おにいさまへ…

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/08(日) 01:39:28
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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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「ベルサイユのばら」の作者として有名な池田理代子による少女漫画。1991年にアニメ化し、NHKの衛星テレビ劇場で放送された。監督は故出崎統。


あらすじ

名門女子校・青蘭学園高等部に入学できた奈々子は、クラスメイトの信夫マリ子から、選ばれた生徒のみが入会を許される社交クラブ・ソロリティの存在を聞かされる。

自分とは無縁の世界と思っていた奈々子だったが、なぜかソロリティ会長・一の宮蕗子の推薦でソロリティの一員に-
登場人物

・御宛生奈々子(みそのお ななこ)
&font(#008000){「おにいさま…涙が…止まりません…」}

ごく普通の女の子。しかし蕗子により何故かソロリティのメンバーに選ばれ、愛憎入り混じる流れの中に…。
高校受験前に塾の講師だった辺見武彦に、突然「おにいさまになってください」と頼み、受け入れた彼と文通を続けている。
サン・ジュストに惹かれており、アニメ版では若干ストーカー。
あれ?普通の女の子?

・信夫マリ子(しのぶ まりこ)
&font(#008000){「あなただけが友達じゃないのよ!本当に…本当に…友達なんか…いっぱいいるんだから!」}

黒髪に赤い唇の美少女で、奈々子のクラスメイト。作中屈指の萌キャラ。
中等部上がりで金持ちだが、父親がポルノ作家なため馬鹿にされ、友達がいない。
奈々子に対してはヤンデレ。一の宮貴に対してはツンデレ。

・朝霞れい(あさか れい)
&font(#008000){「マ・シェリーラ・プペ…私をぶった…愛しいプペ…」}

「サン・ジュスト様」の異名を持つ。
ハスキーボイスで、男性的な衣装を好んで着る。
薬漬けで時々ラリってナイフを振り回す・何やら因縁があるらしく外さない腕輪・鏡ばかりの部屋で一人暮らしと、ミステリアス。
終盤では…

・折原薫(おりはら かおる)
&font(#008000){「伝統ある人身売買制度ですか!」}

「薫の君」
中性的な容姿の女性。
女生徒からの人気はサンジュストに勝るとも劣らない。
奈々子達より一つ年上だが、病気で留年したため同級生。
アニメ版と漫画版で結末が違う。

・一の宮蕗子(いちのみや ふきこ)
&font(#008000){「ごめんなさいね。あなたがあまりにも可愛かったから…つい…」}

ソロリティの長にして生徒会長。
「宮様」と呼ばれる、金髪縦ロールの美女。
上流階級としてのプライドが高く、容姿もあってとても18歳には見えない。

サンジュストに対し冷たい態度をとっており、奈々子に対しても寵愛だけではない模様。
・事故を装いわざと剣山をサンジュストの手に落とす
・雨の中サンジュストを待ちぼうけさせる。
・湖に着衣で潜って奈々子の足を掴み、引きずり落とし、溺れさせる
・特技は、食事用のナイフでバイオリンの弦を切ること。
等々、色々と突っ込み所の尽きないお方。

兄の貴曰く、「宇宙人」(何を考えているのか分からない、の意)

・辺見武彦
おにいさま。
奈々子が名乗った際、「御宛生」の姓に反応するが…

・一の宮貴
辺見の親友で蕗子のお兄様。
スポーツカーを乗り回す大学院生で、過剰な程の男嫌いなマリ子を逆に気に入る。
ちなみに辺見・貴ともに&font(#ff0000){24歳}。
漫画版が短い事もあって、アニメはオリジナルの部分が多く、内容もかなり異なる。

アニメは百合要素、昼ドラ以上のドロドロした愛憎劇が含まれており、NHKのBS枠だからよかったようなものの、もし地上波で放送していたら大問題になっていたと予想される。
脚本もさることながら、時々入る止め絵や光と陰の描写等も相まって、独特の雰囲気を醸し出している。

そのあまりに濃い内容からか、放送時は次回予告の後に「現実に引き戻してくれるお姉さん」が出てきたらしい。

「先の運命がわからない」ことが魅力の話なので、未見の方は是非チェックされたし。


追記・修正よろしくお願いします



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