&font(#6495ED){登録日}:2012/02/02(木) 03:38:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ たとえあんたが何もかも忘れてしまっても 私たちは、待ってるから } 『STEINS;GATE 比翼連理のアンダーリン』(シュタインズゲート ひよくれんり~)は、『[[Steins;Gate]]』のファンディスク『Steins;Gate 比翼恋理のだーりん』のノベライズ。 全3巻。 著:海羽超史郎 表紙:huke 口絵:huke、池田靖宏 (5pb.) 挿絵:池田靖宏 (5pb.) レーベル:富士見ドラゴンブック ・&link_anchor(ページ内のリンク先){概要} ・&link_anchor(ページ内のリンク先){ストーリー} ・&link_anchor(ページ内のリンク先){登場人物} ・&link_anchor(ページ内のリンク先){未来ガジェット} ◆&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){概要}  ̄ ̄ ̄ if世界でヒロイン達とキャッキャウフフ出来る原作ファンディスク『比翼恋理のだーりん』のノベライズ版。 著者は『Steins;Gate』にオリジナル展開を付加したノベライズ『[[STEINS;GATE 円環連鎖のウロボロス]]』を担当した海羽超史郎。 原作と同様に、岡部倫太郎を主人公とした一人称形式。 『だーりん』のエピソード群をベースとしながら、不明瞭にされていた設定に対する独自解釈を盛り込んだオリジナルのストーリーが展開される。 また、とあるスピンオフストーリーとのリンクの可能性が示唆されている。 キャラクターや設定の紹介解説はざっくりと触れる程度に留まるため、『だーりん』同様、原作・アニメ・『ウロボロス』経験者向きの色が強い。 特に『ウロボロス』読了とドラマCD視聴を済ませておくとより楽しみやすい。 『ウロボロス』で見られた文字を囲う文字等の特殊な表記は控えめになっている。 加えてページ数も約370ページと、やや抑えめ。 △ ◆&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){ストーリー}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8/5、過去を変えるDメール送信実験の準備中に意図せぬ世界線変動が起きる。 そこではいつの間にか5人から8人に増えていたラボメンが集まって新ガジェット完成祝の準備をしていた。 変動後の世界では未来ガジェット研究所に多額の電気料金請求が来ており、Dメール送信実験を中断している状況。 そこで岡部は新ガジェット開発販売やアルバイトによって、本格的にその資金を調達することになる。 △ ◆&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){登場人物}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 原作での活躍等詳細はSteins;Gateの登場人物及び各リンク先を参照。 *岡部倫太郎 『『『『『『 #center(){我が名は――鳳凰院凶真ッ!!} #right(){』』』』』』} 冒頭で8人に増える主人公。 時折何かのイメージがほんやりと記憶をかすめることがある。 *[[椎名まゆり]] ―あんなところにいたのか。― #aa(){{ δ ̄ ̄ ̄λ (U´・ω・) < うっかりうっかり、 C/ | ワンワン し‐し‐-J }} ロボまゆしぃも登場するのです★ 2巻の表紙を飾る。 *橋田至 ―お前もうちょっと普段から本気出せ。― コミュ力の高いHENTAI紳士にして、力の入れ方が極端な闇プログラマー。 *[[牧瀬紅莉栖]] ―面白い冗談だ。― 未来ガジェット12号機「ダーリンのばかぁ」と13号機を開発している。 帯の「助手、激デレ!?」の文言とともに1巻表紙を飾るネコミミツンドラ地獄メイド。 *[[桐生萌郁]] ―Fカップぐらいか。ううむでかい。― 編集プロダクション「アーク・リライト」のアルバイト。 基本的に要領は悪いが、編プロの仕事は出来る模様。 意外な才能が明らかになる。 *[[漆原るか]] ―美少女だ。繰り返す。美少女だ。― 変動後の世界でも原作にあった変化がなくそのまま。 『円環連鎖のウロボロス』では挿絵に一度も登場しなかったが、今作品では1巻の時点で2枚分が収録されている。 *[[フェイリス・ニャンニャン]] ―わ、罠だ。間違いない。― いつの間にかラボメンになっていた、魅了魔法キャストオフの使い手フェイ略。 直接支援は無いがラボの資金面で助けになる。 *[[阿万音鈴羽]] ―しかし、見事な腕前だな。― ブラウン管工房に入ってすぐにラボメンナンバー008になっていた野生児。 紅莉栖に距離を置いていたはずが、宴会で談笑もするようになっている。 *天王寺綯 ―そしたら、凄かった。― 岡部に懐いている。懐き具合は満面の笑みを浮かべながら離れなかったり、頬を染めもじもじするほど。 本作品はその内容から「綯ルート」と言われることも。 *天王寺裕悟 ―俺はきっと殺される。― 時折仕事が遅くなる時には、岡部とまゆりに綯の面倒を見ることを頼んでいる。 萌郁の身元保証人で親代わり。 *4℃(シド) ―なんだこれは?― やたらと長い肩書を持つ、ガイアに囁かれていそうなレザーの黒ずくめ。 *漆原栄輔 ―あれも父上の影響と考えれば納得が……― 直接の登場はしないもののやはりアレなるかの父。 △ ◆&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){未来ガジェット}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 新規に登場する九号機以降のガジェットは、全て変動後の世界の岡部が過去に製作・開発を指示していた。 九号、十号、十一号は世界変動の時点で既に完成している。十二号、十三号は紅莉栖が製作中で、十四号は橋田が開発を指示されていた。 ☆八号:電話レンジ(仮) 過去を変えるDメール送信装置。 電気料金問題から実験が凍結されている。 通常の電子レンジ機能は健在だが、電気料金の問題から回数規制をされている。 ☆九号:泣き濡れし女神の帰還 (ホーミング・ディーヴァ) GPS搭載のビニール傘。 傘が開いていないとGPSが動作しない。 ☆十号:びっくりメガネちゃん 目の前の光景をデータ変換し、3D映像として再投射するメガネ。 2Dの嫁も3Dになる。 ☆十一号:バーローのアレ ジェット噴射スケートボード。 ダイエットコーラにメントスを投入することで推進する。 萌郁にメントスを入れられかけた。 ☆十二号:ダーリンのばかぁ 二本一組のブレスレット型愛情測定機。 内蔵センサーが浮気とみなすと電撃を流す。 動作チェックがされないままにふとしたことで装着されてしまう。 ☆十三号 紅莉栖の発案で開発されている、公表する気のないガジェット。 大学での研究を発展させたものらしい。 ☆十四号 秋葉原一帯のアナログ電波をジャックするガジェット。 使うのは無理でも資金になるならとダルも開発の意欲を見せていた。 話を聞いた岡部によって開発計画が凍結される。 △ ◆以下ネタバレ &link_anchor(ページ内のリンク先){ネタバレ回避} ・&link_anchor(ページ内のリンク先){1巻後半まで}(ネタバレ軽度) ・&link_anchor(ページ内のリンク先){1巻終盤} ・&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){1巻後半まで} 秋葉原ラジオ会館に突き刺さっていたはずの人工衛星は、忽然とその姿を消していた。 電気料金調達のために、バンド動画コンテストへの参加やメイクイーン+ニャン2でのアルバイトをすることになったラボメン達。 その合間に、岡部は綯・まゆりとともにブラウンのいない天王寺家に泊まり、紅莉栖は未来ガジェット十三号機を完成させる。 ラボメン全員でのアルバイトも一段落すると、岡部はアルバイトとして単独で萌郁の仕事に付き合うことになる。 ・&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){1巻終盤} コミマの日に綯・萌郁との映画鑑賞や散策を済ませた岡部。 日が暮れた頃にラボに帰り着くと、ブラウン管工房の半開きにされたシャッターから明かりが漏れていた。 ラボも明かりが付いているものの、一切の喧騒を感じさせず岡部は違和感を覚える。 その後ラボに上がった岡部を、一人佇む紅莉栖が待っていた。 そこで岡部は、「タイムリープマシン」が完成したことを告げられる。 岡部はその事実や、何故か「人の記憶データの容量」を知っている自分自身に、そして続く紅莉栖の言動に困惑する。 そんな岡部を、紅莉栖の執念が過去に送り込む。 #center(){ じゃあね、岡部 あんたが“思い出す”のを待ってる 8/14 20:37 → 8/8 0:37 } △ #right(){ ――逃げられると思うな ――岡部倫太郎 } △ [[ネタバレここまで>&aname(ページ内のリンク先,option=nolink){ネタバレ回避}]] #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,0) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ #comment }