F-15

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/31(火) 15:07:05
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#center(){&font(#0000ff){大空を守る鋼鉄の鷲}}

F-15とはマクダネル・ダグラス社(現ボーイング)が開発した制空戦闘機である。愛称はイーグル。



乗員 1名(B/D/DJ型は2名)
全長-19.43 m
全幅-13.05 m
全高-5.63 m
翼面積-56.5 m2(C)
空虚重量-12,973 kg
最大離陸重量-30,845 kg
発動機:P&W製F100-PW-220ターボファン・エンジン2基(A/B/C/D型)
推力 :64.9kN/105.7kN(A/B)
   :P&W製F100-PW-229ターボファン・エンジン2基(E型)
推力 :79.2kN/129.5kN(A/B)
最大速度 M2.5

アメリカ空軍などで運用された[[F-4>F-4(戦闘機)]]ファントムの後続機としてで開発された。優れた格闘性能や長射程の空対空ミサイルを運用能力を持つ第4世代戦闘機である。
 

■特徴
本機の特徴は[[F-16]]やF-111のように新技術を採用することなく、A-5などで前例があるクリップトデルタ翼を採用。コックピットのキャノピーには涙滴型を採用し、360度の視界を確保している。


■開発まで
F-15が開発されるまで「ミサイル万能論」(射程の長い[[ミサイル]]で敵を倒す、飛行機はミサイルを運ぶキャリアーと成る)が軍の主流だった。しかし[[ベトナム戦争]]ではたびたび近接戦闘すなわち[[ドッグファイト]]が起こり、ミサイル万能論が前提となっているF-4やF-111はミサイルを2発しか積めないMiG-21や旧式だが運動性の良いMiG-17などに苦戦を強いられた。

この結果や、今後戦うだろう(この時は高性能だと思われていた)[[MiG-25]]やMiG-23、台頭してきたスホーイシリーズに対抗する為、軍は格闘戦に優れた戦闘機の開発を決定。研究契約を結んだ8社に以下のRFPを出した。
 
・マッハ0.9、高度30,000フィートにおける高G機動で異常振動を生じない。
・上記空力特性を持つ翼を使い、広い飛行速度高度域で充分なエネルギー/運動能力を持つ。
・空中給油、または増槽のみで大陸間の長距離回送飛行が可能。
・搭載兵器は全任務に対して一人で操作可能。
・現実的な空対空戦闘を想定して4,000飛行時間の疲労寿命の安全係数を4として試験で証明する。
・最新の技術を利用した操縦席艤装を行い、特に近接格闘戦ではヘッドアップディスプレイを利用する。
・理論整備工数は1飛行時間あたり11.3人/時。
・構成機器の平均故障時間は上記整備工数内で対応。
・操縦席の視界は360°確保すること。
・主エンジンは機内設備のみで起動できること。
・機体構造、電気、油圧、操縦装置は戦闘状況下で無事に基地に帰投できる高度の生存性を持つ。
・対戦闘機戦闘装備状態の総重量40,000ポンド(約18.1トン)級。
・サブシステム、構成部品、装備品は少なくとも試作品による実証済みのものに限る。
・最大速度は高空においてマッハ2.5の速度を達成する。
 
提出された案を元にフェアチャイルド・ノースアメリカン・マクダネルの三社に選出。6ヶ月の研究契約を結び。各社期日通りに設計案を提出。
フェアチャイルドは変形デルタ翼の機体、ノースアメリカンはオージー翼の機体、マクダネルはデルタ翼の機体である。
そしてついにマクダネルと契約を結びF-15は誕生したのである。

しかし、高性能故に価格が高騰。
このままでは必要な機数を揃えられないので、安価な軽戦闘機(昼間戦闘機)を合わせて機数を賄うことにした。
それが[[F-16]]。
この考えはハイアンドロー戦略と呼ばれ、ソ連・ロシアもこれに倣った。
 

■バリエーション
 
・F-15A/B
初期生産型
Aは単座、Bは訓練用複座機。
輸出型にはF-15バズ(イスラエル空軍でのF-15A/B呼称)が存在する。
 
・F-15C/D
レーダー等を改装
CとDの違いはA/Bと同じ
J/DJはC/Dに若干手を加えた日本仕様機。
また他の輸出型には、F-15アケフ(イスラエル空軍でのF-15C/D呼称)が存在する。
 
・F-15E(ストライクイーグル)
複座型をベースとした戦闘爆撃機。複座型原型2号機の機体を改修しデモンストレーターとし、制式採用にあたり軽量化と構造強化のためにチタニウムを多用し機体の約60%を再設計した。
またコクピットも一新。
HUDを視野角の広いものに変え、多機能表示装置(うち一つはフルカラー)をつけた。
韓国ではF-15K スラムイーグルとして採用されている他、F-15S(サウジアラビア空軍向け生産型)、F-15Iラーム(イスラエル空軍向け生産型)、F-15SG(シンガポール空軍向け生産型)が存在している。
 
・F-15(実証機)
F-15S/MTD(STOL実験機), F-15ACTIVE(先進制御テクノロジー研究機),F-15IFCS(知的制御飛行システム研究機),
複座型原型1号機をベースとした実験機。
 
・F-15A STREAK EAGLE(記録挑戦機)
この機体は、飛行に悪影響を及ぼす機器類が徹底的に排除されている。
塗装からレーダーやFCS類、アレスティングフック、M61A1バルカン砲、一部の汎用油圧システム、ジェネレーター1基、必用限度以外のアクチュエーター迄である。
これらを撤去した記録挑戦機は実に1,270kgもの軽減化を達成した。
この素地が露出したF-15は、全裸で街や店内など衆人監視の中を走り回るストリーキングにちなみ STREAK EAGLE(ストリークイーグル)と呼ばれた。
すなわち「&font(#ff0000){全裸のイーグル}」である。
 
・F-15FX(F-15E発展型)
F-15FXはAN/APG-63(V)3 AESAレーダーを搭載し、戦闘機間データリンク(IFDL)の装備、デジタル地図装置、暗視ゴーグル対応型コックピット、JHMCSの運用能力付与、
12000時間の飛行可能な9G対応の機体構造、19箇所のハードポイント、第3世代可視光/赤外線目標表示システム、先進電子戦システムの装備、AIM-9XサイドワインダーやAGM-84ハープーンなどの新世代兵装の装備などが盛り込まれる。
また、SE型と同様に空自のF-4EJ改の後継機となるFX候補でもある。
 
・F-15SE(ステルス性向上型)
F-15の海外カスタマー向けの将来需要を見込んで開発された機体であり、ステルス性を高めるためにCFTを改造してコンフォーマル・ウェポンベイを側面と下面に1箇所ずつ、左右合わせて4箇所設置し、AIM-9、AIM-120AMRAAM、JDAMやGBU-39SDBなどが搭載可能であり、従来型のダッシュ4CFT付け替える事で現行のF-15Eに搭載可能な兵装はすべて搭載可能だという。
このほか、垂直尾翼を改設計して外側に15度傾斜させるとともに軽量化と空力改善を図り、信頼性改善のためにデジタル飛行制御システムを導入。
自己防御用器材としてイギリスの名門、BAEシステムズ製DEWSを装備、レーダーはAN/APG-63(V)3 AESAレーダーを搭載する。


 

■兵装

・F-15A~D
AIM-7F スパロー(中射程/4発)
AIM-120 AMRAAM(中射程・打ちっぱなし・スパローの後継/4発)
AIM-9L Mサイドワインダー(短射程/4発)
M61A1バルカン砲(口径20mm/940発)
ASM-135 ASAT(&font(#ff0000){対衛星ミサイル}・試験運用のみ)

・F-15E
対空兵装はF-15A~Dと同じだが、対地兵装が追加された
ペイヴウェイ(レーザー誘導爆弾)
┣GBU-28/Bバンカー・バスター(遅延式信管で地下ターゲットを破壊できる大型爆弾・2130kg・F-15E特製)
┣GBU-15(遠距離滑空赤外線誘導爆弾・907kg・射程28km)
┣AGM-130対地ミサイル(GBU-15にロケットモーター・慣性航法装置・GPSを追加射程45km)
┣GBU-39(小型爆弾・射程110km)
┗GBU-53/B(GBU-39の精密誘導版)
JDAM(GPS誘導爆弾)
&font(#ff0000){核爆弾}

片翼を失っても帰還できた、という逸話がある。



追記修正はF-15を愛しながらお願いします

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