それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/21(火) 00:56:53
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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時は30世紀。銀河に広がった人類は二つの勢力に別れ、領土や利権を巡って争う時代……。そんな未来世界に呼び出された女子高生、山本洋子とその仲間達は生死を賭けた宇宙戦争にその身を投じていく。

#center(){&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ウソですごめんなさい}}}}

&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){技術の進歩によって一人での繰艦を可能とし、さらに絶対的安全性をも確保した結果半ばプロスポーツ化した戦争の選手(プレイヤー)として首を突っ込む洋子達の物語。}}}

富士見ファンタジア文庫最盛期の作品で、アニメ化・二度の漫画化もされている。



~登場勢力~

・TERRA
地球を首都とする勢力。2014年に誕生した、地球統一国家が銀河系に版図を広げた姿である。戦艦はF1カーそっくりで、艦名は搭乗者の氏名。

・NESS
25世紀に発生した大戦の際に音信不通となった植民船団の末裔。母星を持たず、宇宙船団を拠点としている。
血縁に重きを置いており、名前の前に氏族名と家名を付ける習慣がある。
戦艦は魚介類風で、艦名は家名+数字とシンプル。

・WASCO
両勢力の協定により生まれた戦時監視委員会。要するに審判兼運営組織である。

・noyss
物語途中で誕生した新興勢力。様々な思惑の元、TERRAとNESS双方から集まった人々からなる。

・オールドタイマー
遥か昔に銀河を征した謎の古代文明。30世紀においてもオーバーテクノロジーと呼べる超技術を持っていたらしく、遺跡を巡って各勢力が争うことも多い。



~人物~

・山本洋子
唯我独尊を地で行く、猫のような印象の帰国子女。まあ[[某SOS団団長>涼宮ハルヒ]]みたいな子だと思えばだいたいあってる。格ゲーマーかつシューターであり、花札屋とRPGが大嫌い。
ドラクエTで最初の城にすら辿り着けなかったらしい……
とても長いミドルネームを持つ
乗艦は高出力の主砲、エヴァブラック砲を搭載した打撃戦艦、TA-29ヤマモト・ヨーコ。

・御堂まどか
デコが眩しい元体操選手の女オタ。作者から絶対に洋子に勝てないと明記される可哀想な子。
乗艦は無類の防御力を誇るチートバリア『ヴェイパーシールド』を装備した高速戦艦、TA

・白鳳院綾乃エリザベス
古流合気術白鳳院流の達人。とはいえ本人は小柄で大人しい天然ぎみのお嬢様である。やけに露出が激しいサービス要員。
乗艦は重力発生装置、重力アンカーで相手を掴み白鳳院流の技術を再現できる格闘戦艦、TA-27ハクホーイン・アヤノエリザベス。

・松明屋紅葉
田舎劇団の座長の一人娘。母親からは次期座長として期待されているが、本人はアクション映画監督を目指し現在仲違い中。長身ポニテゆえ、まどか曰く「[[セーラージュピター>木野まこと/セーラージュピター]]」。
乗艦は多数の無人機を搭載した強襲空母、TA-23カガリヤ・モミジ。

・カーティス・ローソン
名前からして便利そうな技術者の青年。製作したタイムマシン(っぽいもの)がたまたま繋がった日本で見つけた洋子達をスカウトした張本人。
技術者としては天才であり、TA-2系の戦艦も彼の手による。
洋子とフラグが立つ人の1。

・メオ・トロルのフーリガー
今は没落したNESSの名門、メオ氏族トロル家のエースパイロット。つまり、分かりやすいライバルキャラ。
洋子とフラグが立つ人の2。

・レッドスナッパーズ
SM女王様風のルージュ、知恵の回るバカことロート、パンクロッカー風のルブルム、弱気な和風美少女エリュトロンという、欠片も似てないメオ氏族ニス家の4姉妹。ちなみに一番まともなのはルブルム。
なんやかんやで洋子達の仲間っぽいポジションに落ち着いている。
余談だが、全員名前が&font(#ff0000){赤}を意味している。

・メリ・スハンのテンツァー
やたらプライドが高く傲慢で短気という、典型的な小者臭溢れる兄ちゃん。洋子によるとM・シューマッハ似らしい。
初対面でぶん投げられて以来、ことある事に綾乃とフラグが立ち続けている。
祖父ゼンガーに捨て駒にされた末、現在はnoyssに所属。
原作、コミック(角井版)、アニメと見た目に大きな差がある。

・シルヴィー・ドレッド
腕はともかく性格に難のある、猫のような印象のTERRAのアイドルプレイヤー。人気を洋子達に奪われた末、試作艦だったTA-21を奪ってNESSへ亡命、後にテンツァーと共にnoyssへ。……ちょっとは大人しくしてろよと言いたい。
家族関係に色々難があるらしい。

・メオ・ママンのオットー
スキンヘッドに丸サングラスのマッドエンジニア。NESS版ローソン(腹黒仕様)とでも言った所か。
ローソンへの対抗心は凄まじく、フィッシュシリーズは対エスタナトレーヒチームに過剰に特化させている。
想像した人もいるだろうが、そのまんまの容姿から作中で「サンプラザ中野のパチモン」扱いされることも。

・フィッシュチーム
オットーが現代の日本で集めた、洋子達と因縁のある少女達。
綾乃の白鳳院流と雌雄を決しようとするする紅鵬院流の使い手、紅鵬院翼の格闘戦艦クロウフィッシュ、
まどかの後輩で彼女を体操選手として復帰させようとする雉波田光の装甲戦艦バタフライフィッシュ、
紅葉を劇団に連れ戻そうとするの従姉妹の忍者小学生、鷲尾木葉の攻撃空母サンフィッシュ、
&font(#ff0000){洋子に負けたゲーマーのブラコン妹}にして弓道家のお嬢、高取集の狙撃戦艦アーチャーフィッシュ、
のチーム。一人変なのが混じってるが気にしない。そいつがリーダー格です。
派手に出てきた割に少々咬ませ気味。

・マーカス・フィンレイ
ゼネラル・コスミック・サービスなる企業の社長にして、影で暗躍してnoyssを設立した謎の多いナイスミドル。「木の葉を隠すために森をでっち上げる」と評される、派手かつ非常識な手段で真の目的を隠す手法が得意技。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){レッドスナッパーズの実父である。}}}


ちなみに、本作のテレビアニメは近年有名な[[新房昭之]]の監督作品として知られる。


……とまあ色々書いたが、最後に下の刊行履歴を見て欲しい。

レーベル:富士見ファンタジア文庫
刊行期間:1993年~2001年
巻数:長編既刊全12巻、短編集全10巻
その他:&font(#ff0000){最終刊は刊行されず。}
その他:&font(#ff0000){最終刊は刊行されず。}

大事なことなので(ry

#center(){……どーいうことだ。}


と思ってたら、アサヒノベルズから2巻ずつ程度を纏めて書き下ろしも足したりした“パーフェクトエデイション”が刊行され、2013年に遂に完結した。おめでとうというかお疲れ様というかなんというか……
こちらは全12巻。



追記修正は灰色の弁当箱を踏みつけながらお願いします。

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