さなか(パーフェクトフレンド)

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さなか(パーフェクトフレンド)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/10/13(土) 00:07:55
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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さなかは、野崎まどの小説「[[パーフェクトフレンド]]」の登場人物。おそらく主人公。

ショートカットでガチャピンのようなジト目の少女。ジト目なのは「これ以上目を開いても得られる視覚情報は変わらない」から。
小学4年生ながらイギリスで既に大学を卒業しており、あろうことか数学者として働いている飛び級天才少女。
正式に義務教育を受けなくても済むが、母親の思いをくんで一応小学校に籍を置いている。ただし母親の思いもそれほど強いものでもなかったので4年間ずっと不登校だったが、理桜達の話を聞いて友達というものに興味を持ち、学校に通い出す。
普段から無表情で、抑揚のない声で話すが、毒舌。

遠足のプリントを折って「遠足の持ち物―汚れてもいい校長先生」としたり、「水筒―中身は水か校長先生」としたりするなど茶目っ気もある。
前述した通りジト目だったり、前髪が伸びてきたら適当に自分で切るなど女子力()は低いが、顔はよく、他クラスのイケメンにかわいいと言われたりしていた。
ちなみに部屋はかなりの汚部屋。PCの周辺以外は全て本で埋められている。ちなみに部屋を片付ける=その本の群れを全て捨てる事らしい
学校ではとっくに習い終えた授業を聞かずに人間観察に努めた。事情を話して他のクラスで授業を受けたり、&font(#ff0000){「一部の『特殊な趣味を持つ生徒』の妹だと言えば虚言を妄想で補って真実にしてくれる」}と言って高校や中学に乗り込んだりしていた。

名(迷)言

「貴方を苦しめたいのです」

「よろしくだにゃー」

「許し合わないと貴方を許しませんよ」

「ふふっ……内緒!」

「シシュンキの悩み……それはどこにいけば手に入りますか」

「そんなことはありません。こう見えても小さな頃は、十で思春期十五で反抗期二十過ぎれば只の人と謳われたものです」

「今の「どうせあんたも来るんでしょ?」は「あ、ヤバイ、三人て言っちゃった。勘違いしないでよ。私はまだあんたのこと友達とは認めてないけど、まぁお泊まり会となったら来たがるだろうから、しょうがなく数に入れて考えてあげるんだからね」というツンデレ的立ち位置を表明した発言ということでいいですか」

「具体的にどのあたりが大人なんですか」

「足を嘗めてもいいですよ」


「童貞(まほうつかい)……」

「童貞(きのせいでしょう)」

「凄いんですね、童貞」

「別に何も言ってないですよ(ど う て い)」

「蹴ってもいい人間がこの世には存在します」

「薄汚い口で話しかけないでください豚野郎」

「この豚魔法」

「じゃあぶひぃぶひぃと鳴いてください」

「大魔法使い…………&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){どうてい}}}」

「 問."友達とは何か"
答え. 人類の効率を向上させるシステム。
問."なぜ友達が必要か"
答え . 人類の効率を向上させるため。 です」

&font(#ff0000){「理桜さんは友達ですから」}


以下、パーフェクトフレンドのネタバレ







大量の人間を観察し、さなかはf=3,323018という友人定数を導きだす。
そしてさなかは結論を出した。友人とは、友人同士で固まっていると様々な事柄がうまく行くから作るのであると。自分を庇って怪我をしたやややの行動も、「見捨てるとグループが崩れるが、庇えばそれで自分が死んだ後もグループは続くから」と言う。
さらに友人定数に合わせてデフォルメ化された自分達のクラスまで作り、定数通りに動けば誰でも友人が作れるのだと。
そして、もう友達というものは理解したから学校には行かないと。
理桜はそれを聞いてショックを受け、はじめて自分が既にさなかの事を友達だと思っていたのを自覚する。

以下、さらにネタバレ





既に友達というものは理解したにも関わらず、寂しさからまた学校に通い始めるさなか。初めは自覚していなかったものの、理桜達とすごすうちに自分の気持ちを理解し始める。


が、理桜が事故により死亡してしまう。
それによってさなかは自分の出した結論が間違いだった事を知る。







#center(){"グループ内の一人が死亡しても、友達のグループは存続する。その方が、最終的なコストパフォーマンスを見た時に効率が向上している"

効率が上昇する?

最終的な効率が上回る?

嘘だ。嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ。

間違っている、間違っている、間違っている、間違っている、間違っている、間違っている、間違っている、間違っている、間違っている、間違っている。



だって。
だって私は、知らなかった。}

#center(){&font(#ff0000){残された方に、こんなにも大きな損害が発生するなんて知らなかった。}}



死んでしまうほど精神を苛まれる中で、さなかは吉祥寺の魔法使いに会う。
そしてさなかは教えてもらう。
友達とは非論理的で反利害的で超経済的な、人の理解を越えた存在であること。人は無限の世界を手にするために、友達が必要なこと。
例え魔法を使っても友達は作れない事。
それを聞いた時、さなかの目からは涙が一滴こぼれた。



さらにネタバレ






魔法使いが産み出した蛍を追いかけるように言われるさなか。
何時間追い回しても夜があけず、人にも合わなかった。
さなかが疲弊しきった時、蛍は魔法使いの元に戻った。そして無数の蛍の光の中から、死んだはずの理桜が現れる。
生き返った理桜とさなかは、やややと柊子と、これからもずっと友達であることを予感していた。



以下、さらにさらにネタバレ






もし理桜の両親や他の大勢の人間の協力があれば、魔法なんてなくても理桜の死を偽装し、今回の物語を人為的に起こす事ができる可能性があるとさなかは理桜に語る。だが結局決定的な証拠はどちらの説にもない為わからず仕舞いだった。
しかしさなかは、それらのほとんど(全てではないためやはり決定的な証拠にはならないが)を行え、尚且動機もある人物に心当たりがあった……

最後のネタバレ







フルネームは最原最中。[映]アムリタの最原最早と二見逢一の娘である。
ちなみに自分の名前を平仮名で書くのは画数が多くて面倒だから

「2」のネタバレ
[[最原最早]]を参照


追記、修正お願いします#center(){&font(#0000ff){&u(){ど}}} #center(){&font(#0000ff){&u(){う}}} #center(){&font(#0000ff){&u(){て}}} #center(){&font(#0000ff){&u(){い}}}

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