PONK!!(聖飢魔IIの大教典)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/07(土) 00:03:25
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){
&font(#008000){中国の山奥で}
&font(#008000){1000年に一度だけ}
&font(#008000){咲く花かき集め}
&font(#008000){煎じて飲めばHappy life}
}


#center(){&sizex(4){●PONK!!●}}

『PONK!!』は魔暦紀元前5年(1994年)7月1日に発布された[[聖飢魔II]]の第11大教典。
聖飢魔IIのオリジナルアルバムとしては最大の異色作、変わり種として知られている。
本作を以て聖飢魔IIは地球デビュー以来在籍してきたソニー(Ki/oon Sony Records)から離れる事になった。


***【概要】
閣下が出演した『写ルンです』のCMのヒットやアニメ『[[HUMANE SOCIETY>HUMANE SOCIETY 人類愛に満ちた社会(OVA)]]』の発布、ロックオペラ『ハムレット』への出演など、幅広い活動を繰り広げていた聖飢魔IIが前作『[[恐怖のレストラン>恐怖のレストラン(聖飢魔IIの大教典)]]』から2年ぶりに発布した大教典。
ルーク参謀のプロデュースにより、ロンドンは「ABBEY ROAD STUDIOS」にて、現地に長期滞在(生活)しながら録音された。

&font(#ff0000){殺人教典}と呼ばれた前作から180°方向性が変わり、同年に発布された小教典曲「TEENAGE DREAM」「闘う日本人」を中心に据えポルカからフォークソングまでをも網羅した意欲的な作風。

その、従来とは大きく方向性を異にする内容に発表当時は信者からも戸惑いの声が挙がったようだが、収録曲の方向性からか女性信者の支持は当時から高く、現在はバンドが特に脂の乗っていた時期のアルバムでもあるためか、人気の高い大教典となっている。

残念ながら前年に発布された人気バラード曲「世界一のくちづけを」(C/Wは隠れた魔曲「モザイクのLOVE MAZE」)は未収録だが、アルバム全体としてはしっかりとテーマや雰囲気が共通するコンセプトアルバムとして仕上がっている。


***【収録曲】
①千年香妃花(1:06)
作詞/作曲:DEMON小暮
※OPを飾るのは楽しいポルカ。
大昔のCMのようなノリの構成と、閣下の巧みな声色が妙に癖になる。
ラストの「CHINESE MAGIC HERB」とは対になっている。


②GUNS'N' BUTTER(4:24)
作詞:DEMON小暮/作曲:LUKE篁
※聖飢魔II屈指の爆音&高速曲。
閣下のヘビーなボーカルと超高音のシャウトは勿論、演奏も神(悪魔)掛かっている。


③闘う日本人(4:09)
作詞:DEMON小暮/作曲:XENON石川
※先行小教典として発売されていた、本アルバムひいては聖飢魔II全体の代表曲の一つ。
バブル期の日本を風刺した歌であり、現在は日本人への応援歌。
時代によって、微妙に歌詞を変えて歌われる(これはゼウスの妨害ではない)。
 

③ロマンス(4:32)
作詞/作曲:LUKE篁
※収録曲中でも屈指の人気を誇る愛のフォークソング。
活動絵巻『まわりやがれ』のエンディングも飾った名曲。
女性信者からの支持も高いラブソングだが、よりにもよって閣下は解散ミサ(99年12月31日THE ULTIMATE BLACK MASS)にて、信者も大合唱してたにも関わらず&font(#0000ff){思いっきり歌詞を間違えた}事でも有名。


④TEENAGE DREAM(5:13)
作詞:DEMON小暮/作曲:LUKE篁
※こちらも小教典化された、悪魔のラブソング。
そもそも悪魔が十代って……ってなもんだが、ガチで泣ける名曲。


⑤A STICK AND HONEY(5:58)
作詞:LUKE篁/作曲:DEMON小暮
※つまりはチ○コとマ○コを歌った歌。
ハードロックではあるが、曲調はインド風?
当時としても懐かしいオリエンタル風味。


⑥THE REQUIEM(6:12)
作詞/作曲:DEMON小暮
※テーマも曲調もボーカルも渋いバラード。


⑦KING OF THE STREAK(1:21)
作詞/作曲:DEMON小暮
※まさかのチ○コソング第2弾。アップテンポに歌え!


⑧やさしさが人を殺める(5:58)
作詞:DEMON小暮/作曲:RIDEN湯沢
※ポップスというより、ニューミュージックと呼ぶのが相応しいであろう日本では珍しい音。編曲も秀逸。


⑨モーニングティーを二人で(4:31)
作詞:DEMON小暮/作曲:LUKE篁
※これも別タイプながら、日本では珍しい形式のポピュラーソング。
 

⑩ふたりのWHITE NITES(2:26)
作詞:DEMON小暮/作曲:ACE清水
※フォークソング……というよりも弾き語りのような、短い中に魅力のたっぷり詰まった大人な曲。
シチューを食べながらどうぞ。


⑪JUST LET ME GO(8:14)
作詞/作曲:LUKE篁
※壮大なCMにも使えそうと讃えられた、大きくも暖かいバラード曲。
前述の解散ミサの際にはアコースティックバージョンにて演奏された。


⑫CHINESE MAGIC HERB(2:07)
作詞/作曲:DEMON小暮
※ラストを飾るのはOPの「千年香妃花」と対になるこの曲。歌詞もほぼ英訳。
編曲が楽しい。


***【余談】
本作の制作理由については、小室ファミリーの躍進やバンドブーム終焉の煽りを受けた「時代の変化(J-POP>HR/HM)」が挙げられる事が多い。
聖飢魔IIのソニーとの契約解除も、表向きには「閣下の世を忍ぶ仮のスキャンダル」とされているのだが、上記の事情もあるので真相は不明である。
 
ちなみに、ジャケットの貧血で倒れるイギリス衛兵の写真はセックス・ピストルズのベスト盤『Jubilee』にも使用された有名な作品。
ついでに、レーベルの紳士の正体は……『[[NEWS>NEWS(聖飢魔IIの大教典)]]』を待て。


***【参加構成員/教典データ】
◆DEMON小暮(Vocal, Voices)
◆ACE清水(Guitar, Chorus)
◆Sgt.LUKE篁 III(Guitar, Chorus)
◆XENON石川(Bass, Chorus)
◆RAIDEN湯沢(Drums, Chorus)
◆WRECTOR.H(Keyboards)

■収録時間 56分11秒
■レーベル FITZBEAT(Ki/oon Sony Records)
■プロデュース LUKE,DEMON,HIROSHI KAWAZURA



追記・修正したくなるのは我々&font(#800080){悪魔}の仕業だ!!

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- 作成乙です。「石川先生…、キスしたこと、あります?」(白目むいてレロレロレロレロ  -- 名無しさん  (2016-03-25 03:40:23)
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