とあるの夏(WS)

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とあるの夏(WS)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/28(月) 01:30:07
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center(){&font(#ff0000){「西暦2011年夏、舞台は屋根下のバーンに包まれた」}}






「とあるの夏」とは、ブシロードカードファイト2011 [[ヴァイスシュヴァルツ]]大会 ネオスタンダード において、「禁書目録&超電磁砲」が圧倒的強さで環境を支配した現象、もしくはその大会そのものを指す言葉である。

命名の由来はMTGの「[[ネクロの夏]]」




■何故とあるの夏が起きたのか
まず、「[[とある>とある魔術の禁書目録]]」は非常に人気が高いタイトルである。その人気は全タイトルの中でも上位だろう。
ヴァイスシュヴァルツは自分の好きなタイトルしか手を出さないユーザーが多数存在するため、人気高い=使用者が多い、ということに繋がる。

それに加え、追加エキスパンションである「禁書目録Ⅱ&超電磁砲」での強化が追い風となった。


特に「戦犯」としてよく名前が挙がるのは屋根下こと「&color(red){一つ屋根の下 美琴&黒子}」と、「&color(Blue){“冥土帰し”}」である。

RG/W13-052 
カード名:&color(red){一つ屋根の下 美琴&黒子} 
カテゴリ:キャラクター 
色:赤 
レベル:3 コスト:2 トリガー:1 
パワー:10000 ソウル:2 
特徴:《超能力》・《風紀委員》 


【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時か『 チェンジ 』で舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。 
【自】[@ 手札を1枚控え室に置く]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのターン中、このカードのパワーを+2000し、このカードは次の能力を得る。「【自】このカードのバトル相手がリバースした時、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。」 (ダメージキャンセルは発生する)


ID/W10-084 
カード名: &color(Blue){“冥土帰し” (ヘヴンキャンセラー)}
カテゴリ:キャラクター 
色:青 
レベル:0 コスト:0 トリガー:0 
パワー:2000 ソウル:1 
特徴:《科学》・《カエル》 


【永】他のあなたの《超能力》のキャラすべてに、『【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]』を与える。 



■強さについて
「とある」は全レベル帯で優秀なアタッカーが存在する。

レベル0では、「移動」と呼ばれる強力な能力を持った「&color(red){お姉さまへの憧れ 黒子}」

レベル1では、軽い条件で常時7500の高パワーアタッカーとなる「&color(red){常磐台のお嬢様 黒子}」
このカードをクロック絆で回収可能な「&color(red){常磐台のお嬢様 美琴}」の存在も大きい。

レベル2では「&color(red){パジャマの美琴}」から「&color(red){一つ屋根の下 美琴&黒子}」へのチェンジを狙う。
これを支えるのは場面全体へのレベル応援持ち「&color(green){“多才能力者”木山}」


これらのアタッカー、特にお嬢様黒子と屋根下は、コストが高い代わりに強力といったデザインである。
しかし、いくら強力といっても相手も2000+1CXを張るなど少し頑張れば倒せるのがWSである。

だが、こいつらの後ろには「&color(Blue){“冥土帰し”}」が存在した。

これでアンコールを付与する事で、とある側は安定した戦線を維持できていた。先ほど少し頑張れば、と記述したが、1回だけならともかく何度も何度も少し頑張るのはキツい。

何度も蘇るこいつらを相手にし、徐々にアドを取られていく事になるだろう。


そうやって得たアドを、ゲームの勝敗に直結させる能力を有しているのが屋根下である。
余ったリソースを使いきる、という観点で見てこれ程優秀なカードはそうは存在しないだろう。

加えて、このカード自身レベル2帯から登場して場を制圧でき、倒してもアンコールで蘇る。

屋根下は能力でパワーが上がる点も見逃せない。制圧も非常に容易である。
リバースする対象にレベル2以上等の制約もなく、簡単にゲームエンドまで持っていく事が可能。


このように、優秀アタッカー、それを支えるサポート、強力なフィニッシャーと3拍子揃った非常に強力なデッキが「とある」であった。

勿論、「後列の冥土帰しを除去されると辛い」「回収が弱い」等の弱点も存在した。事実、対エヴァでは後列の冥土帰しが焼かれるため、とある側は苦戦を強いられていた……とは言っても勝率は4〜5割程度。つまりほぼ互角である。相性が悪いとされるデッキでさえこれなのだから、どれだけ「とある」が強力だったかが窺える。
■BCF2011 と その後
前述の理由から、BCF2011ではとあるの参加者、入賞者が多かった。
地区大会32枠のうち、14枠が「とある」(超能力13、魔術1)という結果となった。
ヴァイスシュヴァルツの参戦タイトル数を考えると、これは非常に多い。

また、全国大会決勝では&color(red){1〜4位全てが「とある」}というグランドスラムを成し遂げた。
全国大会では参加者30人中16人が「とある」だった。まさかの過半数越えである。



この為、「&color(Blue){“冥土帰し”}」は2011/8/18 をもって【ネオスタンダード構築】【タイトル限定構築】での使用禁止。

「&color(red){一つ屋根の下 美琴&黒子}」も同じく2011/8/18 をもって【ネオスタンダード構築】【タイトル限定構築】で2枚制限となった。


屋根下については、ヴァイスシュヴァルツ唯一の枚数制限という異例の措置が取られた。
また、発売から僅か半年で制限となり、これは&color(red){ヴァイスシュヴァルツ史上最速}
加えて、レアリティがRR or SRと制限カードの中でも最高のレアリティである。

この為、「ブシロードは発売後間もないパックの目玉となるRRに規制がかけれるか」が注目されていたが、この制限により「レアリティやパック発売時期に関係無く、環境を壊していると判断された場合規制が入る」事が判明した。


現在はこの制限のお陰で「とある」は大分落ち着いている……とは言っても、未だにお嬢様黒子や2枚といえど屋根下は健在で、トップメタ5強(とある、ハルヒ、まどマギ、エンジェルビーツ、化物語)に居座るだけの実力は有している。




追記・修正は屋根下でバーンを撃ってからお願いします。
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