BOY-ボーイ-

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/03(金) 19:26:56
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){

&size(25){&font(#ff0000){&bold(){世  界}}}

&size(25){&font(#ff0000){&bold(){征  服}}}
}

#center(){
&size(20){&font(#ff0000){&bold(){それが我が夢、我が野望じゃー!!}}}
}



[[週刊少年ジャンプ]]に1992年50号から1999年9号まで掲載された、ロックンロールケンカアクション漫画。
全33巻。文庫版も全20巻で出ている。作者は梅澤春人。
初期から登場するキャラクターの多くは前作、『HARELUYA』の設定を改変したもの(いわゆる[[スターシステム]])であり、
本作『BOY』には『HARELUYA II』という副題が付いている。
アニメ版は1997年に『HARELUYA II BOY』の題で放送され、1話冒頭で晴矢が天界から堕とされるシーンがある。

この作品の特徴はメインの三人がそれぞれの夢や野望をおいかけつつ、ケンカ三昧の日々を送る青春漫画である。
また、喧嘩相手は幅広く、クスリでラリってる人や、人間解剖に趣味を持った[[多重人格]]者、[[レイプ]]犯など、現実的に考えたらシャレにならない連中だったりする。


また、ジャンプの&font(#f09199){お色気要素}を担っていたりもするロックな漫画。

ジャンプ黄金期を支えた漫画の一つで個性的なキャラクターやちょいちょい挟むギャグなどから人気も高かった。



*【主な登場人物】


・日々野晴矢(ひびの ハレルヤ)
CV:[[三木眞一郎]]
楽園高校一年。
&bold(){&font(#ffdc00){ニ~~~~ン}で&font(#ff0000){うるぁぁー!!}で&font(#0000ff){フバーッハッハッハ!!}な主人公。}
野望は&font(#ff0000){&bold(){世・界・征・服}}。
無敵系主人公と言えば彼をイメージする人もいるのでは?
他を圧倒する実力とケンカの時に回る頭、そして&font(#ff0000){背中から出て来る武器}を駆使して戦う暴力的[[ドラえもん>ドラえもん(キャラクター)]]。
背中から出て来るのは主に金属バットやフライパン。また、&font(#ff0000){毛ガニや鍋、ガムテープ、体育館の仕切りネット(投網)}などが出て来る事もある。超便利。
もちろん武器なしでも無敵。真っ向勝負で互角以上に戦えたのは極少数で他は&font(#0000ff){まぁ、善戦したかな}っていうレベルに見えるほどの無敵っぷり。
だが決して[[デウス・エクス・マキナ]]にはならない不思議な魅力がある漢。
ちなみに彼の父は彼並の戦闘能力を持っている。

超上から目線で仲間を下僕呼ばわりするが、仲間や認めた者を大切にする熱い漢。
仲間や努力をする人を侮辱する奴は絶対に許さない。
それでいて恋には超純情。山ノ上先生への奥手っぷりは普段の彼とは別人レベルでちょっとかわいい。
大好物はみそラーメンと、お好み焼きやもんじゃ焼きなどの粉もの料理。
不良の部類には入るが、喫煙はせず、カツアゲも悪人以外からは絶対しない。
飲酒は時々していたが、山ノ上先生に突っ込まれてからはピタリとやめている。

最終回手前で一条にスカウトされ、ボーカリストとして世界征服を目指すことになる。


・岡本清志郎
CV:[[うえだゆうじ]](上田祐司名義)
楽園高校一年。事実上のもう一人の主人公。
作中一の&font(#0000ff){苦労人}で仲間達のストッパー、そして&font(#ff0000){&bold(){漢}}。
夢は&font(#ff0000){&bold(){フランスに行き、画家になること。}}

優しすぎる性格ゆえにケンカは決して強い方ではないが、根性と誰よりもタフな精神力、そしてひたむきに夢を追い続ける彼を仲間達はみんな慕っている。
ただし、ケンカに関しては比較対象が晴矢などのチート過ぎるメンバーなのもあり、彼自身も工事現場で鍛えた体格に似合わぬ規格外の怪力を持ち、後半では彼自身も修羅場をくぐった故か、不良一人ぐらいなら一方的にボコれるぐらいに強くなった。

高校一年の終わり頃にパリに留学に行けるだけの資金を溜め、遂に夢の第一歩を踏み出す。


・一条誠
CV:[[有馬克明]]
楽園高校一年。
夢は&font(#ff0000){&bold(){ロックミュージシャン}}。
地元の人気ロックバンド&font(#ff0000){『FIRE GUN`&bold(){S}(ファイヤーガンズ)』}のメインギタリスト兼ボーカリスト。
(後に晴矢を迎えるに辺り、ギタリスト一本に絞った)
昔は不良で神崎狂とつるみ、今は&font(#ff0000){ケバくてもの凄いスタイルのいい彼女}を持つリア充。

実力は高く、主に敵のNo.2を相手にする事が多いが、ファールカップバラキを倒した事も。
彼の特技、ピック投げはスチールの下駄箱にすら突き刺さる。

基本的には良識人で情に熱い人物でツッコミ役で&font(#ff0000){ムッツリスケベ。}

終盤では晴矢、雨宮、椎名と再びバンドを組み、&font(#ff0000){『FIRE GUN`&bold(){Z}』}を再結成した。


・山奈みちる
CV:みうらうらら
楽園高校一年。ヒロイン。
夢は&font(#ff0000){&bold(){ジュエリーデザイナー}}。だがその設定は徐々に薄れる。(忘れてる訳では無いようだが)

レイプにあいそうになったり、裸の写真を取られそうになったり、暴行を受けたりというジャンプヒロインには中々いないタイプだが女子高生離れしたタフな精神力の持ち主。

徐々に岡本に惹かれていき、最終的に恋人同士に。


・揉山正象
CV:[[梁田清之]]
楽園高校三年で番格。
必殺技&font(#0000ff){トリプルパンチ}で相手をノックアウトし、愛車インパラに乗ってラブリーな女性を口説く、通称「モミーの旦那」。
…実際の戦闘能力は&font(#0000ff){決して高くない}。とは言っても並の不良よりは強いが。

初期では小物臭プンプンだが、時折見せる&font(#ff0000){&bold(){漢っぷり}}は半端なく、愛すべき番長。

最終回直前で&font(#0000ff){留年}が決定した。
可愛くて清楚な妹がいる。兄に似なくて良かった!!


・伊部麗子
CV:[[鶴ひろみ]]
摩天学院高校、通称マジョ学の三年。&font(#f09199){&bold(){巨乳。}}恐らくハーフ。
晴矢ほどではないが胸の谷間からいろいろ取り出す。

最初は悪役で登場したが、騒動後は一条にべた惚れしてヒロインの一人になった。最終的には恋人同士に。
それ以降は年相応の女の子らしい表情や気さくで面倒見のいい一面を見せるようになり、かつてのワルっぽさはすっかり鳴りを潜めた。

素晴らしいおっぱいと脚と足技の持ち主。
悪役の時は[[トリカブト]]の毒付きのダーツを武器にしていたが、仲間入りしてからは封印している。
一条に胸を見られたぐらいで赤面しながらオーバーリアクションしてた辺り、天草に操は捧げていなかったらしい。
&font(#ff0000){だれだケバイっつったの}

高校卒業後は短大に通いながらSMクラブで女王様のバイトをしてるらしい。


・山ノ上春香
遅れてきた正ヒロイン。楽園高校保険医。

物凄く正義感の強い女性で、困っている人を放っておけない聖人君子を絵に描いたような人。
最初は晴矢を弱い者いじめをする不良と誤解して対峙したが、それが誤解だと知るや&font(#ff0000){償いに飛び降り自殺しようとした}など極端な面も。
だがそんな彼女に晴矢は惹かれていき…


・雨宮拓矢
楽園北中学の三年→私立楽園高校一年。愛称は「ママミヤ」。
一条の大ファンの&bold(){「ロッケンロール」}少年。バスケット選手並のジャンプ力を持つ。
ギタリスト志望だったが、一条の勧めでベーシストに転向。
「&font(#ff0000){『FIRE GUN`S』}は一条のバンド」というこだわりから晴矢への反発心が強いが、心の中では彼の強さに憧れてもいるツンデレ。
彼の初めて買ったギターのエピソードは涙無しでは見られない。


・椎名幹
楽園北中学の三年→私立楽園高校一年。
雨宮の同級生でバンド仲間の少年。
無口で影が薄いが、15にしてドラマーとしては並外れた才能を持っており、素手でドラムを叩く技を持っている。
[[レッド・ツェッペリン]]のドラマー故・ジョン・ボーナムを&bold(){「ロックの神」}と崇めている。


・ボブじいさん
岡本が偶然知り合ったホームレスの画家の老人。
道行く人の似顔絵で生計を立てている。

その正体はかつてフランスで名を馳せた天才画家・北原俊太郎。
亡き妻マリアンヌに捧げた傑作&font(#ff0000){&bold(){『未完の情景』}}を巡るトラブルで全てに絶望し、地位も名誉も戸籍も名前も何もかも捨ててホームレスとなっていた。

彼との出会いが、岡本の人生に決定的な意味をもたらす事になる…。

ちなみにペットの猫「ピカソ」は普通の猫を遥かに上回る高い知能の持ち主。


*【敵役】

『BOY』には、主要人物達以上に魅力的な悪役が勢揃いしている。


<以下、ボーイを盛り上げる魅力的な悪役。(一例)>

・神崎狂
戯堂(げどう)高校のボス。&font(#ff0000){&bold(){高校生でありながらジャンキーで売人。}}
彼自身の戦闘能力も高く、「ヘル・ビジョン」という名の[[ドーピングコンソメスー…ドラッグ>至郎田正影]]を使うも晴矢に敗北。

再登場した際は更に強力な「マッド・カクテル」を用意するも、晴矢の挑発によってそれを吐き捨ててマジギレ。
その後はクスリを完全に克服し、互角以上の戦いを繰り広げるも惜敗する。

最終回では釈放されたのか、晴矢達のライブを見に来ていた。

ちなみに「ヘル・ビジョン」の正体は、アフリカの一部にしか咲かないひまわりに似た花の種。
アヘンとステロイドの両方の効果を持つとてつもなくヤバい劇薬。
三粒目までは普通の精神興奮剤だが、四粒目からは肉体から恐怖と痛みを取り払い、筋肉を膨張させる恐ろしい効果を持つ。
七粒食べた神崎は、&font(#ff0000){&bold(){筋肉が倍以上にパンプアップし、別人のようなマッチョマンになっていた。}}


・シュウ
神崎よりもヤバい目をした男で&font(#ff0000){&bold(){女を攫ってレイプ、それを撮影して裏ビデオとして販売}}という神崎とは別のベクトルでヤバい男。
ハゲ頭にイナズマのタトゥー、舌ピアスと一度見たら忘れられない風貌。
極悪非道を絵に書いたような男で、目的の為なら殺人さえも辞さない。
また、晴矢を唯一&font(#ff0000){病院送りにした男}。
%%まぁ先生を助けるために怪我したから%%


・[[ミリオン>ミリオン(BOY)]]
楽園市の隣にある獄冥市を拠点に活動している暴走族集団…の皮を被った武装テロ組織。
その規模と暴力性は明らかに暴走族の範疇を超えている。
幹部クラスは体のどこかにナンバーが入っており、数の少ない方が格上。
その為、ナンバー1がボス。%%と、思われていたが…%%

詳しくは該当項目参照。


・天草鬼郎
女子高から共学になったばかりのマジョ学で唯一生き残った男の生徒。
&font(#ff0000){女性の裸写真を無理矢理撮ってそれをネタに売春の強要}などを行う。
&font(#ff0000){「ムケ!」}は彼の代名詞。


・バラキ集団
天才ゲーマー・桃山太郎を(表向きの)ボスにした集団。
小学生に[[リアルファイト]]を見せる事で金を払わせる。
%%とは言っても、双方合意の上なので巻き上げてるかどうかは微妙なところ。%%

一人一人ネタレベルが高く、
・インパクトのある外見かつ&font(#ff0000){ファールカップで弱点をなくした}%%サル%%アフロマンバラキ
・&font(#0000ff){早漏かつ女に気づかせないでパンツを脱がす特技}を持ち、ナオミとやっちゃおうとした%%キジ%%チャラ男二重人格者シンジ
・そしてノーパンのまま戦闘し、&font(#ffdc00){思春期前の太郎に衝撃の映像を見せつけ、使用済みパンツを読者プレゼントにしようとした}%%イヌ%%アムラー系コギャルナオミ
…など、色んな意味で&font(#ff0000){ぶっ飛んでる。}
でも敵役だが、どこか憎めない愛すべきバカ達。



上記はあくまで一例であり、この他にも&font(#ff0000){殺人スライディングをお見舞いしてくる野球部}や、&font(#ff0000){手刀でサメを殺す裏料理人}といったぶっ飛んだ方々がいるので気になったらチェックしてみましょう。



ちなみに&font(#ff0000){「デストローーーイ!!」}な方は[[こちら>無頼男-ブレーメン-]]。

追記、修正カマーン。

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- ぶっちゃけ、並の不良が相手の時は作者も晴矢の強さを持て余してたみたいで、あの手この手で晴矢がすぐには戦えないシチュエーションを作ってたな  -- 名無しさん  (2013-08-20 13:45:25)
- ボロボロになってもライブハウスに行く一条の話は結構印象に残ってる。特に最後のライブのセリフ。  -- 名無しさん  (2013-08-20 14:10:49)
- ナンバリングで序列が決まってる敵組織を初めて見たのがこれだわ No.1より強いのはNo.0だって事も  -- 名無しさん  (2013-08-20 14:17:27)
- あったなあwNo.1  -- 名無しさん  (2014-02-05 23:13:23)
- …の小物感が半端じゃなかった と書き込もうとしたら間違えて投稿してしまったorz  -- 名無しさん  (2014-02-05 23:15:01)
- 野球編は面白かった。  -- 名無しさん  (2014-02-06 01:35:36)
- 最長のミリオン編が1つのピークだった。  -- 名無しさん  (2014-02-14 20:12:47)
- 小学生の目線から見た高校生、ってイメージが強いな。一条くんとか神崎が15~16のガキだとしったショックたるやwwwまあ、男塾の富樫とかフェニックス一輝にも同じくらい驚いたけどw  -- 名無しさん  (2014-02-14 20:24:57)
- 一条の相手の癖を読んだり、その場にあるものを利用してどうにか辛勝ってパターンが妙に好きだったな。終盤シュウの時以降は凶器スケボー乗ってるチンピラ相手に無双したりとかすげー強くなってたけど。  -- 名無しさん  (2014-06-13 23:26:14)
- バラキは悪党のはずなんだが、コギャルと警棒野郎がゲスだったのと「圧倒的な強さにも関わらず人気はいまいちだった」の一文でなんか憎めない奴に思えてしまった  -- 名無しさん  (2014-09-21 15:12:23)
- ↑取り返しが付かなくなる前に太郎と手を切ったのはバラキなりの優しさだったんじゃないだろうか。利用したと言ってたのも本当だろうけど、太郎の才能に密かに敬意も抱いていたし。  -- 名無しさん  (2014-09-21 17:08:59)
- 神崎が再登場した時は驚いたが、熱い奴になったものだ。  -- 名無しさん  (2016-10-29 18:55:48)
- みちるは何度も攫われてレイプ寸前になっていたな。ただ、みちるよりも伊部がバラキやナオミと戦っていたり、バラキの部下に鞭打ちされている時の方が遥かにセクシーだったわ。  -- 名無しさん  (2017-02-02 07:27:54)
- ゲスとDQNの見本市みたいな作品だったので文化祭の時晴矢と一条が不良扱いされてたのが妙に違和感が…  -- 名無しさん  (2017-02-04 22:17:04)
- あと個人的にくすぐり地獄は使用対象が限られる分作中最強の技だと思う  -- 名無しさん  (2017-02-04 22:26:45)
- ↑6 アニメでもラスボスの座をシンジにとられてたな。まあシンジ瞬殺の流れは結局原作と同じだったけど。保健の先生かわいかったな。  -- 名無しさん  (2017-02-04 23:32:41)
- カフスやサムライソルジャーもそうだけど集英社の不良漫画は不良とかそういう次元を遥かに越えた悪党を平気で出すから怖い  -- 名無しさん  (2017-02-05 00:29:34)
- いつ見てもイブは魅力的だよね。というか梅さんってケバくてグラマーなビッチのエロい戦闘シーン描かせると最高にロックでカッコいい。カウンタックのコルベット樹里とか。  -- 名無しさん  (2017-11-03 23:30:14)
- 後半のイブは本当にいい子だよな。自分でコスプレ衣装作ってたあたり、クラブやめても服飾関係の仕事でも充分食っていけそう。  -- 名無しさん  (2017-11-03 23:50:39)
- 梅さんの作品って主人公が見た目普通でチート(ハレルヤ、ロミオ、舜)、チャラい奴が常識人(一条、レイジ)、清楚ヒロインが空気(みちる、早乙女)、ケバい巨乳ビッチがクソ目立つ(イブ、コルベッ娘)ってケースが多いよね。  -- 名無しさん  (2018-01-23 23:58:08)
- グラジャンで続編読みたい。神の子ハレルヤ2世(ハゲ神父もいるから3世?)、摩天学院のイケメン一条誠麗(ロック歌手の息子、母はマジョ学女子校時代の番長)が組んで、今のマイルドヤンキーを倒すとか。  -- 名無しさん  (2018-05-13 23:40:12)
- 鬼頭烈あたりから急速につまらなくなったかな、あの話を途中で打ち切ったのは英断だと思ったけどズー編も微妙でうーん・・・となった、けどネタ切れなだけぽいから元の面白さに戻ったら続きが読みたい漫画でもある  -- 名無しさん  (2018-09-26 18:28:27)
- こっちが有名で前作はあとから読む人が多いだろうけど、ハレルヤが見た目性格同じでムチャクチャ弱いからすごい違和感があったな  -- 名無しさん  (2018-09-29 23:50:02)
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