲んでいたので表記は「酔いどれ須藤竜也」になっているが、何故か本編より遥かに強くなっている。 スキルも大きく異なり、JOKERという固有スキルのほか、イベントでしか使わなかったメギドや、ノヴァサイザーまで使ってくる。 **《愉快なJOKERさん達》 作中で登場した後発のJOKER達。 真っ白な目のない顔面に真っ赤な嘲笑を浮かべた口だけが張り付いているという不気味なもの。 また、彼らのペルソナ「JOKER」は段階を追うごと身体がKEGAREによって膨張し、最終戦では最早原型をとどめていない。 ・&bold(){JOKERうらら} #center(){&font(#6aa84f,#000000){&bold(){バーカ…まだわからないのかい?私が殺したいのは、お前なんだよマーヤ!あはははははは!}}} CV:金子哲子 GOLDで舞耶達が戦うことになる第2のJOKER。殺害対象は舞耶。 うららが&bold(){&font(#ff0000){酔った勢いで依頼した}}。これが全ての発端。 戦闘前の選択肢により舞耶のHPが半減、戦闘後の選択肢でマイアがマイア・改に変異できるようになるかが決定する。 風の壁でガル系を無効に出来るので後は合体魔法で殴るだけ。 ・&bold(){JOKERノリコ} #center(){&font(#009cff,#000000){&bold(){ダメですよぉ…私、JOKERだから♡}}} ゾディアックで戦う第3のJOKER。 陸上部のホープだった杏奈をひき逃げし、足を壊した犯人を憎んだノリコが殺害をJOKERに依頼。 その後杏奈に&bold(){「達哉共々退学してしまえ」}などと暴言を吐いた反谷の殺害を再び依頼し、ゾディアックで戦うことになる。 水の壁で完封((HPが減ると使いだす絶対零度までは防げない))出来るが取り巻きと本人の火力が地味に痛い。 小説版では授業中にJOKERに変貌して多くの教職員や生徒に襲いかかった後に拉致されており、これが原因でペルソナ能力はないが悪魔が見えるようになってしまう。 ・&bold(){JOKER純子} #center(){&font(#38761d,#000000){&bold(){承・知♡かわいいボウヤだこと…♡}}} エリールートのみ。 ワンロン千鶴が生放送特番で言い放った&bold(){「JOKER呪いをしていない者もJOKERになる」}という言葉が現実化。実際にやっていたかは不明((ちなみに「若い人気アイドルのMEUSEに嫉妬してJOKER呪いに手を出した」という噂については濡れ衣。真犯人はスタジオの前でオロオロしている。))だが突如JOKER化した。 千鶴と舞耶達が戦っている間に達哉が単独で戦うことになり、ギンコ達に「ベルベットルームへ連れていけ」と舞耶達への伝言を残して達哉は再びいなくなる。 ・&bold(){JOKER銀次} #center(){&font(#ffdc00,#000000){&bold(){だから恐ろしい事になるって言っただろうが!ヒャーハハハハハ!}}} CV:速水奨 スマイル平坂で戦う、第4にして本編最後のJOKER。 講演会場に置いていたKEGAREを溜め込んだタンクが破損、溢れたKEGAREが銀次に流れ込んでJOKER化した。 因みに元から目がイっていた。((穢れ祓いを既に受けていたため。KEGAREが全て彼に流れ込んだのも、彼が「穢れなき心」の持ち主だったからである。)) ショゴスを4体引き連れ、憑依or自爆→ファイアブレスのコンボが飛んでくると難易度Hardだったらかなり痛い。 しかもいなくなったショゴスはサマリカームで復活させられる上にハマ系が効かないので地味にうっとうしい。 倒した後はベルベットルームに連れて行かれる事すらなく放置。 ・&bold(){デビル杉本} 南条ルートの理学研究所で登場。 「向こう側」ではジョーカーに願って栄吉に復讐しようとしていたが、「こちら側」でも懲りずに栄吉に復讐しようとJOKER呪いをするが、 既に町には&bold(){「JOKER呪いをすると、呪いをした人もJOKERになる」}という噂が広がっており、栄吉を殺す前に自分がJOKER使いと化してしまい、マフィアに拉致され理学研究所で悪魔化されていた。 戦闘時にはレッドベレーを2人引き連れ、ブリザードブレスや体当たりで攻撃してくる。 倒した後は南条系列の病院に送られるが、悪魔化した宮代詩織はイゴールでも治せなかったため、同様の症状ならば永遠にこのまま。((詩織を治せなかったのは自我が完全に悪魔と入れ替わっていたためで、栄吉を認識したり助けを求める程度に記憶や人格が残っている杉本はそれよりはまだ軽症ではある。)) ちなみに、マフィアに誘拐されたノリコを助けようと舞耶達がゾディアックに乗り込む時点では、春日山高校の防空壕手前の地下室で生存しているのでJOKER使い化したのはこれより後となる。 ・&bold(){ウェンディゴ} アディショナルシナリオの理学研究所で登場。 JOKER使いと化した宮代詩織が云豹率いる「天道連」に拉致され、理学研究所で研究員によって悪魔化された姿。 罪のデータを読み込んでいるなら別だが、そうでなければかなりの強敵となる。火炎が弱点なのでアポロとは相性がいい……と思いきや、 氷結系のダイヤモンドダストで攻撃してくるのでアポロを降魔しているなら苦戦は必至。 アディショナルシナリオの特性により合体魔法は使えないので、他のペルソナを入れ替えるなどして対策を立てる必要がある。 対策は、最低でも達哉が加入する岩戸山クリアまでシナリオを進め、火炎系魔法を覚えさせたペルソナを降魔させる事ぐらいか。 ウェンディゴを倒すと神取との連戦という更なる絶望が待ち受ける。 **&bold(){&font(#ff0000,#000000){《JOKER(ペルソナ)》}} 『罰』におけるJOKER達が使用するペルソナ。 見た目は『罪』のジョーカーをネガ反転させたようなカラーの怪人。 当初は「こちら側」の須藤竜也のペルソナであったが、噂の拡大に伴い性質が変質。 次第に&bold(){&font(#ff0000,#000000){人間の邪心から生じた「穢れ」の集合体}}と化し、&bold(){人々の穢れを取り込むことで成長・パワーアップ・肥大化する}ようになった。 克哉曰く&font(#666666){&bold(){「罪が形を成したるペルソナ」}}。 最大の特徴は&bold(){「オールドメイド」}という特殊スキル。 これは&bold(){「発動された段階でパーティーの誰かのペルソナがJOKER化し、行動すれば味方全体に大ダメージを与える」}というもの。 JOKER化するのは完全ランダムなので食らったら行動をキャンセルし全員防御していれば被害は防げるが、須藤戦で達哉がJOKER化しても知らずに行動してしまい、達哉以外瀕死に陥るのは誰もが通る道。 実は合体魔法をいくつか登録しておけば、即座に誰がJOKERなのか特定する事は可能だったりする((JOKERになった者が参加する合体魔法はスキルがあっても使用不可状態になるので、誰が参加した時に使えなくなるかを探せば良い))。 ・&bold(){&font(#ff0000,#000000){第二形態}} JOKERうららが発現させた際の姿。 悪魔めいた翼のようなアーマーが背中に付き、尻尾は爬虫類じみて太く発達、全身に有刺鉄線みたいなものが巻き付いている。 全体的に悪魔を彷彿とさせるスマートな姿の魔人。 ・&bold(){&font(#ff0000,#000000){第三形態}} JOKERノリコが発現させた際の姿。 胴体部が妊婦や風船を思わせるかのように膨張・肥大化しており第二形態よりも異形度が増している。 嘲笑するかのように笑っていた口も完全に裂け、禍々しい鋭利な牙が無数に生えた凶悪な貌になるなど、まだ人間的だった第二形態と比べると大きく様変わりした。 妊婦のように膨らんだ身体は「増殖の恐怖」を暗示しているとされる。 ・&bold(){&font(#ff0000,#000000){第四形態}} JOKER銀次が発現させた際の姿。 人々から収集し貯めこまれた大量の穢れが流出し、それらが銀次に全て流れ込んだ結果生まれたJOKERの最終形態。 膨大な量の穢れを受けた結果&bold(){人型であることを完全に放棄。}巨大な蛇や有翼の竜を思わせる怪物そのものと化した。 これまで顔を覆っていた黒い仮面も真っ二つに裂けており、中から髑髏を彷彿とさせる醜悪な素顔が顔を見せている。 全体的にメガテンシリーズに登場するサマエルに近いビジュアル。 *《余談》 ◆倒した後はベルベットルームに連れていけばイゴールが無意識の海に還してくれる。長っ鼻さんマジ便利。 だが、悪魔化した宮代詩織を元に戻すことは不可能らしく、彼女の精神は無意識の海に散らばってしまう。達哉を含めた5名は詩織の四散した心を取り戻すべくカダスマンダラに向かうこととなる。 ◆イゴールが「ただ祓えば良いというものではありませんぞ」と釘を刺すように、JOKERことKEGAREはおぞましい見た目に反して決してただ害悪でしかないものという訳ではない。 ある時代や地域で大罪とされることが別の時代や地域では当然のことという事例がざらにあるように、罪とは特定の思想や価値観に基づいた主観によって定義づけられる概念である。 したがって罪がない無垢な心とは罪を罪とも思わないということであり、良心の呵責なくどんなことでも平然とできるということに他ならない。 「子どもほど残酷なものはない」或いは「人が最も残忍になるのは善意や正義に燃えている時」というやつである。 追記修正は一度影人間もしくはJOKERになってからお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - いつの間にできていたのか乙 -- 名無しさん (2014-04-23 15:36:15) - ジョーカーが佐々木に取り付きまあ愉快 -- 名無しさん (2015-02-06 07:42:30) - 5の主人公の通称になるとは思わんかった -- 名無しさん (2016-10-16 16:47:13) - 今の世の中で罪や罰のジョーカーの噂が流れたら何人の人間が手を出すだろう -- 名無しさん (2016-11-08 17:10:45) - P5のDLCでジョーカー使えないかなぁと思ったり、ジョーカー繋がりで -- 名無しさん (2016-11-08 17:34:44) - ↑思いだせぇ!(自白剤で吹っ飛んだ記憶を) -- 名無しさん (2017-03-01 19:55:52) - ↑2発売当時と違って今は一桁代の子供から70代とかの老人がみな持っていても当然だから想像したくもない -- 名無しさん (2017-03-01 20:32:12) - 罪JOKERだったら、たくさんする人いるかも。 -- 名無しさん (2017-06-04 12:02:06) - 黒須、来栖…クロス、クルス…スプーキーリーダー、サタナエルと言い。ファントムのジョーカーは色々絡めれそうだな -- 名無しさん (2017-08-08 14:36:47) - そう言えば罪ジョーカーには没デザインあったね。縦に真っ二つになったジョーカーの中心からニャルっぽい悪魔が半身を出してる奴 -- 名無しさん (2021-09-05 04:43:25) - 罰で逃走コマンドを選ぶと知らない筈の舞耶の名を呼ぶノリコと銀次。まあニャルが憑依してるようなものだから知ってるのだろうけど。 -- 名無しさん (2022-06-01 22:55:59) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: