あひるの空

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&font(#6495ED){登録日}:2010/10/24(日) 19:35:27
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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原作・日向武史のバスケ漫画。現在週刊少年マガジンで連載中。けっこう長いこと連載していて、単行本も33巻まで出ている。

「高校最初のバスケの大会で優勝する」と母に誓いを立てた身長149cmの車谷空が不良上がりの九頭龍高校バスケ部部員と共に成長していく物語。

単にバスケの話だけではなく、不良少年の更正や、部活動から生まれる様々な感情、恋愛、ライバルなどに重きを置いた人物描写が多く、それが試合のメインストーリーになることもしばしば。
特に恋愛話の時のキャラクターの心理描写が少女漫画並にこと細かく描かれていたり、キャラクターのファッション(私服)がヤケに凝っていたりして原作者の女性説が上がるほど。

このような点からスラムダンクとは対象的な作品でしばしば比較される。また、勝ち続けるスラムダンク、負け続けるあひるの空と言われるほど当初は負けまくっていた(公式戦で最近やっと一勝した)
バスケの描写に関しては、ダンクしまくるスラムダンクや、格闘技と化している黒子のバスケ、もはやNBAなDear Boysと比べ、とても現実味がある
 
『巧いから勝てる』のではなく『勝てるから強い』という分け目もしっかり描かれており、高校の部活というものをリアルに表現している


【登場人物】
九頭龍高校バスケ部
通称クズ高。暴力事件や部室火災事件など当初は部活動としてまともに活動することもできなかったが今は落ち着いている。190cm台が3枚いるかなり大型のチームで、個々の能力も高いが初心者も多く当初は全く勝てなかった。
《車谷 空(くるまたに そら)》
身長153cm。存在そのものがチームの弱点と言えるほどの低身長だが、高い成功率を誇る3Pシュートを武器にするPG。ハンドリングも良く優秀なドリブラーでもあり、最近はフォームを改善し成長著しい。
円は憧れの存在。七尾に関しても軽い恋愛感情を抱いているものの鈍感であるため自分の気持ちもあまり分かっていない。
バッシュはジャパンプロ→エアズームフライト5→エアズームブレイブ3。身長153cmの選手がワンハンド且つ高確率で3Pを決められるかは甚だ疑問である。


《花園 百春(はなぞの ももはる)》
187cmの高身長でゴール下で活躍するクズ高キャプテン。金髪リーゼントだったが後にただの短髪に変わる。シュートが壊滅的に下手で試合ではダンクしかさせて貰えないなど扱いが酷い。しかしシールやブロック、リバウンドなどのセンターとしてのスキルは軒並み高く、身体能力にだけ関しては言えばチームで1番。
円とは両想いの仲だがお互い引っ込み思案で進展しない。
幽体離脱経験者。

《花園 千秋》
193cm、90kgの巨体を持つ百春の双子の兄。全然似ていない。ギャグ要員。広いコートビジョンと高いパスセンスでインサイドでPGの仕事をするポイントフォワード。百春ほどではないがシュートが苦手。天才肌で赤点スレスレが多い部員のなかで成績はいつもトップクラス。
七尾に惚れている。
前述の通りギャグ要員だが、キレた時の恐ろしさは部内で1、2を争う。
PS2のコントローラーを単純な握力だけで握り潰した。巨大化したことがある。


《夏目 健二》
通称トビ(親が鳶職だったため)。センスは部内1。ドレッドヘアと入れ墨が特徴。ポジションはSG、SF。ドライブも遠距離もディフェンスも高水準でこなすスコアラー。とあるアクシデントで膝を故障し最近は出番が減っている。広島出身のため広島弁


《茂吉 要》
通称モキチ。
198cmの長身センター。スカイフックが出来るが角度がシビアなことや疲れるからしない。フィジカル面が弱く体力もないのが弱点
成績優秀で全教科満点取ったりするがクズ高自体の偏差値は低いためと思われる。

《安原 真一》
トビのバーター。初心者三人の中でも成長著しい。空手の経験者のためか足さばき、体さばきが独特でやりにくいらしい。遠距離は苦手だがハンドリングが強く、ドライブを得意としている。


《鍋島 竜平》
ヒゲや体毛が濃い。連載からしばらくは特に秀でた点はなかったが、空の指導もあり現在は3Pを武器にしようと磨いており徐々に活躍の場が出てきている。茶木と仲良し


《茶木 正弘(さき まさひろ)》
鍋島と仲良し。ディフェンスが上手く車谷監督からも評価されていたが、試合中に他のメンバーのミスを望む自分に気づき、葛藤の末に退部。


《七尾 奈緒》
マネージャー。144cmと身体的な問題でプレイヤーを断念した過去がある。強豪校の監督を唸らせるほどのベンチワークを持ち監督がいなかった時は練習メニューを組んだりしていた。
空に惚れているが最近はバスケ部の保護者的な描写が目立つ。ギターが得意だが歌は壊滅的にヘタクソ。


《薮内 円》
女子部のエース的存在。コートネームはマル。男子部とのパイプ役的なポジションで出番も多い。監督が来てからはバスケに専念し、
一対一のスキルを磨いている。百春とは両想い。
  

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