&font(#6495ED){登録日}:2013/04/13 (土) 14:59:01(旧wikiでの登録日は不明) &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- RAGE RACER(レイジレーサー)は1996年にプレイステーションで発売されたレースゲーム。 リッジレーサー、リッジレーサーレボリューションに次ぐシリーズ3作目。 前作までのイメージから一変。リアルな世界観となった。また、メーカーの概念が登場したのはこの作品から。 プレイヤーはレースで賞金を貯めて、その賞金で新たなマシンを購入する、というシリーズ的にも珍しいシステムになっている。 マシンごとにメーター、そしてエンジン音が違うという細かい所がポイント。 ・グランプリ ・・クラス1:&ruby(カルム){CALME} GP ・・クラス2:&ruby(ブリズ){BRISE} GP ・・クラス3:&ruby(ラファール){RAFALE} GP ・・クラス4:&ruby(ミストラル){MISTRAL} GP ・・クラス5:&ruby(タンペート){TEMPETE} GP 以上、全5クラスを勝ち抜いていくモード。 各コースで3位以内に入賞する事で次のクラスに進めるが、それまでに4回失格になるとゲームオーバーとなり各クラスの最初からやり直しとなる(それまでに獲得した入賞マークが消えてしまう)。 当然ながらクラスが上がるごとに敵マシンは速くなっていくので、より高いグレードの車を用意して挑む必要がある。 入賞するとクラス・コース・順位に応じた賞金が貰えるので、これを資金に新車を買ったりチューンナップを行うことになる。 ・コース 全部で4種類。オーバルはクラス3以降で出現する。 全コースともロケーションは同じで、ホームストレートも共有している。 【ミシカルコースト】 全長:4641m、3周 地中海沿岸のような景色が拡がるコース。ジャンプの後のひねったような下り右コーナーがポイント。 全体的にアップ&ダウンやコーナーがバランス良く配置されてはいるが、穏やかなものが多く難易度は低い。 【オーバーパスシティ】 全長:6640m、3周 まるでサンフランシスコのような、急な坂道を登っていく。加速に強いリザード社のマシンが真価を発揮するだろう。 坂道を上りきると今度は連続ヘアピンが見えてくる。テクニカルなコーナーが多いので、十分練習しよう。 ただしコース全体としては緩めのコーナーも多いので、旋回性の劣るマシンでも走りやすい部類ではある。 【レイクサイドゲート】 全長:6237m、3周 深い森の中を走るコース。途中に湖がある。 入り組んだコーナーが多く道端も狭いため、コースに慣れてもオーバーテイク時に敵車に接触しやすい。 その美しい景色と裏腹に難易度は高く、慣れないうちはハンドリングに優れたアージュ社のマシンで走るのが無難と言える。 【ジ・エクストリームオーバル】 全長:3074m、6周 ロングコーナーとストレートのみで構成されるオーバルコース。 非常に緩いカーブにはかなりのバンクがついているためイン側に切れ込みやすく、見た目以上に繊細なハンドル操作が要求される。 更に途中のトンネル内のコーナーが若干きつくブラインドになっているため、単純なレイアウトながらミスをしやすい。 最高速重視のアッソルート社のマシンで一気に駆け抜けよう。 ・メーカー、マシン 4種類のメーカーが登場。メーカーごとに個性がある。そしてマシンごとにグレードが設定されており、今挑戦しているグランプリのクラスを2つ以上上回るグレードのマシンは買えない。同様に、チューンナップもグレード5か挑戦中のクラス+1が上限となる。 【グナーデ】 ドイツのメーカー。ゲーム開始時の初期マシンはここ製で、ラインナップもその1車種のみ。バランス重視型だが、中盤以降はその平凡な性能が足枷となる。 もともとは航空機のエンジンを作ってたという高級車メーカーで、入り組んだ街並みからアウトバーンまで様々な道路事情に対応するバランスの取れたマシンへの強い拘りと誇りを持っている。 【リザード】 アメリカのメーカー。加速力重視。重量級の車両を有り余るパワーで引っ張る、ダイナミックな車を作る。 コンパクトカーブームではいろいろ苦労したが、今は確実な地位を築いている。しかし、後の作品では… 【アージュ】 フランスのメーカー。旋回性重視。コンパクトカーが多く、車体の軽さからか最高速度も少しだけ速い傾向にある。 第二次世界大戦で工場が焼かれたらしい。かなり伝統的なメーカーなのだろう。 R4で初登場したアージュ・ソロ社はここの子会社。 【アッソルート】 イタリアのメーカー。最高速重視。スポーツカーを多く手がける。 メーカー関係者が全員レース関係者という異色のメーカーで、創業者のアッソルート氏はかつてレーサーとして活躍しており、その後自らレーシングチームを結成、更にマシン開発に向けて起業に至ったという。 ・チューンナップ マシンをチューンナップすることでグレードが引き上げられ、上位のクラスでも戦えるようになる。 性能だけでは無く、見た目も変わる。かっこよくなるのもあれば、「あれ?」ってなるものも。伸びたりもする。 ・敵のマシン 敵車は全て敵専用でプレイヤーは使用出来ない。しかし、妙にかっこいいマシンがあったりする。 ゆっくり見ることが出来ないのが残念。 ・エクストラグランプリ ・・クラス1:&ruby(エザンス){AISANCE} GP ・・クラス2:&ruby(アジタシオン){AGITATION} GP ・・クラス3:&ruby(イリタシオン){IRRITATION} GP ・・クラス4:&ruby(コレール){COLERE} GP ・・クラス5:&ruby(ラージュ){RAGE} GP ・・クラス6:&ruby(ディアーブル){DIABLE} GP 条件を満たせば出現する新たなグランプリ。コースは一緒だが逆走で行われ、若干敵車も速くなっている。 このグランプリ最大の違いは、クラス5を制覇すると最後にもう一つ、クラス6が出現すること。 そのクラスは… ・デビルカー 圧倒的な性能を持つマシン。グナーデを除いた各メーカーが1台ずつラインナップ(計3台)している。 【リザード テンペスト】 圧倒的な加速力を誇るデビルカー。非常にクラシカルな見た目のデザイン。 重量のせいか他2台ほど軽快ではないが、パワーバンドさえ掴めれば&bold(){坂という概念が存在しなくなるほどの登坂力}とトップスピードまで安定した加速力を発揮する。ドリフトによる失速も少なく、使いこなすとかなり速い。 【アージュ ヴィクトアール】 旋回力に優れたデビルカー。見た目は純レーシングカー。 パワーウェイトレシオは全車種中トップ。だがゲーム内ではあまり意味がない。速度帯が速いせいか坂への弱さが目立ち活躍できる機会は少ないが、ドラゴーネに次ぐ最高速度を持ちトータルバランスは随一。 【アッソルート ドラゴーネ】 最高速重視のデビルカー。記録樹立用、または実験用とも思える直線的なデザイン。 V16エンジンを搭載し、最高速度は脅威の&bold(){370km/h}。登坂力こそ並程度だが出足の方もやたらと強烈で、オーバル以外ではその高すぎる加速力が殆どのカーブにおいてアクセル全開でのクリアを阻む。 ・本作について リッジレーサーシリーズ中でも極めて異端な作品である。 お金を貯めて車を買う、マシンをチューニングする、タイヤの性能を変更する、MT専用車両がある…といった点をはじめ &font(#dc143c){上り坂で凄まじい失速をする}、&font(#dc143c){ドリフトの減速率が凄まじい}、&font(#dc143c){壁に接触したら速度0km/hになった}…等 実はコースの当たり判定がかなりいい加減に作られており、見えない壁が存在したり、逆に壁にある程度めり込みながら走れる箇所も存在している。 ・余談 初代モンスターファームでこのゲームディスクを使うと超レアモンスター「タイヤン」が生まれてくる。 オリジナルのサントラは発売されておらず、&bold(){公式でも音源は失くしてしまったらしい。}なのでスマホやプレーヤーで音楽を聞くにはソフトから取り込むしかない。 (初代プレステのソフトは音楽CDとしてゲーム中の音楽を聴くことができるソフトがある) 後に「20周年記念」としてアーティストによるリミックスされたサントラが発売され、リミックス前の曲も収録された……が、アレンジされており「オリジナル」ではない。 &font(red){ソフトを持ってる人は貴重な音源なので大切にしよう。} &color(#F54738){良い項目には2つしかない。追記された項目と、修正された項目。それだけだ。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 登録日不明ってことなんで、注釈書いた上でこっちのwikiでの登録日を一応かいときました -- 名無しさん (2014-04-05 13:20:01) #comment #areaedit(end) }