いやみ(ゲゲゲの鬼太郎)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/06/13(水) 18:58:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「いやみ」とは漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪。 一名「エロモドキ」とも云う。 普段は和服で女装したハゲ爺の姿をしているが、その正体は腹部に顔のある一つ目の化け物。 人間から「楽しみのエキス」を吸い取り、糧としている。 その「楽しみのエキス」は、どこに居てもどこからでも吸い取る事が可能で、作中でいやみはひとつの場所に居ながら世界中から「楽しみのエキス」を吸い取った。 アニメ二期と三期に登場した際も上記の集め方だったが、アニメ四期では唇を突き出し一人ずつ吸い取る地道な集め方になっている。 また、いやみが口から出す気体「イロ気(またはいやみの毒、いやみの気)」には、それを吸い込んだ者をイロボケにする効果もある。 アニメではシリーズによって鬼太郎がイロ気を吸い込むまでの演出が異なっている。 二期ではイロ気をそのまま吸い込む。三期では油断して近づいたら顔に直接吹きかけられる。四期では…。 更に、身体を肥大化させたり、ゴムの様に伸ばしたりする能力も持つ。 後述する&font(#ff0000){鬼太郎を存分にイカレさせた功績}から、カルト的な人気を誇る妖怪でもある。   【あらすじ】 「兄さん、やっぱり迷ったらしいや。」 山で迷子になった兄弟は、山の中をさ迷い歩いていた。 しばらく歩くと、木の上に家を発見。 中に入ると、女の着物を着たハゲ爺が死んだ様に眠っている。 心配した兄弟は、その爺を家に連れて帰った。 妙な爺の面倒を見たくない両親に、その爺を捨ててくる様に言われるが、兄弟は貯金をはたいて病院に連れて行き、爺を介抱した。 実は、その爺は「いやみ」という妖怪であり、山の霊気と冷気で冷凍され、長い間冬眠していたのだった。 兄弟のおかげで目を覚ました妖怪爺は、病院中に奇妙な息を吹き掛けると何処かへ消えた。 「うわーっ!」 いやみの発した怪しげな気体のせいで、病院内はパニックになった。 「どうしたのよん?」 妙な騒ぎに疑問を持った通りすがりのねずみ男は、医師に事情を訊く。 ねずみ男は初めて見る気体に興味を持ち、その気体を吸い込んだ。 「うん、こりゃうめえ。ああ、いい気持ち。」ウィーッ   それからしばらくして、人々は理由も無くイライラする様になった。 どんなに働いても、どんなに遊んでも全然楽しくない。 世の中から「楽しみ」という感情が消えてしまったのだ。 その頃、鬼太郎の住む妖怪アパートでも同様の異変が起きていた。 目玉親父は日課の茶碗風呂に浸りながら鬼太郎に言った。 「鬼太郎、どういうわけか、わしゃ風呂に入っても楽しくなくなった。まさか誰かが妖怪いやみを出したわけじゃあるまいな? いやみは人の楽しみを食べる妖怪なんだ。」 「そういえば最近、僕もなんだか生きていたくなくなってきてるんです。」 「そいつぁ大変だ!早くいやみをやっつけねば…」 「ではさっそく…」 鬼太郎は、いやみ退治に一人で出掛けた。 鬼太郎がいやみを捜していると、泣いている女の子達を発見した。 女の子達によると、ねずみに似た男が、自分達のママゴト遊びを荒らした上に、一緒に遊んでいた「花子」という女の子を&font(#ff0000){&bold(){『花ちゃん、いいモモしてるねぇ』}}と、ヤバい台詞を吐きつつ連れ去ったという。 事情を聞いた鬼太郎は、ねずみ男がいやみのイロ気を吸い込んでイロボケした事を察し、いやみ退治を急いだ。 その頃いやみは、いつの間にか子分にしたねずみ男をこき使いながら、人々から吸い取った「楽しみのエキス」を溜め込むのに精を出していた。 そこに現れる鬼太郎。 「やい、いやみ!」 「誰?」 「正義の味方、鬼太郎だーっ!!」 そう叫んだ鬼太郎は いやみに襲い掛かるが、いやみが発したイロ気をまともに吸い込んでしまった……。 鬼太郎の帰りが遅い事に心配した目玉親父は、単独でいやみの住家に向かった。 いやみはねずみ男に按摩されながら、「楽しみのエキス」を呑んでいた。 鬼太郎はといえば、いやみ退治そっちのけでねずみ男が誘拐してきた花子を別室で口説いていた。 「花子さん。僕、花子さんの所へ置いてもらえるならなんでもするよ。僕、花子さんから離れられない。」 それを聞いた花子も満更ではない様子。 息子が情けなくイロボケした姿を発見した目玉親父はキレた。 「ばかものーっ!」 「あ、お父さん。」 「鬼太郎、お前何だ!」 &bold(){「何だって、僕、花子さんさえいれば、お父さんなんかいりませんよ。」} 「なにーっ!!」 「お父さん。花子さんの前でみっともない事を言わないでください。」ギューッ そう言いながら、鬼太郎は目玉親父を手で押し潰した。 「なんという情けない事だ!鬼太郎一家の危機だ!」 そう嘆く目玉親父を、更に何者かが足で踏み潰した。 同様にイロボケしたねずみ男だ。 一応フォローしておくが、わざとではない。 怒りで目玉親父が視界に入ってないだけである。 「鬼太郎、おめぇ俺がいやみ先生の按摩をしてる間に、&bold(){俺の恋人を横取りしようってのか!}」 そう怒鳴るねずみ男に対し、 「冗談じゃねぇよ。&bold(){花子さんは僕の恋人だ!}」 と言い返す鬼太郎。 「鬼太郎、俺ぁ他の事ではお前に譲るが、こと恋に関しては譲らないぜ!」 「花子さんと僕は似合いの夫婦だ!お前みたいな臭い男の出る幕じゃねぇ!」 更に言い返す鬼太郎。 「臭い男?鬼太郎、もう一度言ってみろ!」 「何度でも言ってやるよ。くさーい男、インキンタムシ男!」 「よくも言ったな!俺の総力を結集した最後っ屁を味わってみろーっ!!」 &font(#994c00){\ブオーン!!/} バッタリ。 気絶する鬼太郎。 グッタリ。 総力を出し切って気絶するねずみ男。 いやみは他の部屋で寝ている為、難を逃れた。 鬼太郎が気絶したのを好機と見た目玉親父は、鬼太郎をとある祠に連れて行き、魂を取り出して清めた。 魂が清められた鬼太郎は、本来の正義の妖怪に立ち返る。 「お父さん!僕、いやみと戦う!」 「鬼太郎、マスクを忘れるでないぞ。」 イロ気対策のマスクをして、再びいやみの所へ向かう鬼太郎。 鬼太郎は、今度は正面からは掛からず、いやみの家に火を点けようとする。 それを察したいやみは、手を肥大化させて鬼太郎を掴んだ。 「ははは!お前たちゃ、ここから去るのだ!去らなければ鬼太郎はおしまいだぞ!」 そう言いながら、鬼太郎を絞め殺そうとするいやみ。 鬼太郎は髪の毛針を打ち、いやみの首を蹴った。 ポロッ 何故かそれだけで、いやみの首が落ちた。 「あーっ!」 いやみの頭は張りぼてだった。 そして着物を脱いだいやみが、真の姿を現す。 「鬼太郎、食べさせてもらうぜ!!」 鬼太郎に襲い掛かるいやみに対し、鬼太郎は命懸けの「歯の機関銃」を撃った。 バババババ!! 「ぎゃーっ!」 それがキンタマに命中すると、いやみはゲンナリした。 彼の術のエネルギー源はキンタマにあったのだ。 まさに原子力装置とも云うべき物を破壊されたいやみは「殺すのだけは許してくれ」と泣いて頼んだので、元通りの場所に冷凍しておく事になった。 いやみが溜め込んだ「楽しみのエキス」を空気中に帰すと、世の中も少し楽しくなった。 ねずみ男によって誘拐された花子も、鬼太郎により家に帰された。 ねずみ男の方は「女子誘拐罪」により、警察に追われる身となってしまった。 【その後のいやみ】 「雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎」シリーズには、別個体のいやみが登場。 ドラキュラ達西洋妖怪に協力し、相手の怒りエネルギーを炎に変えて放出する舌型火炎放射器を武器にゲゲゲハウスを全焼させた。   そして1997年、「漫画サンデー」に掲載された「ゲゲゲの鬼太郎 &font(#ff0000){セクハラ妖怪いやみ}」という短編にてまさかの再登場。 電機会社に雇われ、ライバル会社の幹部をイロボケにして倒産に導こうとした。 &bold(){&font(#ff0000){男根砲、陰毛攻め}}といった前代未聞のお下劣技で鬼太郎を苦しめる。 【アニメ版】 ・第一期 未登場。 ・第二期 「いやみ」に登場。 「急所をやられたァ~!」という断末魔の叫びがやたら耳に残る。 ・第三期 「妖怪いやみ」に登場。 なんと、悪役声優の大御所である飯塚昭三氏が声を担当した。 限りなく原作に近い鬼太郎とねずみ男の醜い争いが見れるぞ。 鬼太郎が現れた途端あっさり悪事をやめると言って拍子抜けさせ、油断し近づいてきたところでその顔にイロ気を吹きかけた。 「あなたが鬼太郎ちゃんね? 可愛い」 ・第四期 第61話[[「妖怪いやみにご用心」>http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16351.html]]にて登場。 日曜日の朝から発情する主人公を見せるわけにはいかなかったのか様々な変更がなされている。 「へっへっへっ……あたしにたてついた報いよ!!」 ・第五期 未登場。 打ち切りになっていなければ出れただろうか。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - あれh手ナ -- 名無しさん (2013-12-19 21:41:17) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/13 Wed 18:58:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「&bold(){いやみ}」とは漫画&bold(){「[[ゲゲゲの鬼太郎>ゲゲゲの鬼太郎(原作)]]」}に登場する妖怪。 またの名を「エロモドキ」とも云う。 [[CV>声優(職業)]]:大竹宏(アニメ第2期)   [[飯塚昭三]](アニメ第3期)   松尾銀三(アニメ第4期)   高戸靖広(アニメ第6期) 普段は和服で女装したハゲ爺の姿をしているが、その正体は腹部に顔のある一つ目の化け物。 人間から「楽しみのエキス」を吸い取り、糧としている。 その「楽しみのエキス」は、どこに居てもどこからでも吸い取る事が可能で、作中でいやみはひとつの場所に居ながら 世界中から「楽しみのエキス」を吸い取った。 アニメでは口元あるいは唇がアップで画面に映り、人々から吸い取る描写が一回は入る。 また、いやみが口から出す気体「イロ気(四期ではいやみの毒、いやみの気)」には、それを吸い込んだ者をイロボケにする効果もある。 更に、身体を肥大化させたり、ゴムの様に伸ばしたりする能力も持つ。 後述する&font(#ff0000){鬼太郎を存分にイカレさせた功績}から、カルト的な人気を誇る妖怪でもある。   **【活躍】 ・原作 とある山中の小屋にて山の霊気と冷気で冷凍され、長い間冬眠していたが、山にやってきた兄弟に発見され病院に運び込まれ介抱されたことで目を覚ます。 そして病院中に奇妙な息を吹き掛けるといずこかへ消え、病院のひとたちはいやみの発した怪しげな気体のせいでパニックに。妙な騒ぎに疑問を持った通りすがりの&bold(){[[ねずみ男]]}も初めて見る気体に興味を持ち、その気体を吸い込んだ。 それにより世の中から「楽しみ」という感情が消えてしまい、人々はどんなに働いても、どんなに遊んでも全然楽しくならず、理由も無くイライラする様になった。 討伐にやってきた[[鬼太郎>ゲゲゲの鬼太郎(キャラクター)]]もいやみが発したイロ気をまともに吸い込んでしまい、いやみ退治そっちのけでねずみ男が誘拐してきた花子を口説く始末。 しかし喧嘩の末にねずみおとこの&bold(){全力の屁}を食らって気絶した鬼太郎は[[目玉おやじ]]にとある祠に連れて行かれ、魂が清められ正義の妖怪に立ち返る。 鬼太郎が、今度は正面からは掛からず、いやみの家に火を点けようとするのを察したいやみは、手を肥大化させて鬼太郎を掴み、家のなかへと引っ張り上げたうえで絞め殺そうとする。 しかし鬼太郎は引き込まれたのを逆に利用し、至近距離から髪の毛針を撃ちこむとともに、いやみの顔を蹴っとばした。 だが&bold(){なぜかそれだけで、いやみの首が落ちた}。 &font(#fabf14){「あーっ!!」} いやみの頭は張りぼてだった。 そして着物を脱いだいやみが、真の姿を現す。 丸い胴体のど真ん中に、縦に開く一つの目玉と大きな口を持った、口ひげを生やした鬼が、いやみの正体だったのである。 &font(b,#8c7042){「鬼太郎 食べさせてもらうぜ!!」} 大口を開けて襲い掛かるいやみに対し、鬼太郎は命懸けの「&bold(){歯}の機関銃」を撃った。 &font(b,#8c7042){「ぎゃーっ!」} それが&bold(){キンタマ}に命中すると、いやみはゲンナリした。 彼の術のエネルギー源はキンタマにあったのだ。 まさに原子力装置ともいうべきものを破壊されたいやみは「殺すのだけは許してくれ」と泣いて頼んだので、元通りの場所に冷凍しておくことになった。 いやみが溜め込んだ「楽しみのエキス」を空気中に帰すと、世の中も少し楽しくなった。 ねずみ男によって誘拐された花子も、鬼太郎により家に帰された。 ・「雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎」シリーズ ドラキュラたち西洋妖怪に協力し、雪姫をさらうために鬼太郎のもとへと差し向けられる。 相手の怒りエネルギーを炎に変えて放出する&bold(){[[舌型>舌(武器)]]の[[火炎放射]]器}を開発。相手が殺意を抱いたり、念力を使おうとするとますます強くなるので、戦いにおいては非常に強力。 その上、自分の妖気を消して相手を攪乱させる「迷い電波」を宿した衣も開発し、鬼太郎親子を騙すことに成功している(半妖怪のねずみ男には見抜かれた)。 サンデー版のいやみは「頭が張りぼてで胴が本体」だったが、こちらの個体は「頭が本体で胴が借り物」となっている。 その頭はかなり醜いうえにそこかしこに毛が生えた強烈なものだが、胴はなぜか女のものだった。 そんな風貌の上に訛りが強く、ねずみ男に裏をかかれたこともあって間抜けに見えるが、実際は&font(b,#ff0000){非常に知恵の回る頭脳派で、かつ冷酷無比}。 頭を外して胴体だけで魚取りをしていたのをねずみ男に目撃され、頭を遠くに運び込まれて一旦は解決したかに思われたが、 頭だけで転がりドラキュラ・フランケン・狼男に合流すると、&bold(){言葉巧みにフランケンから胴体、狼男から両腕、ドラキュラから両脚を借り受けて}復活。 例の火炎放射器を用いて鬼太郎たちを圧倒してゲゲゲハウスも全焼させ、ドラキュラたちのもとに戻って戦勝報告をした。 が、手足や胴体を返してくれと頼むドラキュラたちに「もうちょっとかすてくれや、ひひひひ」などと&bold(){へらへら笑いながら彼らを煽りだす}。 あげく、彼らから「売るためにさらってくれ」と頼まれた雪姫も「おれ一人で売る」と、&bold(){平然と契約破りを宣言}。 それで彼らの怒りが頂点に達したところで、例の火炎放射器を起動。&font(b,#ff0000){手足や胴を奪われていたドラキュラたちは抵抗すらできずに全滅した}。 ここまでは完璧に謀略を完遂させたいやみだったが、追ってきた鬼太郎がいきなり奇襲を仕掛け、素早く舌の形をした火炎放射器をちぎって奪った。 逆上したいやみが突撃するが、その怒りを利用して鬼太郎は炎を発射し、間一髪いやみを撃破することに成功したのだった。 ・[[鬼太郎霊団]] 「&font(#ff0000){セクハラ妖怪いやみ}」という短編にてまさかの再登場。 電機会社に雇われ、ライバル会社の幹部をイロボケにして倒産に導こうとした。 &bold(){&font(#ff0000){男根砲、陰毛攻め}}といった前代未聞のお下劣技で鬼太郎を苦しめる。 ちなみにこの話、2014年に発表された短編『ねずみ猫の巻』がなかったら「&font(#ff0000){最後の鬼太郎漫画}」になっていた可能性があった。 ・[[アニメ第二期>ゲゲゲの鬼太郎(第2シリーズ)]] 「いやみ」に登場。 原作に沿った姿で活躍(?)した。 概ねシリーズ全体に言える事だが、鬼太郎とねずみ男の口論のシーンのインキンタムシだけは改変されており、2期では「メタンガスよりもーっと臭い」に改変されている。この際の鬼太郎の悪ガキそのものなからかい口調は必見。 「急所をやられたァ~!」という断末魔の叫びがやたら耳に残る。 ・[[アニメ第三期>ゲゲゲの鬼太郎(第3シリーズ)]] 「妖怪いやみ」に登場。 人間体は原作に沿っているが、本体はシリーズで唯一体色が緑。 なんと、悪役声優の大御所である飯塚昭三氏が声を担当。 色ボケ化した鬼太郎とねずみ男がユメコを取り合い、なおかつユメコは鬼太郎に満更でもなかったため((元々彼女は鏡爺の一件で鬼太郎と知り合って以来、彼に思いを寄せている。それでもこの争いが起きる前に鬼太郎からがっつりセクハラされているのだが。))、アニメ化されたこの話はおろか、三期のエピソードの中でも限りなく原作に近いと言える。前述の通り後者の罵倒は3期では「水虫!ゴキブリ!へっこき虫!」に変わっている。 このいやみは鬼太郎に対して「可愛い」「鬼太郎ちゃんが止めろというなら止める」と言葉で翻弄。困惑し油断した鬼太郎を手招きで呼び寄せ、近づいてきたその顔へイロ気を吹き付けた。 人間体と本体とで合わせて二度も弱点であるキ○○タマを蹴られノックダウン。 一時的に休眠状態になった所を一反木綿によって再冬眠させる為、氷が張るような寒い所へ運ばれた様子。 ちなみに鬼太郎を元に戻す方法は、子泣きと砂かけに逆さ吊りにされて川に頭を沈められる事で、イロ気を洗い流されるという、今だったら[[児童虐待]]と訴えられそうな手段になっていた。 ・[[アニメ第四期>ゲゲゲの鬼太郎(第4シリーズ)]] 第61話「妖怪いやみにご用心」にて登場。 四期は大胆な改変がされる物語が少なからずあり、いやみの話もその一つ。 本作では上記の通り「ショウ気(正しい気、笑いの気)」というものを抜き取る能力を持っており、抜き取られた人間は建前や理性をなくし本性が剥き出しになり、笑いを忘れて凶暴化してしまう。 とある神社に封印されていたところを笑いの取れない噺家が解き放ってしまい、 いやみ(本体)と一緒にショウ気を吸って気が大きくなり、洒落のつもりで「お客から大爆笑をとらせてみろ」と啖呵を切ったのが事件の発端。 『ショウ気を集めたいいやみ』が『笑いをとりたい噺家』の身体に乗り移り『いやみ亭いやみ』として人間からショウ気を集めつつ、寄席でそのショウ気を振りまくことで客を楽しい気持ちにして笑わせるというマッチポンプを行っていた。 &color(black,gold){ね「何ちゅうくだらんことに使ってんだ・・・」} 上記のように四期は別ベクトルで危険な妖怪となっているが、このいやみの本当の恐ろしさ。 大勢の人からショウ気を奪ったため人々が狂暴化する事件が多発。 事件解決のために演芸場に駆け付けた鬼太郎は寄席を大爆笑で終えたいやみと対峙、楽しい気分に水を差されたいやみは腕をゴムのように伸ばして鬼太郎を捕獲。 鬼太郎の頭を押さえて&color(black,hotpink){ぶちゅっ}と口づけし『ショウ気より濃い薔薇色の霞(四期ではいやみの気、いやみの毒) 』を文字通り&color(black,hotpink){チュウ}入。 これにより鬼太郎は別人のように『ぐうたら』になってしまう。&font(l){日曜の朝から発情する主人公はまずいが、女装オヤジ(byねずみ男)とのディープキスもまずいと思うが} &color(black,hotpink){「へっへっへっ……あたしにたてつこうとした報いよ!!」} 救援に駆け付けた砂かけ婆の提案で南方の島・金平島の『清めの泉』で鬼太郎を浄化することに。 現地の妖怪・かしゃぼの案内もあり、浄化は成功し鬼太郎は復活。 最後は鬼太郎に追い詰められ噺家の体から抜け出して本体として対峙。 やけくそで鬼太郎を丸呑みにしようとしたところを霊毛ちゃんちゃんこで包まれ、薔薇色の霞を撒き散らしながら霧散した。 ・[[アニメ第五期>ゲゲゲの鬼太郎(第5シリーズ)]] ストーリーはないが、妖怪大運動会のモブにその姿があるほか、ゲーム「妖怪大激戦」でも四期の姿(本体)で登場。 ・[[アニメ第六期>ゲゲゲの鬼太郎(第6シリーズ)]] 「妖怪いやみの色ボケ大作戦」に登場。 「愛の使者」を自称し、ラブの足りないこの世に桃色の吐息をばら撒き、人々を次々に色ボケ状態にした。 なんと今期では&bold(){[[猫娘>猫娘(ゲゲゲの鬼太郎)]]と砂かけばばあを除いたメインキャラほぼ全員が色ボケの被害にあっている。} 「チューさせてくれ」と砂かけばばあに(ぬり)壁ドンする子泣きじじい、目元がキリッとしてやたら流暢かつダンディーな口調になるぬりかべ、「まなちゃんちの子になる」とのたまう目玉おやじ、とどめに&bold(){「猫姉さんの唇は私だけのもの」と[[猫娘にキスを迫る>百合]]暴走[[まな>犬山まな]]}等、カオスという言葉すら生ぬるい凄まじい状況を日曜の朝からお届けした。(ただし色ボケ褌だけは術を食らっておらず通常営業だった模様) しかし、鬼太郎を色ボケにされ、自身の気持ちを踏みにじられ怒った猫娘には終始圧倒され、本来の姿を現しても押された挙句、「俺を倒せば、二度と鬼太郎のこんな言葉は聞けないかもしれない」という甘言を「私は欲深いから、偽物の気持ちじゃ満足出来ない」と一蹴され、原作通りの弱点を蹴りあげられ消滅、魂は一目散に逃げていった。 追記・修正は楽しい気分になりながらお願いします。ただし、嗅ぎつけてきたいやみに楽しい気分を奪われても責任はとれません。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - あれh手ナ -- 名無しさん (2013-12-19 21:41:17) - 三期の色ボケシーンのカオス度はこんなもんじゃないだろ -- atad (2013-12-22 02:46:20) - 5期に出てたら猫娘がアレを食べるのかな -- 名無しさん (2014-11-28 00:53:23) - 丸出しのキンタマもさることながら、目のデザインがくぱぁした女性器になってるのが秀逸 -- 名無しさん (2016-11-30 14:38:59) - ある鬼太郎幻想入りシリーズでは原作さながらの大暴れっぷりでおもしろかった -- 名無しさん (2018-04-09 16:16:49) - 名前だけでも大物とわかるザンスね。 -- 名無しさん (2018-04-10 17:23:06) - 誰か「妖怪いやみ(3期鬼太郎)」の記事を製作してください。三期の色ボケシーンのカオスっぷりを載せてほしいです。 -- 名無しさん (2018-10-28 19:40:59) - 小学生に『花ちゃん、いいモモしてるねぇ』って、暴走しすぎだろw -- 名無しさん (2019-03-21 21:31:04) - なお、第6期にも72話に出る模様 -- 名無しさん (2019-08-19 09:18:47) - 六期のいやみは殺されるほどじゃなかったが放っておくと被害が広まるからなぁ…… -- 名無しさん (2019-09-10 01:13:03) - 漫画版で鬼太郎が馬鹿におまんこ臭いぞって言ってる場面で大笑いした -- 名無しさん (2019-09-20 18:24:07) - 6期のまなちゃんが猫姉さんに迫ったことで「まなはレズ」と主張する人がいるが、直前に犬に求婚してる女性があるようにいやみの能力の一つとして「種類問わず強い好意は全て恋愛感情に変換される」ということだと思うのだが。 -- 名無しさん -- 名無しさん (2019-09-20 19:18:12) - 今期のいやみはねずみ男を諸星あたるへと変えていた。(声優つながり) -- 名無しさん (2019-09-20 21:24:14) - 6期のいやみ回でドラえもんの「こんな道具に頼ってしずかちゃんの気持ちを動かすのは嫌なんだ」を思い出した -- 名無しさん (2020-08-26 14:53:52) - 二次創作で歴代鬼太郎集合ネタを描いた話でいやみネタがあり、5期がボソっといやみが放送中に出てこなくて良かったと呟くオチがあった。うん、こいつに骨抜きにされたの記憶あったら嫌だわなあw -- 名無しさん (2020-09-01 11:35:14) - 著作権保護のための対応のための編集を行いました -- 名無しさん (2023-09-01 08:46:13) - なぜ5期では出なかったんだろう…。打ち切りなのかな…。それともコンプラ的にアウトだったのかな…な -- 名無しさん (2024-01-23 02:14:47) #comment #areaedit(end) }

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